JP2002021874A - 動力伝達機構 - Google Patents

動力伝達機構

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JP2002021874A
JP2002021874A JP2000204958A JP2000204958A JP2002021874A JP 2002021874 A JP2002021874 A JP 2002021874A JP 2000204958 A JP2000204958 A JP 2000204958A JP 2000204958 A JP2000204958 A JP 2000204958A JP 2002021874 A JP2002021874 A JP 2002021874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力流体源の故障時に被駆動部材56を低速
回転させるとともに、駆動軸14に対して制動を行うと
き、その制動能力を向上させる。 【解決手段】 圧力流体源の故障時、第1、第2ピス
トン64、74に圧力流体が導かれなくなるため、被駆動部
材56は低速回転するが、アスファルトフィニッシャは低
速走行時に土木建設作業を行うため、この作業を問題な
く継続できる。また、ネガティブブレーキ33によって駆
動軸14に制動力を付与しているとき、被駆動部材56に大
きな回転力が付与されても、この回転は減速機50により
増速されるため、駆動軸14に弱められて伝達される。こ
の結果、前記ブレーキ33の制動力で駆動軸14を十分に制
動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駆動軸の回転を
第1、第2摩擦クラッチのいずれか一方によって被駆動
部材に伝達し、該被駆動部材を回転させるようにした動
力伝達機構に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、第1、第2摩擦クラッチの
切換え時における被駆動部材のフリー回転の阻止を目的
として、特願平11−139595号において、以下の
ような動力伝達機構を提案した。
【0003】即ち、駆動軸の駆動回転をネガティブ型の
第1摩擦クラッチまたはポジティブ型の第2摩擦クラッ
チのいずれか一方によって被駆動部材に伝達し、該被駆
動部材を回転させるようにした動力伝達機構において、
前記第1摩擦クラッチを、複数枚の第1摩擦板と、第1
摩擦板に接近離隔可能で、第1摩擦板に押し付けられた
とき第1摩擦クラッチを接続状態とする第1ピストン
と、第1ピストンを第1摩擦板に押し付けるよう付勢す
る第1スプリングとから構成するとともに、前記第2摩
擦クラッチを、複数枚の第2摩擦板と、第2摩擦板に接
近離隔可能で、第2摩擦板に押し付けられたとき第2摩
擦クラッチを接続状態とする第2ピストンと、第2ピス
トンを第2摩擦板から離隔させるよう付勢し、前記第1
スプリングよりばね定数の小さな第2スプリングとから
構成し、さらに、前記第1ピストンに第1摩擦板から離
隔する方向の流体力を、一方、第2ピストンに第2摩擦
板に接近する方向の流体力を同時に付与することができ
る流体通路を設けた動力伝達機構である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そして、前記出願の第
1実施形態においては、被駆動部材の回転を高・低速の
2段階に切換えられるように駆動軸と第2摩擦クラッチ
との間に遊星歯車型減速機を配置しているが、このよう
な位置に減速機を配置すると、流体通路に圧力流体を供
給する圧力流体源が故障して圧力流体の供給が停止した
とき、ネガティブ型の第1摩擦クラッチが接続状態とな
るため、駆動軸の回転がそのまま被駆動部材に伝達され
て被駆動部材が高速回転してしまうのである。
【0005】ここで、前述の動力伝達機構が、例えば低
速走行時に土木建設作業を行うアスファルトフィニッシ
ャ等の土木建設機械用走行駆動装置として用いられてい
た場合には、前述のように圧力流体源が故障すると、ア
スファルトフィニッシャは高速走行しかできなくなるた
め、土木建設作業の継続が困難となってしまうという問
題点がある。
【0006】また、前記出願の第1実施形態に記載され
たものは、駆動軸の回転停止時に該駆動軸に対してネガ
ティブブレーキにより制動力を付与しているが、このよ
うな駆動軸の回転停止時には前記流体通路にも圧力流体
が供給されていないため、駆動軸と被駆動部材とは接続
状態の第1摩擦クラッチを介して減速を行うことなく接
続されることになる。この結果、被駆動部材に大きな回
転力が付与された場合には、この回転力が駆動軸にその
まま伝達されるため、前記ネガティブブレーキによる制
動が不十分となってしまうことがあるという問題点もあ
る。
【0007】この発明は、圧力流体源の故障時に被駆動
部材を低速回転させることができるとともに、駆動軸に
対して十分な制動を行うことができる動力伝達機構を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、駆動
軸と被駆動部材との間に配置され、弾性部材の弾性力に
より第1ピストンが第1摩擦板に押し付けられたとき接
続状態となり、圧力流体が導かれたとき、その流体力に
より弾性部材を圧縮しながら第1摩擦板から離れ遮断状
態となるネガティブ型の第1摩擦クラッチ、および、圧
力流体が導かれたとき、その流体力により第2ピストン
が第2摩擦板に押し付けられて接続状態となるポジティ
ブ型の第2摩擦クラッチを備え、圧力流体を第1、第2
ピストンに同時に導くことにより、第2摩擦クラッチの
みを接続状態として駆動軸の駆動回転を被駆動部材に伝
達し、一方、圧力流体が第1、第2ピストンのいずれに
も導かれていないときには、第1摩擦クラッチのみが接
続状態となって駆動軸の駆動回転を被駆動部材に伝達す
るようにした動力伝達機構であって、前記第1摩擦クラ
ッチと駆動軸との間に歯車式減速機を配置することによ
り、達成することができる。
【0009】今、圧力流体が第1、第2ピストンのいず
れにも導かれておらず、これにより、第1ピストンが弾
性部材の弾性力により第1摩擦板に押し付けられて第1
摩擦クラッチが接続状態となっているとする。このと
き、第2ピストンは第2摩擦板を押し付けることはない
ので、第2摩擦クラッチは遮断状態となり、前述のよう
に第1摩擦クラッチのみが接続状態となっている。この
結果、駆動軸の駆動回転は、第1摩擦クラッチと駆動軸
との間に配置された歯車式減速機により減速された後、
被駆動部材に伝達され、該被駆動部材を低速回転させ
る。
【0010】ここで、圧力流体源が故障した場合には、
前述と同様に第1、第2ピストンのいずれにも圧力流体
が導かれなくなるため、被駆動部材は低速回転すること
となるが、本発明を低速走行時に土木建設作業を行う土
木建設機械用の走行駆動装置として用いたときには、前
述した圧力流体源の故障時に土木建設機械は低速走行す
ることとなり、土木建設作業を問題なく継続することが
できる。
【0011】また、圧力流体が第1、第2ピストンのい
ずれにも導かれていない場合として、前述した土木建設
機械の走行停止時があるが、このような場合には、通
常、駆動軸に制動力を付与している。この状態で、前記
被駆動部材に大きな回転力が付与されると、この被駆動
部材における回転は歯車式減速機により増速されるた
め、駆動軸には前記回転力が弱められて伝達される。こ
の結果、前述した制動力で駆動軸を十分に制動すること
ができ、制動能力が向上する。
【0012】次に、圧力流体が第1、第2ピストンの双
方に同時に導かれると、第2ピストンが該圧力流体の流
体力により第2摩擦板を押し付けられ、第2摩擦クラッ
チが接続状態となる。このとき、第1ピストンは圧力流
体の流体力により弾性部材を圧縮しながら第1摩擦板か
ら離れるため、第1摩擦クラッチは遮断状態となり、前
述のように第2摩擦クラッチのみが接続状態となる。こ
の結果、駆動軸の駆動回転は、第2摩擦クラッチを介し
て被駆動部材にそのまま伝達され、該被駆動部材を高速
回転させる。
【0013】なお、請求項2に記載のように構成すれ
ば、ネガティブ型の第1摩擦クラッチを軸方向外側に配
置しているため、解除手段は第2摩擦クラッチを越えて
延在する必要が無くなり、この結果、解除手段の構造を
簡単とすることができる。さらに、請求項3に記載のよ
うに構成すれば、第2摩擦クラッチが接続状態となって
被駆動部材が高速回転しているとき、流体モータを高速
回転させ、一方、第1摩擦クラッチが接続状態となって
被駆動部材が低速回転しているとき、流体モータを低速
回転させることができるため、被駆動部材を広い範囲で
速度制御することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1、2において、11は、土木
建設機械、例えばアスファルトフィニッシャの走行フレ
ームに取り付けられた固定ケーシングであり、この固定
ケーシング11内に形成された収納室12には駆動手段とし
ての斜板式流体モータ13が収納されている。14は駆動軸
であり、この駆動軸14は前記流体モータ13の出力軸10の
他端に一体的に連結されている。前記流体モータ13は円
筒状のシリンダブロック15を有し、このシリンダブロッ
ク15には前記出力軸10が挿入されてスプライン結合され
ている。前記シリンダブロック15に形成された複数のシ
リンダ穴16にはプランジャ17がそれぞれ摺動可能に挿入
され、これらプランジャ17の先端にはシュー18が連結さ
れている。
【0015】19は固定ケーシング11の一端面に固定され
前記収納室12の一端開口を閉止するサイドブロックであ
り、このサイドブロック19内に設けられた図示していな
い一対の給排通路は、シリンダブロック15とサイドブロ
ック19との間に介装されたタイミングプレート20の給排
孔20aを介してシリンダ穴16に連結されている。また、
これら給排通路は図示していない切換弁を介して流体ポ
ンプおよびタンクに接続され、前記切換弁が切換えられ
ることにより、いずれかが供給側、残りが排出側とな
る。
【0016】21はシリンダブロック15より他側の収納室
12内に収納された略リング状の斜板であり、この斜板21
の一端面には傾斜面22が形成され、この傾斜面22には前
記シュー18が摺接している。また、斜板21の他端面には
2個の平坦面が形成されるとともに、これら平坦面の境
界上には支点部材31が配置されている。23は収納室12の
他端面に形成されたシリンダ室であり、このシリンダ室
23には斜板21の薄肉部の他端面に当接している傾転ピス
トン24が摺動可能に収納されている。
【0017】25は固定ケーシング11、サイドブロック19
に形成された切換え通路であり、この切換え通路25の一
端は図示していない圧力流体源としての流体ポンプに、
また、その他端は前記シリンダ室23にそれぞれ接続され
ている。この切換え通路25の途中には開閉弁26が介装さ
れ、この開閉弁26は、パイロット通路27を通じて圧力流
体がパイロット圧として供給されたとき、スプール28が
スプリング29を圧縮しながら移動することで、開とな
り、一方、パイロット通路27に対する圧力流体の供給が
停止すると、スプール28がスプリング29に付勢されて移
動し、閉となる。
【0018】そして、前記開閉弁26が開閉して傾転ピス
トン24が突出したり引っ込んだりすると、斜板21は前記
支点部材31を中心として高速傾転位置と低速傾転位置と
の2つの傾転位置の間を傾転するが、このような斜板21
の傾転位置の変化によりシリンダブロック15内のプラン
ジャ17のストロークは2段階に変更され、これにより、
出力軸10、シリンダブロック15、駆動軸14の回転速度が
高、低速の2段階に切換えられ、幅広い回転数制御が行
われる。前述した出力軸10、シリンダブロック15、プラ
ンジャ17、シュー18、タイミングプレート20、斜板21は
全体として、斜板21の傾転位置が2段に変化することに
より回転速度が高、低速の2段に切換わる前記流体モー
タ13を構成する。
【0019】そして、前記切換え通路25を通じて傾転ピ
ストン24に圧力流体が供給されると、該傾転ピストン24
は突出して前記斜板21を低速傾転位置から高速傾転位置
に傾転させる。前述したシリンダ室23、傾転ピストン2
4、切換え通路25、開閉弁26、パイロット通路27は全体
として、斜板21を支点部材31を中心として2つの傾転位
置の間で傾転させる傾転手段30を構成する。
【0020】33は流体モータ13の停止時に該流体モータ
13に制動力を付与するネガティブブレーキであり、この
ネガティブブレーキ33は、シリンダブロック15の外周に
スプライン結合された複数枚の内側摩擦板34と、固定ケ
ーシング11の収納室12の内周にスプライン結合された複
数枚の外側摩擦板35とを有する。そして、このネガティ
ブブレーキ33は、ブレーキ通路36に対して圧力流体の供
給が停止されているときには、スプリング37に付勢され
たピストン38により外側摩擦板35が内側摩擦板34に押し
付けられて、シリンダブロック15に制動力を付与し、一
方、ブレーキ通路36に圧力流体が供給されてピストン38
がスプリング37を圧縮しながら一側に移動すると、外側
摩擦板35が内側摩擦板34から離れてシリンダブロック15
の回転を許容する。
【0021】前記固定ケーシング11は他端部に軸方向に
延びるとともに周方向に等距離離れた複数本の円柱状の
柱部41を有し、これらの柱部41の他端には円板状の端板
42が着脱可能に取り付けられている。43は一対の軸受40
を介して前記固定ケーシング11および端板42に回転可能
に支持された略円筒状のハブであり、このハブ43の外周
には前記アスファルトフィニッシャの駆動輪が連結され
ている。44は前記ハブ43の他端に固定され該ハブ43の他
端開口を閉止する略円板状のカバーであり、このカバー
44の半径方向外端部には内歯車45が設けられ、また、こ
のカバー44の中央には前記駆動軸14の他端が軸受46を介
して回転可能に支持されている。
【0022】47は前記駆動軸14の他端部にスプラインに
よって軸方向に移動可能で該駆動軸14と一体回転するよ
う連結された太陽歯車であり、この太陽歯車47および前
記内歯車45には周方向に離れた複数の遊星歯車48が噛み
合っている。そして、前記駆動軸14が回転すると、この
回転は太陽歯車47から遊星歯車48に伝達されて、該遊星
歯車48を該遊星歯車48の中央に挿入された伝達軸49の回
りに回転(自転)させるが、このとき、該遊星歯車48に
噛み合っている内歯45(ハブ43、カバー44)は後述のよ
うに減速回転しているため、遊星歯車48は伝達軸49と共
に太陽歯車47の周囲を回転(公転)し、この公転が後述
の第1摩擦クラッチ54に出力される。前述した内歯車4
5、太陽歯車47、遊星歯車48は全体として、太陽歯車47
(駆動軸14)の回転を減速して伝達軸49に出力する遊星
歯車式減速機50を構成する。
【0023】53は減速機50と端板42との間に配置された
動力伝達機構であり、この動力伝達機構53はネガティブ
型の第1摩擦クラッチ54と、ポジティブ型の第2摩擦ク
ラッチ55と、これら第1、第2摩擦クラッチ54、55のい
ずれか一方から回転を伝達されて回転する被駆動部材56
とを有し、前記第1摩擦クラッチ54は第2摩擦クラッチ
55より外部に近い軸方向外側(軸方向他側)に配置され
ている。また、前記被駆動部材56は前記第1、第2摩擦
クラッチ54、55を半径方向外側から囲む円筒部57と、第
2摩擦クラッチ55の軸方向一側に配置された円板部58と
から構成されている。
【0024】ここで、前記第1摩擦クラッチ54は駆動軸
14に回転可能に支持された第1クラッチ本体60を有し、
この第1クラッチ本体60は、前記伝達軸49が挿入される
ことで、伝達軸49、即ち遊星歯車48の公転速度と等速で
回転する。このように第1摩擦クラッチ54と前記駆動軸
14との間には前記減速機50が配置されている。
【0025】そして、この第1クラッチ本体60の半径方
向外端部の外周には複数枚の第1内側摩擦板61がスプラ
イン結合されている。62は前記被駆動部材56の円筒部57
の内周にスプライン結合された複数枚の第1外側摩擦板
であり、これら第1外側摩擦板62は前記第1内側摩擦板
61と軸方向に交互に配置されている。前述した第1内
側、外側摩擦板61、62は全体として、複数枚の第1摩擦
板63を構成する。
【0026】64は第1クラッチ本体60の外側に摺動可能
に嵌合され、前記第1摩擦板63に接近離隔することがで
きる第1ピストンであり、この第1ピストン64と第1ク
ラッチ本体60との間には弾性部材としての第1スプリン
グ65が介装され、この第1スプリング65は大きなバネ定
数で、第1ピストン64を前記第1摩擦板63に押し付ける
よう付勢する。
【0027】そして、前記第1ピストン64が第1スプリ
ング65の弾性力により第1摩擦板63に押し付けられる
と、第1内側、外側摩擦板61、62同士が高接圧下で摩擦
接触するため、第1摩擦クラッチ54が接続状態となり、
これにより、減速機50によって減速された駆動軸14の回
転が被駆動部材56に伝達される。一方、第1ピストン64
が前記第1スプリング65を圧縮しながら第1摩擦板63か
ら離隔すると、第1摩擦クラッチ54は遮断状態となって
駆動軸14の回転は被駆動部材56に伝達されない。前述し
た第1クラッチ本体60、第1摩擦板63、第1ピストン6
4、第1スプリング65は全体として、前記第1摩擦クラ
ッチ54を構成する。
【0028】一方、前記第2摩擦クラッチ55は第2クラ
ッチ本体68を有し、この第2クラッチ本体68は前記駆動
軸14にスプライン結合されている。前記第2クラッチ本
体68の半径方向外端部の外周には複数枚の第2内側摩擦
板69がスプライン結合され、一方、被駆動部材56の円筒
部57の内周には複数枚の第2外側摩擦板70がスプライン
結合され、これら第2外側摩擦板70と前記第2内側摩擦
板69とは軸方向に交互に配置されている。前述した第2
内側、外側摩擦板69、70は全体として、複数枚の第2摩
擦板71を構成する。
【0029】74は第2クラッチ本体68の外側に摺動可能
に嵌合され、前記第2摩擦板71に接近離隔することがで
きる第2ピストンであり、この第2ピストン74と第2ク
ラッチ本体68との間には、該第2ピストン74を前記第2
摩擦板71から離隔させるよう付勢するとともに、前記第
1スプリング65よりばね定数がかなり小さい第2スプリ
ング75が介装されている。
【0030】そして、前記第2ピストン74が第2摩擦板
71に押し付けられると、第2内側、外側摩擦板69、70同
士が高接圧下で摩擦接触するため、第2摩擦クラッチ55
が接続状態となり、これにより、駆動軸14の回転が被駆
動部材56に減速されることなくそのまま伝達され、一
方、第2ピストン74が第2摩擦板71から離隔すると、第
2摩擦クラッチ55は遮断状態となって駆動軸14の回転は
被駆動部材56に伝達されない。前述した第2クラッチ本
体68、第2摩擦板71、第2ピストン74、第2スプリング
75は全体として、前記第2摩擦クラッチ55を構成する。
【0031】このように駆動軸14と第1摩擦クラッチ54
との間に前記遊星歯車式減速機50を配置する一方で、駆
動軸14と第2摩擦クラッチ55とを直結すると、第1、第
2摩擦クラッチ54、55の切換えにより、被駆動部材56の
回転速度を簡単な構造で2段階に切換えることができ
る。
【0032】78は固定ケーシング11および駆動軸14内に
形成された供給通路であり、この供給通路78の一端は図
示していない切換弁等を介して前述の流体ポンプに接続
され、一方、他端部は2股に分岐するとともに、駆動軸
14の他端部外周に軸方向に離れて開口している。79、80
は第1、第2クラッチ本体60、68内にそれぞれ形成され
た接続通路であり、これら接続通路79、80の一端は前記
供給通路78の他端に連通し、その他端は第1、第2クラ
ッチ本体60、68と、受圧面積がほぼ同一である第1、第
2ピストン64、74との間に形成された第1、第2シリン
ダ室81、82にそれぞれ連通している。
【0033】この結果、前記供給通路78を通じて第1、
第2ピストン64、74に同時に圧力流体が供給されると、
第1ピストン64は前記圧力流体の流体力により第1スプ
リング65を圧縮しながら第1摩擦板63から離れ、第1摩
擦クラッチ54を遮断状態に切換えるとともに、第2ピス
トン74は同様の流体力により第2摩擦板71に押し付けら
れて第2摩擦クラッチ55のみを接続状態に切換え、駆動
軸14の駆動回転を被駆動部材56にそのまま伝達する。
【0034】一方、該供給通路78から第1、第2ピスト
ン64、74のいずれに対しても圧力流体が供給されなくな
ると、第1ピストン64は第1スプリング65の弾性力によ
り第1摩擦板63に押し付けられて第1摩擦クラッチ54の
みを接続状態に切換え、駆動軸14の駆動回転を減速機50
により減速しながら被駆動部材56に伝達するとともに、
第2ピストン74は第2スプリング75の弾性力により第2
摩擦板71から押し離され、第2摩擦クラッチ55を遮断状
態に切換える。
【0035】前述した供給通路78、接続通路79、80は全
体として、第1、第2ピストン64、74に同時に圧力流体
を導くことにより、第1ピストン64に第1摩擦板63から
離隔する方向の流体力を、一方、第2ピストン74に第2
摩擦板71に接近する方向の流体力を同時に付与すること
ができる流体通路83を構成する。
【0036】このように駆動軸14の回転速度は流体モー
タ13によって2段階に切換えられ、さらに、第1、第2
摩擦クラッチ54、55の接続、遮断によってさらに2段階
に切換えられるが、ここで、前述のように同一流体ポン
プからの圧力流体を傾転ピストン24および第1、第2ピ
ストン64、74に共に導くようにすれば、第2摩擦クラッ
チ55のみが接続状態となって被駆動部材56が高速回転し
ているときに、流体モータ13を高速回転させることがで
きる。
【0037】逆に、傾転ピストン24および第1、第2ピ
ストン64、74に対する圧力流体の供給を共に停止すれ
ば、第1摩擦クラッチ54のみが接続状態となって被駆動
部材56が低速回転しているときに、流体モータ13を低速
回転させることができ、これにより、被駆動部材56を広
い範囲で速度制御することができる。
【0038】86は前記ハブ43の内部で流体モータ13と動
力伝達機構53との間に設置された偏心揺動型の減速機で
あり、この減速機86は被駆動部材56の回転を減速してハ
ブ43に出力する。前記減速機86はハブ43の一端部内周に
設けられた多数の内歯ピン87を有し、これらの内歯ピン
87は軸方向に延びるとともに、周方向に等距離離れて配
置されている。88は前記ハブ43内に収納された円板状を
している2個のピニオンであり、各ピニオン88の外周に
は前記内歯ピン87に噛み合うとともに該内歯ピン87の数
より若干少ない歯数の外歯89が形成されている。
【0039】また、各ピニオン88には複数の貫通した遊
嵌孔90および軸孔91が形成され、前記遊嵌孔90には固定
ケーシング11の柱部41が遊嵌されている。92は前記駆動
軸14に平行に延びる複数のクランク軸であり、これらク
ランク軸92は固定ケーシング11および端板42に回転可能
に支持されている。各クランク軸92はクランク軸92の中
心軸から逆方向に偏心した2個の偏心部93を有し、これ
ら偏心部93はピニオン88の軸孔91内にそれぞれ挿入され
ている。
【0040】95は端板42より他側の駆動軸14の外側に回
転可能に嵌合された外歯車であり、この外歯車95の他端
部には被駆動部材56の円板部58の半径方向内端が連結さ
れ、一方、この外歯車95の一端部には各クランク軸92の
他端に固定された外歯車96が噛み合っている。この結
果、被駆動部材56の回転が外歯車95、96を介してクラン
ク軸92に伝達され、該クランク軸92が中心軸回りに回転
すると、これらクランク軸92の偏心部93はピニオン88の
軸孔91内において偏心回転してピニオン88を偏心公転運
動させる。
【0041】このとき、外歯89の数が内歯ピン87の数よ
り若干少ないため、ハブ43はピニオン88の偏心公転運動
により大幅に減速されて低速で回転する。前述した内歯
ピン87、ピニオン88、クランク軸92は全体として、被駆
動部材56に外歯車95、96を介して連結され、該被駆動部
材56の回転を偏心回転するピニオン88により高比で減速
してハブ43に出力する前記偏心揺動型の減速機86を構成
する。
【0042】98は第1摩擦クラッチ54の第1クラッチ本
体60に摺動可能に挿入され駆動軸14に平行に延びる解除
ロッドであり、この解除ロッド98の一端は第1ピストン
64の他端面に当接し、その他端は軸受97を介して太陽歯
車47に当接している。99はカバー44に形成された貫通し
ているねじ孔である。そして、このねじ孔99にねじ部材
をねじ込み、軸受46、97、太陽歯車47、解除ロッド98を
一体的に一側に移動させることで、第1ピストン64を第
1スプリング65に対抗して第1摩擦板63から離隔するよ
う一側に移動させると、接続状態となっていたネガティ
ブ型の第1摩擦クラッチ54は遮断状態に切換えられ、被
駆動部材56よりハブ43側の駆動系統を駆動軸14から切り
離してフリー状態とすることができる。
【0043】前述した解除ロッド98、ねじ孔99は全体と
して、エンジン、油圧系統等の故障によってアスファル
トフィニッシャを牽引する必要があるときなどに、ネガ
ティブ型の第1摩擦クラッチ54を接続状態から解除して
遮断状態に切換える手動式の解除手段 100を構成する。
そして、前述のようにネガティブ型の第1摩擦クラッチ
54を第2摩擦クラッチ55の軸方向外側に配置すれば、解
除手段 100は第2摩擦クラッチ55を越えて延在する必要
が無くなり、この結果、解除手段 100の構造を簡単とす
ることができる。
【0044】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。今、一方の給排通路を通じて圧力流体がい
ずれかのシリンダ穴16に供給され、該シリンダ穴16内の
プランジャ17を斜板21に向かって突出させて傾斜面22に
押し付けているとする。このとき、プランジャ17の先端
はシュー18を介して傾斜面22に摺接しているので、前記
押圧力の周方向分力がプランジャ17に作用し、これによ
り、プランジャ17、シュー18は傾斜面22上を摺動し、プ
ランジャ17、シリンダブロック15、出力軸10、駆動軸14
を一体的に駆動回転させる。また、このとき、ブレーキ
通路36に供給された圧力流体はピストン38をスプリング
37に対抗して外側摩擦板35から離隔するよう一側に移動
させ、駆動軸14をネガティブブレーキ33の制動から解放
している。
【0045】ここで、前記ハブ43を最低回転数で回転さ
せたい場合には、流体モータ13のシリンダ穴16へ最小量
の圧力流体を供給するとともに、斜板21を低速傾転位置
まで傾転させてプランジャ17のストロークを長くし、前
記最小量の圧力流体供給と相まってシリンダブロック1
5、駆動軸14の回転数を最低とする。ここで、斜板21の
傾転角を低速傾転位置まで傾転させるには、シリンダ室
23に対する圧力流体の供給を停止する。これにより、プ
ランジャ17は斜板21を押圧して傾転角が大となる方向に
傾転させるが、このとき、傾転ピストン24は斜板21に押
されてシリンダ室23内に引っ込む。
【0046】このとき、流体通路83には圧力流体が供給
されなくなり、第1、第2ピストン64、74のいずれにも
流体力は付与されなくなる。この結果、第1ピストン64
は第1スプリング65の付勢力により第1摩擦板63に押し
付けられて第1摩擦クラッチ54のみが接続状態となり、
一方、第2ピストン74は第2スプリング75の付勢力によ
り第2摩擦板71から離隔させられ、第2摩擦クラッチ55
は遮断状態となる。この結果、駆動軸14の駆動回転は、
第1摩擦クラッチ54と駆動軸14との間の遊星歯車式減速
機50により高比で減速された後、第1摩擦クラッチ54を
通じて被駆動部材56に伝達され、該被駆動部材56を低速
回転させる。その後、この被駆動部材56の回転は減速機
86により高比で減速されてハブ43に出力され、該ハブ43
を最低回転数で回転させる。
【0047】一方、前記ハブ43を最高回転数で回転させ
たい場合には、流体モータ13のシリンダ穴16への圧力流
体の供給量を最大とするとともに、斜板21を高速傾転位
置まで傾転させてプランジャ17のストロークを短くし、
これにより、前記最大量の圧力流体供給と相まってシリ
ンダブロック15、出力軸10、駆動軸14の回転数を最高と
する。ここで、前述のように斜板21を高速傾転位置まで
傾転させるには、流体ポンプからの圧力流体をシリンダ
室23に導いて傾転ピストン24を一側に突出させ、斜板21
を傾転角が小となる方向に傾転させる。
【0048】このとき、流体通路83に流体ポンプからの
圧力流体が図示していない切換弁等を介して流入する
が、この圧力流体は該流体通路83を通過して第1、第2
ピストン64、74の双方に同時に導かれる。この結果、第
1ピストン64は図3に示すように、圧力流体の流体力に
より第1スプリング65を圧縮しながら第1摩擦板63から
離隔し、第1摩擦クラッチ54を遮断状態に切換える。一
方、第2ピストン74は圧力流体の流体力により第2スプ
リング75を圧縮しながら第2摩擦板71に接近して該第2
摩擦板71を押付け、第2摩擦クラッチ55のみを接続状態
に切換える。この結果、駆動軸14の駆動回転は、第2摩
擦クラッチ55を通じて被駆動部材56にそのまま伝達さ
れ、該被駆動部材56を高速回転させる。その後、この被
駆動部材56の回転は減速機86により高比で減速されてハ
ブ43に出力され、該ハブ43を最高回転数で回転させ
る。、
【0049】このような第1、第2摩擦クラッチ54、55
の切換えの中間段階において、第1、第2摩擦クラッチ
54、55が短時間だけ共に接続状態となるため、被駆動部
材56が駆動軸14から切り離されてフリー回転することは
ない。
【0050】ここで、流体通路83に接続されている流体
ポンプが故障した場合には、前述の最低回転数時と同様
に第1、第2ピストン64、74のいずれにも圧力流体が導
かれなくなるため、被駆動部材56は低速回転することと
なるが、この実施形態のように低速走行時に土木建設作
業を行うアスファルトフィニッシャの走行駆動装置とし
て前述の装置を用いたときには、前述した流体ポンプの
故障時にアスファルトフィニッシャは低速走行すること
となり、土木建設作業を問題なく継続することができ
る。
【0051】次に、前記アスファルトフィニッシャの走
行を停止させる場合には、流体モータ13および傾転ピス
トン24、第1、第2ピストン64、74への圧力流体の供給
を停止させ、流体モータ13の回転を停止させるととも
に、斜板21を低速傾転位置に切換え、第1摩擦クラッチ
54を接続状態に、第2摩擦クラッチ55は遮断状態に切換
える。このとき、ブレーキ通路36に対する圧力流体の供
給も停止するため、ピストン38はスプリング37に付勢さ
れて外側摩擦板35を内側摩擦板34に押し付け、シリンダ
ブロック15、駆動軸14に制動力を付与する。
【0052】ここで、前記アスファルトフィニッシャが
急な坂道に停止している等により、ハブ43、被駆動部材
56に大きな回転力が付与されることがあるが、この被駆
動部材56における回転は減速機50により増速されるた
め、駆動軸14には前記回転力が弱められて伝達される。
この結果、前述のネガティブブレーキ33の制動力で駆動
軸14を十分に制動することができ、制動能力が向上す
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、圧力流体源の故障時に被駆動部材を低速回転させる
ことができるとともに、駆動軸に対して十分な制動を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を走行駆動装置に適用した一実施形態
を示す正面断面図である。
【図2】低速回転時における動力伝達機構近傍の正面断
面図である。
【図3】高速回転時における動力伝達機構近傍の正面断
面図である。
【符号の説明】
10…出力軸 13…流体モータ 14…駆動軸 21…斜板 24…傾転ピストン 50…減速機 53…動力伝達機構 54…第1摩擦クラッチ 55…第2摩擦クラッチ 56…被駆動部材 63…第1摩擦板 64…第1ピストン 65…弾性部材 71…第2摩擦板 74…第2ピストン 100…解除手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動軸と被駆動部材との間に配置され、弾
    性部材の弾性力により第1ピストンが第1摩擦板に押し
    付けられたとき接続状態となり、圧力流体が導かれたと
    き、その流体力により弾性部材を圧縮しながら第1摩擦
    板から離れ遮断状態となるネガティブ型の第1摩擦クラ
    ッチ、および、圧力流体が導かれたとき、その流体力に
    より第2ピストンが第2摩擦板に押し付けられて接続状
    態となるポジティブ型の第2摩擦クラッチを備え、圧力
    流体を第1、第2ピストンに同時に導くことにより、第
    2摩擦クラッチのみを接続状態として駆動軸の駆動回転
    を被駆動部材に伝達し、一方、圧力流体が第1、第2ピ
    ストンのいずれにも導かれていないときには、第1摩擦
    クラッチのみが接続状態となって駆動軸の駆動回転を被
    駆動部材に伝達するようにした動力伝達機構であって、
    前記第1摩擦クラッチと駆動軸との間に歯車式減速機を
    配置したことを特徴とする動力伝達機構。
  2. 【請求項2】前記第1摩擦クラッチを第2摩擦クラッチ
    より軸方向外側に配置するとともに、第1摩擦クラッチ
    の第1ピストンを弾性部材に対抗して第1摩擦板から離
    隔させることにより、該第1摩擦クラッチを接続状態か
    ら解除する解除手段を設けた請求項1記載の動力伝達機
    構。
  3. 【請求項3】斜板の傾転位置が変化することで高、低速
    の2段に回転速度が切換わる斜板式流体モータの出力軸
    と前記駆動軸とを連結するとともに、前記第1、第2ピ
    ストンに導かれる圧力流体が供給されたとき、突出して
    前記斜板を低速傾転位置から高速傾転位置に傾転させる
    傾転ピストンを設けた請求項1記載の動力伝達機構。
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