JP2002027727A - ステッピングモータ - Google Patents
ステッピングモータInfo
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- JP2002027727A JP2002027727A JP2000206473A JP2000206473A JP2002027727A JP 2002027727 A JP2002027727 A JP 2002027727A JP 2000206473 A JP2000206473 A JP 2000206473A JP 2000206473 A JP2000206473 A JP 2000206473A JP 2002027727 A JP2002027727 A JP 2002027727A
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- rotor magnet
- teeth
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- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
タにおいて、磁気回路の効率を改善し、トルクを大きく
したものである。 【解決手段】 ロータ磁石の外周部に歯部を有する内ヨ
ーク14とそれに電気角で180度の位相差を持つ歯部
を有する外ヨーク15とを持ち、ステータコイル16を
ロータ磁石12のスラスト軸に沿った横側に配置し、さ
らにステータコイルを取り囲むように磁気的閉ループ
を、内ヨークと外ヨークとで一組のヨーク対を構成し、
ヨーク対二組をロータ磁石の両側の軸方向から磁石をは
さむように配置したステッピングモータであって、ヨー
クの歯部形状を先端部17bより根元部17aを太く
し、ロータ磁石12の外径が回転軸方向において中央部
より両端の方が小径となるようにした。
Description
するステッピングモータに関するものである。
制御方式のマイコン制御に適したアクチュエータとし
て、情報関連機器やOA機器に広く用いられている。
チュエータとして、ステッピングモータが持つ、高速応
答性、高制御性を応用し、次第に利用されてきている。
また、ステッピングモータは、安価な構成にて制御回路
が組めるため、今後、この分野の用途は急増することが
予想される。
表されるように小型化が進んでおり、これらの用途に使
われるステッピングモータには、小径化が要求される。
以下、図面を参照しながら、上述した従来のステッピン
グモータの一例について説明する。
を示すものである。同図において、31はロータ部であ
り、永久磁石32はシャフトに取り付けられている。永
久磁石32の外周面は、円周方向に多極着磁されてい
る。ステータのヨークは内ヨーク34と外ヨーク35と
に別れており、内ヨーク34と外ヨーク35とは、それ
ぞれ歯部37にてギャップ33を介し永久磁石32と対
向している。また、内ヨーク34と外ヨーク35とは、
コイル36を取り囲むように磁気的閉ループを、内ヨー
ク34と外ヨーク35とで一組のヨーク対を構成してお
り、内ヨーク34と外ヨーク35とは、電気角で180
度の位相差を持っている。さらに、上記ヨーク対は、二
組にあり、永久磁石12の両側の軸方向から永久磁石3
2をはさむように配置してあり、この二組のヨーク対の
位相差を電気角で90度の位相差にした位置に配置され
ている。
タについて、その動作を説明すれば、ステータコイルを
順次通電し極性を変えながら通電することにより、ロー
タ磁石はステータヨークの歯と歯とが各々電気角で90
°ずつ回転することになる。
構造では、ステータコイルが磁石と同一軸上に配置され
るため、ステータヨークの磁路長が長くなり、漏れ磁束
が増加し、モータのトルクが必然的に減少するという欠
点を有していた。特に、ステッピングモータが小型化す
るに伴い、トルクを発生させる磁気回路の領域が極端に
狭くなるために、トルクの減少が顕著になる根本的な問
題が生じる。よって、磁気回路の効率向上は、小径のス
テッピングモータには必要不可欠な技術課題である。
に長くなるため、前記歯部の根元付近に荷重がかかりや
すく、前記歯部の強度が弱くなる機械的な課題があっ
た。また、この強度不足が生じると、組立時に不慮の外
力が加わると容易に変形し、前記歯部の位置精度が損な
われる弊害もあった。
が直接接触するステッピングモータにおいても小型化、
小径化が進むにつれ同様の課題がある。
に、ロータ磁石の外周部に配置された内ヨークの歯部と
電気角で180度の位相差を持つ歯部を有する外ヨーク
とを持ち、ステータコイルをロータ磁石の側面に配置し
たステッピングモータにおいて、あるいは、ロータ磁石
の外周部に配置された内ヨークの歯部と電気角で180
度の位相差を持つ歯部を有する外ヨークとを持ち、ステ
ータコイルをロータ磁石のスラスト軸に沿った横側に配
置したステッピングモータにおいて、内ヨークと外ヨー
クの歯部の径方向の厚さは、先端部が根元部より薄い形
状になっており、これに対向するロータ磁石の外径が回
転軸方向において中央部より両端の方が小径になってい
る。
することなく、漏洩磁束を削減し磁気回路内の発生磁束
を有効に利用することができ、モータのトルクを増加す
ることができる。また、歯部の強度を高めることができ
る。
明は、内ヨーク・外ヨークの歯部の径方向の厚さは、先
端部が根元部より薄い形状であり、かつ、ロータ磁石の
外径が回転軸方向において中央部より両端の方が小径に
なっているものである。
向の角度幅は、先端部が根元部より細い形状になってい
る。
せ、かつ、磁石の外径が、回転軸方向において中央部よ
り両端の方が小さな径になっているものでは、ギャップ
長を均一にでき、磁石の磁束の発生効率を高め、トルク
を大きくできるとともに、歯部の強度を高め、前記歯部
の位置精度を高めることができる。
たものでは、磁気飽和を解消し磁気回路の効率を向上し
つつ、磁気抵抗の変化を緩やかにでき、ディテントトル
クを低減できる。
図面を参照して説明する。
久磁石12はシャフトに取り付けられている。永久磁石
12の外周面は、円周方向に多極着磁されている。ステ
ータのヨークは内ヨーク14と外ヨーク15とに別れて
おり、内ヨーク14と外ヨーク15とは、それぞれ歯部
17にてギャップ13を介し永久磁石12と対向してい
る。また、内ヨーク14と外ヨーク15とは、コイル1
6を取り囲むように磁気的閉ループを、内ヨーク14と
外ヨーク15とで一組のヨーク対を構成しており、内ヨ
ーク14と外ヨーク15とは、電気角で180度の位相
差を持っている。さらに、上記ヨーク対は、二組にあ
り、永久磁石12の両側の軸方向から永久磁石12をは
さむように配置してあり、この二組のヨーク対の位相差
を電気角で90度の位相差にした位置に配置されてい
る。
は、図2に示すように先端の方が径方向の肉厚と比べ徐
々に薄くなっており、歯部17は厚肉部17aと薄肉部
17bとを有する。
ステッピングモータの磁気回路について説明する。
した磁束はギャップ13を通り、歯部17に流れる。歯
部17は、永久磁石12と面している範囲で永久磁石1
2から磁束が流入する。よって、図3に示すように歯部
17内の磁束量は、歯部17の先端の薄肉部17bより
歯部17の根元の厚肉部17aの方が多くなることにな
る。
ル16と鎖交させるためには、歯部における磁気飽和を
回避する必要がある。よって、本実施例のごとく、歯部
の根元付近を厚肉にすることで、根本的に歯部に磁気飽
和は生じず、歯部全体で集めた永久磁石の磁束を漏らす
ことなく、ステッピングモータのトルクに寄与させるこ
とができ、無駄のない高効率な磁気回路を得ることがで
きる。また、永久磁石12の外径をヨークの歯部17の
内径に合わせて変化させているため、平均ギャップ長を
小さく、かつ回転軸方向に関してギャップが一定にで
き、永久磁石の発生磁界の利用効率を高めることができ
る。
全体の強度を高めることができる。本実施例では、コイ
ルを磁石の両側の軸方向に配置していることから、内ヨ
ークと外ヨークの歯部が軸方向に長くなってしまうため
に、前記歯部の根元付近に荷重がかかりやすい構造にな
っていた。しかし、歯部の最も荷重がかかる部分を厚肉
部にすることで、歯部全体の強度を高くできる。また、
この強度不足が生じると、組立時に不慮の外力が加わる
と容易に変形し、前記歯部の位置精度が損なわれる弊害
もあったが、このような問題も根本的に解決できる。
設けられていれば、特に限定されるものではない。例え
ば、歯部の形状は、図4に示すように歯部の一部のみ厚
くしていく構造でも構わない。この場合、歯部薄肉部
は、歯部が磁気飽和しない範囲である必要があることは
言うまでもない。
線状に根元ほど厚くなる構造でも構わない。
うに内ヨークおよび外ヨークの歯部20、21の回転方
向の角度幅は、先端部20b、21bが根元部20a、
21aより細い形状になっている。よって、実施例1と
同様に、歯部の根元付近を厚肉にするため、歯部に磁気
飽和は生じず、歯部全体で集めた永久磁石の磁束を漏ら
すことなく、ステッピングモータのトルクに寄与させる
ことができ、無駄のない高効率な磁気回路を得ることが
できる。
設けられていれば、特に限定されるものではない。例え
ば、歯部の形状は、図7に示した歯部22のように曲線
上に厚くなっていてもよい。この場合、歯部は磁石の磁
束を流すのに必要な断面積を確保しつつ、円周方向の磁
気抵抗の変化を緩やかにすることができ、ディテントト
ルクの増加を抑制することができる。
3のように一部のみ厚くしていく構造でも構わない。こ
の場合、歯部薄肉部は、歯部が磁気飽和しない範囲であ
る必要があることは言うまでもない。
請求項1あるいは請求項2に記載の発明によれば、歯部
の根元付近を厚肉にすることにより、歯部に磁気飽和は
生じず、歯部全体で集めた永久磁石の磁束を漏らすこと
がなくなり、無駄のない高効率な磁気回路を得ることが
でき、ステッピングモータのトルクを大きくすることが
できる。
全体の強度を高めることができ、この強度アップによ
り、組立時の不慮の外力による変形を防ぎ、歯部の位置
精度を確保できる。
ギャップ長を小さくかつ回転軸方向にギャップ長を均一
にでき、永久磁石の発生磁界に利用効率をさらに高める
ことができる。
いは請求項2記載の発明と同様な効果を有していること
は言うまでもない。
周方向の磁気抵抗な変化を緩やかにすることができ、デ
ィテントトルクの増加を抑制することができる。
いは請求項2記載の発明と同様な効果を有していること
は言うまでもない。
す説明図
を示す説明図
を示す説明図
を示す説明図
を示す説明図
3a 厚肉部(根元部) 17b、18b、19b、20b、21b、22b、2
3b 薄肉部(先端部)
Claims (4)
- 【請求項1】 ステータコイルと、ロータ磁石と、ロー
タ磁石の外周部に歯部を有する内ヨークと、内ヨークの
歯部と電気角で180度の位相差を持つ歯部を有する外
ヨークとを持ち、さらにステータコイルを取り囲むよう
に磁気的閉ループを、内ヨークと外ヨークとで一組のヨ
ーク対を構成し、かつ二組のヨーク対の位相差を電気角
で90度の位相差にしたステッピングモータであって、
すべての内ヨーク、外ヨークの歯部の径方向の厚さは、
先端部が根元部より薄い形状であり、かつ、ロータ磁石
の外径が、回転軸方向において中央部より両端の方が小
径になっているステッピングモータ。 - 【請求項2】 ステータコイルと、ロータ磁石と、ロー
タ磁石の外周部に歯部を有する内ヨークと、内ヨークの
歯部と電気角で180度の位相差を持つ歯部を有する外
ヨークとを持ち、ステータコイルをロータ磁石のスラス
ト軸に沿った横側に配置し、さらにステータコイルを取
り囲むように磁気的閉ループを、内ヨークと外ヨークと
で一組のヨーク対を構成し、ヨーク対二組をロータ磁石
の両側の軸方向から磁石をはさむように配置し、かつ二
組のヨーク対の位相差を電気角で90度の位相差にした
ステッピングモータであって、すべての内ヨーク、外ヨ
ークの歯部の径方向の厚さは、先端部が根元部より薄い
形状であり、かつ、ロータ磁石の外径が、回転軸方向に
おいて中央部より両端の方が小径になっているステッピ
ングモータ。 - 【請求項3】 ロータ磁石とヨーク対とのエアギャップ
長は均一である請求項1または請求項2記載のステッピ
ングモータ。 - 【請求項4】 すべての内ヨーク、外ヨークの歯部の回
転方向の角度幅は、先端部が根元部より細い形状になっ
ている請求項1または請求項2記載のステッピングモー
タ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006118150A1 (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Valeo Thermal Systems Japan Corporation | ステッピングモータ |
EP2128304A1 (en) | 2002-02-05 | 2009-12-02 | Canon Anelva Corporation | Metal film production apparatus and method |
CN102075061A (zh) * | 2009-11-25 | 2011-05-25 | 日本电产三协株式会社 | 电动机 |
CN112311191A (zh) * | 2020-10-21 | 2021-02-02 | 西安航天动力测控技术研究所 | 一种混合式步进电机转子 |
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- 2000-07-07 JP JP2000206473A patent/JP4232329B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN112311191B (zh) * | 2020-10-21 | 2022-12-27 | 西安航天动力测控技术研究所 | 一种混合式步进电机转子 |
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