JP2002014850A - バージョン情報確認方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ装置の障害調査等において、コ
ンピュータ装置のハードウェア・ソフトウェアのバージ
ョン情報を採取し、記憶装置にファイルとして保存、出
力する方法と、メーカが提供するバージョン情報と比較
し、不一致を出力する機能を備えたバージョン情報の確
認方法を提供する。 【解決手段】 メーカ装置と調査対象のコンピュータ装
置がネットワークを介して接続されたシステムにおい
て、コンピュータ装置のハードウェアのバージョン情報
を予め不揮発性メモリに記録させておき、ステップＳ１
０１〜Ｓ１１６に従い、コンピュータ装置の起動時ある
いは必要時にハードウェア、ソフトウェアのバージョン
情報をバージョン情報収集プログラムで収集してバージ
ョン情報ファイルに保存し、バージョン一覧をファイル
化することによって複数のハードウェア、ソフトウェア
のバージョン情報を１つのファイルで確認・出力する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ装置
のバージョン情報確認技術に関し、特にコンピュータ装
置の障害調査等で、このコンピュータ装置で使用される
ハードウェア及びソフトウェアのバージョン情報を確認
し、バージョン不一致に起因する障害原因を特定する方
法に適用して有効な技術に関する。

【０００２】

【従来の技術】たとえば、コンピュータ装置で障害が発
生した場合に、使用しているハードウェアやドライバ、
あるいはオペレーティングシステムのバージョンの不一
致が障害の原因になっていないか確認する。この時に、
メインボードやファームウェアのバージョンはコンピュ
ータ装置のボード上に記入されている場合が多く、専門
技術者以外では調査が困難である。また、ＢＩＯＳバー
ジョン等は特定のユーティリティーを起動する必要があ
る。

【０００３】同様に、ソフトウェアバージョンはオペレ
ーティングシステムやアプリケーションプログラムの専
用ユーティリティープログラムを起動させる必要があ
る。複数にまたがる領域全てのバージョン情報をリスト
アップし、バージョンの不一致が無いか確認するには時
間がかかり、またチェック漏れが発生する場合もある。

【０００４】なお、このようなコンピュータ装置のバー
ジョン情報確認技術に関し、類似する技術（障害調査の
用途ではない）としては、たとえば特開平１１−８５５
６８号公報、特開平８−１９０４７４号公報に記載され
る技術などが挙げられる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なコンピュータ装置の障害調査等における、ハードウェ
ア及びソフトウェアのバージョン情報について、本発明
者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなっ
た。

【０００６】（１）ハードウェアのバージョン情報につ
いては、動作中のコンピュータ装置を一旦終了させ、そ
れを解体し内部を調査しないと、バージョン情報が確認
できない場合がある。

【０００７】（２）従来のバージョン情報の確認方法で
は、ドライバやアプリケーション等のソフトウェア毎に
各々のプログラムを起動し情報を出力したり、バージョ
ンの不一致を確認する形態をとっているため、情報を漏
れの無いように短時間で出力することは困難である。

【０００８】（３）バージョン情報の確認のため、エン
ドユーザーや保守員はハードウェア・ソフトウェア各々
のベンダーから最新情報を入手する必要もあり、時間と
工数がかかる。

【０００９】そこで、本発明は、上記のような問題を解
決するために、特にコンピュータ装置の障害調査等にお
いて、コンピュータ装置のハードウェア・ソフトウェア
のバージョン情報をコンピュータ装置の起動時または必
要時に特定の方式で採取し、記憶装置にファイルとして
保存、出力する方法と、メーカが提供するバージョン情
報と比較し、不一致を出力する機能を備えたバージョン
情報の確認方法を提供することを目的とするものであ
る。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明のバージョン情報
確認方法は、次の３つの機能を有することにより達成可
能となる。

【００１１】まず、ハードウェアバージョン情報収集機
能では、コンピュータ装置のハードウェアのバージョン
情報を予め特定の不揮発性メモリに記録させておき、コ
ンピュータ装置の起動時、あるいは必要時にハードウェ
アのバージョン情報を収集し、バージョン情報ファイル
に保存することによって、ハードウェア情報を採取する
ことを可能とし、前記（１）の課題を解決することがで
きる。

【００１２】また、ソフトウェアバージョン情報収集機
能では、複数の領域に記録されている各ソフトウェアの
バージョン情報を１つのプログラムで収集し、特定の方
式でバージョン一覧をファイル化する。複数のハードウ
ェア・ソフトウェアのバージョン情報を１つのファイル
で確認・出力することで、前記（２）の課題を解決する
ことができる。

【００１３】さらに、採取したバージョン情報の比較機
能では、比較すべき情報ファイルの方式を統一化するこ
とで、メーカ装置で準備した型式毎の推奨バージョン情
報ファイルと比較し、不一致部分を検出することを可能
とし、前記（３）の課題を解決することができる。

【００１４】すなわち、本発明の第１のバージョン情報
確認方法は、コンピュータ装置のハードウェアとソフト
ウェアのバージョン情報確認方法において、ハードウェ
アのバージョン情報を予めコンピュータ装置の書き込み
可能な不揮発性メモリに特定の方式で記録しておき、コ
ンピュータ装置の起動時あるいは必要時にバージョン情
報を取得し、記憶装置にファイルとして保存するもので
ある。

【００１５】また、本発明の第２のバージョン情報確認
方法は、前記第１のバージョン情報確認方法と同様に、
コンピュータ装置のハードウェアとソフトウェアのバー
ジョン情報確認方法において、複数の記憶媒体領域に保
存されている既存のソフトウェアのバージョン情報を記
憶装置に１つのファイルとして保存するものである。

【００１６】前記第１、第２のバージョン情報確認方法
において、記憶装置にファイルとして保存したハードウ
ェア及びソフトウェアのバージョン情報一覧を表示制御
部を介して表示装置に出力することや印刷装置に出力す
ること、及びネットワークを介してバージョン情報を後
述するメーカ装置や他のコンピュータ装置と情報交換す
ることができるようにしたものである。

【００１７】さらに、前記第１、第２のバージョン情報
確認方法において、同じ方式でメーカ装置に準備されて
いる、メーカ推奨製品型式別バージョン情報ファイルを
ネットワークを介して入手・参照し、前記バージョン情
報ファイルと比較し、比較結果をコンピュータ装置にフ
ァイル化、あるいは表示装置に出力することや印刷装置
に出力すること、及びネットワークを介して比較結果を
メーカ装置や他のコンピュータ装置と情報交換すること
ができるようにしたものである。特に、出力された全て
の比較結果に、内容の一致しない部分を他の部分と区別
できるような形態で出力するようにしたものである。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の一実施の形
態のバージョン情報確認方法を実現するためのシステム
を示す構成図、図２は本実施の形態のシステムにおい
て、バージョン情報収集の流れを示すフロー図、図３は
バージョン情報ファイル作成の流れを示すフロー図、図
４はインフォメーション領域情報内容を示す説明図、図
５は１つのバージョン情報を構成するデータフォーマッ
トを示す説明図、図６は識別コード対応を示す説明図、
図７はバージョン情報ファイルを示す説明図、図８はバ
ージョン情報一覧の出力を示す説明図、図９はメーカ提
供の最新情報と比較した結果出力を示す説明図である。

【００１９】まず、図１により、本実施の形態のバージ
ョン情報確認方法を実現するためのシステムの一例の構
成を説明する。本実施の形態のシステムは、たとえばメ
ーカ装置１、コンピュータ装置２、メーカ装置１とコン
ピュータ装置２を接続するネットワーク３等から構成さ
れている。

【００２０】コンピュータ装置２は、調査の対象となる
装置であり、バージョン情報の収集結果ファイルを保存
する記憶装置４等を内蔵し、キーボード５とマウス６等
の入力デバイスと、バージョン情報収集結果を表示する
表示装置７と、バージョン情報収集結果を印刷する印刷
装置８等が接続されて構成されている。表示装置７は、
コンピュータ装置２内の表示制御部２１を介して出力が
制御され、またキーボード５とマウス６は入力制御部２
２を介して入力が制御される。

【００２１】さらに、このコンピュータ装置２には、書
き込み可能な不揮発性メモリ９等が内蔵され、ハードウ
ェアバージョン情報領域１１にハードウェアのバージョ
ン情報が予め特定の方式で記録されている。さらに、こ
の不揮発性メモリ９には、本体型式、確認できるバージ
ョン情報の識別コード一覧、識別コード数（Ｘ）等を保
存するインフォメーションファイル１７等が設けられて
いる。また、コンピュータ装置２の内部には、ＢＩＯＳ
バージョン情報領域１２等も設けられている。

【００２２】また、コンピュータ装置２の記憶装置４に
は、オペレーティングシステム・サービスパックバージ
ョン情報領域１３、拡張ボードデバイスドライババージ
ョン情報領域１４、インストールアプリケーションプロ
グラムバージョン情報領域１５等が設けられ、これらの
ソフトウェアのバージョン情報がバージョン情報収集プ
ログラム１６により収集されてバージョン情報ファイル
１９に保存され、また同様に前記不揮発性メモリ９に記
憶されているハードウェアのバージョン情報も収集され
て保存される。

【００２３】メーカ装置１には、コンピュータ装置（メ
ーカ推奨製品）型式別バージョン情報ファイル１８等が
設けられ、各型式別のハードウェアバージョン情報、Ｏ
Ｓバージョン情報等が保存されている。このメーカ装置
１のコンピュータ装置型式別バージョン情報ファイル１
８は、ネットワーク３を介し、コンピュータ装置２のバ
ージョン情報収集プログラム１６によりバージョン情報
ファイル１９にダウンロードされ、コンピュータ装置２
のバージョン情報と比較される。この比較結果は、コン
ピュータ装置２にファイル化、あるいは表示装置７に出
力することや印刷装置８に出力すること、及びネットワ
ーク３を介して比較結果をメーカ装置１や他のコンピュ
ータ装置と情報交換することも可能となっている。

【００２４】次に、本実施の形態の作用について、図２
により、バージョン情報収集の流れを説明する。

【００２５】（１）バージョン情報収集プログラム１６
を起動すると、最初に「バージョン情報ファイルを作
成」、「終了」を選択するためのメニュー画面を表示装
置７に出力する（ステップＳ１０１）。

【００２６】（２）「バージョン情報ファイルを作成」
を選択すると、後述する図３の流れに沿ってバージョン
情報ファイル１９を作成する。「終了」を選択すると、
バージョン情報収集プログラム１６は終了する。

【００２７】（３）バージョン情報ファイル１９の作成
後、バージョン情報一覧を表示装置７に出力するか、メ
ーカ推奨のバージョン情報一覧と比較するか、バージョ
ン情報収集プログラム１６を終了するかを選択するため
のメニュー画面を表示装置７に出力する（ステップＳ１
０２）。

【００２８】（４）「バージョン情報一覧表示」を選択
すると、作成したバージョン情報ファイル１９を元にバ
ージョン情報一覧表（図８）を表示装置７に出力する
（ステップＳ１０３）。

【００２９】（５）表示装置７に出力したバージョン情
報一覧を印刷装置８に出力するか、ステップＳ１０２に
戻るかの選択肢を表示装置７に出力する（ステップＳ１
０４）。

【００３０】（６）戻る」を選択すると、ステップＳ１
０２のメニュー画面を再び表示装置７に出力する。「情
報一覧印刷」を選択すると、表示装置７に出力した内容
を印刷装置８に出力し（ステップＳ１０５）、ステップ
Ｓ１０２のメニュー画面を再び表示装置７に出力する
（ステップＳ１０６）。

【００３１】（７）ステップＳ１０２のメニュー画面
で、「メーカ推奨バージョン情報と比較」を選択する
と、メーカ推奨バージョン情報ファイル１８のあるフォ
ルダのパスとファイル名の入力を促すメッセージを表示
装置７に出力する（ステップＳ１０７）。

【００３２】（８）パスとファイル名を入力すると、指
定されたメーカ推奨バージョン情報ファイル１８を検証
する。「戻る」を選択すると、ステップＳ１０２のメニ
ュー画面を再び表示装置７に出力する（ステップＳ１０
８）。

【００３３】（９）ステップＳ１０９において、入力し
たファイルが存在し、不正なものでなければ、ステップ
Ｓ１０１で作成したコンピュータ装置２のバージョン情
報ファイル１９と比較し（ステップＳ１１０）、バージ
ョン情報比較結果（図９）を表示装置７に出力する（ス
テップＳ１１１）。

【００３４】（１０）表示装置７に出力したバージョン
情報比較結果を印刷装置８に出力するか、ステップＳ１
０２に戻るかの選択肢が表示装置７に出力され（ステッ
プＳ１１２）、「比較結果印刷」を選択すると表示装置
７に出力した内容を印刷装置８に出力し（ステップＳ１
１３）、バージョン情報比較結果一覧（ステップＳ１１
１）画面に戻る（ステップＳ１１４）。「戻る」を選択
すると、ステップＳ１０２のメニュー画面を再び表示装
置７に出力する。

【００３５】（１１）ステップＳ１０９で入力したファ
イル名が存在しない場合、あるいは不正なファイルであ
った場合には、エラーと再入力を促すメッセージを表示
し（ステップＳ１１５）、再びファイル名の入力を促す
メッセージを表示装置７に出力する（ステップＳ１１
６）。

【００３６】以上のようにして収集したバージョン情報
をファイル化（図７）し、表示制御部２１を介して表示
装置７にて表示し、印刷装置８にて印刷を行う。また、
ネットワーク３を介して他のコンピュータ装置やメーカ
装置１と情報交換を行う。

【００３７】次に、図３により、前記図２で説明したバ
ージョン情報ファイル作成（ステップＳ１０１）を詳細
に説明する。

【００３８】（１）ハード上の書き込み可能な不揮発性
メモリ９に記録されているインフォメーションファイル
１７から、調査対象となるコンピュータ装置２の情報
（型式、そのコンピュータ装置で確認可能なバージョン
情報の識別コード、識別コード総数）を入手する（ステ
ップＳ２０１）。

【００３９】（２）該当する領域から情報が入手できた
か判定し（ステップＳ２０２）、型式等の情報が収集で
きたら、作成するバージョン情報ファイル１９の先頭に
型式情報を図５のデータフォーマットで書き込む（ステ
ップＳ２０３）。

【００４０】（３）識別コード数のカウンタ値＝１をセ
ットする（ステップＳ２０４）。

【００４１】（４）型式情報と一緒に収集した識別コー
ド（図４）にそって、識別コード対応表（図６）が示す
ハードウェア・ソフトウェアバージョン情報を収集する
（ステップＳ２０５）。

【００４２】（５）該当する領域から情報が入手できた
か判定し（ステップＳ２０６）、情報が収集できた場合
は、１つのバージョン情報毎に特定のデータフォーマッ
ト（図５）でバージョン情報ファイル１９に情報を書き
込む（ステップＳ２０７）。

【００４３】（６）バージョン情報が収集できなかった
場合は、図５のデータフォーマットのバージョン情報の
領域に、“Ｎｏｎｅ”と書き込む（ステップＳ２０
８）。

【００４４】（７）カウンタ値に１を加え（ステップＳ
２０９）、カウンタ値が識別コードの総数（Ｘ）以上に
なれば、バージョン情報収集を終了する（ステップＳ２
１０）。以上でバージョン情報のファイル化を終了す
る。

【００４５】このファイル化されたバージョン情報を元
に、バージョン情報一覧を出力した例を図８に示す。図
８のように、システムを構成するハードウェア及びソフ
トウェアの要素と、これらの各要素に対応するバージョ
ン情報を一覧表にして出力することができる。

【００４６】また、ファイル化された情報を元に、コン
ピュータメーカが提供する各システムの推奨バージョン
情報と比較した結果を出力した例を図９に示す。図９の
ように、メーカ提供のバージョン情報と内容の一致しな
い部分を他と区別できるような形態で出力することがで
きる。メーカが提供するバージョン情報ファイル１８
は、ネットワーク３を介して記憶装置４にダウンロード
することもできる。また、調査マシンのバージョン情報
を、ネットワーク３を介してメーカ側に伝え、メーカ側
で障害調査を行うこともできる。

【００４７】従って、本実施の形態のシステムによれ
ば、コンピュータ装置２のハードウェアのバージョン情
報を予め不揮発性メモリ９に記録させておき、コンピュ
ータ装置２の起動時、あるいは必要時にハードウェアの
バージョン情報をバージョン情報収集プログラム１６で
収集し、バージョン情報ファイル１９に保存することに
よって、従来のように動作中のコンピュータ装置２を一
旦終了させ、それを解体し内部を調査する形態をとるこ
となく、ハードウェアのバージョン情報を容易に採取す
ることができる。

【００４８】また、ソフトウェアのバージョン情報につ
いても、同様に、複数の領域に記録されている各ソフト
ウェアのバージョン情報をバージョン情報収集プログラ
ム１６で収集し、前記ハードウェアのバージョン情報と
ともに特定の方式でバージョン一覧をファイル化するこ
とによって、従来のようにドライバやアプリケーション
等のソフトウェア毎に各々のプログラムを起動し情報を
出力したり、バージョンの不一致を確認する形態をとる
ことなく、複数のハードウェア、ソフトウェアのバージ
ョン情報を容易に短時間で１つのファイルで確認・出力
することができる。

【００４９】さらに、採取したバージョン情報の比較に
おいて、比較すべき情報ファイルの方式を統一化するこ
とで、メーカ装置１で準備した型式別バージョン情報フ
ァイル１８と採取したバージョン情報ファイル１９とを
比較し、不一致部分を区別することによって、従来のよ
うにエンドユーザーや保守員がハードウェア・ソフトウ
ェア各々のベンダーから最新情報を入手する形態をとる
ことなく、コンピュータ装置２の障害調査における時間
及び工数を短縮することができる。

【００５０】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、前記実施の形態
においては、コンピュータ装置で使用されるハードウェ
ア及びソフトウェアのバージョン情報の不一致に起因す
る障害原因を特定する場合について説明したが、ハード
ウェアのみ、またはソフトウェアのみのバージョン情報
の不一致を確認することも可能である。

【００５１】

【発明の効果】本発明のバージョン情報確認方法によれ
ば、コンピュータ装置のハードウェア・ソフトウェアの
バージョン情報を１つのファイルに採取するとともに、
コンピュータメーカが提供する推奨バージョン情報ファ
イルと比較してバージョンの不一致情報を抽出し、この
バージョンの不一致部分を他の部分と区別できるような
形態で出力することで、バージョン情報の確認が容易に
実施でき、コンピュータ装置の障害調査工数の短縮化を
図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態のバージョン情報確認方
法を実現するためのシステムを示す構成図である。

【図２】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、バ
ージョン情報収集の流れを示すフロー図である。

【図３】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、バ
ージョン情報ファイル作成の流れを示すフロー図であ
る。

【図４】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、イ
ンフォメーション領域情報内容を示す説明図である。

【図５】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、１
つのバージョン情報を構成するデータフォーマットを示
す説明図である。

【図６】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、識
別コード対応を示す説明図である。

【図７】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、バ
ージョン情報ファイルを示す説明図である。

【図８】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、バ
ージョン情報一覧の出力を示す説明図である。

【図９】本発明の一実施の形態のシステムにおいて、メ
ーカ提供の最新情報と比較した結果出力を示す説明図で
ある。

【符号の説明】

１…メーカ装置、２…コンピュータ装置、３…ネットワ
ーク、４…記憶装置、５…キーボード、６…マウス、７
…表示装置、８…印刷装置、９…不揮発性メモリ、１１
…ハードウェアバージョン情報領域、１２…ＢＩＯＳバ
ージョン情報領域、１３…オペレーティングシステムバ
ージョン情報領域、１４…拡張ボードデバイスドライバ
バージョン情報領域、１５…インストールアプリケーシ
ョンプログラムバージョン情報領域、１６…バージョン
情報収集プログラム、１７…インフォメーションファイ
ル、１８…コンピュータ装置型式別バージョン情報ファ
イル、１９…バージョン情報ファイル、２１…表示制御
部、２２…入力制御部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンピュータ装置のハードウェアとソフ
   トウェアのバージョン情報確認方法において、 前記ハードウェアのバージョン情報を予め前記コンピュ
   ータ装置の書き込み可能な不揮発性メモリに記録してお
   くステップと、 前記コンピュータ装置の起動時あるいは必要時に前記不
   揮発性メモリから前記ハードウェアのバージョン情報を
   取得して記憶装置にファイルとして保存するステップ
   と、 前記記憶装置にファイルとして保存した前記ハードウェ
   アのバージョン情報の一覧を表示装置や印刷装置に出力
   して確認するステップとを有することを特徴とするバー
   ジョン情報確認方法。
2. 【請求項２】 コンピュータ装置のハードウェアとソフ
   トウェアのバージョン情報確認方法において、 複数の記憶媒体領域に保存されているソフトウェアのバ
   ージョン情報を記憶装置にファイルとして保存するステ
   ップと、 前記記憶装置にファイルとして保存した前記ソフトウェ
   アのバージョン情報の一覧を表示装置や印刷装置に出力
   して確認するステップとを有することを特徴とするバー
   ジョン情報確認方法。
3. 【請求項３】 請求項１または２記載のバージョン情報
   確認方法において、前記ハードウェアおよび前記ソフト
   ウェアのメーカ装置に準備されているメーカ推奨製品型
   式別バージョン情報ファイルをネットワークを介して入
   手・参照するステップと、 前記メーカ推奨製品型式別バージョン情報ファイルと前
   記ハードウェアおよび前記ソフトウェアのバージョン情
   報ファイルとを比較するステップと、 前記比較結果を、前記バージョン情報の一致しない部分
   を他の部分と区別できるような形態で前記コンピュータ
   装置にファイル化、あるいは前記表示装置や前記印刷装
   置に出力するステップとを有することを特徴とするバー
   ジョン情報確認方法。