JP2002020923A - スイミングキャップ - Google Patents

スイミングキャップ

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JP2002020923A
JP2002020923A JP2000201517A JP2000201517A JP2002020923A JP 2002020923 A JP2002020923 A JP 2002020923A JP 2000201517 A JP2000201517 A JP 2000201517A JP 2000201517 A JP2000201517 A JP 2000201517A JP 2002020923 A JP2002020923 A JP 2002020923A
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    • A42B1/04Soft caps; Hoods
    • A42B1/12Bathing caps

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイミングキャップにおいて、表面摩擦抵抗
を効果的に低減させる。 【解決手段】 スイミングキャップ本体2と、その前頭
部から頭頂部をへて後頭部にかけて形成され、水泳時の
水の流れ方向と平行に延びる複数の凸条部3aからなる
第1の凸条群30と、第1の凸条群30の左右両側にお
いて、スイミングキャップ本体2の前頭部から側頭部を
へて後頭部にかけて形成され、水泳時の水の流れ方向と
平行に延びる複数の凸条部3aからなる第2,第3の凸
条群31,32とからスイミングキャップ1を構成す
る。この場合には、第1ないし第3の凸条群30,3
1,32が、スイミングキャップ本体2の前頭部に配置
された放射点Rから放射状に延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイミングキャッ
プにおいて、水泳時の抵抗を削減させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】1/100秒のタイムを
争う水泳競技においては、競泳時に生じる抵抗をいかに
削減させるかが重要な課題になっており、その抵抗の中
で泳者の頭部の抵抗が占める割合は比較的大きく、スイ
ミングキャップの抵抗削減は記録向上に欠かせないもの
になっている。
【0003】一般に、水泳競技において、競泳中に泳者
が受ける抵抗は、表面摩擦抵抗、形状抵抗および造波抵
抗の総和であるが、これらの抵抗の中でスイミングキャ
ップが影響を受けるのは、主に表面摩擦抵抗および形状
抵抗である。
【0004】スイミングキャップの表面摩擦抵抗を低減
させる技術としては、実公平5−38006号公報に示
すようなものが提案されており、同公報に示すもので
は、水泳時の水の流れ方向と平行な方向に微細な凹凸条
を有する非通気通水性シートをスイミングキャップの一
部に設けており、これにより、スイミングキャップの表
面を流れる水流を整流して抵抗を低減させようとしてい
る。
【0005】しかしながら、上記公報では、頭頂部を通
って前後方向に帯状に延びる凹凸条が形成されたスイミ
ングキャップが示されているだけであり、この帯状の凹
凸条のみでは競泳時における抵抗(すなわち、表面摩擦
抵抗)の低減には、十分ではない。また、この場合に
は、凹凸条の占める割合がスイミングキャップ全体の表
面積の10%程度しかないので、十分な整流効果が得ら
れない。
【0006】その一方、スイミングキャップの形状抵抗
を低減させる技術としては、特開平10−18120号
公報に示すようなものが提案されている。同公報に示す
ものでは、微細な突起からなる突起群をスイミングキャ
ップの後頭部に設けており、これにより、スイミングキ
ャップの表面を流れる水流を乱して乱流とし、水流の剥
離位置を後退させて、形状抵抗を低減させようとしてい
る。
【0007】しかしながら、上記公報に示すものでは、
形状抵抗の低減を主目的としているため、スイミングキ
ャップの表面を流れる水流を整流させることについては
全く考慮されていない。
【0008】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、表面摩擦抵抗を効果的に低減できるス
イミングキャップを提供することを目的とする。本発明
の他の目的は、スイミングキャップにおいて、表面摩擦
抵抗を効果的に低減させつつ、整流作用と相俟って形状
抵抗を低減させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るス
イミングキャップは、スイミングキャップ本体と、前記
スイミングキャップ本体の前頭部から頭頂部をへて後頭
部にかけて形成されるとともに、水泳時の水の流れ方向
と平行に延びる複数の凸条部または凹条部からなる第1
の凸条群または第1の凹条群と、前記スイミングキャッ
プ本体において前記第1の凸条群または前記第1の凹条
群の左右両側に配置され、それぞれ前記スイミングキャ
ップ本体の前頭部から側頭部をへて後頭部にかけて形成
されるとともに、水泳時の水の流れ方向と平行に延びる
複数の凸条部または凹条部からなる第2,第3の凸条群
または第2,第3の凹条群とを備えている。
【0010】請求項2の発明に係るスイミングキャップ
は、請求項1において、前記第1ないし第3の凸条群ま
たは前記第1ないし第3の凹条群を構成する前記各凸条
部または前記各凹条部が、前記スイミングキャップ本体
の前頭部または頭頂部に配置された放射点を中心として
放射状に延びていることを特徴としている。
【0011】請求項3の発明に係るスイミングキャップ
は、請求項2において、前記放射点が、前記スイミング
キャップ本体の前記側頭部の下縁中央の点を中心として
前記側頭部の下縁から上方に測った角度20〜90度の
範囲内に配置されていることを特徴としている。
【0012】請求項4の発明に係るスイミングキャップ
は、請求項2において、前記放射点が、前記スイミング
キャップ本体の前記側頭部の下縁中央の点を中心として
前記側頭部の下縁から上方に測った角度45〜65度の
範囲内に配置されていることを特徴としている。
【0013】請求項5の発明に係るスイミングキャップ
は、スイミングキャップ本体と、前記スイミングキャッ
プ本体の前頭部から頭頂部をへて後頭部にかけて形成さ
れるとともに、水泳時の水の流れ方向と平行に延びる複
数の凸条部または凹条部からなる第1の凸条群または第
1の凹条群と、前記スイミングキャップ本体において前
記第1の凸条群または前記第1の凹条群の左右両側に配
置され、それぞれ前記スイミングキャップ本体の前頭部
から側頭部をへて後頭部にかけて形成されるとともに、
水泳時の水の流れ方向と平行に延びる複数の凸条部また
は凹条部からなる第2,第3の凸条群または第2,第3
の凹条群とを備えている。そして、前記第1ないし第3
の凸条群または前記第1ないし第3の凹条群を構成する
前記各凸条部または前記各凹条部が、前記スイミングキ
ャップ本体の前頭部に配置された放射点を中心として放
射状に延びている。さらに、前記第2,第3の凸条群ま
たは前記第2,第3の凹条群を構成する前記各凸条部ま
たは前記各凹条部は、その前側部分が前記スイミングキ
ャップ本体の下縁部と交差する斜め上方に延びるととも
に、後側部分が前記前側部分の末端から屈曲して前記ス
イミングキャップ本体の前記下縁部と平行に延びてい
る。
【0014】請求項6の発明に係るスイミングキャップ
は、請求項1において、前記第1ないし第3の凸条群ま
たは前記第1ないし第3の凹条群を構成する前記各凸条
部または前記各凹条部が、前記スイミングキャップ本体
の前頭部から後頭部にかけて連続して形成されているこ
とを特徴としている。
【0015】請求項7の発明に係るスイミングキャップ
は、請求項1において、前記第1ないし第3の凸条群ま
たは前記第1ないし第3の凹条群を構成する前記各凸条
部または前記各凹条部が、前記スイミングキャップ本体
の前頭部から後頭部にかけて断続的に形成されているこ
とを特徴としている。
【0016】請求項8の発明に係るスイミングキャップ
は、請求項1において、前記第1ないし第3の凸条群ま
たは前記第1ないし第3の凹条群を構成する前記各凸条
部または前記各凹条部により形成される溝部が、矩形
状、台形状、三角形状または円弧状の断面を有している
ことを特徴としている。
【0017】請求項9の発明に係るスイミングキャップ
は、請求項8において、前記溝部の断面形状が、深さ2
0〜400μm、幅50〜1000μm、ピッチ100
〜2000μmで形成されていることを特徴としてい
る。
【0018】請求項10の発明に係るスイミングキャッ
プは、請求項1ないし9のいずれかにおいて、複数の突
起からなる突起群が前記スイミングキャップ本体の前記
後頭部に形成されていることを特徴としている。
【0019】請求項11の発明に係るスイミングキャッ
プは、請求項10において、前記突起が1.0〜3.0
mmの径を有していることを特徴としている。
【0020】請求項12の発明に係るスイミングキャッ
プは、請求項10において、前記突起が約2.0mmの
径を有していることを特徴としている。
【0021】請求項13の発明に係るスイミングキャッ
プは、請求項10ないし12のいずれかにおいて、前記
突起の高さが0.5〜2.0mmであることを特徴とし
ている。
【0022】請求項14の発明に係るスイミングキャッ
プは、請求項10ないし12のいずれかにおいて、前記
突起の高さが約1.0mmであることを特徴としてい
る。
【0023】請求項15の発明に係るスイミングキャッ
プは、請求項10において、前記突起群を構成する各突
起が、水泳時の水の流れ方向に対して千鳥状に配列され
ていることを特徴としている。
【0024】請求項16の発明に係るスイミングキャッ
プは、請求項1ないし15のいずれかにおいて、前記ス
イミングキャップ本体、および前記第1ないし第3の凸
条群または前記第1ないし第3の凹条群が、ドーム状の
金型を用いて一体成形されていることを特徴としてい
る。
【0025】ところで、本件出願に係る発明者らは、人
頭ダミーを用いた流水テストを行った結果、競泳中に泳
者の頭部表面を流れる水流が、前頭部から頭頂部をへて
後頭部にかけて流れる前後方向の流れと、前頭部から両
側頭部をへて後頭部にかけて流れる前後方向の流れとを
有していることが分かった。
【0026】請求項1の発明は、このようなテスト結果
に基づいてなされたものであって、請求項1の発明に係
るスイミングキャップによれば、スイミングキャップの
頭頂部を通って水流方向と平行に第1の凸(凹)条群が
形成されるとともに、その左右両側において側頭部を通
り水流方向と平行に第2,第3の凸(凹)条群が形成さ
れている。
【0027】この場合には、第1の凸(凹)条群によ
り、スイミングキャップの頭頂部をとおって前後方向に
流れる水流が整流されて表面摩擦抵抗が低減されるのみ
ならず、第2,第3の凸(凹)条群により、スイミング
キャップの側頭部をとおって前後方向に流れる水流をも
整流されて、表面摩擦抵抗が低減される。これにより、
競泳時において、スイミングキャップ全体の表面摩擦抵
抗を効果的に低減させることができる。
【0028】一方、上記流水テスト結果をさらに詳細に
検討すると、競泳中に泳者の前頭部に衝突した水流は、
後頭部に向かって放射状に流れることも分かった。
【0029】請求項2の発明は、このような観点からな
されたもので、第1ないし第3の凸(凹)条群を構成す
る各凸(凹)条部が、スイミングキャップ本体の前頭部
または頭頂部に配置された放射点を中心として放射状に
延びている。この放射点は、競泳中に泳者の頭部に当た
る水流の中心点に対応している。したがって、この場合
には、スイミングキャップの前頭部または頭頂部に当た
って頭頂部側に流れる水流と、両側頭部側に流れる水流
との双方に対して、効果的に整流作用を及ぼすことがで
き、その結果、競泳時において、スイミングキャップ全
体の表面摩擦抵抗をより効果的に低減させることができ
る。
【0030】なお、請求項2の発明においては、第1な
いし第3の各凸(凹)条群の間に別の凸(凹)条群を配
設することによって、スイミングキャップ本体のほぼ全
面に凸(凹)条群が形成されるようにしてもよい。
【0031】上記放射点の上下方向の位置は、上記流水
テスト結果の考察により、請求項3の発明に記載されて
いるように、スイミングキャップ本体の側頭部の下縁中
央の点を中心として側頭部の下縁から上方に測った角度
20〜90度の範囲内に配置されているのが好ましい
が、この角度は、請求項4の発明に記載されているよう
に、角度45〜65度の範囲内が最適である。
【0032】請求項5の発明に係るスイミングキャップ
によれば、スイミングキャップの頭頂部を通って水流方
向と平行に第1の凸(凹)条群が形成され、その左右両
側において側頭部を通り水流方向と平行に第2,第3の
凸(凹)条群が形成されるとともに、第1ないし第3の
凸(凹)条群を構成する各凸(凹)条部が、スイミング
キャップ本体の前頭部に配置された放射点を中心として
放射状に延びており、さらに、第2,第3の凸(凹)条
群を構成する各凸(凹)条部の前側部分がスイミングキ
ャップ本体の下縁部と交差する斜め上方に延びるととも
に、後側部分が前側部分の末端から屈曲して前記スイミ
ングキャップ本体の下縁部と平行に延びている。
【0033】この場合には、請求項2の発明と同様に、
スイミングキャップの表面を前後方向に流れる水流のほ
とんどすべてが整流されることによって、競泳時におい
て、スイミングキャップ全体の表面摩擦抵抗をより効果
的に低減させることができるばかりでなく、とくに平泳
ぎやクロールなどのように、競泳中に泳者の頭の入水角
度が変化した場合にも整流作用を発揮することができ
る。すなわち、第2,第3の凸(凹)条群を構成する各
凸(凹)条部の後側部分が、前側部分の末端から屈曲し
てスイミングキャップ本体の下縁部と平行に延びている
ことにより、泳者の頭が競泳中に水面から浮き上がって
いる場合に、この後側部分によって側頭部を流れる水流
を整流することができる。
【0034】第1ないし第3の凸(凹)条群を構成する
各凸(凹)条部は、請求項6の発明に記載されているよ
うに、スイミングキャップ本体の前頭部から後頭部にか
けて連続して形成されているのが好ましいが、請求項7
の発明に記載されているように、スイミングキャップ本
体の前頭部から後頭部にかけて断続的に形成されていて
もよい。
【0035】第1ないし第3の凸(凹)条群を構成する
各凸(凹)条部により形成される溝部は、請求項8の発
明に記載されているように、矩形状、台形状、三角形状
または円弧状の断面を有している。
【0036】前記溝部の断面形状は、請求項9の発明に
記載されているように、深さ20〜400μm、幅50
〜1000μm、ピッチ100〜2000μmで形成さ
れているのが好ましい。
【0037】請求項10の発明では、スイミングキャッ
プ本体の前頭部から後頭部にかけて前後方向に形成され
た第1ないし第3の凸(凹)条群の他に、スイミングキ
ャップ本体の後頭部に、複数の突起からなる突起群が形
成されている。この場合には、スイミングキャップの表
面を流れる水流が、前頭部から後頭部にかけて整流され
てこの整流作用により表面摩擦抵抗を低減できるととも
に、後頭部の突起群により乱されることによって乱流と
なり、水流のスイミングキャップからの剥離位置が後退
して、形状抵抗を低減できる。
【0038】しかも、この場合には、スイミングキャッ
プの前頭部および頭頂部側で整流された水流が後頭部に
流入するので、後頭部側で効果的に(たとえば、前後方
向および左右方向の所望位置において)乱流を発生させ
て、水流の剥離位置を設定することが可能となる。これ
により、乱流の制御が容易になる。
【0039】突起の径は、上記流水テストの結果等か
ら、請求項11の発明に記載されているように、1.0
〜3.0mmであることが好適であり、請求項12の発
明に記載されているように、2.0mm程度が最適であ
ることが分かっている。
【0040】突起の高さは、同様に、上記流水テストの
結果等から、請求項13の発明に記載されているよう
に、0.5〜2.0mmであることが好適であり、請求
項14の発明に記載されているように、1.0mm程度
が最適であることが分かっている。
【0041】請求項15の発明においては、突起群を構
成する各突起が、水泳時の水の流れ方向に対して千鳥状
に配列されている。この場合には、スイミングキャップ
の表面を後頭部側に向かって流れる水流は、まず、水流
方向の手前側に配置された第1列目の複数の突起に当た
って、流れを乱されながら後方に流れていく。第1列目
の突起に当たって流れを乱された水流は、第1列目の複
数の突起に対して千鳥状に配列された第2列目の複数の
突起により、さらに流れを乱されながら後方へ流れてい
く。このように、突起群を構成する各突起を水流方向に
対して千鳥状に配置することにより、スイミングキャッ
プの後頭部を流れる水流を一層効果的に乱すことができ
るようになる。
【0042】請求項16の発明においては、スイミング
キャップ本体および第1ないし第3の凸(凹)条群がド
ーム状、すなわち概略半球状の金型を用いて一体成形さ
れている。この場合には、スイミングキャップを着用し
た状態に近い状態でスイミングキャップ本体の成形およ
び第1ないし第3の凸(凹)条群の成形が行われるの
で、スイミングキャップの着用時にスイミングキャップ
にしわが発生して抵抗が増大するのを防止できるととも
に、第1ないし第3の凸(凹)条群による所望の作用効
果を効果的に発揮できるようになる。
【0043】これに対して、平板状の金型を用いて、ス
イミングキャップ本体および第1ないし第3の凸(凹)
条群を成形した場合には、スイミングキャップの着用時
にスイミングキャップにしわが発生しやすくなり、この
しわが競泳時の抵抗になりかねない。またスイミングキ
ャップにしわが発生した場合には、第1ないし第3の凸
(凹)条群が所望の作用効果を発揮し得なくなるおそれ
がある。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を添付図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施態様によ
るスイミングキャップの全体斜視図、図2はその正面
(前面)図、図3は側面図、図4は背面(後面)図、図
5は平面(上面)図、図6は凸条群の一部拡大図、図7
は図6のVII-VII 線断面図、図8は図7の変形例を示す
図、図9および図10は各凸条群が放射状に拡がってい
る状態を説明するための図である。
【0045】図1ないし図5に示すように、このスイミ
ングキャップ1は、ドーム状に立体成形されたスイミン
グキャップ本体2と、スイミングキャップ本体2の前頭
部から頭頂部または側頭部をへて後頭部にかけて複数本
配設されるとともに、それぞれ複数の凸条部から構成さ
れた凸条群3と、スイミングキャップ本体2の後頭部に
設けられた複数個の突起40からなる突起群4とを有し
ている。
【0046】スイミングキャップ本体2は、シリコー
ン、ポリウレタン、各種ラバーなどの伸縮性を有する素
材から構成されている。凸条群3は、図5に示すよう
に、頭頂部を通る第1の凸条群30と、その左右両側方
に配置され、側頭部を通る第2,第3の凸条群31,3
2とから構成されている。
【0047】第1ないし第3の凸条群30,31,32
は、図6および図7に示すように、一定間隔を隔てて離
間配置された複数本の凸条部3aを有している。隣り合
う各凸条部3aの間には、溝部3bが形成されている。
これら凸条部3aおよび溝部3bの配設方向は、水泳時
の水の流れ方向と平行になっている。また、本実施態様
では、各凸条部3aが、スイミングキャップ2の前頭部
から後頭部にかけて、適当な長さごとに断続して形成さ
れているが(図6中の隙間部分3c参照)、これは連続
して形成されていてもよい。なお、隙間部分3cの形状
は、図6に示すような平面視山形形状に限定されるもの
ではなく、横方向に直線状に延びていてもよい。
【0048】溝部3bの断面形状は、図7に示すような
矩形状に限らず、台形状、三角形状または円弧状であっ
てもよい。また、溝部の断面形状は、深さ20〜400
μm、幅50〜1000μm、ピッチ100〜2000
μmであることが好適である。なお、ここで、ピッチと
は、隣り合う溝部間の距離を意味している。
【0049】なお、凸条部3aを形成するかわりに、図
8に示すように、各凸条部3aの位置に凹条部3a′を
形成するようにしてもよい。この場合、隣り合う各凹条
部3a′の間には、凸条部3b′が形成される。また、
これら凹条部3a′により、第1ないし第3の凹条群が
構成されることになる。
【0050】第1ないし第3の凸条群30,31,32
は、図9および図10に示すように、スイミングキャッ
プ本体2の前頭部または頭頂部に配置された放射点Rか
ら放射状に延びている。この放射点Rは、競泳中に泳者
の頭部に当たる水流の中心点に対応している。また、放
射点Rは、スイミングキャップ本体2の側頭部の下縁中
央の点Oを中心としてスイミングキャップ本体2の下縁
2aから上方に測った角度20〜90度の範囲内に配置
されているのが好ましく、この角度は、45〜65度の
範囲内に配置されている方がより好ましい。
【0051】突起群4を構成する突起40の径は、1.
0〜3.0mmが好適であり、2.0mm程度が最適で
ある。突起40の高さは、0.5〜2.0mmが好適で
あり、1.0mm程度が最適である。また、突起群4を
構成する各突起40は、図4に明確に示されているよう
に、水泳時の水の流れ方向に対して千鳥状に配列されて
いる。すなわち、偏平な逆V字状に配列された第1列目
の複数の突起に対して、第2列目の複数の突起が千鳥状
に配列されており、同様に、第3列目の複数の突起が第
2列目の複数の突起に対して千鳥状に配列されている。
【0052】次に、本実施態様の作用効果について説明
する。競泳中には、凸条群3のうちの第1の凸条群30
により、スイミングキャップ本体2の頭頂部をとおって
前後方向に流れる水流が整流されて表面摩擦抵抗が低減
されるとともに、第2,第3の凸条群31,32によ
り、スイミングキャップ本体2の側頭部をとおって前後
方向に流れる水流をも整流されて、表面摩擦抵抗が低減
される。これにより、競泳時において、スイミングキャ
ップ全体の表面摩擦抵抗が効果的に低減する。
【0053】しかも、この場合には、第1ないし第3の
凸条群が、スイミングキャップ本体2の前頭部に配置さ
れた放射点Rを中心として放射状に延びている。これに
より、スイミングキャップの前頭部に当たって頭頂部側
に流れる第1の水流と、側頭部側に流れる第2の水流と
の双方に対して、効果的に整流作用を及ぼすことがで
き、その結果、競泳時において、スイミングキャップ全
体の表面摩擦抵抗をより効果的に低減させることができ
る。
【0054】さらに、スイミングキャップ本体2の後頭
部に複数の突起からなる突起群4が形成されているの
で、これらの突起群4により、スイミングキャップの表
面を流れる水流が乱されることによって乱流となり、水
流のスイミングキャップからの剥離位置が後退して、形
状抵抗を低減できる。
【0055】しかも、この場合には、スイミングキャッ
プの頭頂部および側頭部側で整流された水流が後頭部に
流入することになるので、後頭部側で効果的に(たとえ
ば、前後方向および左右方向の所望位置において)乱流
を発生させて、水流の剥離位置を設定することが可能と
なる。これにより、乱流の制御が容易になる。
【0056】また、突起群4を構成する各突起40が、
水の流れ方向に対して千鳥状に配列されているので、ス
イミングキャップの表面を後頭部側に向かって流れる水
流は、まず、水流方向の手前側に配置された第1列目の
複数の突起40に当たって、流れを乱されながら後方に
流れていく。第1列目の突起40に当たって流れを乱さ
れた水流は、第1列目の複数の突起40に対して千鳥状
に配列された第2列目の複数の突起40により、さらに
流れを乱されながら後方へ流れていく。このように、突
起群4を構成する各突起40を水流方向に対して千鳥状
に配置することにより、スイミングキャップの後頭部を
流れる水流を一層効果的に乱すことができるようにな
る。
【0057】本実施態様のようにスイミングキャップ本
体2に第1ないし第3の凸条群30,31,32と突起
群4とを形成したスイミングキャップの場合と、これら
凸条群および突起群を形成していない従来のスイミング
キャップの場合とで、人頭ダミーを用いて同一速度の流
水中で流水テストを行い、ダミーが受ける抵抗係数を比
較すると、本実施態様のスイミングキャップの方が従来
のスイミングキャップよりも2%抵抗が低かった。
【0058】さらに、この場合には、スイミングキャッ
プ本体2および第1ないし第3の凸条群30,31,3
2がドーム状、すなわち概略半球状の金型を用いて一体
成形されているので、スイミングキャップを着用した状
態に近い状態でスイミングキャップ本体2の成形および
第1ないし第3の凸条群30,31,32の成形が行わ
れるようになる。これにより、スイミングキャップの着
用時にスイミングキャップにしわが発生して抵抗が増大
するのを防止できるとともに、第1ないし第3の凸条群
30,31,32による所望の作用効果を効果的に発揮
させることができる。
【0059】これに対して、平板状の金型を用いて、ス
イミングキャップ本体2および第1ないし第3の凸条群
30,31,32を成形した場合は、スイミングキャッ
プの着用時にスイミングキャップにしわが発生しやすく
なり、このしわが競泳時の抵抗になりかねない。またス
イミングキャップにしわが発生した場合には、第1ない
し第3の凸条群30,31,32が所望の作用効果を発
揮し得なくなるおそれがある。
【0060】図11は、本発明の他の実施態様によるス
イミングキャップを示す側面図である。同図において、
前記実施態様と同一符号は同一または相当部分を示して
いる。
【0061】この実施態様では、スイミングキャップ本
体2の側頭部に配設される凸条群が屈曲した形状を有し
ている点が前記実施態様と大きく異なっている。すなわ
ち、この場合には、第2,第3の凸条群を構成する各凸
条部の前側部分32aがスイミングキャップ本体2の下
縁2aと交差する斜め上方に延びるとともに、後側部分
32bが前側部分32aの末端から屈曲してスイミング
キャップ本体2の下縁2aと平行に延びている。
【0062】この実施態様によれば、とくに平泳ぎやク
ロールなどのように、競泳中に泳者の頭の入水角度が変
化した場合にも整流作用を発揮することができる。すな
わち、側頭部の凸条部の後側部分32bが、前側部分3
2aの末端から屈曲してスイミングキャップ本体の下縁
2aと平行に延びていることにより、泳者の頭が競泳中
に水面から浮き上がっている場合に、この後側部分32
bによって側頭部を流れる水流を整流することができ
る。
【0063】なお、前記実施態様および前記他の実施態
様では、スイミングキャップ本体2の一部に凸条群が形
成された例を示したが、図12に示すように、スイミン
グキャップ本体2のほぼ全面が凸条群によって覆われた
ものにも同様に本発明を適用できる。図12では、第1
ないし第3の凸条群30,31,32を構成する各凸条
群の間に、別の凸条群34をほぼ隙間なく配設してい
る。この場合には、競泳中に泳者の頭に当たって後頭部
側に放射状に流れるほぼすべての水流に対して効果的に
整流作用を及ぼすことが可能になる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るスイミング
キャップによれば、スイミングキャップの頭頂部を通っ
て水流方向と平行に第1の凸(凹)条群を形成するとと
もに、その左右両側において側頭部を通り水流方向と平
行に第2,第3の凸(凹)条群を形成するようにしたの
で、スイミングキャップ全体の表面摩擦抵抗を効果的に
低減できる効果がある。
【0065】また、本発明に係るスイミングキャップに
よれば、スイミングキャップ本体の前頭部から後頭部に
かけて前後方向に第1ないし第3の凸(凹)条群を形成
するとともに、複数の突起からなる突起群をスイミング
キャップ本体の後頭部に形成するようにしたので、表面
摩擦抵抗を効果的に低減させつつ、整流作用と相俟って
形状抵抗を低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様によるスイミングキャップ
の全体斜視図である。
【図2】スイミングキャップの正面(前面)図である。
【図3】スイミングキャップの側面図である。
【図4】スイミングキャップの背面(後面)図である。
【図5】スイミングキャップの平面(上面)図である。
【図6】スイミングキャップの凸条群の一部拡大図であ
る。
【図7】図6のVII-VII 線断面図である。
【図8】図7の変形例を示す図である。
【図9】スイミングキャップの各凸条群が放射状に拡が
っている状態を説明するための図である。
【図10】スイミングキャップの各凸条群が放射状に拡
がっている状態を説明するための図である。
【図11】本発明の他の実施態様によるスイミングキャ
ップの側面図である。
【図12】本発明のさらに他の実施態様によるスイミン
グキャップの側面図である。
【符号の説明】
1: スイミングキャップ 2: スイミングキャップ本体 3: 凸条部 4: 突起群 2a: 下縁 3a: 凸条部 3b: 溝部 30,31,32,34: 凸条群 32a: 前側部 32b: 後側部 40: 突起 R: 放射点
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月11日(2000.7.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイミングキャップであって、 スイミングキャップ本体と、 前記スイミングキャップ本体の前頭部から頭頂部をへて
    後頭部にかけて形成されるとともに、水泳時の水の流れ
    方向と平行に延びる複数の凸条部または凹条部からなる
    第1の凸条群または第1の凹条群と、 前記スイミングキャップ本体において前記第1の凸条群
    または前記第1の凹条群の左右両側に配置され、それぞ
    れ前記スイミングキャップ本体の前頭部から側頭部をへ
    て後頭部にかけて形成されるとともに、水泳時の水の流
    れ方向と平行に延びる複数の凸条部または凹条部からな
    る第2,第3の凸条群または第2,第3の凹条群と、を
    備えたスイミングキャップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスイミングキャップに
    おいて、 前記第1ないし第3の凸条群または前記第1ないし第3
    の凹条群を構成する前記各凸条部または前記各凹条部
    が、前記スイミングキャップ本体の前頭部または頭頂部
    に配置された放射点を中心として放射状に延びている、
    ことを特徴とするスイミングキャップ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のスイミングキャップに
    おいて、 前記放射点が、前記スイミングキャップ本体の前記側頭
    部の下縁中央の点を中心として前記スイミングキャップ
    本体の下縁から上方に測った角度20〜90度の範囲内
    に配置されている、ことを特徴とするスイミングキャッ
    プ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のスイミングキャップに
    おいて、 前記放射点が、前記スイミングキャップ本体の前記側頭
    部の下縁中央の点を中心として前記スイミングキャップ
    本体の下縁から上方に測った角度45〜65度の範囲内
    に配置されている、ことを特徴とするスイミングキャッ
    プ。
  5. 【請求項5】 スイミングキャップであって、 スイミングキャップ本体と、 前記スイミングキャップ本体の前頭部から頭頂部をへて
    後頭部にかけて形成されるとともに、水泳時の水の流れ
    方向と平行に延びる複数の凸条部または凹条部からなる
    第1の凸条群または第1の凹条群と、 前記スイミングキャップ本体において前記第1の凸条群
    または前記第1の凹条群の左右両側に配置され、それぞ
    れ前記スイミングキャップ本体の前頭部から側頭部をへ
    て後頭部にかけて形成されるとともに、水泳時の水の流
    れ方向と平行に延びる複数の凸条部または凹条部からな
    る第2,第3の凸条群または第2,第3の凹条群とを備
    え、 前記第1ないし第3の凸条群または前記第1ないし第3
    の凹条群を構成する前記各凸条部または前記各凹条部
    が、前記スイミングキャップ本体の前頭部に配置された
    放射点を中心として放射状に延びるとともに、 前記第2,第3の凸条群または前記第2,第3の凹条群
    を構成する前記各凸条部または前記各凹条部は、その前
    側部分が前記スイミングキャップ本体の下縁部と交差す
    る斜め上方に延びるとともに、後側部分が前記前側部分
    の末端から屈曲して前記スイミングキャップ本体の前記
    下縁部と平行に延びている、ことを特徴とするスイミン
    グキャップ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のスイミングキャップに
    おいて、 前記第1ないし第3の凸条群または前記第1ないし第3
    の凹条群を構成する前記各凸条部または前記各凹条部
    が、前記スイミングキャップ本体の前頭部から後頭部に
    かけて連続して形成されている、ことを特徴とするスイ
    ミングキャップ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のスイミングキャップに
    おいて、 前記第1ないし第3の凸条群または前記第1ないし第3
    の凹条群を構成する前記各凸条部または前記各凹条部
    が、前記スイミングキャップ本体の前頭部から後頭部に
    かけて断続的に形成されている、ことを特徴とするスイ
    ミングキャップ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のスイミングキャップに
    おいて、 前記第1ないし第3の凸条群または前記第1ないし第3
    の凹条群を構成する前記各凸条部または前記各凹条部に
    より形成される溝部が、矩形状、台形状、三角形状また
    は円弧状の断面を有している、ことを特徴とするスイミ
    ングキャップ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のスイミングキャップに
    おいて、 前記溝部の断面形状が、深さ20〜400μm、幅50
    〜1000μm、ピッチ100〜2000μmで形成さ
    れている、ことを特徴とするスイミングキャップ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    スイミングキャップにおいて、 前記スイミングキャップ本体の前記後頭部には、複数の
    突起からなる突起群が形成されている、ことを特徴とす
    るスイミングキャップ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のスイミングキャッ
    プにおいて、 前記突起が1.0〜3.0mmの径を有している、こと
    を特徴とするスイミングキャップ。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のスイミングキャッ
    プにおいて、 前記突起が約2.0mmの径を有している、ことを特徴
    とするスイミングキャップ。
  13. 【請求項13】 請求項10ないし12のいずれかに記
    載のスイミングキャップにおいて、 前記突起の高さが0.5〜2.0mmである、ことを特
    徴とするスイミングキャップ。
  14. 【請求項14】 請求項10ないし12のいずれかに記
    載のスイミングキャップにおいて、 前記突起の高さが約1.0mmである、ことを特徴とす
    るスイミングキャップ。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載のスイミングキャッ
    プにおいて、 前記突起群を構成する各突起が、水泳時の水の流れ方向
    に対して千鳥状に配列されている、ことを特徴とするス
    イミングキャップ。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15のいずれかに記載
    のスイミングキャップにおいて、 前記スイミングキャップ本体、および前記第1ないし第
    3の凸条群または前記第1ないし第3の凹条群が、ドー
    ム状の金型を用いて一体成形されている、ことを特徴と
    するスイミングキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2411816A (en) * 2004-03-09 2005-09-14 Speedo Int Ltd Surface flow modifiers and swimsuits
KR100879603B1 (ko) * 2008-09-11 2009-01-21 정동화 표면마찰항력 저감을 위한 수영모자
CN106793840A (zh) * 2015-06-05 2017-05-31 美津浓株式会社 泳衣
CN110180143A (zh) * 2019-06-21 2019-08-30 北京航天科迈科技有限公司 一种设有加强筋的抗褶皱泳帽

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