JP2002027740A - 遠隔装置の電源回路 - Google Patents
遠隔装置の電源回路Info
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Abstract
因により、入力電圧の立ち上がりが遅れる場合にも、信
頼性の高い短絡保護機能を実行する遠隔装置の電源回路
を実現すること。 【解決手段】DC/DCコンバータへの入力電圧が充分
な値になる迄は、スイッチングレギュレータのいわゆる
タイマーラッチ式の短絡保護機能を停止し、その期間中
にスイッチング素子を短絡から保護するために、入力電
圧を所定の電圧値と比較する回路31,41を設け、入
力電圧が低いときは短絡保護用タイマーラッチのタイマ
ー回路13を停止させ、かつ、デューティ比設定回路2
0の出力電圧をデューティ比0%に対応する値にする。
Description
にて電力が供給されるVFD(蛍光表示管)等の負荷を
備えたリモコン(遠隔装置)用の電源回路に関し、さら
に詳しくは、スイッチング素子を出力短絡時の過電流か
ら保護する回路の誤動作を防止するように構成した遠隔
装置の電源回路に関する。
ら有線にて電力が供給され、その供給された入力電圧を
負荷等に適応した電圧に変換する電源回路としてDC/
DCコンバータを内蔵したリモコン(遠隔装置)が知ら
れている。特に、時刻や設定値等を表示するVFD(蛍
光表示管)を備えたリモコンにおいて、備えられた蛍光
表示管の駆動用電源としてフィラメント加熱用電圧が
2.4V、グリット,陽極電圧が30V程度必要である
為、本体器具からリモコンに供給される電圧(約14V
〜16V)からリモコン内部で上記電圧を生成するのに
DC/DCコンバータが必要になる。
mA程度必要であることから、一般的に高効率に安定化
された電圧を得る為にスイッチングレギュレータ方式の
DC/DCコンバータが用いられている。このようなス
イッチングレギュレータは負荷に応じて、デューティ比
を変化させるので、出力が短絡したままでスイッチング
を継続したり、想定した以上の負荷条件でスイッチング
を継続すると、休止期間が0%となり、即ちスイッチン
グ素子がずっとオンになるので、スイッチング素子が発
熱し、劣化や焼損等が起こる。そこで、出力が短絡した
場合、スイッチング動作を停止する短絡保護機能や、重
負荷に対してもスイッチング素子がオンしたままになら
ないように保護する為に、スイッチング素子のスイッチ
ング周期に対する休止期間の比率を0〜100%の範囲
で設定できる休止期間設定機能(デューティ比上限設定
機能)を設けることは、より信頼性の高い電源回路を得
るのに効果的である。
及び上記の保護機能等を個別にて作成するには多くの部
品点数が必要となるが、近年では、上記の機能が全て1
つのパッケージに納まった電源用ICが多くのデバイス
メーカーから市販されており、部品点数の削減による省
スペース化、低コスト化が図れることから広く利用され
ている。
ッチングレギュレータ用ICにおいて、実現されている
短絡保護機能の多くは、いわゆるタイマーラッチ式と呼
ばれるもので、出力が設定値以下となるとタイマーが開
始され、設定された時間が経過すると、短絡保護回路の
ラッチ回路がセットされスイッチング素子がオフして、
それ以降スイッチング素子はオフし続ける。この場合リ
セットするには電源を一旦落とす必要がある。
周期の間のオンデューティの上限を設定できるものであ
り、負荷が重くなっても、オンデューティが設定された
上限よりも大きくならないようにすることにより、スイ
ッチング素子が連続的にオンになる(休止期間0%)こ
とを防止する機能である。
コンバータを簡略化して示す図である。DC/DCコン
バータ回路1の入力側には、ガス器具等の本体器具8か
らケーブル9を介して入力電圧Vinが供給され、図示
されるように平滑コンデンサ2aとインダクタ2bを有
する直流入力電圧Vinの陽極端子には、制御部11か
らの駆動信号11sによってスイッチング動作制御され
る主スイッチング素子3が直列に接続され、主スイッチ
ング素子3と入力電圧Vinの負極端子との間にトラン
ス4の1次側巻線4aが直列に接続される。出力側で
は、トランス4の2次側巻線4bにダイオード5aが直
列に接続され、平滑コンデンサ5bが並列接続されて昇
圧DC/DCコンバ−タ回路が構成され、出力端には蛍
光表示管等の負荷6が接続される。
2で抵抗分圧され、分圧された電圧が誤差増幅器7の非
反転入力側にフィードバック入力されて、参照電圧Vr
efを抵抗R9,R10で抵抗分圧された電圧と比較さ
れ、その差信号7sが制御部11に入力される。制御部
11は差信号7sが減少する方向に主スイッチング素子
2のオンデューティを制御する駆動信号11sを主スイ
ッチング素子3のベ−ス側に出力してスイッチング動作
を行い、出力端電圧Voを入力電圧Vinより高い所定
の定電圧に保持して負荷6に供給する様フィードバック
制御される。また、制御部11には図示しないが入力電
圧Vinと接続されて作動するための電力が供給され、
また、その内部には図示しない三角波を生成する発振器
が内蔵され、その発振器によって決定されるスイッチン
グ素子3のスイッチング周期が、やはり図示しないコン
デンサや抵抗によって設定されている。
ッチングを継続し続けることによる過電流から主スイッ
チング素子3を保護するために短絡保護回路10が設け
られる。短絡保護回路10は、誤差増幅器7からの差信
号7sを非反転入力側に受けて、反転入力側に入力され
る参照電圧Vrefを抵抗R11,R12でほぼ半分の
値に抵抗分圧された電圧と比較するSCP(短絡保護)
コンパレ−タ12と、その出力側に接続されたタイマー
回路13と、さらにそのタイマー回路13の出力側に接
続されたラッチ回路14とで構成される。
レ−タ12の出力側にベ−スが接続されエミッタが接地
されたスイッチング素子15と、非接地端子側であるス
イッチング素子15のコレクタと抵抗R3を介して接続
されたコンデンサ16と、同じくスイッチング素子15
のコレクタに接続された定電流源Iscpとで構成さ
れ、スイッチング素子15のコレクタはラッチ回路14
のセット端子Sにも接続されている。尚、参照電圧Vr
efは制御部11内部で生成された直流定電圧源で、図
示しないが増幅器等の電子部品へ作動電圧を供給してお
り、定電流源Iscpも生成にも用いられている。
間設定回路)20は、フィードバック制御が不能になっ
た場合でも、主スイッチング素子2のオンデューティが
一定以上大きくならないように制限をかけるためのもの
で、制御部11が内蔵する発振器が出力する三角波の上
限値と下限値の間の範囲で所定の電圧を制御部11へ印
加して比較させることでスイッチング周期の間のデュー
ティ比の上限を設定できるものである。たとえば図示の
ように参照電圧Vrefを抵抗R5,R6で分圧した電
圧を制御部11に印加することで休止期間を0〜100
%内で任意に設定でき、通常運転を考慮したデューティ
比の上限が設定される。この場合、三角波の上限電圧値
を超えるような電圧を印加すれば休止期間は100%、
つまりデューティ比0%に設定されるので、スイッチン
グ素子3へのオン動作は行われない。また、コンデンサ
17を抵抗R5と並列接続すれば、主スイッチング素子
3のデューティ比を0%(休止期間100%)から徐々
にオンさせるいわゆるソフトスタート機能を追加するこ
ともできる。
おいて、DC/DCコンバ−タ回路1の定常運転時に
は、誤差増幅器7からの差信号7sの変化が少なく、こ
れを非反転入力側に受けたSCPコンパレ−タ12が平
衡してハイレベルの信号を出力するので、この出力をベ
−スに受けたスイッチング素子15がオン状態となる。
したがって、ラッチ回路14のセット端子Sには、定電
流源Iscpに接続されたスイッチング素子15のコレ
クタ側の電圧が入力されるので、この電圧がラッチ回路
14をセットするスレッショルド電圧より低くなるよう
設定しておけば、ラッチ回路14はリセット状態が保持
されてままなので出力短絡保護回路10の保護動作は機
能せず、定常運転が持続される。
負荷等によって出力電圧Voが低下すると、誤差増幅器
7の出力である差信号7sが増大し、SCPコンパレー
タ12の反転入力側の電圧を超えるSCPコンパレ−タ
12の出力がローレベルに変化する。その結果スイッチ
ング素子15はタ−ンオフするので、コンデンサ16の
端子電圧Vcがコンデンサ16の静電容量および抵抗R
3の抵抗値の積で決まる電圧の立ち上がり時定数で上昇
する。そして、この電圧Vcがラッチ回路17のスレッ
ショルド電圧を超えた時にラッチ回路17はセットさ
れ、これを検知した制御部11が主スイッチング素子3
への駆動信号11sをオフして主スイッチング素子への
短絡電流の通流を阻止するので、過電流による主スイッ
チング素子3が発熱し、劣化や焼損等が起こることを防
止することができる。尚、このラッチ回路14のセット
状態は供給電源を切り参照電圧Vrefを一度落として
リセットするまで持続される。
時に、入力電圧Vinの立ち上がりの遅れによる出力電
圧Voの立ち上がりが遅れる場合には、その出力電圧V
oの立ち上がりの遅れを短絡保護回路10が負荷回路に
短絡が発生したことによる電圧低下と誤判断して動作す
ることを防ぐために、タイマー回路13の設定したコン
デンサ16の静電容量および抵抗R3の抵抗値よる電圧
Vcの立ち上がり時定数によって決まるタイマー時間
を、DC/DCコンバ−タ回路1の起動時の出力電圧V
oの立ち上がり時定数より遅く設定し、短絡保護の動作
に遅れを持たせるよう構成される。
絡保護機能の動作に遅れを持たせることは、負荷電流の
急激な変動などによる出力電圧の低下を短絡保護機能が
負荷の短絡と誤判断することを防止することにも役立つ
が、この短絡保護機能のタイマー時間を長くし過ぎる
と、本当に負荷回路の短絡事故が発生した場合、保護動
作の遅れ期間中に短絡電流により主スイッチング素子が
過熱されて焼損してしまって、保護の役目を果たさなく
なることは明らかで、設定されるタイマー時間はおのず
と数msecが限度となる。したがって、DC/DCコ
ンバータの入力電圧が充分な値に立ち上がるまでに要す
る時間が短絡保護機能の設定タイマー時間以下であれば
問題無いが、リモコン内部のDC/DCコンバータへの
入力電源電圧は遠隔からの本体器具より供給される為、
その立ち上がりが遅い。
圧の安定化のために付加されているコンデンサやリモコ
ンケーブルの抵抗の作用等の理由から、電源の立ち上が
りが必要な電圧まで達するのに数百msec以上かかる
場合があり、このとき、短絡保護機能が働いてラッチ回
路がセットされて、スイッチング素子が常時オフされて
しまい、スイッチング動作を復帰させるには本体器具か
らの通電を一旦止めてリセットしなければならない。こ
の対策として短絡保護回路の設定タイマー時間を入力電
圧の立ち上がりの遅れより長くした場合、通常運転を考
慮したデューティ比上限設定回路によるデューティ比の
上限の設定では、出力短絡が発生して継続されるとスイ
ッチング素子の負荷が増大し、前述のような不具合が発
生してしまうという問題があった。
DCコンバータへの入力電圧が充分な値になる迄は、上
述のような保護機能及びスイッチング動作の制御を停止
させるために、入力電圧の所定の電圧値を検出して、そ
れ以下では短絡保護機能を停止させ、かつスイッチング
動作の制御を禁止させることで、設置の状況(リモコン
ケーブルの長さ)等の要因にも左右されない信頼性の高
い遠隔装置の電源回路を実現することである。
本発明に係る遠隔装置の電源回路は、本体装置から有線
によって電力を供給され前記本体装置からの電力供給を
開閉するスイッチング素子を有し遠隔装置の負荷に電力
を供給するDC/DCコンバータ回路と、前記DC/D
Cコンバータの出力電圧と所望電圧との差を減少させる
ように前記スイッチング素子のデューティー比を制御す
る主制御部と、DC−DCコンバータの出力電圧が予め
定めた電圧よりも低下した状態が所定時間継続した以降
はスイッチング素子の常時オフを指令する信号を前記主
制御部へ出力する短絡保護回路と、前記デューティー比
の上限を指令する信号を前記主制御部へ出力するデュー
ティー比上限設定回路とを備える遠隔装置の電源回路に
おいて、DC/DCコンバータへの入力電圧が予め定め
た電圧よりも低下している期間中には前記短絡保護回路
が前記常時オフ指令信号を出力することを停止させる起
動時短絡保護停止回路と、DC/DCコンバータへの入
力電圧が予め定めた電圧よりも低下している期間中には
前記デューティー比上限設定回路が前記デューティー比
上限を0%に設定する信号を前記主制御部へ出力するよ
うに制御する起動時デューティー比制御回路とを設けた
ことを要旨とするものである。
面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施
例に係る遠隔装置の電源回路に適用した例を示してお
り、従来技術と同じ構成部分には同一参照符号を付すこ
とにより、重複した説明は省略する。図示されるよう
に、短絡保護回路10は、誤差増幅器7からの差信号7
Sを非反転入力側に受けて反転入力側の基準電圧と比較
するSCPコンパレ−タ12と、そのSCPコンパレー
タ12の出力と接続されたタイマー回路13と、そのタ
イマー回路13の出力と接続されたラッチ回路14を備
え、起動時短絡保護停止回路31の出力と接続される。
デューティ比上限設定回路20は、参照電圧Vrefを
抵抗分圧して制御部11に印加する抵抗R5,R6と、
抵抗R5と並列接続することでソフトスタート機能を追
加するコンデンサ17を備え、起動時デューティ比制御
回路41と接続される。
コレクタ出力のコンパレータ32を備えており、その出
力はタイマー回路13のコンデンサ16の非接地側に接
続され、非反転入力側に入力電圧Vinを抵抗R7,R
8で分圧された電圧Vrが入力され、反転入力側には参
照電圧Vrefが入力されるように構成される。また、
起動時デューティ比制御回路41はオープンコレクタ出
力のコンパレータ42を備えており、その出力は従来技
術の説明では接地されていた抵抗R6に直列に接続さ
れ、非反転入力側に参照電圧Vrefが入力され、反転
入力側には入力電圧Vinを抵抗R7,R8で分圧され
た電圧Vrが入力されるように構成される。
来技術の説明におけるものと同様であるが、コンデンサ
16の静電容量および抵抗R3の抵抗値の積で決まる電
圧Vcの立ち上がり時定数は、入力電圧Vinの立ち上
がりに対する遅れを持たせず定常運転時を想定した負荷
回路の短絡電流による主スイッチング素子3の損傷を防
ぐに必要な値に設定するよう構成されている。
タ回路1に電源を投入して起動させた場合の起動時短絡
保護停止回路31の動作について説明する。ゼロから立
ち上がる入力電圧Vinの電圧変化に対応してコンパレ
ータ32の非反転入力側に入力される抵抗分圧された電
圧Vrもゼロから立ち上がる。このときコンパレータ3
2の反転入力側に入力された参照電圧Vrefもゼロか
ら立ち上がるが、入力電圧Vinを抵抗分圧された電圧
Vrの立ち上がりの方が遅れるため、電圧Vrが参照電
圧Vrefを超えるまでの間、起動時短絡保護停止回路
31のコンパレータ32の出力はローレベルとなってコ
ンデンサ16には充電されないので、ラッチ回路14は
リセット状態が保持される。
ち上がるのに伴って上昇する電圧Vrが参照電圧Vre
fを超えると、コンパレータ32の出力端はオープンに
なるので、タイマー回路13のコンデンサ16の非接地
側とコンパレータ32の出力端の接続が断線された状態
になる。したがって、入力電圧Vinが出力電圧Voが
所定の電圧を出力するのに充分な値にまで立ち上がるま
で、出力電圧Voの出力不足によるタイマー回路13の
タイマーがタイムアップしてラッチ回路がセットされな
いように短絡保護回路10の機能を停止させ、入力電圧
Vinが充分立ち上がったら、その停止を解除して通常
の出力短絡保護機能を動作させることができる。
最低作動電圧が短絡保護回路10の最低作動電圧よりも
低いような構成にすれば、電圧協調性が担保される。つ
まり、起動時に短絡保護回路10が作動を開始する以前
から、起動時短絡保護回路31は動作していることにな
るので、確実に起動時短絡保護回路31は短絡保護回路
10の機能を停止させることができる。
続された起動時デューティ比制御回路41の起動時の動
作について説明する。起動時短絡保護停止回路31の動
作についての説明と同様に、ゼロから立ち上がる入力電
圧Vinの電圧変化に対応する電圧Vrが上昇して参照
電圧Vrefを超えるまでの間、起動時デューティ比制
御回路41のコンパレータ42の出力端はオープンされ
ているので制御部11へ印加されるデューティ比上限設
定電圧は参照電圧Vrefとなる。このとき、制御部1
1が内蔵する発振器が出力する三角波との比較において
参照電圧Vrefは三角波の上限電圧を超えるためデュ
ーティ比は0%に設定されて、主スイッチング素子3の
オン動作が行われないように禁止される。。
ち上がるのに伴って上昇する電圧Vrが参照電源Vre
fを超えると、コンパレータ42の出力端がローレベル
になるので、参照電圧Vrefを抵抗R5,R6で分圧
した電圧を制御部に印加して通常運転を考慮したデュー
ティ比の上限が設定される。したがって、このような構
成にしたことにより、入力電圧Vinが出力電圧Voが
所定の電圧を出力するのに充分な値にまで立ち上がるま
で、主スイッチング素子3のオン動作を禁止させ、入力
電圧Vinが所定の値に立ち上がったら、その禁止を解
除して通常のデューティ比上限設定機能を作動させるこ
とができる。
前述の起動時短絡保護停止回路31による短絡保護回路
10の機能停止期間中に、仮に負荷回路が短絡してしま
ったり、または起動時から短絡していた場合に、オン制
御されたスイッチング素子3に短絡電流が流れるのを防
止するためのもので、これにより短絡保護回路10の機
能停止期間中は、スイッチング素子3にオン動作も禁止
されているので、上述のような不測の事態が発生しても
スイッチング素子3を短絡電流から防止することができ
る。。
41の最低作動電圧が短絡保護回路10の最低作動電圧
よりも低い構成にすれば、電圧協調性が担保される。つ
まり、起動時に短絡保護回路10が作動を開始する以前
から、起動時デューティ比制御回路41は動作している
ので、確実にスイッチング素子3にオン動作を禁止する
ことができる。
動時デューティ比制御回路41に備えられたコンパレー
タ32,42への比較する入力信号として、それぞれ参
照電圧源Vrefと入力電圧Vinを抵抗分圧した電圧
Vrが用いられているので、それぞれの出力の変化は同
時に作動することになるが、上述のような短絡保護回路
10の機能停止期間中に不測の事態が発生すること想定
すると、起動時デューティ比制御回路41によってスイ
ッチング素子3のオン動作の禁止を解除する時期は、起
動時短絡保護停止回路31が短絡保護回路10の機能停
止を解除する時期と同時または遅れを持たせる構成にす
ると良い。これは、短絡保護回路10の機能停止を解除
する時期よりも早い時期に主スイッチング素子3のオン
動作の禁止を解除した場合、そのズレの期間中に発生し
た出力短絡による主スイッチング素子3の保護ができな
いからである。
の一実施形態のより具体的な構成を示した回路図であ
る。図示されるようにDC/DCコンバータ回路1とほ
ぼ同じ構成で、より具体的に示されている。本体器具8
からケーブル9を介してリモコン内部のDC/DCコン
バータ回路60に供給される入力電圧Vin(約14〜
16V)はDC/Dコンバータ回路60の負荷である蛍
光表示管に適した電圧に変換される。例えば、降圧され
て蛍光表示管のフィラメント加熱用電圧Vo1(2.4
V))として用いられたり、反転昇圧されて蛍光表示管
のグリット,陽極電圧Vo2(−30V)として用いら
れるように変換制御される。
して示した範囲内の回路を含むスイッチングレギュレー
タ制御IC66として、BA9743AFV(ローム社
製)を用いている。これはタイマ−ラッチ式短絡保護機
能及びデューティ比上限設定機能を有するPWM方式ス
イッチングレギュレータ制御用ICであり、内部で参照
電圧源Vref(2.505V)の安定した電圧を生成
して内蔵される各素子の駆動電源として用いられ、参照
電圧端子VrefからIC外部にも出力されている。
電圧は2.53Vであり、電源端子Vccには入力電圧
Vinを平滑して入力され、各端子には外付け素子が接
続される。発振周波数設定端子CT,RTにはコンデン
サ61および抵抗62が接続され、制御部出力端子OU
T1から出力される駆動信号11sは主スイッチング素
子部63に接続され、内蔵の誤差増幅器7の反転入力端
子INV1には出力電圧Vo2と参照電圧Vrefを分
圧部69で分圧した電圧がフィードバック入力され、出
力端子FB1とその反転入力端子INV1間にはコンデ
ンサ64および抵抗65が接続され、非反転入力端子N
ON1には参照電圧Vrefを抵抗R9,R10で分圧
された電圧が入力される。
SCPには抵抗R3を介して起動時短絡保護停止回路3
1のコンパレータ32の出力端子と、タイマー用コンデ
ンサ16の非接地側が接続される。デューティ比上限設
定端子DT1には抵抗R6を介して起動時デューティ比
制御回路41のコンパレータ42の出力端子が接続さ
れ、参照電圧端子Vrefとの間に抵抗R5とソフトス
タート機能を持たせるためのコンデンサ17とが並列接
続される。なお、コンパレータ32,42のより具体的
な例としては、μPC393G2(NEC製)が用いら
れる。これはオープンコレクタ出力タイプのコンパレー
タで、作動するための最低電源電圧は2.0Vとなって
おり、スイッチングレギュレータ制御ICの最低作動電
圧との電圧協調性が保たれている。これらコンパレータ
32,42の電源端子には入力電圧Vinから電力が供
給されている。
タ回路60における起動時短絡保護停止回路31と起動
時デューティ比制御回路41の起動時の動作について、
入力電圧Vinを分圧する抵抗R7,R8の抵抗値を、
例えばそれぞれ27KΩ,10KΩとして説明する。本
体器具8から電力が供給されて、入力電圧Vinがゼロ
から立ち上がり、スイッチングレギュレータ制御IC6
6が動作を開始する最低作動電圧2.53Vまで上昇し
たときには、すでに最低作動電圧2.0Vのコンパレー
タ32,42は動作して、それぞれの出力端子はローレ
ベル,オープンになっている。つまり短絡保護機能はそ
の作動開始以前から、起動時短絡保護停止回路31のコ
ンパレータ32によってその機能を停止されているの
で、出力電圧Vo2が所定の電圧まで立ち上がっていな
いことによってラッチ回路がセットされることはない。
また同様に、起動時デューティ比制御回路41のコンパ
レータ42によってデューティ比が0%に設定されて、
主スイッチング素子部63のオン動作制御を禁止してい
るので、スイッチングレギュレータ制御IC66が動作
を開始しても、主スイッチング素子部63はオンされな
い。
で立ち上がって(この例では9.2685V=2.50
5x10/(10+27))、コンパレータ32の非反
転入力端子およびコンパレータ42の反転入力端子に入
力された入力電圧Vinを抵抗R7,R8で抵抗分圧し
た電圧Vrがコンパレータ32,42で比較する参照電
圧Vref(=2.505V)を超えてコンパレータ3
2,42の出力端子がそれぞれオープン,ローレベルに
変化すると、短絡保護機能の停止及び主スイッチング素
子の動作制御の禁止が解除されて、通常の運転制御が開
始される。
る期間中、短絡保護機能を停止するだけでは、仮にこの
期間中に出力が短絡したり、また起動する以前から短絡
している場合に、オンされたスイッチング素子部63が
短絡電流にさらされてしまうおそれがあるが、起動時デ
ューティ比制御回路41のよって主スイッチング素子部
63のオン動作制御が禁止されているので防止される。
が、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
なる態様で実施できることは勿論である。例えば、上記
実施例では、昇圧DC/DCコンバータを用いたが、降
圧DC/DCコンバータについても同様に実施可能であ
ることは言うまでもない。また起動時短絡保護停止回路
および起動時デューティ比制御回路の構成として、実施
例ではオープンコレクタ出力のコンパレータを用いた回
路を示したが、他のスイッチング素子等を用いて実施し
ても同様の効果を得られることも言うまでもない。要
は、入力電圧の所定の電圧値を検出して、短絡保護機能
の停止とその解除と、スイッチング動作の禁止をその解
除を同期させて行う機能を有するものであれば良い。
ば、起動時にDC/DCコンバータへの入力電圧が充分
な値になる迄は、出力電圧が低いことによる短絡保護回
路によるスイッチング素子を常時オフする指令を停止さ
せ、デューティ比を0%に設定してスイッチング素子を
オンさせなくするので、たとえ、設置の状況(例えば、
本体からリモコンへ供給するケーブルの長さ)等の要因
により、入力電圧の立ち上がりが遅れることになって
も、誤って短絡保護動作が行われることなく、仮に、短
絡保護機能を停止させている期間中に負荷回路が短絡し
ていた場合等にも、過電流から主スイッチング素子を保
護することができるので、通常運転時を想定した出力短
絡保護機能及び休止期間設定機能の適切な設定が行うこ
とが可能になり、信頼性の高い遠隔装置の電源回路を実
現できる。
時デューティ比制御回路が作動するための最低電源電圧
が、短絡保護機能が作動するための最低電源電圧よりも
低いような構成にすることで、起動時には、短絡保護機
能が作動を開始する以前から起動時短絡保護停止回路と
起動時デューティ比制御回路が作動するようになるの
で、電圧協調性が保たれた信頼性の高い動作を行うこと
ができる。
デューティ比制御回路は、従来一般に用いられるスイッ
チングレギュレータ制御IC等が具備する参照電圧端子
から出力される参照電圧に基づいて、入力電圧の低下を
検知する構成にすることで、簡易な比較回路を追加する
だけで実施でき、追加する素子等の部品点数も少ないこ
とから安価である。
を示した回路図である。
を示した回路図である。
ある。
路 66 スイッチングレギュレータ制御IC Vin 入力電圧 Vo 出力電圧 Vref 参照定電圧源 Iscp 定電流源
Claims (3)
- 【請求項1】 本体装置から有線によって電力を供給さ
れ前記本体装置からの電力供給を開閉するスイッチング
素子を有し遠隔装置の負荷に電力を供給するDC/DC
コンバータ回路と、前記DC/DCコンバータの出力電
圧と所望電圧との差を減少させるように前記スイッチン
グ素子のデューティー比を制御する主制御部と、DC/
DCコンバータの出力電圧が予め定めた電圧よりも低下
した状態が所定時間継続した以降はスイッチング素子の
常時オフを指令する信号を前記主制御部へ出力する短絡
保護回路と、前記デューティー比の上限を指令する信号
を前記主制御部へ出力するデューティー比上限設定回路
とを備える遠隔装置の電源回路において、 DC/DCコンバータへの入力電圧が予め定めた電圧よ
りも低下している期間中には前記短絡保護回路が前記常
時オフ指令信号を出力することを停止させる起動時短絡
保護停止回路と、DC/DCコンバータへの入力電圧が
予め定めた電圧よりも低下している期間中には前記デュ
ーティー比上限設定回路が前記デューティー比上限を0
%に設定する信号を前記主制御部へ出力するように制御
する起動時デューティー比制御回路とを設けたことを特
徴とする遠隔装置の電源回路。 - 【請求項2】 前記短絡保護回路と前記起動時短絡保護
停止回路と前記起動時デューティー比制御回路は、前記
本体装置から前記有線によって各回路動作のための電源
を供給され、前記起動時短絡保護停止回路と前記起動時
デューティー比制御回路とが作動するための最低電源電
圧が前記短絡保護回路が作動するための最低電源電圧よ
りも低いことを特徴とした請求項1に記載の遠隔装置の
電源回路。 - 【請求項3】 前記主制御部と参照電圧を発生する参照
電圧源とその電圧をIC外部に出力するための参照電圧
端子とを少なくとも有するICを備え、前記起動時短絡
保護停止回路と前記起動時デューティー比制御回路は、
前記ICの外部に設けられるとともに前記ICの参照電
圧端子から出力される参照電圧に基づいて前記DC/D
Cコンバータの入力電圧の低下を検出するように構成さ
れたことを特徴とした請求項1に記載の遠隔装置の電源
回路。
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