JP2002016849A - Bmlデータ放送ブラウザ装置 - Google Patents

Bmlデータ放送ブラウザ装置

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JP2002016849A
JP2002016849A JP2000194964A JP2000194964A JP2002016849A JP 2002016849 A JP2002016849 A JP 2002016849A JP 2000194964 A JP2000194964 A JP 2000194964A JP 2000194964 A JP2000194964 A JP 2000194964A JP 2002016849 A JP2002016849 A JP 2002016849A
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focus
bml
data broadcast
cursor
bml data
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JP2000194964A
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Yoshinori Omura
嘉紀 大村
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BML文書をブラウジングする際に、リモコ
ンの「上」、「下」、「左」、「右」等の複数のカーソ
ルキーの中で、現在どのカーソルキーが有効であるかを
ユーザーに知らせると共に、有効なカーソルキーが押さ
れた場合にフォーカス状態にある要素がどの要素に移動
するのかをユーザーに知らせることのできるデータ放送
ブラウザシステムを提供することにある。 【解決手段】 BMLデータ放送を受信して取得された
BML文書によって定義される複数の要素を表示する表
示部を備え、リモコンに設けられる複数のカーソルキー
操作により前記要素のフォーカスを所望の要素に移動す
ることが可能であると共に、リモコン操作により前記要
素にリンクする情報を閲覧することが可能なBMLデー
タ放送ブラウザ装置2において、前記表示部に前記複数
のカーソルキーの移動方向情報を表示する手段18を設
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BML(Broa
dcast Markpup Language)デー
タ放送ブラウザ装置に係わり、特に、BSデジタル放送
受信機等に内蔵されるBML文書のブラウザ機能を有す
るBMLデータ放送ブラウザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、BSデジタル放送におけるデータ
放送の規格として、HTML(Hyper Text
Markup Language)と高い親和性を持た
せたXML(eXtensible Markup L
anguage)の文法により再定義したXHTML
(eXtemible Hyper Text Mar
kup Language)をベースにした、放送用へ
の拡張や不要な機能を除去したBMLが策定された。
【0003】現在、BMLのベースとなった、HTML
文書を参照するWWW(WorldWide Web)
ブラウザは、パソコン上で起動するNetscape
(登録商標)やInternet Explorer等
のソフトが主に利用されているが、パソコン用のこれら
のインターネットブラウザでは、キーボードを用いて参
照したいホストのアドレスを入力して所望のホストにア
クセスし、マウス等でディスプレイ上に表示したHTM
L文書フォーマットの文字、ボタン等の要素をクリック
することにより、リンクしたページに飛んだりすること
ができるものである。これらのブラウザで閲覧すること
を前提に作成されたHTMLコンテンツは主にマウスに
よる操作を前提に作成されている。
【0004】従って、パソコンであれば上記のコンテン
ツに対して、マウス等を利用してクリック操作を行える
が、テレビ装置のリモコンではマウスカーソルの移動を
カーソルキーの操作により正確に制御することは極めて
煩雑であり、かつ時間を要する操作となり実用的ではな
い。
【0005】そこで、インターネットテレビ装置等では
リモコンでHTML文書の文字、ボタン等の各要素間の
フォーカスを容易に移動させるための技術として、国際
公開番号WO98/12871(特願平10−5145
05号)に、HTML文書内の文字、ボタン等の各要素
のブラウザ画面上での相互の位置関係を検出して、それ
を元に各要素間のフォーカス移動リストを作成し、リモ
コンのカーソルキーを押すことにより要素間のフォーカ
スを移動させる技術が開示されている。
【0006】これに対して、BMLデータ放送方式にお
いてはXHTMLをべースにしているが、基本的にリモ
コンにより操作することを前提としているため、フォー
カスを持つことが可能な各要素間のフォーカスの移動を
リモコンのカーソルキーにより行えること、また、各メ
ーカが独自に前記の従来例のような技術を実装して、メ
ーカによって、同じキーを押しても違った要素にフォー
カスが移動することを避けるために、BML文書中に、
フォーカス状態にある要素から「上」、「下」、
「左」、「右」の各カーソルキーが押された場合にどの
要素にフォーカスが移動するかをコンテンツ製作者が記
述することになっている。つまり、フォーカスの移動先
はBMLコンテンツ製作側で任意に決定可能である。そ
の結果、受信機毎に同一のカーソルキーを押した場合の
フォーカス移動の動作が違うといった間題は起こり得な
くなっており、BMLデータ放送をサポートする全ての
受信機において同一の操作によってBMLデータ放送の
閲覧が可能となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、BML
文書においてフォーカスを移動可能な各要素の位置は必
ずしも「上」、「下」、「左」、「右」の直線上に並ん
でいるわけではない。即ち、コンテンツの作り方によっ
てはフォーカス状態にある要素からカーソルキーのどの
キーが有効に動作するのかをカーソルキーを押してみる
前に認識することが困難な場合がある。また、同一の方
向にフォーカスが移動可能と思われる要素が2個以上あ
る場合等にもカーソルキーを押してみるまでユーザーは
どの要素にフォーカスが移動するかを知ることが困難で
あるといった間題がある。
【0008】図7に、BML文書の各要素の表示画面お
よびBML文書の一例を示す。
【0009】図7(b)に示すBML文書では、BML
文書中の要素にはstyleアトリビュートにより表示
位置が指定してあり、例えば、<p>要素1にはsty
le=”left:50px;top:100px;w
idth:100px;height:50px;”の
指定があり、これは、図7(a)に示す要素表示画面に
おいて、画面上の左から50px、上から100pxの
位置を左上とし、幅100px、高さ50pxの矩形内
に文字列「天気予報」を表示することを意味している。
他の要素も同様にして文書内の各要素を画面上に配置し
て画面を構成している。
【0010】また、図7(b)に示すBML文書では、
カーソルキーによるフォーカスの移動についてもBML
文書中で指定され、例えば<p>要素1ではnav−i
ndex:0;nav−down:1;nav−rig
ht:5と記述されているように、自分のナビゲーショ
ン識別番号は0で、<p>要素1にフォーカスがある時
にカーソルキーの「下」を押すと、ナビゲーション識別
番号1を持つ<p>要素2にフォーカスが移動すること
を示し、カーソルキーの「右」を押すと、ナビゲーショ
ン識別番号5を持つ<p>要素3にフォーカスが移動す
ることを示している。
【0011】図8は、カーソルキーの操作と各要素間の
フォーカス移動との関係を示す図である。
【0012】なお、ここでは、フォーカスを持つことが
可能な要素のみを図示し、各要素をA〜Gのアルファベ
ット文字で図示している。また、各要素矩形の上下左右
の辺から出ている矢印はそれぞれカーソルキーの
「上」、「下」、「左」、「右」のいずれかのカーソル
キーを押した場合にフォーカスが移動する移動先の要素
を指している。例えば、要素Cにフォーカスがある状態
において、カーソルキー「上」を押した場合は要素Bに
フォーカスが移動し、カーソルキー「下」を押した場合
は要素Dにフォーカスが移動し、カーソルキー「右」を
押した場合は要素Fにフォーカスが移動することを示し
ている。また要素Cの状態でカーソルキー「左」を押し
た場合はフォーカスの移動は起こらないことを示してい
る。
【0013】しかし、同図に示すように、例えば、要素
Cにフォーカスがある状態で、カーソルキー「右」を押
せば要素Fにフォーカスが移動するような構成になって
いるが、フォーカスの移動先が要素Cから見て要素Fが
右方向の直線上になく斜め下方向にあるため、ユーザー
はカーソルキー「右」が有効であるのかそれとも無効で
あるのかは、カーソルキー「右」を押してみるまで認識
することができず、また、カーソルキー「下」を押した
場合に、要素Dまたは要素Eのどちらにフォーカスが移
動するかも、同一の方向に2個の要素が存在するために
ユーザーにとってはカーソルキー「下」を押すまで認識
することができないという問題がある。
【0014】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑みて、BML文書をブラウジングする際に、リ
モコンの「上」、「下」、「左」、「右」等の複数のカ
ーソルキーの中で、現在どのカーソルキーが有効である
かをユーザーに知らせると共に、有効なカーソルキーが
押された場合にフォーカス状態にある要素がどの要素に
移動するのかをユーザーに知らせることのできるBML
データ放送ブラウザ装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を採用した。
【0016】第1の手段は、BMLデータ放送を受信し
て取得されたBML文書によって定義される複数の要素
を表示する表示部を備え、リモコンに設けられる複数の
カーソルキー操作により前記要素のフォーカスを所望の
要素に移動することが可能であると共に、リモコン操作
により前記要素にリンクする情報を閲覧することが可能
なBMLデータ放送ブラウザ装置において、前記表示部
に前記複数のカーソルキーの移動方向情報を表示する移
動方向情報付加手段を設ける。
【0017】第2の手段は、第1の手段において、前記
移動方向情報付加手段は、フォーカス状態にある要素に
前記複数のカーソルキーに対応する移動可能方向を示す
マークを付す手段である。
【0018】第3の手段は、第1の手段ないし第2の手
段のいずれか1つの手段において、前記移動方向情報付
加手段は、フォーカス状態にある要素からフォーカスの
移動可能位置にある要素に前記複数のカーソルキーに対
応する移動可能方向を示すマークを付す手段である。
【0019】第4の手段は、第1の手段ないし第3の手
段のいずれか1つの手段において、前記移動方向情報付
加手段を有効に機能させるかまたは無効にするかを選択
する選択手段を備える。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図6を用いて説明する。
【0021】図1は、本実施形態に係るBMLBMLデ
ータ放送ブラウザ装置を内蔵したBSデジタル放送受信
機の構成を示すブロック図である。
【0022】同図において、1はBSデジタル放送受信
機本体、2はBMLデータ放送ブラウザ部、10はTS
分離部、11は映像デコーダ、12はVideo/OS
D合成器、13はOSD表示部、14はBML文書取得
部、15はキー入力検出部、16はフォーカス移動リス
ト格納部、17はBML文書解析部、18はナビゲーシ
ョンマーク重畳部、19はBML文書レイアウト部、2
0はBMLブラウザ制御部、21はトランスポート信
号、22は映像信号出力装置、23はキー入力検出部、
24はRF信号、25はチューナである。
【0023】図2は、フォーカス移動リスト格納部16
に格納されている各要素間のフォーカス移動先リストの
一例を示す図である。
【0024】同図において、IDはBML文書中に記述
されている各BML要素のid値、nav−index
は各BML要素のナビゲーション識別番号、nav−u
p,nav−down,nav−left,nav−r
ightはそれぞれ各要素にフォーカスが存在する場合
にカーソル「上」、「下」、「左」、「右」キーが押さ
れた場合にフォーカスが移動する先の要素のナビゲーシ
ョン識別番号を示している。
【0025】次に、このBSデジタル放送受信機の動作
を図1および図2に基づいて説明する。
【0026】はじめに、図1に示すように、BMLデー
タがデジタルビデオ信号やデジタル音声信号と多重され
たトランスポートストリーム信号が入ったRF信号24
としてBMLブラウザ機能をもったBSデジタル放送受
信機のチューナ25に入力される。
【0027】チューナ25ではRF信号24をトランス
ポートストリーム信号に復号してTS分離部10に入力
する。TS分離部10ではトランスポートストリームが
映像信号、音声信号またBML文書を含んだデータ放送
信号に分離され、BML文書取得部14にてBML文書
データが取得されBMLブラウザ部2に取り込まれる。
【0028】取り込まれたBMLデータはBML文書解
析部17によって構文解析され、所定の内部データ形式
に変換される。またここで、BML文書解析部17はB
ML文書中に存在するナビゲーション機能用データを解
析して、図2に示すようなフォーカス移動リスト先リス
トを作成して、フォーカス移動リスト格納部16に格納
する。 解析されたBMLデータはBML文書レイアウ
ト部19により表示レイアウトされたOSDビットマッ
プデータに展開される。その後、OSDビットマップデ
ータはナビゲーションマーク重畳部18に渡される。ナ
ビゲーションマーク重畳部18はフォーカス状態にある
要素をフォーカス移動リスト格納部16のフォーカス移
動リストを参照して、その要素から「上」、「下」、
「左」、「右」のカーソルキーを押すことによりフォー
カスの移動可能な要素を調べ出す。「上」、「下」、
「左」、「右」のカーソルキーによりフォーカスの移動
が可能であれば、現在フォーカスされている要素からそ
れぞれの方向にフォーカスが移動可能であることを示す
ナビゲーションマークをOSDビットマップ上に重畳す
る。その後、OSD表示部13によりナビゲーションマ
ークが重畳されたビットマップがOSDバッファに転送
され、Video/OSD合成器12にてOSD表示部
13からのOSD画面と映像デコーダ11にて復号され
たMPEG2ビデオデータとが合成される。その後、映
像信号出力装置22はこの信号をNTSC信号またはハ
イビジョン信号として外部に出力し、図示していない周
知の出力画面に表示する。
【0029】また、外部から入るリモコン信号23はキ
ー入力検出部15により検出され、BMLブラウザ制御
部20にキーコードが渡される。BMLブラウザ制御部
20はこの入力されたキーコードに応じてフォーカス移
動処理等の画面更新や、内部データの更新等を行う。
【0030】図3は、BMLデータ放送ブラウザ部2に
おけるBMLブラウザの処理手順を示すフローチャート
である。
【0031】BMLブラウザが起動されると、step
1にて、BML文書を取り込み、BML文書解析部17
にて文書解析処理が行われ、内部データ構造が作成され
る。さらに、step2にて、BML文書解析部17で
解析されたデータに基づいて、BMLの各要素について
「上」、「下」、「左」、「右」のカーソルキーに対す
るフォーカスの移動先リストを作成する。次に、ste
p3にて、BML文書レイアウト部19で、BML文書
中の初期にフォーカスを持つ要素にフォーカスを設定
し、さらに、step4にて、BML文書のレイアウト
処理を行って、OSDビットマップ画面データを更新
し、ナビゲーションマーク重畳部18に渡す。次に、s
tep5にて、ナビゲーションマーク重畳部18で、作
成されたフォーカス移動リストを参照して、カーソルキ
ーでフォーカスを移動させることが可能な方向と各カー
ソルキーによってフォーカスが移動する移動先を認識す
ることのできるマーク(以下、これをナビゲーションマ
ークと呼ぶ)をBML画面データに重畳する。なお、ス
テップ5における重畳処理の詳細を後に図4を用いて説
明する。
【0032】その後、BMLブラウザは、キー入力等の
外部イベントを待つ状態に入る。外部からのイベントが
発生すると、step6にて、それに対応する処理が行
われる。step7にて、step6における処理によ
りフォーカスを持つ要素の移動が無いかを判断し、移動
がないと判断された場合は、step4の出力画面を更
新する処理に戻る。移動があると判断された場合は、ス
テップ8にて、フォーカス要素をフォーカス移動先に変
更した後、step4の出力画面を更新する処理に戻
る。
【0033】図4は、図3のstep5における重畳処
理の詳細を示すフローチャートである。
【0034】まず、step9にて、フォーカス移動リ
スト格納部16に格納されているフォーカス移動先リス
トを参照して、現在フォーカス状態にある要素から
「上」、「下」、「左」、「右」の各カーソルキー操作
により、フォーカスが別の要素に移動することが可能か
を調べる。次に、step10にて、「上」キーにより
フォーカスが移動可能かを判定し、移動可能の場合は、
step11にて、フォーカス要素の上端に上方向移動
可能マークを重畳し、さらに移動先の要素の下端に
「上」キーによる移動先を示すマークを重畳する。次
に、step12に進み、「下」キーによりフォーカス
が移動可能かを判定し、移動可能の場合は、step1
3にて、フォーカス要素の下端に下方向移動可能マーク
を重畳し、さらに移動先の要素の上端に「下」キーによ
る移動先を示すマークを重畳する。次に、step14
にて、「左」キーによりフォーカスが移動可能かを判定
し、移動可能の場合は、step15にて、フォーカス
要素の左端に左方向移動可能マークを重畳し、さらに移
動先の要素の右端に「左」キーによる移動先を示すマー
クを重畳する。さらに、step16に進み、「右」キ
ーによりフォーカスが移動するかを判定し、移動する場
合は、step17にて、フォーカス要素の右端に右方
向移動可能マークを重畳し、さらに移動先の要素の左端
に「右」キーによる移動先を示すマークを重畳する。
【0035】なお、ここでマークは、例えば、上方向を
向いた▲マーク等、各方向に対して操作が可能であるこ
とをユーザーがイメージし易い指標を用いる。また、こ
のマークを点滅、フェードイン、フェードアウト等する
ことも可能である。また、「上」キーでフォーカスが移
動する要素の位置はBMLの解析済みデータから得るこ
ともできる。この領域の下端に「上」キーによりフォー
カスが移動する要素であることを示すためのマークを重
畳する。このマークは、例えば、先のマークと同様に上
方向を向いた▲マーク等を使用することができる。
【0036】図5は本実施形態に係るBMLブラウザに
よるBML文書の各要素表示画面の一例を示す図であ
り、図6は比較のために示した従来技術に係るBMLブ
ラウザによるBML文書の各要素表示画面の一例を示す
図である。
【0037】図5の表示画面に示すように、フォーカス
はフォーカス要素57にあり、図6の表示画面では、フ
ォーカスはフォーカス要素60にある。両者ともフォー
カス状態にある要素は矩形枠が付加された表示によって
フォーカス要素であることを知ることができるようにな
っている。
【0038】さらに、本実施形態に係る発明では、図5
の表示画面に示すように、現在のフォーカス要素57か
ら他の要素への移動可能な上、下、右の各方向につい
て、フォーカス要素57の矩形枠の上辺部、下辺部、右
辺部のそれぞれに、上方向の要素への移動が可能である
ことを示すナビゲーションマーク55、下方向の要素へ
の移動が可能であることを示すナビゲーションマーク5
1、右方向の要素への移動が可能であることを示すナビ
ゲーションマーク54が重畳して表示されると共に、ナ
ビゲーションマーク55、ナビゲーションマーク51、
およびナビゲーションマーク54とそれぞれ対となるよ
うに移動先の各要素にナビゲーションマーク56、ナビ
ゲーションマーク50、およびナビゲーションマーク5
3が重畳して表示される。
【0039】これにより、現在フォーカス状態にある要
素から、「上」、「下」、「右」の各方向のカーソルキ
ーのいずれを押すことによりいずれの要素にフォーカス
を移動することが可能であるかを、ボタンを押さずに容
易に認識することが可能となる。また、左方向について
は、「左」カーソルキーは押しても無意味であることも
ユーザーは容易に認識することが可能となっている。
【0040】ここでは、ナビゲーションマークとして、
単純なマークを用いて表示する例について説明したが、
マークを点滅させる、または、上下左右それぞれの移動
先ごとに違った色のマークにする等の手段を用いること
により、ユーザーはカーソルキーを押す際に、フォーカ
スが移動する移動先要素をより容易に認識することがで
きる。
【0041】なお、ナビゲーションマークを表示する機
能を働かせるか否かをユーザーによって任意に選択でき
るようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明によれば、表
示部にカーソルキーの移動方向情報が表示されるので、
ユーザーはフォーカスを移動する際にどのカーソルキー
を操作すればよいかを容易に認識することができる。
【0043】本願請求項2に記載の発明によれば、フォ
ーカス状態にある要素にカーソルキーに対応する移動可
能方向を示すマークが付加されるので、ユーザーはフォ
ーカスを移動する際にどのカーソルキーを操作すればよ
いかを容易に認識することができる。
【0044】本願請求項3に記載の発明によれば、フォ
ーカスの移動可能位置にある要素にカーソルキーに対応
する移動可能方向を示すマークが付加されるので、ユー
ザーはフォーカスを移動する際にどのカーソルキーを操
作すればよいかをより容易に認識することができる。
【0045】本願請求項4に記載の発明によれば、ユー
ザーは必要に応じて表示部に移動方向情報を表示したり
または表示しない選択を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るBMLBMLデータ
放送ブラウザ装置を内蔵したBSデジタル放送受信機の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すフォーカス移動リスト格納部16に
格納されている各要素間のフォーカス移動先リストの一
例を示す図である。
【図3】図1に示すBMLデータ放送ブラウザ部2にお
けるBMLブラウザの処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】図3のstep5における重畳処理の詳細を示
すフローチャートである。
【図5】本実施形態に係るBMLブラウザによるBML
文書の各要素表示画面の一例を示す図である。
【図6】本実施形態と対比するために示した従来技術に
係るBMLブラウザによるBML文書の各要素表示画面
の一例を示す図である。
【図7】BML文書の各要素表示画面およびBML文書
の一例を示す図である。
【図8】カーソルキーの操作と各要素間のフォーカス移
動との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 BSデジタル放送受信機本体 2 BMLデータ放送ブラウザ部 10 TS分離部 11 映像デコーダ 12 Video/OSD合成器 13 OSD表示部 14 BML文書取得部 15 キー入力検出部 16 フォーカス移動先リスト格納部 17 BML文書解析部 18 ナビゲーションマーク重畳部 19 BML文書レイアウト部 20 BMLブラウザ制御部 21 トランスポート信号 22 映像信号出力装置 23 キー入力 24 RF信号 25 チューナ 31 要素1 32 要素2 33 要素3 50 下方向フォーカス移動先マーク 51 下方向フォーカス移動可能マーク 52 フォーカス矩形 53 右方向フォーカス移動先マーク 54 右方向フォーカス移動可能マーク 55 上方向フォーカス移動可能マーク 56 上方向フォーカス移動先マーク 57 フォーカス要素 60 フォーカス要素 61 フォーカス矩形
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA30 BA25 CA02 CA09 CB10 5C056 AA01 BA01 DA06 DA20 EA12 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC10 CA23 CA29 CA36 DA03 DA07 DA13 EB03 EB37 EB39 EB42 EB50 5E501 AB06 BA03 CA02 CC02 DA20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 BMLデータ放送を受信して取得された
    BML文書によって定義される複数の要素を表示する表
    示部を備え、リモコンに設けられる複数のカーソルキー
    操作により前記要素のフォーカスを所望の要素に移動す
    ることが可能であると共に、リモコン操作により前記要
    素にリンクする情報を閲覧することが可能なBMLデー
    タ放送ブラウザ装置において、 前記表示部に前記複数のカーソルキーの移動方向情報を
    表示する手段を設けたことを特徴とするBMLデータ放
    送ブラウザ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のBMLデータ放送ブラ
    ウザ装置において、 前記手段は、フォーカス状態にある要素に前記複数のカ
    ーソルキーに対応する移動可能方向を示すマークを付す
    ことであることを特徴とするBMLデータ放送ブラウザ
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし請求項2のいずれか1つ
    の請求項に記載のBMLデータ放送ブラウザ装置におい
    て、 前記手段は、フォーカス状態にある要素からフォーカス
    の移動可能位置にある要素に前記複数のカーソルキーに
    対応する移動可能方向を示すマークを付すことであるこ
    とを特徴とするBMLデータ放送ブラウザ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1つ
    の請求項に記載のBMLデータ放送ブラウザ装置におい
    て、 前記手段を有効に機能させるかまたは無効にするかを選
    択する選択手段を備えることを特徴とするBMLデータ
    放送ブラウザ装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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