JP2002028745A - リベット打鋲装置 - Google Patents

リベット打鋲装置

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JP2002028745A
JP2002028745A JP2000208584A JP2000208584A JP2002028745A JP 2002028745 A JP2002028745 A JP 2002028745A JP 2000208584 A JP2000208584 A JP 2000208584A JP 2000208584 A JP2000208584 A JP 2000208584A JP 2002028745 A JP2002028745 A JP 2002028745A
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rivet
head unit
work head
unit
driving device
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JP2000208584A
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Masuo Harada
益雄 原田
Koji Katayama
耕司 片山
Masao Nakagawa
政夫 中川
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Nisshinbo Holdings Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 格別なワーク位置決め用治具を必要とせず、
比較的簡単な制御システムを用いての、小型コンパクト
で低コストの装置で以って、自動的にリベット打鋲作業
を可能として、作業工数が低減されるとともに製品品質
の安定したリベット打鋲装置を提供する。 【解決手段】 複数の板材をリベットにて固定するリ
ベット打鋲装置において、本体フレームに固定されて前
記板材の表面形状に倣った形状を有しかつ略垂直方向に
延びる案内部、特に板材の湾曲面に沿って前記ワークヘ
ッドユニットを移動可能とした円弧状に形成された案内
部を備えた案内部材と、該案内部材に前記案内部に沿っ
て移動可能に取り付けられ前記リベットの打設作業を行
う打鋲用機具を備えたワークヘッドユニットとを備えた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機の胴体パネ
ル結合等に適用される、複数の板材をリベットにて固定
するためのリベット打鋲装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は航空機の胴体パネルの概要を示
し、図の(A)は胴体パネル1枚の外観斜視図、(B)
は(A)のZ―Z断面図である。同図において、200
は胴体パネルで、表面板を構成するスキンプレート20
2とフレーム部材201とを複数のリベット104によ
り結合されてなる。図8は、かかる胴体パネル200に
おけるリベット結合手段の従来技術の1例を示す。この
例においては、図8(A)のように、スキンプレート2
02とフレーム部材201とを所定位置で重ね合わせ、
作業者304がドリル301によりリベット穴を穿孔す
る。次いで、図8(B)のように、作業者304が手で
リベット303をリベット穴に挿入する。さらに、図8
(C)のように、作業者304がリベットカシメ機30
5を操作してリベット303をかしめ、スキンプレート
202とフレーム部材201とを固定する。
【0003】また、胴体パネル200におけるリベット
結合手段の他の例としては、X軸、Y軸、Z軸、W軸の
4軸においてリベット打鋲装置を移動制御する4軸N/
C打鋲機が実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示されるようなリベット結合手段にあっては、多数箇所
に亘るリベット結合を、作業者304の手作業によって
リベット挿入穴の穿孔からリベットの打設に至る全ての
作業を行うため、多大な作業工数を要して製造コストの
増大を招くとともに、品質にばらつきが生じるという問
題点を有している。また、前記4軸N/C打鋲機を用い
る手段にあっては、4軸制御であるため制御システムが
複雑で装置価格も高価であり、さらにはN/C制御機で
あることから、確実なワーク位置決めのできる治具の整
備を必要とするため設備が大がかりとなって装置コスト
が高くなり、作業性にも課題がある。
【0005】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、格
別なワーク位置決め用治具を必要とせず、比較的簡単な
制御システムを用いての、小型コンパクトで低コストの
装置で以って、自動的にリベット打鋲作業を可能とし
て、作業工数が低減されるとともに製品品質の安定した
リベット打鋲装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するもので、請求項1記載の発明として、複数の板材
をリベットにて固定するリベット打鋲装置において、本
体フレームに固定されて前記板材の表面形状に倣った形
状を有しかつ略垂直方向に延びる案内部を備えた案内部
材と、該案内部材に前記案内部に沿って移動可能に取り
付けられ前記リベットの打設作業を行う打鋲用機具を備
えたワークヘッドユニットとを備えたことを特徴とする
リベット打鋲装置を提案する。
【0007】前記案内部材は、請求項2記載のように、
前記案内部の形状が、前記板材の湾曲面に沿って前記ワ
ークヘッドユニットを移動可能とした円弧状に形成する
のがよい。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1に加え
て、前記ワークヘッドユニットあるいはこれに取り付け
られた前記打鋲用機具を回転軸廻りに回転可能にして前
記案内部材の案内部に沿って移動せしめるヘッドユニッ
ト駆動装置と、前記案内部材を互いに直交する水平軸方
向に移動せしめる水平方向移動手段とを備えたことを特
徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、前記ワークヘッド
ユニットの具体的構成に係り、該ワークヘッドユニット
は打鋲用機具として、前記複数の板材を所定状態に重ね
合わせた状態でクランプするクランプユニットと、前記
板材にリベット挿入穴を穿孔するドリルを備えたドリル
ユニットと、前記リベット挿入穴にリベットを挿入し該
リベットをかしめるリベット挿入、カシメユニットとが
設けられてなる。
【0010】かかる発明によれば、好ましくは請求項2
のように円弧状に形成された案内部材に取り付けられた
ワークヘッドユニットを、前記リベット打鋲の複数の板
材即ちワークの曲率半径に倣った形状即ち該曲率半径を
有する、案内部材の好ましくは円弧状の案内部に沿って
移動させる1軸制御により、リベット打鋲作業の全ての
作業を行うことができる。
【0011】従って、かかる発明によれば、前記ワーク
ヘッドユニットによるリベット打鋲作業を、該ワークヘ
ッドユニットを前記案内部材の案内部の曲率半径中心廻
りに移動させる1軸廻り移動制御により行うことが可能
となり、従来の4軸N/C打鋲機のように複雑な4軸制
御を必要とせず、リベット打鋲の制御が簡単化される。
また、該4軸N/C打鋲機のようなワーク位置決め用の
治具類が一切不要となり、装置が簡単化され低コストと
なり、かつ安定した製品品質を保持できる。
【0012】また、特に請求項3及び4のように構成す
れば、前記ワークヘッドユニットには、前記ワークを構
成する複数の板材の打鋲位置をクランプするクランプユ
ニット、前記ワークにリベット挿入穴を穿孔するドリル
ユニット、前記リベット挿入穴にリベットを挿入し該リ
ベットをかしめるリベット挿入、カシメユニットを含む
リベット打鋲作業の全てを行う打鋲用機具が取り付けら
れており、前記水平方向移動手段による水平方向移動と
共働して、かかるワークヘッドユニットを駆動装置によ
り円弧状の案内部を有する案内部材に沿って移動せしめ
るとともに、ユニット旋回装置により前記打鋲用機具を
所定の位置まで回転させるのみでリベット打鋲作業の全
工程を行うことができ、従来技術に比べてリベット打鋲
作業が容易化され作業工数が低減される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
【0014】図1は本発明の実施例に係る航空機胴体パ
ネルのリベット打鋲装置の外観斜視図、図2は前記リベ
ット打鋲装置の正面図、図3は図2のA矢視図(平面
図)、図4は図2のB矢視図(側面図)、図5はリベッ
ト打鋲工程(その1)を示す説明図、図6はリベット打
鋲工程(その2)を示す説明図である。
【0015】図1ないし図4において、1は本体フレー
ム、2はZ軸スライドベース、02は作業台、3はY軸
スライドベース、4はX軸スライドベースである。該X
軸スライドベース4は地面上に固定され、Y軸スライド
ベース3は前記X軸スライドベース4上を水平方向にス
ライド可能となっており、また本体フレーム1はY軸ス
ライドベース3上を、該Y軸スライドベース3の移動方
向と直角方向にスライド可能となっており、作業台02
は前記本体フレーム1に固定されて前記Z軸スライドベ
ース2に沿って昇降するようになっている。5は前記本
体フレーム1に固定された円弧状案内部材であり、詳細
は後述する。
【0016】前記Y軸スライドベース3は、ブレーキ付
きのギヤードモータ(インバータモータ)とインバータ
との併用にて移動速度の制御が可能となっており、イン
チング作動とピッチ送りとを選択ボタンにより切り換え
可能となっている。また、前記ピッチ送りを可能とする
ために、位置検出用のエンコーダが設けられている。ま
た、前記Y軸スライドベース3(前後方向スライド)
は、ブレーキ付きのギヤードモータ(インバータモー
タ)とインバータとの併用にて移動速度の制御が可能と
なっており、ジョイステックのレバー操作により移動速
度及びスライド方向が任意に設定可能となっている。1
6は前記Y軸スライドベース3を前後方向に移動するた
めの前後方向スライド機構である。
【0017】前記円弧状案内部材5は、リベット104
が打設される胴体パネル200(図7参照)の曲率半径
に沿って、後述する構成を有するワークヘッドユニット
10が移動できる円弧状の案内部05を備えている。該
円弧状の案内部05は、前記ワークヘッドユニット10
に設けられたスプロケットと噛み合うように円弧状に配
置された2列のチェーンラックを備えるとともに、摺動
部に円弧状のガイドとレールとを備えて、前記ワークヘ
ッドユニット10を胴体パネル200の曲率半径に沿っ
て案内するようになっている。17は前記ワークヘッド
ユニット10を前記円弧状の案内部05に沿って移動せ
しめる円周方向駆動装置であり、ジョイステックのレバ
ー操作にて移動速度及び移動方向を設定可能となってい
る。
【0018】前記ワークヘッドユニット10は、前記胴
体パネル200を構成する複数の板材即ちワーク10
1、102(図5、6参照)を所定状態に重ね合わせた
状態でクランプするクランプユニット12と、前記ワー
ク101、102にリベット挿入穴103(図5参照)
を穿孔するドリル23(図5参照)を備えたドリルユニ
ット25と、前記リベット挿入穴103にリベット10
4を挿入し該リベット104をかしめるリベット挿入、
カシメユニット11と、位置合わせ用のCCDカメラ2
1とが設けられている。15はユニット旋回装置で、前
記ドリルユニット25とリベット挿入、カシメユニット
11とを含む各ユニットを加工位置にセットするため、
これらをユニット旋回中心14廻りに旋回せしめるもの
で、レバーをシリンダピストン軸のカムフォロワにて作
動させるようになっている。
【0019】前記クランプユニット12は、油圧により
作動するクランプシリンダにより前記ワーク101、1
02を所定の状態にクランプ可能に構成されている。ま
た、前記ドリルユニット25は、油圧モータによりタイ
ミングベルトを介して伝達される回転力により回転駆動
せしめられ、油圧比例弁によって回転数が制御されるよ
うになっている。さらに、前記リベット挿入、カシメユ
ニット11は、ガイドとレールとよりなるスライド構造
のカシメシリンダの圧力によりリベットのかしめを行う
もので、かしめ圧力は油圧比例弁により制御するように
なっている。
【0020】かかる構成からなるリベット打鋲装置を用
いての、航空機胴体パネル200のリベット結合作業の
手順を、図5ないし図6により説明する。先ず、ワーク
101及び102の打鋲位置に明けられているリベット
挿入穴103のパイロットホールを、前記ワークヘッド
ユニット10に設けられたCCDカメラ21で直視し
て、パイロットホール中心とCCDカメラ21中心との
芯合わせを行い、打鋲位置を決める(図5(A))。
【0021】次いで、前記打鋲位置の位置決め完了信号
を受けて、左右のクランプユニット12a、12bに併
設されているクランプシリンダのピストンロッド27に
よって前記ワーク101及び102の打鋲位置をクラン
プする(図5(B))。
【0022】次いで前記ワーク101及び102をクラ
ンプした状態で、前記ユニット旋回装置15により前記
ドリルユニット25を回転させてドリル23の中心を前
記リベット挿入穴103のパイロットホール中心に一致
させ、ドリルスピンドル24を回転させながら送りを与
えて前記リベット挿入穴103を所定の寸法に加工する
(図5(C))。
【0023】次いで、前記リベット挿入、カシメユニッ
ト11にリベット104を把持せしめ、該リベット挿
入、カシメユニット11を前記ユニット旋回装置15に
より回転させてその中心を前記リベット挿入穴103の
中心に一致させ、該リベット104をリベット挿入穴1
03に挿入する(図6(D))。
【0024】次いで、ピストンロッド27を前記ワーク
101及び102側に移動させてリベット104を前記
ワーク101の面に押し当てながら、前記該リベット挿
入、カシメユニット11によりリベット104の頭部に
打撃力を与えて該リベット104をかしめる。これによ
り、前記ワーク101及び102はリベット104によ
って強固に接合される(図6(E))。
【0025】そして、前記のようなリベット104のか
しめ作業が終了した後、前記クランプユニット12a、
12bを取り外し、すべてのリベット打鋲作業を終了す
る(図6(F))。
【0026】以上のように、かかる実施例によれば、前
記円弧状案内部材5に取り付けられた前記ワークヘッド
ユニット10が、前記リベット104打設のワーク10
1、102を構成する胴体パネル200の曲率半径に倣
った形状即ち該曲率半径を有する円弧状の案内部05に
沿って移動することにより、リベット打鋲作業の全ての
作業を行うことができる。従って、かかる実施例によれ
ば、前記ワークヘッドユニット10によるリベット打鋲
作業を、該ワークヘッドユニット10を前記円弧状案内
部材5の案内部05の曲率半径中心廻りに移動させる1
軸廻り移動制御により行うことが可能となり、従来の4
軸N/C打鋲機のように複雑な4軸制御を必要とせず、
制御が簡単化される。また、該4軸N/C打鋲機のよう
なワーク位置決め用の治具類が一切不要となる。
【0027】また、前記ワークヘッドユニットには、前
記ワーク101及び102の打鋲位置をクランプするク
ランプユニット12a、12b、前記ワーク101及び
102にリベット挿入穴103を穿孔するドリルユニッ
ト25、前記リベット挿入穴103にリベット104を
挿入し該リベット104をかしめるリベット挿入、カシ
メユニット11を含むリベット打鋲作業の全てを行う打
鋲用機具が取り付けられており、前記X軸スライドベー
ス4及びY軸スライドベースによる水平方向移動と共働
して、かかるワークヘッドユニット10を前記円周方向
駆動装置17により円弧状案内部材5に沿って移動せし
めるとともに、前記ユニット旋回装置15により前記打
鋲用機具を所定の位置まで回転させるのみでリベット打
鋲作業の全工程を行うことができ、従来技術に比べてリ
ベット打鋲作業が容易化され作業工数が低減される。
【0028】以上により、従来の4軸N/C打鋲機に比
べて、リベット打鋲の設備が簡単かつコンパクト化され
て、装置コストが低減されるとともに、従来の手作業や
4軸N/C打鋲機による作業に比べてリベット打鋲作業
が容易化されて、作業工数が大幅に低減されるととも
に、安定した製品品質を保持できる。
【0029】
【発明の効果】以上記載の如く本発明によれば、前記ワ
ークヘッドユニットによるリベット打鋲作業を、該ワー
クヘッドユニットを前記案内部材の案内部の曲率半径中
心廻りに移動させる1軸廻り移動制御により行うことが
可能となり、従来の4軸N/C打鋲機のように複雑な4
軸制御を必要とせず、リベット打鋲の制御が簡単化され
る。また、該4軸N/C打鋲機のようなワーク位置決め
用の治具類が一切不要となり、装置が簡単化され低コス
トとなり、かつ安定した製品品質を保持できる。
【0030】また、特に請求項3及び4のように構成す
れば、前記ワークヘッドユニットには、前記ワークを構
成する複数の板材の打鋲位置をクランプするクランプユ
ニット、前記ワークにリベット挿入穴を穿孔するドリル
ユニット、前記リベット挿入穴にリベットを挿入し該リ
ベットをかしめるリベット挿入、カシメユニットを含む
リベット打鋲作業の全てを行う打鋲用機具が取り付けら
れており、前記水平方向移動手段による水平方向移動と
共働して、かかるワークヘッドユニットを駆動装置によ
り円弧状の案内部を有する案内部材に沿って移動せしめ
るとともに、ユニット旋回装置により前記打鋲用機具を
所定の位置まで回転させるのみでリベット打鋲作業の全
工程を行うことができ、従来技術に比べてリベット打鋲
作業が容易化され作業工数が低減される。
【0031】よって、本発明によれば、従来の4軸N/
C打鋲機に比べて、リベット打鋲の設備が簡単かつコン
パクト化されて、装置コストを低減できるとともに、従
来の手作業や4軸N/C打鋲機による作業に比べてリベ
ット打鋲作業が容易化されて、安定した製品品質を保持
しつつ作業工数を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る航空機胴体パネルのリ
ベット打鋲装置の外観斜視図である。
【図2】 前記リベット打鋲装置の正面図である。
【図3】 図2のA矢視図(平面図)である。
【図4】 図2のB矢視図(側面図)である。
【図5】 リベット打鋲工程(その1)を示す説明図で
ある。
【図6】 リベット打鋲工程(その2)を示す説明図で
ある。
【図7】 本発明が適用される航空機の胴体パネルの概
要を示し、(A)は胴体パネル1枚の外観斜視図、
(B)は(A)のZ―Z断面図である。
【図8】 従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 Z軸スライドベース 3 Y軸スライドベース 4 X軸スライドベース 5 円弧状案内部材 05 案内部 10 ワークヘッドユニット 11 リベット挿入、カシメユニット 12、12a、12b クランプユニット 14 ユニット旋回中心 15 ユニット旋回装置 16 前後方向スライド機構 17 円周方向駆動装置 21 CCDカメラ 23 ドリル 25 ドリルユニット 27 ピストンロッド 104 リベット 101、102 ワーク 103 リベット挿入穴 200 胴体パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 耕司 名古屋市港区大江町10番地 三菱重工業株 式会社名古屋航空宇宙システム製作所内 (72)発明者 中川 政夫 千葉県千葉市緑区大野台1−2−3 日清 紡績株式会社研究開発センター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の板材をリベットにて固定するリベ
    ット打鋲装置において、本体フレームに固定されて前記
    板材の表面形状に倣った形状を有しかつ略垂直方向に延
    びる案内部を備えた案内部材と、該案内部材に前記案内
    部に沿って移動可能に取り付けられ前記リベットの打設
    作業を行う打鋲用機具を備えたワークヘッドユニットと
    を備えたことを特徴とするリベット打鋲装置。
  2. 【請求項2】 前記案内部材は、前記案内部の形状が、
    前記板材の湾曲面に沿って前記ワークヘッドユニットを
    移動可能とした円弧状に形成されてなることを特徴とす
    る請求項1記載のリベット打鋲装置。
  3. 【請求項3】 前記ワークヘッドユニットあるいはこれ
    に取り付けられた前記打鋲用機具を回転軸廻りに回転可
    能にして前記案内部材の案内部に沿って移動せしめるヘ
    ッドユニット駆動装置と、前記案内部材を互いに直交す
    る水平軸方向に移動せしめる水平方向移動手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載のリベット打鋲装置。
  4. 【請求項4】 前記ワークヘッドユニットの打鋲用機具
    として、前記複数の板材を所定状態に重ね合わせた状態
    でクランプするクランプユニットと、前記板材にリベッ
    ト挿入穴を穿孔するドリルを備えたドリルユニットと、
    前記リベット挿入穴にリベットを挿入し該リベットをか
    しめるリベット挿入、カシメユニットとが設けられてな
    ることを特徴とする請求項1記載のリベット打鋲装置。
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