JP2002019366A - 超硬合金製ペンボールおよびその製造方法 - Google Patents
超硬合金製ペンボールおよびその製造方法Info
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Abstract
く、耐食性に優れる超硬合金製ペンボールおよびその製
造方法を提供する。 【解決手段】 炭化タングステンもしくは、炭化タング
ステンと周期率表の4a、5a、6a族金属の炭化物、
窒化物、炭窒化物および相互固溶体から選ばれた1種以
上の硬質相と、W、Co、Ni、Cr、Moの中から少
なくとも1種の結合相、必要によって鉄族金属の少なく
とも1種と周期率表6a族元素の少なくとも1種と炭素
からなる複合炭化物より構成される超硬合金の硬質相の
平均粒径を0.7μm以下にすることにより、長期間に亘
って良好な書き味を維持し、さらにアルミニウムを0.
005〜0.5wt%含有させることにより耐食性を向
上させることにより優れた書き味が得られるペンボール
およびその製造方法である。
Description
ペンのペン先に使用される超硬合金に適用され、特に粘
性の低いインクを用いたボールペンにおいて、長時間使
用しても優れた書き味が維持される超硬合金製ペンボー
ルおよびその製造方法に関する。
Cr3C2−CoもしくはWC−Cr3C2−Co―Niが
使用されている。また特開昭54−39388号公報に
おいて超硬合金または鋼製球の表面に、周期率表の4
a、5a、6a族金属の炭化物、窒化物、Al、Zr等
の酸化物等の薄層を設けるボールペン用のボールが開示
されている。
とのなじみ・濡れ性が重要であるが、一般的にはCo量
に比例してインクとのなじみ濡れ性が良くなる。ただ
し、超硬合金の耐食性は硬質相である炭化物とはほとん
ど関係が無く、主にCoが腐食により優先的に除去され
るため、Co量に反比例して腐蝕し易くなる。これは、
ボールペンインクは染料に由来する有機電解質を含むた
め、この電解質とボールを主体とする金属材料との相互
作用により、鉄族金属である結合相が腐蝕されることに
よるものである。それに伴い硬質相であるWCの一部が
脱落して表面粗さが粗くなるため、インク切れを招き、
筆記中の書き味が低下することが問題であった。
とにより耐食性が向上するが、インクのなじみが悪くな
るために文字等がかすれる原因となっていた。また、C
r3C2の添加によってWC−Co系よりも耐食性が向上
するものの、近年の水溶性インクなどには適用できない
問題があった。 特開昭54−39388号公報におい
て超硬合金または鋼製球の表面に4a、5a、6a族金
属の炭化物、窒化物、Al、Zr等の酸化物等の薄層を
設けるボールペン用のボールが開示されている。ここで
は、機械的な耐摩耗性や化学的な耐食性は向上するもの
の、極めて精密に研摩されたペンボールにセラミックス
を被覆することで表面精度が低下し、かつコーティング
工程が増えることによる製造コストの増大、ならびにイ
ンクとのなじみが低下することにより文字等がかすれる
などの問題があった。
硬表面の磨滅・粒子脱落に伴うインク切れが発生し、書
き味が低下することが問題となっていたことが挙げられ
る。
超硬合金の耐摩耗性および強度を低下させることなく、
長時間の使用によってもインク切れを無くし、優れた筆
記性能・書き味を維持しうる超硬合金について長年に亘
って種々検討した結果、超硬合金の硬質相の平均粒径を
0.7μm以下にすることで解決するという知見を得て本
発明に至ったものである。
場合、その凹部がインク粘性にくらべて大きすぎる場合
にはインク切れの原因となっていた。粘性が高いインク
では表面張力が大きいため、ボール表面でのインク厚さ
が厚く、粘性が低いインクでは逆にインク厚さが薄くな
る。そのために、低粘性インクを使用したボールペンに
おいては表面性状の影響を受けやすく、凹部が大きいと
インク溜まりとして作用できずにインク切れが発生しや
すくなるものである。そのため、耐食性を向上させるた
めにCo量を減らしたり、Crを添加したり、炭素量を
制御することが行われてきた。しかし、長時間の使用に
渡る粒子の脱落を完全に防ぐことはできないため、一時
的な耐食性向上効果により寿命は伸びるものの、長期に
亘ってインク切れを無くし安定した書き味を得ることが
困難であった。
0.7μmとすることで、長期使用中に硬質相粒子が脱落
する場合でも粒子径が小さいために、粒子脱落により形
成される凹部の深さは浅く、その凹部がインク溜まりと
して作用するため、インク切れを起こさず、良好な書き
味が維持されるものである。
正なインク溜まりを形成させ かつ、腐蝕が発生しても
その表面性状が適正になるように制御されるため、長時
間にわたって安定した書き味が得られる。
へのWの固溶量が増大し耐食性がやや向上するが、中炭
素から高炭素領域の超硬合金合金では極めて腐食しやす
いことが知られている。それに対してAl量が0.00
5〜0.5wt%添加した場合には、そのほとんどがC
oやCo−Niなどのバインダー中もしくは、バインダ
ーと硬質相との粒界に分散して存在し、バインダー中の
炭素量に係らず腐食の進行を遅らせる効果が明らかとな
ったものである。その理由としては研削工程で形成され
る腐食の起点となりやすいε相の形成をごく表層で抑制
していること、また、極めて微細な金属間化合物、例え
ばCo2Al9、Co2Al5、CrAl7、NiAl3など
を形成し、衝撃が大きい場合には、WC粒子もしくはそ
の微細な金属間化合物が脱落し、その微細な凹部がイン
ク溜めとして機能するため、長期間の使用においても良
好な書き味が得られることが考えられるが、詳細なメカ
ニズムは明らかでない。
粉を極めて微粒な原料を用いて焼結することにより、平
均粒径0.7μm以下を実現するものであり、具体的に
は、硬質相を形成する原料粉粒子径が0.2〜0.6μmのW
C、Cr2C3、TaCN、(Ti,W)CN、TiNな
どの硬質原料粉と、結合相を形成する所定の金属粉、C
o、Co−Ni等を配合して、必要に応じて樹脂等を添
加して顆粒化し、プレス成形した後、窒素、アルゴンな
どの一定の雰囲気下で焼結して本発明品が得られる。結
合相は、焼結体強度の高いCoを主成分とすることが好
ましい。結合相にCr、Mo、Wを添加することにより
耐食性が向上するものであるが、添加方法としては、各
金属の炭化物として配合し、焼結工程中にCo中へ金属
として固溶させる方法が、硬質相の粒成長を抑制する相
乗効果も得られることから好ましい。
添加、焼結時の雰囲気制御、焼結後の拡散処理、および
アルミナイジング処理等を行い、超硬合金中に微量のA
lを添加・拡散させるものである。Alを金属添加する
場合はあらかじめ原料粉に均一に分散しておくことが望
ましく、焼結雰囲気のみを制御することによっても可能
である。Al量は0.005wt%未満ではインクの腐
食の進行に関して効果が十分得られず、0.5wt%よ
り多い場合は存在自体が欠陥となり超硬合金の強度低下
を招くため、Al量を0.005〜0.5wt%と限定
した。
しようとする成分を含む粉体中で行う手段が容易であ
り、再現性が高く、かつ均一に添加されるなどの特徴が
あり、他の手法と比較して望ましい方法である。粉体中
には、場合によっては超硬合金の炭素量を制御する成分
も必要であり、炭素を含むカーボン、黒鉛などを所望の
炭素量に応じて配合することで制御するものである。焼
結雰囲気を制御する粉体は、雰囲気制御用粉体中に均一
に分散させることは当然であるが、焼結回数、焼結温
度、焼結時間、焼結体成分、および焼結炉内雰囲気など
によって調整することが重要である。焼結後には、雰囲
気制御用の粉体と超硬合金焼結体を比重分離や篩い分け
などによって粉体を除去した後、所望の焼結体を得るも
のである。
ルとして使用するためには研摩加工が必要であるが、こ
のようにして得られた焼結体中の添加物は表面から内部
までほぼ均一に分散しており、研摩加工および摩耗およ
び長期間の使用に伴う耐食性の低下をきたすことはない
ため実用上好ましい。
法での添加は制御が困難であるため配合時にあらかじめ
Coに分散させておくほか、焼結後にアルミニウム元素
を含む雰囲気での熱処理や、アルミニウムを所望量被覆
した後に熱処理を行うことによっても得られる。
組成の超硬合金を、焼結後の硬質相平均粒径を0.32、0.
51、0.62μmにしたものを発明品1、2、3とし、0.8
4、2.8、4.8μmにしたものを比較品1、2、3とし
た。以上の試料をRaが0.002μmになるまで加工した
後、ボールペンのペン先にセットし、連続筆記試験によ
りインク切れについて評価した。 (試験条件) 荷重:0.22Kg 筆記速度:0.08m/sec 筆記距離:250m 筆記角度:65度
を0.007、0.05、0.2、0.4wt%添加し
た組成の合金を発明品1〜4とし、0.002、1.
5、2.7wt%添加した組成の合金及び無添加の合金
を比較品1〜3として、得られた合金の耐食性と強度を
表1に比較した。配合に当たっては、酸化アルミニウム
の添加量とWC量の合計が同一になるように調整した。
耐食性は0.3%硝酸水溶液に侵漬した後の重量損失量
(%)を比較した。強度は抗折力試験により評価した。
品はいずれも、長期間にわたって優れた書き味が得られ
た。また、表2の結果から耐食性を向上させることによ
り重量損失量を低減することが明らかとなった。そのた
め書き味の低下を防止し、ボールペンの寿命を伸ばすこ
とが可能となった。それに対し、比較品は重量損失量の
増加もしくは抗折力が低下した。
Claims (6)
- 【請求項1】炭化タングステンもしくは、炭化タングス
テンと周期率表の4a、5a、6a族金属の炭化物、窒
化物、炭窒化物および相互固溶体から選ばれた1種以上
の硬質相と、Co、Ni、Cr、Mo、Wの中から少な
くとも1種の結合相より構成され、該硬質相の平均粒径
が0.7μm以下であることを特徴とする超硬合金製ペン
ボール - 【請求項2】鉄族金属の少なくとも1種と周期率表6a
族元素の少なくとも1種と炭素からなる複合炭化物を含
有することを特徴とする請求項1記載の超硬合金製ペン
ボール - 【請求項3】アルミニウムを元素換算で0.005〜
0.5wt%含有することを特徴とする請求項1または
2記載の超硬合金製ペンボール - 【請求項4】炭化タングステンもしくは、炭化タングス
テンと周期率表の4a、5a、6a族金属の炭化物、窒
化物、炭窒化物および相互固溶体から選ばれた1種以上
の硬質相と、Co、Ni、Cr、Mo、Wの中から少な
くとも1種の結合相より構成され、該硬質相の平均粒径
が0.7μm以下である超硬合金製ペンボールを、アルミ
ニウム、炭化アルミニウム、酸化アルミニウム、窒化ア
ルミニウム及びこれら相互固溶体の少なくとも1種と炭
素からなり、超硬合金よりも高融点もしくは、分解温度
が高い粉体中で焼結する超硬合金製ペンボールの製造方
法 - 【請求項5】上記超硬合金が、鉄族金属の少なくとも1
種と周期率表6a族元素の少なくとも1種と炭素からな
る複合炭化物を含有することを特徴とする請求項4記載
の超硬合金製ペンボールの製造方法 - 【請求項6】上記超硬合金が、アルミニウムを元素換算
で0.005〜0.5wt%含有することを特徴とする
請求項4または5記載の超硬合金製ペンボールの製造方
法
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- 2000-07-11 JP JP2000209309A patent/JP4409061B2/ja not_active Expired - Lifetime
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