JP2001148865A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP2001148865A
JP2001148865A JP32912799A JP32912799A JP2001148865A JP 2001148865 A JP2001148865 A JP 2001148865A JP 32912799 A JP32912799 A JP 32912799A JP 32912799 A JP32912799 A JP 32912799A JP 2001148865 A JP2001148865 A JP 2001148865A
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exposure
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JP32912799A
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Satoru Hirose
悟 広瀬
Takuto Joko
琢人 上古
Takayuki Hamaguchi
敬行 浜口
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の撮像部に対して同一の露出制御を行いま
たはそれと同等の制御を行うことにより、3次元画像の
再構成における精度を向上させまたはパノラマ画像にお
ける違和感を減少させること。 【解決手段】受光レンズおよび光電変換素子を含む複数
の撮像部によって、画像の少なくとも一部に互いに重な
る部分を有するように対象物を撮像して画像を入力する
画像入力装置であって、露光量を計測する測光手段と、
露出量を制御する露出量制御手段とを有し、露出量制御
手段は、測光手段による測光値に基づく1つの露光量を
用いて、複数の撮像部のそれぞれの露出量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物についての
3次元画像またはパノラマ画像などを得るために、受光
レンズおよび光電変換素子を含む複数の撮像部を用いて
対象物を撮像する画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の撮像部によって対象物
(被写体)についての複数の画像を入力する画像入力装
置が用いられている。このような装置は、仮想的に同一
点とみなせる隣接視点から撮像を行ってパノラマ画像を
得る用途、多視点から同一の対象物を鑑賞する用途、ま
たは多視点から得られた画像に基づいて3次元画像(3
次元データまたは立体画像)を表示しまたは再構成する
用途など、種々の用途に用いられる。
【0003】パノラマ画像を得る用途においては、対象
物についてより広い範囲の画像を得るために、各画像の
重なる部分は少ない方がよい。これに対して、3次元画
像を得る用途においては、画像の重なった部分によって
3次元画像を再構成するので、各画像の重なる部分は多
い方がよい。
【0004】さて、従来において、そのような用途に使
用可能な装置として、特開平9−305796号に開示
された装置がある。この従来の装置では、2つの撮像レ
ンズ(受光レンズ)が用いられており、対象物までの距
離X1と背景までの距離X2とに基づいて焦点の制御距
離Xを決定すること、制御距離Xにおいて距離X1と距
離X2とが深度内に入るように絞り値を決定すること、
および、画像のオーバーラップ量が最大となる焦点距離
を決定することが、それぞれの撮像レンズについて実行
される。
【0005】また、2つの撮像レンズに対して、それぞ
れの焦点深度を確保するために、それぞれの絞り値が決
められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上に述べた従来の装置
では、複数の受光レンズに対してそれぞれの絞り値が決
められ、それぞれ適正な露出となるように制御されてい
るため、得られる画像は対象物の同一部分であっても輝
度が異なってしまうこととなる。
【0007】すなわち、対象物の背景に高輝度の部分が
ある場合には、それぞれの露出の制御値は大きく異なる
こととなり、これによってそれぞれの画像上の対象物の
輝度も異なってしまう。
【0008】したがって、各画像の輝度データの相関を
用いて3次元データの演算を行う場合に、その相関がと
り難くなり、3次元データの精度が低下するおそれがあ
る。また、複数の画像をつなぎ合わせてパノラマ画像を
合成する場合において、対象物上では同じ輝度領域であ
っても画像のつなぎ目で輝度の差が目立ち、不自然なパ
ノラマ画像となって違和感が生じてしまう。
【0009】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、複数の撮像部に対して同一の露出制御を行いまた
はそれと同等の制御を行うことにより、3次元画像の再
構成における精度を向上させまたはパノラマ画像におけ
る違和感を減少させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る装
置は、受光レンズおよび光電変換素子を含む複数の撮像
部によって、画像の少なくとも一部に互いに重なる部分
を有するように対象物を撮像して画像を入力する画像入
力装置であって、露光量を計測する測光手段と、前記測
光手段による測光値に基づく1つの露光量を用いて前記
複数の撮像部のそれぞれの露出量を制御する露出量制御
手段と、を有してなる。
【0011】請求項2の発明に係る装置では、前記測光
手段が複数設けられており、前記複数の測光手段による
計測結果を比較する比較手段を有し、その比較結果に基
づいて前記1つの露光量を取得する。
【0012】請求項3の発明に係る装置では、前記比較
手段は、前記複数の測光手段による計測結果を互いに比
較する第1の比較部と、前記複数の測光手段による計測
結果と予め設定された値とを比較する第2の比較部とを
有する。
【0013】請求項4の発明に係る装置は、露光量を計
測するために前記撮像部毎に設けられた測光手段と、前
記測光手段による計測に基づいてそれぞれの適正露出を
算出する適正露出算出手段と、前記それぞれの適正露出
に基づいて前記複数の撮像部のそれぞれの露出量を制御
する露出量制御手段と、前記それぞれの適正露出間の相
違に応じた正規化係数を算出する正規化係数算出手段
と、前記正規化係数を適用して前記それぞれの撮像部に
より得られる画像データを補正して正規化された画像デ
ータを出力する画像補正手段と、を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る第1の実施形
態の画像入力装置1を示すブロック図、図2は画像入力
装置1による撮像の様子を示す図である。
【0015】図1において、画像入力装置1は、撮像部
11,21、駆動制御部12,22、絞り制御部13,
23、シャッター速度制御部14,24、CPU30、
距離検出部31、メモリ32、および画像メモリ33な
どから構成される。
【0016】撮像部11、駆動制御部12、絞り制御部
13、およびシャッター速度制御部14は第1のカメラ
10を構成し、撮像部21、駆動制御部22、絞り制御
部23、およびシャッター速度制御部24は第2のカメ
ラ20を構成する。これら第1および第2のカメラ1
0,20は、基本的な構成および機能が互いに同じであ
るので、詳細については一方についてのみ説明する。
【0017】なお、第1および第2のカメラ10,20
のそれぞれの構成要素について、第1の撮像部11、第
2の撮像部21などと記載することがある。本実施形態
においては、第1のカメラ10が基準カメラに設定され
ている。
【0018】第1および第2の撮像部11,21は、例
えば図2に示すように、距離検出部31の光軸に対して
上下に対称に配置されている。この場合に、第1および
第2の撮像部11,21、および距離検出部31の光軸
は、互いに同一の平面上にあり、第1および第2の撮像
部11,21は、それらの光軸がその平面内にあるよう
に移動可能である。距離検出部31の光軸と第1および
第2の撮像部11,21の光軸とのなす角度が輻輳角α
1,α2である。
【0019】また、第1の撮像部11と第2の撮像部2
1とは、それらの間の距離である基線長LAが既知とな
るように配置されている。図1に戻って、撮像部11に
は、受光レンズ101および光電変換素子102が設け
られる。受光レンズ101は、複数枚のレンズが組み合
わされてなるズームレンズである。光電変換素子102
は、例えばCCDなどからなり、受光レンズ101によ
り結像した像に対応した画像データD1,D2を出力す
る。
【0020】また、基準カメラである第1のカメラ10
において、光電変換素子102は、露光量を計測する測
光手段としての機能をも有する。つまり、第1の撮像部
11の光電変換素子102の出力信号S1は、測光値で
あり且つ露光量を示す信号としてCPU30に入力され
る。CPU30は、入力された出力信号S1に基づい
て、撮像部11,21が適正な露出量となるように制御
する。露出量は、通常、絞り値およびシャッター速度に
よって決まる。したがって、CPU30は、絞り値、シ
ャッター速度、および、必要に応じて光電変換素子10
2の蓄積時間が適正なものとなるように、露出制御デー
タ(露出制御値)を演算する。求められた露出制御デー
タに基づいて、絞り制御部13,23およびシャッター
速度制御部14,24が、それぞれの撮像部11,21
を駆動する。
【0021】通常、両方の撮像部11,21に対して、
同じ露出制御データが適用される。但し、撮像部11,
21の各受光レンズ101および光電変換素子102に
は個体差があるので、それらの個体差を加味した上で、
上の露出制御データが決定されている。したがって、そ
のような露出制御データに基づいて制御することによっ
て、それらの個体差も補正されることになる。
【0022】駆動制御部12は、撮像部11のピントを
制御するピント制御部、撮像部11の光学倍率を制御す
るズーム制御部、撮像部11の姿勢を制御して輻輳角α
を可変する姿勢制御部からなる。
【0023】これらについて簡単に説明すると、ピント
制御部は、距離検出部31により計測された距離に基づ
いて、撮像部11のピントが合うように受光レンズ10
1を移動する。通常は、撮像部11の光軸と対象物Qの
表面との交点にピントが合うように制御される。そのた
めに、メモリ32には、受光レンズ101の制御のため
の駆動制御データが予め記憶されている。
【0024】例えば、図2に示すように、距離検出部3
1の光軸に対して第1および第2の撮像部11,21の
光軸が対称であり、それらの光軸が距離検出部31の光
軸と対象物Qの表面との交点に向かうように姿勢が制御
される場合には、第1および第2の撮像部11,21の
各受光レンズ101の制御目標となる焦点距離LB1,
LB2は、互いに等しく、距離LB0および基線長LA
から算出可能である。また、同様に輻輳角α1,α2も
算出可能である。算出されたそれらのデータがメモリ3
2に記憶される。
【0025】また、ズーム制御部は、受光レンズ101
を駆動し、対象物Qの画像が互いに等しくなるように撮
像倍率を制御する。また、対象物Qが各光電変換素子1
02の撮像面内にできるだけ大きく撮像されるように、
ズーム制御部によって画角を制御し、姿勢制御部によっ
て姿勢を制御する。
【0026】また、姿勢制御部により姿勢を制御するこ
とにより、撮像部11,21で得られる2つの画像の重
なり部分を、用途に応じて適当な大きさとすることがで
きる。例えば、3次元画像を得るための撮像を行う場合
には重なり部分ができるだけ多くなるようにし、パノラ
マ画像を得るための撮像を行う場合には重なり部分が必
要最小限となるように調整することができる。
【0027】次に、絞り制御部13は、撮像部11の絞
りを制御する。シャッター速度制御部14は、撮像部1
1のシャッター速度を制御する。これらにより、撮像部
11の露出量が制御される。また、絞りを制御すること
によって、第1および第2の撮像部11,21における
ぼけの量が最小となり、しかもぼけ状態が互いに同等と
みなせるようになる。絞り制御部13,23およびシャ
ッター速度制御部14,24は、本発明における露出量
制御手段に相当する。
【0028】上に述べた制御は、CPU30からの指令
に基づいて行われる。なお、第1のカメラ10と第2の
カメラ20とは、互いに独立して制御することが可能で
ある。
【0029】図3は画像入力装置1の動作の概略を示す
フローチャートである。これらの処理は、主としてCP
U30がプログラムを実行することによって行われる。
図3において、レリーズ操作を行うと、距離検出部31
による測距が行われ(#11)、駆動制御部12,22
による輻輳角αの制御、その他の制御が行われる(#1
2)。
【0030】そして、測光が行われ(#13)、測光さ
れた露光量に基づいて露出制御データが算出され(#1
4)、露出制御データに基づいて露出制御が行われる
(#15)。撮像された画像データD1,D2が画像メ
モリ33に取り込まれる(#16)。画像入力装置1か
ら出力される画像データD10,D20に基づいて、3
次元再構成部3において3次元画像(3次元データ)D
0が生成される。
【0031】なお、ステップ#14の処理は、本発明に
おける適正露出算出手段に相当する。但し、この処理は
実際にはCPU30によって実行されるので、実際には
CPU30が適正露出算出手段に相当することとなる。
【0032】上に述べた画像入力装置1によると、光電
変換素子102から得られた1つの露光量(測光値)を
用いて、2つの撮像部11,21に対する露出量、つま
り絞り値およびシャッター速度が決定され、同一の露出
制御が行われるので、各撮像部11,21から得られる
画像データD1,D2は、対象物の同一部分については
同一の輝度となる。絞り値のみでなく、絞り値およびシ
ャッター速度の両方を制御して露出制御を行っているの
で、一層正確に同一の輝度となる。
【0033】したがって、画像データD1,D2に基づ
いて3次元画像を再構成する場合に、画像間の相関がと
り易くなり、対応点探索の精度が向上し、その結果3次
元データの精度が向上する。また、パノラマ画像を合成
した場合に、画像のつなぎ目における輝度の差がなくな
り、違和感がなくなりまたは減少する。
【0034】次に、本発明に係る第2の実施形態につい
て説明する。図4は本発明に係る第2の実施形態の画像
入力装置1Bの動作の概略を示すフローチャートであ
る。
【0035】第2の実施形態の画像入力装置1Bは、そ
の回路構成が、次の点を除いて第1の実施形態の画像入
力装置1とほぼ同一である。 (1)第1のカメラ10、第2のカメラ20の他に、そ
れらと同様の構成の第3のカメラ20E(図示せず)が
設けられている。第3のカメラ20Eの構成要素である
ことを示す際には、第2のカメラ20の構成要素の符号
の後に「E」を付して示す。 (2)第2のカメラ20および第3のカメラ20Eにつ
いて、それぞれの光電変換素子102の出力信号S2,
S3(図示せず)が、出力信号S1と同様にCPU30
に入力される。 (3)第1ないし第3のカメラ10,20,20Eの各
光電変換素子102からの出力信号S1〜3に基づい
て、1つの露光量が決定され、その露光量を用いて3つ
の撮像部11,21,21Eのそれぞれの露出量が制御
される。なお、3つの撮像部11,21,21Eの配置
の例が図9に示されている。
【0036】すなわち、図4において、レリーズ操作を
行うと、距離検出部31による測距が行われ(#1
1)、駆動制御部12,22,22Eによる輻輳角αの
制御、その他の制御が行われる(#12)。
【0037】そして、それぞれの光電変換素子102か
らの出力信号S1〜3によって測光が行われる(#1
3、23、33)。出力信号S1〜3は、第1ないし第
3の測光値を示す信号となる。これら第1ないし第3の
測光値について、それらの中の最大値および最小値が抽
出され、そして最大値と最小値との差Edが算出される
(#51)。ステップ#51に処理は、本発明における
第1の比較部に相当する。但し、この処理は実際にはC
PU30によって実行されるので、実際にはCPU30
が第1の比較部に相当することとなる。
【0038】差Edは、しきい値Edthと比較される
(#52)。しきい値Edthは、予め設定されてメモ
リ32に記憶されている。ステップ#52の処理は、本
発明における第2の比較部に相当する。
【0039】しきい値Edthよりも差Edが小さい場
合には(#52でイエス)、つまり測光値のばらつきが
少ない場合には、基準カメラである第1のカメラ10の
測光値が共通の1つの露光量として選択され(#5
3)、選択された1つの露光量を用いて露出制御データ
が算出される(#54)。
【0040】そして、露出制御データに基づいて露出制
御が行われ(#55)、撮像された画像データD1,D
2が画像メモリ33に取り込まれる(#56)。しきい
値Edthよりも差Edが大きい場合には(#52でノ
ー)、つまり測光値のばらつきが大きい場合には、測光
値の最小値が共通の1つの露光量として選択され(#6
1)、選択された1つの露光量を用いて露出制御データ
が算出される(#62)。
【0041】そして、算出された露出制御データと各カ
メラの測光値とに基づいて、その露出制御データを適用
したとした場合の各カメラの露光量が推定される(#6
3)。次に、各カメラの推定露光量が飽和した値となっ
ていないか否かが判断される(#64)。この判断に当
たっては、各カメラの推定露光量と、各光電変換素子1
02の飽和値とが比較される。
【0042】飽和していない場合には(#64でイエ
ス)、ステップ#62で算出した露出制御データが採用
され(#65)、それに基づいて露出制御が行われる
(#55)。
【0043】各カメラの推定露光量の中の1つでも飽和
した値となってる場合には(#64でノー)、各カメラ
が対象物Q上の同一の部分を測光していない可能性があ
るので、輝度オーバーによる測定不良であることをユー
ザに報知する(#66)。
【0044】報知の方法としては、警告灯を点灯しまた
は点滅し、またはメッセージを表示装置に表示する。な
お、報知を行った後、動作を停止させるようにしてもよ
いし、またはその露出制御データを用いて露出制御を行
い、撮像を行うようにしてもよい。
【0045】また、ステップ#61において、測光値の
最小値を1つの露光量として選択したが、これに代え
て、測光値の最大値を1つの露光量として選択してもよ
い。この場合には、ステップ#64において、各カメラ
の推定露光量が所定のしきい値よりも小さくないかどう
かを判断し、小さい場合には露光不足としてユーザに報
知すればよい。
【0046】上に述べた第2の実施形態においても、1
つの露光量を用いて複数の撮像部11,21,21Eに
対する露出量が決定され、同一の露出制御が行われるの
で、各撮像部11,21,21Eから得られる画像デー
タD1,D2,D3は対象物の同一部分については同一
の輝度となる。
【0047】したがって、3次元画像を再構成する場合
の対応点探索の精度が向上し、3次元データの精度が向
上する。また、パノラマ画像を合成した場合の違和感が
なくなりまたは減少する。
【0048】次に、本発明に係る第3の実施形態につい
て説明する。図5は本発明に係る第3の実施形態の画像
入力装置1Cを示すブロック図、図6は画像入力装置1
Cの第1の補正動作モードによる動作の概略を示すフロ
ーチャート、図7は画像入力装置1Cの第2の補正動作
モードによる動作の概略を示すフローチャートである。
【0049】第3の実施形態の画像入力装置1Cは、そ
の回路構成が、次の点を除いて第1の実施形態の画像入
力装置1とほぼ同一である。 (1)第1のカメラ10、第2のカメラ20の他に、そ
れらと同様の構成の第3のカメラ20E(図示せず)が
設けられている。第3のカメラ20Eの構成要素である
ことを示す際には、第2のカメラ20の構成要素の符号
の後に「E」を付して示す。 (2)第2のカメラ20および第3のカメラ20Eにつ
いて、それぞれの光電変換素子102の出力信号S2,
S3(図示せず)が、出力信号S1と同様にCPU30
に入力される。 (3)第1ないし第3のカメラ10,20,20Eの各
光電変換素子102からの出力信号S1〜3をそれぞれ
の露光量とし、各露光量を用いて3つの撮像部11,2
1,21Eのそれぞれの露出量が制御される。 (4)各カメラの露出量の相違に応じて、各撮像部によ
り得られる画像データを補正して正規化された画像デー
タを得る。
【0050】したがって、図5において、図1に示す構
成要素と同様の機能を有する要素には同一の符号を付し
て説明を省略する。すなわち、図5に示すように、画像
入力装置1Cには、各カメラの露出量の相違に応じた正
規化係数を算出する正規化係数算出部34、および、正
規化係数を適用して各撮像部により得られる画像データ
を補正して正規化された画像データを得る画像補正部3
5が設けられている。
【0051】正規化係数算出部34および画像補正部3
5による補正動作については、図6に示す第1の補正動
作モード、および図7に示す第2の補正動作モードの2
つがある。
【0052】図6において、レリーズ操作を行うと、距
離検出部31による測距が行われ(#11)、駆動制御
部12,22,22Eによる輻輳角αの制御、その他の
制御が行われる(#12)。
【0053】そしてそれぞれの光電変換素子102から
の出力信号S1〜3によって測光が行われる(#13、
23、33)。出力信号S1〜3は、第1ないし第3の
測光値を示す。これら第1ないし第3の測光値に基づい
て、各カメラの露出制御データが算出され(#14、2
4、34)、露出制御データに基づいてそれぞれの露出
制御が行われる(#15、25、35)。撮像された画
像データD1,D2,D3が画像メモリ33に取り込ま
れる(#16、26、36)。
【0054】各画像データD1,D2,D3について、
正規化が行われ、正規化された画像データD10,D2
0,D30が出力される(#17、27、37)。正規
化に当たり、各カメラの露出量の相違に応じて、各画像
データD1,D2,D3に対する正規化係数が算出され
る。そして、各正規化係数を各画像データD1,D2,
D3に適用して、正規化された画像データD10,D2
0,D30が生成される。
【0055】上に述べた画像入力装置1Cによると、各
カメラは、それぞれの露光量に基づいて最適の露出量と
なるように露出制御が行われ、且つ、得られた画像デー
タD1,D2,D3が各露出量に応じて正規化されるの
で、最終的に得られる画像データD10,D20,D3
0は、対象物の同一部分については同一の輝度となる。
【0056】つまり、画像入力装置1Cにおいては、複
数の撮像部に対して、同一の露出制御を行ったのと同等
の制御が行われ、同等の画像データが得られる。したが
って、第1および第2の実施形態の場合と同様に、3次
元画像の精度を向上させ、パノラマ画像における違和感
をなくし、または減少させることができる。
【0057】図7において、ステップ#11〜#16、
ステップ#23〜#26、ステップ#33〜#36は、
図6に示す第1の補正動作モードの場合と同様である。
第2の補正動作モードでは、基準カメラである第1のカ
メラ10を基準とし、その画像データD1については補
正を行わず、第2および第3のカメラ20,20Eの画
像データD2,3のみを正規化する(#27A、37
A)。
【0058】すなわち、第2の補正動作モードでは、基
準カメラである第1のカメラ10の露出量を基準露出量
とし、基準露出量に対して、第2および第3のカメラ2
0,20Eの正規化係数のみを算出する。そして、その
正規化係数を各画像データD2,D3に適用して、正規
化された画像データD20,D30を生成する。
【0059】ここで、画像補正部35の動作について詳
しく説明する。第1のカメラ10の画像の輝度データ
(画像データの輝度値)をE1(i,j)、第2のカメ
ラ20の画像の輝度データをE2(i,j)、第nのカ
メラの画像の輝度データをEn(i,j)とし、第1の
カメラ10の絞り値をA1、第2のカメラ20の絞り値
をA2、第nのカメラの絞り値をAnとし、第1のカメ
ラ10のシャッター速度をY1、第2のカメラ20のシ
ャッター速度をY2、第nのカメラのシャッター速度を
Ynとし、正規化された絞り値をAs、正規化されたシ
ャッター速度をYsとする。
【0060】第nのカメラに対応する正規化輝度データ
Esnは、露出制御値から求まる正規化係数Vsと、各
カメラの輝度データEn(i,j)とから、次の式によ
り求まる。
【0061】 Vs=(An/As)2 ×(Ys/Yn) Esn(i,j)=En(i,j)×Vs なお、正規化された絞り値As、正規化されたシャッタ
ー速度Ysは、「1」を用いることも可能であり、また
いずれかのカメラで求まった制御値を用いることも可能
である。
【0062】次に、図8に示すフローチャートに基づい
て、絞り制御の具体的な処理の例について説明する。図
8において、まず、対象物Qまでの距離が計測され(#
81)。計測された距離に対応する絞り値Aaがメモリ
32から読み出される(#82)。この絞り値Aaは、
距離に対して、深度を確保することのできる値であり、
予め求められてメモリ32に記憶されている。
【0063】読み出した絞り値Aaに基づいて絞り制御
部13による制御を行い、その状態で露光量EAaを測
定する(#83)。測定した露光量EAaに基づいて、
必要な露出量を得るためのシャッター速度(露光時間)
と絞り値Arとの組み合わせから、絞り値Aの最小値A
rminおよび最大値Armaxを求める(#84)。
つまり、ステップ#83およびステップ#84では、露
光量EAaから、適正な絞り値Aの範囲に制限が加えら
れる。
【0064】絞り値Aaが最小値Arminより小さい
場合は(#85でイエス)、最小値Arminを絞り値
Aとして採用する(#86)。これによって、露光量E
Aaに対する適正露出が確保されるとともに、絞り値A
aよりもより絞られた最小値Arminが採用されるの
であるから、深度も確保される。
【0065】絞り値Aaが最小値Arminより大きく
(#85でノー)、且つ最大値Armaxよりも小さい
場合には(#87でイエス)、絞り値Aaが露光量EA
aを確保するための適正露出範囲内にあるので、絞り値
Aaをそのまま絞り値Aとして採用する(#88)。
【0066】絞り値Aaが最大値Armaxよりも大き
い場合には(#87でノー)、深度を確保するために絞
り値Aaを絞り値Aとして採用し(#89)、且つ、そ
の絞り値Aでは絞り過ぎて露光量EAaを確保できない
ので、露光量EAaを確保するために補助光を発光させ
る(#90)。
【0067】図9は3つの撮像部11,21,21Eの
配置の例を示す図である。図9において、画像入力装置
1Bは光軸の方向から見た図が示されている。このよう
な配置は、第2および第3の実施形態の画像入力装置1
B,1Cにおいて適用可能である。
【0068】図9において、撮像部11は固定されてお
り、撮像部21は図の矢符M1方向に輻輳角αが変化す
るように姿勢制御が可能であり、撮像部21Eは図の矢
符M2方向に輻輳角αが変化するように姿勢制御が可能
である。
【0069】例えば、撮像部11と撮像部21とから得
られる画像データに基づいて3次元データを生成する。
また、撮像部11と撮像部21Eとから得られる画像デ
ータに基づいて別個に3次元データを生成する。それら
の3次元データを互いに比較することにより、生成され
た3次元データが正しいか否かをチェックすることがで
きる。もし、不足の3次元データがある場合には、他方
の3次元データによって補足して完全な3次元データと
することも可能である。
【0070】したがって、3つ以上の撮像部を設けるこ
とによって、3次元画像の再構成における精度および信
頼性を一層向上させ、パノラマ画像における違和感をな
くして一層自然な画像とすることができる。
【0071】上の実施形態においては、2つの撮像部1
1,21、または3つの撮像部11,21,21Eを有
する画像入力装置1,1B,1Cについて説明したが、
4つ以上の撮像部を有する画像入力装置に適用してもよ
い。撮像部の配置および姿勢の制御方法などは、上に述
べた以外に種々変更することができる。
【0072】上に実施形態において、正規化係数算出部
34および画像補正部35は、CPU30によってソフ
ト的にに実現してもよいし、集積素子などを用いてハー
ド的に実現してもよい。測光手段として光電変換素子1
02を兼用したが、測光のための専用の測光センサを用
いてもよい。その場合に、測光センサを、撮像部11,
21,21Eの外部または内部のいずれに設置してもよ
い。その他、画像入力装置1,1B,1Cの全体または
各部の構成、処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨
に沿って適宜変更することができる。
【0073】
【発明の効果】本発明によると、複数の撮像部に対して
同一の露出制御を行いまたはそれと同等の制御を行うこ
とにより、3次元画像の再構成における精度を向上さ
せ、またパノラマ画像における違和感を減少させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の画像入力装置を
示すブロック図である。
【図2】画像入力装置による撮像の様子を示す図であ
る。
【図3】画像入力装置の動作の概略を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明に係る第2の実施形態の画像入力装置の
動作の概略を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る第3の実施形態の画像入力装置を
示すブロック図である。
【図6】第3の実施形態の画像入力装置の第1の補正動
作モードによる動作の概略を示すフローチャートであ
る。
【図7】第3の実施形態の画像入力装置の第2の補正動
作モードによる動作の概略を示すフローチャートであ
る。
【図8】絞り制御の具体的な処理の例を示すフローチャ
ートである。
【図9】3つの撮像部の配置の例を示す図である。
【符号の説明】
1,1B,1C 画像入力装置 11,21 撮像部 12,22 駆動制御部 13,23 絞り制御部(露出量制御手段) 14,24 シャッター速度制御部(露出量制御手段) 30 CPU(測光手段、比較手段、第1の比較部、第
2の比較部、適正露出算出手段) 34 正規化係数算出部(正規化係数算出手段) 35 画像補正部(画像補正手段) 101 受光レンズ 102 光電変換素子(測光手段) Q 対象物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜口 敬行 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AB02 AB12 AB17 AB61 5C061 AA20 AB04 AB06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光レンズおよび光電変換素子を含む複数
    の撮像部によって、画像の少なくとも一部に互いに重な
    る部分を有するように対象物を撮像して画像を入力する
    画像入力装置であって、 露光量を計測する測光手段と、 前記測光手段による測光値に基づく1つの露光量を用い
    て前記複数の撮像部のそれぞれの露出量を制御する露出
    量制御手段と、 を有してなることを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】前記測光手段が複数設けられており、 前記複数の測光手段による計測結果を比較する比較手段
    を有し、その比較結果に基づいて前記1つの露光量を取
    得する、 請求項1記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】前記比較手段は、前記複数の測光手段によ
    る計測結果を互いに比較する第1の比較部と、前記複数
    の測光手段による計測結果と予め設定された値とを比較
    する第2の比較部とを有する、 請求項2記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】受光レンズおよび光電変換素子を含む複数
    の撮像部によって、画像の少なくとも一部に互いに重な
    る部分を有するように対象物を撮像して画像を入力する
    画像入力装置であって、 露光量を計測するために前記撮像部毎に設けられた測光
    手段と、 前記測光手段による計測に基づいてそれぞれの適正露出
    を算出する適正露出算出手段と、 前記それぞれの適正露出に基づいて前記複数の撮像部の
    それぞれの露出量を制御する露出量制御手段と、 前記それぞれの適正露出間の相違に応じた正規化係数を
    算出する正規化係数算出手段と、 前記正規化係数を適用して前記それぞれの撮像部により
    得られる画像データを補正して正規化された画像データ
    を出力する画像補正手段と、 を有することを特徴とする画像入力装置。
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