JP2002018990A - 合成樹脂積層板およびその製造方法 - Google Patents

合成樹脂積層板およびその製造方法

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JP2002018990A
JP2002018990A JP2000210034A JP2000210034A JP2002018990A JP 2002018990 A JP2002018990 A JP 2002018990A JP 2000210034 A JP2000210034 A JP 2000210034A JP 2000210034 A JP2000210034 A JP 2000210034A JP 2002018990 A JP2002018990 A JP 2002018990A
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skin
resin layer
roller
intermediate resin
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Shigenori Hirota
茂則 廣田
Mitsuharu Aoyama
光晴 青山
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Araco Co Ltd
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で大きい合成樹脂積層板およびこれを高
い生産効率で製造する方法を提供する。 【解決手段】 多孔性の中間樹脂層の両側面に薄板状の
表皮を一体的に接着してなり、少なくとも一方の側面に
複数の凹溝Paを形成した合成樹脂積層板は、可塑性で
粗い多孔性の溶融混合樹脂Caを、スリット状の吐出口
36から中間樹脂層Cとして低圧で押し出し、長手方向
に移動している第1の表皮Aの上にこの中間樹脂層を載
せその上に第2の表皮Bを重ね、各下側および上側ロー
ラ52a〜52c,53a〜53cの間を通して溶融状
態の中間樹脂層の両側面に両表皮を押圧して接着させ
る。下側および/または上側ローラには複数の環状突条
52dを外周にそって形成し、これと当接する表皮環状
突条により波板状に折曲することにより合成樹脂積層板
の少なくとも一方の側面に複数の凹溝を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多孔性の中間樹脂
層の両側面に薄板状の表皮を一体的に接着してなる合成
樹脂積層板の改良、およびこのように改良された合成樹
脂積層板を連続的に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】充填材を混入した合成樹脂を使用した合
成樹脂積層板を連続的に製造する方法としては、例えば
特開平5−245962号公報に開示された技術があ
り、これはTダイによる共押出成形方法を用いている。
この方法において合成樹脂に混入する充填材としては、
無機質のものと有機質のものがある。
【0003】このような共押出成形方法において、合成
樹脂に混入する充填剤としてタルクや炭酸カルシウムの
ような無機質のものを用いた場合は、成形される板材な
どの製品の品質は良好であるが、材料の比重が大きいの
で製品の重量が増大するという問題がある。木粉などの
有機質の充填材を用いた場合でも、共押出しの際に木粉
は細かく粉砕されまた炭化されて材料の比重が小さくな
らないので製品の軽量化はできず、また木粉に含まれる
水分等による発泡のため製品品質が低下し、更に木粉の
添加量を多くすると溶融樹脂の粘着性が低下するので押
出成形による連続成形が困難になるという問題がある。
また押出成形法では大容量の成形は困難であり、幅×厚
さが500mm×20mm以上の合成樹脂積層板を製造する
ことはできなかった。大型の合成樹脂積層板を製造する
手段としては、木粉を混入した合成樹脂を板状の中間樹
脂層に成形してからその両面に表皮を接着して多層構造
とすることも考えられるが、表皮の接着のために中間樹
脂層の両面を再加熱する必要があり、また連続成形もで
きないので生産効率を高めることができないという問題
がある。
【0004】このような各問題を解決するために、発明
者等は先に特願平11−231665号にかかる発明を
提案した。これは、多孔性の中間樹脂層の両側面に薄板
状の表皮を一体的に接着してなる合成樹脂積層板に関す
るもので、植物性粉砕品を混入した可塑性で多孔性の溶
融混合樹脂を、互いに逆向きに回転する1対の引出しロ
ーラの間を通して送ってスリット状の吐出口から中間樹
脂層として押し出し、長手方向に移動している第1の表
皮の上にこの中間樹脂層を載せその上に第2の表皮を重
ね各複数個の下側および上側ローラの間を通して溶融状
態の中間樹脂層の両側面に両表皮を押圧して接着させる
ものである。この技術によれば、このような合成樹脂積
層板を高い生産効率で連続的に製造することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した特願平11−
231665号にかかる技術では、溶融状態にある中間
樹脂層の両側面に各表皮を接着する際に、溶融状態にあ
る多孔性の中間樹脂層は下側および上側ローラにより押
しつぶされて密になり、比重が増大するので充分な軽量
化が得られないという問題がある。本発明はこのような
各問題を解決して、この種の合成樹脂積層板を軽量化
し、またそのような合成樹脂積層板をこれまでと変わら
ない工程で製造する方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による合成樹脂積
層板は、多孔性の合成樹脂よりなる中間樹脂層の両側面
に薄板状の表皮を一体的に接着してなる合成樹脂積層板
であって、中間樹脂層の両側面の少なくとも一方に接着
した表皮を波板状に折曲することにより少なくとも一方
の側面に複数の凹溝を形成したことを特徴とするもので
ある。
【0007】前項の合成樹脂積層板は、中間樹脂層を構
成する多孔性の合成樹脂に粒状の植物性粉砕品が混入さ
れていることが好ましい。
【0008】また本発明による合成樹脂積層板の製造方
法は多孔性の溶融合成樹脂を用意する第1工程と、この
溶融合成樹脂を多孔性の中間樹脂層としてスリット状の
吐出口から低圧で押し出す第2工程と、予め成形された
細長く連続した薄板よりなり長手方向に移動している第
1の表皮の上に第2工程で押し出された溶融状態の中間
樹脂層を供給する第3工程と、第1の表皮の上に載せら
れてこれとともに移動している中間樹脂層の上に予め成
形された細長く連続した薄板よりなり長手方向に移動し
ている第2の表皮を重ね下側ローラと上側ローラの間を
通して溶融状態の中間樹脂層の両側面に両表皮を押圧し
て接着させる第4工程よりなり、下側ローラと上側ロー
ラのうち少なくともいずれか一方の外周面には軸線方向
に間をおいて複数の環状突条が形成され、第4工程にお
いて環状突条が形成されたローラと当接する表皮を波板
状に折曲することにより合成樹脂積層板の少なくとも一
方の側面に複数の凹溝を形成することを特徴とするもの
である。
【0009】前項の合成樹脂積層板の製造方法は、環状
突条が形成されたローラの前側には表皮ヒータを設けて
このローラと当接する表皮を予め加熱することが好まし
い。
【0010】前2項の合成樹脂積層板の製造方法は、下
側ローラと上側ローラをそれぞれが互いに対向する各複
数個とし、各下側ローラと上側ローラのうち少なくとも
前側のものには加熱手段を設けてそれに当接する表皮を
加熱し、各下側ローラと上側ローラのうち少なくとも後
側のものには冷却手段を設けてそれに当接する表皮を冷
却することが好ましい。
【0011】前3項の合成樹脂積層板の製造方法の第1
工程では、粒状の合成樹脂を回転するブレードにより攪
拌して摩擦熱により溶融させて可塑性にするとともに内
部に空気を混入させて多孔性の溶融合成樹脂を用意する
ことが好ましい。
【0012】前項の合成樹脂積層板の製造方法の第1工
程では、溶融合成樹脂にさらに粒状の植物性粉砕品を混
入させることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明による合成
樹脂積層板および合成樹脂積層板の製造方法の一つの実
施の形態に使用する製造装置を示す図面である。この実
施の形態による合成樹脂積層板Pは、主として図3に示
すように、中間樹脂層Cの両側面に薄板状の表皮A,B
を一体的に接着したものであり、下側の表皮Aを波板状
に折曲することにより合成樹脂積層板Pの下面には4本
の凹溝Paが長手方向にそって平行に形成されている。
表皮A,Bの素材は押出成形法などにより予め成形され
た合成樹脂の薄板で、その厚さは例えば2mmであり、合
成樹脂積層板Pの全体の厚さは例えば15mmであり、凹
溝Paの深さと幅と間隔はそれぞれ例えば5mm、40mm
および40mmである。
【0014】この実施の形態の中間樹脂層Cは、粒状の
合成樹脂を摩擦熱により溶融した溶融合成樹脂に粒状の
植物性粉砕品を混入して多孔性となるように低圧にて板
状に押し出したものであり、表皮A,Bは押出成形法な
どにより予め成形された合成樹脂の薄板である。表皮
A,Bおよび中間樹脂層Cに使用する合成樹脂は、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニール、アクリルニトリル・ブ
タジエン・スチレン、サーモプラスチック・オレフィン
などの熱可塑性合成樹脂であれば任意であり、融合可能
なものならば複数種類混合したものでもよい。この熱可
塑性合成樹脂は未使用のものに限らず、取り外した自動
車のバンパー、バッテリケースなどの合成樹脂廃材であ
っても差し支えない。粒状の植物性粉砕品はケナフコア
(1年草植物であるケナフの茎の芯部)の粉砕品や木材
のチップなどで、その大きさは3〜6mm角程度である。
【0015】先ず、この実施の形態に使用する製造装置
の全体構造の説明をする。図1に示すように、この製造
装置は、それぞれ第1〜第5支持台10〜14を介して
床面G上に左側から順に配置された、低圧押出し機3
0、ヒータ40,41,42、ローラプレス50、冷却
プレス60、引取り機70および作業ローラ台15より
なり、低圧押出し機30の後側上方には攪拌溶融混合機
20が設けられている。前述のように予め細長く連続し
た薄板状に成形された第1の表皮Aを円筒状に巻いた表
皮ドラムAaは低圧押出し機30の左側に置かれ、その
下側から引き出された第1の表皮Aは、下側支持ローラ
16の上を通って水平に右方に延び、低圧押出し機3
0、ヒータ40,41、ローラプレス50、冷却プレス
60および引取り機70を通って作業ローラ台15の上
に延びている。
【0016】後述するように低圧押出し機30から押し
出し供給された中間樹脂層Cは、第1の表皮Aの上に載
せられてこれとともに右向きに移動する。また、第1の
表皮Aと同様に細長い薄板状に予め成形された第2の表
皮Bを円筒状に巻いた表皮ドラムBaは表皮ドラムAa
の左側に置かれ、その上側から引き出された第2の表皮
Bは、表皮ドラムAaおよび低圧押出し機30の上方に
位置する上側支持ローラ17および案内ローラ18の上
を通って斜めに下がり、ヒータ42の上から中間樹脂層
Cの上側に当接されて表皮Aおよび中間樹脂層Cととも
に水平に右方に延び、ローラプレス50、冷却プレス6
0および引取り機70を通って作業ローラ台15の上に
延びている。中間樹脂層Cおよびその両側の表皮A,B
は引取り機70の1対の引取りローラ71に挟まれて、
右向きに移動される。
【0017】次にこの実施の形態による合成樹脂積層板
の製造方法を、それに使用する装置とともに説明をす
る。先ず粒状の合成樹脂を回転するブレードにより攪拌
して摩擦熱により溶融させ、充填材として粒状の植物性
粉砕品を混入した溶融合成樹脂を用意する第1工程の説
明をする。この第1工程で使用する攪拌溶融混合機20
は、例えば特開平10−151332号公報で開示され
たものとほゞ同じ構造であり、モータ22により回転駆
動される軸にコンベアスクリューと半径方向に突出する
複数のブレード(何れも図示省略)が設けられている。
合成樹脂廃材を8mm角以下程度の大きさの不規則な形状
に粉砕した粒状(チップ状を含む)の合成樹脂は、所定
量が攪拌溶融混合機20のホッパ21内に投入され、コ
ンベアスクリューにより混合室23内に送られ、その中
で回転する複数のブレードにより攪拌され摩擦熱により
溶融されて可塑性で粗い多孔性の溶融合成樹脂になる。
この溶融開始のタイミングは、混合室23の一部の温度
またはモータ22の負荷電流の変化に基づいて検出する
ことができる。この溶融開始の直後に、6mm角以下程度
の大きさの不規則な形状に粉砕した粒状(チップ状を含
む)のケナフコアをホッパ21に投入して混合室23内
の溶融合成樹脂に混入する。投入量は重量比で例えば合
成樹脂70に対しケナフコア30である。ケナフコアが
溶融合成樹脂に均一に混入された時点(例えばケナフコ
ア投入後5秒)で混合室23下部の扉を開けばケナフコ
アが混入された可塑性の溶融合成樹脂は排出口24から
排出され、この溶融合成樹脂は搬送コンベア(図示省
略)により低圧押出し機30の供給筒34に送り込まれ
る。
【0018】そして混合室23下部の扉を閉じてから再
び所定量の粒状の合成樹脂をホッパ21内に投入し、上
述と同様これが溶融してから粒状のケナフコアの粉砕品
をホッパ21に投入し、溶融した合成樹脂に混入された
ところで混合室23下部の扉を開き、排出口24および
搬送コンベアを介して低圧押出し機30の供給筒34に
送り込む。これを繰り返すことにより、粒状のケナフコ
ア粉砕品を混入した可塑性の溶融合成樹脂が用意され、
低圧押出し機30の供給筒34に次々に送り込まれる。
この溶融合成樹脂はブレードにより攪拌されるので内部
に空気が入った粗い多孔性となっている。
【0019】次に、第1工程で用意されて供給筒34に
送り込まれた溶融合成樹脂をスリット状の吐出口36か
ら多孔性の中間樹脂層Cとして押し出す第2工程の説明
をする。この第2工程で使用する低圧押出し機30の本
体31は、図2に示すように四角い枠状で、水平で互い
に平行な1対の引出しローラ32が回転可能に支持さ
れ、向かい合った部分が下向きに移動するようにモータ
(図示省略)により互いに逆向きに回転駆動されてい
る。各引出しローラ32の外周面には、軸線方向に延び
る断面が半円形の凹溝32aが円周方向に沿って多数形
成されている。本体31には、各引出しローラ32の下
側との間に多少の隙間をおいて、間に吐出口36を形成
する1対の中間支持板35が設けられ、一方の中間支持
板35の下側には吐出口36に沿って第1の出口形成片
36aが固定されている。他方の中間支持板35の下側
に設けた第2の出口形成片36bは吐出口36に向かっ
て移動可能であり、中間支持板35に固定した支持金具
37にねじ込んだ調整ねじ38により移動される。この
調整ねじ38により、吐出口36の幅は成形後の合成樹
脂積層板Pの中間樹脂層Cの最大厚さ(前述の例では1
1mm)よりやや大きくなるように調整される。本体31
の上側には低圧押出し機30からの溶融合成樹脂を受け
入れる供給筒34が形成されている。供給筒34および
中間支持板35にはヒータ34a,35aが設けられ、
引出しローラ32にもヒータ(図示省略)が設けられて
いる。
【0020】第2工程では、各ヒータにより、供給筒3
4は300℃に、引出しローラ32は180〜200℃
に、中間支持板35は250℃に加熱されている。攪拌
溶融混合機20で用意されて低圧押出し機30の供給筒
34内に送り込まれた粒状の植物性粉砕品が混入された
可塑性で粗い多孔性の溶融合成樹脂Caは、向かい合っ
た部分が下向きに移動するように互いに逆向きに回転駆
動された両引出しローラ32の間に引き込まれ、各引出
しローラ32の外周面に粘着されそれらの間を通って下
方の中間支持板35に向かって送られ、一定厚の中間樹
脂層Cとなって吐出口36から押し出される。なお、各
引出しローラ32の外側となる半部では、溶融混合樹脂
Caは符号Cbに示すように凹溝32a内に粘着され、
その表面は半円筒形となって上方に戻り、供給筒34内
の溶融混合樹脂Caと一体的に粘着してこれを引き込
み、吐出口36に向かって送り出す。このように溶融混
合樹脂Caは両引出しローラ32との間の粘性摩擦によ
り吐出口36から押し出されるので、吐出圧の上昇は少
なく、従って溶融混合樹脂Caの多孔性が失われること
はなく、また混入されたケナフコアが更に細かく粉砕さ
れることもなく吐出口36から押し出される。
【0021】前述のように予め成形された第1の表皮A
を円筒状に巻いた表皮ドラムAaから引き出された第1
の表皮Aは、下側支持ローラ16の上を通って低圧押出
し機30の支持床33上を右向きに移動している(図2
参照)。前述のように第2工程において吐出口36から
押し出し供給された中間樹脂層Cは、続く第3工程にお
いて、図2に示すように、低圧押出し機30の支持床3
3上を長手方向右向きに移動している第1の表皮Aの上
に載せられてこれとともに移動する。
【0022】図1および図2に示すように、低圧押出し
機30の支持床33に続く第2支持台11の上方と右側
には中間樹脂層ヒータ40および第2表皮ヒータ42と
第1表皮ヒータ41が設けられている。第3工程におい
て中間樹脂層Cが載せられた第1の表皮Aが第2支持台
11からローラプレス50に移動している間に、その上
の中間樹脂層Cの上面は中間樹脂層ヒータ40により加
熱されて中間樹脂層Cの表面温度は100〜120℃に
保たれ、また表皮Aは下側に設けた第1表皮ヒータ41
により表面温度が120〜140℃にまで急速に加熱さ
れて軟化される。また、案内ローラ18から中間樹脂層
Cに向かって斜めに下がる第2の表皮Bの下面は第2表
皮ヒータ42により、80〜90℃に加熱される。
【0023】次に第3工程において第1の表皮Aの上に
載せられてこれとともに移動している中間樹脂層Cの上
に第2の表皮Bを重ね、これを押圧して中間樹脂層Cの
両側面に両表皮A,Bを接着すると同時に、第1の表皮
Aを波板状に折曲することにより合成樹脂積層板Pの下
面に互いに平行な4本の凹溝Paを形成する第4工程の
説明をする。
【0024】この第4工程で使用するローラプレス50
は、図1および図2に示すように、機枠51と、互いに
平行な水平軸線回りに回転自在となるように機枠51に
支持されて互いに対向する各3個の下側ローラ52a〜
52cと上側ローラ53a〜53cと、上側ローラ53
a〜53cの前側上方にこれらと平行に設けたガイドロ
ーラ56により構成されている。各下側ローラ52a〜
52cは、低圧押出し機30の支持床33から水平に延
びる第1の表皮Aを支持するように水平な一平面上に並
んで配置され、各下側ローラ52a〜52cの外周面に
は軸線方向に間をおいて、第1の表皮Aの下面に凹溝P
aを形成するための4個の環状突条52dが形成されて
いる。環状突条52dの両肩部と両隅角部には大きなア
ールが形成されている。
【0025】各上側ローラ53a〜53cは各下側ロー
ラ52a〜52cの真上に配置されており、上下に多少
距離移動可能で、合成樹脂積層板Pの厚さに対応する所
定距離だけ各下側ローラ52a〜52cより上側となる
下降端に向けて強いばねにより弾性的に付勢されてい
る。各ローラ52a〜52c,53a〜53cには、熱
媒体孔54a〜54c,55a〜55cが設けられてお
り、合成樹脂積層板Pを右向きに移動させるように、図
示の矢印の向きに回転駆動されている。前側となる各第
1ローラ52a,53aは、加熱手段を構成する熱媒体
孔54a,55aに加熱水を通すことにより80〜90
℃に加熱され、後側となる各第3ローラ52c,53c
は、冷却手段を構成する熱媒体孔54c,55cに冷却
水を通すことにより15〜25℃に冷却され、中央とな
る各第2ローラ52b,53bは、調温手段を構成する
熱媒体孔54b,55bに調温水を通すことにより60
〜70℃に調温される。
【0026】第1の表皮Aとその上に載せられた中間樹
脂層Cは第2支持台11上からローラプレス50に移動
されると同時に中間樹脂層ヒータ40および第1表皮ヒ
ータ41により加熱され、案内ローラ18から斜め下向
きに移動されながら第2表皮ヒータ42により加熱され
た第2の表皮Bは、ガイドローラ56に案内されて第1
の表皮Aに載せられた中間樹脂層Cの上に重ねられ、下
側ローラ52a〜52cと上側ローラ53a〜53cの
間を通されて、上下の表皮A,Bは溶融状態の中間樹脂
層Cの両側面に押圧されて接着される。各ローラ毎にそ
の作用を述べれば、先ず加熱手段54aにより加熱され
た第1ローラ52a,53aの間を通る際に上下の表皮
A,Bは溶融状態の中間樹脂層Cの両側面に押圧されて
接着され、これと同時に下側となる第1の表皮Aは加熱
された第1下側ローラ52aの環状突条52dにより波
板状に折曲されて合成樹脂積層板Pの下面に互いに平行
な4本の凹溝Paが形成される。この際、各凹溝Paの
上側に位置する溶融状態の中間樹脂層Cの一部は両側に
押しのけられ、両側部の中間樹脂層Cは厚さが増大され
て表皮A,Bに接着される。凹溝Paが形成された合成
樹脂積層板Pは調温された第2ローラ52b,53bの
間を通って中間温度に調温され、冷却手段54c,55
cにより冷却された第3ローラ52c,53cの間を通
って冷却される。第2および第3下側ローラ52b,5
2cは、それぞれ凹溝Pa内に入ってこれと接触する環
状突条52dを有しているので、合成樹脂積層板Pは凹
溝Pa内も調温され冷却される。
【0027】次に第4工程で接着されて凹溝Paが形成
され、ある程度冷却硬化された合成樹脂積層板Pをさら
に冷却硬化する第5工程の説明をする。この第5工程で
使用する冷却プレス60は、図1および図3に示すよう
に、下側プレス部材61および上側プレス部材62を主
要な構成部材としている。下側プレス部材61は第4支
持台13上に固定され、製造される合成樹脂積層板Pよ
りも幅が多少大きい平面状の上面を有し、この上面はロ
ーラプレス50の下側ローラ52a〜52cにより支持
される第1の表皮Aの下面と同じ高さでその前後端には
緩い傾斜面61aが形成されている。上側プレス部材6
2は下側プレス部材61の上面と対応し前後端に傾斜面
62aが形成された平面状の下面を有し、ガイドロッド
66により下側プレス部材61に対し上下動可能に案内
支持され、偏心カム機構65により1ヘルツ程度の時間
間隔で昇降される。両プレス部材61,62には、水な
どの冷却媒体を通す冷却配管63,64がそれぞれ形成
され、これにより強制的に冷却されている。上側プレス
部材62は、下降状態ではその下面が第2の表皮Bの上
面に自重により当接してこれを押圧し(図4の実線参
照)、上昇状態ではその下面が第2の表皮Bの上面から
離れる(図4の二点鎖線参照)。すなわち両プレス部材
61,62の間の間隔は、短い周期(例えば1ヘルツ程
度)で合成樹脂積層板Pの厚さとそれより大きい値の間
で変化する。
【0028】第1の表皮Aの下面は常に下側プレス部材
61の上面に当接されているので、合成樹脂積層板Pの
下面は常に下側プレス部材61により冷却される。また
上側プレス部材62が下降された状態では、その自重に
より合成樹脂積層板Pの上下面には上側プレス部材62
と下側プレス部材61が押圧され、これにより、第4工
程において両面に表皮A,Bが接着されたばかりで冷却
がまだ不充分な中間樹脂層Cは、下側プレス部材61お
よび上側プレス部材62への熱伝達により冷却される。
上側プレス部材62が上昇された状態では、合成樹脂積
層板Pの長手方向移動を自在である。すなわち、第4工
程で表皮A,Bが接着された合成樹脂積層板Pは、冷却
プレス60を通過する間に上下のプレス部材61,62
による押圧・冷却と押圧解除による移動が短い周期で繰
り返されるので、合成樹脂積層板Pは冷却され中間樹脂
層Cは冷却固化される。なおこの実施の形態では、冷却
プレス60の下側プレス部材61の上面は平面とした
が、この上面には各凹溝Paと隙間なく当接する4本の
突条を形成してもよく、そのようにすれば冷却効率は一
層向上する。
【0029】冷却プレス60の後側に設けた引取り機7
0は、図示の矢印の向きに回転される1対の引取りロー
ラ71の間に合成樹脂積層板Pを挟み、これを右向きに
引き出して作業ローラ台15上に送る。以上に述べたよ
うにして連続的に成形された合成樹脂積層板Pは、この
作業ローラ台15上において所定長に切断される。
【0030】上述した実施の形態により製造される合成
樹脂積層板Pは、一方の表皮Aが波板状に折曲されて4
本の凹溝Paが形成されているので、各凹溝Paに対応
する分だけ中間樹脂層Cの容積が減少し、その分だけ合
成樹脂積層板Pは材料費が節減されるとともに軽量化が
なされる。この軽量化を高めるために各凹溝Paの深さ
および幅を増大すると表皮Aの成形が困難になるが、こ
れを解決するには表皮Aの材質を変形しやすいものとし
たり厚さを薄くしたり、あるいは第1表皮ヒータ41に
よる表皮Aの加熱温度を高めたりすればよい。
【0031】この実施の形態では粗い多孔性の中間樹脂
層Cに粒状の植物性粉砕品が混入されており、これによ
れば比重の小さい植物性粉砕品が混入されている分だけ
中間樹脂層Cの比重が減少し、合成樹脂積層板Pは一層
軽量化されるが、本発明は中間樹脂層Cに植物性粉砕品
を混入することなく実施してもよく、その場合でも凹溝
Paによる軽量化は得られる。
【0032】上述した実施の形態では、凹溝Paが形成
される側に接着される表皮Aは、環状突条52dが形成
された下側ローラ52a〜52cにより接着と同時に波
板状に折曲されるので、一側面に互いに平行な4本の凹
溝Paが形成された合成樹脂積層板を従来とほとんど同
じ製造コストで、また高い生産効率で連続的に製造する
ことができる。また下側ローラ52a〜52cの前側に
第1表皮ヒータ41を設けて表皮Aを予め加熱軟化する
ようにしたので、環状突条52dが形成された下側ロー
ラ52a〜52cによる表皮Aの波板状の成形および凹
溝Paの形成が確実に行われる。
【0033】上述した実施の形態では、前側となる各第
1ローラ52a,53aは加熱手段54a,55aによ
り加熱され、後側となる各第3ローラ52c,53cは
冷却手段54c,55cにより冷却されている。そして
合成樹脂積層板Pは下側となる第1の表皮Aが加熱され
た第1下側ローラ52aの環状突条52dにより波板状
に折曲されて互いに平行な4本の凹溝Paが下面に形成
された後、凹溝Pa内に入る環状突条52dを有する第
3下側ローラ52cにより冷却されるので、凹溝Paは
正確な形状に成形され、また正確な形状を維持して冷却
される。この実施の形態では合成樹脂積層板Pを冷却す
る第3ローラ52c,53cは1対だけとしたが、その
数を増やすことにより合成樹脂積層板Pの冷却はより確
実になるので冷却プレス60を省略することも可能であ
る。
【0034】また上述した実施の形態では、攪拌溶融混
合機20内に合成樹脂廃材を粉砕した粒状の合成樹脂を
投入し、回転する複数のブレードにより攪拌し摩擦熱に
より溶融して可塑性で粗い多孔性の溶融合成樹脂として
いるが、このようにすれば粗い多孔性の溶融合成樹脂
を、低コストで簡単に用意することができる。
【0035】上述した実施の形態では、合成樹脂積層板
Pの下側である第1の表皮A側に凹溝Paを形成した
が、本発明は上側である第1の表皮B側に凹溝Paを形
成するようにして実施してもよい。この場合は下側ロー
ラ52a〜52cの代わりに上側ローラ53a〜53c
に環状突条を設け、第2表皮ヒータ42による表皮Bの
加熱温度を高めるようにすればよい。第1表皮ヒータ4
1による第1の表皮Aの加熱温度は低くしてもよい。
【0036】上述した実施の形態では、合成樹脂積層板
Pの片面にのみ凹溝Paを設けており、このようなもの
はトラックの荷台や床など片面が隠れる用途に適してい
る。しかし本発明は合成樹脂積層板Pの両面に凹溝Pa
を設けるようにして実施することも可能であり、両面と
も平面とする必要がない用途に使用することができる。
この場合の両面の凹溝Paは、互いに対向させて配置し
てもよいし、千鳥に配置とてもよい。
【0037】なお凹溝を形成した表皮は、冷却時におけ
る凹溝と直交する方向の収縮が大きいので、上述した実
施の形態のように合成樹脂積層板の片面にのみ凹溝を設
けた場合には、凹溝と直交する断面において凹溝を設け
た側が凹となるように反るという問題がある。この問題
は反対側となる表皮を冷却時における収縮が大きい材質
とすることにより解決することができる。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明による合成樹脂積
層板によれば、表皮が接着された合成樹脂積層板の少な
くとも一方の側面には複数の凹溝が形成されているの
で、各凹溝に対応する分だけ中間樹脂層の容積が減少
し、その分だけ合成樹脂積層板の材料費は節減され、ま
た軽量化を達成することができる。
【0039】前項の発明において、中間樹脂層を構成す
る多孔性の合成樹脂に粒状の植物性粉砕品が混入されて
いるものによれば、粒状の植物性粉砕品が混入されてい
る分だけ中間樹脂層の比重が減少し、中間樹脂層は一層
の軽量化がなされるので、合成樹脂積層板を一層軽量化
することができる。
【0040】本発明による合成樹脂積層板の製造方法に
よれば、製造される合成樹脂積層板は表皮が接着される
側面の少なくとも一方には複数の凹溝が形成されている
ので、各凹溝に対応する分だけ中間樹脂層の容積が減少
して合成樹脂積層板の材料費を節減し、また軽量化を達
成することができる。しかも凹溝が形成される側に接着
される表皮は、環状突条が形成されたローラにより接着
と同時に波板状に折曲されるので、少なくとも一方の側
面に複数の凹溝が形成された合成樹脂積層板を高い生産
効率で連続的に製造することができる。
【0041】前項の発明において、環状突条が形成され
たローラの前側に表皮ヒータを設けてこのローラと当接
する表皮を予め加熱するようにしたものによれば、波板
状に折曲される表皮が加熱軟化されるので、環状突条が
形成されたローラによる凹溝Paの形成が確実に行われ
る。
【0042】前2項の発明において、下側ローラと上側
ローラをそれぞれが互いに対向する各複数個とし、各下
側ローラと上側ローラのうち少なくとも前側のものには
加熱手段を設けてそれに当接する表皮を加熱し、各下側
ローラと上側ローラのうち少なくとも後側のものには冷
却手段を設けてそれに当接する表皮を冷却するようにし
たものによれば、波板状に折曲される表皮は前側の上下
の各ローラにより加熱軟化されて凹溝が形成されるとと
もに後側の上下の各ローラにより冷却硬化されるので、
凹溝の形状は正確なものとなる。
【0043】前3項の発明において、第1工程では粒状
の合成樹脂を回転するブレードにより攪拌して摩擦熱に
より溶融させて可塑性とするとともに内部に空気を混入
させるようにしたものによれば、多孔性の溶融合成樹脂
を簡単に用意することができる。
【0044】前項の発明において、第1工程では溶融合
成樹脂にさらに粒状の植物性粉砕品を混入させるように
したものによれば、粒状の植物性粉砕品が混入されてい
る分だけ中間樹脂層を構成する溶融合成樹脂の比重が減
少し、中間樹脂層は一層の軽量化がなされるので、合成
樹脂積層板を一層軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による合成樹脂積層板の製造方法の一
実施形態に使用する装置の全体を示す側面図である。
【図2】 図1に示す装置における低圧押出し機および
ローラプレスを示す拡大断面図である。
【図3】 図2の3−3線にそった拡大断面図である。
【図4】 図1に示す装置における冷却プレスの構造を
示す拡大断面図である。
【符号の説明】
36…吐出口、41…表皮ヒータ、52a〜52c…下
側ローラ、52d…環状突条、53a〜53c…上側ロ
ーラ、54a,55a…加熱手段、54c,55c…冷
却手段、A,B…表皮、C…中間樹脂層、P…合成樹脂
積層板、Pa…凹溝。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:20 B29K 105:20 Fターム(参考) 4F100 AP00B AP00H AR00A AR00C BA03 BA07 BA10A BA10C CA23B CA23H DD01 DD01C DE01B DE01H DJ10B EA021 EA051 EA061 EH172 EJ192 EJ282 EJ402 EJ933 GB08 GB32 JL02 JL03 4F207 AA01 AC01 AD08 AD17 AG03 AG20 AK01 KA01 KA17 KB11 KL84 KW42 4F209 AA01 AC01 AD08 AD17 AD20 AG03 AG20 AK01 PA03 PB02 PC05 PG05 PG12 PH06 PJ09 PN03 PN06 PQ01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔性の合成樹脂よりなる中間樹脂層の
    両側面に薄板状の表皮を一体的に接着してなる合成樹脂
    積層板であって、前記中間樹脂層の両側面の少なくとも
    一方に接着した表皮を波板状に折曲することにより少な
    くとも一方の側面に複数の凹溝を形成したことを特徴と
    する合成樹脂積層板。
  2. 【請求項2】 前記中間樹脂層を構成する多孔性の合成
    樹脂に粒状の植物性粉砕品が混入されていることを特徴
    とする請求項1に記載の合成樹脂積層板。
  3. 【請求項3】 多孔性の溶融合成樹脂を用意する第1工
    程と、この溶融合成樹脂を多孔性の中間樹脂層としてス
    リット状の吐出口から低圧で押し出す第2工程と、予め
    成形された細長く連続した薄板よりなり長手方向に移動
    している第1の表皮の上に前記第2工程で押し出された
    溶融状態の前記中間樹脂層を供給する第3工程と、前記
    第1の表皮の上に載せられてこれとともに移動している
    前記中間樹脂層の上に予め成形された細長く連続した薄
    板よりなり長手方向に移動している第2の表皮を重ね下
    側ローラと上側ローラの間を通して溶融状態の前記中間
    樹脂層の両側面に前記両表皮を押圧して接着させる第4
    工程よりなり、前記下側ローラと上側ローラのうち少な
    くともいずれか一方の外周面には軸線方向に間をおいて
    複数の環状突条が形成され、前記第4工程において前記
    環状突条が形成された前記ローラと当接する表皮を波板
    状に折曲することにより前記合成樹脂積層板の少なくと
    も一方の側面に複数の凹溝を形成することを特徴とする
    合成樹脂積層板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記環状突条が形成された前記ローラの
    前側には表皮ヒータを設けてこのローラと当接する表皮
    を予め加熱することを特徴とする請求項3に記載の合成
    樹脂積層板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記下側ローラと上側ローラはそれぞれ
    が互いに対向する各複数個とし、前記下側ローラと上側
    ローラのうち少なくとも前側のものには加熱手段を設け
    てそれに当接する表皮を加熱し、前記下側ローラと上側
    ローラのうち少なくとも後側のものには冷却手段を設け
    てそれに当接する表皮を冷却することを特徴とする請求
    項3または請求項4に記載の合成樹脂積層板の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第1工程では、粒状の合成樹脂を回
    転するブレードにより攪拌して摩擦熱により溶融させて
    可塑性にするとともに内部に空気を混入させて多孔性の
    溶融合成樹脂を用意することを特徴とする請求項3〜請
    求項5のいずれか1項に記載の合成樹脂積層板の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第1工程では、前記溶融合成樹脂に
    さらに粒状の植物性粉砕品を混入させることを特徴とす
    る請求項6に記載の合成樹脂積層板の製造方法。
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