JP2002022700A - 水素センサと電池の過充電・過放電検出装置および燃料電池の水素ガス漏れ検出装置 - Google Patents

水素センサと電池の過充電・過放電検出装置および燃料電池の水素ガス漏れ検出装置

Info

Publication number
JP2002022700A
JP2002022700A JP2000212883A JP2000212883A JP2002022700A JP 2002022700 A JP2002022700 A JP 2002022700A JP 2000212883 A JP2000212883 A JP 2000212883A JP 2000212883 A JP2000212883 A JP 2000212883A JP 2002022700 A JP2002022700 A JP 2002022700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
electrodes
gas
oxygen
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000212883A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Mizutani
圭吾 水谷
Tasuke Makino
太輔 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP2000212883A priority Critical patent/JP2002022700A/ja
Publication of JP2002022700A publication Critical patent/JP2002022700A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定ガス中の水素濃度を正確に検出でき、
しかも構造が簡単な水素センサを提供する。 【解決手段】 酸素ポンプセル2の一対の電極2a、2
b間に印加する電圧を可変電源22で制御し、予め測定
した電流−電圧特性と第1の電流計23の検出結果を基
に、第1内部空間5a内の酸素濃度を、実質的に水素濃
度の測定に影響しない低濃度とする。この低酸素濃度に
制御された被測定ガスを、第2内部空間5bに導き、電
源32によりセンサセル3に所定の電圧を印加すると、
センサセル3は、被測定ガス中の水素濃度に依存した電
流を発生する。この電流値を第1の電流計33で測定す
ることで、精度よく水素濃度を測定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素濃度を検出す
るためのセンサに関する。この水素センサは、例えば、
燃料電池の改質ガス等からの水素ガス漏れ検出や電池の
過充電・過放電検出に好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】水素濃度を検出可能な従来の装置とし
て、例えば、特開平8−247995号公報や特開平1
1−148918号公報に記載される可燃性ガス成分の
測定装置がある。前者の装置は、センサ内部の空間に被
測定ガスを導入し、被測定ガス中の酸素濃度を第1の電
気化学的ポンプセルにより制御した後、第2の電気化学
的ポンプセルに導き、第2の電気化学的ポンプセルに流
れるポンプ電流や電極間の電圧を検出することにより、
可燃性ガス濃度を検出するものである。また、後者の装
置は、被測定ガス中の酸素濃度を制御する電気化学的ポ
ンプセルと、被測定ガス中の可燃性ガス濃度に応じた起
電力を発生する酸素濃淡電池を有し、酸素濃淡電池の起
電力から可燃性ガス濃度を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
装置で測定対象とする可燃性ガスは、具体的には、燃焼
排気ガス中の炭化水素(HC)であり、これを水素濃度
の検出に応用しようとすると、以下の問題があった。例
えば、特開平8−247995号公報に記載される装置
では、内部空間の酸素濃度を、可燃性ガス成分が酸化、
燃焼されない10 -14 atm以下、好ましくは10-16
以下の低濃度に制御している。しかし、通常、被測定ガ
スには水蒸気が含まれているため、このような低い値に
酸素濃度を制御しようとすると、第1の電気化学的ポン
プセルで水蒸気の分解が起こってしまう。これにより、
新たな水素が発生し、この水素が本来の被測定ガス中の
水素とともに第2の電気化学的ポンプセルで検出されて
しまうために、測定精度が悪化することになる。
【0004】一方、特開平11−148918号公報に
は、内部空間の酸素濃度の制御値が低すぎると、第1の
電気化学的ポンプセルに多大な負担がかかることから、
酸素濃度が10-12 〜10-7atmの範囲で一定となる
ように第1の電気化学的ポンプセルを作動させることが
記載されている。このため、内部空間に面する電極を炭
化水素の酸化に対し不活性なAu電極として、制御濃度
範囲で測定対象の可燃性ガスが酸化されないようにして
いる。しかしながら、この構成では、酸素センサセルの
測定結果から、間接的に第1の電気化学的ポンプセルの
制御電圧を調整しているため、場合によっては第1の電
気化学的ポンプセルで水蒸気の電気分解が起こり、水素
が発生してしまう可能性があった。
【0005】また、いずれの装置においても、内部空間
の酸素濃度を所定値とするために、酸素センサセルを設
けており、その測定電極と基準電極との間の起電力が一
定となるように、電気化学的ポンプセルへの印加電圧を
制御している。従って、セル数が多くなって構造が複雑
となり、製造が容易でない、あるいは製作コストが増大
するという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決しようとするも
ので、その目的は、被測定ガス中に存在する水蒸気の影
響を受けることなく、水素濃度の正確な検出が可能であ
り、構造が簡単で、生産性に優れる水素センサを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の水素
センサは、被測定ガス存在空間から拡散抵抗手段を通じ
て被測定ガスが導入される内部空間と、酸素イオン導電
性固体電解質の表面に、一方の電極が上記内部空間に面
する一対の電極を設けてなり、これら一対の電極への通
電により上記内部空間から酸素を排出する酸素ポンプセ
ルと、上記酸素ポンプセルの上記一対の電極間の電圧を
制御する可変電源と、上記酸素ポンプセルの一対の電極
間に流れる電流値を検出する第1の電流検出手段と、基
準酸素濃度ガスが導入される基準ガス空間と、酸素イオ
ン導電性固体電解質の表面に、一方の電極が上記内部空
間に面し、他方の電極が上記基準ガス空間に面する一対
の電極を設けてなり、これら一対の電極間に上記内部空
間内の水素濃度に依存した電流を発生するセンサセル
と、上記センサセルの上記一対の電極間の電圧を所定値
に制御する電源と、上記センサセルの一対の電極間に流
れる電流値を検出する第2の電流検出手段とを備えるも
のである。
【0008】上記構成において、上記酸素ポンプセルに
通電すると、上記内部空間の酸素濃度に応じた限界電流
が流れる。この電圧−電流特性を測定して、上記酸素ポ
ンプセル上記第1の電流検出手段で検出される電流値に
対して水蒸気の分解が生じないような制御電圧を予め設
定しておき、上記第1の電流検出手段の検出値に応じて
上記可変電源を制御すると、上記内部空間内の酸素濃度
を実質的に水素濃度の測定に影響しない低濃度とするこ
とができる。上記センサセルでは、上記内部空間内の水
素濃度に依存した電流が発生するので、これを、上記第
2の電流検出手段で検出することで、被測定ガス中の水
素濃度を測定することができる。よって、水蒸気の影響
を受けることなく、水素濃度を検出することができ、し
かも、構成が簡単で、信頼性、生産性、共に優れてい
る。
【0009】請求項2のように、上記内部空間を、上記
酸素ポンプセルの上記一方の電極が面する第1内部空間
と、上記センサセルの上記一方の電極が面する第2内部
空間とに区画し、これら第1および第2内部空間を連通
する第2の拡散抵抗手段を設けてもよい。この構成で
は、上記酸素ポンプセルによって酸素濃度が制御された
第1内部空間内の被測定ガスが、第2の拡散抵抗手段を
拡散して第2内部空間に導入されるので、第1、第2内
部空間の間で互いのガス雰囲気の影響を小さくできる効
果がある。
【0010】請求項3のように、上記センサセルの上記
電源を可変電源とし、この可変電源を、上記第2の電流
検出手段の検出値に応じて制御することもできる。これ
により、上記センサセルにおける水素の検出をより正確
に行うことができる。
【0011】請求項4のように、上記酸素ポンプセルの
上記一対の電極間の電圧は、水蒸気の電気分解が起こら
ない値に制御する。印加電圧が大きいと水蒸気の分解が
生じるため、予め電圧−電流特性を測定して、水蒸気の
分解領域よりも低電圧側に制御電圧を設定するのがよ
く、水蒸気の分解による新たな水素の生成を確実に防止
できる。
【0012】請求項5のように、上記酸素ポンプセルに
おいて、上記可変電源に代えて、上記一対の電極間の電
圧を所定値に制御する電源を設けることもできる。被測
定ガス中の酸素濃度の変動が小さい場合には、所定の一
定電圧を印加するだけでも同様の効果が得られ、制御回
路を簡略化できる。
【0013】請求項6のように、好適には、上記酸素ポ
ンプセルの、上記内部空間に面する一方の電極をPt−
Auサーメット電極とする。Pt−Auサーメット電極
は、水素の酸化に対する活性が低く、上記酸素ポンプセ
ルにおける水素の酸化を抑制できる。
【0014】請求項7のように、請求項1ないし6のい
ずれか記載の水素センサを、電池の過充電・過放電検出
装置に適用することができる。電池の過充電または過放
電時には、電池室内で水素が発生するので、上記水素セ
ンサを用いて電池室内における水素の発生を検知するこ
とにより、過充電または過放電を検出することができ
る。
【0015】請求項8のように、請求項1ないし6のい
ずれか記載の水素センサを、燃料電池の水素ガス漏れ検
出装置に適用することもできる。燃料電池では、燃料と
なる水素を改質器で生成しており、この改質器または改
質器にて発生した水素の配管経路に上記水素センサを設
置することで、水素の漏れを検出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の第1の
実施の形態について説明する。図1(a)は本発明の水
素センサの概略構成を示す模式的な図、図2はその展開
図である。図1(a)、図2において、水素センサ1
は、酸素ポンプセル2が構成されるシート状の固体電解
質体21と、センサセル3が構成されるシート状の固体
電解質体31を、内部空間5が形成されるシート状のス
ペーサ4を挟んで積層し、さらにその下方に、基準ガス
空間7が形成させるシート状のスペーサ6と、これらを
加熱するヒータ8とを、順次積層した構成となってい
る。
【0017】ここで、酸素ポンプセル2およびセンサセ
ル3を構成するための固体電解質体21、31は、通
常、ジルコニアやセリア等の酸素イオン導電性を有する
固体電解質よりなる。また、内部空間5、基準ガス空間
7を形成するためのスペーサ4、6は、通常、アルミナ
等の絶縁材料よりなる。
【0018】内部空間5は、外部の被測定ガス存在空間
より検出対象となる水素を含む被測定ガスが導入される
室であり、図2に示すように、固体電解質体21、31
間に位置するスペーサ4の抜き穴4a、4bによって形
成される。抜き穴4aと抜き穴4bとは絞り部4cによ
って連通している。つまり、内部空間5は、絞り部4c
を境として、センサ先端側(図1、2の左側)の第1内
部空間5aと、基端側(図1、2の右側)の第2内部空
間5bとに区画される。なお、絞り部4cは、第2の拡
散抵抗手段として機能し、第1内部空間5aと第2内部
空間5bの間で互いのガス雰囲気への影響が生じないよ
うに、その大きさが適宜設定される。
【0019】第1内部空間5aは、固体電解質体21を
貫通する拡散抵抗手段としてのピンホール11を介し
て、被測定ガス存在空間と連通している。このピンホー
ル11の大きさは、これを通過して内部空間5に導入さ
れる被測定ガスの拡散速度が所定の速度となるように、
適宜設定することができる。固体電解質体21の被測定
ガス存在空間側の表面(図1、2の上面)には、ピンホ
ール11を被覆するように、多孔質保護層12が形成し
てあり、内部空間5内に位置する電極の被毒やピンホー
ル11の目詰まりを防止している。なお、拡散抵抗手段
としては、ピンホール11以外にも、例えば、通気可能
な多孔質体をピンホール11の形成位置に配置する等、
種々の手段を採用することができる。
【0020】酸素ポンプセル2は、固体電解質体21
と、この固体電解質体21を挟んで対向配置される一対
の電極2a、2bとからなる。酸素ポンプセル2の一対
の電極2a、2bのうち、一方の電極2aは、第1内部
空間5aに面する固体電解質体21の下表面に、他方の
電極2bは、被測定ガス存在空間に面する固体電解質体
21の上表面に、それぞれ設けられる。酸素ポンプセル
2は、内部空間5のうち被測定ガス流れの上流側に位置
する第1内部空間5a内の酸素を排出し、所定の低酸素
濃度に保つ酸素ポンプとして機能する。
【0021】ここで、酸素ポンプセル2の電極2a、2
bとしては、例えば、Ptを主成分とする多孔質サーメ
ット電極が好適に用いられる。特に、酸素ポンプセル2
の一方の電極2aには、可燃性ガスの酸化に対する活性
の低い電極を用いるとよく、これにより、第1内部空間
5aの被測定ガス中に含まれる水素の酸化を抑制するこ
とができる。具体的には、主成分としてPtとAuを含
有する多孔質サーメット電極が好適に用いられ、この
際、金属成分中のAuの含有量を1〜10重量%程度と
するとより好ましい。
【0022】図1において、酸素ポンプセル2には、そ
の一対の電極2a、2b間に電圧を印加するための可変
電源22と、一対の電極2a、2b間に流れる電流値を
検出するための第1の電流検出手段としての第1の電流
計23が配設されている。そして、第1の電流計23に
よる検出結果に基づき、一対の電極2a、2b間への印
加電圧を制御して、電極2aから電極2b側へ酸素を排
出し、第1内部空間5a内の酸素濃度を、水素の測定に
実質的に影響しない低濃度に制御する。
【0023】なお、図2のように、これら電極2a、2
bには、電極取出し用のリード2c、2dがそれぞれ一
体に形成されて、固体電解質体21基端側に延びてい
る。ここで、固体電解質21上の電極2a、2b以外の
部位、特にリード2c、2dの形成部位には、固体電解
質体21とリード2c、2d等との間にアルミナ等の絶
縁層(図略)を形成しておくことが好ましい。
【0024】基準ガス空間7は、一定の酸素濃度を有す
る基準酸素濃度ガスとしての大気が導入される室であ
り、図2に示すように、固体電解質体31の下方に積層
されるスペーサ6の抜き穴6aによって形成される。基
準ガス空間7は、抜き穴6aから水素センサ1の長手方
向に延びる溝6bからなる通路部を有し、この通路部を
通して大気を導入している。
【0025】センサセル3は、固体電解質体31と、こ
の固体電解質体31を挟んで対向配置される一対の電極
3a、3bとよりなる。一対の電極3a、3bのうち、
一方の電極3aは、第2内部空間5bに面する固体電解
質体31の上表面に、他方の電極3bは、基準ガス空間
7に面する固体電解質体31の下表面に、それぞれ設け
られる。センサセル3は、内部空間5のうち下流側の第
2内部空間5bに導入される被測定ガス中の水素濃度に
依存した電流を発生する。
【0026】ここで、センサセル3の電極3a、3bと
しては、例えば、Ptを主成分とする多孔質サーメット
電極が好適に用いられる。特に、第2内部空間5bに面
する電極3aには、第2内部空間5bに導入される被測
定ガス中の水素を酸化するために、可燃性ガスの酸化に
対して活性な電極、具体的には、Pt多孔質サーメット
電極を用いるのがよい。
【0027】図1において、センサセル3には、その一
対の電極3a、3b間に電圧を印加するための電源32
と、一対の電極3a、3b間に流れる電流値を検出する
ための第2の電流検出手段としての第2の電流計33が
配設されている。そして、第2の電流計33による検出
結果に基づき、一対の電極3a、3b間へ所定の電圧を
印加した時の、電極3a、3b間を流れる電流値から、
水素濃度を検出する。
【0028】酸素ポンプセル2と同様に、これら電極3
a、3bには(図2)、電極取出し用のリード3c、3
dがそれぞれ一体に形成されて、固体電解質体31基端
側に延びている。また、固体電解質31上の電極3a、
3b以外の部位、特にリード3c、3dの形成部位に
は、固体電解質体31とリード3c、3d等との間にア
ルミナ等の絶縁層(図略)を形成しておくことが好まし
い。
【0029】ヒータ8は、アルミナ製のヒータシート8
1の上面に、通電発熱するヒータ電極82をパターニン
グ形成し、このヒータ電極82の上面(スペーサ6側の
面)に、絶縁のためのアルミナ層83を形成してなる。
ヒータ電極82には、通常、Ptとアルミナ等のセラミ
ックスとのサーメットよりなる電極が用いられる。ヒー
タ8は、ヒータ電極82を外部からの給電により発熱さ
せ、上記各セル2、3を活性化温度まで加熱するもので
ある。
【0030】また、図2に示すように、ヒータ電極82
および各セル2、3の電極2a、2b、3a、3b等
は、それぞれリード2c、2d、3c、3d、および固
体電解質21、31、スペーサ4に形成されたスルーホ
ールSHを通して、センサ基部の端子(パッド電極)P
まで接続されている。そして、この端子Pにはコネクタ
を介して圧着やろう付け等により、リード線が接続され
(図示を略す)外部回路と各セル2、3およびヒータ8
との信号のやり取りや可能となっている。
【0031】なお、固体電解質21、31、スペーサ
4、6、アルミナ層83およびヒータシート81は、い
ずれもドクターブレード法や押出成形法等により、シー
ト形状に成形することができる。また、上記各電極2
a、2b、3a、3b、82等、リード2c、2d、3
c、3d、および端子Pは、スクリーン印刷等により形
成することができる。そして、各シートを図1のように
積層して焼成することにより、一体化された水素センサ
1が得られる。
【0032】上記構成の水素センサ1の動作原理を説明
する。図1において、水素センサ1を被測定ガス存在空
間に配置すると、水素を含む被測定ガスが、多孔質保護
層12、ピンホール11を通過して第1内部空間5aに
導入される。導入されるガス量は、多孔質保護層12、
ピンホール11の拡散抵抗により決定される。可変電源
22により、酸素ポンプセル2の一対の電極2a、2b
に、被測定ガス存在空間側の電極2bが+極となるよう
に電圧を印加すると、第1内部空間5a側の電極2a上
で、被測定ガス中の酸素が還元されて酸素イオンとな
り、ポンピング作用により電極2b側へ排出される。
【0033】図3(a)は酸素ポンプセル2の電圧−電
流特性を示す図で、横軸は酸素ポンプセル印加電圧V
p、縦軸は酸素ポンプセル電流Ipである。図のよう
に、酸素ポンプセル2は、酸素濃度に応じた限界電流特
性を示し、限界電流検出域(Vp軸に平行な直線部分)
は酸素濃度が高いほど正電圧側へシフトする。従って、
上記限界電流域を利用した正確な酸素ポンプとするに
は、酸素ポンプセル2への印加電圧は一定とせず、酸素
濃度に応じて電圧を変化させることが望ましい。そこ
で、本発明では可変電源22を用いるとともに、酸素ポ
ンプセル電流Ipを測定する第1の電流計23を設け
る。そして、図3(a)の酸素ポンプセル2の印加電圧
Vpと酸素ポンプセル電流Ipの関係から、酸素ポンプ
セル電流Ipが限界電流となるように、酸素濃度に応じ
た電圧Voを印加する。
【0034】ただし、被測定ガス中に水蒸気が存在する
と、酸素濃度に応じた限界電流域の後に、水蒸気の分解
領域(図中の破線)が現れる。仮に、制御電圧Voがこ
の領域に設定されると、水蒸気の電気分解により第1内
部空間5a内に新たに水素が発生し、第2内部空間5b
に拡散してセンサセル3で検出されてしまい、水素濃度
の検出精度が低下する。従って、酸素ポンプセル2の制
御電圧Voは、水蒸気の分解領域よりも低電圧側に設定
する必要がある。
【0035】具体的には、図3(a)のVp−Ip特性
を基に、限界電流域でかつ水蒸気が分解しない領域とな
るように、制御電圧Vo(図中の一点鎖線)のラインを
予め決めておき、これに基づいて可変電源22を制御す
る。この時、センサ作動中の、酸素ポンプセル印加電圧
Vp、酸素ポンプセル電流Ipの値は、予め設定された
制御電圧Voのライン上を動くことになる。例えば、セ
ンサ作動中に酸素濃度が5%から15%に変化したとす
ると、VpとIpは始めA点にあるが、酸素濃度が変化
することにより、酸素ポンプセル電流Ipが増加する。
この変化が第1電流計23で検出されると、酸素ポンプ
セル印加電圧VpもVoのライン上を移動して増加し、
B点で止まる。逆に、酸素濃度が15%から5%に減少
した時には、酸素ポンプセル電流Ipの減少に伴って酸
素ポンプセル印加電圧VpがVoのライン上を移動して
減少し、B点からA点に到達することになる。
【0036】このように、本発明では、酸素ポンプセル
2の電圧−電流特性に基づいて制御電圧を設定してお
り、しかも、酸素ポンプセル2を流れる電流値を直接検
出しているため、従来装置に比べて酸素ポンプセル2で
の水蒸気の分解が起こり難い。また、第1内部空間5a
の酸素濃度を検出するためのセル等が不要である。
【0037】このようにして、酸素ポンプセル2によ
り、水素の燃焼を抑制し、水素濃度の測定に実質的に影
響がない程度の低酸素濃度に制御された被測定ガスは、
第2内部空間5bに導入される。センサセル3の一対の
電極3a、3b間には、これら両電極3a、3b間の酸
素濃度の違いにより、基準ガス空間8側の電極3bを+
極として起電力が発生している。この電圧を後述する所
定の値に制御することにより、電極3b上で酸素が還元
されて酸素イオンとなり、ポンピング作用により第2内
部空間5b側の電極3a側に移動する。そして、電極3
a上で第2内部空間5b内の水素と反応する。
【0038】図3(b)はセンサセル3の電圧−電流特
性を示す図で、横軸はセンサセル3の電極間電圧Vs、
縦軸はセンサセル電流Isである。図のように、センサ
セル3の電圧−電流特性は、水素濃度に応じた定電流領
域(Vs軸に平行な直線部分)を有し、この定電流領域
では、センサセル3により供給される酸素供給速度と、
第2内部空間5bへ導入される水素導入速度が釣り合っ
ている。すなわち、図3(b)に示す電極間電圧Vsと
センサセル電流Isの関係を基に、センサセル電流Is
が定電流領域となるように、電源32による電極間の制
御電圧を一定値V1 とすることにより、第2内部空間5
b内の水素を過不足なく酸化することができる。それと
同時に、第2の電流計33にてセンサセル電流Isを測
定することで、水素濃度を検出できる。
【0039】なお、図3(b)中の定電流領域は水素濃
度が高いほど負電圧側にシフトする。従って、センサセ
ル3の制御電圧を一定とせず、水素濃度に応じた制御電
圧を設定することもできる。この場合には、図1(b)
のように、電源32の代わりに可変電源34を設置し、
予め決めておいた制御電圧V 1´(図3(b)中の点
線)のラインに基づいて可変電源34を制御する。この
時、センサ作動中の、電極間電圧Vs、センサセル電流
Isの値は、制御電圧V 1´のライン上を動くことにな
り、例えば、水素濃度が0.25%から0.75%に変
化したとすると、VsとIsは始めC点にあるが、水素
濃度の増加により、センサセル電流Isが減少(絶対値
は増加)し、電極間電圧VsもV 1´のライン上を移動
して、D点で止まる。逆に、水素濃度が小さくなる方向
に変化した場合には、センサセル電流Isの増加(絶対
値は減少)に伴い、電極間電圧VsがV 1´のライン上
を移動して、D点からC点に到達する。このようにセン
サセル3の制御電圧を可変とすることで、より正確に水
素濃度を測定できる。
【0040】図4(a)に、本発明の水素センサを用い
た水素濃度の測定結果の一例を示す。また、水素濃度1
%の被測定ガスについて、水蒸気濃度を変更してその影
響を調べたところ、図4(b)に示すように、水蒸気濃
度によるセンサセル電流値の変動は見られなかった。こ
のように、本発明の水素センサは、水蒸気濃度の影響が
実質的にないので、水素濃度の検出精度を向上させるこ
とができる。しかも、構成が簡易で製作が容易であり、
コストが増加させることもない。
【0041】図5は、ハイブリッド車または電気自動車
に使用される電池の充放電制御システムを示す図で、上
記構成の水素センサ1を用いた電池の過充電・過放電検
出装置を備えている。図中、被測定ガス存在空間となる
電池室Aは、電池ケースB内に収容される複数のニッケ
ル水素電池Cを備えており、電池室Aの上部壁に上記水
素センサ1が取付けられて、過充電・過放電検出装置の
一部を構成している。水素センサ1は、センサ制御回路
91を介してECU92に接続され、ECU92は水素
センサ1にて測定される被測定ガス中の水素濃度に基づ
いて、電池の過充電・過放電を検知し、充放電を制御す
る。
【0042】電池室A内において、電池が過充電または
過放電となると、下記式のように電解液中の水の電気分
解によって水素と酸素が発生する。 正極 2H2 O+2e- →H2 O+2OH- 負極 4OH- →2H2 O+O2 +4e- 従って、水素センサ1の検出値から過充電または過放電
を検知することが可能で、水素センサ1で所定値以上と
水素の発生が検知されると、ECU92は過充電・過放
電と判断して、インバータ93に充放電を停止する信号
を出力する。
【0043】このように、本発明の水素センサを、電池
の充放電制御システムに応用することができ、電池の過
充電または過放電の検知精度を高めて、制御性を向上す
ることができる。
【0044】図6は、上記構成の水素センサ1を燃料電
池システムの水素ガス漏れ検出装置に適用した例であ
る。図6に概略構成を示す燃料電池システムでは、メタ
ノール等の燃料と水蒸気を改質器94に導入して改質反
応させることにより燃料となる水素を取り出している。
水素センサ1は、改質器94の内部あるいは近傍、また
は改質器にて生成した水素を燃料電池へ送出する配管系
95aや、余剰となった水素を循環させる配管系96b
の近傍に配置される。そして、これら改質器94や配管
系95a、96bから漏れた水素を検出する。
【0045】このように、本発明の水素センサを燃料電
池システムの水素漏れの検出に利用することもでき、シ
ステムの安全性を向上することができる。
【0046】なお、上記実施の形態では、可変電源22
を用いて酸素ポンプセル2に水素濃度に応じた電圧Vo
を印加する構成としたが、被測定ガス中の酸素濃度があ
まり変化しない場合、例えば、空気中への水素の漏れ検
知に用いる場合等では、所定の一定電圧を印加すること
も可能であり、制御回路を簡略化できる。
【0047】また、上記実施の形態では、内部空間5
を、酸素ポンプセル2側(上流側)の第1内部空間5a
とセンサセル側(下流側)の第2内部空間5bとに区画
し、両空間5a、5bの間に絞り部4cを設けることに
より、互いのガス雰囲気の影響が小さくなるようにして
いるが、特に、絞り部4cを設けなくとも、両空間5
a、5bの間で互いのガス雰囲気が影響し難くなる程度
に離間させるだけでも良い。あるいは、絞り部4cに代
えて多孔質体を設置することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1の実施の形態を示す水
素センサの概略構成を示す断面図、(b)は本発明の第
2の実施の形態を示す水素センサの概略構成を示す断面
図である。
【図2】図1(a)の展開図である。
【図3】(a)は、酸素ポンプセルの電圧−電流特性を
示す図、(b)はセンサセルの電圧−電流特性を示す図
である。
【図4】(a)は、センサセルにおける水素濃度の検出
特性を示す図、(b)はセンサセル電流の水蒸気濃度依
存性を示す図である。
【図5】本発明の水素センサを用いた電池の過充電・過
放電検出装置を含む充放電制御システムの全体構成を示
す図である。
【図6】本発明の水素センサを用いた水素ガス漏れ検出
装置を含む燃料電池システムの全体構成を示す図であ
る。
【符号の説明】 1 水素センサ 11 ピンホール(拡散抵抗手段) 2 酸素ポンプセル 21 酸素イオン導電性固体電解質体 22 可変電源 23 第1の電流計(第1の電流検出手段) 2a、2b 一対の電極 3 センサセル 31 酸素イオン導電性固体電解質体 32 電源 33 第2の電流計(第2の電流検出手段) 34 可変電源 3a、3b 一対の電極 4、6 スペーサ 4c 絞り部(第2の拡散抵抗手段) 5 内部空間 5a 第1内部空間 5b 第2内部空間 7 基準ガス空間 8 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 27/46 327G 327R 327N

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定ガス存在空間から拡散抵抗手段を
    通じて被測定ガスが導入される内部空間と、 酸素イオン導電性固体電解質の表面に、一方の電極が上
    記内部空間に面する一対の電極を設けてなり、これら一
    対の電極への通電により上記内部空間から酸素を排出す
    る酸素ポンプセルと、 上記酸素ポンプセルの上記一対の電極間の電圧を制御す
    る可変電源と、 上記酸素ポンプセルの一対の電極間に流れる電流値を検
    出する第1の電流検出手段と、 基準酸素濃度ガスが導入される基準ガス空間と、 酸素イオン導電性固体電解質の表面に、一方の電極が上
    記内部空間に面し、他方の電極が上記基準ガス空間に面
    する一対の電極を設けてなり、これら一対の電極間に上
    記内部空間内の水素濃度に依存した電流を発生するセン
    サセルと、 上記センサセルの上記一対の電極間の電圧を所定値に制
    御する電源と、 上記センサセルの一対の電極間に流れる電流値を検出す
    る第2の電流検出手段とを備え、 上記第1の電流検出手段の検出値に応じて上記可変電源
    を制御し、上記内部空間内の酸素濃度を実質的に水素濃
    度の測定に影響しない低濃度とするとともに、上記第2
    の電流検出手段の検出値により、被測定ガス中の水素濃
    度を測定することを特徴とする水素センサ。
  2. 【請求項2】 上記内部空間を、上記酸素ポンプセルの
    上記一方の電極が面する第1内部空間と、上記センサセ
    ルの上記一方の電極が面する第2内部空間とに区画し、
    これら第1および第2内部空間を連通する第2の拡散抵
    抗手段を設けた請求項1記載の水素センサ。
  3. 【請求項3】 上記センサセルの上記電源を可変電源と
    し、この可変電源を、上記第2の電流検出手段の検出値
    に応じて制御する請求項1または2記載の水素センサ。
  4. 【請求項4】 上記酸素ポンプセルの上記一対の電極間
    の電圧を、水蒸気の電気分解が起こらない値に制御する
    請求項1ないし3のいずれか記載の水素センサ。
  5. 【請求項5】 上記酸素ポンプセルの上記可変電源に代
    えて、上記一対の電極間の電圧を所定値に制御する電源
    を設けた請求項1ないし4のいずれか記載の水素セン
    サ。
  6. 【請求項6】 上記酸素ポンプセルの、上記内部空間に
    面する一方の電極を、Pt−Auサーメット電極とする
    請求項1ないし5のいずれか記載の水素センサ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか記載の水素
    センサを備え、電池の充放電時に、上記水素センサを用
    いて電池室内における水素の発生を検知することによ
    り、過充電または過放電を検出することを特徴とする電
    池の過充電・過放電検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれか記載の水素
    センサを備え、燃料電池の改質器または改質器にて発生
    した水素の配管経路からの水素の漏れを検出することを
    特徴とする燃料電池の水素ガス漏れ検出装置。
JP2000212883A 2000-07-13 2000-07-13 水素センサと電池の過充電・過放電検出装置および燃料電池の水素ガス漏れ検出装置 Withdrawn JP2002022700A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000212883A JP2002022700A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 水素センサと電池の過充電・過放電検出装置および燃料電池の水素ガス漏れ検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000212883A JP2002022700A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 水素センサと電池の過充電・過放電検出装置および燃料電池の水素ガス漏れ検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002022700A true JP2002022700A (ja) 2002-01-23

Family

ID=18708726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000212883A Withdrawn JP2002022700A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 水素センサと電池の過充電・過放電検出装置および燃料電池の水素ガス漏れ検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002022700A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004258033A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Robert Bosch Gmbh ガスセンサのセンサ素子
KR100823919B1 (ko) * 2002-03-21 2008-04-22 주식회사 엘지이아이 연료전지 시스템의 액체연료 농도 측정 장치 및 이를이용한 연료전지 시스템의 성능 조절 장치
WO2012177754A1 (en) * 2011-06-20 2012-12-27 Pratt & Whitney Rocketdyne, Inc. System and method for sensing and mitigating hydrogen evolution within a flow battery system
US20190020044A1 (en) * 2017-07-12 2019-01-17 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Electrochemical device comprising a hydrogen sensor

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100823919B1 (ko) * 2002-03-21 2008-04-22 주식회사 엘지이아이 연료전지 시스템의 액체연료 농도 측정 장치 및 이를이용한 연료전지 시스템의 성능 조절 장치
JP2004258033A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Robert Bosch Gmbh ガスセンサのセンサ素子
JP4625261B2 (ja) * 2003-02-27 2011-02-02 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ガスセンサのセンサ素子
WO2012177754A1 (en) * 2011-06-20 2012-12-27 Pratt & Whitney Rocketdyne, Inc. System and method for sensing and mitigating hydrogen evolution within a flow battery system
US8668997B2 (en) 2011-06-20 2014-03-11 United Technologies Corporation System and method for sensing and mitigating hydrogen evolution within a flow battery system
CN103733409A (zh) * 2011-06-20 2014-04-16 联合工艺公司 用于感测和减少液流电池系统内的氢析出的系统和方法
US9356303B2 (en) 2011-06-20 2016-05-31 United Technologies Corporation System and method for sensing and mitigating hydrogen evolution within a flow battery system
US20190020044A1 (en) * 2017-07-12 2019-01-17 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Electrochemical device comprising a hydrogen sensor
US10790524B2 (en) * 2017-07-12 2020-09-29 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Electrochemical device comprising a hydrogen sensor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2885336B2 (ja) 被測定ガス中のNOx濃度の測定方法及び測定装置
US4300991A (en) Air-fuel ratio detecting apparatus
JP3953677B2 (ja) ガスセンサ
JP3272215B2 (ja) NOxセンサ及びNOx測定方法
EP0710996A1 (en) Fuel cell generator with control and measuring system of the carbon monoxide amount in the fuel gas
JPH09113484A (ja) 被測定ガス中の所定ガス成分の測定方法及び測定装置
JP2003297408A (ja) 水分量センサおよびこの水分量センサを用いた燃料電池システム
JPS6156779B2 (ja)
US7087151B2 (en) Hydrogen sensor for use in battery overcharge/overdischarge detector and hydrogen leakage detector
JPH0927336A (ja) 燃料電池スタックの診断方法
JPH0473101B2 (ja)
US6500574B2 (en) Method and apparatus for a fuel cell based fuel sensor
Sridhar et al. Effect of oxygen-containing species on the impedance of the Pt/YSZ interface
JP2004053579A (ja) ガスセンサ素子及び含水素ガスの測定方法
JP4362266B2 (ja) 燃料ガスの供給不足検出方法および燃料電池の制御方法
EP3240073B1 (en) Fuel battery state detection device and method
JP4011429B2 (ja) ガスセンサを具備する燃料電池システムおよびガスセンサを具備する燃料電池車両
JP2002022700A (ja) 水素センサと電池の過充電・過放電検出装置および燃料電池の水素ガス漏れ検出装置
JP2002139468A (ja) ガスセンサ
JP3511468B2 (ja) 被測定ガス中のNOx濃度の測定方法
JP3607453B2 (ja) ガスセンサ
JP3499421B2 (ja) NOxガス濃度測定方法及びNOxガス濃度検出器
JP4003879B2 (ja) ガスセンサ素子の製造方法およびガスセンサ素子
JPH0121593B2 (ja)
JP2001153840A (ja) ガスセンサ及び可燃性ガス成分濃度の検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20061012

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20061017

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090127

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090721