JP2002027500A - 3次元画像入力装置 - Google Patents

3次元画像入力装置

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JP2002027500A
JP2002027500A JP2000204850A JP2000204850A JP2002027500A JP 2002027500 A JP2002027500 A JP 2002027500A JP 2000204850 A JP2000204850 A JP 2000204850A JP 2000204850 A JP2000204850 A JP 2000204850A JP 2002027500 A JP2002027500 A JP 2002027500A
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Kiyoshi Yamamoto
山本  清
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体の3次元画像の検出に不足する3次元
画像を容易に確認する。 【解決手段】 点G1 、G2 、G3 から被写体の3次元
画像を撮影する。各点で撮影した3 次元画像を合成して
被写体の3次元形状を検出して画面表示LCDパネルに
表示する。3次元画像を現在のカメラの位置を原点とす
るカメラ座標に変換して、現在のカメラの位置、姿勢、
レンズの向きの基づいて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光伝播時間測定法を
用いて被計測物体の3次元形状等を検出する3次元画像
入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パルス変調されたレーザ光が被写
体に照射され、被写体までの距離に応じた反射光がCC
Dセンサによって電気信号に変換され、被写体の3次元
画像を検出する3次元画像入力装置が知られている。3
次元画像から被写体の全周の3次元形状を検出するには
異なる方向から検出した複数の3次元画像を合成する必
要がある。
【0003】3次元画像の合成は従来、各方向から被写
体の3次元画像を検出し、その後3次元画像をコンピュ
ータに入力して、コンピュータのディスプレイ上に表示
して行なわれていた。すなわち3次元画像の検出と合成
とが別々に行なわれていた。そのため3次元画像の検出
が終わり、検出された3次元画像が合成される段階にな
って、被写体の3次元形状を検出するために必要な3次
元画像の不足が判明することがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
を解決するものであり、被写体の3次元形状を特定する
ために必要な3次元画像が容易に確認できるように、3
次元画像を合成して表示する3次元画像入力装置を得る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る3次元画像
入力装置は本体と、本体の移動を検出する移動検出手段
と、本体内に設けられ被写体の表面各点までの距離を示
す距離データによって形成される第1の3次元画像を取
得する3次元画像取得手段と、移動検出手段の検出結果
に基づいて、第1の3次元画像を座標変換する座標変換
手段と、座標変換手段によって座標変換された第1の3
次元画像を画面上に表示する画像表示手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0006】好ましくは3次元画像取得手段が第1の3
次元画像の撮影終了後に第2の3次元画像の撮影が可能
であり、第1の3次元画像と第2の3次元画像とを合成
して第3の3次元画像を形成する手段を備える。
【0007】例えば座標変換手段が移動検出手段の検出
結果に基づいて第3の3次元画像を座標変換し、画像表
示手段が第3の3次元画像を画面上に表示する。
【0008】好ましくは変換手段が前記本体の移動後の
位置を原点とし、本体の移動後のレンズの光軸方向を座
標軸の一つとする座標系に変換する。
【0009】例えば3次元画像取得手段が2次元画像を
撮影可能であって、画像表示手段が2次元画像上に3次
元画像を重合させて表示する。
【0010】好ましくは移動検出手段が撮影時における
本体の位置から移動後の本体の位置に至るまでの本体の
角速度を検出する角速度検出手段と、撮影時における本
体の位置から移動後の本体の位置に至るまでの本体の加
速度を検出する加速度検出手段を備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である
3次元画像入力装置を備えたカメラの斜視図である。
【0012】カメラ本体10の前面において、撮影レン
ズ11の左上にはファインダ窓12が設けられ、右上に
はストロボ13が設けられている。カメラ本体10の上
面において、撮影レンズ11の真上には、測距光である
レーザ光を照射する発光装置14が配設されている。発
光装置14の左側にはレリーズボタン15と液晶表示パ
ネル16が設けられ、また右側には撮影動作ダイヤル1
7が設けられている。カメラ本体10の側面には、IC
メモリカード等の記録媒体を挿入するためのカード挿入
口19が形成され、また、ビデオ出力端子20とインタ
ーフェースコネクタ21が設けられている。
【0013】図2は、図1の3次元画像入力装置を備え
たカメラの背面図である。カメラ本体10の背面におい
て、画面表示LCDパネル37が設けられている。画面
表示LCDパネル37の上部にはファインダ接眼部12
bが設けられている。
【0014】図3は図1および図2に示すカメラの回路
構成を示すブロック図である。撮影レンズ11の中には
絞り25が設けられている。絞り25の開度はアイリス
駆動回路26によって調整される。撮影レンズ11の焦
点調整動作およびズーミング動作はレンズ駆動回路27
によって制御される。
【0015】撮影レンズ11の光軸上には撮像素子(C
CD)28が配設されている。CCD28には、撮影レ
ンズ11によって被写体像が形成され、被写体像に対応
した電荷が発生する。CCD28における電荷の蓄積動
作、電荷の読出動作等の動作はCCD駆動回路30によ
って制御される。CCD28から読み出された電荷信号
すなわち画像信号はアンプ31において増幅され、A/
D変換器32においてアナログ信号からデジタル信号に
変換される。デジタルの画像信号は撮像信号処理回路3
3においてガンマ補正等の処理を施され、画像メモリ3
4に一時的に格納される。アイリス駆動回路26、レン
ズ駆動回路27、CCD駆動回路30、撮像信号処理回
路33はシステムコントロール回路35によって制御さ
れる。
【0016】画像信号は画像メモリ34から読み出さ
れ、撮像信号処理回路33を介してLCD駆動回路36
に供給される。またシステムコントロール回路35から
オンスクリーンディスプレイ回路(OSD)29に後述
する3次元画像の画像信号が入力される。画像メモリ3
4からの画像信号(2次元画像)がOSD29に入力さ
れ3次元画像の画像信号と合成されて、LCD駆動回路
36に供給される。LCD駆動回路36は画像信号に応
じて動作し、これにより画像表示LCDパネル37に
は、画像信号に応じた画像が表示される。
【0017】さらに、画像メモリ34から読み出された
画像信号はTV信号エンコーダ38に送られ、ビデオ出
力端子20を介して、カメラ本体10の外部に設けられ
たモニタ装置39に伝送可能である。システムコントロ
ール回路35はインターフェース回路40に接続されて
おり、インターフェース回路40はインターフェースコ
ネクタ21に接続されている。したがって、画像メモリ
34から読み出された画像信号は、インターフェースコ
ネクタ21に接続されたコンピュータ41に伝送可能で
ある。また、システムコントロール回路35は、記録媒
体制御回路42を介して画像記録装置43に接続されて
いる。したがって画像メモリ34から読み出された画像
信号は、画像記録装置43に装着されたICメモリカー
ド等の記録媒体Mに記録可能である。
【0018】システムコントロール回路35には、発光
素子制御回路44が接続されている。発光装置14には
発光素子14aと照明レンズ14bが設けられ、発光素
子14aの発光動作は発光素子制御回路44によって制
御される。発光素子14aは測距光であるレーザ光を照
射するものであり、このレーザ光は照明レンズ14bを
介して被計測物体に照射される。被計測物体において反
射した光は撮影レンズ11に入射する。この光をCCD
28によって検出することにより、後述するように被計
測物体の3次元画像が計測される。
【0019】カメラ本体10には角速度センサ46およ
び加速度センサ48が配設されている。角速度センサ4
6は互いに直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)回りの回
転角速度を検出するものであり、加速度センサ48は直
交する3軸それぞれの移動加速度を検出するものであ
る。角速度センサ46、加速度センサ48により検出さ
れたデータは角速度検出回路47、加速度検出回路49
にそれぞれ入力され、カメラ本体10の移動が3次元の
角加速度データとして検出される。3次元の角加速度デ
ータはシステムコントロール回路35に入力され、この
データに基づいてカメラの位置、姿勢、レンズの向きの
変化が判断される。
【0020】システムコントロール回路35には、レリ
ーズボタン15および撮影動作ダイヤル17から成るス
イッチ群45と液晶表示パネル(表示素子)16とが接
続されている。
【0021】次に図4および図5を参照して、本実施形
態における距離測定の原理について説明する。なお図5
において横軸は時間tである。
【0022】距離測定装置Bから出力された測距光は被
写体Sにおいて反射し、図示しないCCDによって受光
される。測距光は所定のパルス幅Hを有するパルス状の
光であり、したがって被写体Sからの反射光も、同じパ
ルス幅Hを有するパルス状の光である。また反射光のパ
ルスの立ち上がりは、測距光のパルスの立ちあがりより
も時間δ・t(δは遅延係数)だけ遅れる。測距光と反
射光は距離測定装置Bと被写体Sの間の2倍の距離rを
進んだことになるから、その距離rは r=δ・t・C/2 により得られる。ただしCは光速である。
【0023】例えば測距光のパルスの立ち上がりから反
射光を検知可能な状態に定め、反射光のパルスが立ち下
がる前に検知不可能な状態に切換えるようにすると、す
なわち反射光検知期間Tを設けると、この反射光検知期
間Tにおける受光量Aは距離rの関数である。すなわち
受光量Aは、距離rが大きくなるほど(時間δ・tが大
きくなるほど)小さくなる。
【0024】本実施形態では上述した原理を利用して、
CCD28に設けられ、2次元的に配列された複数のフ
ォトダイオードにおいてそれぞれ受光量Aを検出するこ
とにより、カメラ本体10から被写体Sの表面の各点ま
での距離をそれぞれ検出し、被写体Sの3次元形状を示
す3次元画像のデータを一括して入力している。
【0025】次に、複数の方向から被写体を撮影し、各
方向からの撮影により検出された距離画像の合成につい
て説明する。
【0026】図6は、3次元画像の合成における撮影動
作の一例を示すものであり、1つのカメラを用いて3個
所から被写体であるサッカーボールを撮影している。第
1の撮影動作は、点G1 を正面としてサッカーボールを
撮影している。第2の撮影動作は点G2 からサッカーボ
ールの右側面を撮影しており、第3の撮影動作は点G 3
からサッカーボールの左斜め後を撮影している。半直線
Lp1 、Lp2 、Lp 3 は、点G1 、G2 、G3 の撮影
においてカメラのレンズが向けられた向きを表してお
り、撮影時のカメラの光軸に一致する。また点G1 、G
2 、G3 は、撮影時におけるカメラの撮影光学系の焦点
に一致する。
【0027】一点(一方向)からの撮影により検出され
る被写体の3次元形状は、被写体の一部についてのみで
ある。例えば第1の撮影動作では、サッカーボールの正
面部分の3次元形状しか検出されない。サッカーボール
全体の3次元形状を検出するには、図のように複数の方
向からサッカーボールを撮影し、各点G1 、G2 、G 3
の撮影により検出されたサッカーボールの3次元形状を
1つに合成しなければならない。合成モードでは、第1
の撮影点G1 を基準として、各点G2 、G3 の位置、カ
メラの姿勢、光軸が向いている向きを角速度センサ4
6、加速度センサ48を用いて検出し、これらのデータ
をもとに点G1 、G2 、G3 をそれぞれ原点として検出
されたサッカーボールの3次元画像を1つの座標系に変
換する。これにより各点G1 、G2 、G3 において別々
に検出された被写体の3次元形状が、1つの座標系によ
って一体的に表される。なお本実施形態では、最初に撮
影が行なわれたときの座標系、すなわち点G1 を座標原
点とし、光軸方向LP1 をZ軸とした座標系を世界座標
系として採用する。
【0028】図7は本実施形態において実行される3次
元画像検出動作のフローチャートである。
【0029】3次元画像入力装置の電源がONの状態に
されると3次元画像の検出動作がスタートし、まずステ
ップ100において変数nが0に設定される。変数nは
撮影が開始されてから何番目の撮影に対応しているかを
表している。
【0030】ステップ101においてシャッタスイッチ
がオン状態であるか否か、すなわちレリーズボタン15
が全押しされたか否かが判断される。シャッタスイッチ
がオン状態になるまでは3次元画像の検出動作は開始さ
れずにステップ201にスキップして3次元画像の表示
に移行する。その後、後述の検出動作の終了(ステップ
204)が選択されない限り再びステップ101に戻
る。
【0031】ステップ101においてシャッタスイッチ
がオン状態に定められていることが確認されると、ステ
ップ102において変数nが1だけインクリメントされ
る。
【0032】ステップ103において3次元画像が取得
される。すなわち発光装置14が駆動され、パルス状の
測距光が断続的に出力される。次いでCCD28による
検知制御が開始される。積分された距離情報の信号電荷
がCCD28から出力され、この信号電荷から3次元画
像の演算処理が行なわれる。
【0033】ステップ104ではカメラの位置、姿勢、
レンズの向きが取得される。すなわち角速度センサ4
6、加速度センサ48によって角速度、加速度のデータ
が検出される。このデータは後述の座標変換パラメータ
の算出に用いられる。
【0034】ステップ105では、取得された3次元画
像のキャリブレーションとして例えばディストーション
補正が行なわれ、3次元画像のデータの歪みが調整され
る。
【0035】ステップ106では、変数nが1か否か判
断される。すなわちステップ103において取得された
3次元画像が1枚目に撮影されたものか否かが判断され
る。
【0036】n=1のときはステップ107に移り、こ
の3次元画像がメインの3次元画像とされる。すなわち
メインの3次元画像を撮影したカメラの位置を原点と
し、メインの3次元画像を撮影したカメラの光軸をZ軸
とする世界座標が設定される。
【0037】一方、n=1でないときはステップ108
に移り、3次元画像はメインの3次元画像を基準とした
世界座標に座標変換される。すなわち角速度センサ4
6、加速度センサ48によって検出された角速度、加速
度のデータから世界座標上のカメラの位置が座標変換パ
ラメータとして算出される。この座標変換パラメータを
用いて従来公知の手法により3次元画像が世界座標に変
換される。
【0038】ステップ109では世界座標上に変換され
た3次元画像がメインの3次元画像と合成され、データ
の重複する部分は削除される。これにより合成動作は一
旦終了し、ステップ201に移行して合成された3次元
画像に表示動作が行われる。
【0039】ステップ201では表示すべき3次元画像
の有無が判断される。ステップ107または109を介
してステップ201にいたる場合は既に3次元画像の撮
影はされており、3次元画像を有するためステップ20
3へ進む。これに対して撮影動作が行なわれていない場
合は3次元画像を有しないため、ステップ202におい
て撮影レンズ11を介して得られる2次元画像が表示さ
れる。
【0040】ステップ203では現在(移動後)のカメ
ラの位置、姿勢、レンズの向きが検出される。すなわち
1枚目を撮影したカメラの位置を基準として、現在のカ
メラの位置が角速度センサ46および加速度センサ48
によって検出される。検出された現在のカメラの位置を
原点とし、カメラの光軸方向をZ軸とするカメラ座標が
設定される。
【0041】ステップ204ではステップ109で処理
された3次元画像がカメラ座標に変換されて、その3次
元画像データがシステムコントロール回路35に設けら
れたメモリに格納される。
【0042】ステップ205では撮影レンズ11を介し
て得られる現在の2次元画像が画像メモリ34に格納さ
れる。ステップ206では現在の2次元画像データとス
テップ204において座標変換された3次元画像データ
とが重合処理される。ステップ207では重合処理され
た2次元画像データと3次元画像データに基づいて、画
面表示LCDパネル37上に現在のカメラの位置に基づ
いた視線により3次元画像と2次元画像が表示される。
これによりデータの不足する部分の確認が容易になる。
また2次元画像と対比することにより、不足するデータ
に対応する撮影点の確認が可能となる。
【0043】ステップ208において、撮影を終了する
か否かが判断される。撮影の終了は撮影動作ダイヤル1
7をOFFに設定することにより選択される。終了が選
択されたときは3次元画像検出動作のルーチンは終了す
る。終了が選択されないときはステップ101に戻り、
新たな3次元画像の撮影動作のルーチンが開始される。
【0044】このように撮影された3次元画像は、1枚
目に撮影された3次元画像を基準として合成される。す
なわち1枚目の3次元画像が撮影されたカメラの位置を
原点とする世界座標が設定され、2枚目以降に撮影され
た3次元画像がこの世界座標に座標変換されることによ
って3次元画像の合成が行われる。
【0045】3次元画像はカメラの移動に連動して移動
後のカメラの位置、姿勢、レンズの向きに対応した視線
で表示される。すなわち移動によるカメラの位置、姿
勢、レンズの向きの変化が検出されて、移動後のカメラ
の位置を原点とするカメラ座標が設定される。3次元画
像はこのカメラ座標に変換されて表示される。3次元画
像を移動後のカメラの光軸方向から表示することによ
り、現在のカメラの位置空の3次元画像のデータの有無
の判別が容易となる。すなわち撮影されていない部分は
データがなく表示されないため、データの不足する部分
の確認が行い易い。
【0046】また図8に示すようにカメラ座標に変換さ
れた3次元画像は撮影レンズ11を介して得られる2次
元画像上に重合されて表示される。3次元画像画が取得
されている部分Xはワイヤーフレームで表示され、3次
元画像を取得していない部分Yは3次元画像のデータが
ないためワイヤーフレームとして表示されない。このワ
イヤーフレームが表示されていない部分Yが2次元画像
と重合して表示されることにより被写体のどの部分の3
次元画像のデータが不足しているかの判断を容易に行う
ことが可能となる。
【0047】本実施形態においてはカメラの位置、姿
勢、レンズの向きの検出に角速度・加速度センサを用い
たが、例えば磁気センサ、多軸式アームを用いてもよ
い。
【0048】3次元画像の合成及び表示はコンピュータ
41の操作によってモニタ装置39上に表示されてもよ
い。
【0049】本実施形態においては既に撮影された3次
元画像を現在の2次元画像上に重合させたが、既に撮影
された3次元画像を確定していない3次元画像上に重合
させてもよい。この表示は3次元画像が画面表示LCD
パネル37上に表示されている状態において、例えばレ
リーズボタン15を半押しすることにより行われる。レ
リーズスイッチ15半押しされると現在のカメラの位
置、姿勢、レンズの向きから得られる3次元画像が記録
されることなく画面表示LCDパネル上に表示されて、
既に撮影された3次元画像が重合される様に制御され
る。
【0050】なお3次元画像を取得するときには、まず
カラー画像(2次元画像)が取得され、その後3次元画
像が取得される。すなわち1回の撮影動作においてカラ
ー画像と3次元画像とが取得され、記録される。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被写体の
3次元形状の検出に必要な3次元画像の有無が容易に確
認できるように3次元画像が合成、表示される3次元画
像入力装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である3次元画像入力装置を
備えたカメラの斜視図である。
【図2】本発明の実施形態である3次元画像入力装置を
備えたカメラの背面図である。
【図3】図1、2に示すカメラの回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】測距光による距離測定の原理を説明するための
図である。
【図5】測距光、反射光、ゲートパルスおよびCCDが
受光する光量分布を示す図である。
【図6】合成モードで複数方向から被写体を撮影し、被
写体全体の3次元形状を検出する方法について説明した
図である。
【図7】3次元画像検出動作のフローチャートである。
【図8】2次元画像と3次元画像との重合表示を示す図
である。
【符号の説明】
10 カメラ本体 37 画面表示LCDパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 V Fターム(参考) 2F065 AA04 BB15 FF04 FF12 FF63 GG04 HH14 JJ26 QQ03 QQ24 SS11 SS13 UU05 5B057 AA20 BA02 BA29 CD01 CE08 DA07 DA16 5C022 AA01 AB15 AB45 AB61 AC01 AC42 AC69 CA02 5C054 AA01 CA04 CC05 FD03 GB15 HA01 HA17 5C061 AA20 AB02 AB08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、 前記本体の移動を検出する移動検出手段と、 前記本体内に設けられ被写体の表面各点までの距離を示
    す距離データによって形成される第1の3次元画像を取
    得する3次元画像取得手段と、 前記移動検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の3
    次元画像を座標変換する座標変換手段と、 前記座標変換手段によって座標変換された前記第1の3
    次元画像を画面上に表示する画像表示手段とを備えるこ
    とを特徴とする3次元画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記3次元画像取得手段が前記第1の3
    次元画像の撮影終了後に第2の3次元画像の撮影が可能
    であり、前記第1の3次元画像と前記第2の3次元画像
    とを合成して第3の3次元画像を形成する手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の3次元画像入力装
    置。
  3. 【請求項3】 前記座標変換手段が前記移動検出手段の
    検出結果に基づいて前記第3の3次元画像を座標変換
    し、前記画像表示手段が前記第3の3次元画像を画面上
    に表示することを特徴とする請求項2に記載の3次元画
    像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記座標変換手段が前記本体の移動後の
    位置を原点とし、前記本体の移動後のレンズの光軸方向
    を座標軸の一つとする座標系に変換することを特徴とす
    る請求項1に記載の3次元画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記3次元画像取得手段が2次元画像を
    撮影可能であって、前記画像表示手段が前記2次元画像
    上に前記3次元画像を重合させて表示すること特徴とす
    る請求項1に記載の3次元画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記移動検出手段が撮影時における前記
    本体の位置から移動後の前記本体の位置に至るまでの前
    記本体の角速度を検出する角速度検出手段と、撮影時に
    おける前記本体の位置から移動後の前記本体の位置に至
    るまでの前記本体の加速度を検出する加速度検出手段を
    備えることを特徴とする請求項1に記載の3次元画像入
    力装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014074615A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Stanley Electric Co Ltd 三次元情報生成装置および三次元情報生成方法
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KR101788960B1 (ko) * 2016-02-24 2017-10-23 서울대학교산학협력단 관절 가동성 자동측정장치 및 이를 이용한 관절 가동성 자동측정방법

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