JP2002029349A - 車両周囲認識装置 - Google Patents

車両周囲認識装置

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JP2002029349A
JP2002029349A JP2000212216A JP2000212216A JP2002029349A JP 2002029349 A JP2002029349 A JP 2002029349A JP 2000212216 A JP2000212216 A JP 2000212216A JP 2000212216 A JP2000212216 A JP 2000212216A JP 2002029349 A JP2002029349 A JP 2002029349A
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distance
vehicle
obstacle
image
camera
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JP2000212216A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Ando
敏之 安藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が接触するおそれのある障害物とその障
害物までの距離を正確に認識することができる安価な車
両周囲認識装置を提供する。 【解決手段】 車両周囲を撮像する撮像手段の撮像範囲
において距離を測定する位置を設定し、撮像手段からの
映像信号に基づいて測距位置に撮像手段の撮影レンズを
焦点調節させる。そして、測距位置に焦点調節したとき
の撮影レンズの位置と焦点距離に基づいて測距位置まで
の距離を算出し、撮像手段で撮像した車両周囲の映像に
算出した距離情報を合成して表示する。これにより、高
価な距離測定装置を用いずに、障害物までの距離を正確
に認識することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者の死角とな
る車両周囲の状況を車室内の表示装置に表示する車両周
囲認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両後部にカメラを設置して車両後方を
撮像し、車両後方の映像を車室内のモニターに表示する
車両周囲認識装置が知られている(例えば、特開平10
−181447号公報参照)。この装置では、図1に示
すように、車両後部に取り付けたカメラによって車体の
一部(バンパー)1を写し込むように車両後方を撮像
し、撮像した車両後方の映像2に車体1からの距離を示
す指標3a、3bを重ねて表示している。運転者は、車
両後方の映像2に映し出された障害物4までの距離を距
離指標3a、3bから読み取ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の車両周囲認識装置では、距離指標3a、3bが
路面を基準にして表示されているので、バンパー1が障
害物4と接触するまでの実際の距離L1(=1m)では
なく、障害物4と重なっている指標3bの距離L2(=
2m)を読み取ってしまい、障害物4が実際よりも遠く
にあると誤認することがある。さらに、障害物がいくつ
も存在する場合には、どの障害物までの距離が最短で、
障害物のどの位置と接触するおそれがあるのかを、運転
者が画面に表示された路面を基準にして読み取らなけれ
ばならないので、画面から車両と障害物との位置関係を
正確に認識しづらく、誤認することが多くなるという問
題がある。
【0004】このような問題を解決するために、レーザ
ーレーダーなどの距離測定装置を用いて障害物までの距
離を正確に検出することはできるが、装置が高価になる
ので採用は難しい。
【0005】本発明の目的は、車両が接触するおそれの
ある障害物とその障害物までの距離を正確に認識するこ
とができる安価な車両周囲認識装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の構成を示
す図2および図26に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 請求項1の発明は、車両周囲を撮像する撮像手
段11と、撮像手段11の撮像範囲において距離を測定
する位置を設定する測距位置設定手段15と、撮像手段
11からの映像信号に基づいて測距位置に撮像手段11
の撮影レンズ11aを焦点調節させる焦点調節手段11
と、測距位置に焦点調節したときの撮影レンズ11aの
位置と焦点距離に基づいて測距位置までの距離を算出す
る距離算出手段11と、撮像手段11で撮像した車両周
囲の映像に距離算出手段11により算出した距離情報を
合成して表示する表示手段14,15とを備え、これに
より上記目的を達成する。 (2) 請求項2の車両周囲認識装置は、撮像手段11
を、車両の最も突出した部位に、撮影レンズ11aの光
軸が路面と平行になるように設置するようにしたもので
ある。 (3) 請求項3の車両用周囲認識装置は、撮像手段1
1を車両後部のバンパーに設置するようにしたものであ
る。 (4) 請求項4の車両周囲認識装置は、測距位置設定
手段15によって、撮像手段11の撮像範囲の上下方向
の中央線上に所定間隔ごとに測距位置を設定するように
したものである。 (5) 請求項5の車両周囲認識装置は、表示手段1
4,15によって、各測距位置までの距離に応じた色の
線分で各測距位置を結んで表示するようにしたものであ
る。 (6) 請求項6の車両周囲認識装置は、表示手段1
4,15によって、各測距位置までの距離に応じた太さ
の線分で各測距位置を結んで表示するようにしたもので
ある。 (7) 請求項7の車両周囲認識装置は、距離算出手段
11により算出した各測距位置までの距離に基づいて、
車両の外周に最も近い障害物の位置と距離を算出する最
接近点算出手段15を備え、表示手段14,15によっ
て、撮像手段11で撮像した車両周囲の映像に車両の外
周に最も近い障害物の位置と距離の情報を合成して表示
するようにしたものである。 (8) 請求項8の車両周囲認識装置は、操舵角を検出
する舵角検出手段50と、現在の操舵角のままで所定距
離移動した後の車両外周の位置を予測する位置予測手段
15とを備え、最接近点算出手段15によって、予測位
置の車両外周に最も近い障害物の位置と距離を算出する
ようにしたものである。 (9) 請求項9の車両周囲認識装置は、撮像手段11
の撮影レンズ11aはズームレンズであり、焦点調節手
段11はズームレンズの撮像倍率を上げて焦点調節を行
うようにしたものである。
【0007】上述した課題を解決するための手段の項で
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
【0008】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明によれば、車両
周囲を撮像する撮像手段の撮像範囲において距離を測定
する位置を設定し、撮像手段からの映像信号に基づいて
測距位置に撮像手段の撮影レンズを焦点調節させる。そ
して、測距位置に焦点調節したときの撮影レンズの位置
と焦点距離に基づいて測距位置までの距離を算出し、撮
像手段で撮像した車両周囲の映像に算出した距離情報を
合成して表示するようにしたので、高価な距離測定装置
を用いずに、障害物までの距離を正確に認識することが
できる。 (2) 請求項2の発明によれば、撮像手段を、車両の
最も突出した部位に、撮影レンズの光軸が路面と平行に
なるように設置したので、車両の突出部が接触するおそ
れのある障害物までの距離を正確に認識することができ
る。 (3) 請求項3の発明によれば、撮像手段を車両後部
のバンパーに設置するようにしたので、車両の後部バン
パーが接触するおそれのある車両後方の障害物までの距
離を正確に認識することができる。 (4) 請求項4の発明によれば、撮像手段の撮像範囲
の上下方向の中央線上に所定間隔ごとに測距位置を設定
するようにしたので、バンパーなどの車両の最も突出し
た部位が接触するおそれのあるすべての障害物までの距
離を正確に認識することができる。 (5) 請求項5の発明によれば、各測距位置までの距
離に応じた色の線分で各測距位置を結んで表示するよう
にしたので、車両に近い障害物を視認し易くなる。 (6) 請求項6の発明によれば、各測距位置までの距
離に応じた太さの線分で各測距位置を結んで表示するよ
うにしたので、車両に近い障害物を視認し易くなる。 (7) 請求項7の発明によれば、各測距位置までの距
離に基づいて車両の外周に最も近い障害物の位置と距離
を算出し、撮像手段で撮像した車両周囲の映像に車両の
外周に最も近い障害物の位置と距離の情報を合成して表
示するようにしたので、車両外周が接触する可能性の高
い障害物の位置とその障害物までの距離を一目で認識す
ることができ、障害物までの距離をつかみやすく、障害
物との接触を確実に回避することができる。 (8) 請求項8の発明によれば、現在の操舵角のまま
で所定距離移動した後の車両外周の位置を予測し、予測
位置の車両外周に最も近い障害物の位置と距離を算出す
るようにしたので、現在の操舵角のままで所定距離移動
した後に、車両外周が接触する可能性の高い障害物の位
置とその障害物までの距離を一目で認識することがで
き、障害物との接触を確実に回避することができる。 (9) 請求項9の発明によれば、撮像手段の撮影レン
ズをズームレンズとし、ズームレンズの撮像倍率を上げ
て焦点調節を行うようにしたので、映像の色の境界が明
確になって映像信号に含まれる高周波成分の分布がより
急峻になり、固定焦点距離の撮影レンズのカメラよりも
正確に測距位置に焦点調節させることができ、したがっ
て測距位置までの距離をより正確に求めることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】《発明の第1の実施の形態》図2
は第1の実施の形態の構成を示す図である。後方カメラ
11は撮影レンズ11a(図7参照)とCCDセンサー
(不図示)を備え、車両後部に取り付けられて車両後方
を撮像する。このカメラ11はオートフォーカス機能を
備えており、撮像範囲すなわち被写界の任意の位置に撮
影レンズ11aを焦点調節させてピントを合わせること
ができ、撮影レンズ11aの焦点距離とレンズ位置とに
基づいて焦点調節位置までの撮影距離を検出する。この
実施の形態では、カメラ11で検出した焦点調節位置ま
での撮影距離を、車両後方の障害物までの距離として用
いる。カメラのオートフォーカス機能により撮影距離を
検出する方法については後述する。
【0010】シフトセンサー12は、変速機(不図示)
のシフトレバーの設定位置を検出する。イグニッション
スイッチ13は、車両のイグニッションキーがオン位置
に設定されるとオンする。モニター14は、カメラ11
で撮像された車両後方の映像を表示するとともに、車両
後方の障害物までの距離情報を表示する。
【0011】コントローラー15はCPU15aとメモ
リ15bなどの周辺部品を備え、カメラ11の撮像制御
とモニター14の表示制御を行う。コントローラー15
は、カメラ11の撮像範囲において距離を計測しようと
する位置(以下、測距位置と呼ぶ)を設定し、カメラ1
1により検出された測距位置までの撮影距離を入力し、
車両後方の障害物までの距離情報としてモニター14の
車両後方映像に合成して表示する。
【0012】図3は駐車場における車両側方から見たカ
メラ11の撮像範囲を示し、図4は駐車場における車両
上方から見たカメラ11の撮像範囲を示す。この実施の
形態では、車両後部の最も突出したバンパーに、撮影レ
ンズ11aの光軸21が路面と平行になるようにカメラ
11を設置する。カメラ11の垂直方向の撮像範囲22
(図3参照)および水平方向の撮像範囲23(図4参
照)はカメラ11の撮影レンズなどにより決まる。な
お、24は駐車場の壁である。
【0013】図5は、図3および図4に示す駐車場でカ
メラ11により撮像された車両後方の映像である。車両
後部のバンパーに光軸21が路面と平行になるようにカ
メラ11を設置しているので、カメラ11で撮像された
車両後方の映像はバンパーの高さから見た映像となる。
【0014】図6は、コントローラー16で実行される
画像処理プログラムを示すフローチャートである。この
フローチャートにより、一実施の形態の動作を説明す
る。ステップ1において、車両のイグニッションスイッ
チ13がオンしているかどうかを確認し、イグニッショ
ンスイッチ13がオンしていればステップ2へ進み、オ
フしていればこの画像処理を終了する。
【0015】ステップ2において、シフトセンサー12
によりシフトレバーが後退(R)位置に設定されている
かどうかを確認し、後退位置に設定されているときはス
テップ3へ進み、そうでなければステップ1へ戻る。シ
フトレバーが後退位置へ設定されているときは、ステッ
プ3で測距位置をカメラ11の撮像範囲の上下方向の中
央の左端へ移動する。
【0016】上述したようにこの実施の形態では車両後
部の最も後方に突出したバンパーに、撮影レンズ11a
の光軸21が路面と平行になるようにカメラ11を設置
したので、カメラ11で撮像された車両後方の映像は図
5に示すようにバンパーの高さから見た映像となり、映
像の中心がカメラ11の光軸21が通る位置となる。し
たがって、映像の上下方向の中央線上に映し出された物
体は、自車のバンパーの高さにある物体であり、後退し
たときに自車後部に突出したバンパーに最初に接触する
物体、つまり障害物である。
【0017】そこで、この実施の形態では、カメラ11
の撮像範囲の上下方向の中央線に沿って、撮像範囲の左
端から右端まで所定間隔で測距位置を移動し、各測距位
置ごとに障害物までの距離を測定する。
【0018】次にステップ4で、測距位置における映像
のピントが合うように撮影レンズ11aの焦点調節を行
う。続くステップ5では測距位置における障害物までの
距離を計測し、メモリ15bに記憶する。
【0019】ここで、映像信号に基づいて撮影レンズ1
1aの焦点調節状態を検出し、測距位置に撮影レンズ1
1aを焦点調節させて撮影距離を計測する方法を説明す
る。
【0020】図7は、カメラ11の撮影レンズ11aと
不図示のCCDセンサー(撮像素子)との位置関係
(a)と、CCDセンサー位置と映像の高周波成分との
関係(b)を示す。図から明らかなように、一般に、C
CDセンサーから出力される映像信号の高周波成分は、
撮影レンズ11aがCCDセンサー上に鮮鋭な被写体像
を結像する焦点調節状態において最大となり、撮影レン
ズ11aの結像位置がCCDセンサーの前、または後ろ
にあるほど減少する。
【0021】そこで、映像信号に含まれる高周波成分を
抽出し、高周波成分が最大になるように撮影レンズ11
aの位置を調節すれば、撮影レンズ11aを距離計測位
置に焦点調節させることができる。例えば、図8aに示
すように、CCDセンサーの位置が焦点調節位置よりも
前にある場合、すなわち撮影レンズ11aがCCDセン
サーよりも後ろに鮮鋭な像を結ぶ状態にある場合には、
図8b、図8cに示すように映像信号の高周波成分が増
加する方向、すなわちカメラ11の前方に向かって撮影
レンズ11aを繰り出すことにより、撮影レンズ11a
がCCDセンサー上に鮮鋭な像を結ぶ焦点調節状態を得
ることができる。また、図示を省略するが、CCDセン
サーの位置が焦点調節位置よりも後ろにある場合、すな
わち撮影レンズ11aがCCDセンサーよりも前に鮮鋭
な像を結ぶ状態にある場合には、映像信号の高周波成分
が増加する方向、すなわちカメラ11の後方に向かって
撮影レンズ11aを繰り込むことにより、撮影レンズ1
1aがCCDセンサー上に鮮鋭な像を結ぶ焦点調節状態
を得ることができる。
【0022】撮像範囲の測距位置に撮影レンズ11aを
焦点調節させたときの測距位置までの距離は、固定焦点
距離の撮影レンズではレンズ位置と焦点距離とに基づい
て演算により求められる。また、撮影レンズにズームレ
ンズを用いたカメラでは、焦点距離を変えるためのズー
ミングレンズの位置から求めた焦点距離と、焦点調節を
行うフォーカシングレンズの位置とに基づいて距離が求
められる。
【0023】なお、ズームレンズを備えたカメラにより
ズームアップして狭い撮像範囲を拡大して撮像した方
が、映像の色の境界が明確になって映像信号に含まれる
高周波成分の分布がより急峻になり、固定焦点距離の撮
影レンズのカメラよりも正確に測距位置に焦点調節させ
ることができ、したがって測距位置までの距離をより正
確に求めることができる。
【0024】図9は、測距位置までの距離を計測するル
ーチンを示すフローチャートである。このフローチャー
トにより、測距位置までの距離の計測方法を説明する。
ステップ11において、任意の撮影レンズ位置で得られ
た映像の高周波成分H0を求める。続くステップ12
で、撮影レンズ位置を規定値だけ後ろに移動する。ステ
ップ13では、撮影レンズ位置を変えた後の映像の高周
波成分H1を求める。
【0025】ステップ14において、撮影レンズ位置を
変える前と変えた後の映像の高周波成分H0とH1の差が
所定値εより小さいかどうかを確認する。撮影レンズ移
動前後の映像の高周波成分の変化量が所定値εより小さ
い場合はステップ15へ進み、撮影レンズ11aが測距
位置に焦点調節していると判断し、CCDセンサー場に
鮮鋭な像を結ぶ焦点調節状態における撮影レンズ11a
の位置と焦点距離とに基づいて測距位置までの距離を演
算する。
【0026】一方、撮影レンズ移動前後の映像の高周波
成分の変化量が所定値ε以上の場合はステップ16へ進
み、図10に示すレンズ移動テーブルを参照してレンズ
移動方向を決定し、撮影レンズ11aを移動させる。続
くステップ17ではレンズ移動前の高周波成分H0をレ
ンズ移動後の高周波成分H1で更新し、ステップ13へ
戻って上記処理を繰り返す。
【0027】測距位置までの距離を求めた後、図6のス
テップ6において撮像範囲の右端まで上述した測距処理
を終了したか否かを確認し、右端まで測距処理を終了し
ていない場合はステップ9へ進み、測距位置を撮像範囲
の右側に所定の間隔だけ水平移動する。その後、ステッ
プ4へ戻り、新しい測距位置に対して測距を行う。
【0028】なお、この実施の形態では測距位置を撮像
範囲の左端から右端へ移動させて測距を行う例を示す
が、右端から左端へ移動させてもよい。
【0029】図11は駐車場における車両後方の測距結
果を示す。水平方向の撮像範囲23の左端25から右端
26まで所定間隔ごとの測距を行い、各測距位置で計測
された障害物までの距離を順に結ぶと図12に示すよう
なラインf1を描くことができる。このラインf1は車
両後方のバンパーの高さに存在する障害物までの距離を
表すラインであり、以下では「障害物ライン」と呼ぶこ
とにする。
【0030】撮像範囲23の左端から右端まで測距した
ときは、図6のステップ7でメモリ10bから各測距位
置の距離を読み出し、カメラ11の映像に合わせて遠近
法により変換する。
【0031】ここで、車両後方の障害物までの距離を表
す障害物ラインf1を、遠近法によりカメラ11の視点
から見たラインに変換する方法を、図13〜図15によ
り説明する。
【0032】図13において、カメラ11の位置f2か
ら障害物ラインf1上の点Iまでの距離をLとする。カ
メラ位置f2に基づいて、障害物ラインf1上の点Iを
カメラ11の映像f3上の点Pの座標に変換する。実際
にはカメラ11の撮影レンズ11aの後方に映像f3が
結像するが、ここでは説明のために撮影レンズ11aの
焦点位置をz=0のx−y平面上に置き、映像f3を障
害物ラインf1とカメラ位置f2との間に置く。
【0033】図14に示すようにカメラ11の位置f2
を(Xc,Yc,Xc)とし、撮影レンズ11aの水平
方向の画角をθw、垂直方向の画角をθhとする。ま
た、カメラ11により撮像した映像f3の幅をW、高さ
をHとする。カメラ11から距離Lにある障害物ライン
f1上の点Iが、図15に示すようにカメラ11の映像
f3上の左端から距離wと上端から距離hの位置にある
点Pに対応するものとして、映像f3上の幅wと高さh
を求める。
【0034】まず、点Iのz座標Ziを求める。三平方
の定理により次式が成立する。
【数1】 (Zi−Zc)*(Zi−Zc)+Yc*Yc=L*L 数式1によりZiが求められる。次に、点Pのy座標を
求める。位置関係から次式が成立する。
【数2】 Zs=Yc*tan(π/2−θh/2)+Zc, Yps=Yc*(Zs−Zp)/(Zs−Zc), Ype=(Zp−Zc)*tan(θh/2)+Yc, Ypi=Yc*(Zi−Zc)/(Zp−Zc) これより、映像f3の上端から点Pまでの距離hを求め
る。すなわち、
【数3】 h=H*(Ype−Ypi)/(Ype−Yps)
【0035】同様に、映像f3の左端から点Pまでの距
離wについても次式が成立する。
【数4】(Xi−Xc)*(Xi−Xc)+(Zi−Z
c)*(Zi−Zc)=L*L, Xps=Xc−Zc*tan(θw/2), Xpe=Xc+Zc*tan(θw/2), Xpi=(Xi−Xc)*(Zi−Zp)/(Zi−Z
c) これより距離wを求める。
【数5】 w=W*(Xpi−Xps)/(Xpe−Xps) 障害物ラインf1上のすべての点Iについて上述した演
算を行い、対応する映像f3上の点Pの座標(w,h)
を求めることによって、車両上方から見た障害物ライン
f1をカメラ映像f3上の障害物ラインf1’に変換す
ることができる。
【0036】図16は、カメラ11の映像f3に重ねる
ために変換された障害物ラインf1’を示す。上述した
変換方法によれば、図12に示すカメラ11の撮像範囲
23の横方向は、手前のカメラ11側が拡大し、カメラ
11から遠ざかるにしたがって逆に縮小する。同時に、
縦方向は、手前のカメラ11側から遠方に遠ざかるにし
たがって縮小し、変換後の撮像範囲は27の範囲とな
り、変換後の障害物ラインはf1’となる。なお、図1
6において、線分28は縦方向に等間隔に置かれた同じ
長さの線分を変換した結果を示し、これにより撮像範囲
の縦方向の距離の変換結果が理解できる。
【0037】次に図6のステップ8において、カメラ1
1により撮像した図5に示す車両後方の映像に変換後の
障害物ラインf1’を合成してモニター14に表示す
る。このとき、障害物ラインf1’を例えば赤色で表示
する。表示結果の一例を図17に示す。この実施の形態
では車両後部のバンパーに光軸が路面と平行になるよう
にカメラ11を取り付けているので、上述したようにカ
メラ11で撮像した映像の上下方向の中央線上の物体が
バンパーの高さの障害物であり、したがって、障害物ラ
インf1’は映像の上下方向の中央の直線となる。以上
の画像処理を終了したらふたたびステップ1へ戻り、上
述した処理を繰り返す。
【0038】この実施の形態によれば、図17に示すよ
うに、カメラ11で撮像した車両後方の映像に、自車後
部の最も突出したバンパーが最初に接触する障害物を表
す障害物ラインf1’を合成して表示するようにしたの
で、後方映像の下端から障害物ラインf1’までの距離
が後部バンパーから障害物までの距離を表し、障害物ま
での距離感をつかみやすく、後退しながら駐車場へ進入
する場合などの運転操作が容易になる。
【0039】障害物ラインf1’を、図18に示すよう
に、障害物までの距離に応じて例えば近距離を赤色R、
中距離を黄色Y、遠距離を青色Bで色分けして表示すれ
ば、車両に近い障害物を視認し易くなる。また、図19
に示すように、障害物までの距離に応じて障害物ライン
f1’の太さを変えるようにしてもよい。さらに、障害
物までの距離に応じて障害物ラインf1’の色と太さを
変えるようにしてもよい。あるいは、障害物までの距離
に応じて障害物ラインf1’の表示色の明度を変えるよ
うにしてもよい。
【0040】《発明の第2の実施の形態》自車後部外周
が最も接近する障害物の位置とその障害物までの距離を
検出して表示する第2の実施の形態を説明する。なお、
この第2の実施の形態の構成は図2に示す第1の実施の
形態の構成と同様であり、説明を省略する。
【0041】図20は、第2の実施の形態の画像処理プ
ログラムを示すフローチャートである。なお、図6に示
すプログラムと同様な処理を行うステップに対しては同
一のステップ番号を付して相違点を中心に説明する。ス
テップ6で撮像範囲の上下方向の中央線上を左端から右
端まで測距が終了したらステップ6Aへ進み、自車後部
外周と車両後方の障害物との最接近点を検出する。
【0042】上述した車両後方の障害物までの距離測定
において、図21に示すような障害物ラインf1が得ら
れたとする。なお、図中のf4は自車後部の外周線であ
る。この車両の外周線f4とカメラの取り付け位置の情
報は予めコントローラー15のメモリ15bに記憶して
おく。図22に示すように、障害物ラインf1上にm個
の点E1〜Emを設定するとともに、車両外周線f4上
にn個の点C1〜Cnを設定する。そして、障害物ライ
ンf1上の任意の点Ej(j=1〜m)と車両外周線f
4上の任意の点Ci(i=1〜n)との間の距離Lij
を演算する。点Ejと点Ciのすべての組み合わせに対
して距離Lijを演算したら、それらの中で最も短い2
点間の距離Lijを検索し、それらの2点を最接近点と
する。
【0043】図23は最接近点検出処理を示すフローチ
ャートである。ステップ21において、障害物ラインf
1上にm個の点Ej(j=1〜m)と車両外周線f4に
n個の点Ci(i=1〜n)をそれぞれ設定する。続く
ステップ22でiとjを初期値1にリセットする。ステ
ップ23で障害物ラインf1と車両外周線f4との間の
任意の2点Ci〜Ej間の距離Lijを演算し、図24
に示すような距離テーブルTに格納する。
【0044】ステップ24でj=mか、つまり障害物ラ
インf1の終端Emまで距離演算を終了したかどうかを
確認し、終了していないときはステップ26へ進む。ス
テップ26ではjをインクリメントしてステップ23へ
戻り、上記距離演算処理を繰り返す。障害物ラインf1
の終端Emに達したときはステップ25へ進み、i=n
か、つまり車両外周線f4の終端Cnまで距離演算を終
了したかどうかを確認し、終了していないときはステッ
プ28へ進む。ステップ28では、jに1を設定すると
ともに、iをインクリメントしてステップ23へ戻り、
上記距離演算処理を繰り返す。
【0045】障害物ラインf1上の点Ejと車両外周線
f4上の点Ciのすべての組み合わせにおいて距離演算
を終了したときは、ステップ27で距離テーブルTに格
納されている距離演算値の中から最小値を探す。ステッ
プ29で最小距離に対応する障害物ラインf1上の点E
j、すなわち最接近点Ejを読み出し、続くステップ3
0でカメラ11の視点から見た障害物ラインf1’上の
点に変換する。
【0046】図20のステップ7において、上述した変
換方法により障害物ラインf1をカメラ11の視点から
見た障害物ラインf1’に変換する。そしてステップ8
で、図25に示すように、変換した障害物ラインf1’
をカメラ11で撮像した車両後方の映像に合成してモニ
ター14に表示する。さらに、障害物ラインf1’上の
最接近点Ej上に最接近点マーク40を表示し、その近
くに「最接近点2.7m」という最接近点までの距離を
表すウインドウ41を反転表示する。
【0047】この実施の形態によれば、自車後部外周が
接触する可能性の高い障害物の位置とその障害物までの
距離を一目で認識することができ、障害物までの距離感
をつかみやすく、障害物との接触を確実に回避すること
ができる。
【0048】《発明の第3の実施の形態》車両の移動軌
跡を予測し、所定距離移動後の車両外周線が最も接近す
る障害物ライン上の位置を検出して表示する第3の実施
の形態を説明する。
【0049】図26は第3の実施の形態の構成を示す。
なお、図2に示す第1の実施の形態の構成と同様な機器
に対しては同一の符号を付して相違点を中心に説明す
る。舵角センサー50は操舵輪の操舵角θを検出する。
【0050】コントローラー15は、図27に示すよう
に、現在の車両外周線f4の位置から、現在の操舵角θ
のままで所定距離後退したときの車両外周線f4’の位
置を予測する。そして、予測位置にある車両外周線f
4’と障害物ラインf1とが最も接近する点(最接近
点)を検出して表示する。なお、この最接近点の演算方
法は上述した第2の実施の形態と同様な方法であるるか
ら説明を省略する。
【0051】図28は、第3の実施の形態の画像処理プ
ログラムを示すフローチャートである。なお、図6に示
すプログラムと同様な処理を行うステップに対しては同
一の符号を付して相違点を中心に説明する。ステップ6
で撮像範囲の上下方向の中央線上を左端から右端までの
測距が終了したらステップ6Bへ進み、舵角センサー5
0により操舵角θを検出し、現在の車両外周線f4の位
置から現在の操舵角θのままで所定距離後退したときの
車両外周線f4’の位置を予測する。次にステップ6A
で、予測位置にある車両外周線f4’と障害物ラインf
1とが最も接近する点(最接近点)を検出し、障害物ラ
インf1上の最接近点をカメラ11の視点から見た障害
物ラインf1’上の点に変換する。
【0052】図28のステップ7において、上述した変
換方法により障害物ラインf1をカメラ11の視点から
見た障害物ラインf1’に変換する。そしてステップ8
で、図29に示すように、変換した障害物ラインf1’
をカメラ11で撮像した車両後方の映像に合成してモニ
ター14に表示する。さらに、障害物ラインf1’上の
最接近点Ejと予測車両外周線f4’上の最接近点Ci
上にそれぞれ最接近点マーク40を表示し、その近くに
「最接近点1.6m」という最接近点EjとCiの間の
距離を表すウインドウ41を反転表示する。
【0053】この実施の形態によれば、現在の操舵角の
ままで所定距離移動した後に、自車後部外周が接触する
可能性の高い障害物の位置とその障害物までの距離を一
目で認識することができ、障害物までの距離感をつかみ
やすく、障害物との接触を確実に回避することができ
る。
【0054】なお、上述した各実施の形態では、カメラ
11を車両後部に設置して駐車時に必要な車両後方の映
像を撮像し表示する例を示すが、カメラを車両の前方や
側方あるいは後側方に設置して車両の前方、側方、斜め
後方の映像を撮像し表示する場合にも本発明を適用する
ことができ、同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の技術の問題点を説明する図である。
【図2】 発明の第1の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図3】 駐車場における車両側方から見たカメラの撮
像範囲を示す図である。
【図4】 駐車場における車両上方から見たカメラの撮
像範囲を示す図である。
【図5】 図3および図4に示す駐車場でカメラにより
撮像された車両後方の映像を示す図である。
【図6】 第1の実施の形態の画像処理プログラムを示
すフローチャートである。
【図7】 カメラの焦点調節方法を説明するための図で
ある。
【図8】 カメラの焦点調節方法を説明するための図で
ある。
【図9】 測距地点までの距離を計測するルーチンを示
すフローチャートである。
【図10】 レンズ移動方向テーブルを示す図である。
【図11】 駐車場における車両後方の測距結果を示す
図である。
【図12】 車両上方から見た障害物ラインを示す図で
ある。
【図13】 車両上方から見た障害物ラインf1をカメ
ラの視点から見た障害物ラインf1’に変換する方法を
説明するための図である。
【図14】 車両上方から見た障害物ラインf1をカメ
ラの視点から見た障害物ラインf1’に変換する方法を
説明するための図である。
【図15】 車両上方から見た障害物ラインf1をカメ
ラの視点から見た障害物ラインf1’に変換する方法を
説明するための図である。
【図16】 カメラの映像に重ねるために変換された障
害物ラインf1’を示す図である。
【図17】 カメラにより撮像した映像に障害物ライン
を合成して表示した一例を示す図である。
【図18】 障害物までの距離に応じて障害物ラインを
色分けして表示した一例を示す図である。
【図19】 障害物までの距離に応じて障害物ラインの
太さを変えるようにした一例を示す図である。
【図20】 第2の実施の形態の画像処理プログラムを
示すフローチャートである。
【図21】 障害物ラインと車両外周線との関係を示す
図である。
【図22】 自車後部外周と車両後方の障害物との最接
近点の検出方法を説明するための図である。
【図23】 最接近点検出処理を示すフローチャートで
ある。
【図24】 距離テーブルを示す図である。
【図25】 車両後方の映像に障害物ラインと最接近点
を合成表示した一例を示す図である。
【図26】 第3の実施の形態の構成を示す図である。
【図27】 所定距離後退したときの車両外周線の位置
を予測する方法を説明するための図である。
【図28】 第3の実施の形態の画像処理を示すフロー
チャートである。
【図29】 車両後方の映像に障害物ラインと予測車両
外周線との最接近点を合成表示した一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 カメラ 11a 撮影レンズ 12 シフトセンサー 13 イグニッションスイッチ 14 モニター 15 コントローラー 15a CPU 15b メモリ 21 光軸 22 垂直方向の撮像範囲 23 水平方向の撮像範囲 24 壁 25 水平方向の撮像範囲の左端 26 水平方向の撮像範囲の右端 27 変換後の撮像範囲 28 線分 40 最接近点マーク 41 ウインドウ 50 舵角センサー f1 障害物ライン f1’ カメラの視点から見た障害物ライン f2 カメラの位置 f3 カメラにより撮像した映像 f4 車両外周線 f4’ 予測車両外周線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 621 B60R 21/00 621N 622 622F 622K 622T 628 628A 1/00 1/00 A G08G 1/16 G08G 1/16 D H04N 5/225 H04N 5/225 C 7/18 7/18 J

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両周囲を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段の撮像範囲において距離を測定する位置を
    設定する測距位置設定手段と、 前記撮像手段からの映像信号に基づいて前記測距位置に
    前記撮像手段の撮影レンズを焦点調節させる焦点調節手
    段と、 前記測距位置に焦点調節したときの前記撮影レンズの位
    置と焦点距離に基づいて前記測距位置までの距離を算出
    する距離算出手段と、 前記撮像手段で撮像した車両周囲の映像に前記距離算出
    手段により算出した距離情報を合成して表示する表示手
    段とを備えることを特徴とする車両周囲認識装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両周囲認識装置におい
    て、 前記撮像手段を、車両の最も突出した部位に、前記撮影
    レンズの光軸が路面と平行になるように設置することを
    特徴とする車両周囲認識装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の車両用周囲認識装置にお
    いて、 前記撮像手段を車両後部のバンパーに設置することを特
    徴とする車両周囲認識装置。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3に記載の車両周囲
    認識装置において、 前記測距位置設定手段は、前記撮像手段の撮像範囲の上
    下方向の中央線上に所定間隔ごとに測距位置を設定する
    ことを特徴とする車両周囲認識装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の車両周囲認識装置におい
    て、 前記表示手段は、各測距位置までの距離に応じた色の線
    分で各測距位置を結んで表示することを特徴とする車両
    周囲認識装置。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の車両周囲認識装置におい
    て、 前記表示手段は、各測距位置までの距離に応じた太さの
    線分で各測距位置を結んで表示することを特徴とする車
    両周囲認識装置。
  7. 【請求項7】請求項4に記載の車両周囲認識装置におい
    て、 前記距離算出手段により算出した各測距位置までの距離
    に基づいて、車両の外周に最も近い障害物の位置と距離
    を算出する最接近点算出手段を備え、 前記表示手段は、前記撮像手段で撮像した車両周囲の映
    像に車両の外周に最も近い障害物の位置と距離の情報を
    合成して表示することを特徴とする車両周囲認識装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の車両周囲認識装置におい
    て、 操舵角を検出する舵角検出手段と、 現在の操舵角のままで所定距離移動した後の車両外周の
    位置を予測する位置予測手段とを備え、 前記最接近点算出手段は、予測位置の車両外周に最も近
    い障害物の位置と距離を算出することを特徴とする車両
    周囲認識装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかの項に記載の車両
    周囲認識装置において、 前記撮像手段の撮影レンズはズームレンズであり、前記
    焦点調節手段は前記ズームレンズの撮像倍率を上げて焦
    点調節を行うことを特徴とする車両周囲認識装置。
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