JP2002030294A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴム、プラスチック、金属またはガラスにドライ潤滑性を付与する目的で、改良された摩擦係数を有する被覆を形成するための、下記特性を満足する熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
該熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンは、分枝を有する、および/または線状の(パー)フルオロポリエーテル(PFPE)をベースとする熱架橋可能なカチオン性オリゴウレタンの水性分散体から得られるものであり、該カチオン性オリゴウレタンは、蒸気圧浸透圧法により測定される数平均分子量が9,000以下であり、かつ、次の成分(a)および成分(b)に相当するモノマーおよびマクロマー、ならびに、次の成分(c)および/または成分(e)に相当する化合物から形成されるものである。
成分(a): ジブチルアミン−HCl滴定(ASTM D2572)により測定されるNCO官能価が2より大きく、好ましくは3〜4である脂肪族、環状脂肪族または芳香族ポリイソシアネート;
成分(b): 化学的に互いに異なる2つの官能基を有する次式(Ib)で表わされる2官能性水素化モノマー(ヘテロ官能性モノマー): X0−(CR1 A2 Ab−Y0 (Ib)
式中、R1 AおよびR2 Aは、互いに同一であっても相異してもよく、水素およびC1〜C10脂肪族基から選ばれ、bは1〜20、好ましくは1〜10の整数であり、X0は XAH(XA=OまたはS)であり、またY0は 塩形成性、アニオン性またはカチオン性官能基であり、ただし、X0=OH、b=1、R1 A=R2 A=Hのときは、Y0は、好ましくは次式(Ib1): -CH2O−(CH2−CH2O)nT−CH3 (Ib1)
(式中のnTは3〜20の整数である)で表わされる親水性基である;
成分(c): 数平均分子量400〜3,000、好ましくは700〜2,000を有する2官能性ヒドロキシル化(パー)フルオロポリエーテル(PFPEジオール);
成分(e): 数平均分子量300〜1,000、好ましくは400〜800を有する単官能性ヒドロキシまたはカルボキシ(パー)フルオロポリエーテル(e0)または数平均分子量300〜1,000、好ましくは400〜800を有する単官能性ヒドロキシ(パー)フルオロアルカン(e'); さらに、 上記カチオン性オリゴウレタンの形成には、任意成分として、下記化合物(d)および/または(dI)が用いられてもよい;
成分(d): 架橋可能な化学官能基を上記カチオン性オリゴウレタンに導入可能にする前記式(Ib)で表わされる水素化モノマー、ただし、式(Ib)中のR1 A、R2 A、bおよびX0は上記のとおりであり、またY0
【化1】

Figure 2002030294

−OCOC(RI B)C=CH2(式中RI B=HまたはCH3)、−Si(ORX)3(式中RXはC1〜C5、好ましくはC1〜C3の飽和アルキル)、−CH2CH=CH2、−OCH=CH2の中から選ばれる官能基であり;
成分(dI): NCO基とともに、加水分解に対し安定であるが熱に対し不安定な結合を形成し得る、NCO基のブロック剤として知られている水素活性な化合物であって、例えば、ケトオキシム類(例えば、メチルエチルケトオキシム)、フェノール類およびモノ−およびジ−アルキル置換フェノール類(C1〜C8アルキル置換基を有する)、ピラゾール、カプロラクタム、エチルマロネート、アセチルアセトン、エチルアセトアセテートの中から選ばれる水素活性な化合物。
【請求項2】
上記カチオン性オリゴウレタンの形成に、成分(a)+成分(b)+成分(c)および所望により成分(e)が用いられる請求項1記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項3】
上記カチオン性オリゴウレタンの形成に用いられる各成分の量が下記のとおりである請求項1または請求項2に記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
成分(a)(ポリイソシアネート): 乾燥オリゴウレタンの合計重量に基づき10〜70重量%、好ましくは20〜40重量%;
成分(b)(イオン性ヘテロ官能性水素化モノマー): 乾燥オリゴウレタンの合計重量に基づく重量が、モノマーの分子量について計算した成分(b)のモル数と成分(a)中のNCO基のモル数との比として1/3:1ないし2/3:1の範囲;
成分(c)(PFPEジオール): マクロマー(c)の分子量について計算した成分(c)中のヒドロキシル基のモル数と残留遊離NCO基のモル数(合計NCO基のモル数と成分(b)と組み合わさったNCO基のモル数との差)との比として3〜1.1、好ましくは1.5〜1.1の範囲;
なお、成分(c)が用いられない場合(この場合は成分(e)が用いられる)は、成分(e)+成分(d)+成分(dI)の合計モル数と残留NCO基のモル数(当初の成分(a)の合計モル数と、成分(b)と反応した成分(a)のモル数との差)との比が1:1であり、かつ成分(e)が乾燥オリゴウレタンの重量に基づき少なくとも30重量%用いなければならない;成分(c)が用いられる場合は、成分(e)+成分(d)+成分(dI)の合計モル数は、成分(b)のモル数に基づき、0〜90重量%、好ましくは0〜60重量%の範囲である。
【請求項4】
成分(a)の脂肪族、環状脂肪族または芳香族ポリイソシアネートは、ポリイソシアヌレート類、ビウレット類、ならびに以下のジイソシアネート類の付加物:ヘキサメチレンジイソシアネート HDI、イソホロンジイソシアネート IPDI、トルエンジイソシアネート TDI、ジフェニルメタンジイソシアネート MDIおよび水素化ジフェニルメタノジイソシアネート H12−MDIの中から選ばれる、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項5】
成分(b)のヘテロ官能性水素化モノマーのXAH官能基においてXA=Oであって、該ヘテロ官能性水素化モノマーは次式で表わされる構造を有するものである請求項1〜請求項4のいずれかに記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【化2】

Figure 2002030294

式中、Tは、SO3H、COOH、または3級アミノ基NR'NR"N(式中、R'NおよびR"Nは、同一または相異してもよく、線状または分枝C1〜C4アルキル基を表わす)であり;R'1AおよびR"1Aは、同一または相異してもよく、水素または線状もしくは分枝C1〜C4アルキル基であり;n1Aは1〜10、好ましくは1〜4の整数である。
【請求項6】
式(1A)で表わされる成分(b)のTが3級アミノ基である請求項5に記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項7】
成分(c)である2官能性ヒドロキシル化(パー)フルオロポリエーテルが、分子鎖に沿って統計的に分布した下記に示す単位の少なくとも一種を有する、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。(C36O)、(CFYO)(式中、YはFまたはCF3)、(C24O)、(CR45CF2CF2O)(式中、R4およびR5は、同一であっても相異してもよく、HおよびClの中から選ばれ、またパーフルオロメチレン単位中のF原子は、H、Clまたは、例えば1〜4の炭素原子を有する(パー)フルオロアルキル基で置換されていてもよい)。
【請求項8】
成分(c)が、分子鎖に沿って統計的に分布した下記に示すものの中から選ばれた(パー)フルオロオキシアルキレン単位を有する、請求項7に記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
(aI) −(C36O)m'(CFYO)n'−(式中、(C36O)および(CFYO)は、分子鎖に沿って統計的に分布した(パー)フルオロオキシアルキレン単位であり、m’およびn’は上記分子量に相当する整数であり、n’は 0ではなく、m’/n’は5〜40であり;Yは FまたはCF3であり;また、n’は0であってもよい);
(bI) −(C24O)p'(CFYO)q'−(C36O)t'−(式中、p’およびq’は、p’/q’の比が5〜0.3、好ましくは2.7〜0.5となり、かつ前記分子量を与える整数であり、t’は m’と同じ定義が与えられる整数であり、Yは FまたはCF3であり;また、t’は0であってもよく、q’/(q’+p’+t’)の比が1/10もしくはそれ未満で、t’/p’の比が0.2〜6である。);
(cI) −CR45CF2CF2O−(式中、R4およびR5は、同一であっても相異してもよく、HおよびClの中から選ばれ;分子量は前記のとおりであり;またパーフルオロメチレン単位中のF原子は、H、Clまたは、例えば1〜4の炭素原子を有する(パー)フルオロアルキル基で置換されていてもよい);
また、2官能性(パー)フルオロポリエーテル類(c)の末端基(互いに同一であっても相異してもよい)は HO(CH2CH2O)X0CH2−型(式中、X0は0〜4、好ましくは0〜2、より好ましくは0である。
【請求項9】
成分(d)であるヘテロ官能性モノマーが、成分(b)の式(1A)と同一式で表わされ、同式中のR'1A、R"1Aおよびn1Aは式(1A)にいて定義したものと同一であり、Tは、成分(d)中のY0として列挙したものの中から選ばれ、式(1A)中のOH基は所望によりSH基で置換されてもよい、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項10】
成分(e)が、PFPEジオール成分(c)を構成する少なくとも一種の(パー)フルオロオキシアルキレン単位を有する単官能性ヒドロキシ−またはカルボキシ−(パー)フルオロポリエーテル類(e’)からなる請求項1〜請求項9のいずれかに記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項11】
成分(e0)が、分子鎖に沿って統計的に分布した下記に示すものの中から選ばれた単位を有する、請求項10に記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
(IB) A’O−(C3F6O)m(CFYO)n−(式中、Yは−Fまたは−CF3;A’は−CF3、−C2F5、−C37、−CF2Cl、−C24Cl;C36O単位およびCFYO単位は、(パー)フルオロポリエーテル鎖に沿ってランダムに分布しており、mおよびnは整数であって、m/n比は2以上であり);
(IIB) C37O(C36O)m−(式中、mは、前記数平均分子量を与える正の整数であり);
(IIIB) (C36O)m(C24O)n(CFYO)q−(式中、Yは−Fまたは−CF3;m、nおよびqは0ではない整数であって、前記成分(e)について示した数平均分子量を与える整数であり);また、反応性単官能末端基はTb(CH2CH2O)X0CH2−型(式中、X0は0〜4、好ましくは0〜2の整数、より好ましくは0であり、TbはOHであり;ただし、成分(e0)が、単官能性カルボキシ−(パー)フルオロポリエーテルであるときは、反応性単官能末端基は−CF2−COOHである。
【請求項12】
成分(e)が、次式(e')で表わされる単官能性ヒドロキシ−(パー)フルオロアルカン類からなる請求項1〜請求項11のいずれかに記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
(RfI)pIQ−OH (e')式中、 RfIは、C3〜C30、好ましくはC3〜C20のフルオロアルキル基であり;pIは、1または2であり;Qは、2価のC1〜C12脂肪族またはC6〜C12芳香族結合ブリッジであり;所望によりQは N、O、Sのようなヘテロ原子またはカルボニルイミノ基、スルホニルイミノ基もしくはカルボニル基を含んでもよく;Qは 置換されないか、またはハロゲン原子、ヒドロキシル基、C1〜C6アルキル基の中から選ばれた置換基に結合しており;Qは 好ましくは二重結合および三重結合を含まず、飽和状態にあり;Qは 好ましくは −CH2−、−C24−、−SO2N(R5)C24−、−SO2N(R5)CH2CH(CH3)−、−C24SO2N(R5)C48−の中から選ばれた2価の基である(式中、R5は HまたはC1〜C4アルキル基)。
【請求項13】
オリゴウレタン類の 蒸気圧浸透圧法により測定される数平均分子量が2,000〜9,000である、請求項1〜請求項12のいずれかに記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項14】
オリゴウレタン組成物が 乾燥固形分含有量1〜70%、好ましくは10〜30%の単成分水性分散体である、請求項1〜請求項13のいずれかに記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項15】
水性分散体がオリゴウレタンとフルオロポリマーとの混合物を含む請求項14に記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項16】
フルオロポリマーの含有量が0〜30重量%、好ましくは1〜10重量%である請求項15に記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項17】
使用されるフルオロポリマーが、好ましくは対応する濃度のラテックスであり、かつ好ましくは非イオン界面活性剤とカチオン界面活性剤との混合物で安定化されたTFE(共)重合体である請求項15または請求項16に記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項18】
TFE(共)重合体のラテックスが、テトラフルオロエチレン(TFE)の単独重合体またはTFEと、少なくとも1つのエチレン系不飽和結合を有する1種または2種以上のモノマーとの共重合体からなる請求項17に記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項19】
フルオロポリマーの平均粒径が20〜400nm、好ましくは80〜300nmである請求項17または請求項18に記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項20】
オリゴウレタン水性分散体に添加されるフルオロポリマーが、(過)フッ素化された末端基を有する(パー)フルオロポリエーテルであって、20℃における動粘度が30〜300センチストークス(3〜300 x 107m2/s)(ASTM D445)である請求項15〜請求項19のいずれかに記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項21】
触媒、架橋性共触媒、イオン性および非イオン性、フッ素化界面活性剤、光安定剤、充填材、顔料、チキソトロープ剤、顔料および充填材用の、好ましくは重合体からなる分散剤、増量剤、はじき防止剤、発泡防止剤のような添加剤を配合したオリゴウレタン水性分散体を用いる請求項1〜請求項20のいずれかに記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項22】
ポリウレタンが架橋している請求項1〜請求項21のいずれかに記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項23】
形成される被覆の厚さが0.1〜5μm、好ましくは1〜3μmである請求項22に記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項24】
被覆が形成される基材が水素化重合体からなるゴムまたはプラスチックであって、所望により、好ましくはプラズマまたはコロナ処理をして重合体表面に反応性極性部位が形成されたものである請求項22または請求項23に記載の熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用。
【請求項25】
請求項15〜請求項21のいずれかに記載の水性分散体。
【請求項26】
請求項25に記載の水性分散体から得られる製品。
かくして、本発明によれば、ゴム、プラスチック、金属またはガラスにドライ潤滑性を付与する目的で、改良された摩擦係数を有する被覆を形成するための下記特性を満足する熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンの使用が提供される。該熱架橋可能なフッ素化ポリウレタンは、分枝を有する、および/または線状の(パー)フルオロポリエーテル(PFPE)をベースとする熱架橋可能なカチオン性オリゴウレタンの水性分散体から得られるものであり、該カチオン性オリゴウレタンは、蒸気圧浸透圧法により測定される数平均分子量が9,000以下であり、かつ、次の成分(a)および成分(b)に相当するモノマーおよびマクロマー、ならびに、次の成分(c)および/または成分(e)に相当する化合物から形成されるものである。
成分(a): ジブチルアミン−HCl滴定(ASTM D2572)により測定されるNCO官能価が2より大きく、好ましくは3〜4である脂肪族、環状脂肪族または芳香族ポリイソシアネート;
成分(b): 化学的に互いに異なる2つの官能基を有する次式(Ib)で表わされる2官能性水素化モノマー(ヘテロ官能性モノマー): X0−(CR1 A2 Ab−Y0 (Ib)
式中、R1 AおよびR2 Aは、互いに同一であっても相異してもよく、水素およびC1〜C10脂肪族基から選ばれ、bは1〜20、好ましくは1〜10の整数であり、X0は XAH(XA=OまたはS)であり、またY0は 塩形成性、アニオン性またはカチオン性官能基であり、ただし、X0=OH、b=1、R1 A=R2 A=Hのときは、Y0は、好ましくは次式(Ib1): -CH2O−(CH2−CH2O)nT−CH3 (Ib1)
(式中のnTは3〜20の整数である)で表わされる親水性基である;

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