JP2002017733A - 生検針 - Google Patents

生検針

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JP2002017733A
JP2002017733A JP2000208407A JP2000208407A JP2002017733A JP 2002017733 A JP2002017733 A JP 2002017733A JP 2000208407 A JP2000208407 A JP 2000208407A JP 2000208407 A JP2000208407 A JP 2000208407A JP 2002017733 A JP2002017733 A JP 2002017733A
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needle
notch
inner needle
hub
biopsy
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JP2000208407A
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Inventor
Kengo Honda
健吾 本田
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PLASTIC HONDA KK
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PLASTIC HONDA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 針部分と駆動部とを切り離して、別々に廃棄
処理できる生検針を提供する。 【解決手段】 生検針10は、先端部に切欠き部が形成
された内針1と、内針1が挿入される中空の外針2とを
有し、外針2の後端にはハブ11が固着され、ハブ11
は移動駒12に着脱自由に取り付けられる。内針1に
は、ノッチ1bが形成され、外針2を少し抜いて、内針
1を折れば内針1はノッチ1bの部分から破断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生検針に関し、特
に人体の組織の一部を採取するための組織生検針に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の組織生検針としては、例えば図5
に示す株式会社メディコスヒラタ販売の「セミオートマ
チック組織生検針」が知られている。図5(A)におい
て、生検針は、先端部に切欠き部1aが形成された内針
1と、内針1が挿入される中空の外針2とを有してい
る。この生検針の使用手順は、まずプランジャー3を引
いて内針1と外針2とを共にセットする(図5
(B))。駆動部4内には外針2を押圧するコイルバネ
5装着され、外針2をセットすることによりコイルバネ
5は圧縮状態になる。次にプランジャー3を押すと内針
1だけが人体の組織6内に刺入され(図5(C))、内
針1の切欠き部1aに組織6が取り込まれる。さらにプ
ランジャー3を押すと、コイルバネ5のセットが解か
れ、図5(D)に示すようにコイルバネ5の復元力によ
って外針2が突出し、切欠き部1aに入っていたの組織
6の一部が内針1と外針2との間に取り入れられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のタイプのこの生
検針は、使用後は血液等が付着しているので、感染性廃
棄物として、産業廃棄物とは異なる処理が要求される。
このとき、駆動部4自体は産業廃棄物であるにもかかわ
らず、針部分と共に処理されるため、全体としては医療
廃棄物として処理せざるを得なくなっている。
【0004】そこで、本発明は、針部分と駆動部とを切
り離して、別々に廃棄処理できる生検針を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、先端部に切欠き部が形成された
内針と、前記内針が挿入される中空の外針とを有し、前
記内針の先端部を組織内に刺入し、その後外針を移動さ
せ内針にかぶせて前記切欠き部に組織の一部を取り込ん
で採取する生検針において、外針を着脱自由に取り付
け、内針にノッチを形成し、内針をノッチ部分から破断
できるようにした。そして、ノッチの位置は特に限定さ
れないが、例えば、外針の後端にハブを取り付け、この
ハブで覆われる位置に形成するようにしてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】図1,2はそれぞれ本発明の実施
の形態の一例を示す外観図、断面図であり、各図におい
て(A)は初期状態、(B)は内外針をセットした状態
を示している。
【0007】生検針10は、先端部に切欠き部1aが形
成された内針1と、内針1が挿入される中空の外針2
と、外針2を固着したハブ11とを備えている。ハブ1
1は可動駒12に着脱自在に取り付けられ、可動駒12
は駆動部13に摺動自在に取り付けられている。生検針
10は、さらに、可動駒12を引っ張る操作部14と、
外針2を押圧するコイルバネ5とを備えている。
【0008】この生検針10の操作方法について説明す
ると、図1(A),図2(A)はバネ5が伸びきった初
期状態を示し、この状態から操作部14を引いて内外針
をセットする。操作部14を引くと、それに接着された
内針1も後退するとともにフック部16が可動駒12の
後端17を引っ張って外針2を後退させる。駆動部13
の爪13aが、可動駒12の側溝に係止するところまで
可動駒12を移動させる。これによりバネ5が圧縮され
る(図1(B)、図2(B)の状態)。
【0009】上記の状態で内外針を検査対象である組織
まで刺入し、操作部14を押すと内針1が組織内に刺入
され、切欠き部1aが露出する(図1(B)、図2
(B)の鎖線1,1a参照)。さらに操作部14を押す
とフック部16が斜面18を押して爪13aが下降し、
可動駒12はロックが解除されバネ5の復元力によって
元の位置まで瞬時に移動し、同時に外針2も突出して切
欠き部1aに入った組織の一部が切取られる。その後内
針1を抜き取って切欠き部1aに取り込んだ組織を回収
する。
【0010】図3は、外針2の取付部分を示す断面図で
あり、外針2の後端(図3の右端)には、ハブ11が固
着され、ハブ11は可動駒12の取付部12aに着脱自
在に取付れられる。ハブ11の直径は、内針1の直径よ
りやや大きくなっており、必要に応じてハブ11の開口
から注射器を用いて血液凝固剤を注入することができ
る。ハブ11と内針1との間には、図3に示すように間
隙11aが形成されている。取付部12aの近傍の内針
1には、ノッチ1bが形成されている。ノッチ1bの断
面形状は、V形、U形、矩形等どのような形状でもよ
い。ノッチ1bの深さは、特に限定されないが、好まし
くは、内針1の直径の1/5から3/5程度がよい。1
/5より浅いと、内針1が折れにくくなり、3/5より
深いと内針1の強度に影響がでてくる。
【0011】生検針を使用した後、図3(B)に示すよ
うに、外針2を少し抜いてノッチ1a部分を露出させ、
内針1を、外針2およびハブ11といっしょにつかんで
折れば、図3(C)に示すように、内針1はノッチ1a
の位置で簡単に破断される。破断後は、内外針1,2は
感染性廃棄物として、駆動部13は産業廃棄物として分
別して処理する。それにより、感染性廃棄物の量をかな
り減少させることができる。また、内外針を廃棄する際
に、図4に示すように折り曲げれば、内針1は外針2か
ら抜けなくなり、処分の最中に内針が飛び出したりする
ことなく安全である。
【0012】さらに、生検針の製造工程において検査を
する工程があるが、その際に、上記のように駆動部13
と針部1,2とを分離することできれば、針部分のみを
検査を行うことできるので、検査を効率的に行うことが
できる。
【0013】ノッチ1bの形成位置は特に限定されない
が、取付部12aの近傍に形成すれば内針1を根元から
破断することができる。また、ノッチ1aをハブ11で
覆われる位置に形成すれば、内針1とハブ11との間に
間隙11aがあるので、ノッチ1a形成時にバリ等がで
きてもバリが周りに当ることがない。すなわち、ノッチ
1bの形成方法に自由度が増し、例えばプレス加工等に
よってノッチ1bを形成することも可能になる。さら
に、ハブ11の軸方向の長さを内針1のストロークに合
わせれば、ノッチ1bの部分に加工による異形が生じて
も、それが周り引掛かることがない。
【0014】本発明は、上記例に示す駆動機構を有する
生検針に限らず、他のタイプの駆動機構を有する生検針
に適用することも可能である。要するに、先端部に切欠
き部が形成された内針と、前記内針が挿入される中空の
外針とを有し、前記内針の先端部を組織内に刺入し、そ
の後外針を移動させ内針にかぶせて前記切欠き部に組織
の一部を取り込んで採取するタイプの生検針であれば、
本発明を適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バネの復元力を調整することにより外針の切込み力の低
下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生検針の側面図であり、(A)は初期状態、
(B)はセット状態を示している。
【図2】生検針の断面図であり、(A)は初期状態、
(B)はセット状態を示している。
【図3】外針の取付部の拡大断面図である。
【図4】内外針を分離した状態を示す斜視図である。
【図5】従来の生検針およびその使用法を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 内針 1a 切欠き部 1b ノッチ 2 外針 11 ハブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部に切欠き部が形成された内針と、前
    記内針が挿入される中空の外針とを有し、前記内針の先
    端部を組織内に刺入し、その後外針を移動させ内針にか
    ぶせて前記切欠き部に組織の一部を取り込んで採取する
    生検針において、外針を着脱自由に取り付け、内針にノ
    ッチを形成したことを特徴とする生検針。
  2. 【請求項2】前記外針の後端にはハブが固着され、前記
    ハブで覆われる位置に前記ノッチを形成した請求項1に
    記載の生検針。
  3. 【請求項3】 前記ハブの軸方向の長さを、前記内針の
    ストロークに応じて設定する請求項2に記載の生検針。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の生検針を、前記ノッチの
    位置において折って破断し、その後内針及び外針を曲げ
    て内針が抜けない状態にすることを特徴とする生検針の
    処分方法。
JP2000208407A 2000-07-10 2000-07-10 生検針 Ceased JP2002017733A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008504071A (ja) * 2004-06-24 2008-02-14 ビーシーユー・インターナショナル 軟組織及び骨を介する迅速且つ正確な進入のための方法

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JP2008504071A (ja) * 2004-06-24 2008-02-14 ビーシーユー・インターナショナル 軟組織及び骨を介する迅速且つ正確な進入のための方法

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