JP2002017712A - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置

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JP2002017712A
JP2002017712A JP2000205972A JP2000205972A JP2002017712A JP 2002017712 A JP2002017712 A JP 2002017712A JP 2000205972 A JP2000205972 A JP 2000205972A JP 2000205972 A JP2000205972 A JP 2000205972A JP 2002017712 A JP2002017712 A JP 2002017712A
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imaging
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Mikihiko Kato
三紀彦 加藤
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4429Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units
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    • A61B6/42Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/4208Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by using a particular type of detector
    • A61B6/4233Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by using a particular type of detector using matrix detectors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透視撮影ができる撮影台で、別途撮影装置を
必要とせず胸部撮影等のような遠距離撮影もできるX線
撮影装置を提供する。 【解決手段】 制御卓12のX線管支柱退避スイッチ1
3を操作して、X線管装置1が固定されている支柱2
を、天板4の頭側または足側に独立して退避させる。被
検者を天板4上に載せ、天井走行部に懸垂された第二の
X線管装置1aを移動させて、コリメータの照準光によ
り被検者の関心部位の上方に位置させる。そして、操作
卓12のX線像検出部移動スイッチ19を操作して、X
線像検出部3を関心部位の天板4の下部に位置させる。
この状態で胸部撮影等のような遠距離撮影を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線撮影装置に係
わり、特に、天井懸垂の第2のX線管装置と組み合わせ
て胸部撮影等の遠距離撮影を行うことができるX線撮影
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一つのX線検査室、または、別のX線検
査室に、遠隔及び近接操作式のX線透視撮影台と、胸部
撮影等のできる別置きのX線管装置と別置きのリーダ撮
影台、天板等を備えた診療所や病院がある。そして、X
線透視撮影台には、操作方法及び臨床的手法に合うよう
に種々の分類のものがあり、X線管装置の位置によって
オーバチューブ式とアンダーチューブ式の透視撮影台が
ある。オーバチューブ式透視台はX線管装置が天板の上
にあり、スポット撮影装置やイメージングシステムが天
板の下にある。オーバチューブ式透視撮影台はX線管装
置が天板より離れた位置にあるため、天板の上部空間が
大きく、被検者の観察が容易であり、さらに、被検者の
体位変換等も行いやすい。また、装置の動作時、被検者
との干渉に余り注意を払わなくても良いため、動作が行
い易く、診断効率も良い。また、天板の上部空間が大き
いため、被検者に対する多種の診断(例えばミエログラ
フィやIVR)を行う場合や、他の診断(例えば内視鏡
診断や超音波診断等)を併用する場合に便利である。ま
た、スポット撮影装置等は天板の下で保持し易い構造に
なる。しかし、装置の機械的な構造上、X線管焦点から
受像面までの距離は1.1〜1.5mまでに限定され
る。また、骨格系などの撮影のために、天板の裏側に、
X線撮影用カセッテを用いてブッキー撮影が可能な撮影
機構が設けられ、別置きのX線管装置にて単純撮影が行
なわれている。また、胸部撮影は、焦点―フイルム間距
離を2m近くまで確保する必要があるため、上記のX線
透視撮影台では行うことができず、別置きのX線管装置
と別置きのリーダ撮影台によって行われている。また、
検査の手技上被検者の側面撮影を行う時、被検者を天板
上で体位を横にして行わなければならない。しかし、動
かすことのできない被検者の場合は、別置きのX線管装
置と撮影装置で、側面撮影が行われる場合がある。そし
て、設備の有効利用を図るために、上記のX線透視撮影
台と、胸部撮影用等のX線管装置とリーダ撮影台、天板
を、一つのX線検査室に備えて、タイムシェアリングで
X線検査を行っているケースがある。
【0003】図6に、オーバチューブ式X線透視撮影台
を示す。通常、透視撮影台に装着されているX線管装置
8と、天板4を挟んで対向して配置された受像系9とが
連動して天板4に平行して移動し、X線管装置8が上下
して透視撮影を行っている。X線管装置8が、受像系9
に対して前後移動するが、装置の機械的な構造からFI
D(Focal spot to Image rec
eptor Distance:X線管装置8の実効焦
点の基準面から基準軸が受像系9の受像器面と交差する
点までの距離)は、1.1〜1.5m程度である。その
ため、2〜3mの胸部などの遠距離撮影を行うときは、
図7に示すように天井走行部7に取り付けられた別置き
の第二のX線管装置1aと、リーダ撮影台22に撮影装
置11を取付けた別の装置とを用いて、撮影が行われ
る。この時のFIDは、2.0〜3.0m程度に設定さ
れる。また、近接操作のアンダーチューブ式透視撮影台
は、X線管装置が天板の裏側にあり、スポット撮影装置
やイメージングシステムが天板の前方にある。そのFI
Dは0.8〜1.2m程度であり、胸部などの遠距離撮
影を行うときは、図8に示すように、X線管装置8と受
像系9を被検者の頭部または脚部に退避させ、天井走行
部7に取り付けられた別置きの第二のX線管装置1aを
用い、天板4の下部に設けられた第二の撮影装置11と
組み合わされて、撮影が行われる。この時、透視撮影台
の天板4の裏側に設けられた撮影装置11は、天板4の
長手方向に手動で移動することができ、散乱線を除去す
るグリッドを備え、内部に撮影フイルム、増感紙がセッ
トされたカセット(図示せず)が装着されている。ま
た、オーバチューブ式及びアンダーチューブ式の何れの
透視撮影台でも、側面撮影をする場合、図9に示すよう
に、天井走行部7に取り付けられた別置きの第二のX線
管装置1aを用い、透視撮影台にX線カセッテ23を装
着して、撮影が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のX線透視撮影台
は以上のように構成されているが、X線管装置8とそれ
を支持する支柱と、天板4を挟んで対向する受像系9
が、連動して天板4に対して平行移動し、X線管装置8
が受像系9に対して前後に移動するが、装置の機械的な
構造から、そのFIDは1.1〜1.5m程度である。
そのためFIDが2〜3mの胸部撮影等のような、遠距
離撮影の拡大率を抑えた撮影においては、X線管装置8
と受像系9間の距離を長くとる必要があるが、両者の可
動範囲が限定され、また、連動機構のため、X線管装置
8のみを水平移動して別位置に退避すことができないの
で、第二のX線管装置1aを用いて胸部撮影等のような
遠距離撮影ができないという問題がある。そのため、遠
距離撮影を行うときは、天井走行部7に取り付けられた
別置きの第二のX線管装置1aと、リーダ撮影台22に
撮影装置11を取付けた別の装置とを用いて、FIDを
2.0〜3.0m程度に設定して撮影をしなければなら
ないという問題がある。また、アンダーチューブ式透視
撮影台では、X線管装置8と受像系9を被検者の頭部ま
たは脚部に退避させ、天井走行部7に取り付けられた別
置きの第2のX線管装置1aを用い、天板4の下部に設
けられた別の撮影装置11と組み合わせて、胸部などの
遠距離撮影を行なっているが、装置として重装備の状態
で、操作する空間が狭くなるという問題がある。上記の
ように、遠距離撮影を行うときには、透視撮影台本体に
取り付けられたX線管装置8と受像系9以外に、第二の
X線管装置1aと、リーダ撮影装置や別の撮影装置11
を必要とし、被検者を透過したX線像を検出するため
に、受像系9と撮影装置11の2台が必要になる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、従来のように透視撮影ができる撮影台
で、別途、撮影装置を設けなくても、胸部撮影等のよう
な遠距離撮影もできるX線撮影装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のX線撮影装置は、X線管装置を支持した支
柱と、そのX線管装置と天板を挟んで対向して配置され
たX線像検出部とを備え、透視または撮影することがで
きるX線撮影装置において、X線管装置を支柱ごと独立
して被検者の頭側又は足側に退避させることができるス
イッチ操作による退避手段と、X線像検出部を独立して
被検者の体軸方向の任意の位置に移動させることができ
るスイッチ操作による移動手段とを備え、別に設けられ
た第2のX線管装置と前記X線像検出部とを組合わせて
透視または撮影するようにしたものである。
【0007】また、X線管装置を支持した支柱と、その
X線管装置と天板を挟んで対向して配置されたX線像検
出部とを備え、透視または撮影することができるX線撮
影装置において、前記支柱とX線像検出部とを機械的に
連結する連結装置と、X線撮影装置またはその操作卓に
連結を解除することのできるスイッチとを設けて、その
スイッチ操作により連結を解除されたX線像検出部を被
検者の体軸方向に手動で動作できるものである。
【0008】本発明のX線撮影装置は上記のように構成
されており、操作卓のX線管支柱退避スイッチによっ
て、X線管装置を支柱ごと独立して被検者の頭側または
足側に退避させることができ、そして、X線像検出部移
動スイッチによって、X線像検出部を独立して被検者の
体軸方向の任意の位置に移動させることができる。その
ため、胸部撮影等のように拡大率を抑える遠距離撮影を
行う場合、別に設けられた天井懸垂の第2のX線管装置
と前記X線像検出部とを組合わせて、透視及び撮影を行
うことができる。また、前記支柱とX線像検出部の連結
装置を設けて、連結装置スイッチによって、支柱とX線
像検出部の連動機構を解除させ、X線管装置のみをスイ
ッチによって退避させ、X線像検出部を手動操作で移動
させ、第2のX線管装置と組み合わせて遠距離撮影を行
うことができる。また、X線像検出部が一つで済むの
で、従来より装備が簡素化できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のX線撮影装置の一実施例
を図1を参照しながら説明する。図1は本発明のX線撮
影装置の撮影台とその操作卓12と天井走行部から懸垂
された第2のX線管装置1aの斜視図を示す図である。
本X線撮影装置は、支柱2に固定支持されたX線管装置
1と、その支柱2を天板4に平行に移動させる支柱部駆
動機構2aと、基台6の主支柱5の保持部5aに保持さ
れた被検者を載せる天板4と、天板4の下部に設けられ
たX線像検出部3と、そのX線像検出部3を天板4に平
行に移動させるX線像検出部駆動機構3aと、X線管装
置1を保持している支柱2を天板4の長手方向に平行に
独立して退避移動させる操作卓12上に設けられたX線
管支柱退避スイッチ13と、X線像検出部3を天板4の
下部で天板4の長手方向に平行に独立して移動させる操
作卓12上に設けられたX線像検出部移動スイッチ19
と、X線管装置1とX線像検出部3とを連動して駆動す
ることができる連動スイッチ21と、天井走行部に懸垂
された第2のX線管装置1aとから構成されている。
【0010】本X線撮影装置は、通常のX線管装置1を
用いて透視及び撮影を行うときは、連動スイッチ21の
操作によって、CPUからそれぞれの駆動制御部に対し
て、X線管装置1とX線像検出部3が対向する関係を保
ったまま、被検者の頭足方向に動作するよう指令を出し
て動作制御を行う。そして、胸部撮影等のような拡大率
を抑える遠距離撮影を行う時は、操作卓12または撮影
台本体に設けられたX線管支柱退避スイッチ13によ
り、支柱2を被検者の頭側または足側に退避させる。そ
して、別に設けられた天井から懸垂された第2のX線管
装置1aを、天板4上の透視又は撮影する位置に移動さ
せ、そして、操作卓12または撮影台本体に設けられた
X線像検出部移動スイッチ19を操作して、X線像検出
部3をX線管装置1aに対向する透視または撮影を行う
位置に移動させる。そして、第2のX線管装置1aとX
線像検出部3とを組合わせて、透視又は撮影を行う。連
動スイッチ21は、CPUを介してX線管装置1とX線
像検出部3とを連動して動作させるが、X線管支柱退避
スイッチ13とX線像検出部移動スイッチ19は、CP
Uを介して、独立して支柱2またはX線像検出部3を動
作させることができる。
【0011】図2に、X線管装置1とX線像検出部3を
操作するためのブロック回路図を示す。支柱部駆動機構
2aは、X線管支柱退避スイッチ13と、CPU18
と、支柱制御部15と、支柱駆動部14から構成され、
X線像検出部駆動機構3aは、X線像検出部移動スイッ
チ19と、CPU18と、X線像検出部制御部17と、
X線像検出部駆動部16とから構成されている。上記の
支柱部駆動機構2aとX線像検出部駆動機構3aとは、
CPU18で制御され、その動作は連動スイッチ21を
操作すると上記の両駆動機構2a、3aは連動して動作
するが、X線管支柱退避スイッチ13またはX線像検出
部移動スイッチ19を操作すると、各々独立して駆動さ
れる機構である。
【0012】X線像検出部3は、被検者の透過X線を受
けて、X線画像を形成するセンサでイメージインテンシ
ファイヤや半導体フラットパネルの撮像装置である。半
導体フラットパネルの撮像装置として、通常X線を光に
変換するX線変換膜と、その直下に行列状に配置された
フォトダイオードアレイと、各フオトダイオードアレイ
に接続されたスイッチング素子によって構成され、X線
照射後、各スイッチング素子を順次ONすることで、各
画素に蓄積された信号電荷を読み出して、X線画像を形
成するタイプのものと、放射線に感応し入射線量に対応
した電荷信号を直接出力する変換膜からなる放射線セン
サーアレイを有し、その直下に行列状に配置された電極
にスイッチング素子が接続され、照射時に各スイッチン
グ素子を順次ONすることで、各画素に蓄積された信号
電荷を読み出し、X線画像を形成するタイプの2種類の
ものがある。何れのタイプでも、データ記憶装置を内蔵
してOFFラインで画像構成されるものや、X線撮影装
置のX線像検出部3からONラインで信号を送るものが
ある。この半導体フラットパネルを用いると、イメージ
インテンシファイヤのような空間を占有することがない
ので、X線撮影装置がコンパクトになる。
【0013】次に、本X線撮影装置の操作について説明
する。通常の透視撮影を行う時、まず、被検者を天板4
に載せる。そして、連動スイッチ21を操作し、CPU
18を介して、支柱制御部15とX線像検出部制御部1
7を制御し、支柱駆動部14によって、支柱2を移動さ
せ、同時に、X線像検出部駆動部16によって、X線像
検出部3を移動させる。そして、X線管装置1に取り付
けられたコリメータの照射ランプを点灯し、被検者の関
心部位の位置に照射野光を照準して位置合せを行う。そ
してX線透視又は撮影を行う。胸部撮影等のように拡大
率を抑える遠距離撮影を行う時、まず、X線管支柱退避
スイッチ13を操作し、CPU18を介して、支柱制御
部15を制御し、支柱駆動部14によって、支柱2を移
動させ、X線管装置1を天板4の長手方向のいずれかの
方向に退避させる。そして、被検者を天板4に載せる。
次に、天井走行部に取り付けられた第2のX線管装置1
aを移動させ、被検者の関心部位の位置にコリメータか
らの照射野光を照準して位置合せを行う。そして、X線
像検出部移動スイッチ19を操作し、CPU18を介し
てX線像検出部制御部17を制御し、X線像検出部駆動
部16によって、X線像検出部3を照射野光によって照
準された前記位置まで移動させる。そして、遠距離によ
るX線透視又は撮影を行う。
【0014】本X線撮影装置の他の実施例を図3、図4
を参照しながら説明する。図3は本発明のX線撮影装置
の撮影台とその操作卓12と天井走行部から懸垂された
第2のX線管装置1aを示す図である。図4はX線管装
置1とX線像検出部3と連結装置20を操作するための
ブロック回路図を示す。本X線撮影装置は、X線管装置
1を支持する支柱2と天板4の下部に設けられたX線像
検出部3が連結装置20で互いに対向するように連結さ
れている。X線管装置1を用いて透視又は撮影を行う場
合は、支柱2と天板4の下部に設けられたX線像検出部
3は連結されている状態で使用し、連動スイッチ21の
操作により支柱2を駆動制御して、X線管装置1とX線
像検出部3との組み合わせで行われる。天井懸垂型のX
線管装置1aを用いて透視又は撮影を行う場合は、操作
卓12又は撮影台本体に備えられた連結装置スイッチ2
0aを操作することで、連結装置20のロックを外し、
X線像検出部3を切り離し、連動スイッチ21を操作し
て、支柱2のみを動かしX線管装置1を天板4の長手方
向のいずれかの方向に退避させる。そして、X線像検出
部3は天板4の下に設けられたレール上を手動操作させ
て位置決めを行う。また、連結装置20の連結部分はC
PU18からの制御によって電動により行う方法と撮影
台本体に取り付けられた機構により機械的に制御する方
法があり、どちらの方法でもよい。上記の実施例のよう
に、X線管装置1を支持している支柱2からX線像検出
部3との連結を解除して、図5に示すように、X線像検
出部3のみを単独で移動して、第二のX線管装置1aと
組み合わせて、遠距離撮影をすることができる。これに
より撮像系は1個のX線像検出部3のみで行うことがで
きる。
【0015】
【発明の効果】本発明のX線撮影装置は上記のように構
成されており、操作卓又は撮影台本体に設けられた支柱
退避スイッチと検出部移動スイッチを操作して、X線管
装置を支柱ごと独立して被検者の頭側または足側に退避
させ、また、X線像検出部を独立して被検者の体軸方向
の任意の位置に移動させることができる。そのため、別
に設けられた天井懸垂の第2のX線管装置と前記X線像
検出部とを組合わせて、胸部撮影等のように拡大率を抑
える遠距離撮影を行うことができる。また、前記支柱と
X線像検出部の連結装置を設けて、スイッチによって、
連結機構を解除させるようにすることで、本体のX線管
装置のみを退避させ、X線像検出部を手動操作で移動さ
せ、天井懸垂のX線管装置と組み合わせて、遠距離撮影
を行うことができる。また、本体のX線像検出部を通常
の透視撮影に用い、また、遠距離撮影の場合も第2のX
線管装置と組み合わせて、同じX線像検出部を用いるこ
とができるので、従来より装備が簡素化され、さらに、
半導体フラットパネルを用いると、イメージインテンシ
ファイヤのような空間を占有することがなく、X線撮影
装置がコンパクトになり、その上、位置決めに透視を活
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のX線撮影装置の一実施例を示す図で
ある。
【図2】 本発明のX線撮影装置の制御ブロック回路を
示す図である。
【図3】 本発明のX線撮影装置の他の実施例を示す図
である。
【図4】 本発明のX線撮影装置の他の制御ブロック回
路を示す図である。
【図5】 本発明のX線撮影装置の透視撮影台が立位の
状態を示す図である。
【図6】 従来のオーバーチューブ式透視撮影台を示す
図である。
【図7】 従来のリーダ撮影台を使って遠距離撮影をす
る図である。
【図8】 従来のアンダーチューブ式透視撮影台で第二
のX線管装置使って遠距離撮影をする図である。
【図9】 第二のX線管装置を用いて側面撮影をする状
態を示す図である。
【符号の説明】
1…X線管装置 1a…X線管装置 2…支柱 2a…支柱部駆動機構 3…X線像検出部 3a…X線像検出部駆動機構 4…天板 8…X線管装置 9…受像系 11…撮影装置 12…操作卓 13…X線管支柱退避スイッチ 14…支柱駆動部 15…支柱制御部 16…X線像検出部駆動部 17…X線像検出部制御部 18…CPU 19…X線像検出部移動スイッチ 20…連結装置 20a…連結装置スイッチ 21…連動スイッチ 22…リーダー撮影台 23…X線カセッテ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線管装置を支持した支柱と、そのX線管
    装置と天板を挟んで対向して配置されたX線像検出部と
    を備え、透視または撮影することができるX線撮影装置
    において、X線管装置を支柱ごと独立して被検者の頭側
    または足側に退避させることができるスイッチ操作によ
    る退避手段と、X線像検出部を独立して被検者の体軸方
    向の任意の位置に移動させることができるスイッチ操作
    による移動手段とを備え、別に設けられた第2のX線管
    装置と前記X線像検出部とを組合わせて透視または撮影
    するようにしたことを特徴とするX線撮影装置。
  2. 【請求項2】X線管装置を支持した支柱と、そのX線管
    装置と天板を挟んで対向して配置されたX線像検出部と
    を備え、透視または撮影することができるX線撮影装置
    において、前記支柱とX線像検出部とを機械的に連結す
    る連結装置と、X線撮影装置またはその操作卓に連結を
    解除することのできるスイッチとを設けて、そのスイッ
    チ操作により連結を解除されたX線像検出部を被検者の
    体軸方向に手動で動作できることを特徴とするX線撮影
    装置。
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