JP2002015121A - 商品の売買方法 - Google Patents

商品の売買方法

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JP2002015121A JP2000238393A JP2000238393A JP2002015121A JP 2002015121 A JP2002015121 A JP 2002015121A JP 2000238393 A JP2000238393 A JP 2000238393A JP 2000238393 A JP2000238393 A JP 2000238393A JP 2002015121 A JP2002015121 A JP 2002015121A
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Kotaro Ono
光太郎 小野
Kenji Tsunoda
憲治 角田
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Washi Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告手段や広告企画・製作機能を有する広告
側が自らその効果に見合った報酬を得るための商品売買
方法を商社システムとして提供することである。 【解決手段】 刊行物で広告宣伝を行う広告、製作、企
画、代理店、広告商品識別コード入力、商品の受渡しな
どの機能を有する広告側の内少なくとも一人(一社)
が、自らの広告掲載商品の売買や売買類似行為により利
益を上げる目的を以て各広告商品毎に広告商品識別コー
ドを表示し、該広告商品識別コードをインターネット端
末、携帯通信端末、専用回線で結ばれるコンピュータ端
末及びこれを用いた入出力端末など電子的通信手段に入
力することで売買や予約を成立させ、広告主、興行主、
施設所有者、施設運営者、及びこれらの代理人など広告
依頼側のうち少なくとも一人(一社)からその広告の成
果として得た収入の一部(売買差益、口銭など)を、取
得することを特徴とする。広告自体が商品価値を有する
ようにして広告の質の向上を図り、通常の広告料及び広
告付加価値料又はこれらのいずれかを設定して広告側が
商社機能を持ち積極的に商品売買を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の広告とその
売買方法に関する。
【0002】
【従来の技術】商品の売買形態は、時代の変遷と共に変
化し、情報化社会に於ける売買は、迅速な商品の流通を
図ると共にタイムリーな広告宣伝を行って購買意欲を高
揚させている。従って商店の形態も大きく変化し地理
的、営業時間的な利便性により手軽にいつでも買うこと
が出来るコンビニエンスストアが多数進出し、大型スー
パーマーケットとは展示する商品の数こそ少ないが、商
品を買い求める人の生活に密着していることから、各コ
ンビニエンスストアはコンビニエンスストアを総括する
その本社と専用回線あるいはインターネット等でコンピ
ュータ端末を接続し情報の一元化を図り在庫を減らして
効率の良い販売を行っている。コンピュータ端末による
商品販売システムを構築した結果、コンピュータ回線を
利用した自動金銭支払機の設置、催し物等のチケット販
売などが委託されるようになり需要家が遠方まで出かけ
なくとも希望するものを入手できるようになっている。
このほか各種チケットの販売機を設置してイベントやコ
ンサート等のチケットも即時販売したり、昨今において
は金融機関業務も行われるようになってきている。
【0003】劇場や宿泊施設、企画された旅行、イベン
トやコンサートなどの催し物は知名度や季節により需要
数は異なるが、商品として広範囲に広告宣伝し集客する
ために新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、及びインターネッ
トもしくは専用回線を通じて端末などに広告を掲載して
いる。また供給する側に人数の制限がある場合はあらか
じめ予約を受け付けたりチケットを販売している。一般
商品の販売においては、在来の商品の他に新製品の紹
介、限定販売あるいは特別セールなど需要を喚起するよ
うな広告を掲載している。商品の売買は当該商品の商品
コード番号を付して商品を特定するのに便宜を図ってい
る。企画された旅行の広告では行き先やコース名毎にコ
ース番号を記載して需要家の選択が容易になるようにし
ている。上述した広告は広告依頼側が広告手段や広告企
画・製作機能を有する広告側に依頼して掲載するのが一
般的である。一方広告依頼側が複数の広告手段に広告の
掲載を依頼した場合はいずれの広告手段の広告がもっと
も効果的であったかは簡単には判断できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、広告手段や広告企画・製作機能を有する広
告側が広告の宣伝効果を的確に判断しうると共にその効
果に見合った報酬を得るための商品売買方法を商社シス
テムとして提供することでいわば広告自体あるいはその
制作、流通過程の少なくとも一部を商品化することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、刊行物で広告
宣伝を行う広告、製作、企画、代理店、取次ぎなどの機
能を有する広告側の内少なくとも一人(一社)が、自ら
の広告掲載商品の売買や売買類似行為により利益を上げ
る目的を以て各広告商品毎に広告商品識別コードを表示
し、該広告商品識別コードをインターネット端末、携帯
通信端末、専用回線で結ばれるコンピュータ端末及びこ
れを用いた入出力端末など電子的通信手段に入力するこ
とで売買や予約を成立させ、広告主、興行主、施設所有
者、施設運営者、及びこれらの代理人など広告依頼側の
うち少なくとも一人(一社)からその広告の成果として
得た収入の一部(売買差益、口銭など)を広告付加価値
料として取得することを特徴としている。本発明が新規
に採用する広告商品識別コードは商品を売買する場合、
購入希望者が広告の商品を特定するためにコンピュータ
端末等電子的通信手段に入力する際に用いるもので、端
末機の表示画面に広告商品識別コード記入欄を設けるよ
うにしてもよいし、特に記入欄がなくても端末キー、タ
ッチパネル、音声識別装置、iモードの如き携帯通信端
末を適宜操作して入力してもよい。また、後述のよう
に、広告商品識別コードをバーコード化して印刷しこれ
を読み取り入力してもよい。本発明がいうところの商品
は、日常の生活で商品の形態そのものが利用価値を有し
ているものの他に、競輪、競馬、宝くじ、コンサート、
スポーツ等の催し物や航空機、汽車、船舶、ホテル等の
チケット類、旅行などの企画商品、金融面では例えば単
純なものとしては投資信託や株の如き有価証券の売買や
本発明の広告方法による一般的な金融機関業務等で生じ
た利益の金品の授受など、商行為が行われて利益を生む
対象となる総ての商品をいうものである。広告して流通
が盛んになる場面で、広告代理店など広告手段や広告企
画・製作機能を有する広告側は単に広告宣伝にとどまら
ず広告自体を商品として流通させるもので、評価の高い
広告の企画・製作は当初の広告掲載料が妥当なものであ
ったかは市場が決めるものとする認識に立っている。こ
の発明の場合、評価の高い広告は前記広告主をはじめと
する広告依頼側の少なくとも一人(一社)から在来の広
告掲載料以上の報酬を得るケースもあり、更に広告の制
作や表示する広告側がその内容を判断し広告掲載料を低
額や無料にして所定の割合の利益配分や報酬即ち広告付
加価値料を広告依頼側から取得することもある。
【0006】本発明に於ける商品売買の通信システムの
一例としては、購入希望者が刊行物の広告を見てアクセ
スする先は広告手段や広告企画・製作機能を有する広告
側のホームページであり、見出しに広告商品識別コード
の欄があって、これに広告商品識別コードを入力すると
広告した商品が表示され指定される決済手段に基づいて
決済するが最も簡単な方法は商品着払いである。通常、
広告に表示されたインターネットのアドレスを入力して
そのホームページを開いた後、表示された順序に従いク
リックを重ね売買を成立せしめることは公知であるが、
この場合は商品を識別する操作が複雑で、順次広告側の
構築したシステムのステップに従い複雑な過程を必要と
する。本発明は刊行物に印刷された広告欄に、商品及び
金額、売手、買手、関係者口銭、決済方法、納入方法、
期限等の取引条件の一部又は全部を簡潔に記号化して広
告商品識別コードとして記載し、これを売買を成立させ
るための一種の符号とするもので、この広告商品識別コ
ードをホームページに表示された商品の識別コード入力
欄に入力すれば売買が成立することになり、後述の商品
に添付されたバーコードを読みとって商品を識別し売買
する方式と同様な簡単な販売方法である。インターネッ
ト上に広告を行い商品を販売する手法は周知であるが、
この場合は日刊数百万部に及ぶ新聞を含め刊行物で広く
視認された広告商品識別コードをコンピュータに入力し
て処理するから文字情報と電子情報を組み合わせたいわ
ばハイブリッド処理による商品売買方法といえる。刊行
物の広告はその広告紙面に通常既に商品価格、広告側等
が表示してあるので上記広告商品識別コードは比較的短
く簡単なものにすることが可能である。また、コンビニ
エンスストアや郵便局、金融機関支店など多店舗展開業
種においてそれらの本社(又は本部)と専用回線で接続
されているような通信システムが構築されている場合
は、広告商品に対応したソフトによるコンピュータ端末
を用意できるから、広告に印刷されている広告商品識別
コードあるいは同じく印刷されているバーコードを入力
することで、コンビニエンスストア本社などのホストコ
ンピュータに接続されるから広範囲の商品に対応するこ
とが出来る。コンビニエンスストアなどでは店頭で係の
者が広告商品識別コードあるいはバーコードを入力出来
るのでコンピュータに馴染みのない人にも利用されやす
い。また、上述した広告商品識別コードの専用の端末を
別個に設置しコンビニエンスストアなどの端末に接続
し、購入希望者が直接入力することも本発明に含まれ
る。
【0007】上述したように、本発明によれば、商品の
販売活動は主に広告側が行うから商品流通経路を簡素化
することが出来るので、従来の販売経路による商品の輸
入元や工場からの出荷価格は上代価格の概ね半値以下で
あり、物によっては上代価格の30%以下の物もあるこ
とから、前記報酬を受け取る側の報酬(口銭など)を総
額10〜30%程度と予想すれば従来の流通経費を大幅
に下回ることになり、その差額を購入希望者に還元する
ことが出来るから商品を安価に購入できるメリットが生
じる。
【0008】請求項2の発明では、前記の広告商品識別
コードは、前記の広告側の内少なくとも一人(一社)を
識別可能な記号、商品を示す記号、取引条件の一部又は
全部を表す記号など売買の構成要件を表す記号を一部に
含んで構成されるものでこれら記号に替えて各広告に同
様の内容を有するバーコード化された広告商品識別コー
ドを各商品毎に印刷記載してもよい。バーコードリーダ
は各コンビニエンスストアに常設しているので、端末に
広告商品識別コードを入力するより更に簡単になる。広
告スペースが小さい場合はバーコードを縮小印刷し拡大
レンズを用いて読み取るほか回路図形等を印刷し、これ
を高機能読取り機器(色、磁気などに感応する)を介し
て読みとってもよい。広告したことにより生じた商品の
売買利益は広告手段や広告企画・製作機能を有する側の
シェアや知名度に寄与するところも大きいからその貢献
度に対する対価として利益の一部を取得する。広告商品
識別コードの最も簡単な一例として[DA132・51
0]などと記載し、最初のDは広告企画・製作機能を有
する広告側を示し、Aは広告手段例えば新聞等、続いて
商品番号、広告月日を表すようにする。一方、広告依頼
側では複数の広告手段及び広告企画・製作機能を有する
広告側に広告の掲載を依頼した場合いずれの広告が効果
的であったかを知ることが出来るので次回の広告には効
率の良い方を選択できる。また、上述の広告商品識別コ
ードによる商品の売買の有効期間を広告商品識別コード
に書き入れることもできる。例えば[DA132・51
0/2]などと記載し/2は2月末までを有効期間とす
るものである。更に、特定商品を表す記号は、従来より
流通している商品との混乱を防止するために、広告の商
品が本発明の販売方法に於いてのみ流通する特定商品で
あることを示すものである。従って、この特定商品は流
通経路が短絡されているから流通経費が削減され、購入
希望者にも還元することが出来るので、商品を安価に提
供できる。上述したように本発明に用いる広告商品識別
コードあるいはバーコード化された商品識別コードは単
なる商品番号とは異なり広告効果による報酬(売買差
益、口銭など)の配分をはじめとする商品の売買、取引
条件の一部又は全部を含む広告システムの商品化に有効
な手段である。
【0009】更に請求項3の発明は、前記広告依頼側と
前記広告側が協議の上、在来の流通チャンネルと競合や
摩擦を避け差別化商品として本方法によってのみ売買さ
れる特定商品を設定すると共に、広告料及び広告付加価
値料又はこれらのいずれかを含めて前記特定商品の価格
を決定し、該特定商品を広告商品識別コードを付した広
告により販売し、前記の広告商品識別コードを利用して
商品の売買もしくは予約を成立させ、前記の広告料及び
広告付加価値料又はこれらのいずれかを広告側が取得す
ることを特徴としている。商品の流通経路が簡略化され
るから流通費が削減され、購入希望者に安く商品を提供
できることを利用して、一般に流通している商品と区別
して販売することを目的としており、広告側がマーケテ
ィングして広告依頼側と協議しニーズに沿った商品を提
案し、広告側の主導で販売するものである。広告の良否
が販売数量に影響することが必至と思われるため、広告
付加価値料を含めて広告側の利益を確保する。この場合
は広告掲載料を無料とし、販売額や数量によってははる
かに大きな利益となる可能性がある。また新規な商品の
開発を促進させる効果も有している。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図を
用いて説明する。図1は広告と商品の流れを示すフロー
チャートである。1は広告依頼側で広告主、興行主、施
設所有者、施設運営者、及びこれらの代理人などが含ま
れる。2は広告企画・製作機能を有する者であり広告代
理店がこれに属し広告商品識別コード3を決定する。4
は広告手段を有している者であり、新聞、雑誌などの刊
行物の発行者、TV、ラジオ、インターネット、コンピ
ュータ端末等の通信手段を用いて広告を表示する者等が
これに属する。このような、広告、製作、企画、代理
店、取次ぎ(広告商品識別コード入力あるいは商品の受
け渡し業務)などの機能を有する者を広告側10として
一点鎖線で囲み表示した。5は購入希望者であり、広告
をみて商品を購入する人である。本例では購入希望者が
広告側である最寄りのコンビニエンスストア等(コンビ
ニエンスストア等とはコンビニエンスストア各店のほか
金融機関の支店、郵便局など広告商品識別コードあるい
は広告商品識別バーコードを入力し得る通信端末を設置
しているところを指す)6に赴いた場合を示す。これら
コンビニエンスストア等は各コンビニエンスストア等を
総括する同じく広告側であるコンビニエンスストア本社
等(コンビニエンスストア本社等とはコンビニエンスス
トア本社の他に金融機関本店、郵便局本局など、展開あ
るいは提携している多店舗に設置された端末からの入力
を処理するホストコンピュータを有しその処理済みデー
タを記録や転送する機能を有する者を指す)7にその情
報をコンピュータ端末に入力して伝達し、予め取り決め
られている本発明を採用したシステムにより他の広告側
を経由し広告依頼側に発注したり、あるいはこれを受け
たコンビニエンスストア本社等7は問屋/商社8に発注
し更に広告依頼側1に発注が行われる。但し、本発明が
特に効果を発揮する特定商品の場合はコンビニエンスス
トア本社等7から直接広告依頼側1へ発注し購入希望者
5へ商品9を直送する破線で示す経路を用いるのが好ま
しい。広告依頼側1には商品のメーカーやその販売元、
催し物の主催者、各商品の代理店、金融機関等がこれに
属している。またコンビニエンスストア等6では広告商
品識別コードがホストコンピュータに記録されると共に
広告に表示された広告側が付している広告商品識別コー
ドを参照し、問屋/商社8を通じて広告依頼側1にその
広告商品識別コードを伝達する。購入希望された商品9
はハッチングを施したラインに従って納入され、購入希
望者9は広告された商品を手にすることが出来る。この
販売経路ではコンビニエンスストア等やコンビニエンス
ストア本社等は購入希望者が希望する広告商品識別コー
ドの入力や商品の取り次ぎで貢献し、運送業者も商品の
輸送に直接関与することになるから口銭を取得する権利
が生じる。本例は一例を示したにすぎず、関係業者(運
送業者、配達業者など)の一部を本発明の構成に入れる
か否かはケースバイケースで本システムに参加するメン
バーが逐条的に考慮すればよい。なお、商社が商品を仕
入れ販売したり、輸入して販売元となることも多々ある
から、輸入業者、販売元として広告依頼側1に加えた。
又、金融機関等は自らの商品を広告依頼側として広告す
ることもあるが併せて支店等の入力端末を購入者に利用
させた場合広告側となることもあるので予め関係者間で
システム構築時に条件など取り決めればよい。
【0011】以上述べた流通経路には広告商品識別コー
ド3が明記されて伝達されているので、広告による商品
売買の成果を広告依頼側1と、広告代理店2、広告手段
を有する広告表示者4及びコンビニエンスストア本社等
7など広告側10は知ることが出来る。購入情報と物流
の双方を把握しているのはコンビニエンスストア本社等
7であり、商品が売買された実績は広告代理店2に報告
する義務が生じていて、広告商品識別コードを記載した
売買の口銭に関する契約を適宜関係者間に於いて締結し
ておく必要がある。商品を広告してその販売量を拡大す
ることで直接関与したのは、広告依頼側1と広告代理店
2及び広告表示者4の3者であり流通の実績を証明する
手段は広告商品識別コード3であり、広告自体が商品の
流通に貢献したところを正確に把握して、貢献度に対応
した対価を広告依頼側が広告代理店及び/又は広告表示
者やその関係者に支払うことを特徴としている。本実施
例に於いては広告商品識別コードの入力や広告商品を取
り次いだコンビニエンスストア等には貢献度に見合った
口銭が支払われる。広告の良否は市場が定めるもので、
広告表示、広告の企画・製作は最も重視されるから通常
の広告料及び広告付加価値料またはこれらのいずれかを
設定して広告側が積極的に商品の販売を促進しやすくす
る。勿論商品の良否も販売量に大きく寄与するところで
あるが、広告側のマーケティングを参考にした新規な商
品を広く需要家に宣伝しないことには社会情勢を反映し
た商品価値が失われることになる。
【0012】上述した実施態様はコンビニエンスストア
等の販売形態を例に挙げて説明したが、その他の販売形
態においても上述した発明の基本を構築する場合は本発
明に含まれるものである。例えば、商品が複雑な装置を
利用して製造される場合は、通常ロット生産が行われる
から在庫を工場側で調整するので、購入希望者からの発
注経路が問屋や商社を経由させずにコンビニエンススト
ア本社等から直接製造元へ行ってもよい。この場合は小
口の発送が行われるから、運送業者等への業務委託を行
って迅速な対応を行うことが出来る。又、売買の口銭を
明確に特定し消費税等も算出できる様にすること、コン
ビニエンスストア本社等と広告代理店や広告表示者間に
商品額と支払又は受取口銭額等の差額が判る様にするこ
と、システム上の売戻しや買戻し或いは電子マネー等に
よる売戻しや買戻しが出来る様にシステムを構築すると
売上げや仕入れ金額が明確になり財務会計上適宜仕訳す
ることもできるし、この方法の基本を他業種間に応用や
援用することも本発明に含まれる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば各
広告に広告商品識別コードを記載することで、その広告
が広告依頼側、広告手段や広告企画・製作機能を有する
者等広告側を特定することが出来るので、広告により販
売された商品の利益に対する貢献度を把握することが出
来るから、その貢献度に見合った利益を還元することが
出来る。広告自体が商品価値を有する立場をとっている
ので、よりよい広告といずれの広告手段が功を奏したか
判断できるから次回の広告では好結果をもたらした広告
手段を選択することが出来る。商品を提供する側からみ
れば、広告メディアが直接関与することにより広範囲に
商品の販売を行うことが出来ることと商品の流通経費の
負担が削減できるのでその分を購入希望者に還元できる
から、購入希望者は安価に商品を入手にすることが出来
る。更に、広告商品識別コードを用いて商品を販売する
ことで商品を提供する側と購入希望する側の間の物流が
明確になるとともに流通経路が短絡されることから、従
来の流通経路を乱すこと無く本発明の方法によってのみ
購入可能な特定商品を複雑な流通コストを省いた安い価
格で提供することが可能であり、新規な商品の開発を促
進させる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品及び売買情報の流れを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 広告依頼側 2 広告企画・製作機能を有する者 3 広告商品識別コード 4 広告手段を有する者 5 購入希望者 6 コンビニエンスストア等各店 7 コンビニエンスストア本社等 8 問屋/商社 9 商品 10 広告側

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刊行物で広告宣伝を行う広告、製作、企
    画、代理店、取次ぎなどの機能を有する広告側の内少な
    くとも一人(一社)が、自らの広告掲載商品の売買や売
    買類似行為により利益を上げる目的を以て各広告商品毎
    に広告商品識別コードを表示し、該広告商品識別コード
    をインターネット端末、携帯通信端末、専用回線で結ば
    れるコンピュータ端末及びこれを用いた入出力端末など
    電子的通信手段に入力することで売買や予約を成立さ
    せ、広告主あるいはその代理人など広告依頼側のうち少
    なくとも一人(一社)からその広告の成果として得た収
    入の一部(売買差益、口銭など)を広告付加価値料とし
    て取得することを特徴とする商品の売買方法。
  2. 【請求項2】前記の広告商品識別コードは、前記の広告
    側の内少なくとも一人(一社)を識別可能な記号、商品
    を示す記号、取引条件の一部又は全部を表す記号など売
    買の構成要件を表す記号を含んで構成されることを特徴
    とする請求項1に記載の商品の売買方法。
  3. 【請求項3】前記広告依頼側と前記広告側が協議の上、
    本方法によってのみ売買される特定商品を設定すると共
    に、広告料及び広告付加価値料又はこれらのいずれかを
    含めて前記特定商品の価格を決定し、該特定商品を広告
    商品識別コードを付した広告により販売し、前記の広告
    商品識別コードを利用して商品の売買もしくは予約を成
    立させ、前記の広告料及び広告付加価値料又はこれらの
    いずれかを広告側が取得する請求項1又は2に記載の商
    品の売買方法。
JP2000238393A 2000-04-28 2000-08-07 商品の売買方法 Pending JP2002015121A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004055708A1 (en) * 2002-12-18 2004-07-01 Jae Heun Kim Electronic commerce system and method using the electronic approval information

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WO2004055708A1 (en) * 2002-12-18 2004-07-01 Jae Heun Kim Electronic commerce system and method using the electronic approval information

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