JP2007140835A - 情報セキュリティ規定設定プログラムおよび情報セキュリティ規定設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】構築および構築後のカスタマイズが容易な情報セキュリティ規定策定システムを実現可能な情報セキュリティ規定設定プログラムおよび情報セキュリティ規定設定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも記憶装置,演算処理装置を備えたコンピュータにおいて実行される情報セキュリティ規定設定プログラム12であって、アプリケーション11が取り扱うファイルのプロパティおよび情報セキュリティ規定を取得し、ファイルのセキュリティ情報を生成してファイルに張り込む設定ステップと、アプリケーション11がファイルに関する処理を行うときに、ファイルのプロパティ,ファイルに張り込まれているセキュリティ情報および取得した情報セキュリティ規定に基づいてファイルに関する処理の許否を判断する処理ステップとを実行することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報セキュリティ規定設定プログラムおよび情報セキュリティ規定設定方法に係り、特に情報セキュリティ規定に従った情報セキュリティ機能を実現する情報セキュリティ規定設定プログラムおよび情報セキュリティ規定設定方法に関する。
近年、企業等では情報セキュリティに関するルールや決まりごとなどを体系化して情報セキュリティ規定としてまとめるようになっている。このような情報セキュリティ規定は例えばネットワークやコンピュータシステムに関して利用される。
従来、このような情報セキュリティ規定をネットワークやコンピュータシステムで利用する場合は、その情報セキュリティ規定に従って動作する情報セキュリティ機能を有する情報セキュリティ規定策定システムを構築していた。
なお、出願人は出願時点までに本願発明に関連する先行技術文献を発見することができなかった。したがって、先行技術文献情報を開示していない。
しかしながら、情報セキュリティ規定に従って動作する情報セキュリティ機能を有する情報セキュリティ規定策定システムの構築は、専門的な知識やノウハウが必要であるという問題があった。また、情報セキュリティ規定に従って動作する情報セキュリティ機能を有する情報セキュリティ規定策定システムは、構築後のカスタマイズ(例えば情報セキュリティ規定の属性の変更、情報セキュリティ規定に従った動作の変更など)が容易でないという問題もあった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、構築および構築後のカスタマイズが容易な情報セキュリティ規定策定システムを実現可能な情報セキュリティ規定設定プログラムおよび情報セキュリティ規定設定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為、本発明は、少なくとも記憶装置,演算処理装置を備えたコンピュータにおいて実行される情報セキュリティ規定設定プログラムであって、所定のアプリケーションが取り扱うファイルのプロパティおよび情報セキュリティ規定を取得し、前記ファイルのセキュリティ情報を生成して前記ファイルに張り込む設定ステップと、前記アプリケーションが前記ファイルに関する処理を行うときに、前記ファイルのプロパティ,前記ファイルに張り込まれているセキュリティ情報および前記取得した情報セキュリティ規定に基づいて前記ファイルに関する処理の許否を判断する処理ステップとを実行することを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも記憶装置,演算処理装置を備えたコンピュータにおいて実行される情報セキュリティ規定設定方法であって、所定のアプリケーションが取り扱うファイルのプロパティおよび情報セキュリティ規定を取得し、前記ファイルのセキュリティ情報を生成して前記ファイルに張り込む設定ステップと、前記アプリケーションが前記ファイルに関する処理を行うときに、前記ファイルのプロパティ,前記ファイルに張り込まれているセキュリティ情報および前記取得した情報セキュリティ規定に基づいて前記ファイルに関する処理の許否を判断する処理ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、構築および構築後のカスタマイズが容易な情報セキュリティ規定策定システムを実現可能な情報セキュリティ規定設定プログラムおよび情報セキュリティ規定設定方法を提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施例ではアプリケーションの一例としてドキュメント作成アプリを例に説明するが、如何なるアプリケーションであってもよい。
図1は、本発明による情報セキュリティ規定策定システムの一例の構成図である。図1の情報セキュリティ規定策定システム1は、ユーザ端末10,管理端末20,プリンタ30及びネットワーク40を含む構成である。ユーザ端末10及び管理端末20は、例えばインターネットやLAN等のネットワーク40を介して接続されている。また、ユーザ端末10はプリンタ30に直接又は所定のネットワークを介して接続されている。
ユーザ端末10はユーザの操作する端末である。ユーザ端末10は、ドキュメント作成アプリ(ドキュメント作成AP)11が搭載されている。ドキュメント作成アプリ11には本発明の情報セキュリティ規定設定プログラム12が拡張機能として追加(以下、アドオンという)されている。
管理端末20は管理者の操作する端末である。管理端末20は、情報セキュリティ規定を保持するマスタ21を含む構成である。管理者は管理端末20を操作してマスタ21の保持する情報セキュリティ規定を書き換えることができる。管理端末20は、情報セキュリティ規定をネットワーク40経由でユーザ端末10に提供する。
ユーザ端末10のドキュメント作成アプリ11にアドオンされている情報セキュリティ規定設定プログラム12は、ドキュメント作成アプリ11が取り扱うファイルに後述のスタンプを設定する機能と、ドキュメント作成アプリ11がファイルに関する処理(例えば印刷や保存など)を行なうとき、ファイルに張り込まれているスタンプに応じてファイルに関する処理を制御する機能とを備えている。なお、情報セキュリティ規定設定プログラム12の詳細は後述する。
図2は、ユーザ端末の一例の構成図である。ユーザ端末10は、それぞれバスBで相互に接続された入力装置51,出力装置52,ドライブ装置53,補助記憶装置54,メモリ装置55,演算処理装置56およびインターフェース装置57で構成される。
入力装置51はキーボードやマウスなどで構成され、各種信号を入力するために用いられる。出力装置52はディスプレイ装置などで構成され、各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インターフェース装置57は、モデム,LANカードなどで構成されており、ネットワーク40に接続する為に用いられる。
本発明の情報セキュリティ規定設定プログラムは、ユーザ端末10を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。情報セキュリティ規定設定プログラムは例えば記録媒体58の配布やネットワーク40からのダウンロードなどによって提供される。なお、情報セキュリティ規定設定プログラムを記録した記録媒体58は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、情報セキュリティ規定設定プログラムを記録した記録媒体58がドライブ装置53にセットされると、情報セキュリティ規定設定プログラムは記録媒体58からドライブ装置53を介して補助記憶装置54にインストールされる。ネットワーク40からダウンロードされた情報セキュリティ規定設定プログラムは、インターフェース装置57を介して補助記憶装置54にインストールされる。
ユーザ端末は、インストールされた情報セキュリティ規定設定プログラムを格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。メモリ装置55は、コンピュータの起動時に補助記憶装置54から情報セキュリティ規定設定プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置56はメモリ装置55に格納された情報セキュリティ規定設定プログラムに従って、各種機能を実現している。
図3は、情報セキュリティ規定設定プログラムの一例の構成図である。図3の情報セキュリティ規定設定プログラム12は、ユーザ端末10のドキュメント作成アプリ11にアドオンされている。
情報セキュリティ規定設定プログラム12は、セキュリティ規定部101,保存制御部102,スタンプ設定部103,文書属性アクセス部104,スタンプ状態確認部105及び印刷制御部106を含む構成である。図3中の点線で囲まれたブロックはユーザのアクションを示している。
セキュリティ規定部101は、管理端末20から情報セキュリティ規定を取得する。保存制御部102は、ユーザからのファイル保存要求を受信する。スタンプ設定部103はユーザからのスタンプ要求を受信する。また、印刷制御部106はユーザからの印刷要求を受信する。以下、情報セキュリティ規定設定プログラム12を構成するセキュリティ規定部101,保存制御部102,スタンプ設定部103,文書属性アクセス部104,スタンプ状態確認部105及び印刷制御部106の詳細について順次説明する。
図4は、スタンプ設定部の一例の構成図である。スタンプ設定部103は、スタンプ制御部201,スタンプ画面部202,スタンプ生成部203,スタンプ張り込み部204を含む構成である。図4のスタンプ設定部103の処理について図5のシーケンス図および図6のイメージ図を参照しつつ説明する。
図5は、スタンプ設定部の処理を示す一例のシーケンス図である。また、図6はスタンプ設定部の処理を示す一例のイメージ図である。ステップS1では、スタンプ制御部201が、ユーザからのスタンプ要求を受信する。ステップS2に進み、スタンプ制御部201はセキュリティ規定部101から図6の情報セキュリティ規定1001に含まれる規定された文書属性を取得する。
ステップS3に進み、スタンプ制御部201は文書属性アクセス部104から文書属性および文書属性値を取得する。文書属性アクセス部104は、図6のプロパティ画面1002を生成する為の情報から文書属性および文書属性値を取得する。
ステップS4に進み、スタンプ制御部201はステップS3で取得した文書属性および文書属性値のうち、ステップS2で取得した規定された文書属性にマッチした文書属性の文書属性値を検索する。
ステップS5に進み、スタンプ制御部201はステップS4で検索した文書属性値をスタンプ画面部202に送信する。ステップS6に進み、スタンプ画面部202はセキュリティ規定部101から図6のスタンプ設定画面1003を生成する為のスタンプ画面構成を取得する。
ステップS7に進み、スタンプ画面部202は図6のスタンプ設定画面1003を出力装置52の一例としてのディスプレイ32に表示する。ユーザは、ディスプレイ32に表示されたスタンプ設定画面1003を利用してキーボード等の入力装置51から文書属性値を入力することができる。
ステップS8に進み、スタンプ画面部202はスタンプ設定画面1003に入力された文書属性値をスタンプ制御部201に送信する。ステップS9に進み、スタンプ制御部201はステップS2で取得した規定された文書属性およびステップS8でスタンプ設定画面1003に入力された文書属性値の登録を文書属性アクセス部104に要求する。文書属性アクセス部104は、ステップS2で取得した規定された文書属性およびステップS8でスタンプ設定画面1003に入力された文書属性値を図6のプロパティ画面1002を生成する為の情報に登録する。
ステップS10に進み、スタンプ制御部201はスタンプ生成部203にスタンプ生成指示を行なう。ステップS11に進み、スタンプ生成部203は文書属性アクセス部104から図6のプロパティ画面1002を生成する為の情報に含まれる文書属性および文書属性値を取得する。ステップS12に進み、スタンプ生成部203はセキュリティ規定部101から図6の情報セキュリティ規定1004に含まれるスタンプ設定情報1005を取得する。
例えばスタンプ生成部203は、ステップS11で取得した文書属性「情報区分」および文書属性値「レベルB」をキー情報として検索することで、図6の情報セキュリティ規定1004から「Condition1=%情報区分%:“レベルB”」の行を含む[Stamp9]のスタンプ設定情報1005を取得できる。
ステップS13に進み、スタンプ生成部203はステップS11で取得した文書属性および文書属性値とステップS12で取得したスタンプ設定情報1005から図6のスタンプオブジェクト1006を作成し、スタンプ張り込み部204に送信する。ステップS14に進み、スタンプ張り込み部204はスタンプオブジェクト張り込み指示をドキュメント作成アプリ11に対して行なう。
図5のシーケンス図に示した処理により、スタンプ設定部103は図6のスタンプオブジェクト1006をファイルに張り込むことができる。なお、スタンプオブジェクト1006はファイルのセキュリティ情報の一例である。
図7は、印刷制御部の一例の構成図である。印刷制御部106は、印刷要件処理部301,プリンタ切り分け部302,警告メッセージ画面部303,ドキュメント印刷設定部304,プリンタドライバ305を含む構成である。図7の印刷制御部106の処理について図8のフローチャートおよび図9〜図11のイメージ図を参照しつつ説明する。
図8は印刷制御部の処理を示す一例のシーケンス図である。図9は印刷制御部の処理を示す一例のイメージ図である。図10は警告メッセージの一例のイメージ図である。図11は確認メッセージの一例のイメージ図である。ユーザは、ドキュメント作成アプリ11が表示する図9のメニュー画面1101から印刷要求を行なう。
ユーザからの印刷要求をドキュメント作成アプリ11から受信すると、印刷要件処理部301はステップS21に進み、セキュリティ規定部101から図9の印刷要件1102を収集する。ステップS22に進み、印刷要件処理部301は収集した印刷要件1102に基づき、印刷時にスタンプ設定の確認が必要か否かを判定する。なお、印刷時にスタンプ設定の確認が必要か否かは、図9の印刷要件1102の「PrintStampCheck=1」から判定できる。
例えば印刷時にスタンプ設定の確認が必要な場合、印刷要件1102には「PrintStampCheck=1」が含まれる。また、印刷時にスタンプ設定の確認が不要な場合、印刷要件1102には「PrintStampCheck=0」が含まれる。
印刷時にスタンプ設定の確認が必要と判定すると、印刷要件処理部301はステップS23に進み、スタンプ状態確認部105を利用してスタンプ状態を確認する。ステップS24に進み、印刷要件処理部301はスタンプ設定がされているか否かを判定する。
スタンプ設定がされていないと判定すると、印刷要件処理部301はステップS25に進み、警告メッセージ画面部303にエラーIDを送信する。警告メッセージ画面部303は図10の警告メッセージをディスプレイ32に表示したあと、図8のフローチャートの処理を終了する。図10の警告メッセージは、スタンプ設定がされていない為に印刷ができないことを表すメッセージと、スタンプ設定を促すメッセージとが含まれている。
なお、印刷時にスタンプ設定の確認が不要と判定した場合およびスタンプ設定がされていると判定した場合、印刷要件処理部301はステップS26に進み、印刷を地紋対応プリンタ30aで行なうか通常プリンタ30bで行なうかを判定する。なお、印刷を地紋対応プリンタ30aで行なうか通常プリンタ30bで行なうかは、図9の印刷要件1102の「PrintOptionValid=1」から判定できる。
例えば印刷を地紋対応プリンタ30aで行なう場合、印刷要件1102には「PrintOptionValid=1」が含まれる。また、印刷を通常プリンタ30bで行なう場合、印刷要件1102には「PrintOptionValid=0」が含まれる。
印刷を地紋対応プリンタ30aで行なうと判定すると、印刷要件処理部301は地紋対応プリンタ30aでの印刷を表す印刷設定をプリンタ切り分け部302に通知する。ステップS27に進み、プリンタ切り分け部302は文書属性アクセス部104から文書属性および文書属性値を収集する。
ステップS28に進み、プリンタ切り分け部302は印刷設定に含まれるセキュリティ印刷の条件とステップS27で収集した文書属性値とがマッチするか否かを判定する。印刷設定に含まれるセキュリティ印刷の条件とステップS27で収集した文書属性値とがマッチすると、プリンタ切り分け部302はステップS32に進み、ドキュメント印刷設定部304にセキュリティ印刷情報を送信する。
例えばプリンタ切り分け部302は取得した文書属性「情報区分」及び文書属性値「レベルB」をキー情報として検索することで、印刷設定から「CONDITION1=%情報区分%:“レベルB”」の行を含む[RULE2]のセキュリティ印刷情報1107を取得できる。
ドキュメント印刷設定部304は、ドキュメント作成アプリ11が表示する図9の印刷設定画面1103に地紋対応プリンタ30aのプリンタ名を表示させる。ステップS33に進み、ドキュメント印刷設定部304はドキュメント作成アプリ11からドキュメントを取得し、セキュリティ印刷情報1107およびドキュメントに基づく印刷データを作成して、その印刷データをプリンタドライバ305に送信する。ステップS34に進み、プリンタドライバ305は印刷データを地紋対応プリンタ30aに送信し、図9の印刷物1104のような地紋印刷を行なったあと、図8のフローチャートの処理を終了する。
なお、印刷設定に含まれるセキュリティ印刷の条件とステップS27で収集した文書属性値とがマッチしないと、プリンタ切り分け部302はステップS29に進み、図11の確認メッセージをディスプレイ32に表示する。図11の確認メッセージには、スタンプ設定がされていないことを表すメッセージと、印刷の実行有無を確認する為のメッセージと、印刷の実行有無をユーザが選択する為のボタンとが含まれている。ユーザは、図11の確認メッセージから印刷の実行有無を要求できる。
ステップS30に進み、プリンタ切り分け部302はユーザからの要求に基づき、印刷の実行有無を判定する。印刷を実行しないと判定すると、プリンタ切り分け部302は印刷をせずに、図8のフローチャートの処理を終了する。なお、印刷を通常プリンタ30bで行なうと判定した場合および印刷を実行しないと判定した場合、プリンタ切り分け部302はドキュメント作成アプリ11が表示する図9の印刷設定画面1105に通常プリンタ30bのプリンタ名を表示させる。プリンタ切り分け部302は印刷データを通常プリンタ30bに送信し、図9の印刷物1106のような通常印刷を行なったあと、図8のフローチャートの処理を終了する。
図8のフローチャートに示した処理により、印刷制御部106はスタンプ状態に基づいて印刷処理を制御できる。
図12は、保存制御部の一例の構成図である。保存制御部102は、保存要件処理部401,警告メッセージ画面部402,ドキュメント保存部403を含む構成である。図12の保存制御部102の処理について図13のイメージ図を参照しつつ説明する。図13は警告メッセージの一例のイメージ図である。
ユーザは、ドキュメント作成アプリ11が表示する例えば図9のメニュー画面1101から保存要求を行なう。
ユーザからの保存要求をドキュメント作成アプリ11から受信すると、保存要件処理部401はセキュリティ規定部101から保存要件を収集する。保存要件処理部401は収集した保存要件に基づき、保存時にスタンプ設定の確認が必要か否かを判定する。保存時にスタンプ設定の確認が必要か否かは、例えば保存要件の「SaveStampCheck=0」から判定できる。
例えば保存時にスタンプ設定の確認が必要な場合、保存要件には「SaveStampCheck=1」が含まれる。また、保存時にスタンプ設定の確認が不要な場合、保存要件には「SaveStampCheck=0」が含まれる。
保存時にスタンプ設定の確認が必要と判定すると、保存要件処理部401はスタンプ状態確認部105を利用してスタンプ状態を確認する。保存要件処理部401はスタンプ設定がされているか否かを判定する。
スタンプ設定がされていないと判定すると、保存要件処理部401は警告メッセージ画面部402に警告メッセージを送信する。警告メッセージ画面部402は図13の警告メッセージをディスプレイ32に表示したあと、処理を終了する。図13の警告メッセージはスタンプ設定がされていない為に保存ができないことを表すメッセージと、スタンプ設定を促すメッセージとが含まれている。
なお、保存時にスタンプ設定の確認が不要と判定した場合およびスタンプ設定がされていると判定した場合、保存要件処理部401は文書属性アクセス部104から文書属性および文書属性値を収集する。保存要件処理部401は、保存要件と文書属性値とがマッチするか否かを判定する。保存要件と文書属性値とがマッチすると、保存要件処理部401は保存指示をドキュメント保存部403に送信する。保存要件と文書属性値とがマッチしないと、保存要件処理部401は確認メッセージをディスプレイ32に表示する。
確認メッセージには、スタンプ設定がされていないことを表すメッセージと、保存の実行有無を確認する為のメッセージと、保存の実行有無をユーザが選択する為のボタンとが含まれている。ユーザは、確認メッセージから保存の実行有無を要求できる。
保存要件処理部401はユーザからの要求に基づき、保存の実行有無を判定する。保存を実行しないと判定すると、保存要件処理部401は保存をせずに処理を終了する。保存を実行すると判定すると、保存要件処理部401は保存指示をドキュメント保存部403に送信する。
ドキュメント保存部403は保存要件処理部401からの保存指示に基づき、ドキュメント作成アプリ11に保存指示を行なったあと、処理を終了する。以上のように、保存制御部102はスタンプ状態に基づいて保存処理を制御できる。
図14は、セキュリティ規定部の一例の構成図である。セキュリティ規定部101はセキュリティ取得部501を含む構成である。セキュリティ取得部501は管理端末20のマスタ21から情報セキュリティ規定を取得し、スタンプ設定部103に規定された文書属性,スタンプ画面情報,スタンプ設定情報を送信し、保存制御部102に保存要件(保存許可要件)を送信し、印刷制御部106に印刷要件(印刷許可要件)を送信する。
図15は、文書属性アクセス部の一例の構成図である。文書属性アクセス部104は文書属性登録部601及び文書属性取得部602を含む構成である。文書属性登録部601はスタンプ設定部103から文書属性および文書属性値を受信し、その文書属性および文書属性値をプロパティ名及びプロパティ値として保存する。また、文書属性取得部602は保存されているプロパティ名及びプロパティ値を読み出し、そのプロパティ名及びプロパティ値を文書属性および文書属性値としてスタンプ設定部103,印刷制御部106及び保存制御部102に送信する。
以上、本発明によれば、管理端末20のマスタ21に保持されている情報セキュリティ規定、ファイルのプロパティを変更することで情報セキュリティ機能を自由にカスタマイズすることができるので、構築および構築後のカスタマイズが容易な情報セキュリティ規定策定システムを実現可能である。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本発明による情報セキュリティ規定策定システムの一例の構成図である。 ユーザ端末の一例の構成図である。 情報セキュリティ規定設定プログラムの一例の構成図である。 スタンプ設定部の一例の構成図である。 スタンプ設定部の処理を示す一例のシーケンス図である。 スタンプ設定部の処理を示す一例のイメージ図である。 印刷制御部の一例の構成図である。 印刷制御部の処理を示す一例のシーケンス図である。 印刷制御部の処理を示す一例のイメージ図である。 警告メッセージの一例のイメージ図である。 確認メッセージの一例のイメージ図である。 保存制御部の一例の構成図である。 警告メッセージの一例のイメージ図である。 セキュリティ規定部の一例の構成図である。 文書属性アクセス部の一例の構成図である。
符号の説明
1 情報セキュリティ規定策定システム
10 ユーザ端末
11 ドキュメント作成アプリ
12 情報セキュリティ規定設定プログラム
20 管理端末
21 情報セキュリティ規定
30 プリンタ
30a 地紋対応プリンタ
30b 通常プリンタ
40 ネットワーク
51 入力装置
52 出力装置
53 ドライブ装置
54 補助記憶装置
55 メモリ装置
56 演算処理装置
57 インターフェース装置
58 記録媒体
101 セキュリティ規定部
102 保存制御部
103 スタンプ設定部
104 文書属性アクセス部
105 スタンプ状態確認部
106 印刷制御部

Claims (8)

  1. 少なくとも記憶装置,演算処理装置を備えたコンピュータにおいて実行される情報セキュリティ規定設定プログラムであって、
    所定のアプリケーションが取り扱うファイルのプロパティおよび情報セキュリティ規定を取得し、前記ファイルのセキュリティ情報を生成して前記ファイルに張り込む設定ステップと、
    前記アプリケーションが前記ファイルに関する処理を行うときに、前記ファイルのプロパティ,前記ファイルに張り込まれているセキュリティ情報および前記取得した情報セキュリティ規定に基づいて前記ファイルに関する処理の許否を判断する処理ステップと
    を実行する情報セキュリティ規定設定プログラム。
  2. 前記処理ステップは、前記ファイルに関する処理の許可要件を取得し、前記ファイルのプロパティおよび前記ファイルに張り込まれているセキュリティ情報が前記許可要件を満たしているときに、前記ファイルに関する処理を許可することを特徴とする請求項1記載の情報セキュリティ規定設定プログラム。
  3. 前記処理ステップは、前記ファイルに関する処理の許可要件を取得し、前記ファイルのプロパティおよび前記ファイルに張り込まれているセキュリティ情報が前記許可要件を満たしていないときに、前記ファイルに関する処理を許可しないことを特徴とする請求項1又は2記載の情報セキュリティ規定設定プログラム。
  4. 前記処理ステップは、前記ファイルに関する処理の許可要件と、前記ファイルのプロパティおよび前記ファイルに張り込まれているセキュリティ情報との関係に応じて、前記ファイルに関する処理を異ならせることを特徴とする請求項2又は3記載の情報セキュリティ規定設定プログラム。
  5. 前記ファイルのプロパティ,前記ファイルに張り込まれているセキュリティ情報および前記取得した情報セキュリティ規定は、属性および属性値により構成されることを特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の情報セキュリティ規定設定プログラム。
  6. 前記ファイルに関する処理は、前記ファイルの印刷又は保存であることを特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の情報セキュリティ規定設定プログラム。
  7. 前記所定のアプリケーションに追加される拡張機能であることを特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の情報セキュリティ規定設定プログラム。
  8. 少なくとも記憶装置,演算処理装置を備えたコンピュータにおいて実行される情報セキュリティ規定設定方法であって、
    所定のアプリケーションが取り扱うファイルのプロパティおよび情報セキュリティ規定を取得し、前記ファイルのセキュリティ情報を生成して前記ファイルに張り込む設定ステップと、
    前記アプリケーションが前記ファイルに関する処理を行うときに、前記ファイルのプロパティ,前記ファイルに張り込まれているセキュリティ情報および前記取得した情報セキュリティ規定に基づいて前記ファイルに関する処理の許否を判断する処理ステップと
    を有することを特徴とする情報セキュリティ規定設定方法。
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