JP2002023206A - ラマン増幅器およびラマン増幅伝送システム - Google Patents

ラマン増幅器およびラマン増幅伝送システム

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raman
dispersion
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長帯域を効率的に利用することができるラ
マン増幅器およびラマン増幅伝送システムを提供する。 【解決手段】 ラマン増幅用の光ファイバの零分散波長
とラマン増幅用励起光の波長とが互いに略一致してい
る。ラマン増幅用励起光の波長は、光ファイバの波長分
散の絶対値が0.3ps/nm/km以下である波長範
囲に存在するのが好適である。信号光波長帯域は、ラマ
ン増幅用励起光波長1450nmより100nm程度長
い波長1550nmを含む帯域である。光ファイバの零
分散波長付近は、四光波混合に因る信号光の波形劣化が
生じることから信号光波長帯域としては利用することが
できないが、このようにラマン増幅用励起光波長として
利用することで、波長帯域を効率的に利用することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル状に巻かれ
た光ファイバにおいて信号光をラマン増幅する集中定数
型のラマン増幅器、および、光伝送路として敷設された
光ファイバにおいて信号光をラマン増幅する分布定数型
のラマン増幅伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバに高パワーの光(ラマン増幅
用励起光)を入射させると、光ファイバのガラス構造の
振動等に因る散乱が生じて、入射光の波長より長波長側
または短波長側に波長シフトした散乱成分が発生する。
長波長側の散乱成分はストークス光と呼ばれ、短波長側
の散乱成分は反ストークス光と呼ばれる。ストークス光
は、反ストークス光と比べてパワーが強く、ストークス
光の発生と同時に同一波長の信号光を光ファイバに入射
させると、誘導ラマン散乱が発生して、この信号光は光
ファイバを伝搬する際にラマン増幅される。このことを
利用して、集中定数型のラマン増幅器や分布定数型のラ
マン増幅伝送システムが実現される。
【0003】このラマン増幅器やラマン増幅伝送システ
ムにおけるラマン増幅のゲインスペクトルは、光ファイ
バが石英ガラスを主成分とするものである場合、ラマン
増幅用励起光の波長より約14THzだけ長波長側にピ
ークを有する。したがって、光ファイバに添加された希
土類元素のエネルギ準位間遷移を利用して信号光を光増
幅する希土類元素添加光ファイバ増幅器と比較すると、
ラマン増幅器やラマン増幅伝送システムは、ラマン増幅
用励起光の波長を適切に選択することにより任意の波長
の信号光をラマン増幅することができるという特徴を有
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラマン
増幅用励起光および信号光それぞれの波長については種
々の制約がある。第1に、信号光を効率よくラマン増幅
するために、ラマン増幅用励起光の波長は信号光の波長
より14THz(100nm)程度短いことが必要であ
る。第2に、非線形光学現象の1種である四光波混合に
因る信号光の波形劣化を回避するために、信号光の波長
は光ファイバの零波長分散の近傍に存在しないことが必
要である。第3に、受信端においてS/N比よく信号光
を受信するために、また、非線形光学現象の1種である
相互位相変調や四光波混合に因る信号光の波形劣化を回
避するために、ラマン増幅用励起光の波長は信号光の波
長に重ならないことが必要である。このことから、従来
のラマン増幅器およびラマン増幅伝送システムでは、波
長帯域を効率的に利用することができない場合があっ
た。
【0005】例えば、一般に光伝送システムでは、石英
ガラスを主成分とする光ファイバの伝送損失が波長1.
55μm付近で最小となることから、信号光の波長帯域
として1.55μm帯が用いられる場合が多い。また、
波長1.50μm付近において波長分散が零であり波長
1.55μmにおいて波長分散が数ps/nm/km程
度であるノンゼロ分散シフト光ファイバが用いられる場
合が多い。このような場合には、ラマン増幅用励起光と
して波長1.45μm付近のものが用いられる。しか
し、伝送容量の更なる拡大を図るべく、ラマン増幅用励
起光の波長として1.45μm付近に加えて1.40μ
m付近をも用い、信号光の波長帯域として1.55μm
帯に加えて1.50μm帯をも利用しようとすると、ノ
ンゼロ分散シフト光ファイバが波長1.50μm付近に
おいて波長分散が零であるから、波長1.50μm帯の
信号光は、ラマン増幅することができるものの、四光波
混合に因る信号光の波形劣化が生じ易い。
【0006】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、波長帯域を効率的に利用することがで
きるラマン増幅器およびラマン増幅伝送システムを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るラマン増幅
器は、コイル状に巻かれた光ファイバにラマン増幅用励
起光を供給して、この光ファイバを伝搬する信号光をラ
マン増幅する集中定数型のラマン増幅器であって、ラマ
ン増幅用励起光の波長と光ファイバの零分散波長とが互
いに略一致することを特徴とする。また、本発明に係る
ラマン増幅伝送システムは、光伝送路として敷設された
光ファイバにラマン増幅用励起光を供給して、この光フ
ァイバを伝搬する信号光をラマン増幅する分布定数型の
ラマン増幅伝送システムであって、ラマン増幅用励起光
の波長と光ファイバの零分散波長とが互いに略一致する
ことを特徴とする。特に、光ファイバの波長分散の絶対
値が0.3ps/nm/km以下である波長範囲にラマ
ン増幅用励起光の波長が存在するのが好適である。この
ラマン増幅器またはラマン増幅伝送システムによれば、
光ファイバの零分散波長付近は、四光波混合に因る信号
光の波形劣化が生じることから信号光波長帯域としては
利用することができないが、このようにラマン増幅用励
起光波長として利用することで、波長帯域を効率的に利
用することができる。
【0008】また、本発明に係るラマン増幅器またはラ
マン増幅伝送システムは、ラマン増幅用励起光が複数の
波長成分を含むことを特徴とする。この場合にも、波長
帯域を効率的に利用することができる。また、ラマン増
幅用励起光の複数の波長成分それぞれのパワーを適切に
設定することで、信号光波長帯域を広くすることがで
き、また、ゲインスペクトルを広い帯域で平坦にするこ
とができる。
【0009】また、本発明に係るラマン増幅器またはラ
マン増幅伝送システムは、光ファイバが複数の零分散波
長を有し、各々の零分散波長と略一致する波長のラマン
増幅用励起光を光ファイバに供給することを特徴とす
る。この場合には、波長帯域を更に効率的に利用するこ
とができる。また、広い波長帯域で光ファイバの波長分
散の絶対値が小さく、信号光波長帯域における光ファイ
バの波長分散の絶対値が0.1ps/nm/km〜2p
s/nm/km程度とすることができるので、分散補償
の為のコストが比較的小さい。
【0010】また、本発明に係るラマン増幅器では、光
ファイバは、実効断面積が20μm 2以下であり、信号
光の波長における伝送損失が1dB/km以下であり、
信号光の波長における偏波モード分散が0.2ps/k
1/2以下であり、長さが5km以下であることを特徴
とする。この場合には、この光ファイバは、長さが5k
m以下であることにより、コイル状に巻かれて収納され
る上で好適であり、実効断面積が20μm2以下である
ことにより、ラマン増幅用励起光のパワー密度を高める
ことができるので、長さ5km以下であっても充分な光
増幅のゲインを得ることができる。また、この光ファイ
バは、信号光波長における偏波モード分散が0.2ps
/km1/2以下であることにより、10Gb/s以上の
ビットレートであっても信号光の伝送損失が優れる。
【0011】また、本発明に係るラマン増幅伝送システ
ムでは、光ファイバは、実効断面積が45μm2以上で
あり、信号光の波長における伝送損失が0.3dB/k
m以下であり、信号光の波長における偏波モード分散が
0.2ps/km1/2以下であり、長さが10km以上
であることを特徴とする。この場合には、この光ファイ
バは、中継区間に敷設されるものであって長尺であり、
実効断面積が45μm 2以上であることにより、単位長
さ当たりの光増幅のゲインが小さいものの、全体として
は充分な光増幅のゲインを得ることができる。この光フ
ァイバは、実効断面積が45μm2以上であることによ
り、自己位相変調等の非線形光学現象の発生が抑制され
る。この光ファイバは、信号光波長における伝送損失が
0.3dB/km以下であることにより、中継区間に敷
設され長尺であっても、全体の伝送損失が小さい。ま
た、この光ファイバは、信号光波長における偏波モード
分散が0.2ps/km1/2以下であることにより、1
0Gb/s以上のビットレートであっても信号光の伝送
損失が優れる。
【0012】また、本発明に係るラマン増幅器またはラ
マン増幅伝送システムでは、光ファイバは、ラマン増幅
用励起光の波長における分散スロープの絶対値が0.0
1ps/nm2/km以上0.1ps/nm2/km以下
であることを特徴とする。この場合には、信号光波長帯
域における光ファイバの波長分散の絶対値が好適な範囲
となり、四光波混合に因る信号光の波形劣化が抑制さ
れ、且つ、分散補償が容易であって低コストである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
【0014】先ず、本実施形態に係るラマン増幅器1お
よびラマン増幅伝送システム2それぞれの構成について
説明する。
【0015】図1は、本実施形態に係るラマン増幅器1
の構成図である。このラマン増幅器1は、コイル状に巻
かれたラマン増幅用の光ファイバ11、光カプラ12お
よび励起光源13を備えている。励起光源13から出力
されたラマン増幅用励起光は、光カプラ12を経て光フ
ァイバ11に供給される。入射端1aに入射した信号光
は光ファイバ11を伝搬するとともにラマン増幅され、
このラマン増幅された信号光は光カプラ12を経て出射
端1bより出射される。すなわち、このラマン増幅器1
は、コイル状に巻かれた光ファイバ11にラマン増幅用
励起光を供給して、この光ファイバ11を伝搬する信号
光をラマン増幅する集中定数型のラマン増幅器である。
【0016】図2は、本実施形態に係るラマン増幅伝送
システム2の構成図である。このラマン増幅伝送システ
ム2は、中継器(または送信器)3と中継器(または受
信器)4との間の中継区間に信号光伝送用の光ファイバ
21が敷設されたものである。また、中継器4内には光
カプラ22および励起光源23が設けられている。励起
光源23から出力されたラマン増幅用励起光は、光カプ
ラ22を経て光ファイバ21に供給される。中継器3か
ら送出された信号光は、光ファイバ21を伝搬する際に
光ファイバ21の固有の伝送損失を被るとともに、この
光ファイバ21においてラマン増幅されることで、伝送
損失が補償されて充分なパワーで中継器4に到達する。
そして、中継器4に到達した信号光は、この中継器4内
の光カプラ22を経て受信され或いは後段へ送出され
る。すなわち、このラマン増幅伝送システム2は、中継
器3と中継器4との間の中継区間に光伝送路として敷設
された光ファイバ21にラマン増幅用励起光を供給し
て、この光ファイバ21を伝搬する信号光をラマン増幅
する分布定数型のラマン増幅伝送システムである。
【0017】次に、本実施形態に係るラマン増幅器1お
よびラマン増幅伝送システム2それぞれにおける光ファ
イバ11,21の波長分散特性、信号光波長およびラマ
ン増幅用励起光波長の間の関係について、図3〜図8を
用いて説明する。図3〜図8それぞれは、横軸に波長を
とり、光ファイバ11,21の波長分散特性を曲線で示
し、信号光波長帯域を両矢印で示し、ラマン増幅用励起
光波長を上向き矢印で示している。
【0018】図3に示すように、本実施形態において
は、光ファイバ11,21の波長分散が零となる波長
(零分散波長)とラマン増幅用励起光波長とが互いに略
一致している。ラマン増幅用励起光の波長は、光ファイ
バ11,21の波長分散の絶対値が0.3ps/nm/
km以下である波長範囲に存在するのが好適である。こ
の図では、ラマン増幅用励起光の波長を1450nmと
している。また、信号光波長帯域は、ラマン増幅用励起
光波長より100nm程度長い波長1550nmを含む
帯域である。光ファイバ11,21の零分散波長付近
は、四光波混合に因る信号光の波形劣化が生じることか
ら信号光波長帯域としては利用することができないが、
このようにラマン増幅用励起光波長として利用する。こ
のようにすることで、波長帯域を効率的に利用すること
ができる。
【0019】また、図4に示すように、ラマン増幅用励
起光が複数の波長成分を含むのも好適である。ラマン増
幅用励起光の複数の波長成分のうち何れかの波長成分は
光ファイバ11,21の零分散波長と略一致する。ま
た、ラマン増幅用励起光の各波長成分は、光ファイバ1
1,21の波長分散の絶対値が0.3ps/nm/km
以下である波長範囲に存在するのが好適である。この図
では、ラマン増幅用励起光の各波長成分を1450nm
およびその近傍としている。また、信号光波長帯域は、
ラマン増幅用励起光波長より100nm程度長い波長1
550nmを含む帯域である。この場合にも、波長帯域
を効率的に利用することができる。また、ラマン増幅用
励起光の複数の波長成分それぞれのパワーを適切に設定
することで、図3に示したものと比較して、信号光波長
帯域を広くすることができ、また、ゲインスペクトルを
広い帯域で平坦にすることができる。なお、このような
複数の波長成分を含むラマン増幅用励起光を供給するに
は、例えば、出力波長が互いに異なる複数の半導体レー
ザ光源を用い、これら複数の半導体レーザ光源それぞれ
から出力された光を合波して、この合波したものをラマ
ン増幅用励起光として光ファイバ11,21に供給す
る。
【0020】また、図5および図6それぞれに示すよう
に、光ファイバ11,21が複数の零分散波長を有し、
各々の零分散波長と略一致する波長のラマン増幅用励起
光を光ファイバ11,21に供給するのも好適である。
【0021】図5に示す例では、光ファイバ11,21
が2つの零分散波長(1450nmおよび1610n
m)を有しており、各々の零分散波長と略一致する波長
λ1およびλ2のラマン増幅用励起光を光ファイバ11,
21に供給する。信号光波長帯域Λ1は、ラマン増幅用
励起光波長λ1(=1450nm)より100nm程度
長い波長1550nmを含む帯域である。また、信号光
波長帯域Λ2は、ラマン増幅用励起光波長λ2(=161
0nm)より100nm程度長い波長1710nmを含
む帯域である。
【0022】図6に示す例では、光ファイバ11,21
が3つの零分散波長(1335nm,1465nmおよ
び1600nm)を有しており、各々の零分散波長と略
一致する波長λ1,λ2およびλ3のラマン増幅用励起光
を光ファイバ11,21に供給する。信号光波長帯域Λ
1は、ラマン増幅用励起光波長λ1(=1335nm)よ
り100nm程度長い波長1435nmを含む帯域であ
る。信号光波長帯域Λ 2は、ラマン増幅用励起光波長λ2
(=1465nm)より100nm程度長い波長156
5nmを含む帯域である。また、信号光波長帯域Λ
3は、ラマン増幅用励起光波長λ3(=1600nm)よ
り100nm程度長い波長1700nmを含む帯域であ
る。
【0023】これら図5および図6それぞれに示した場
合にも、波長帯域を効率的に利用することができる。ま
た、図3および図4それぞれに示した場合には、信号光
波長帯域における光ファイバ11,21の波長分散が5
ps/nm/km〜10ps/nm/km程度であるの
で、端局での分散補償量が大きい。これに対して、図5
および図6それぞれに示した場合には、広い波長帯域で
光ファイバ11,21の波長分散の絶対値が小さく、信
号光波長帯域における光ファイバ11,21の波長分散
の絶対値が0.5ps/nm/km〜2ps/nm/k
m程度とすることができるので、端局での分散補償量が
比較的小さく、この点でも好適である。さらに、図5お
よび図6それぞれに示した場合には、信号光波長帯域に
おいて光ファイバ11,21が+0.5ps/nm/k
m程度の異常分散であることが要求されるソリトン伝送
を行う上で有効である。
【0024】光ファイバ11,21が複数の零分散波長
を有する場合には以下の点に注意を要する。すなわち、
図7に示すように、或る零分散波長と他の零分散波長と
の間の波長間隔が100nm程度である場合には、一方
の短波長側の零分散波長と略一致する波長のラマン増幅
用励起光を光ファイバ11,21に供給すれば、このラ
マン増幅用励起光により光増幅され得る信号光波長帯域
は他方の長波長側の零分散波長を含むことになり、四光
波混合や相互位相変調に因る信号光の波形劣化が生じ易
い。したがって、或る零分散波長と他の零分散波長との
間の波長間隔が100nm程度であることは避けるべき
である。
【0025】これに対して、図8に示すように、或る零
分散波長と他の零分散波長との間の波長間隔が50nm
〜80nm程度である場合には、上記の問題は生じな
い。この図に示す例では、光ファイバ11,21が2つ
の零分散波長(1450nmおよび1510nm)を有
しており、各々の零分散波長と略一致する波長λ1およ
びλ2のラマン増幅用励起光を光ファイバ11,21に
供給する。信号光波長帯域Λ1は、ラマン増幅用励起光
波長λ1(=1450nm)より100nm程度長い波
長1550nmを含む帯域である。また、信号光波長帯
域Λ2は、ラマン増幅用励起光波長λ2(=1510n
m)より100nm程度長い波長1610nmを含む帯
域である。これら信号光波長帯域Λ1およびΛ2それぞれ
は、光ファイバ11,21の零分散波長を含まない。し
たがって、四光波混合や相互位相変調に因る信号光の波
形劣化が抑制される。
【0026】むしろ、図8に示す場合には以下のような
利点がある。すなわち、波長λ1のラマン増幅用励起光
に因るラマン散乱の帯域内に波長λ2のラマン増幅用励
起光が存在することとなり、これにより、波長λ2のラ
マン増幅用励起光がラマン増幅される。その結果、信号
光波長帯域Λ2における光増幅のゲインが大きくなる。
【0027】次に、本実施形態に係るラマン増幅器1お
よびラマン増幅伝送システム2それぞれにおける光ファ
イバ11,21の好適な構造について説明する。光ファ
イバ11,21の屈折率プロファイルは任意であるが、
諸特性は以下のとおりであるのが好適である。
【0028】集中定数型のラマン増幅器1に用いられる
光ファイバ11は、コイル状に巻かれて収納されるもの
であるから、実効断面積が20μm2以下であり、信号
光波長における伝送損失が1dB/km以下であり、信
号光波長における偏波モード分散が0.2ps/km
1/2以下であり、長さが5km以下であるのが好適であ
る。このように、光ファイバ11は、長さが5km以下
であることにより、コイル状に巻かれて収納される上で
好適である。この光ファイバ11は、実効断面積が20
μm2以下であることにより、ラマン増幅用励起光のパ
ワー密度を高めることができるので、長さ5km以下で
あっても充分な光増幅のゲインを得ることができる。ま
た、この光ファイバ11は、信号光波長における偏波モ
ード分散が0.2ps/km1/2以下であることによ
り、10Gb/s以上のビットレートであっても信号光
の伝送損失が優れる。
【0029】一方、分布定数型のラマン増幅伝送システ
ム2に用いられる光ファイバ21は、中継区間に信号光
伝送用として敷設されるものであるから、実効断面積が
45μm2以上であり、信号光波長における伝送損失が
0.3dB/km以下であり、信号光波長における偏波
モード分散が0.2ps/km1/2以下であり、長さが
10km以上であるのが好適である。このように、光フ
ァイバ21は、中継区間に敷設されるものであって長尺
であり、実効断面積が45μm2以上であることによ
り、単位長さ当たりの光増幅のゲインが小さいものの、
全体としては充分な光増幅のゲインを得ることができ
る。この光ファイバ21は、実効断面積が45μm2
上であることにより、自己位相変調等の非線形光学現象
の発生が抑制される。この光ファイバ21は、信号光波
長における伝送損失が0.3dB/km以下であること
により、中継区間に敷設され長尺であっても、全体の伝
送損失が小さい。また、この光ファイバ21は、信号光
波長における偏波モード分散が0.2ps/km1/2
下であることにより、10Gb/s以上のビットレート
であっても信号光の伝送損失が優れる。
【0030】また、光ファイバ11,21は、ラマン増
幅用励起光の波長における分散スロープの絶対値が0.
01ps/nm2/km以上0.1ps/nm2/km以
下であるのが好適である。このようにすることで、ラマ
ン増幅用励起光波長より100nm程度長い波長を含む
信号光波長帯域において、光ファイバ11,21の波長
分散の絶対値は0.5ps/nm/km以上10ps/
nm/km以下となる。そして、信号光波長帯域におけ
る光ファイバ11,21の波長分散の絶対値がこの範囲
であることにより、四光波混合に因る信号光の波形劣化
が抑制される。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、ラマン増幅用励起光の波長と光ファイバの零分
散波長とが互いに略一致し、好適には、光ファイバの波
長分散の絶対値が0.3ps/nm/km以下である波
長範囲にラマン増幅用励起光の波長が存在する。したが
って、光ファイバの零分散波長付近は、四光波混合に因
る信号光の波形劣化が生じることから信号光波長帯域と
しては利用することができないが、このようにラマン増
幅用励起光波長として利用することで、波長帯域を効率
的に利用することができる。
【0032】また、ラマン増幅用励起光が複数の波長成
分を含む場合にも、波長帯域を効率的に利用することが
できる。また、ラマン増幅用励起光の複数の波長成分そ
れぞれのパワーを適切に設定することで、信号光波長帯
域を広くすることができ、また、ゲインスペクトルを広
い帯域で平坦にすることができる。
【0033】また、光ファイバが複数の零分散波長を有
し、各々の零分散波長と略一致する波長のラマン増幅用
励起光を光ファイバに供給するのが好適である。この場
合には、波長帯域を更に効率的に利用することができ
る。また、広い波長帯域で光ファイバの波長分散の絶対
値が小さく、信号光波長帯域における光ファイバの波長
分散の絶対値が0.05ps/nm/km〜2ps/n
m/km程度とすることができるので、分散補償の為の
コストが比較的小さい。
【0034】また、本発明に係るラマン増幅器では、コ
イル状に巻かれる光ファイバは、実効断面積が20μm
2以下であり、信号光の波長における伝送損失が1dB
/km以下であり、信号光の波長における偏波モード分
散が0.2ps/km1/2以下であり、長さが5km以
下であるのが好適である。この場合には、この光ファイ
バは、コイル状に巻かれて収納される上で好適であり、
ラマン増幅用励起光のパワー密度を高めることができる
ので、比較的短尺であっても充分な光増幅のゲインを得
ることができる。また、この光ファイバは、10Gb/
s以上のビットレートであっても信号光の伝送損失が優
れる。
【0035】また、本発明に係るラマン増幅伝送システ
ムでは、中継区間に光伝送路として敷設される光ファイ
バは、実効断面積が45μm2以上であり、信号光の波
長における伝送損失が0.3dB/km以下であり、信
号光の波長における偏波モード分散が0.2ps/km
1/2以下であり、長さが10km以上であるのが好適で
ある。この場合には、この光ファイバは、中継区間に敷
設されるものであって長尺であり、単位長さ当たりの光
増幅のゲインが小さいものの、全体としては充分な光増
幅のゲインを得ることができる。この光ファイバは、自
己位相変調等の非線形光学現象の発生が抑制される。こ
の光ファイバは、中継区間に敷設され長尺であっても、
全体の伝送損失が小さい。また、この光ファイバは、1
0Gb/s以上のビットレートであっても信号光の伝送
損失が優れる。
【0036】また、光ファイバは、ラマン増幅用励起光
の波長における分散スロープの絶対値が0.01ps/
nm2/km以上0.1ps/nm2/km以下であるの
が好適であり、この場合には、信号光波長帯域における
光ファイバの波長分散の絶対値が好適な範囲となり、四
光波混合に因る信号光の波形劣化が抑制され、且つ、分
散補償が容易であって低コストである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るラマン増幅器1の構成図であ
る。
【図2】本実施形態に係るラマン増幅伝送システム2の
構成図である。
【図3】本実施形態における光ファイバ11,21の波
長分散特性、信号光波長およびラマン増幅用励起光波長
の間の関係の第1の好適例について説明する図である。
【図4】本実施形態における光ファイバ11,21の波
長分散特性、信号光波長およびラマン増幅用励起光波長
の間の関係の第2の好適例について説明する図である。
【図5】本実施形態における光ファイバ11,21の波
長分散特性、信号光波長およびラマン増幅用励起光波長
の間の関係の第3の好適例について説明する図である。
【図6】本実施形態における光ファイバ11,21の波
長分散特性、信号光波長およびラマン増幅用励起光波長
の間の関係の第4の好適例について説明する図である。
【図7】本実施形態における光ファイバ11,21の波
長分散特性、信号光波長およびラマン増幅用励起光波長
の間の関係の参考例について説明する図である。
【図8】本実施形態における光ファイバ11,21の波
長分散特性、信号光波長およびラマン増幅用励起光波長
の間の関係の第5の好適例について説明する図である。
【符号の説明】
1…ラマン増幅器、2…ラマン増幅伝送システム、3,
4…中継器、11…ラマン増幅用光ファイバ、12…光
カプラ、13…励起光源、21…信号光伝送用光ファイ
バ、22…光カプラ、23…励起光源。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/16 Fターム(参考) 2H050 AC13 AC36 AD01 AD16 2K002 AA02 AB30 BA01 CA15 DA10 GA10 HA23 5K002 AA06 BA04 CA01 CA13 FA01 FA02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル状に巻かれた光ファイバにラマン
    増幅用励起光を供給して、この光ファイバを伝搬する信
    号光をラマン増幅する集中定数型のラマン増幅器であっ
    て、前記ラマン増幅用励起光の波長と前記光ファイバの
    零分散波長とが互いに略一致することを特徴とするラマ
    ン増幅器。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバの波長分散の絶対値が
    0.3ps/nm/km以下である波長範囲に前記ラマ
    ン増幅用励起光の波長が存在することを特徴とする請求
    項1記載のラマン増幅器。
  3. 【請求項3】 前記ラマン増幅用励起光が複数の波長成
    分を含むことを特徴とする請求項1記載のラマン増幅
    器。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバが複数の零分散波長を有
    し、各々の零分散波長と略一致する波長の前記ラマン増
    幅用励起光を前記光ファイバに供給することを特徴とす
    る請求項1記載のラマン増幅器。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバは、実効断面積が20μ
    2以下であり、前記信号光の波長における伝送損失が
    1dB/km以下であり、前記信号光の波長における偏
    波モード分散が0.2ps/km1/2以下であり、長さ
    が5km以下であることを特徴とする請求項1記載のラ
    マン増幅器。
  6. 【請求項6】 前記光ファイバは、前記ラマン増幅用励
    起光の波長における分散スロープの絶対値が0.01p
    s/nm2/km以上0.1ps/nm2/km以下であ
    ることを特徴とする請求項1記載のラマン増幅器。
  7. 【請求項7】 光伝送路として敷設された光ファイバに
    ラマン増幅用励起光を供給して、この光ファイバを伝搬
    する信号光をラマン増幅する分布定数型のラマン増幅伝
    送システムであって、前記ラマン増幅用励起光の波長と
    前記光ファイバの零分散波長とが互いに略一致すること
    を特徴とするラマン増幅伝送システム。
  8. 【請求項8】 前記光ファイバの波長分散の絶対値が
    0.3ps/nm/km以下である波長範囲に前記ラマ
    ン増幅用励起光の波長が存在することを特徴とする請求
    項7記載のラマン増幅伝送システム。
  9. 【請求項9】 前記ラマン増幅用励起光が複数の波長成
    分を含むことを特徴とする請求項7記載のラマン増幅伝
    送システム。
  10. 【請求項10】 前記光ファイバが複数の零分散波長を
    有し、各々の零分散波長と略一致する波長の前記ラマン
    増幅用励起光を前記光ファイバに供給することを特徴と
    する請求項7記載のラマン増幅伝送システム。
  11. 【請求項11】 前記光ファイバは、実効断面積が45
    μm2以上であり、前記信号光の波長における伝送損失
    が0.3dB/km以下であり、前記信号光の波長にお
    ける偏波モード分散が0.2ps/km1/2以下であ
    り、長さが10km以上であることを特徴とする請求項
    7記載のラマン増幅伝送システム。
  12. 【請求項12】 前記光ファイバは、前記ラマン増幅用
    励起光の波長における分散スロープの絶対値が0.01
    ps/nm2/km以上0.1ps/nm2/km以下で
    あることを特徴とする請求項7記載のラマン増幅伝送シ
    ステム。
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