JP2002019723A - 真空包装機 - Google Patents

真空包装機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装袋の開口部から液がこぼれ出てもチャン
バーを汚すことのない真空包装機を提供する。 【解決手段】 チャンバー3内に設けられ包装袋の開口
部を上封止部材4aと下封止部材4bとで挟持して封止
する封止装置と、チャンバー内を減圧する真空ポンプと
を備え、チャンバー内を減圧した状態で封止装置により
包装袋の開口部を封止する真空包装機1において、上記
下封止部材の上端縁よりも低い位置に、上面が開口した
トレイ5を下封止部材の長手方向に沿って設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被包装物を包装袋
に収納した状態で包装袋内の空気を脱気して袋の開口部
を封止する真空包装機、特に被包装物が液を含むもの、
例えば豚肉の角煮など汁を含む被包装物を真空包装する
場合に適する真空包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の真空包装機は、チャンバー内に、
ヒーターを内蔵した上下2分割の横長な封止部材を設
け、この封止部材により包装袋の開口部を上下から挟持
した状態でチャンバー内を真空近くまで減圧し、所定の
真空度になると封止部材により上記開口部を加熱し、こ
れにより包装袋の開口部をヒートシールする構成であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
真空包装機により、汁を含む被包装物を包装すると、チ
ャンバー内を減圧した際に沸点が低下するので、汁内に
溶解していた空気等の気体が急激に蒸発(突沸)し、こ
れにより包装袋内の汁が開口部からチャンバー内にこぼ
れ出て、チャンバーを汚すことが少なからずあった。
【0004】チャンバー内が汁で汚れると、その都度汚
れを拭き取らなければならないので、清掃作業が面倒で
ある。特に、突沸現象により汁がこぼれでると封止部材
の周囲を必ず汚すので、この部分を確実に清浄するには
封止部材が作業の邪魔になるので面倒である。また、清
掃作業が不充分な場合には、チャンバーに付着した汁の
成分が腐敗する虞れもあり、食品衛生上好ましいことで
はない。
【0005】また、突沸現象により液などの被包装物が
包装袋の開口部からこぼれ出ると、これがチャンバーの
底面に開口している吸引口から吸引されてしまい、真空
ポンプ内に入り込むことがある。このため、突沸現象に
よりこぼれ出た被包装物が真空ポンプの故障の原因にな
ることがある。
【0006】本発明は上記した不都合を解消するために
なされたものであり、その目的は、包装袋の開口部から
液がこぼれ出てもチャンバーを汚すことのない真空包装
機を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、液を含む被包装物を収容した包装袋を収納するチャ
ンバーと、該チャンバー内に設けられ上記包装袋の開口
部を封止する封止装置と、チャンバー内を減圧する真空
ポンプとを備え、チャンバー内を減圧した状態で封止装
置により包装袋の開口を封止する真空包装機において、
前記封止装置が、包装袋の開口部を挟み付ける横長な上
封止持部材と下封止部材とを有し、上記下封止部材の上
端縁よりも低い位置に、上面が開口したトレイを下封止
部材の長手方向に沿って設置し、包装袋の開口部からこ
ぼれ出た被包装物をトレイで受けるようにしたことを特
徴とする真空包装機である。
【0008】請求項2に記載のものは、前記トレイを着
脱可能に設置したことを特徴とする請求項1に記載の真
空包装機である。
【0009】請求項3に記載のものは、前記トレイを、
内部に溜った液のレベルを透視可能な材料で成型し、側
壁に液面上限位置を示す印を付したことを特徴とする請
求項1または2に記載の真空包装機である。
【0010】請求項4に記載のものは、前記下封止部材
よりも内側に位置するチャンバーの底面に吸引口を開設
し、該吸引口にフィルターユニットを着脱可能に接続し
たことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の
真空包装機である。
【0011】請求項5に記載のものは、前記真空ポンプ
のオイル抜き口に手操作可能なドレンバルブを設けたこ
とを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の真空
包装機である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は真空包装機1の右側面図、
図2は真空包装機1の右側面から見た分解図、図3は真
空包装機1の正面から見た分解図である。
【0013】真空包装機1は、筐体2の上部にチャンバ
ー3を設け、該チャンバー3の内部に、包装袋の開口部
を封止する封止装置を設け、封止装置の主要部である封
止部材4の下方にトレイ5を設置し、このトレイ5より
も内側にフィルターユニット6をトレイ5に隣合わせに
して配設し、チャンバー3の下方に位置する筐体2内に
真空ポンプ7、減圧用電磁弁、シリンダ用電磁弁、電源
トランス、制御装置(図示せず)などの内部機構を設
け、チャンバー3の開放側に位置する筐体2の正面に操
作パネル9を設けてある。
【0014】本実施形態におけるチャンバー3は、金属
製平板状の下チャンバー3aと、透明樹脂製ドーム状の
上チャンバー3bとからなる耐圧容器であり、後端部分
に配設したヒンジ機構10により上チャンバー3bを上
下方向に回動して開閉可能であり、上チャンバー3bと
下チャンバー3aとの当接部分に、具体的には上チャン
バー3bの下開口縁の全周に形成した溝内に樹脂製のシ
ール材11を一部下開口縁から突出した状態で設け、こ
のシール材11により、上チャンバー3bを閉じた状態
でチャンバー3内の気密性を維持できるように構成して
ある。また、本実施形態では、筺体2の左右の側面に下
端を軸着したロック具12を設けてあり、使用しない時
には、このロック具12を上チャンバー3bの側面に係
止部に係止することにより、上チャンバー3bを閉じた
状態でロックすることができる。
【0015】封止装置は、上チャンバー3bの内面に下
向きに固定されて包装袋の開口部を上方から挟み付ける
横長な角材状の上封止部材4aと、ヒーターを内蔵した
下封止部材4bとを有し、下封止部材4bが左右2本の
支持軸30により着脱可能に支持されている。そして、
下チャンバー3aを貫通する支持軸30は、下チャンバ
ー3aを貫通する途中部分が環状シール材31によりシ
ールされ、下端が筺体内に設けたシリンダに接続されて
いる。したがって、包装袋の開口部を上封止部材4aと
下封止部材4bとで挟持した状態で下封止部材4bのヒ
ーターを発熱させると、包装袋の開口部をヒートシール
することができる。
【0016】前記下封止部材4bは、常には下降した状
態で停止しているが、上チャンバー3bを閉じて所定の
真空度に達すると、シリンダが支持軸30を上昇して下
封止部材4bを上封止部材4a側に押圧し、この押圧状
態でヒートシールする。また、この下封止部材4bは、
支持軸30に対して着脱可能であり、下面に取り付けら
れている取付部材32の下面嵌合孔内に支持軸30の上
端を挿入し、取付部材32の前面の固定孔内にクランプ
ネジ(図示せず)を締め込むことにより支持軸30に固
定することができ、クランプネジを緩めてから持ち上げ
ると支持軸30から簡単に取り外すことができる。
【0017】また、本実施形態では、包装袋内に不活性
ガスを封入する横U字状のガスノズル33を下封止部材
4bの前面に突設し、下封止部材4b上に包装袋の開口
部を載せた状態でガスノズル33の先端が開口部に向い
て、包装袋内に窒素ガス等を吹き込むことができるよう
にしてある。そして、このガスノズル33は、下封止部
材4bの内部に形成したガス流路の出口に基端を連通
し、下封止部材4bの下面に開口したガス流路の入口内
に、下チャンバー3aを貫通して立設したガス供給管3
4の上端が嵌合するように構成してある。したがって、
下封止部材4bを支持軸30に取り付けると、同時にガ
ス供給管34の上端がガス流路の入口に接続される。
【0018】上記した下封止部材4bの下方に設置する
トレイ5は、図4に示すように、上面が開放した横長な
有底容器であり、本実施形態では下封止部材4b及びガ
スノズル33を内部に収容可能な長さと幅を有する。そ
して、支持軸30の環状シール材31等と干渉しないよ
うに底面の一部及び側面の一部を内側に段状に屈曲して
凹部40を形成し、この凹部40の上面部分に、支持軸
30を貫通する穴41a、及びガス供給管34を貫通す
る穴41bを開設してある。また、凹部40とは反対側
に位置する側壁42を上チャンバー3bの彎曲側面に応
じて円弧状に彎曲させ、この彎曲側壁42の高さを、設
置状態で下封止部材4bの上端縁とほぼ同様の高さとな
るように寸法を設定し、また、側壁43には、下封止部
材4bの端部と干渉しないように切欠部44を形成す
る。そして、このトレイ5は、内部に溜った液のレベル
を透視可能な透明或は半透明な材料、例えばプラスチッ
クで成型することが望ましく、さらに図4(d)に示す
ように、側壁に液面上限位置を示す印(例えば、赤色の
横線)45を付しておくことが望ましい。
【0019】この様な構成からなるトレイ5を設置する
には、下封止部材4bを取り外した状態で、円弧状彎曲
側壁42を外側に、凹部40を内側に向けて穴41a内
に支持軸30を、穴41b内にガス供給管34をそれぞ
れ貫通させて下チャンバー3aの上面に載置し、その
後、下封止部材4bを支持軸30の上端に取り付けてク
ランプネジで固定する。このようにしてトレイ5を設置
すると、下封止部材4bの上端縁の外側にトレイ5の上
面開口部が位置し、下封止部材4bのすぐ下方に凹部4
0の傾斜上面部分が、トレイ5の深い部分に向けて僅か
に下り傾斜した状態で位置する。 したがって、チャン
バー3内を減圧した際に、下封止部材4b上に載せた包
装袋の開口部から内部の汁等がこぼれ出ても、このこぼ
れ出た汁等はトレイ5内に回収され、下チャンバー3a
に流れて汚すことを防止することができる。そして、ト
レイ5に回収された汁等のレベルが液面上限の印45近
くなったならば、下封止部材4bを取り外してからトレ
イ5を取り外し、内部の汁等を捨てる。
【0020】次に、封止部材4の隣りに配設するフィル
ターユニット6について説明する。フィルターユニット
6は、図5に示すように、断面略直角三角形の横長なフ
ィルターケース50の下面に接続管51を下向きに突設
した略T字状であり、フィルターケース50の垂直開口
面に、小孔52を複数開設したカバー53をネジ54に
より着脱可能に取り付け、このカバー53の裏側、即ち
フィルターケース50内にフィルター材として不織布5
5を全幅に亘って張設し、フィルターケース50の底面
に開口した穴を接続管51に連通してある。
【0021】そして、このような構成からなるフィルタ
ーユニット6を取り付けるには、カバー53を封止部材
4側(即ち、トレイ5側)に、フィルターケース50の
傾斜面を内側に向けた状態で接続管51を下チャンバー
3aに開設した吸引口56に嵌合する。
【0022】この様にしてフィルターユニット6を取り
付けると、図1に示すように、封止部材4の支持軸30
の根元にフィルターユニット6のカバー53が略垂直に
起立し、フィルターケース50の傾斜面が封止部材4側
から斜めに下り傾斜した状態でセットされる。したがっ
て、下封止部材4b上に包装袋の開口部を載せても、フ
ィルターユニット6が邪魔になることはない。そして、
真空ポンプ7によりチャンバー3内を減圧する際に、突
沸現象が発生して、或はトレイ5内の液量が許容量を越
えて下チャンバー3aに汁や被包装物が万一こぼれて
も、これら汁等がフィルターユニット6にキャッチされ
る。したがって、万一突沸現象等により液等が包装袋の
開口部からこぼれ出ても、直接吸引口56から吸引され
ることを防止でき、真空ポンプ7内に汁等が入り込むこ
とを有効に防止することができる。特に、本実施形態で
は、カバー53の小孔52を、下チャンバー3aの上面
よりも少し高い位置に開口しているので、汁等が下チャ
ンバー3aの上面を流れたとしても、この汁等が直接吸
引口56から吸引されることを確実に防止できる。
【0023】次に、真空包装機1の操作及び作用につい
て説明する。なお、真空包装機1は、操作パネル9の電
源スイッチをオンにすると、真空ポンプ7が作動する
が、チャンバー3内を減圧する減圧用電磁弁60は閉じ
たままであり、また、シリンダ用電磁弁61も閉じたま
まである。したがって、チャンバー3内は大気圧であ
り、下封止部材4bは下降した状態で停止している。な
お、減圧用電磁弁60と吸引口56との間は吸引パイプ
62により接続されており、シリンダ用電磁弁61とシ
リンダとの間はシリンダ用パイプ63により接続されて
いる。
【0024】この様な真空包装機1を使用して、例え
ば、豚肉の角煮を真空包装する場合、まず、包装袋内に
所定量の角煮を煮汁と共に入れ、この包装袋を下チャン
バー3a上に横たえて開口部を下封止部材4b上に載せ
る。次に、上チャンバー3bを手で閉じ、所定位置まで
確実に閉じられると、チャンバー閉状態検出スイッチが
オンになり、このオン信号を受けた制御装置が減圧用電
磁弁60を開き、チャンバー3内の空気をフィルターユ
ニット6を介して吸引口56から吸引し、これによりチ
ャンバー3内を減圧する。
【0025】チャンバー3内の気圧が低下すると、包装
袋内の気圧も低下するので、煮汁の沸点が急激に低下
し、煮汁が突沸して煮汁や肉片が開口部からこぼれ出る
ことがある。本実施形態では下封止部材4bの上端縁よ
りも低い位置、すなわち開口部よりも下方にトレイ5が
あるので、こぼれ出た煮汁等はトレイ5内に回収され、
下チャンバー3a上に流下することがない。したがっ
て、突沸現象が発生しても、チャンバー3を汚すことを
防止でき、チャンバー3の清掃作業により包装作業を中
断する必要がない。このため、包装作業の能率を従来よ
りも高めることができる。また、本実施形態では、吸引
口56にフィルターユニット6を設けてあるので、万一
突沸現象により煮汁や肉片が包装袋の開口部から下チャ
ンバー3aにこぼれ出たとしても、吸引口56にフィル
ターユニット6があるので、煮汁等が直接吸引口56に
吸引されることを防止できる。
【0026】チャンバー3内が所定の真空度に達する
と、シリンダ用電磁弁61が開いてシリンダが支持軸3
0を上昇し、これにより包装袋の開口部が上封止部材4
aと下封止部材4bとにより挟持されて加熱される。し
たがって、この状態で包装袋の開口部がヒートシールさ
れる。
【0027】この様にして開口部のヒートシールが終了
すると、大気開放弁64が開き、これにより大気がチャ
ンバー3内に導入されてチャンバー3内が大気圧に戻
る。そして、上チャンバー3bを開いて、包装が終了し
た包装袋を取り出す。
【0028】真空包装機1を使用した場合には、食品衛
生上、その都度清掃することが望ましく、また、所定期
間経過した場合には、フィルターユニット6を取り外し
てフィルター材を新しいものと簡単に交換する。また、
真空ポンプ7の潤滑油も新しいものと交換する必要があ
るが、図6に示すように、本実施形態では真空ポンプ7
のオイル抜き口65に手操作可能なドレンバルブ66を
設けたので、このドレンバルブ66を手で操作すること
により周囲を汚すことなく潤滑油を容易に抜き出して交
換することができる。
【0029】なお、前記実施形態では平板上の下チャン
バー3aとドーム状の上チャンバー3bとによりチャン
バー3を構成したが、これに限定されるものではない。
また、下封止部材4bを支持軸30に止める手段は、前
記実施形態に示すねじ止めに限定されるものではない。
例えば、弾性を有する係止部でもよく、少し強い力を加
えると外れるように構成してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。請求項1の発明によれば、下封止部
材の上端縁よりも低い位置に、上面が開口したトレイを
下封止部材の長手方向に沿って設置したので、チャンバ
ー内を減圧した際に包装袋の開口部から内部に液等の被
包装物がこぼれ出たとしても、これをトレイで受けるこ
とができる。したがって、こぼれ出た被包装物によりチ
ャンバーを汚す不都合を解消することができる。このた
め、清掃作業の容易、簡単化を図ることができる。
【0031】請求項2の発明によれば、前記トレイが着
脱可能なので、溜った液等を捨てる作業も容易に行なう
ことができ、メンテナンスが容易である。
【0032】請求項3の発明によれば、前記トレイを、
内部に溜った液のレベルを透視可能な材料で成型し、側
壁に液面上限位置を示す印を付したので、外部から溜っ
た液量を容易に視認することができ、液を捨てる時期を
適格に判断することができる。したがって、トレイの管
理が容易である。
【0033】請求項4の発明によれば、前記下封止部材
よりも内側に位置するチャンバーの底面に吸引口を開設
し、該吸引口にフィルターユニットを着脱可能に接続し
たので、万一液や被包装物がチャンバーにこぼれても、
これが直接吸引口から吸引されることを確実に防止する
ことができる。したがって、こぼれた被包装物に起因す
る真空ポンプ等の故障を未然に防止することができる。
【0034】請求項5の発明によれば、前記真空ポンプ
のオイル抜き口に手操作可能なドレンバルブを設けたの
で、真空ポンプのオイル交換作業を工具なしでも容易に
行なうことができ、メンテナンス作業の容易化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空包装機の右側面図である。
【図2】真空包装機の分解右側面図である。
【図3】真空包装機の分解正面図である。
【図4】(a)はトレイの平面図、(b)はトレイの背
面図、(c)はトレイの底面図、(d)はトレイの側面
図である。
【図5】(a)はフィルターユニットの分解平面図、
(b)はフィルターユニットの正面図である。
【図6】真空ポンプや電磁弁等の配管図である。
【符号の説明】
1 真空包装機 2 筺体 3 チャンバー 3a 下チャンバー 3b 上チャンバー 4 封止部材 4a 上封止部材 4b 下封止部材 5 トレイ 6 フィルターユニット 7 真空ポンプ 9 操作パネル 10 ヒンジ機構 11 シール材 12 ロック具 30 支持軸 31 環状シール材 32 取付部材 33 ガス供給管 40 凹部 41 穴 42,43 トレイの側壁 44 切欠部 45 印 50 フィルターケース 51 接続管 52 小孔 53 カバー 54 ネジ 55 不織布 56 吸引口 60 減圧用電磁弁 61 シリンダ用電磁弁 64 大気開放弁 65 オイル抜き口 66 ドレンバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅利 達也 静岡県田方郡大仁町神島字日之前244番地 東静電気株式会社内 Fターム(参考) 3E053 AA06 BA03 CA01 CB02 DA03 FA01 GA16 JA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液を含む被包装物を収容した包装袋を収
    納するチャンバーと、該チャンバー内に設けられ上記包
    装袋の開口部を封止する封止装置と、チャンバー内を減
    圧する真空ポンプとを備え、チャンバー内を減圧した状
    態で封止装置により包装袋の開口を封止する真空包装機
    において、 前記封止装置が、包装袋の開口部を挟み付ける横長な上
    封止持部材と下封止部材とを有し、 上記下封止部材の上端縁よりも低い位置に、上面が開口
    したトレイを下封止部材の長手方向に沿って設置し、包
    装袋の開口部からこぼれ出た被包装物をトレイで受ける
    ようにしたことを特徴とする真空包装機。
  2. 【請求項2】 前記トレイを着脱可能に設置したことを
    特徴とする請求項1に記載の真空包装機。
  3. 【請求項3】 前記トレイを、内部に溜った液のレベル
    を透視可能な材料で成型し、側壁に液面上限位置を示す
    印を付したことを特徴とする請求項1または2に記載の
    真空包装機。
  4. 【請求項4】 前記下封止部材よりも内側に位置するチ
    ャンバーの底面に吸引口を開設し、該吸引口にフィルタ
    ーユニットを着脱可能に接続したことを特徴とする請求
    項1から3のいずれかに記載の真空包装機。
  5. 【請求項5】 前記真空ポンプのオイル抜き口に手操作
    可能なドレンバルブを設けたことを特徴とする請求項1
    から4のいずれかに記載の真空包装機。
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