JP2002023274A - デジタル記録材料プリンター - Google Patents
デジタル記録材料プリンターInfo
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- JP2002023274A JP2002023274A JP2000212733A JP2000212733A JP2002023274A JP 2002023274 A JP2002023274 A JP 2002023274A JP 2000212733 A JP2000212733 A JP 2000212733A JP 2000212733 A JP2000212733 A JP 2000212733A JP 2002023274 A JP2002023274 A JP 2002023274A
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- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】デジタル画像光を用いて、より低コストで高画
質な画像を形成できるデジタル記録材料プリンターを提
供する。 【解決手段】イメージガイド6から出る一方向に画素数
が増加した2次元のデジタル画像光を、更にライン状の
1次元デジタル画像光までに圧縮するセルフォックレン
ズ7及び柱状レンズ8を備え、記録材料9には、ライン
状の1次元デジタル画像光を照射露光し、ライン状の1
次元デジタル画像光に対して略直交する方向に相対的に
記録材料9を移動させるので、記録材料9に対して2次
元のデジタル画像光の配列が比較的小さく、その縦横比
が1に近い場合でも、記録材料9上に広幅な画像を形成
でき、更に記録材料9を相対的に移動させながらデジタ
ル画像光を複数回露光することによって、大判な画像を
形成できる。又、ライン状の1次元デジタル画像光を形
成することで、色ズレの問題を回避し、かつ制御系を簡
略化できるなどの効果が得られる。
質な画像を形成できるデジタル記録材料プリンターを提
供する。 【解決手段】イメージガイド6から出る一方向に画素数
が増加した2次元のデジタル画像光を、更にライン状の
1次元デジタル画像光までに圧縮するセルフォックレン
ズ7及び柱状レンズ8を備え、記録材料9には、ライン
状の1次元デジタル画像光を照射露光し、ライン状の1
次元デジタル画像光に対して略直交する方向に相対的に
記録材料9を移動させるので、記録材料9に対して2次
元のデジタル画像光の配列が比較的小さく、その縦横比
が1に近い場合でも、記録材料9上に広幅な画像を形成
でき、更に記録材料9を相対的に移動させながらデジタ
ル画像光を複数回露光することによって、大判な画像を
形成できる。又、ライン状の1次元デジタル画像光を形
成することで、色ズレの問題を回避し、かつ制御系を簡
略化できるなどの効果が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録材料プリンターに
関し、特にデジタルマイクロミラー素子やD−ILA素
子の反射手段を用いて画像を形成する記録材料プリンタ
ーに関する。
関し、特にデジタルマイクロミラー素子やD−ILA素
子の反射手段を用いて画像を形成する記録材料プリンタ
ーに関する。
【0002】
【従来に技術】近年においては、パソコンなどによる画
像処理技術が進み、例えば製版を形成する場合、製版用
フィルムを形成することなく、直接製版を形成するよう
なことも行われている。このように直接製版などを形成
するために、デジタル画像光を用いた露光技術が注目さ
れている。
像処理技術が進み、例えば製版を形成する場合、製版用
フィルムを形成することなく、直接製版を形成するよう
なことも行われている。このように直接製版などを形成
するために、デジタル画像光を用いた露光技術が注目さ
れている。
【0003】このようなデジタル画像光は、光束の反射
角を個々に変更可能なマイクロミラー小片(微小反射
体)を、行方向及び列方向に多数に並べたデジタルマイ
クロミラー素子(反射手段)によって画素毎に制御でき
る。かかるデジタルマイクロミラー素子は、例えば米国
テキサス・インスツルメンツ社よりDLPという商品名
で上市されており、これを使用したデジタル・プロジェ
クター等も市販されている。一方、同様な機能を有する
D−ILA素子も反射手段として知られている。
角を個々に変更可能なマイクロミラー小片(微小反射
体)を、行方向及び列方向に多数に並べたデジタルマイ
クロミラー素子(反射手段)によって画素毎に制御でき
る。かかるデジタルマイクロミラー素子は、例えば米国
テキサス・インスツルメンツ社よりDLPという商品名
で上市されており、これを使用したデジタル・プロジェ
クター等も市販されている。一方、同様な機能を有する
D−ILA素子も反射手段として知られている。
【0004】更に、このようなデジタルマイクロミラー
素子を、記録材料の露光に使用することは従来より知ら
れており(例えば特開平10−104953、特開平9
−164727号)、実際に使用した記録材料プリンタ
も市場に提供されている。
素子を、記録材料の露光に使用することは従来より知ら
れており(例えば特開平10−104953、特開平9
−164727号)、実際に使用した記録材料プリンタ
も市場に提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録材料に
デジタル画像光を照射して、画像を形成する画像形成装
置には、レーザ光を用いたレーザ露光装置などがある
が、これらは比較的高価格で振動にも弱いという欠点を
有する。これに対し、デジタルマイクロミラー素子を使
用して画像の形成を行う画像形成装置は、露光安定性、
操作性、装置コストの面で優れている。しかしながら、
画質の面で劣るという問題がある。その理由を以下に説
明する。
デジタル画像光を照射して、画像を形成する画像形成装
置には、レーザ光を用いたレーザ露光装置などがある
が、これらは比較的高価格で振動にも弱いという欠点を
有する。これに対し、デジタルマイクロミラー素子を使
用して画像の形成を行う画像形成装置は、露光安定性、
操作性、装置コストの面で優れている。しかしながら、
画質の面で劣るという問題がある。その理由を以下に説
明する。
【0006】デジタルマイクロミラー素子において、1
個のマイクロミラーは16μm角と小さいが、一般的に
市販されているデジタルマイクロミラー素子自身の持っ
ている画素数は、600×800ピクセルや、1280
×1024ピクセルや2048×1152ピクセルであ
り、プロジェクターなどに用いるには十分であるが、記
録材料に高画質な画像を形成するには不適切である。
個のマイクロミラーは16μm角と小さいが、一般的に
市販されているデジタルマイクロミラー素子自身の持っ
ている画素数は、600×800ピクセルや、1280
×1024ピクセルや2048×1152ピクセルであ
り、プロジェクターなどに用いるには十分であるが、記
録材料に高画質な画像を形成するには不適切である。
【0007】例えば、幅250mmの記録材料の全面
を、市販されているデジタルマイクロミラー素子のうち
最大の画素数(2048ピクセル)のものを用いて露光
すると仮定すると、2.54cm(1インチ)当たりの
画素データ数(ドット数)は、205ヶ(205dp
i)となってしまう。
を、市販されているデジタルマイクロミラー素子のうち
最大の画素数(2048ピクセル)のものを用いて露光
すると仮定すると、2.54cm(1インチ)当たりの
画素データ数(ドット数)は、205ヶ(205dp
i)となってしまう。
【0008】かかるドット数は、デジタルプロジェクタ
や高品位テレビに用いるには充分であるが、2.54c
m(1インチ当たり)の画素データ数としては600〜
3000ヶが用途によって要求される記録材料に対して
は不充分である。このため、従来の記録材料プリンタで
は、デジタルマイクロミラー素子からの拡大倍率の限
定、即ち露光する記録材料幅(すなわち最大画像幅)を
限定することで画質を一定以上に維持している。これに
対し、かかる方式を用いて、より広い幅の記録材料に画
像を形成できれば便利である。
や高品位テレビに用いるには充分であるが、2.54c
m(1インチ当たり)の画素データ数としては600〜
3000ヶが用途によって要求される記録材料に対して
は不充分である。このため、従来の記録材料プリンタで
は、デジタルマイクロミラー素子からの拡大倍率の限
定、即ち露光する記録材料幅(すなわち最大画像幅)を
限定することで画質を一定以上に維持している。これに
対し、かかる方式を用いて、より広い幅の記録材料に画
像を形成できれば便利である。
【0009】画質を低下させることなく、より広い幅の
記録材料に画像を形成するためには一つのデジタルマイ
クロミラー素子のマイクロミラーの数を大幅に増大させ
ることも考えられる。しかしながら、そのようなデジタ
ルマイクロミラー素子を特別に作製することは、コスト
の増大を招くため好ましくない。
記録材料に画像を形成するためには一つのデジタルマイ
クロミラー素子のマイクロミラーの数を大幅に増大させ
ることも考えられる。しかしながら、そのようなデジタ
ルマイクロミラー素子を特別に作製することは、コスト
の増大を招くため好ましくない。
【0010】更に、デジタル画像光を用いて露光する場
合、記録材料の搬送に対して、露光制御を適切に行う必
要があるが、例えば搬送ムラなどをどのように補正する
かの問題がある。
合、記録材料の搬送に対して、露光制御を適切に行う必
要があるが、例えば搬送ムラなどをどのように補正する
かの問題がある。
【0011】本発明は、デジタル画像光を用いて、より
低コストで高画質な画像を形成できるデジタル記録材料
プリンターを提供することを目的とする。
低コストで高画質な画像を形成できるデジタル記録材料
プリンターを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の記録材料
プリンターは、記録材料にデジタル画像を露光するため
のデジタル記録材料プリンターにおいて、2次元のデジ
タル画像光を発生させる手段と、前記2次元のデジタル
画像光を一方向に画素数が増加するように並び換えまた
は位置移動を行う光伝達手段と、前記光伝達手段から出
る一方向に画素数が増加した2次元のデジタル画像光
を、更にライン状の1次元デジタル画像光までに圧縮す
る光学手段とを備え、前記記録材料には、前記ライン状
の1次元デジタル画像光を照射露光し、前記ライン状の
1次元デジタル画像光に対して略直交する方向に相対的
に記録材料を移動させることを特徴とする。
プリンターは、記録材料にデジタル画像を露光するため
のデジタル記録材料プリンターにおいて、2次元のデジ
タル画像光を発生させる手段と、前記2次元のデジタル
画像光を一方向に画素数が増加するように並び換えまた
は位置移動を行う光伝達手段と、前記光伝達手段から出
る一方向に画素数が増加した2次元のデジタル画像光
を、更にライン状の1次元デジタル画像光までに圧縮す
る光学手段とを備え、前記記録材料には、前記ライン状
の1次元デジタル画像光を照射露光し、前記ライン状の
1次元デジタル画像光に対して略直交する方向に相対的
に記録材料を移動させることを特徴とする。
【0013】第2の本発明の記録材料プリンターは、記
録材料にデジタル画像を露光するためのデジタル記録材
料用プリンターにおいて、2次元のデジタル画像光を発
生させる手段と、前記2次元のデジタル画像光を、ライ
ン状の1次元デジタル画像光までに移動・圧縮する光学
変換手段とを備え、前記記録材料には、前記ライン状の
1次元デジタル画像光を照射露光し、前記ライン状の1
次元デジタル画像光に対して略直交する方向に相対的に
記録材料を移動させることで、1ラインづつデジタル露
光するようになっており、2次元デジタル画像光の複数
ドットが、ライン状の1ドットのデジタル画像光を形成
していることを特徴とする。
録材料にデジタル画像を露光するためのデジタル記録材
料用プリンターにおいて、2次元のデジタル画像光を発
生させる手段と、前記2次元のデジタル画像光を、ライ
ン状の1次元デジタル画像光までに移動・圧縮する光学
変換手段とを備え、前記記録材料には、前記ライン状の
1次元デジタル画像光を照射露光し、前記ライン状の1
次元デジタル画像光に対して略直交する方向に相対的に
記録材料を移動させることで、1ラインづつデジタル露
光するようになっており、2次元デジタル画像光の複数
ドットが、ライン状の1ドットのデジタル画像光を形成
していることを特徴とする。
【0014】第3の本発明の記録材料プリンターは、記
録材料にデジタル画像を露光するためのデジタル記録材
料プリンターにおいて、少なくとも2色の光を発光可能
な光源と、前記光源からの光を選択的に透過もしくは反
射させることによって、2次元のデジタル画像光を発生
させる手段と、前記2次元のデジタル画像光を一方向に
画素数が増加するように並び換えまたは位置移動を行う
光伝達手段と、前記光伝達手段から出る一方向に画素数
が増加した2次元のデジタル画像光を、更にライン状の
1次元デジタル画像光までに圧縮する光学手段とを備
え、前記記録材料には、前記ライン状の1次元デジタル
画像光を照射露光し、前記ライン状の1次元デジタル画
像光に対して略直交する方向に相対的に記録材料を移動
させることを特徴とする。
録材料にデジタル画像を露光するためのデジタル記録材
料プリンターにおいて、少なくとも2色の光を発光可能
な光源と、前記光源からの光を選択的に透過もしくは反
射させることによって、2次元のデジタル画像光を発生
させる手段と、前記2次元のデジタル画像光を一方向に
画素数が増加するように並び換えまたは位置移動を行う
光伝達手段と、前記光伝達手段から出る一方向に画素数
が増加した2次元のデジタル画像光を、更にライン状の
1次元デジタル画像光までに圧縮する光学手段とを備
え、前記記録材料には、前記ライン状の1次元デジタル
画像光を照射露光し、前記ライン状の1次元デジタル画
像光に対して略直交する方向に相対的に記録材料を移動
させることを特徴とする。
【0015】
【作用】第1の本発明の記録材料プリンターは、記録材
料にデジタル画像を露光するためのデジタル記録材料プ
リンターであって、2次元のデジタル画像光を発生させ
る手段と、前記2次元のデジタル画像光を一方向に画素
数が増加するように並び換えまたは位置移動を行う光伝
達手段と、前記光伝達手段から出る一方向に画素数が増
加した2次元のデジタル画像光を、更にライン状の1次
元デジタル画像光までに圧縮する光学手段とを備え、前
記記録材料には、前記ライン状の1次元デジタル画像光
を照射露光し、前記ライン状の1次元デジタル画像光に
対して略直交する方向に相対的に記録材料を移動させる
ので、記録材料に対して前記2次元のデジタル画像光の
配列が比較的小さく、その縦横比が1に近い場合でも、
記録材料上に広幅な画像を形成でき、更に記録材料を相
対的に移動させながらデジタル画像光を複数回露光する
ことによって、大判な画像を形成できる。又、ライン状
の1次元デジタル画像光を形成することで、色ズレの問
題を回避し、かつ制御系を簡略化できるなどの効果が得
られる。
料にデジタル画像を露光するためのデジタル記録材料プ
リンターであって、2次元のデジタル画像光を発生させ
る手段と、前記2次元のデジタル画像光を一方向に画素
数が増加するように並び換えまたは位置移動を行う光伝
達手段と、前記光伝達手段から出る一方向に画素数が増
加した2次元のデジタル画像光を、更にライン状の1次
元デジタル画像光までに圧縮する光学手段とを備え、前
記記録材料には、前記ライン状の1次元デジタル画像光
を照射露光し、前記ライン状の1次元デジタル画像光に
対して略直交する方向に相対的に記録材料を移動させる
ので、記録材料に対して前記2次元のデジタル画像光の
配列が比較的小さく、その縦横比が1に近い場合でも、
記録材料上に広幅な画像を形成でき、更に記録材料を相
対的に移動させながらデジタル画像光を複数回露光する
ことによって、大判な画像を形成できる。又、ライン状
の1次元デジタル画像光を形成することで、色ズレの問
題を回避し、かつ制御系を簡略化できるなどの効果が得
られる。
【0016】さらに、前記光伝達手段は、多数の光ファ
イバーの集合体であり、2次元のデジタル画像光の1画
素の大きさに対して、光ファイバー径は小さく、デジタ
ル画像光の1画素に対して複数本の光ファイバーにより
光伝達する構造であり、2次元のデジタル画像光の入射
する端面に対して、光を照射する他端を並び換えること
で一方向に画素数が増加するように配置すれば、配置設
計の自由度を向上させることができる。
イバーの集合体であり、2次元のデジタル画像光の1画
素の大きさに対して、光ファイバー径は小さく、デジタ
ル画像光の1画素に対して複数本の光ファイバーにより
光伝達する構造であり、2次元のデジタル画像光の入射
する端面に対して、光を照射する他端を並び換えること
で一方向に画素数が増加するように配置すれば、配置設
計の自由度を向上させることができる。
【0017】又、前記1次元デジタル画像光までに圧縮
する光学手段は、セルフォックレンズと柱状レンズの組
み合わせであると、効果的にライン状の1次元のデジタ
ル画像光を形成しやすく好ましい。
する光学手段は、セルフォックレンズと柱状レンズの組
み合わせであると、効果的にライン状の1次元のデジタ
ル画像光を形成しやすく好ましい。
【0018】さらに、前記2次元のデジタル画像光を発
生させる手段は、光源と2次元に配置された複数の微小
反射体であると、容易に2次元のデジタル画像光を形成
できるので好ましい。
生させる手段は、光源と2次元に配置された複数の微小
反射体であると、容易に2次元のデジタル画像光を形成
できるので好ましい。
【0019】又、前記記録材料がハロゲン化銀カラー感
光材料であり、少なくとも青、緑、赤の3色に相当する
色フィルターを、前記光伝達手段またはその近傍に設け
れば、カラー画像を形成できる。尚、色フィルターとし
ては、青、緑、赤に限らず、マゼンタ、シアン、イエロ
ーの色を用いることもできる。
光材料であり、少なくとも青、緑、赤の3色に相当する
色フィルターを、前記光伝達手段またはその近傍に設け
れば、カラー画像を形成できる。尚、色フィルターとし
ては、青、緑、赤に限らず、マゼンタ、シアン、イエロ
ーの色を用いることもできる。
【0020】第2の本発明の記録材料プリンターは、記
録材料にデジタル画像を露光するためのデジタル記録材
料用プリンターであって、2次元のデジタル画像光を発
生させる手段と、前記2次元のデジタル画像光を、ライ
ン状の1次元デジタル画像光までに移動・圧縮する光学
変換手段とを備え、前記記録材料には、前記ライン状の
1次元デジタル画像光を照射露光し、前記ライン状の1
次元デジタル画像光に対して略直交する方向に相対的に
記録材料を移動させることで、1ラインづつデジタル露
光するようになっており、2次元デジタル画像光の複数
ドットが、ライン状の1ドットのデジタル画像光を形成
しているので、記録材料に対して前記2次元のデジタル
画像光の配列が比較的小さく、その縦横比が1に近い場
合でも、記録材料上に広幅な画像を形成でき、更に記録
材料を相対的に移動させながらデジタル画像光を複数回
露光することによって、大判な画像を形成できる。又、
ライン状の1ドットの1次元デジタル画像光を形成する
ことで、色ズレの問題を回避し、かつ制御系を簡略化で
きるなどの効果が得られる。
録材料にデジタル画像を露光するためのデジタル記録材
料用プリンターであって、2次元のデジタル画像光を発
生させる手段と、前記2次元のデジタル画像光を、ライ
ン状の1次元デジタル画像光までに移動・圧縮する光学
変換手段とを備え、前記記録材料には、前記ライン状の
1次元デジタル画像光を照射露光し、前記ライン状の1
次元デジタル画像光に対して略直交する方向に相対的に
記録材料を移動させることで、1ラインづつデジタル露
光するようになっており、2次元デジタル画像光の複数
ドットが、ライン状の1ドットのデジタル画像光を形成
しているので、記録材料に対して前記2次元のデジタル
画像光の配列が比較的小さく、その縦横比が1に近い場
合でも、記録材料上に広幅な画像を形成でき、更に記録
材料を相対的に移動させながらデジタル画像光を複数回
露光することによって、大判な画像を形成できる。又、
ライン状の1ドットの1次元デジタル画像光を形成する
ことで、色ズレの問題を回避し、かつ制御系を簡略化で
きるなどの効果が得られる。
【0021】さらに、前記2次元のデジタル画像光を発
生させる手段から前記光学変換手段に至るまでの光路中
に、少なくとも青、緑、赤の3色に相当する色フィルタ
ーを設け、前記少なくとも青、緑、赤の3色に相当する
色フィルターをそれぞれ通過した2次元デジタル画像光
の複数ドットの少なくとも一部を用いて、ライン状の1
ドットのデジタル画像光を形成することで、青、緑、赤
の3色光の露光量を調節出来るので、それにより任意の
色や明るさを調整でき、所望のカラー画像を形成でき
る。
生させる手段から前記光学変換手段に至るまでの光路中
に、少なくとも青、緑、赤の3色に相当する色フィルタ
ーを設け、前記少なくとも青、緑、赤の3色に相当する
色フィルターをそれぞれ通過した2次元デジタル画像光
の複数ドットの少なくとも一部を用いて、ライン状の1
ドットのデジタル画像光を形成することで、青、緑、赤
の3色光の露光量を調節出来るので、それにより任意の
色や明るさを調整でき、所望のカラー画像を形成でき
る。
【0022】又、2次元のデジタル画像光を発生させる
手段の中で、いくつかのドットの発光不良を検出し、ラ
イン状の1ドットのデジタル画像光を形成している発光
不良ドット以外の2次元デジタル画像光ドットの発光時
間を調整することで規定量の露光が与えられる様にした
ので、発光不良ドットがあった場合でも、画質を維持す
ることができる。
手段の中で、いくつかのドットの発光不良を検出し、ラ
イン状の1ドットのデジタル画像光を形成している発光
不良ドット以外の2次元デジタル画像光ドットの発光時
間を調整することで規定量の露光が与えられる様にした
ので、発光不良ドットがあった場合でも、画質を維持す
ることができる。
【0023】さらに、前記2次元の画像光を発生させる
手段と、前記光学変換手段との間には、多数の光ファイ
バーの集合体を含む光伝達手段が設けられ、2次元のデ
ジタル画像光の1画素の大きさに対して、光ファイバー
径は小さく、デジタル画像光の1画素に対して複数本の
光ファイバーにより光伝達する構造であり、2次元のデ
ジタル画像光の入射する端面に対して、光を照射する他
端を並び換えることで一方向に画素数が増加するように
配置すれば、配置設計の自由度を向上させることができ
る。
手段と、前記光学変換手段との間には、多数の光ファイ
バーの集合体を含む光伝達手段が設けられ、2次元のデ
ジタル画像光の1画素の大きさに対して、光ファイバー
径は小さく、デジタル画像光の1画素に対して複数本の
光ファイバーにより光伝達する構造であり、2次元のデ
ジタル画像光の入射する端面に対して、光を照射する他
端を並び換えることで一方向に画素数が増加するように
配置すれば、配置設計の自由度を向上させることができ
る。
【0024】又、前記光学変換手段は、セルフォックレ
ンズと柱状レンズの組み合わせであると、効果的にライ
ン状の1次元のデジタル画像光を形成しやすく好まし
い。
ンズと柱状レンズの組み合わせであると、効果的にライ
ン状の1次元のデジタル画像光を形成しやすく好まし
い。
【0025】さらに、前記2次元のデジタル画像光を発
生させる手段は、光源と2次元に配置された複数の微小
反射体であると、容易に2次元のデジタル画像光を形成
できるので好ましい。
生させる手段は、光源と2次元に配置された複数の微小
反射体であると、容易に2次元のデジタル画像光を形成
できるので好ましい。
【0026】第3の本発明の記録材料プリンターは、記
録材料にデジタル画像を露光するためのデジタル記録材
料プリンターであって、少なくとも2色の光を発光可能
な光源と、前記光源からの光を選択的に透過もしくは反
射させることによって、2次元のデジタル画像光を発生
させる手段と、前記2次元のデジタル画像光を一方向に
画素数が増加するように並び換えまたは位置移動を行う
光伝達手段と、前記光伝達手段から出る一方向に画素数
が増加した2次元のデジタル画像光を、更にライン状の
1次元デジタル画像光までに圧縮する光学手段とを備
え、前記記録材料には、前記ライン状の1次元デジタル
画像光を照射露光し、前記ライン状の1次元デジタル画
像光に対して略直交する方向に相対的に記録材料を移動
させるので、記録材料に対して前記2次元のデジタル画
像光の配列が比較的小さく、その縦横比が1に近い場合
でも、記録材料上に広幅な画像を形成でき、更に記録材
料を相対的に移動させながらデジタル画像光を複数回露
光することによって、大判な画像を形成できる。又、ラ
イン状の1次元デジタル画像光を形成することで、色ズ
レの問題を回避し、かつ制御系を簡略化できるなどの効
果が得られる。さらに、光源の発光を高速的に点滅させ
たり、前記2次元のデジタル画像光を発止する手段が、
前記光源からの光を選択的に透過もしくは反射すること
で、色を任意に変更することができ、それによりカラー
画像を形成することができる。
録材料にデジタル画像を露光するためのデジタル記録材
料プリンターであって、少なくとも2色の光を発光可能
な光源と、前記光源からの光を選択的に透過もしくは反
射させることによって、2次元のデジタル画像光を発生
させる手段と、前記2次元のデジタル画像光を一方向に
画素数が増加するように並び換えまたは位置移動を行う
光伝達手段と、前記光伝達手段から出る一方向に画素数
が増加した2次元のデジタル画像光を、更にライン状の
1次元デジタル画像光までに圧縮する光学手段とを備
え、前記記録材料には、前記ライン状の1次元デジタル
画像光を照射露光し、前記ライン状の1次元デジタル画
像光に対して略直交する方向に相対的に記録材料を移動
させるので、記録材料に対して前記2次元のデジタル画
像光の配列が比較的小さく、その縦横比が1に近い場合
でも、記録材料上に広幅な画像を形成でき、更に記録材
料を相対的に移動させながらデジタル画像光を複数回露
光することによって、大判な画像を形成できる。又、ラ
イン状の1次元デジタル画像光を形成することで、色ズ
レの問題を回避し、かつ制御系を簡略化できるなどの効
果が得られる。さらに、光源の発光を高速的に点滅させ
たり、前記2次元のデジタル画像光を発止する手段が、
前記光源からの光を選択的に透過もしくは反射すること
で、色を任意に変更することができ、それによりカラー
画像を形成することができる。
【0027】さらに、前記光伝達手段は、多数の光ファ
イバーの集合体であり、2次元のデジタル画像光の1画
素の大きさに対して、光ファイバー径は小さく、デジタ
ル画像光の1画素に対して複数本の光ファイバーにより
光伝達する構造であり、2次元のデジタル画像光の入射
する端面に対して、光を照射する他端を並び換えること
で一方向に画素数が増加するように配置すれば、配置設
計の自由度を向上させることができる。
イバーの集合体であり、2次元のデジタル画像光の1画
素の大きさに対して、光ファイバー径は小さく、デジタ
ル画像光の1画素に対して複数本の光ファイバーにより
光伝達する構造であり、2次元のデジタル画像光の入射
する端面に対して、光を照射する他端を並び換えること
で一方向に画素数が増加するように配置すれば、配置設
計の自由度を向上させることができる。
【0028】又、前記1次元デジタル画像光までに圧縮
する光学手段は、セルフォックレンズと柱状レンズの組
み合わせであると、効果的にライン状の1次元のデジタ
ル画像光を形成しやすく好ましい。
する光学手段は、セルフォックレンズと柱状レンズの組
み合わせであると、効果的にライン状の1次元のデジタ
ル画像光を形成しやすく好ましい。
【0029】さらに、前記2次元のデジタル画像光を発
生させる手段は、光源と2次元に配置された複数の微小
反射体であると、容易に2次元のデジタル画像光を形成
できるので好ましい。
生させる手段は、光源と2次元に配置された複数の微小
反射体であると、容易に2次元のデジタル画像光を形成
できるので好ましい。
【0030】又、前記光源は、少なくとも青、赤、緑の
3色を含むLEDを有すれば、ほとんどの色を調整でき
るので、所望のカラー画像を形成できるため好ましい。
尚、これに限らず、LEDは、マゼンタ、シアン、イエ
ローなどの光を発光するものであっても良い。
3色を含むLEDを有すれば、ほとんどの色を調整でき
るので、所望のカラー画像を形成できるため好ましい。
尚、これに限らず、LEDは、マゼンタ、シアン、イエ
ローなどの光を発光するものであっても良い。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。尚、本実施の形態につ
いては、2次元のデジタル画像光を発生させる手段とし
てデジタルマイクロミラー素子を用いた例を示すが、個
々に反射角を制御可能な微小反射体を有するD−ILA
素子や、その他の素子を用いることもできる。
て、図面を参照しつつ説明する。尚、本実施の形態につ
いては、2次元のデジタル画像光を発生させる手段とし
てデジタルマイクロミラー素子を用いた例を示すが、個
々に反射角を制御可能な微小反射体を有するD−ILA
素子や、その他の素子を用いることもできる。
【0032】図1は、本発明の実施の形態にかかる記録
材料プリンターを示す概略図である。光源1から放出さ
れた白色光は、光学系としてのカップリングレンズ2に
よって平行光にされてから、熱線吸収フィルターHFを
通過し記録光としてデジタルマイクロミラー素子3に入
射する。このデジタルマイクロミラー装置3には、微小
反射体としての多数のマイクロミラー(不図示)が、光
源1側に行方向及び列方向に並べて配置されている。
材料プリンターを示す概略図である。光源1から放出さ
れた白色光は、光学系としてのカップリングレンズ2に
よって平行光にされてから、熱線吸収フィルターHFを
通過し記録光としてデジタルマイクロミラー素子3に入
射する。このデジタルマイクロミラー装置3には、微小
反射体としての多数のマイクロミラー(不図示)が、光
源1側に行方向及び列方向に並べて配置されている。
【0033】デジタルマイクロミラー素子3は、各マイ
クロミラーは電源がOFFのときに面に対して平行状態
となっており、メモリセルに書き込んだ1ビットのミラ
ー駆動データの値に応じて、垂直軸に対して+θ又は−
θだけ傾く。傾斜角が−θのときに有効反射状態となっ
て、光源1からの光を記録材料に向かう方向に反射し、
傾斜角が+θのときに無効反射状態となって、記録材料
に向かわない方向に反射するようになっている。記録材
料に向かう方向に反射されたスポット(反射)光は、対
物光学系としての投影レンズ4に向かって投影される。
クロミラーは電源がOFFのときに面に対して平行状態
となっており、メモリセルに書き込んだ1ビットのミラ
ー駆動データの値に応じて、垂直軸に対して+θ又は−
θだけ傾く。傾斜角が−θのときに有効反射状態となっ
て、光源1からの光を記録材料に向かう方向に反射し、
傾斜角が+θのときに無効反射状態となって、記録材料
に向かわない方向に反射するようになっている。記録材
料に向かう方向に反射されたスポット(反射)光は、対
物光学系としての投影レンズ4に向かって投影される。
【0034】投影レンズ4を通過したスポット光は、色
フィルター部5に入射する。図2に示すように、色フィ
ルター5は、複数のフィルター部5aから形成され、一
つのフィルター部5aは、幅方向に延在する細長の赤
(R)、緑(G)、青(B)フィルターを垂直方向に積
み上げられてなる。
フィルター部5に入射する。図2に示すように、色フィ
ルター5は、複数のフィルター部5aから形成され、一
つのフィルター部5aは、幅方向に延在する細長の赤
(R)、緑(G)、青(B)フィルターを垂直方向に積
み上げられてなる。
【0035】色フィルター5を透過したスポット光は、
イメージガイド6の入射端から入射し、出射端から出射
するようになっている。
イメージガイド6の入射端から入射し、出射端から出射
するようになっている。
【0036】図3は、光伝達手段を構成するイメージガ
イド6を示す図であり、図3(a)は入射側端面図、図
3(b)は上面図、図3(c)は出射側端面図である。
図3に示すイメージガイド6は、多数のチューブ6aか
ら構成され、各チューブ6a内には、多数の光ファイバ
ーケーブルOF(図5)が束ねられている。イメージガ
イド6は、入射端側(図3(a))を、デジタルマイク
ロミラー素子3(図1)側に向け、出射端側(図3
(c))を、ハロゲン化銀カラー感光材料である記録材
料9の感光面側に向けている。
イド6を示す図であり、図3(a)は入射側端面図、図
3(b)は上面図、図3(c)は出射側端面図である。
図3に示すイメージガイド6は、多数のチューブ6aか
ら構成され、各チューブ6a内には、多数の光ファイバ
ーケーブルOF(図5)が束ねられている。イメージガ
イド6は、入射端側(図3(a))を、デジタルマイク
ロミラー素子3(図1)側に向け、出射端側(図3
(c))を、ハロゲン化銀カラー感光材料である記録材
料9の感光面側に向けている。
【0037】入射端側ではイメージガイド6の形状は、
デジタルマイクロミラー素子3に相似な形状とされ、出
射端側では、記録材料9の移動方向(紙面垂直方向)に
対して直交する方向に列形状とされている。すなわち、
イメージガイド6は、入射端で受けた2次元のデジタル
画像光を、その出射端において一方向に画素数が増加す
るように並び換えまたは位置移動を行っている。
デジタルマイクロミラー素子3に相似な形状とされ、出
射端側では、記録材料9の移動方向(紙面垂直方向)に
対して直交する方向に列形状とされている。すなわち、
イメージガイド6は、入射端で受けた2次元のデジタル
画像光を、その出射端において一方向に画素数が増加す
るように並び換えまたは位置移動を行っている。
【0038】図4は、イメージガイド6のチューブ6a
の端面を拡大して示す図である。図5は、デジタル画像
光Gと光ファイバーOFとの関係を示す図である。図4
において、本実施の形態によるチューブ6aの径は約8
00μmであり、デジタル画像校Gの縦横寸法は、約4
0μmとなっている。
の端面を拡大して示す図である。図5は、デジタル画像
光Gと光ファイバーOFとの関係を示す図である。図4
において、本実施の形態によるチューブ6aの径は約8
00μmであり、デジタル画像校Gの縦横寸法は、約4
0μmとなっている。
【0039】図4に示すように、チューブ6aは、図2
の色フィルター5のフィルター部5aに対応しており、
すなわちチューブ6aは、上下方向に3つの領域6A〜
6Cに分けられ、それぞれ青(B)、緑(G)、赤
(R)の多数のデジタル画像光G(一部のみ図示)が通
過するようになっている。
の色フィルター5のフィルター部5aに対応しており、
すなわちチューブ6aは、上下方向に3つの領域6A〜
6Cに分けられ、それぞれ青(B)、緑(G)、赤
(R)の多数のデジタル画像光G(一部のみ図示)が通
過するようになっている。
【0040】本実施の形態による光ファイバーOFの径
は約8μmであるので、図5に示すように、一つのデジ
タル画像光は、約25本の光ファイバーOFによって伝
送されることとなる。
は約8μmであるので、図5に示すように、一つのデジ
タル画像光は、約25本の光ファイバーOFによって伝
送されることとなる。
【0041】イメージガイド6と記録材料9との間に
は、光学手段であるセルフォックレンズ7と柱状レンズ
8とがこの順序で配置されている。公知であるため詳細
を記載しないが、セルフォックレンズ7と柱状レンズ8
とは、イメージガイド6の出射端側から出射される2次
元のデジタル画像光をライン状の1次元のデジタル画像
光に変換することができる(図6参照)。従って、デジ
タルマイクロミラー素子3の動作に同期させて、記録材
料9を紙面垂直方向に移動させることによって、大判の
画像を形成できることとなる。尚、柱状レンズ8でライ
ン状に絞るとき、ライン幅は、光ファイバー端面から照
射する画像ドットの大きさより狭くすることが好まし
い。特に好ましくは、ドットの1/2以下の幅とするこ
とであり、より好ましくは1/4以下の幅とすることで
ある。例えば、40μmのドットでは、ライン幅は20
μm以下が好ましく、10μm以下であればさらに好ま
しい。イメージガイド6,セルフォックレンズ7,柱状
レンズ8が光学変換手段を構成する。
は、光学手段であるセルフォックレンズ7と柱状レンズ
8とがこの順序で配置されている。公知であるため詳細
を記載しないが、セルフォックレンズ7と柱状レンズ8
とは、イメージガイド6の出射端側から出射される2次
元のデジタル画像光をライン状の1次元のデジタル画像
光に変換することができる(図6参照)。従って、デジ
タルマイクロミラー素子3の動作に同期させて、記録材
料9を紙面垂直方向に移動させることによって、大判の
画像を形成できることとなる。尚、柱状レンズ8でライ
ン状に絞るとき、ライン幅は、光ファイバー端面から照
射する画像ドットの大きさより狭くすることが好まし
い。特に好ましくは、ドットの1/2以下の幅とするこ
とであり、より好ましくは1/4以下の幅とすることで
ある。例えば、40μmのドットでは、ライン幅は20
μm以下が好ましく、10μm以下であればさらに好ま
しい。イメージガイド6,セルフォックレンズ7,柱状
レンズ8が光学変換手段を構成する。
【0042】本実施の形態によれば、デジタルマイクロ
ミラー素子3(600×800画素)からのスポット光
をイメージガイド6の各光ファイバーOFを介して、よ
り幅方向に広がる(30×16000画素)ようにし、
さらにセルフォックレンズ7と柱状レンズ8とで、イメ
ージガイド6の出射端側から出射される2次元のデジタ
ル画像光をライン状の1次元のデジタル画像光(1×1
6000画素)に変換するので、デジタルマイクロミラ
ー素子3の画素サイズを拡大させることなく、幅広の高
精細な画像を形成することができる。又、ライン状のド
ットであれば、色ズレの問題もなく、データの転送や位
置調整制御が容易となるという利点がある。尚、イメー
ジガイド6の出射端を列形状とすると、記録材料9の移
動方向の画素数が減少するが、記録材料9を移動させる
ことによって任意の大きさの画像を形成できるため、特
に問題とはならない。
ミラー素子3(600×800画素)からのスポット光
をイメージガイド6の各光ファイバーOFを介して、よ
り幅方向に広がる(30×16000画素)ようにし、
さらにセルフォックレンズ7と柱状レンズ8とで、イメ
ージガイド6の出射端側から出射される2次元のデジタ
ル画像光をライン状の1次元のデジタル画像光(1×1
6000画素)に変換するので、デジタルマイクロミラ
ー素子3の画素サイズを拡大させることなく、幅広の高
精細な画像を形成することができる。又、ライン状のド
ットであれば、色ズレの問題もなく、データの転送や位
置調整制御が容易となるという利点がある。尚、イメー
ジガイド6の出射端を列形状とすると、記録材料9の移
動方向の画素数が減少するが、記録材料9を移動させる
ことによって任意の大きさの画像を形成できるため、特
に問題とはならない。
【0043】さらに、本実施の形態では、2次元デジタ
ル画像光の複数ドット(本実施の形態では青、緑、赤合
わせて30個のドット)が、ライン状の1ドットのデジ
タル画像光を形成しているので、デジタルマイクロミラ
ー素子3の微少反射体を調整することで、例えば、記録
材料9上における1ドットにおける青、緑、赤の組み合
わせは、10×10×10=1000通りになり、それ
により微妙な色調整が可能となって、より高画質な画像
を形成することができる。
ル画像光の複数ドット(本実施の形態では青、緑、赤合
わせて30個のドット)が、ライン状の1ドットのデジ
タル画像光を形成しているので、デジタルマイクロミラ
ー素子3の微少反射体を調整することで、例えば、記録
材料9上における1ドットにおける青、緑、赤の組み合
わせは、10×10×10=1000通りになり、それ
により微妙な色調整が可能となって、より高画質な画像
を形成することができる。
【0044】また、例えばデジタルマイクロミラー素子
3の一部の微少反射体に動作不良が生じて、青が1ドッ
ト分だけ不足するような場合には、青のドットの露光時
間を延長することで、あるいは他の色のドットの露光時
間を短くする(場合によっては消す)ことで、色バラン
スをとることが可能である。尚、例えばデジタルマイク
ロミラー素子3の全微少反射体を、無効反射状態にした
ときに、それらから反射される光源1からの光を受光で
きる位置にセンサ10を置いて、かかるセンサ10で、
微少反射体の動作不良を検出することができる。
3の一部の微少反射体に動作不良が生じて、青が1ドッ
ト分だけ不足するような場合には、青のドットの露光時
間を延長することで、あるいは他の色のドットの露光時
間を短くする(場合によっては消す)ことで、色バラン
スをとることが可能である。尚、例えばデジタルマイク
ロミラー素子3の全微少反射体を、無効反射状態にした
ときに、それらから反射される光源1からの光を受光で
きる位置にセンサ10を置いて、かかるセンサ10で、
微少反射体の動作不良を検出することができる。
【0045】図7は、別な実施の形態にかかる図1と同
様な図である。図7に示す実施の形態は、図1の実施の
形態に対して、光源の構成のみが異なるので、それ以外
の点については説明を省略する。本実施の形態におい
て、光源11は、多数のLED(青、緑、赤)を配置し
ており、それに伴い図1の色フィルター5は不要となる
ため、省略されている。
様な図である。図7に示す実施の形態は、図1の実施の
形態に対して、光源の構成のみが異なるので、それ以外
の点については説明を省略する。本実施の形態におい
て、光源11は、多数のLED(青、緑、赤)を配置し
ており、それに伴い図1の色フィルター5は不要となる
ため、省略されている。
【0046】本実施の形態における、画像の色及び階調
制御は、光源11のLEDを高速度(例えば1〜3ミリ
秒間隔)で点滅させることによって行うことができる。
すなわち、青、緑、赤の順で、LEDを点滅させなが
ら、デジタルマイクロミラー素子3を動作させること
で、上述した実施の形態と同様に、カラー画像の形成が
可能となる。
制御は、光源11のLEDを高速度(例えば1〜3ミリ
秒間隔)で点滅させることによって行うことができる。
すなわち、青、緑、赤の順で、LEDを点滅させなが
ら、デジタルマイクロミラー素子3を動作させること
で、上述した実施の形態と同様に、カラー画像の形成が
可能となる。
【0047】例えば、カラーペーパー搬送速度が40μ
m/ミリ秒であり、イメージガイド端から照射される画
像光は40μm角の画素サイズであり、画素15個がセ
ルフォックレンズ7と柱状レンズ8でライン化されて実
質10μm幅に圧縮されており、複数個の青、緑、赤の
LEDを混合配置して光源とした場合の制御について説
明する。
m/ミリ秒であり、イメージガイド端から照射される画
像光は40μm角の画素サイズであり、画素15個がセ
ルフォックレンズ7と柱状レンズ8でライン化されて実
質10μm幅に圧縮されており、複数個の青、緑、赤の
LEDを混合配置して光源とした場合の制御について説
明する。
【0048】青、緑、赤のLEDは、1ミリ秒の間に2
循環する(1色の点灯は1/6ミリ秒)制御であり、デ
ジタルマイクロミラー素子3は、1色の1/6ミリ秒の
点灯中に15マイクロ秒、15マイクロ秒、100マイ
クロ秒の3固定の時間、オンするかオフするかの制御を
行う。LEDは、はじめの15マイクロ秒の途中発光す
ることで、実質的に1マイクロ秒の露光をオン/オフす
ることとし、100マイクロ秒が終了した時点で、その
色の発光を停止して、次の色の露光に移ることにより、
1マイクロ秒、15マイクロ秒、100マイクロ秒の1
5個のドット光を2回繰り返すことで、12ビット相当
のカラー再現を可能とする。又、デジタルマイクロミラ
ー素子3により、オンする時間を固定し、複数個のドッ
ト光を重ねることで、1ドットの露光を行う制御方式と
することもできる。いずれにしても、48万個(600
×800)、約130万個(1280×1024)の微
少反射体を有するデジタルマイクロミラー素子3を、1
ミリ秒の間に少なくとも1回オン/オフさせることが必
要である。
循環する(1色の点灯は1/6ミリ秒)制御であり、デ
ジタルマイクロミラー素子3は、1色の1/6ミリ秒の
点灯中に15マイクロ秒、15マイクロ秒、100マイ
クロ秒の3固定の時間、オンするかオフするかの制御を
行う。LEDは、はじめの15マイクロ秒の途中発光す
ることで、実質的に1マイクロ秒の露光をオン/オフす
ることとし、100マイクロ秒が終了した時点で、その
色の発光を停止して、次の色の露光に移ることにより、
1マイクロ秒、15マイクロ秒、100マイクロ秒の1
5個のドット光を2回繰り返すことで、12ビット相当
のカラー再現を可能とする。又、デジタルマイクロミラ
ー素子3により、オンする時間を固定し、複数個のドッ
ト光を重ねることで、1ドットの露光を行う制御方式と
することもできる。いずれにしても、48万個(600
×800)、約130万個(1280×1024)の微
少反射体を有するデジタルマイクロミラー素子3を、1
ミリ秒の間に少なくとも1回オン/オフさせることが必
要である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタル画像光を用いて、より低コストで高画質な画像
を形成できるデジタル記録材料プリンターを提供するこ
とができる。
デジタル画像光を用いて、より低コストで高画質な画像
を形成できるデジタル記録材料プリンターを提供するこ
とができる。
【図1】本発明の実施の形態にかかる記録材料プリンタ
ーを示す概略図である。
ーを示す概略図である。
【図2】色フィルター5を示す図である。
【図3】図3は、光伝達手段を構成するイメージガイド
6を示す図であり、図3(a)は入射側端面図、図3
(b)は上面図、図3(c)は出射側端面図である。
6を示す図であり、図3(a)は入射側端面図、図3
(b)は上面図、図3(c)は出射側端面図である。
【図4】イメージガイド6のチューブ6aの端面を拡大
して示す図である。
して示す図である。
【図5】デジタル画像光Gと光ファイバーOFとの関係
を示す図である。
を示す図である。
【図6】2次元のデジタル画像をライン状の1次元デジ
タル画像に変換する状態を模式的に示した図である。
タル画像に変換する状態を模式的に示した図である。
【図7】別な実施の形態にかかる記録材料プリンターを
示す概略図である。
示す概略図である。
1、11 光源 2 カップリングレンズ 3 デジタルマイクロミラー素子 4 投影レンズ 5 色フィルター 6 イメージガイド 7 セルフォックレンズ 8 柱状レンズ 9 記録材料
Claims (16)
- 【請求項1】 記録材料にデジタル画像を露光するため
のデジタル記録材料プリンターにおいて、 2次元のデジタル画像光を発生させる手段と、 前記2次元のデジタル画像光を一方向に画素数が増加す
るように並び換えまたは位置移動を行う光伝達手段と、 前記光伝達手段から出る一方向に画素数が増加した2次
元のデジタル画像光を、更にライン状の1次元デジタル
画像光までに圧縮する光学手段とを備え、 前記記録材料には、前記ライン状の1次元デジタル画像
光を照射露光し、 前記ライン状の1次元デジタル画像光に対して略直交す
る方向に相対的に記録材料を移動させることを特徴とす
るデジタル記録材料プリンター。 - 【請求項2】 前記光伝達手段は、多数の光ファイバー
の集合体であり、2次元のデジタル画像光の1画素の大
きさに対して、光ファイバー径は小さく、デジタル画像
光の1画素に対して複数本の光ファイバーにより光伝達
する構造であり、2次元のデジタル画像光の入射する端
面に対して、光を照射する他端を並び換えることで一方
向に画素数が増加するようにしたことを特徴とする請求
項1に記載のデジタル記録材料プリンター。 - 【請求項3】 前記1次元デジタル画像光までに圧縮す
る光学手段は、セルフォックレンズと柱状レンズの組み
合わせであることを特徴とする請求項1又は2に記載の
デジタル記録材料プリンター。 - 【請求項4】 前記2次元のデジタル画像光を発生させ
る手段は、光源と2次元に配置された複数の微小反射体
であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
載のデジタル記録材料プリンター。 - 【請求項5】 前記記録材料がハロゲン化銀カラー感光
材料であり、少なくとも青、緑、赤の3色に相当する色
フィルターを、前記光伝達手段またはその近傍に設けた
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のデ
ジタル記録材料プリンター。 - 【請求項6】 記録材料にデジタル画像を露光するため
のデジタル記録材料用プリンターにおいて、 2次元のデジタル画像光を発生させる手段と、 前記2次元のデジタル画像光を、ライン状の1次元デジ
タル画像光までに移動・圧縮する光学変換手段とを備
え、 前記記録材料には、前記ライン状の1次元デジタル画像
光を照射露光し、 前記ライン状の1次元デジタル画像光に対して略直交す
る方向に相対的に記録材料を移動させることで、1ライ
ンづつデジタル露光するようになっており、 2次元デジタル画像光の複数ドットが、ライン状の1ド
ットのデジタル画像光を形成していることを特徴とする
デジタル記録材料プリンター。 - 【請求項7】 前記2次元のデジタル画像光を発生させ
る手段から前記光学変換手段に至るまでの光路中に、少
なくとも青、緑、赤の3色に相当する色フィルターを設
け、前記少なくとも青、緑、赤の3色に相当する色フィ
ルターをそれぞれ通過した2次元デジタル画像光の複数
ドットの少なくとも一部を用いて、ライン状の1ドット
のデジタル画像光を形成することで、青、緑、赤の3色
光の露光量を調節出来ることを特徴とする請求項6に記
載のデジタル記録材料プリンター。 - 【請求項8】 2次元のデジタル画像光を発生させる手
段の中で、いくつかのドットの発光不良を検出し、ライ
ン状の1ドットのデジタル画像光を形成している発光不
良ドット以外の2次元デジタル画像光ドットの発光時間
を調整することで規定量の露光が与えられる様にしたこ
とを特徴とする請求項6又は7に記載のデジタル記録材
料プリンター。 - 【請求項9】 前記2次元の画像光を発生させる手段
と、前記光学変換手段との間には、多数の光ファイバー
の集合体を含む光伝達手段が設けられ、2次元のデジタ
ル画像光の1画素の大きさに対して、光ファイバー径は
小さく、デジタル画像光の1画素に対して複数本の光フ
ァイバーにより光伝達する構造であり、2次元のデジタ
ル画像光の入射する端面に対して、光を照射する他端を
並び換えることで一方向に画素数が増加するようにした
ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のデ
ジタル記録材料プリンター。 - 【請求項10】 前記光学変換手段は、セルフォックレ
ンズと柱状レンズの組み合わせであることを特徴とする
請求項6乃至のいずれかに記載のデジタル記録材料プリ
ンター。 - 【請求項11】 前記2次元のデジタル画像光を発生さ
せる手段は、光源と2次元に配置された複数の微小反射
体であることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか
に記載のデジタル記録材料プリンター。 - 【請求項12】 記録材料にデジタル画像を露光するた
めのデジタル記録材料プリンターにおいて、 少なくとも2色の光を発光可能な光源と、 前記光源からの光を選択的に透過もしくは反射させるこ
とによって、2次元のデジタル画像光を発生させる手段
と、 前記2次元のデジタル画像光を一方向に画素数が増加す
るように並び換えまたは位置移動を行う光伝達手段と、 前記光伝達手段から出る一方向に画素数が増加した2次
元のデジタル画像光を、更にライン状の1次元デジタル
画像光までに圧縮する光学手段とを備え、 前記記録材料には、前記ライン状の1次元デジタル画像
光を照射露光し、 前記ライン状の1次元デジタル画像光に対して略直交す
る方向に相対的に記録材料を移動させることを特徴とす
るデジタル記録材料プリンター。 - 【請求項13】 前記光伝達手段は、多数の光ファイバ
ーの集合体であり、2次元のデジタル画像光の1画素の
大きさに対して、光ファイバー径は小さく、デジタル画
像光の1画素に対して複数本の光ファイバーにより光伝
達する構造であり、2次元のデジタル画像光の入射する
端面に対して、光を照射する他端を並び換えることで一
方向に画素数が増加するようにしたことを特徴とする請
求項12に記載のデジタル記録材料プリンター。 - 【請求項14】 前記1次元デジタル画像光までに圧縮
する光学手段は、セルフォックレンズと柱状レンズの組
み合わせであることを特徴とする請求項12又は13に
記載のデジタル記録材料プリンター。 - 【請求項15】 2次元のデジタル画像光を発生させる
手段は、光源と2次元に配置された複数の微小反射体で
あることを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに
記載のデジタル記録材料プリンター。 - 【請求項16】 前記光源は、少なくとも青、赤、緑の
3色を含むLEDを有することを特徴とする請求項12
乃至15のいずれかに記載のデジタル記録材料プリンタ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000212733A JP2002023274A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | デジタル記録材料プリンター |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2000212733A JP2002023274A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | デジタル記録材料プリンター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=18708608
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---|---|---|---|
JP2000212733A Pending JP2002023274A (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | デジタル記録材料プリンター |
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---|---|
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2000
- 2000-07-13 JP JP2000212733A patent/JP2002023274A/ja active Pending
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