JP2002024401A - 疾病の治療および予防の指導・支援システム - Google Patents

疾病の治療および予防の指導・支援システム

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JP2002024401A
JP2002024401A JP2000205005A JP2000205005A JP2002024401A JP 2002024401 A JP2002024401 A JP 2002024401A JP 2000205005 A JP2000205005 A JP 2000205005A JP 2000205005 A JP2000205005 A JP 2000205005A JP 2002024401 A JP2002024401 A JP 2002024401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 将来の心血管疾患発症リスクおよび任意の治
療目標を達成した際のリスクをシミュレーションする計
算機システムを提供する。 【解決手段】 被検査者に係る検査値入力値と既往歴入
力値を含む危険因子入力値を入力する入力表示画面部
と、その入力表示画面部からのデータを受け取り、疫学
調査により導出された方程式に従って被検査者の疾患発
症危険シミュレーション処理を行う処理部と、それによ
り生成された結果を出力する出力表示画面部とを有す
る、疾患治療指導計算機システムを構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高脂血症、高血
圧、糖尿病、肥満症等の生活習慣病の治療および予防を
支援する疾患治療指導システムに関する。
【0002】
【発明の背景】冠動脈疾患(心血管疾患)は、成人にお
ける最大死亡原因の一つに挙げられ、その治療及び予防
は、医療関係者及び保健関係者の最大の関心事の一つで
ある。
【0003】ところで、冠動脈疾患(心血管疾患)は、
高脂血症、高血圧、糖尿病、肥満症等の生活習慣病に伴
って発症する確率が高いことが従来から指摘されてい
る。後で説明する「Framingham Heart
Study」は、それら生活習慣病等と冠動脈疾患発
症率の関係を検討した疫学調査である。
【0004】上記の生活習慣病(高脂血症、高血圧、糖
尿病等)の発症初期には、患者は自覚症状に乏しい。よ
って、それら疾患の早期発見・早期治療は困難であるこ
とが通例である。しかも、高脂血症、高血圧、糖尿病等
が早期に発見されたとしても、それら生活習慣病に対す
る基本的療法である食事・運動療法及び服薬が遵守され
にくいことが多い。加えて、患者の自己判断による治療
中断も少なくない。このようなことから、生活習慣病に
関する患者への徹底した指導の必要性が唱えられてい
る。また、発症予防に向け、生活習慣の改善を目的とす
る効果的な教育も求められている。
【0005】「Framingham Heart S
tudy」は、米国国立衛生研究所(National
Institutes of Health)の全国
心臓肺臓血液学会(National Heart,
Lung, and Blood Institut
e)が中心になって行なった、冠動脈疾患発症に関する
疫学調査である。この調査は、米国フラミンガム(Fr
amingham)在住の住民を観察対象にして行なわ
れたものである。その成果の一部が、例えば、アンダー
ソン(K.M. Anderson)らによってサーキ
ュレーション(Circulation) 83巻、3
56〜362頁、1991年に記載されている。
【0006】フラミンガム在住の男女住民5573名を
約12年間観察して、血清脂質値、血圧値および左心室
肥大、喫煙習慣、糖尿病の有無と冠動脈疾患発症率の関
係を検討した疫学調査の結果に基づき、上記論文におい
ては、将来(例えば10年後)の心血管疾患の発生確率
を予測する方程式を作成している。
【0007】また、上記の米国国立衛生研究所の全国心
臓肺臓血液学会は、上記の方程式等を基にして、冠動脈
疾患発症の大まかなリスクが短時間に誘導形式で求めら
れるスコアシート(Framingham Score
Sheet)を作成している。これは、生活習慣病の
患者への指導や、発症予防に向けての一般成人の生活習
慣の改善指導の、補助・支援資料として用いることが意
図されているものである。
【0008】本発明は、上記疫学調査の成果である心血
管疾患発生確率の予測の方程式を利用して、将来の心筋
梗塞等の心血管疾患発症リスクおよび任意の治療目標を
達成した際のリスクをシミュレーションし、それらを即
座に対照比較し得る計算機システムを実現することを目
的とする。さらに、高脂血症、高血圧、糖尿病の診断基
準・治療基準に基づく個々人の疾患重症度及び薬物介入
大規模試験成績の概要を、上記計算機システムにて提示
することも、本発明の目的とする。
【0009】
【発明の概要】本発明は、上記目的を達成するためにな
されたものである。本発明に係る請求項1に記載の疾患
治療指導クライアントシステムは、被検査者に係る検査
値入力値と既往歴入力値を含む危険因子入力値を入力す
る入力表示画面部と、上記危険因子入力値のデータを入
力として被検査者の疾患発症危険シミュレーション処理
がなされて生成された結果を、出力する出力表示画面部
とを有する。
【0010】本発明に係る請求項2に記載の疾患治療指
導サーバシステムは、被検査者に係る検査値入力値と既
往歴入力値を含む危険因子入力値を入力とし、疫学調査
により導出された方程式に従って被検査者の疾患発症危
険シミュレーション処理を行い、それにより生成された
結果を出力とする。
【0011】本発明に係る請求項3に記載の疾患治療指
導通信システムは、1つ又は複数の上記疾患治療指導ク
ライアントシステムと、1つ又は複数の上記疾患治療指
導サーバシステムとが、通信回線を介して接続され、上
記疾患治療指導クライアントシステム及び上記疾患治療
指導サーバシステムに係るデータが送受信される。
【0012】本発明に係る請求項4に記載の疾患治療指
導通信システムは、上記通信回線が、インターネット網
である、請求項3に記載の疾患治療指導通信システムで
ある。
【0013】本発明に係る請求項5に記載の疾患治療指
導計算機システムは、被検査者に係る検査値入力値と既
往歴入力値を含む危険因子入力値を入力する入力表示画
面部と、入力表示画面部からのデータを受け取り、疫学
調査により導出された方程式に従って被検査者の疾患発
症危険シミュレーション処理を行う処理部と、それによ
り生成された結果を出力する出力表示画面部とを有す
る。
【0014】本発明に係る請求項6に記載の記録媒体
は、請求項1、請求項3若しくは請求項4に記載の疾患
治療指導クライアントシステム、請求項2、請求項3若
しくは請求項4に記載の疾患治療指導サーバシステム、
又は請求項5に記載の疾患治療指導計算機システムを、
稼動する処理プログラムが記録されたことを特徴とする
記録媒体である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明に係る好適な実施の形態を説明する。
【0016】図2は、本発明に係る疾患治療指導システ
ム(装置)として稼動し得る、計算機システム12の1
つの形態である。本発明として動作する計算機は、構成
や能力において特に限定されない。図2の計算機システ
ム12は、表示部14、入力部16、本体部18を備え
る。さらに、図示していないが、本体部18には、例え
ばCPUを備えるマザーボードなどからなる処理部2
2、ハードディスクなどからなるメモリ部20、及びC
D−ROM等の外部記憶媒体24に格納されるデータを
読み取る読み出し部(図示せず。)が、含まれる。
【0017】本発明に係る疾患治療指導システム(装
置)の処理プログラムは、計算機システム12のメモリ
部20に格納されている。若しくは、CD−ROM等の
外部記憶媒体24に格納されていてもよい。その場合、
上記処理プログラムは、(CD−ROM等の)外部記憶
媒体24から読み出し部を介して読み出され、必要に応
じてメモリ部20若しくは処理部22にその内容が保持
される。
【0018】≪全体システムの処理体系≫図1は、本発
明に係る疾患治療指導システム(装置)における、表示
画面の変遷に注目したシステム全体の処理体系の模式図
である。この図1を参照して、処理の全体概要をまず説
明する。
【0019】最初に、一人の被検査者に関するデータ
が、「初期パラメータ入力画面」D02にて入力される
(ステップS04)。図3において、その初期パラメー
タ入力画面D02を示す。入力パラメータは、 ・生活習慣病に係る検査値 ・生活習慣病に係る既往歴 などである。
【0020】次に、初期パラメータ(等)を基に実施さ
れるべき複数の処理から、随意選択される(ステップS
06)。大きくは、 10年後の冠動脈疾患発症リスクシミュレーション 関係学会が発表しているガイドラインによる現在の重
症度の判定 代表的な大規模臨床試験成績の参照 の3つの処理からまず選択される。
【0021】「10年後の冠動脈疾患発症リスクシミ
ュレーション」(ステップS10)が選択されると、初
期パラメータを基にして、被検査者に10年後心血管疾
患が発生する確率(現在値)が求められ(ステップS1
4)、「リスクシミュレーション画面(1)」D16に
て表示される。この画面D16にて、治療目標値(仮想
値)が入力される(ステップS16)と、仮想値による
心血管疾患発症確率も求められ(ステップS18)、ス
テップS14で求めた確率(現在値)とステップS18
で求めた確率(仮想値)とが対比されて「リスクシミュ
レーション画面(2)」D18にて表示される。
【0022】ステップS06にて、「関係学会が発表
しているガイドラインによる現在の重症度の判定」(ス
テップS08)が選択される場合、更に同時に判定対象
の生活習慣病も選択される。判定対象の生活習慣病は、 ・糖尿病 ・高脂血症 ・高血圧 の3つのうちのいずれかである。選択対象の生活習慣病
に応じて、画面(「糖尿病判定画面」D04、「高脂血
症判定画面」D06、「高血圧判定画面」D08)が表
示される。
【0023】ステップS06にて、「代表的な大規模
臨床試験成績の参照」(ステップS12)が選択される
場合、更に同時に参照対象の臨床試験成績も選択され
る。選択対象の大規模臨床試験成績に応じて、画面
(「糖尿病」D10、「高脂血症」D12、「高血圧」
D14)が表示される。この「代表的な大規模臨床試
験成績の参照」に係る処理においては、「初期パラメー
タ入力画面」D02での入力パラメータの内容に関わり
無く、代表的な薬物介入大規模臨床試験成績の概要が表
示される(図11参照)。例えば、糖尿病ではUKPD
S(United Kingdom Prospect
ive Diabetes Study)、高血圧では
HOTstudy(Hypertension Opt
imal Treatment study)、高脂血
症の一次予防ではWOSCOPS(West of S
cotland Coronary Preventi
on Study)、高脂血症の二次予防では4S(S
candinavian Simvastatin S
urvival Study)などが取り上げられ得
る。例えば、図3の「初期パラメータ入力画面」D02
に配置される「大規模臨床試験」参照ボタン38をクリ
ックすると、「UKPDS」、「HOTstudy」、
「WOSCOPS」、「4S」などを表示要素とする選
択メニューバーが表示され、そのメニュバーからシステ
ム操作者は適宜選択することになる。
【0024】≪画面の内容≫続いて、画面例の図面を参
照しつつ、疾患治療指導システム(装置)の処理につい
てより詳細に説明する。
【0025】図3は、「初期パラメータ入力画面」D0
2の画面例である。画面D02の左領域は、検査値入力
領域30である。「基本情報」欄においては被検査者に
係る基本情報が入力ボックス32等に入力され
る。「*1」が付されているBMIは、以下の数1により
定義される公知の「Body Mass Index;
体重指数」のことであり、自動計算される。 (数1) [BMI]=[体重(kg)]/[身長(m)]2 「血圧」欄、「血清脂質値」欄、「血糖値」欄において
は、被検査者の検査値を個別の入力ボックス32に入力
するように設定されている。
【0026】画面D02の中央・右領域は、既往歴入力
領域34である。心疾患既往歴、血管病既往歴、脳血管
障害既往歴、腎疾患既往歴、その他(家族歴、喫煙習慣
等)に関し、該当するチェックボックス36にチェック
を入力するように設定されている。
【0027】画面D02の入力パラメータにおいて、「
*3」「*4」「*5」「*6」が付されている項目がある。「
*3」が付されている項目は、図8に示される高脂血症ガ
イドラインにおけるカテゴリー分類の判定に用いられる
因子である。「*4」が付されている項目は、図9、図1
0に示される心血管イベント発生リスク分類の判定に用
いられる因子である。「*5」が付されている項目は、図
6に示される糖尿病診断基準の判定に用いられる因子で
ある。「*6」が付されている項目は、図4、図5に示さ
れる心血管疾患発症シミュレーションに用いられる因子
である。
【0028】検査値入力領域30に含まれる入力ボック
ス32のうち適切なものにデータが入力され、更に既往
歴入力領域に含まれるチェックボックス36のうち被検
査者により選択されたものにチェックが入力されると、
初期パラメータの入力は、完了する。
【0029】続いて、継続する処理を選択し、選択した
処理に進む。画面D02においては、 糖尿病判定ボタン40 高脂血症判定ボタン42 高血圧判定ボタン44 心血管リスクシミュレーションボタン46 大規模臨床試験参照ボタン38 の、5つの次処理選択ボタンが設置されている。心血管
リスクシミュレーションボタン46が画面上で押下(即
ち、クリック)されると、「リスクシミュレーション画
面(1)」D16へ進む。同様に、糖尿病判定ボタン4
0、高脂血症判定ボタン42、高血圧判定ボタン44が
クリックされると、「糖尿病判定画面」D04、「高脂
血症判定画面」D06、「高血圧判定画面」D08へ進
む。また上述したように、大規模臨床試験参照ボタン3
8がクリックされると、例えば、「UKPDS」、「H
OTstudy」、「WOSCOPS」、「4S」など
を表示要素とする選択メニューバーが表示され、そのメ
ニュバーからシステム操作者は適宜選択する。そして、
画面(「糖尿病」D10、「高脂血症」D12、「高血
圧」D14)が表示される。
【0030】図4は、「リスクシミュレーション画面
(1)」D16の例である。画面D16の左領域にある
現在値表示域48では、初期パラメータ入力画面D02
の検査値入力領域30及び既往歴入力領域34にて入力
した内容の一部が表示される。画面D16中央上部には
解説参照ボタン60が設置されており、このボタン60
をクリックすると所与のデータ(例えば、心血管疾患に
関する文字データ)が解説表示ウインドウ62に表示さ
れる。
【0031】画面D16の中央部にある仮想値表示入力
域50では、まず、血圧収縮期値、総コレステロール
値、HDL−C値、LDL−C値、トリグリセライド
値、糖尿病有無、喫煙習慣有無が、現在値表示域48の
値のままで表示される。但し、『糖尿病有無』に関して
は、後でも説明するように、初期パラメータ入力画面D
02(現在値表示域48)において、空腹時血糖値が1
26mg/dL以上または75OGTT2時間値が20
0mg/dL以上の場合に糖尿病有りとみなされる。こ
のとき図4のように、『仮想値・糖尿病』にチェックが
付される。
【0032】画面D16の右領域にある心血管疾患発症
危険確率表示域52では、現在値表示域48のパラメー
タの内容を基にして計算された、被検査者に係る10年
後の心血管疾患発症危険確率が、柱状グラフ及び数値に
より表示される。柱状グラフ及び数値は、2組表示さ
れ、左方は現在値表示域48のパラメータの内容により
計算された危険確率を表し、右方は仮想値表示入力域5
0のパラメータの内容により計算された危険確率を表
す。「リスクシミュレーション画面(1)」D16にお
いては、仮想値表示入力域50では、現在値表示域48
の内容がそのまま表示されるので、2組の柱状グラフ5
4、56及び数値においては、図4に例示するように、
同じものが表示される。
【0033】この『10年後の心血管疾患発症危険確
率』は、前に説明したように、アンダーソン(K.M.
Anderson)らによってサーキュレーション(C
irculation) 83巻、356〜362頁、
1991年に記載された方程式に従って求められるもの
である。この方程式は、米国フラミンガム在住の男女住
民5573名を約12年間観察し、血清脂質値、血圧値
および左心室肥大、喫煙習慣、糖尿病の有無と冠動脈疾
患発症率の関係を検討した疫学調査(Framingh
am Heart Study)の結果に基づき作成さ
れた。
【0034】上記方程式におけるパラメータは、 ・収縮期血圧値 ・喫煙の有無 ・総コレステロール値(TC) ・HDLコレステロール値(HDL−C) ・左室肥大の有無 ・年齢 ・糖尿病の有無 である。式は次のようになる。 (数2) a=11.1122−0.9119×log(収縮期血
圧値)−0.2767×喫煙(有:1,無:0)−0.
7181×log(TC/HDL−C)−0.5865
×左室肥大(有:1,無:0) (数3) 男性の場合 m=a−1.4792×log(年齢)−
0.1759×糖尿病(有:1,無:0) 女性の場合 m=a−5.8549+1.8515×
[log(年齢/74)] 2−0.3758×糖尿病
(有:1,無:0) (数4) u=[log(10)−(4.4181+m)]/ex
p(−0.3155−0.2784×m) (数5) 10年後の危険確率(%)=[1−exp(−eu)]
×100
【0035】仮想値表示入力域50においては、上記方
程式に係るパラメータの仮想値を入力することができ
る。図4に示すように、 ・収縮期血圧値 ・総コレステロール値(TC) ・LDLコレステロール値(LDL−C) ・トリグリセライド値 ・糖尿病の有無 ・喫煙の有無 に関し、様々な仮想値を具体的に入力する。つまり、例
えば、 投薬により、LDL−C値を、142mg/dLから
120mg/dLに抑える、 喫煙習慣を止める、というような仮想値である。その
ような変更後の仮想値の条件で更に心血管疾患発症シミ
ュレーションを行うことができる。その場合、仮想値入
力後、リスクシミュレーション画面(1)にて、シミュ
レーション実施ボタン64をクリックすればよい。する
と画面では、リスクシミュレーション画面(2)D18
が表示される。
【0036】図5は、「リスクシミュレーション画面
(2)」D18の例である。画面の構成は、リスクシミ
ュレーション画面(1)D16と同じものであり、個別
の表示内容においても、リスクシミュレーション画面
(1)D16から殆ど変わらない。但し、リスクシミュ
レーション画面(1)D16にて変更入力された仮想値
に基づいて心血管疾患発症危険確率が計算され、その確
率を表す柱状グラフ56及び数値が心血管疾患発症危険
確率表示域52の「仮想値」の位置に表示されている。
また、2つの柱状グラフ54、56の下方のリスク減少
率表示部58には、リスクの減少率が表示されている。
この「リスクの減少率」は次の式により計算される。 (数6) [リスクの減少率(%)]=[(現在値の危険確率−仮
想値の危険確率)/現在値の危険確率]×100
【0037】仮想値によるシミュレーションにおいて
は、変更入力された(変更が無ければそのままの)収縮
期血圧値、総コレステロール値、LDLコレステロール
値、トリグラセライド値、糖尿病の有無、喫煙習慣の有
無を、上記の式(数2、数3、数4、数5)に代入す
る。なお、HDLコレステロール値は、 (数7) [HDLコレステロール値]=[総コレステロール値]
−[LDLコレステロール値]−[トリグリセライド
値]×0.2 の関係式により算出される。
【0038】リスクシミュレーション画面(2)におい
ても、またさらに、仮想値表示入力域50にて仮想値を
入力することができる。そして更に、仮想値入力後シミ
ュレーション実施ボタン64をクリックすると、その時
点での(変更後の)仮想値の条件で心血管疾患発症シミ
ュレーションを行うことができ、そのシミュレーション
に合わせた新たなリスクシミュレーション画面(2)D
18が表示される。
【0039】上記の仮想値再入力及び新たなリスクシミ
ュレーション画面出力の動作は、更に、繰り返すことが
できる。
【0040】なお、リスクシミュレーション画面
(1)、リスクシミュレーション画面(2)のいずれに
おいても、次処理選択ボタンに関しては、 糖尿病判定ボタン40 高脂血症判定ボタン42 高血圧判定ボタン44 心血管リスクシミュレーションボタン46 が設置されている。
【0041】図6は、「糖尿病判定画面」D04の例で
ある。現在値表示域48、次処理選択ボタン(糖尿病
判定ボタン40、高脂血症判定ボタン42、高血圧
判定ボタン44、心血管リスクシミュレーションボタ
ン46)、及び解説参照ボタン60・解説表示ウインド
ウ62のそれぞれの配置については、リスクシミュレー
ション画面(1)D16やリスクシミュレーション画面
(2)D18と、同じである。よって、同一部位には同
一符号を付して説明を省略する。また、この糖尿病判定
画面D04では、大規模臨床試験参照ボタン38が設定
されている。
【0042】「糖尿病判定画面」D04には、糖尿病診
断基準グラフ70が表示される。この診断基準は、葛谷
らにより「糖尿病」42巻、385〜404頁、199
9年にて記載されたものが用いられている。糖尿病診断
基準グラフ70の上部には、判定実施ボタン66が設定
されており、これをクリックすると、被検査者の現在値
表示域48の血糖値欄68のデータによる被検査者プロ
ット72が、糖尿病診断基準グラフ70に重ねて表示さ
れる。
【0043】図7は、「高脂血症判定画面」D06の例
である。現在値表示域48、次処理選択ボタン(糖尿
病判定ボタン40、高脂血症判定ボタン42、高血
圧判定ボタン44、心血管リスクシミュレーションボ
タン46)、及び解説参照ボタン60・解説表示ウイン
ドウ62のそれぞれの配置については、リスクシミュレ
ーション画面(1)D16やリスクシミュレーション画
面(2)D18と、同じである。よって、同一部位には
同一符号を付して説明を省略する。また、この高脂血症
判定画面D06では、大規模臨床試験参照ボタン38が
設定されている。
【0044】「高脂血症判定画面」D06には、血清脂
質値グラフ88及びカテゴリー分類76が表示される。
まず、カテゴリー分類76は、LDL―コレステロール
値及び総コレステロール値の治療目標値を設定するため
の分類である。カテゴリーの分類は、図8の分類決定表
による。例えば、「1)冠動脈疾患」の要素に1つでも
該当するものがあれば、カテゴリーは「C」になる。ま
た、「1)冠動脈疾患」の要素に該当するものが無くと
も、「2)高コレステロール血症以外の主要な動脈効果
危険因子」の要素に1つでも該当するものがあれば、カ
テゴリーは「B」になる。「1)冠動脈疾患」と「2)
高コレステロール血症以外の主要な動脈効果危険因子」
とのいずれの要素にも該当するものが無ければ、カテゴ
リーは「C」になる。「1)冠動脈疾患」と「2)高コ
レステロール血症以外の主要な動脈効果危険因子」の各
要素の該当不該当の判断では、当然ながら、初期パラメ
ータ入力画面D02のデータが利用される。
【0045】なお、前に説明したように、図8におい
て、「BMI」は、「Body Mass Inde
x;体重指数)のことである。また、LDLコレステロ
ール値が無い場合は、 (数8) 「LDLコレステロール値」=「総コレステロール値」
−「HDLコレステロール値」−0.2×「トリグリセ
ライド値」 により算出される。
【0046】それぞれのカテゴリーに対し、図8に示す
「治療目標値」が設定されている。このカテゴリー分類
決定表及び治療目標値の設定には、日本動脈硬化学会高
脂血症診療ガイドライン検討委員会により「動脈硬化」
25巻、1〜34頁、1997年に記載された、高脂血
症診療ガイドラインの診断基準値および管理基準が用い
られている。
【0047】図7の画面D06において、まず、血清脂
質値グラフ88では被検査者の現在値が柱状グラフ8
0、82として表示される。また、血清脂質値グラフ8
8及びカテゴリー分類76の上部には、治療目標値表示
ボタン74が設定されており、これをクリックすると、
カテゴリー分類76の表示域において被検査者に該当す
るカテゴリーにマーク78が付される。さらに、マーク
78の付されたカテゴリーに対応する治療目標値プロッ
ト84、86が、図8の表の「治療目標値」を基準にし
て表示される。
【0048】図9は、「高血圧判定画面」D08の例で
ある。現在値表示域48、次処理選択ボタン(糖尿病
判定ボタン40、高脂血症判定ボタン42、高血圧
判定ボタン44、心血管リスクシミュレーションボタ
ン46)、及び解説参照ボタン60・解説表示ウインド
ウ62のそれぞれの配置については、リスクシミュレー
ション画面(1)D16やリスクシミュレーション画面
(2)D18と、同じである。よって、同一部位には同
一符号を付して説明を省略する。また、この高血圧判定
画面D08でも、大規模臨床試験参照ボタン38が設定
されている。
【0049】「高血圧判定画面」D08には、高血圧分
類グラフ100及び心血管イベント発生リスク分類96
が表示される。いずれも、世界保健機関(WHO)およ
び国際高血圧学会(ISH)によってジャーナルオブハ
イパーテンション(J.Hypertension)
11巻、905〜918頁、1999年および17巻、
151〜183頁、1999年に記載された、高血圧治
療ガイドラインの血圧レベルの診断と分類および予後に
かかわるリスクの層別化を基にして、分類が生成されて
いる。
【0050】高血圧分類グラフ100では、まず、上記
の血圧値の分類が表示されている。
【0051】また、心血管イベント発生リスク分類96
の上部には、判定実施ボタン94が設定されており、こ
れをクリックすると、高血圧分類グラフ100において
被検査者の現在値に係るプロット102が重ねて表示さ
れる。さらに、心血管イベント発生リスク分類96の表
示域においては、被検査者の入力パラメータを基に判断
された今後10年間における心血管イベント発生リスク
の分類に対し、マーク98が付される。
【0052】心血管イベント発生リスクの分類の判定に
おいては、図10の『(1)リスク階層別化の定義』テ
ーブルが利用される。さらに、該テーブルの危険因子の
(個数等の)判断においては、(2)リスク評価パラメ
ータ・テーブルが利用される。(1)リスク階層別化の
定義テーブルから、抽出される「心血管イベント発生リ
スクの分類」は、 ・Very High(>30%) ・High(20〜29%) ・Moderate(15〜19%) ・Low(<15%) の4分類である。
【0053】以上、本発明の具体的実施形態を説明した
が、本発明はこれらに限られず更に種々改変可能であ
る。
【0054】上記の本発明に係る実施形態では、生活習
慣病(高脂血症、高血圧、糖尿病)及びそれらと関連が
深い冠動脈疾患に関する治療・予防を指導・支援するシ
ステムを取り上げてきた。本発明に係る指導・支援シス
テムは、 ・骨粗鬆症及びそれに伴う骨折、 ・大腸がん、 ・肺がん、 ・C型ウイルス性肝炎に伴う肝硬変・肝がん、 ・糖尿病及びそれに伴う慢性合併症、 ・高尿酸血症に伴う通風発作、 ・脳卒中、 ・慢性胃潰瘍に伴う胃がん、 ・気管支喘息に伴う喘息発作、 ・歯周病、 ・HIV感染後のAIDS、 ・アレルギー性鼻炎における花粉飛散状況からみた発症
確率、 ・子宮内膜症における妊娠確率 などの、発症リスクに関するシミュレーションにおいて
応用可能である。更に、例えばそれらの疾患に対する任
意の治療手段別の医療費に関するシミュレーションにも
応用できる。
【0055】上記の本発明に係る疾患治療指導システム
の処理プログラムは、計算機のメモリ部20若しくはC
D−ROM等の外部記憶媒体24に格納されている。更
に、例えば、医療関連のサーバがインターネット網を通
じて上記の疾患治療指導システムを供給するという形態
も、構成することができる。そうすると、該サーバはシ
ミュレーション手段を提供するとともに、シミュレーシ
ョンの精度を向上し得るフィードバックデータを大規模
に収集することも可能になる。更に、収集されたデータ
を解析することにより、新規医薬品開発のための有用な
マーケット情報を得ることができる。また、被検査者に
アクセスできる手段を設けることにより、個人レベルで
のきめ細かな医薬情報サービスの提供が可能になる。し
かも、そのような医療関連のサーバが上記の様々な疾患
に関する疾患治療指導システムを備えれば、該サーバ
は、医療施設が乏しい地域でも利用可能な、医療保健コ
ンサルティング機能(の一部)を備え得る。
【0056】
【発明の効果】本発明は、医療関係者による患者指導・
教育材料として用いられ得るほか、医療関係者の治療指
針および治療効果判定、一般家庭での健康管理、保健所
等における各種疾病に対する住民への啓蒙活動、生命保
険契約時の予備的審査、などにおいて利用することがで
きる。
【0057】本発明により、高血圧に係る指導教育材料
となり得る実施形態を作成すると、家庭用血圧計の普
及、減塩食品の普及、禁煙普及活動にて利用し得る。同
様に本発明により骨粗鬆症に係る指導教育材料となり得
る実施形態を作成すると、牛乳等のカルシウム高含有食
品の普及にて利用し得る。大腸がんに係る指導教育材料
となり得る実施形態を想定すると、食物線維高含有低脂
肪食品の普及等における補助・支援材料として用いるこ
とができる。
【0058】さらに、気管支喘息に係る指導教育材料と
なり得る実施形態を想定すると、ハウスダスト、ダニ除
け対策等を講じた寝具の普及における補助・支援材料と
して利用し得る。歯周病に係る指導教育材料となり得る
実施形態を想定すると、専用歯ブラシ、薬用歯磨きの普
及における補助・支援材料として利用し得る。HIV感
染者に係る指導教育材料となり得る実施形態を想定する
と、コンドームの普及における補助・支援材料として利
用し得る。アレルギー性鼻炎に係る指導教育材料となり
得る実施形態を想定すると、専用マスク、ゴーグルの普
及における補助・支援材料として利用し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る疾患治療指導システムにおけ
る、画面の変遷に注目したシステム全体の処理体系の模
式図である。
【図2】 本発明に係る疾患治療指導システムとして稼
動する計算機システムの1つの形態である。
【図3】 初期パラメータ入力画面の画面例である。
【図4】 リスクシミュレーション画面(1)の画面例
である。
【図5】 リスクシミュレーション画面(2)の画面例
である。
【図6】 糖尿病判定画面の画面例である。
【図7】 高脂血症判定画面の画面例である。
【図8】 血清脂質値の治療目標値設定のためのカテゴ
リ分類指針表である。
【図9】 高血圧判定画面の画面例である。
【図10】 10年間における心血管イベント発生リス
ク分類導出表である。
【図11】 糖尿病に関する薬物介入大規模臨床試験成
績概要の1つであるUKPDSの試験概要を表示する画
面例である。
【符号の説明】
12:計算機システム、24:外部記憶媒体、30:検
査値入力領域、32:入力ボックス、34:既往歴入力
領域、36:チェックボックス、38:大規模臨床試験
参照ボタン、40:糖尿病判定ボタン、42:高脂血症
判定ボタン、44:高血圧判定ボタン、46:心血管リ
スクシミュレーションボタン、48:現在値表示域、5
0:仮想値表示入力域、52:心血管疾患発症危険確率
表示域、58:リスク減少率表示部、60:解説参照ボ
タン、62:解説表示ウインドウ、64:シミュレーシ
ョン実施ボタン、66:判定実施ボタン、70:糖尿病
診断基準グラフ、72:被検査者プロット、74:治療
目標値表示ボタン、76:カテゴリー分類、78:マー
ク、84:LDL−C目標値プロット、86:総コレス
テロール目標値プロット、88:血清脂質値グラフ、9
4:判定実施ボタン、96:心血管イベント発生リスク
分類、98:マーク、100:高血圧分類グラフ、10
2:プロット。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査者に係る検査値入力値と既往歴入
    力値を含む危険因子入力値を入力する入力表示画面部
    と、 上記危険因子入力値のデータを入力として被検査者の疾
    患発症危険シミュレーション処理がなされて生成された
    結果を、出力する出力表示画面部とを有する、疾患治療
    指導クライアントシステム。
  2. 【請求項2】 被検査者に係る検査値入力値と既往歴入
    力値を含む危険因子入力値を入力とし、 疫学調査により導出された方程式に従って被検査者の疾
    患発症危険シミュレーション処理を行い、 それにより生成された結果を出力とする、疾患治療指導
    サーバシステム。
  3. 【請求項3】 1つ又は複数の上記疾患治療指導クライ
    アントシステムと、 1つ又は複数の上記疾患治療指導サーバシステムとが、 通信回線を介して接続され、 上記疾患治療指導クライアントシステム及び上記疾患治
    療指導サーバシステムに係るデータが送受信される、疾
    患治療指導通信システム。
  4. 【請求項4】 上記通信回線が、インターネット網であ
    る、請求項3に記載の疾患治療指導通信システム。
  5. 【請求項5】 被検査者に係る検査値入力値と既往歴入
    力値を含む危険因子入力値を入力する入力表示画面部
    と、 入力表示画面部からのデータを受け取り、疫学調査によ
    り導出された方程式に従って被検査者の疾患発症危険シ
    ミュレーション処理を行う処理部と、 それにより生成された結果を出力する出力表示画面部と
    を有する、疾患治療指導計算機システム。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項3若しくは請求項4に
    記載の疾患治療指導クライアントシステム、請求項2、
    請求項3若しくは請求項4に記載の疾患治療指導サーバ
    システム、又は請求項5に記載の疾患治療指導計算機シ
    ステムを、稼動する処理プログラムが記録されたことを
    特徴とする記録媒体。
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