JP2002024387A - 歯科医療事務装置 - Google Patents

歯科医療事務装置

Info

Publication number
JP2002024387A
JP2002024387A JP2000207349A JP2000207349A JP2002024387A JP 2002024387 A JP2002024387 A JP 2002024387A JP 2000207349 A JP2000207349 A JP 2000207349A JP 2000207349 A JP2000207349 A JP 2000207349A JP 2002024387 A JP2002024387 A JP 2002024387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treatment
image
name
display area
medical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000207349A
Other languages
English (en)
Inventor
Yachiyo Itou
八千代 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000207349A priority Critical patent/JP2002024387A/ja
Publication of JP2002024387A publication Critical patent/JP2002024387A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚的に把握し易い画像を用いて治療計画を
説明でき、一般人に慣用されている歯科診療の慣用語を
用いて治療計画を説明できるようにする。 【解決手段】 治療計画入力画面の処置画像表示領域で
何れかの処置画像が操作入力によって選択されると該選
択された処置画像に対応する慣用処置名が前記処置名表
示領域に表示され、該処置名表示領域に表示された慣用
処置名が基づいている処置及び処置画像が患者に対応つ
けて記録される歯科医療事務装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処置を簡易な操作
で入力できる歯科医療事務装置に関する。本発明の歯科
医療事務装置は、例えば、治療計画、電子カルテ、技工
指示書等に記載する処置名等を、簡易な操作で入力する
ことができる。
【0002】
【従来の技術】歯科の治療計画を患者に説明する際に、
視覚的に把握し易い画像や、一般に慣用されている用語
を用いることで、患者の理解を助けたいという要望があ
る。しかし、視覚的に把握し易い画像を治療計画に取り
入れるためのツールや、歯科医療従事者が用いる正式な
用語を一般人の慣用語に変換するツールは提供されてい
ない。このため、歯科医療従事者が手書きで図解した
り、適宜に慣用語に言い換えて説明する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、視覚的に把
握し易い画像を用いて治療計画を説明できるようにする
ことを目的とする。また、一般人に慣用されている歯科
診療の慣用語を上記の画像に基づいて作成して、該慣用
語で治療計画を説明できるようにすることを目的とす
る。さらに、歯科医療従事者が用いる歯科診療の正式な
用語を上記の画像に基づいて作成して、電子カルテや歯
科技工士への技工指示書に転記できるようにすることを
目的とする。換言すれば、本発明は、視覚的に把握し易
い画像を用いて、簡易な操作で処置を入力できるように
するとともに、入力した情報を、電子カルテ、治療計画
説明書、技工指示書等に用い得るようにすることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、所望
の情報を入力するための操作入力手段と、各歯が描画さ
れている口腔画像を保持している口腔画像保持手段と、
歯科の処置が描画されている処置画像を部位毎に且つ処
置毎に各々保持している処置画像保持手段と、一般人が
慣用する慣用処置名を処置毎に保持している処置名保持
手段と、診療情報を記録するための診療情報記録手段
と、前記口腔画像を表示するための口腔画像表示領域と
前記処置画像を候補表示するための処置画像表示領域と
前記慣用処置名を表示するための処置名表示領域とを有
する治療計画入力画面を表示する画面制御手段と、前記
口腔画像を前記口腔画像表示領域に表示させ且つ前記各
処置画像を前記処置画像表示領域に候補表示させるとと
もに前記処置画像表示領域で何れかの処置画像が操作入
力によって選択されると該選択された処置画像に対応す
る慣用処置名を前記処置名表示領域に表示させる表示情
報設定手段と、前記処置名表示領域に表示された慣用処
置名が基づいている処置及び処置画像を患者に対応つけ
て前記診療情報記録手段に記録する記録制御手段と、を
有することを特徴とする歯科医療事務装置である。口腔
画像としては、例えば、デジタルカメラで撮影した患者
の口腔内写真を用いてもよく、また、描画ツール等で描
画した画像を用いてもよい。処置画像は部位毎に且つ処
置毎に保持されているのであるが、ここで、『部位毎
に』とは、『各歯毎に』でもよいが(後述の実施の形態
は『各歯毎に』保持されている例である)、或る『歯
群』についての処置画像や、『1/3口腔』等について
の処置画像も許容される。治療計画入力画面内に設けら
れる口腔画像表示領域、処置画像表示領域、及び処置名
表示領域は、並べて表示されるウインドウであってもよ
く、重ねて表示されるウインドウであってもよい。要
は、前記の機能を備えた各表示領域が、治療計画入力画
面内に確保されればよい。なお、治療計画入力画面もま
た、画面全体を占めていてもよく、いなくてもよい。即
ち、画面内の一部に設けられるウインドウであってもよ
い。請求項2の発明は、請求項1に於いて、前記処置画
像保持手段が、前記各処置画像を色彩情報と形状情報か
ら成る情報として各々保持している、ことを特徴とする
歯科医療事務装置である。請求項3の発明は、請求項2
に於いて、前記処置画像保持手段が、前記各形状情報
を、少なくとも1/4口腔内の8本の歯に相当する8個
の画像情報に上下反転の有無及び/又は左右反転の有無
を対応つけて成る32個の情報として各々保持してい
る、ことを特徴とする歯科医療事務装置である。1/4
口腔とは、右上顎,右下顎,左上顎,左下顎の何れかで
ある。歯の形状は左右で対称であるが、上下では対称で
ないものもあるため、正確な形状で描くためには8本よ
り多くの歯が必要となる。なお、概略の形状で代用して
よい場合は8本で足りる。請求項4の発明は、請求項1
〜請求項3の何れかに於いて、前記記録制御手段が、操
作入力で選択及び移動された処置画像の移動先を該処置
画像と口腔画像と患者とに対応つけて前記診療情報記録
手段に記録する、ことを特徴とする歯科医療事務装置で
ある。処置画像とその移動先と口腔画像を記録しておく
ことにより、所望の時に合成画像を作成できるため、処
置後の画像を記録しておく必要がなくなる。処置画像が
変倍された場合には、その変倍率を、移動先と併せて記
録するようにしてもよい。変倍は、例えば、口腔画像内
の部位(移動先の部位)のサイズに適合するように行わ
れる。請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の何れか
に於いて、前記処置名保持手段が、歯科医療従事者が用
いる正式処置名を処置毎に且つ前記慣用処置名に対応つ
けて保持している、ことを特徴とする歯科医療事務装置
である。正式処置名と慣用処置名とが対応つけられてい
るため、治療計画で入力した処置を電子カルテや歯科技
工士への技工指示書に転記することが可能となる。請求
項6の発明は、請求項5に於いて、さらに、前記処置名
表示領域に表示された慣用処置名が基づいている処置に
対応する正式処置名及び/又は前記診療情報記録手段に
記録されている処置に対応する正式処置名を電子カルテ
に転記するカルテ転記手段、を有することを特徴とする
歯科医療事務装置である。請求項7の発明は、請求項5
又は請求項6に於いて、さらに、前記処置名表示領域に
表示された慣用処置名が基づいている処置に対応する正
式処置名及び/又は前記診療情報記録手段に記録されて
いる処置に対応する正式処置名と、当該処置が基づいて
いる処置画像の色彩とを、歯科技工士への技工指示書に
転記する指示書転記手段、を有することを特徴とする歯
科医療事務装置である。請求項8の発明は、所望の情報
を入力するための操作入力手段と、各歯が描画されてい
る口腔画像を保持している口腔画像保持手段と、歯科の
処置が描画されている処置画像を部位毎に且つ処置毎に
各々保持している処置画像保持手段と、診療情報を記録
するための診療情報記録手段と、前記口腔画像を表示す
るための口腔画像表示領域と前記処置画像を候補表示す
るための処置画像表示領域とを有する入力画面を表示す
る画面制御手段と、前記口腔画像を前記口腔画像表示領
域に表示させ且つ前記各処置画像を前記処置画像表示領
域に候補表示させる表示情報設定手段と、前記処置画像
表示領域で何れかの処置画像が操作入力によって選択さ
れると該選択された処置画像と該処置画像に対応する処
置及び部位とを患者に対応つけて前記診療情報記録手段
に記録する記録制御手段と、を有することを特徴とする
歯科医療事務装置である。口腔画像に用いる画像は請求
項1の場合と同様である。処置画像は部位毎に且つ処置
毎に保持されているのであるが、ここで、『部位毎に』
とは、『各歯毎に』でもよいが(後述の実施の形態は
『各歯毎に』保持されている例である)、或る『歯群』
についての処置画像や、『1/3口腔』等についての処
置画像も許容される。入力画面内に設けられる口腔画像
表示領域や処置画像表示領域は、並べて表示されるウイ
ンドウでも、重ねて表示されるウインドウでもよい。要
は、前記の機能を備えた各表示領域が、入力画面内に確
保されればよい。なお、入力画面もまた、画面全体を占
めていてもよく、いなくてもよい。即ち、画面内の一部
に設けられるウインドウであってもよい。請求項8の構
成ではないが、処置画像を処置毎に保持することとし、
処置画像表示領域から選択した処置画像と、口腔画像表
示領域で指定した部位とを対応つけて、これらを記録す
る構成も可能である。その場合の構成は、下記のように
記述される。これを、後に、第9の構成として引用す
る。所望の情報を入力するための操作入力手段と、各歯
の画像を構成要素として成り各歯の画像が各々部位に対
応つけられている口腔画像を保持している口腔画像保持
手段と、歯科の処置が描画されている処置画像を処置毎
に各々保持している処置画像保持手段と、診療情報を記
録するための診療情報記録手段と、前記口腔画像を表示
するための口腔画像表示領域と前記処置画像を候補表示
するための処置画像表示領域とを有する入力画面を表示
する画面制御手段と、前記口腔画像を前記口腔画像表示
領域に表示させ且つ前記各処置画像を前記処置画像表示
領域に候補表示させる表示情報設定手段と、前記口腔画
像表示領域で何れかの歯の画像が指定され且つ前記処置
画像表示領域で何れかの処置画像が操作入力によって選
択されると該指定された歯の画像に対応する部位と該選
択された処置画像と該処置画像に対応する処置とを患者
に対応つけて前記診療情報記録手段に記録する記録制御
手段と、を有することを特徴とする歯科医療事務装置。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は実施の形態の医療事務装置
の構成を示すブロック図、図2は治療計画入力画面での
処理を示すフローチャート、図3は治療計画入力画面を
例示する説明図、図4の上段は処置名マスタファイル
(=請求項の処置名保持手段)の一部を示す説明図、下
段は処置画像マスタファイル(=請求項の処置画像保持
手段)の一部を示す説明図、図5は図4の下段の処置画
像マスタファイルとは別の実施の形態の処置画像マスタ
ファイル(=請求項の処置画像保持手段)の一部を示す
説明図、図6の上段は色彩マスタファイル(=請求項の
処置画像保持手段)の一部を示す説明図、下段は形状マ
スタファイル(=請求項の処置画像保持手段)の一部を
示す説明図、図7の上段は合成画像記録ファイル(=請
求項の診療情報記録手段)を示す説明図、下段は治療計
画記録ファイル(=請求項の診療情報記録手段)を示す
説明図、図8の上段は治療計画表示画面を例示する説明
図、下段は電子カルテ記載例を示す説明図、図9は技工
指示書を例示する説明図である。
【0006】実施の形態の歯科医療事務装置は、制御装
置、キーボードやマウス等で構成される入力装置、ディ
スプレイ、プリンタ、ハードディスク等で構成される補
助記憶装置等を備えたコンピュータ装置であり、補助記
憶装置に格納されているアプリケーションプログラム
(不図示)に従って処理を実行することで、歯科医療事
務装置としての機能が実現される。コンピュータ装置の
ハード構成は公知あるため、各機器の詳細な説明は省略
する。
【0007】処置名マスタファイルの一部分を図4上段
に例示する。図示のように、処置名マスタファイルに
は、カルテ処置名(=歯科医師等の歯科医療従事者が用
いる正式処置名)と、患者用処置名(=一般人が慣用す
る慣用処置名)とが、それぞれ処置コードに対応つけて
記録されている。
【0008】第1の実施の形態の処置画像マスタファイ
ル(図1の補助記憶装置内に実線枠で示された処置画像
マスタファイル)の一部分を図4下段に例示する。図示
のように、第1の実施の形態の処置画像マスタファイル
には、処置コード、部位、画像パーツ名が、それぞれパ
ーツコードに対応つけて記録されている。『処置コー
ド』により前述の処置名マスタファイルの処置名(正式
処置名,慣用処置名)が参照される。『部位』は当該処
置画像が適用されるべき部位を示す。『画像パーツ名』
は当該処置画像が格納されているファイル名を示す。ま
た、『パーツコード』は他のファイルから当該処置画像
を参照する場合に用いられる。
【0009】第2の実施の形態の処置画像マスタファイ
ル(図1の補助記憶装置内に破線枠で示された処置画像
マスタファイル)の一部分を図5に例示する。また、図
5の処置画像マスタファイルから色彩コードで参照され
る色彩マスタファイルの一部分を図6上段に例示し、同
じく図5の処置画像マスタファイルから形状コードで参
照される形状マスタファイルの一部分を図6下段に例示
する。
【0010】図5に示すように、第2の実施の形態の処
置画像マスタファイルには、処置コード、部位、色彩コ
ード、形状コードが、それぞれパーツコードに対応つけ
て記録されている。『パーツコード』は、第1の実施の
形態と同様に、他のファイルから当該処置画像を参照す
る場合に用いられる。『処置コード』により、前述の処
置名マスタファイルの処置名(正式処置名,慣用処置
名)が参照される。『部位』は、当該処置画像が適用さ
れるべき部位を示す。
【0011】図6上段に示すように、『色彩コード』に
は、色彩名、赤、緑、青が、それぞれ対応つけられてい
る。ここで、赤、緑、青は、当該色彩の構成要素を示
す。また、図6下段に示すように、『形状コード』に
は、形状名、画像名、上下反転の有無、左右反転の有無
が、それぞれ対応つけられている。ここで、『画像名』
は当該形状の画像が格納されているファイル名を示す。
『上下反転の有無』は、画像を上下反転するか否かを示
す。また、『左右反転の有無』は、画像を左右反転する
か否かを示す。つまり、口腔を右上顎、右下顎、左上
顎、左下顎という4領域に区分し、何れか1つ(例:右
上顎)の領域内の8本の歯の形状を画像として持ち、そ
れを『上下反転及び又は左右反転』することにより、他
の3領域内の各8本の歯の形状の画像を得られるという
事情がある。第2の実施の形態では、このことを利用し
て、画像ファイルを減らして記録容量の低減を図ってい
る。
【0012】図7上段に示す合成画像記録ファイルに
は、選択した処置画像を、元画像(=請求項の口腔画
像)内の適宜の位置(処置画像が持つ部位の位置)まで
移動させて、適宜に変倍して合成した画像についての情
報が記録される。即ち、元画像名、処置コード、部位、
パーツコード、原点(縦)、原点(横)、倍率(縦)、
倍率(横)の各データが、それぞれ対応つけて記録され
る。なお、IDは、当該患者の治療計画内での番号(来
院予定の順番)を示す。このように、元画像に対応つけ
て、処置画像と、その移動先データ(及び倍率データ)
を来院予定順に持つため、各来院予定日毎に作成した治
療計画の合成画像を保存する必要がなく、記録容量の低
減を図ることができる。
【0013】図7下段に示す治療計画記録ファイルに
は、作成した治療計画についての情報が記録される。即
ち、患者コード、処置コード、部位、パーツコードが、
治療計画入力順に、それぞれ対応つけて記録される。こ
れにより、所望の治療計画の処置と部位と処置画像を読
み出すことができ、これに基づいて、治療計画書を作成
することができる。
【0014】治療計画入力画面での処理を、フローチャ
ート(図2)と治療計画入力画面の例(図3)とを参照
して説明する。何れかの画面(例:傷病入力画面)で治
療計画入力画面への遷移が指令されると、治療計画入力
画面が表示される(S01)。ステップS03では、何
れの治療予定日の治療計画を入力するかの指定が待機さ
れる。指定は、例えば入力装置からの入力操作で行われ
るが、或る治療予定日の治療計画の入力を保存した後に
次予定日の治療計画の入力に進むことで指定される場合
もある。
【0015】治療予定日の指定が行われると、ステップ
S05に進み、処置画像が候補表示される。この表示
は、前述の第1の実施の形態の場合は、縦及び横方向に
スクロール可能なグリッド内に、図4下段の処置画像マ
スタファイルに基づいて読み出した処置画像を、選択可
能に示して行われる。また、前述の第2の実施の形態の
場合は、図5下段の色彩マスタファイルと形状マスタフ
ァイルに基づいて読み出した色彩名と形状名を、プルダ
ウンメニューで選択可能に表示し、選択された形状名と
色彩名から成る処置画像を含む処置画像を合成して、グ
リッド内に選択可能に示して行われる。なお、後者の場
合、グリッド内の選択状態とプルダウンメニューとを相
互に連動させるように構成してもよい。処置画像の候補
表示と併せて、口腔画像の表示も行われる。
【0016】ステップS07では、処置画像の選択と、
移動・変倍の受け付け処理が行われる。選択は、例え
ば、グリッド内の所望の処置画像をクリックすることで
行われる。また、第2の実施の形態の場合であれば、形
状と色彩をプルダウンメニューから選択することで行う
こともできる。移動は、例えば、選択した処置画像を口
腔画像内の所望の部位までドラッグしてドロップするこ
とで行われる。なお、処置画像を選択した後、口腔画像
内の所望の部位をクリックすることで移動を実現するよ
うに構成することもできる。変倍は、通常の画像の拡大
・縮小操作と同様にして行うことができる。
【0017】処置画像が選択されると(S09でYE
S)、該処置画像が持つ処置コードにしたがって処置名
マスタファイルの慣用処置名(患者用処置名)が読み出
されて処置名表示領域内に、予定として表示される(S
11)。選択された処置画像が移動・変倍されると(S
13でYES)、その移動先の座標・倍率データがメモ
リ(不図示)に保持される(S15)。治療計画入力画
面内の表示が確定されると(S17でYES)、選択さ
れた処置画像、その移動先・倍率、予定日が、治療計画
記録ファイルに、現在の処理対称の患者に対応つけて記
録される(S19)。確定は、例えば、確定機能を割り
当てられた機能キー(図3の治療計画入力画面内のF1
〜F12の何れか)の押下によって行うことができる。
【0018】電子カルテ又は技工指示書への転記が指令
されると(S21でYES)、その指令に応じて、デー
タの転記が行われる(S23)。転記の指令は、例え
ば、電子カルテへの転記機能(又は技工指示書への転記
機能)を割り当てられた機能キー(図3の治療計画入力
画面内のF1〜F12の何れか)の押下によって行うこ
とができる。転記後の処置名の表示は、歯科医療従事者
用いる正式処置名(カルテ処置名)で行われる。電子カ
ルテの記載例を図8下段に示す。また、技工指示書の例
を図9に示す。
【0019】治療計画説明書の印刷が指令されると(S
25でYES)、所定の様式の治療計画説明書の印刷デ
ータが設定されるとともに、その中に印刷すべき所定の
情報の印刷データが設定されて、印刷用に出力される
(S27)。ここで、処置名としては、慣用処置名が用
いられる。なお、印刷に代えて、治療計画説明書の画面
表示を行うこともできる。その場合の表示例を、図8上
段に示す。
【0020】上述の例では、処置画像が選択されると、
該処置画像に対応する慣用処置名が表示される。即ち、
治療計画説明書用の表示が行われる。また、その中で、
電子カルテや技工指示書への転記が可能とされている。
このような構成に代えて、下記のように、治療計画説明
書とは無関係に、直接的に電子カルテや技工指示書に結
び付ける構成も可能である。 (1)処置画像が選択されると、該処置画像に対応する
正式処置名を電子カルテの入力画面に表示する構成。ま
た、表示されている正式処置名に関して、OKボタンの
押下等の確定入力が行われると、処置画像に対応する処
置と部位を、電子カルテに、患者に対応つけて記録する
構成。 (2)処置画像が選択されると、該処置画像に対応する
正式処置名を技工指示書の入力画面に表示する構成。ま
た、表示されている正式処置名に関して、OKボタンの
押下等の確定入力が行われると、処置画像に対応する処
置と部位を、技工指示書に出力する構成。
【0021】また、上述の例では、処置画像に部位と処
置とが対応つけられている(図4下段や図5参照)。こ
のため、処置画像を選択することにより、処置対象の部
位の選択も行っている。かかる構成に代えて、口腔画像
内で所望の歯の画像を選択することで、処置対象の部位
を選択するように構成してもよい。その場合には、例え
ば、口腔画像を各歯の画像で構成して各歯の画像に部位
を対応つける歯画像マスタファイルを新たに設けるとと
もに、処置画像マスタファイル(図4下段や図5)から
部位の項目を除けばよい。これにより、口腔画像内から
所望の歯の画像を選択することで部位を選択し、処置画
像の候補から所望の処置画像を選択することで処置を選
択して、両者を対応つける構成が可能となる。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明では、治療計画入力画面
の処置画像表示領域で何れかの処置画像が操作入力によ
って選択されると該選択された処置画像に対応する慣用
処置名が前記処置名表示領域に表示され、該処置名表示
領域に表示された慣用処置名が基づいている処置及び処
置画像が患者に対応つけて記録されるため、視覚的に把
握し易い画像を用いて治療計画を説明することができる
とともに、一般人に慣用されている歯科診療の慣用語を
用いて治療計画を説明することができる。請求項2の発
明では、各処置画像が色彩情報と形状情報から成る情報
として各々保持されるため、処置画像を色彩情報と形状
情報から随時に合成でき、処置画像を記録しておくため
の容量を低減できる。請求項3の発明では、各形状情報
が、少なくとも1/4口腔内の8本の歯に相当する8個
の画像情報に上下反転の有無及び/又は左右反転の有無
を対応つけて成る32個の情報として各々保持されるた
め、処置画像を記録しておくための容量を更に低減でき
る。請求項4の発明では、操作入力で選択及び移動され
た処置画像の移動先が該処置画像と口腔画像と患者とに
対応つけて記録されるため、所望の時に合成画像を作成
でき、合成画像を記録しておく必要がない。このため、
全体の記録の容量を低減できる。請求項5の発明では、
歯科医療従事者が用いる正式処置名が処置毎に且つ前記
慣用処置名に対応つけて保持されるため、治療計画で入
力した処置を電子カルテや歯科技工士への技工指示書に
転記することが可能となる。請求項6の発明では、処置
名表示領域に表示された慣用処置名が基づいている処置
に対応する正式処置名及び/又は記録されている処置に
対応する正式処置名が電子カルテに転記されるため、治
療計画の入力により、電子カルテの入力を行うことがで
きる。即ち、入力の手間を軽減できる。請求項7の発明
では、処置名表示領域に表示された慣用処置名が基づい
ている処置に対応する正式処置名及び/又は前記診療情
報記録手段に記録されている処置に対応する正式処置名
と、当該処置が基づいている処置画像の色彩とが、歯科
技工士への技工指示書に転記されるため、治療計画の入
力により、技工指示書の入力を行うことができる。即
ち、入力の手間を軽減できる。請求項8の発明では、処
置画像表示領域で何れかの処置画像が操作入力によって
選択されると該選択された処置画像と該処置画像に対応
する処置及び部位とが患者に対応つけて診療情報記録手
段に記録されるため、視覚的に把握し易い画像を用いて
簡易な操作で処置を入力して記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の医療事務装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】治療計画入力画面での処理を示すフローチャー
ト。
【図3】治療計画入力画面を例示する説明図。
【図4】上段は処置名マスタファイルの一部を示す説明
図、下段は処置画像マスタファイルの一部を示す説明
図。
【図5】図4の下段の処置画像マスタファイルとは別の
実施の形態の処置画像マスタファイルの一部を示す説明
図。
【図6】上段は色彩マスタファイルの一部を示す説明
図、下段は形状マスタファイルの一部を示す説明図。
【図7】上段は合成画像記録ファイルを示す説明図、下
段は治療計画記録ファイルを示す説明図。
【図8】上段は治療計画表示画面を例示する説明図、下
段は電子カルテ記載例を示す説明図。
【図9】技工指示書を例示する説明図。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の情報を入力するための操作入力手
    段と、 各歯が描画されている口腔画像を保持している口腔画像
    保持手段と、 歯科の処置が描画されている処置画像を部位毎に且つ処
    置毎に各々保持している処置画像保持手段と、 一般人が慣用する慣用処置名を処置毎に保持している処
    置名保持手段と、 診療情報を記録するための診療情報記録手段と、 前記口腔画像を表示するための口腔画像表示領域と、前
    記処置画像を候補表示するための処置画像表示領域と、
    前記慣用処置名を表示するための処置名表示領域と、を
    有する治療計画入力画面を表示する画面制御手段と、 前記口腔画像を前記口腔画像表示領域に表示させ、且
    つ、前記各処置画像を前記処置画像表示領域に候補表示
    させるとともに、前記処置画像表示領域で何れかの処置
    画像が操作入力によって選択されると該選択された処置
    画像に対応する慣用処置名を前記処置名表示領域に表示
    させる、表示情報設定手段と、 前記処置名表示領域に表示された慣用処置名が基づいて
    いる処置及び処置画像を患者に対応つけて前記診療情報
    記録手段に記録する記録制御手段と、 を有することを特徴とする歯科医療事務装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、 前記処置画像保持手段は、前記各処置画像を色彩情報と
    形状情報から成る情報として各々保持している、 ことを特徴とする歯科医療事務装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に於いて、 前記処置画像保持手段は、前記各形状情報を、少なくと
    も1/4口腔内の8本の歯に相当する8個の画像情報に
    上下反転の有無及び/又は左右反転の有無を対応つけて
    成る32個の情報として各々保持している、 ことを特徴とする歯科医療事務装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れかに於いて、 前記記録制御手段は、操作入力で選択及び移動された処
    置画像の移動先を該処置画像と口腔画像と患者とに対応
    つけて前記診療情報記録手段に記録する、 ことを特徴とする歯科医療事務装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに於いて、 前記処置名保持手段は、歯科医療従事者が用いる正式処
    置名を処置毎に且つ前記慣用処置名に対応つけて保持し
    ている、 ことを特徴とする歯科医療事務装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に於いて、さらに、 前記処置名表示領域に表示された慣用処置名が基づいて
    いる処置に対応する正式処置名及び/又は前記診療情報
    記録手段に記録されている処置に対応する正式処置名を
    電子カルテに転記するカルテ転記手段、 を有することを特徴とする歯科医療事務装置。
  7. 【請求項7】 請求項5、又は請求項6に於いて、さら
    に、 前記処置名表示領域に表示された慣用処置名が基づいて
    いる処置に対応する正式処置名及び/又は前記診療情報
    記録手段に記録されている処置に対応する正式処置名
    と、当該処置が基づいている処置画像の色彩とを、歯科
    技工士への技工指示書に転記する指示書転記手段、 を有することを特徴とする歯科医療事務装置。
  8. 【請求項8】 所望の情報を入力するための操作入力手
    段と、 各歯が描画されている口腔画像を保持している口腔画像
    保持手段と、 歯科の処置が描画されている処置画像を部位毎に且つ処
    置毎に各々保持している処置画像保持手段と、 診療情報を記録するための診療情報記録手段と、 前記口腔画像を表示するための口腔画像表示領域と前記
    処置画像を候補表示するための処置画像表示領域とを有
    する入力画面を表示する画面制御手段と、 前記口腔画像を前記口腔画像表示領域に表示させ、且
    つ、前記各処置画像を前記処置画像表示領域に候補表示
    させる、表示情報設定手段と、 前記処置画像表示領域で何れかの処置画像が操作入力に
    よって選択されると該選択された処置画像と、該処置画
    像に対応する処置及び部位とを、患者に対応つけて前記
    診療情報記録手段に記録する記録制御手段と、 を有することを特徴とする歯科医療事務装置。
JP2000207349A 2000-07-07 2000-07-07 歯科医療事務装置 Withdrawn JP2002024387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000207349A JP2002024387A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 歯科医療事務装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000207349A JP2002024387A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 歯科医療事務装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002024387A true JP2002024387A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18704120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000207349A Withdrawn JP2002024387A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 歯科医療事務装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002024387A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020098601A (ja) * 2018-12-18 2020-06-25 ジェノレイ カンパニー、リミテッド 医療映像別複数の治療計画記録方法および装置
WO2023238780A1 (ja) * 2022-06-10 2023-12-14 エミウム株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020098601A (ja) * 2018-12-18 2020-06-25 ジェノレイ カンパニー、リミテッド 医療映像別複数の治療計画記録方法および装置
WO2023238780A1 (ja) * 2022-06-10 2023-12-14 エミウム株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5835381B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2000132561A (ja) 情報処理装置及びこれを用いた情報処理システム
TW200412895A (en) Method for diagnosing and interpreting dental conditions
US20080226144A1 (en) Digital video imaging system for plastic and cosmetic surgery
JP5958321B2 (ja) 医用情報処理装置及びプログラム
JPH05168654A (ja) 歯科総合画像システム
US20060239521A1 (en) System and method of capturing images
JP6732354B1 (ja) 指示書管理システム、指示書管理プログラムおよび指示書管理方法
JP6048107B2 (ja) 電子カルテ装置及びプログラム
JP2002024387A (ja) 歯科医療事務装置
US20100123831A1 (en) Third party acquisition of images at the direction of an independent imaging application
JP4460311B2 (ja) カルテ作成装置及びプログラム
JP5012558B2 (ja) 撮影装置およびプログラム
JP2009080545A (ja) 医療情報処理装置
JP5327928B1 (ja) 歯科治療シミュレーション装置、および歯科治療シミュレーションプログラム
JP5037784B2 (ja) ナースコールシステム
JPH1097404A (ja) コンピュータシステム
JP2005196662A (ja) 歯科診療支援装置
JP5958320B2 (ja) 電子カルテ装置及びプログラム
JPH1094520A (ja) コンピュータシステム
JP3634632B2 (ja) 歯科診療支援装置
KR100604182B1 (ko) 치과용 이미지 통합관리 방법 및 그 통합관리 프로그램이저장된 기록매체
KR102538637B1 (ko) 기공 의뢰서 관리방법 및 치과 업무 관리장치
KR100453509B1 (ko) 치과용 디지털 엑스레이 이미지의 메모 작성 및 그 전자우편 전송 방법과 그 프로그램이 저장된 기록매체
JP2002049694A (ja) 歯科医療事務装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070629

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070720