JP2002021392A - 保冷装置の扉用ロック装置 - Google Patents

保冷装置の扉用ロック装置

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JP2002021392A
JP2002021392A JP2000202884A JP2000202884A JP2002021392A JP 2002021392 A JP2002021392 A JP 2002021392A JP 2000202884 A JP2000202884 A JP 2000202884A JP 2000202884 A JP2000202884 A JP 2000202884A JP 2002021392 A JP2002021392 A JP 2002021392A
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保冷装置に誤って人が閉じ込められたとして
も、容易に自力脱出できる扉用ロック装置を提供する。 【解決手段】 ロック装置Aのベース面にナット12が
固着してある。扉Bの内面に取付けた受板3がある。受
板3の中心のネジ棒通し孔5から扉Bを貫通して締付ネ
ジ棒14をナット12に螺合させる。締付ネジ棒14の
締付けによってロック装置Aを扉Bに取付ける。締付ネ
ジ棒14の頭部15には起伏自在のハンドルを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、ウォークイン型
の冷蔵庫や冷凍庫などの保冷装置の扉用ロック装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】 この種の大型保冷庫においては、内部
に人がいる間に何らかの理由で扉が閉じられ、ロック装
置が施錠されてしまうと、内部の人は窒息、凍傷など起
こすおそれがあり、極めて危険である。特に保冷車など
一人で作業する装置においては、閉じ込められたことを
外部の人が気付くのが遅れるおそれがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、人
が保冷装置に閉じ込められても、内部よりの操作によっ
てロック装置を扉から離脱させることができ、自力脱出
が可能となるロック装置を提供することである。
【0004】また、本発明の他の目的は、既存のロック
装置に僅かなアタッチメントを付け加えることによっ
て、閉じ込め問題を簡単に解決できるようにすることで
ある。
【0005】
【課題を達成するための手段】 請求項1の発明では、
ロック装置Aは保冷装置の扉Bの表板1と接するベース
面10を有し、該ベース面10には、直接ないし間接部
材を介してナット12と位置決め突起13を設けてあ
り、扉Bの内面に固着される受板3は扉の内板2に固着
可能としてあり、扉Bと受板3にはネジ棒通し孔4、5
がそれぞれ設けてあり、ネジ棒通し孔4、5に受板3側
から通した締付ネジ棒14の先端部は、前記ナット12
に螺合可能であり、締付ネジ棒14の頭部15には、直
径方向の枢軸16によってハンドル17が起伏可能に設
けてあり、締付ネジ棒14によってロック装置Aを扉B
の外面に着脱自在に取り付ける。
【0006】請求項2の発明では、既存のロック装置A
のケーシング20に扉取付用ビス通孔21を穿設してあ
り、該ロック装置Aの扉B側ベース面10と符合する形
状の取付板30には、ビス通孔21に対応した位置にネ
ジ孔31を設けてあり、取付板30の扉B側の第2ベー
ス面10aには、前記ナット12及び位置決め突起13
を設ける。
【0007】
【発明の作用】 請求項1の発明において、ロック装置
Aを扉Bに取り付けるには、前記ナット12と位置決め
突起13に対応する部位において扉Bの表板1に、予め
これらが挿入できる位置決め孔7を設ける。特にナット
12が挿入される孔は、ネジ通し孔4として完全に扉B
を表裏に貫通して設ける。
【0008】次に扉Bの内面2側において受板3のネジ
通し孔5をネジ通し孔4に合わせ、受板3を扉Bの内板
2に第2ビス33など適宜の固着手段によって固着す
る。しかして締付ネジ棒14を受板3側から通し、扉B
の表板1の位置決め孔7にロック装置Aのベース面10
の位置決め突起13を嵌め込む。更に締付ネジ棒5の先
端部をナット12に螺合させ、ハンドル17を枢軸16周
りに起立させ、該ハンドル17を利用して締付ネジ棒5
を強く回し、頭部15とロック装置Aとの間に扉Bを締
め付け、ロツク装置Aを扉Bの表面1に固定する。
【0009】保冷装置の内部に作業者が閉じ込められた
ときは、前記ハンドル17を用いて締付ネジ棒14を緩
め、先端部をナット12から抜き取れば、ロック装置A
は自重で扉Bから離脱落下する。これによって扉Bの施
錠は解除され、扉Bは内部から開放可能となる。ロック
装置Aが万が一扉Bから落ちないときは、締付けネジ棒
14をナット12から抜いた後、2乃至3回転方向に移動
すれば、ロック装置Aは確実に扉Bから外れ落下する。
【0010】請求項2の発明においては、既存のロック
装置Aに間接部材たる取付板30を固着する。この固着
にはロック装置のケーシング20に設けてあるビス通孔
21を利用する。このようにすると、取付板30にはナ
ット12と位置決め突起13を設けてあるから、請求項
1の発明と全く同様の形態となる。すなわち、既存のロ
ック装置Aに前記取付板30を固着するだけで、内部操
作によって扉から離脱させることが可能なロック装置に
転換されることになり、特別なケーシング20を有する
ロック装置Aを別途製造する必要がない。前記取付板3
0を取付けた後の作用は請求項1の発明と同じである。
位置決め突起13が設けてあるから、締付けネジ棒14
を締め付けたり緩めるときに、ロック装置Aがナット1
2周りに回動することがない。
【0011】
【発明の実施の形態】 図示の実施形態において、Aは
既存のロック装置であり、これを扉Bに取り付けるため
に3乃至4個のビス通孔21が表裏方向に設けられてい
る。ロック装置Aのベース面10には、これと同大の間
接部材たる取付板30が、ビス通孔21の表側より通し
たビス32の先端部を取付板30のネジ孔31に螺合す
ることによって、固着してある。取付板30の第2ベー
ス面10aには、中心部にナット12が溶接して固定し
てある。ネジ孔31の周壁部は裏面に突出形成され、一
種の位置決め突起13となっている。
【0012】扉Bの裏面に取付ける受板3は、正方形状
の輪郭をなし、中央部に円形窪み6を設けてあり、その
中心に第2のネジ棒通し孔5を穿設してある。前記円形
窪み6は扉B側から見れば膨出している。扉Bの表板1
0には、ナット12と位置決め突起13に符合する大き
さの位置決め孔7が対応する位置に設けられており、ナ
ット12が入り込む位置決め孔7はネジ棒通し孔4に連
通し、ネジ棒通し孔4は扉Bの全厚さを貫通している。
この種の保冷装置の扉Bでは、表板1と内板2の間には
断熱材が充填してあるから、ネジ棒通し孔4はこの断熱
材も貫通して形成してある。
【0013】扉Bの内板2には、受板3の円形窪み6が
すっぽり入る大きさの円形凹部8を設けてある。ネジ棒
通し孔4と円形凹部8とは同心円に設けてある。受板3
は、円形凹部8に円形窪み6を嵌め込み、受板3の四隅
を第2ビス33など定着することによって、扉Bの内板
2に固定される。ネジ棒通し孔4は保護スリーブ18に
よって形成されており、保護スリーブ18は受板3とナ
ット12の間に挟持され、扉Bを過度に締め付けないよ
うにしてある。つまり締付ネジ棒14の首下長さは、受
板3の円形窪み6の底面から扉Bの表板1との間の寸法
に符合させてある。
【0014】ハンドル17はT字型をなしており、締付
ネジ棒14の頭部15に直交枢軸16によって起状自在
に連結され、倒伏させたときには、前記円形窪み6の中
に納まる。ハンドル17を倒伏状態に保持するハンドル
座9が円形窪み6の中に設けてある。紐又は細い針金で
ハンドル17を縛り付け、もしくはハンドル座9自体の
弾性でハンドル17を軽く挟持し、扉Bの開閉時にハン
ドル17が揺れてガタガタしないようにしてある。
【0015】
【発明の効果】 請求項1の発明においては、人が誤っ
て保冷装置内に閉じこまれたとしても、ハンドル17を
起立させて締付ネジ棒14を緩める方向に回すとき、位
置決め突起13によってロック装置Aの回転が阻止され
るため、締付ネジ棒14を先端部がナット12から外れ
るまで的確に回転操作することができ、ロック装置Aを
扉Bから離脱落下させることによって、容易に扉Bを開
放に導くことができ、自力脱出が可能となる。
【0016】請求項2の発明においては、前記取付板3
0を用いることによって、既存のロック装置Aは自力脱
出を可能とするロック装置に直ちに転換されることにな
り、その有用性の高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る扉用ロック装置の使
用状態の縦断側面図である。
【図2】 図1の扉用ロック装置の分解状態における一
部縦断側面図である。
【図3】 図1の扉用ロック装置に使用される受板の背
面図である。
【図4】 図1の扉用ロック装置に使用される取付板の
第2ベース面の正面図である。
【符号の説明】
A ロック装置 B 扉 1 表板 2 内板 3 受板 4 ネジ棒通し孔 5 ネジ棒通し孔 6 円形窪み 7 位置決め孔 8 円形凹部孔 9 ハンドル座 10 ベース面 10a 第2ベース面 12 ナット 13 位置決め突起 14 締付ネジ棒 15 頭部 16 枢軸 17 ハンドル 20 ケーシング 21 ビス通し孔 30 取付板 31 ネジ孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック装置Aは保冷装置の扉Bの表板1
    と接するベース面10を有し、該ベース面10には直接
    ないし間接部材を介してナット12及び位置決め突起1
    3を設けてあり、扉Bの内面に固着される受板3は扉の
    内板2に固着可能としてあり、扉Bと受板3にはネジ棒
    通し孔4、5がそれぞれ設けてあり、ネジ棒通し孔4、
    5に受板3側から通した締付ネジ棒14の先端は、前記
    ナット12に螺合可能であり、締付ネジ棒14の頭部1
    5には直径方向の枢軸16によってハンドル17が起伏
    可能に設けてあり、締付ネジ棒14によってロック装置
    Aを扉Bの外面に着脱自在に取り付けたことを特徴とす
    る保冷装置の扉用ロック装置。
  2. 【請求項2】 既存のロック装置Aのケーシング20に
    は扉取付用ビス通孔21を穿設してあり、該ロック装置
    Aの扉B側のベース面10と符合する形状の取付板30
    には、ビス通孔21に対応した位置にネジ孔31を設け
    てあり、取付板30の扉B側の第2ベース面10aに
    は、前記ナット12と位置決め突起13を設けることを
    特徴とする請求項1に記載の扉用ロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003097119A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Hoshizaki Electric Co Ltd スライド扉の非常開放装置
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JP2019146752A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 株式会社Lixil 収納ボックス

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