JP2002023934A - 数文字入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】入力したい文字を１２個のキー操作でより効率
的且つ簡単な文字入力を可能とする文字入力方法及び装
置を提供する。 【解決手段】数字の１２３４５６７８９０と点と空白を
表記する１２個のキーを備え、１、２、３、４、５、
６、７、８、９、０、１１、２２、３３、４４、５５、
６６、７７、８８、９９、００、の合計２０数字を識別
する制御手段を備え上記２０の数字にアルファベット２
６文字の内、使用頻度の高い２０文字を割り当て、ロー
マ字表記を可能とし、２０文字以外の文字及び記号は、
分かりやすい子音の組み合わせか、覚えやすい数字の羅
列に割り当て、変換機能により、アルファベット、カタ
カナ表記を可能とする。又例えば３３の場合には、３と
３なのか、３３なのか識別に困るので、識別のために点
もしくは空白を挿入し、識別制御する装置を備え、数字
を入力することで文字表記を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、携帯電話、電子手帳
等の小型で安価な情報処理装置における、キー入力装置
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の小型な情報処理装置の文字入力装
置では、フルキーボード、テンキーボード、タッチパネ
ル、等の入力方法が有る。

【０００３】

【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、以上の
従来技術によれば、入力キー上にアルファベットとか、
記号を割り当てており、フルキーボードでは、小型化す
ると、指によるキー入力ではキーボタンの間隔と大きさ
に限度が有り、無理に小型化すると、ユーザに対する負
担が大きく、操作に時間を要するという問題があり、小
型化、携帯化された端末情報処理装置では、テンキーに
よる入力操作が主流であるにもかかわらず入力方法に簡
便さがなかった。そこで、この発明は、テンキーによる
簡便な文字入力方法を提供することを課題とする。

【０００４】

【問題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、数字の１２３４５６７８９０と点と空白を表記す
る、１２個のキーを備え、１、２、３、４、５、６、
７、８、９、０、１１、２２、３３、４４、５５、６
６、７７、８８、９９、００、の合計２０数字を識別す
る制御手段を備え、上記２０の数字にアルファベット２
６文字の内、使用頻度の高い２０文字を割り当て、ロー
マ字表記を可能とし、２０文字以外の文字及び記号は、
分かりやすい子音の組み合わせか覚えやすい数字の羅
列、例えば三重複数字に割り当て、変換機能により、ア
ルファベット、カタカナ表記を可能とする制御装置とを
備え、数字を入力することで文字を表記することを特徴
とする数文字入力装置で有る。又、例えば、数字３３の
場合には、３と３なのか、３３なのか識別に困るので、
識別のために、点もしくは空白を挿入し、識別制御する
装置を備えて、同じ数字の識別を可能とするキー入力方
法で有る。

【０００５】

【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を、図に示
し本発明について以下に述べる。

【０００６】図１は、本発明が実施された端末情報処理
装置の平面図である、ここで、３０は操作者が文字入力
を行う際の数字を指定するテンキー、４０は、空白を指
定する空白キー、５０は点を指定するキー、２０はアル
ファベット、平仮名等を表示する表示部。

【０００７】３０のテンキーに於いて、中央部の８、
５、２、０、と１，には、日本語の母音であるＡ，Ｅ，
Ｕ，Ｏ，Ｉ，を割り当て、左右には日本語の清音である
Ｋ，Ｓ，Ｔ，Ｎ，Ｈ，を左右に割り当て、ローマ字入力
の際に指を交互に使用出来るように考案されている。

【０００８】図２は、識別可能な１から００までの２０
数字とアルファベット及び記号の割り当て図である。１
から０までの数字には日本語の母音であるＡＩＵＥＯと
使用頻度の高い清音ＫＳＴＮＨを割り当て、１１から０
０までの１０個の数字には、残りの清音Ｍ，Ｒ，Ｌ，
Ｗ，と濁音Ｇ，Ｚ，Ｄ，Ｂと、半濁音Ｐと、拗音Ｙを割
り当て、残りのアルファベット，ＪＸＶＦＱＣと、よく
使うであろう記号を識別しやすく且つ覚えやすい数字の
羅列に割り当てた図である。

【０００９】片仮名変換では、ローマ字でＮはンを表記
するように、本考案では、子音のＴ，Ｓ，Ｋ，Ｌ，Ｒ，
Ｄ，Ｍ，Ｙ，Ｚ，Ｂ，Ｐ，Ｇ，Ｗ，Ｃ，Ｊ，Ｖ，Ｆ，の
単独表記の場合は小文字のツ、ス、ク、ル、ル、ヅ、
ム、ユ、ズ、ブ、プ、グ、ウ、チ、ジ、ヴ、フ、と表記
し、外国語のカタカナ表記がしやすくなる

【００１０】空白キーを押したままで他のキーを打鍵す
れば色々な機能キーとして働かし、コンピューターの入
力装置としても可能で有る。

【００１１】

【実施形態の効果】この実施形態によれば、テンキーの
みで容易に文字入力が出来、従来の仮名漢字変換方式の
使用者も、この本考案方法を、今までと全く違った方法
と思わずに違和感なく使用することが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】は、この発明の一実施形態を示す平面図であ
る。

【図２】は、１から００までの２０個の数字と９９９、
６６６、３３３、７７７、４４４、９６、９００にアル
ファベットと記号とカタカナを割り当てた変換図であ
る。

【図３】は、携帯電話に装置した図である。

【符号の説明】 １０ 本体 ２０ 表示部 ３０ テンキー ４０ 空白キー ５０ 点を表記するドットキー

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】数字の１２３４５６７８９０と点と空白を
   表記する、１２個のキーを備え、１、２、３、４、５、
   ６、７、８、９、０、１１、２２、３３、４４、５５、
   ６６、７７、８８、９９、００、の合計２０数字を識別
   する制御手段を備え、上記２０の数字にアルファベット
   ２６文字の内、使用頻度の高い２０文字を割り当て、ロ
   ーマ字表記を可能とし、２０文字以外の文字及び記号
   は、分かりやすい子音の組み合わせか覚えやすい数字の
   羅列、例えば三重複数字に割り当て、変換機能により、
   アルファベット、カタカナ表記を可能とする制御装置と
   を備え、数字を入力することで、文字を表記することを
   特徴とする数文字入力装置。
2. 【請求項２】請求項１に記載の数文字入力装置に於い
   て、例えば、数字３３の場合には、３と３なのか、３３
   なのか識別に困るので、識別のために、点もしくは空白
   を挿入し、識別制御する装置を備えた数文字入力装置。