JP2002018534A - バルジ加工装置 - Google Patents

バルジ加工装置

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JP2002018534A JP2000206643A JP2000206643A JP2002018534A JP 2002018534 A JP2002018534 A JP 2002018534A JP 2000206643 A JP2000206643 A JP 2000206643A JP 2000206643 A JP2000206643 A JP 2000206643A JP 2002018534 A JP2002018534 A JP 2002018534A
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浩一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で設備コストがかからず、メンテ
ナンスが容易であり、サイクルタイムを低減させること
ができる小型化されたバルジ加工装置を提供する。 【解決手段】 本発明のバルジ加工装置は、素材管Pを
収容し拘束するバルジ成形型1と、素材管Pの内部に高
圧流体を供給する高圧流体供給手段2と、素材管Pの両
端をシールする加圧部材3および該加圧部材3を軸方向
に駆動して素材管Pを押圧させる駆動機構4を有する軸
押し手段5と、素材管P内に供給された高圧流体により
加圧部材3に付与される反力を高圧流体自体の圧力によ
って軽減させる反力軽減機構6とを備え、軸押し手段5
の駆動機構4は、素材管P内に供給された高圧流体の反
力が反力軽減機構6によって軽減された加圧部材3を軸
方向に駆動させて素材管Pの端部を押圧し得る出力を有
するサーボモータ7を備えてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルジ加工装置に
関し、さらに詳しくは、素材管の内部に液圧を供給しな
がら、素材管の両端を軸方向プレスによって送り素材管
を成形型の形状に倣って膨らませ成形するための、バル
ジ加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バルジ加工装置は、一般に、図6に示す
ように、素材管Pを収容し拘束するバルジ成形型101
と、素材管Pの内部に高圧流体を供給する高圧液体供給
手段102と、素材管Pの両端を軸方向に押圧する軸押
し手段105とを備えている。
【0003】バルジ成形型101は、上型110と下型
111とにより構成されており、上型110と下型11
1との衝合面には、素材管Pの端部を収容する収容部1
10a,111aがそれぞれ形成されており、両収容部
110a,111aの間には素材管Pを所定形状に倣い
成形するための膨大部110b,111bが形成されて
いる。そして、上型110と下型111とを相対的に移
動させて型開閉を行うと共に成形時に型閉じした状態を
保持すべく型締めするために、型締め手段が設けられて
いる(図示は省略した)。
【0004】高圧液体供給手段102は、増圧機21と
この増圧機21を駆動するポンプ22とを備えている。
一方、軸押し手段105は、軸方向の長さが異なるバル
ジ成形型101に対応することができるように、バルジ
成形型101の両端からそれぞれ離間して配設された一
対の油圧シリンダ107と、この油圧シリンダ107内
にそれぞれ嵌挿された軸押しピストンロッド108とを
備えている。軸押しピストンロッド108は、素材管P
と同じ径を有するもので、その先端は、伸長駆動された
ときに素材管Pの各端部に当接されて液密にシールする
ことができるように構成されている。また、軸押しピス
トンロッド108の内部には、その先端面に開口する通
路109が形成されている。そして、高圧液体供給手段
102の増圧機21は、管路20を介して少なくとも一
方の軸押しピストンロッド108の通路109に接続さ
れ、また、管路20を介して少なくとも他方の軸押しピ
ストンロッド108の通路109には、素材管P内に流
体が供給された際にその内部の空気を抜くためのバルブ
23が接続されている。高圧液体供給手段102により
液体が供給される素材管P内の圧力と軸押し手段105
による素材管Pの軸方向への押圧とを同期させるため
に、軸押し手段105の油圧シリンダ107には、サー
ボ弁を有する油圧回路(図示は省略する)が接続され
る。
【0005】このように構成されたバルジ加工装置で
は、高圧液体供給手段102によって素材管P内に供給
された流体の圧力により、軸押しピストンロッド108
が押し戻されるように反力を受けることとなる。そのた
め、軸押し手段105には、この素材管P内に供給され
た流体の圧力による反力に抗して素材管Pを軸方向に押
圧し得るように、比較的大径の油圧シリンダ107が用
いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術にあっては、軸押し手段105として、油
圧回路に接続された油圧シリンダ107を用い、しか
も、その油圧シリンダ107が比較的大型のものである
必要があったため、設備コストがかかるという問題があ
った。また、油圧シリンダ107が比較的大型であるた
めに、油圧回路から油圧シリンダに大容量の作動油を供
給する必要があり、バルジ加工が完了した際の軸押し手
段105の戻し動作に時間がかかるなど、サイクルタイ
ムを低減させることができないという問題があった。さ
らに、軸押し手段105の油圧シリンダ107に接続さ
れる油圧回路にサーボ弁が設けられているため、油圧回
路から共有される作動油の流量を絞ることにより,作動
油が発熱してその劣化が進行し、あるいは、作動油にご
みが混入した場合に作動油を交換する必要があるなど、
メンテナンスに経費や手間がかかるという問題もあっ
た。そして、サーボ弁により作動油の流量を絞り調整す
ることにより、軸押し手段105の軸押しピストンロッ
ド108の移動位置を正確に制御することは困難である
という問題があった。
【0007】なお、特公昭38‐17158号公報に
は、加圧ピストン(軸押し手段)のピストン棒(加圧部
材)の反対側を素材直管の内径に等しい直径を持った導
入棒となし、両棒に圧力導入孔を連通させるとともに導
入棒を反力消去シリンダに挿入して、素材直管内に導入
する液圧によってピストン棒に生ずる反力を消去する方
法が記載されているが、軸押し手段として、ピストン棒
を加圧するのは油圧シリンダであった。このような方法
では、例えば連続稼動に伴う油圧シリンダの作動油の劣
化により、軸押し制御の精度を悪化させたり、軸押し可
動エネルギの効率が悪いなどの問題がある。
【0008】本発明は、上述した問題に鑑みてなされた
もので、簡単な構成で設備コストがかからず、メンテナ
ンスが容易であり、サイクルタイムを低減させることが
できる小型化されたバルジ加工装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のバルジ加工装
置に係る発明は、上記目的を達成するため、素材管を収
容し拘束するバルジ成形型と、素材管の内部に高圧流体
を供給する高圧流体供給手段と、加圧部材を軸方向に駆
動して素材管を押圧させる駆動機構を有する軸押し手段
と、素材管内に供給された高圧流体により加圧部材に付
与される反力を高圧流体自体の圧力によって軽減させる
反力軽減機構と、を備え、軸押し手段の駆動機構は、素
材管内に供給された高圧流体の反力が反力軽減機構によ
って軽減された加圧部材を軸方向に駆動させて素材管の
端部を押圧し得る出力を有する電動アクチュエータを備
えたことを特徴とするものである。
【0010】請求項2のバルジ加工装置に係る発明は、
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明におい
て、軸押し手段の駆動機構は、加圧部材に形成された送
りねじと、該送りねじに螺合され軸方向に移動不能に支
持されており電動アクチュエータにより回転駆動される
送りナットとを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項3のバルジ加工装置に係る発明は、
上記目的を達成するため、請求項1または2に記載の発
明において、軸押し手段の駆動機構は、素材管と反力軽
減機構との間に配置されていることを特徴とするもので
ある。
【0012】請求項4のバルジ加工装置に係る発明は、
上記目的を達成するため、請求項1〜3のいずれかに記
載の発明において、さらに、所定形状に成形された製品
を受け取ると共に素材管を把持することが可能な搬送手
段を備え、バルジ成形型が上型と下型とにより構成され
ており、軸押し手段の加圧部材が製品の端部を保持する
ことができ、上型と下型とを離間させて型開きした際
に、上型と下型との間に移動された搬送手段が保持して
いた素材管を下型にセットすると共に、軸押し手段の加
圧部材が製品の端部の保持を解除して該製品を搬送手段
に受け渡すことができるように、軸押し手段を上型に設
けたことを特徴とするものである。
【0013】請求項1の発明では、素材管をバルジ成形
型内に収容し拘束して、高圧流体供給手段により素材管
の内部に高圧流体を供給すると共に、軸押し手段の駆動
機構により加圧部材を軸方向に駆動して素材管の少なく
とも一方端を押圧する。このとき、素材管内に供給され
た流体の圧力によって加圧部材を軸方向に押し戻すよう
に作用する反力は、反力軽減機構に供給された流体自体
の圧力によって軽減される。そのため、軸押し手段の駆
動機構は、油圧シリンダを使用することなく、素材管の
端部を単に押圧することができる程度の出力を有する電
動アクチュエータを使用することができ、したがって、
簡単な構成で設備コストがかからず、メンテナンスが容
易であり、高速で加圧部材を駆動することができるため
にサイクルタイムが低減され、しかも軸押しが容易に精
度よく制御される。
【0014】請求項2の発明では、請求項1に記載の発
明において、電動アクチュエータにより軸方向に移動不
能に支持された送りナットを回転駆動させると、この送
りナットに螺合された送りねじが形成された加圧部材が
軸方向に直接的に駆動されることとなる。そのため、電
動アクチュエータのエネルギ効率が良好であり、加圧部
材が精度よく軸方向に駆動され、しかも、必要に応じて
比較的高速で軸方向に駆動することも可能となる。
【0015】請求項3の発明では、請求項1または2に
記載の発明において、比較的重量を有する軸押し手段の
駆動機構が素材管と反力軽減機構との間に配置されてい
ることにより、装置全体の剛性が高くなるために、バル
ジ加工装置全体を小型化することが可能となる。
【0016】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれかに記載の発明において、所定形状に成形され
た製品の端部を軸押し手段の加圧部材が押圧した状態で
バルジ成形型を型開きすると、製品は、その端部が軸押
し手段の加圧部材に保持されているために上型に留まる
こととなる。この状態で搬送手段を上型と下型の間との
間に移動させ、軸押し手段の加圧部材による押圧を解除
させると、製品が搬送手段に受け渡される。また、搬送
手段は、上型と下型の間との間に移動される前に次の成
形サイクルで使用される素材管を把持しており、上型と
下型の間との間に移動されると、素材管を下型にセット
する。したがって、搬送手段の一度の移動で素材管のバ
ルジ成形型内への搬入と所定形状に成形された製品のバ
ルジ成形型からの搬出とを同時に行うことができるた
め、成形サイクルタイムが低減される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のバルジ加工装置
の好適な実施の一形態を、図1〜図3に基づいて詳細に
説明する。
【0018】本発明のバルジ加工装置は、概略、素材管
Pを収容し拘束するバルジ成形型1と、素材管Pの内部
に高圧流体を供給する高圧流体供給手段2と、素材管P
の少なくとも一方端をシールする加圧部材3および該加
圧部材3を軸方向に駆動して素材管Pを押圧させる駆動
機構4を有する軸押し手段5と、素材管P内に供給され
た高圧流体により加圧部材3に付与される反力を高圧流
体自体の圧力によって軽減させる反力軽減機構6と、を
備えており、軸押し手段5の駆動機構4は、素材管P内
に供給された高圧流体の反力が反力軽減機構6によって
軽減された加圧部材3を軸方向に駆動させて素材管Pの
端部を押圧し得る出力を有する電動アクチュエータとし
てサーボモータ7を備えてなるものである。尚、反力軽
減機構6は、素材管P内に供給された高圧流体によって
加圧部材3に付与される反力に抗する反力以上の押圧が
得られるように高圧流体自体の圧力によって軽減するこ
ともできる。
【0019】バルジ成形型1は、上型10と下型11と
により構成されており、この実施の形態の場合、上型1
0と下型11との衝合面の軸方向両端部(図1および図
2には一方端部のみが示されていることに注意された
い)には、素材管Pの外径と同じ径の収容部10a,1
1aがそれぞれ形成されており、両収容部10a,11
aの間には素材管Pを所定形状に成形するための膨大部
10b,11bが形成されている。この実施の形態の場
合、軸押し手段5や反力軽減機構6を支持するブロック
12および13が上型10の両端部にそれぞれ設けられ
ている。そして、上型10と下型11とを相対的に移動
させて型開閉を行うと共に成形時に型閉じした状態を保
持すべく型締めするために、型締め手段が設けられてい
る(図示は省略した)。さらに、各ブロック12,13
の軸方向両外側には、反力軽減機構6を構成するカウン
タバランス室60(後述する)がそれぞれ設けられてい
る。
【0020】高圧流体供給手段2は、少なくとも一方の
カウンタバランス室60に管路20を介して接続された
増圧機21およびこの増圧機21を駆動するポンプ22
と、少なくとも他方のカウンタバランス室60に管路を
介して接続されたバルブ(図6を参照)とにより構成さ
れている。この実施の形態では、増圧機21により素材
管P内に供給される高圧流体として水が採用されてい
る。バルブは、素材管P内に水を供給する際にその内部
の空気を抜くために開状態とされ、素材管P内に水が充
満されると閉状態とされるように制御される。
【0021】軸押し手段5の加圧部材3は、素材管Pと
略同径の外径を有するもので、この実施の形態の場合、
その一方端側(図1および図2の左側)が型締めされた
際の上型10および下型11の軸方向両端に形成された
収容部10a,11a内でそれぞれ軸方向移動可能に嵌
挿されるように配置されており、中間部がブロック12
および13を貫通して、他方端側(図1および図2の右
側)がカウンタバランス室60に収容されるように延び
ている。加圧部材3の収容部10a,11aに配置され
る一方端側の端面は、軸方向に駆動されて素材管Pの端
面に対して当接されたときに水密にシールすることがで
きるように形成されている。そして、加圧部材3の内部
には、かかる一方側の端面からカウンタバランス室60
内に位置する他方側の端面にわたって軸方向に貫通する
流路30が形成されている。なお、この実施の形態にお
いては、加圧部材3により素材管Pの両端をそれぞれ押
圧するように構成した場合で説明するが、本発明はこの
実施の形態に限定されることなく、必要に応じて、素材
管Pの一方端のみを加圧部材3により押圧するように構
成する場合もある。
【0022】この実施の形態における軸押し手段5の駆
動機構4は、概略、加圧部材3の軸方向中間部外周面に
形成された送りねじ40と、この送りねじ40に螺合さ
れ軸方向に移動不能に支持された送りナット41と、送
りナット41を回転駆動するサーボモータ7と、により
構成されている。
【0023】送りナット41は、その外周面に歯形が形
成されてなるもので、加圧部材3の送りねじ40に螺合
された状態でブロック12の凹部12aに配置され、ス
ラスト軸受42によって軸方向に移動不能に支持されて
いる。また、ブロック12および13の間には、加圧部
材3と平行に枢軸43が軸周りに回転可能に架設されて
おり、枢軸43には送りナット41の歯形と噛合される
ギヤ44が相対回転不能に設けられ、ブロック13には
枢軸43を軸周りに回転駆動するサーボモータ7が設け
られている。図1および図2に示した実施の形態では、
サーボモータ7の回転駆動が所定の減速比で送りナット
41に伝達されるように、送りナット41およびギヤ4
4の歯数が設定されている。加圧部材3の送りねじ40
に螺合された送りナット41は、サーボモータ7を所定
量回転駆動することによりギヤ44を介して所定量回転
され、加圧部材3を軸方向に所定量だけ直接移動させ
る。なお、この実施の形態では、電動アクチュエータと
して、サーボモータ7を使用した場合で説明したが、ス
テッピングモータのような他の電動機などをアクチュエ
ータとして使用することもできる。
【0024】カウンタバランス室60は、管路20が接
続されて増圧機21から水が所定の圧力で供給される。
また、カウンタバランス室60と素材管P内は、加圧部
材3に形成された流路30により連通されている。そし
て、増圧機21から管路20を介してカウンタバランス
室60内に供給された所定の圧力の水は、加圧部材3の
流路30を通って素材管P内に流入して、素材管Pを拡
径するように作用するだけでなく、カウンタバランス室
60内に位置している加圧部材3の他方側の端面を押圧
するように作用すると共に、素材管Pをシールしている
加圧部材3の一方側の端面を押圧することとなる。一
方、この実施の形態における加圧部材3は、所定の圧力
の水によってその両端面が押圧されたときに、カウンタ
バランス室60内に位置する他方側の端面の受圧面積
が、素材管Pの端面をシールする一方端側の端面の受圧
面積と略同じか小さくなるように設定されている。した
がって、素材管P内に供給された水の圧力によって加圧
部材3の一方側の端面を押圧するように作用する反力の
一部または全部が、カウンタバランス室60内に同様に
供給された水自体の圧力によって加圧部材3の他方側の
端面を押圧するように作用する力によって、軽減または
消去されることになる。なお、本発明における加圧部材
3は、場合によって、他方側の端面の受圧面積が一方端
側の端面の受圧面積よりも大きくなるように設定して、
反力と対抗する以上の押圧力を加圧部材3に付与するこ
ともできる。すなわち、本発明における反力軽減機構6
は、この実施の形態の場合、加圧部材3の両端の受圧面
積の差によって加圧部材3に付与される反力を軽減する
度合が決定されるが、加圧部材3に付与される反力と対
抗する押圧力を発生させることが可能な手段により構成
されたものであればよく、反力の軽減とは、反力以上の
対抗する押圧力を付与する場合も含まれる。さらに、流
路30については、カウンタバランス室60と素材管P
との内部に同じ圧力がかかるものであればよく、図1に
示されているように加圧部材3に形成されたものに限ら
ず、図示は省略するが、カウンタバランス室60外に設
けられた配管路により形成されるものであってもよい。
【0025】本発明のバルジ加工装置では、反力軽減機
構6を備えているため、サーボモータ7は、送りナット
41とギヤ44の減速比、および、送りナット41と送
りねじ40の効率を考慮して、素材管Pの端部を押圧す
ることができる出力を有するものであればよく、素材管
Pを拡径させるように作用する水の圧力による加圧部材
3を軸方向外側に押し戻すような全ての反力に抗して押
圧するような出力を有する必要がないので、従来の技術
ような比較的大径の油圧シリンダ107(図6)を用い
ることなく、比較的小型のサーボモータ7により駆動さ
れる送りナット41および送りねじ40からなる送りね
じ機構を採用して正確な制御を容易に行うことができ、
しかも、所望により比較的高速で加圧部材3を軸方向に
駆動することができ、さらに、そのメンテナンスが容易
となる。なお、反力軽減機構6を備えることなくサーボ
モータ7のみによって送りねじ機構を駆動すると仮定し
た場合には、素材管Pを拡径させるように作用する水の
圧力により加圧部材3が軸方向外側に押し戻されるよう
な反力が発生し、かかる反力に抗して素材管Pの端部を
押圧しなければならなくなるので、大出力のサーボモー
タや幾段にもわたる減速ギヤが必要となり、本発明の目
的を達成することはできない。そして、素材管Pを拡径
させるように作用する水の圧力による加圧部材3を軸方
向外側に押し戻すような反力に対して、加圧部材3のカ
ウンタバランス室60内に位置している他方側の端部に
発生する力が略同じか小さくなるように設定すること
で、送りナット41と送りねじ40との間のバックラッ
シなど、駆動機構4に機械的なあそび(ガタ)等がなく
なるため、正確な軸押し制御を容易に行うことができ
る。
【0026】また、この実施の形態では、軸押し手段5
の駆動機構4を構成する比較的大きく重量を有するブロ
ック12および13がバルジ成形型1(上型10)の軸
方向端部に設けられており、ブロック13に比較的小さ
な軽量のカウンタシリンダ室60がその軸方向外側に設
けられている、すなわち、軸押し手段5の駆動機構4が
素材管Pと反力軽減機構6との間に配置されていること
により剛性を高くすることができ、したがって、バルジ
加工装置全体を小型化することができる。
【0027】さらに、本発明のバルジ加工装置は、上述
したように上型に軸押し手段5が設けられているのに加
えて、図1の鎖線および図3に示すように、バルジ成形
型1内に素材管Pを搬入すると共に所定形状に成形され
た製品P’をバルジ成形型1から搬出するための搬送手
段8を備えている。搬送手段8は、所定形状に成形され
た製品P’を受け取ることが可能な皿状の製品受け部8
0と、この製品受け部80の下面に開閉可能に設けられ
た素材管Pを把持する把持爪81とを備えてなるもの
で、例えばロボットのアーム82に支持されることによ
り上型10と下型11の間とその外部とに移動すること
が可能となっている。
【0028】以上のように構成されたバルジ加工装置で
は、素材管Pにバルジ加工を行うに際して、最初に図1
に示すように、上型10と下型11とが相対的に離間し
型開きした状態とされており、下型11の収容部11a
に所定の長さを有する素材管Pの両端が位置決め支持さ
れる。その後、上型10と下型11とが相対的に近接さ
れて型締めされる。これに先立ち、上型10の加圧部材
3は、素材管Pの端面との間に僅かなクリアランスを有
するように軸方向に後退されており、型締めが完了する
と、素材管Pを押圧することなくその端面をシールすべ
くサーボモータ7が回転駆動されて軸方向に前進移動さ
れる。
【0029】その後、カウンタバランス室60に接続さ
れたバルブ(図6を参照)を開放した状態で、高圧流体
供給手段2の増圧機21から管路20を介してカウンタ
バランス室60に水を送り出す。水は、カウンタバラン
ス室60から加圧部材3の流路30を介して素材管Pの
内部に供給され、これらカウンタバランス室60、加圧
部材3の流路30、および素材管Pの内部に残留してい
た空気はバルブから外部に排出される。そして、水が充
満されて残留していた空気が排出されると、バルブが閉
じられるように制御され、素材管Pの中間部がバルジ成
形型1の膨大部10b,11bに倣って拡径するよう
に、さらに増圧機21から水が所定の圧力となるまで素
材管P内に供給される。このとき、素材管P内が加圧部
材3に形成された流路30によりカウンタバランス室6
0と連通されているため、上述したように、加圧部材3
を軸方向外側に押圧するような反力が少なくとも軽減さ
れる。
【0030】図2に示すように、素材管P内に供給され
る水の圧力上昇に伴って、軸押し手段5のサーボモータ
7が回転駆動され、ギヤ44を介して送りナット41が
回転されて、送りナット41に送りねじ40を螺合され
た加圧部材3が前進駆動するよう制御される。この加圧
部材3の前進駆動の制御は、サーボモータ7の回転量に
よってバックラッシ等の機械的なガタがない状態で容易
に且つ正確に制御することができる。そして、本発明で
は、上述したように、反力軽減機構6を備えていること
により、従来の技術のように出力の大きい油圧シリンダ
107(図6)を使用することなく、出力が小さいが小
型で制御が容易なサーボモータ7を採用することが初め
て可能となったのである。
【0031】内部に水の圧力が付与され、端部が加圧部
材3によって押圧されると、素材管Pは、バルジ成形型
1の膨大部10b,11bに倣って拡径されて所定形状
に成形された製品P’となる。そして、バルブを開放す
るなどして内部に供給された水を抜き出し、上型10と
下型11とを相対的に離間させて型開きを行う。このと
き、加圧部材3は、製品P’の端部を保持し得る程度に
その当接を維持した状態とされている。したがって、製
品P’は、型開きされたときに上型10に設けられた軸
押し手段5に保持されて上型10に留まった状態とな
る。この状態で、ロボットのアーム82を操作して、搬
送手段8を上型10と下型11の間との間に移動させ、
サーボモータ7を駆動して軸押し手段5の加圧部材3を
後退移動させてその当接を解除させると、製品P’が搬
送手段8の製品受け部80に落下する。また、搬送手段
8は、上型10と下型11の間との間に移動される前に
把持爪81に次の成形サイクルで使用される素材管Pを
把持しており、上型10と下型11との間に移動される
と、把持爪81を開いて素材管Pを下型11の収容部1
1bにセットする。このように、軸押し手段5を上型1
0に設けると共に、搬送手段8が上方に製品受け部80
を、下方に把持爪81を備えていることにより、素材管
Pのバルジ成形型1内への搬入と所定形状に成形された
製品P’のバルジ成形型1からの搬出とを、搬送手段8
の一度の移動で行うことができるため、成形サイクルタ
イムの低減を図ることができる。
【0032】次に、本発明のバルジ加工装置の別の実施
の形態を、図4に基づいて説明する。なお、この実施の
形態における説明では、上述した実施の形態と異なる部
分のみを説明することとし、同様または相当する部分に
ついては同じ符号を付してその説明を省略する。
【0033】この実施の形態における軸押し手段5は、
加圧部材3の中間部に連結部材31の一端が固着され、
この連結部材31の他端に送りナット45が設けられて
いる。また、ブロック12および13の間には、加圧部
材3と平行に送りねじ軸46が軸周りに回転可能に架設
されており、送りねじ軸46に送りナット45が螺合さ
れている。サーボモータ7により送りねじ軸46が軸周
りに所定量回転駆動されると、送りナット45が軸方向
に移動して、連結部材31に固着された加圧部材3が軸
方向に移動することとなる。なお、この実施の形態にお
いては、送りナット45の移動に対する加圧部材3の移
動抵抗により発生するモーメントに耐え得るように連結
部材31が構成される。
【0034】次に、本発明のバルジ加工装置のさらに別
の実施の形態を、図5に基づいて説明する。なお、この
実施の形態における説明でも、上述した実施の形態と異
なる部分のみを説明することとし、同様または相当する
部分については同じ符号を付してその説明を省略する。
【0035】この実施の形態における反力軽減機構6
は、カウンタバランス室61が上型10の端部と軸押し
手段5の駆動機構4を支持するブロック12との間に介
装され、加圧部材3の軸方向中間位置にピストン32が
形成されている。加圧部材3に付与される反力を軽減す
る度合は、カウンタバランス室61内におけるピストン
32の素材管P側の受圧面積と反素材管P側の受圧面積
との差によって決定される。カウンタバランス室61に
は、高圧流体供給手段2の管路20が接続される(図5
においては省略した)。、この実施の形態におけるカウ
ンタバランス室61は、比較的重量を有する軸押し手段
5のブロック12などを支持し得る剛性を有するように
構成されている。尚、カウンタバランス室61は、上型
10とブロック12との間を別の部材で連結して支持す
るように構成すれば、軸押し手段5のブロック12など
を支持し得る剛性を有する必要はない。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、素材管を収容
し拘束するバルジ成形型と、素材管の内部に高圧流体を
供給する高圧流体供給手段と、加圧部材を軸方向に駆動
して素材管を押圧させる駆動機構を有する軸押し手段
と、素材管内に供給された高圧流体により加圧部材に付
与される反力を高圧流体自体の圧力によって軽減させる
反力軽減機構と、を備え、軸押し手段の駆動機構は、素
材管内に供給された高圧流体の反力が反力軽減機構によ
って軽減された加圧部材を軸方向に駆動させて素材管の
端部を押圧し得る出力を有する電動アクチュエータを備
えたという簡単な構成で、設備コストがかからず、メン
テナンスが容易であり、サイクルタイムを低減させるこ
とができる小型化されたバルジ加工装置を提供すること
ができる。
【0037】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
の発明において、軸押し手段の駆動機構が、加圧部材に
形成された送りねじと、該送りねじに螺合され軸方向に
移動不能に支持されており電動アクチュエータにより回
転駆動される送りナットとを備えていることにより、ア
クチュエータのエネルギ効率が良好であり、加圧部材が
精度よく軸方向に駆動され、しかも、必要に応じて比較
的高速で軸方向に駆動することも可能なバルジ加工装置
を提供することができる。
【0038】請求項3の発明によれば、請求項1または
2に記載の発明において、軸押し手段の駆動機構が、素
材管と反力軽減機構との間に配置されていることによ
り、装置全体の剛性が高くなるため、全体的に小型化さ
れたバルジ加工装置を提供することができる。
【0039】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
いずれかに記載の発明において、バルジ成形型が上型と
下型とにより構成されてなり、上型に軸押し手段が設け
られ、バルジ成形型内に素材管を搬入すると共に所定形
状に成形された製品をバルジ成形型から搬出する搬送手
段を備えたことにより、搬送手段の1度の移動で素材管
のバルジ成形型内への搬入と所定形状に成形された製品
のバルジ成形型からの搬出とを同時に行うことができる
ため、成形サイクルタイムを低減させることができるバ
ルジ加工装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルジ加工装置の実施の一形態におい
て、型開きした状態を示す部分断面図である。
【図2】図1に示した状態から型閉じして素材管を拡径
させた状態を示す部分断面図である。
【図3】本発明の搬送手段を示す断面図である。
【図4】本発明のバルジ加工装置の別の実施の形態を示
す部分断面図である。
【図5】本発明のバルジ加工装置のさらに別の実施の形
態を示す部分断面図である。
【図6】従来のバルジ加工装置を説明するための断面図
である。
【符号の説明】
P 素材管 P’ 製品 1 バルジ成形型 2 高圧液体供給手段 3 加圧部材 4 駆動機構 5 軸押し手段 6 反力軽減機構 7 サーボモータ 8 搬送手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真野 恭一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 門間 義明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 本多 修 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内 (72)発明者 佐藤 浩一 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内 (72)発明者 石橋 博雄 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 Fターム(参考) 4E050 AA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材管を収容し拘束するバルジ成形型
    と、 素材管の内部に高圧流体を供給する高圧流体供給手段
    と、 加圧部材を軸方向に駆動して素材管を押圧させる駆動機
    構を有する軸押し手段と、 素材管内に供給された高圧流体により加圧部材に付与さ
    れる反力を高圧流体自体の圧力によって軽減させる反力
    軽減機構と、を備え、 軸押し手段の駆動機構は、素材管内に供給された高圧流
    体の反力が反力軽減機構によって軽減された加圧部材を
    軸方向に駆動させて素材管の端部を押圧し得る出力を有
    する電動アクチュエータを備えたことを特徴とするバル
    ジ加工装置。
  2. 【請求項2】 軸押し手段の駆動機構は、加圧部材に形
    成された送りねじと、該送りねじに螺合され軸方向に移
    動不能に支持されており電動アクチュエータにより回転
    駆動される送りナットとを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載のバルジ加工装置。
  3. 【請求項3】 軸押し手段の駆動機構は、素材管と反力
    軽減機構との間に配置されていることを特徴とする請求
    項1または2に記載のバルジ加工装置。
  4. 【請求項4】 さらに、所定形状に成形された製品を受
    け取ると共に素材管を把持することが可能な搬送手段を
    備え、 バルジ成形型が上型と下型とにより構成されており、 軸押し手段の加圧部材が製品の端部を保持することがで
    き、 上型と下型とを離間させて型開きした際に、上型と下型
    との間に移動された搬送手段が保持していた素材管を下
    型にセットすると共に、軸押し手段の加圧部材が製品の
    端部の保持を解除して該製品を搬送手段に受け渡すこと
    ができるように、軸押し手段を上型に設けたことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のバルジ加工装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103785737A (zh) * 2014-01-15 2014-05-14 南宁市绿韵制冷有限公司 一种翅片管的加工装置及方法
CN114850280A (zh) * 2022-05-05 2022-08-05 江西中鼎金属工艺有限公司 一种铜壶嘴的加工设备及壶嘴加工工艺

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