JP2002012057A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2002012057A
JP2002012057A JP2000195775A JP2000195775A JP2002012057A JP 2002012057 A JP2002012057 A JP 2002012057A JP 2000195775 A JP2000195775 A JP 2000195775A JP 2000195775 A JP2000195775 A JP 2000195775A JP 2002012057 A JP2002012057 A JP 2002012057A
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JP2000195775A
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English (en)
Inventor
Kiyohito Sato
清仁 佐藤
Masaharu Watanabe
政晴 渡辺
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 虚像の歪みが小さく、且つ、虚像を拡大表示
できる表示装置を提供する。 【解決手段】 表示装置は、指示計器8,発光型表示素
子14及び光学部材15をハウジング18に収容したも
のである。指示計器8は、指標部を有する表示板9と、
指標部を指示する指示部11aを有する指針11と、指
針11を回動させる指針駆動手段12とを備えている。
光学部材15は、少なくとも凹面鏡17を有するもので
ある。指示部11aと指標部の重なり幅は指針11の回
動位置に因らず略一定であるように、指標部の長さは漸
次異なり、指標部の虚像28の外側を結んだ仮想線は略
円弧になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に関する
ものであり、特に凹面鏡を利用して虚像を表示する表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図7に示すような虚像表示装
置1があった。斯かる虚像表示装置1は、表示器2を凹
面鏡3の上側に配置したものであり、表示器2を凹面鏡
3に映して虚像4を表示するものである。表示光Lは光
軸Aに沿って進むが、光軸Aは凹面鏡3により折り曲げ
られている。つまり、表示光Lは凹面鏡3で反射され
て、観察者5の方向に向けられる。表示器2及び凹面鏡
3は図示しないハウジングに収納されており、このハウ
ジングには虚像4を視認できるように開口部が形成され
透光性保護カバーが設けられている。このような虚像表
示装置1では、凹面鏡3の代わりに平面鏡を用いてもよ
いが、凹面鏡3を用いれば虚像4を大きく表示すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、凹面鏡
3を用いると虚像4が歪むという問題を有していた。つ
まり、表示光Lが上側から斜め下向きで凹面鏡3に入射
するため、上下方向の拡大率が左右方向の拡大率よりも
大きく、虚像4は上下方向に伸ばされたように歪む。具
体例を挙げて説明すると、図8に示すような多数のセグ
メント6を円弧状に配設したバーグラフ表示は、図9に
示すように上下に長い楕円弧状に歪む。虚像4の歪み
は、光軸Aに近い箇所では小さく、光軸Aから遠い箇所
では大きいことが周知となっている。本発明は、この問
題に鑑みなされたものであり、虚像の歪みによる違和感
が小さく、且つ、虚像を拡大表示できる表示装置を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、円弧状に配設された指標部20を有する表
示板9と前記指標部20を指示する指示部11aを有す
る指針11と前記指針11を回動させる指針駆動手段1
2とを備えた指示計器8と、少なくとも凹面鏡17を有
し前記表示板9及び前記指針11を映す光学部材15
と、を有し、前記表示板9及び前記指針11の虚像2
3,24を表示する表示装置であって、隣接する前記指
標部20は長さが異なるものである。
【0005】また、本発明は、前記指示部11aと前記
指標部20の重なり幅W1,W2は前記指針11の回動
位置に因らず略一定であるものである。
【0006】また、本発明は、前記光学部材15の光軸
Aが通る位置に発光型表示素子14を配設したものであ
る。
【0007】また、本発明は、前記表示板9は、前記発
光型表示素子14に対向する箇所に形成された開口部9
aを有するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】表示装置は、指示計器8,発光型
表示素子14及び光学部材15をハウジング18に収容
したものである。指示計器8は、指標部20を有する表
示板9と、指標部20を指示する指示部11aを有する
指針11と、指針11を回動させる指針駆動手段12と
を備えている。光学部材15は、少なくとも凹面鏡17
を有するものである。発光型表示素子14は、光学部材
15の光軸Aが通る位置に配置されている。指示部11
aと指標部20の重なり幅W1,W2は指針11の回動
位置に因らず略一定であるように、指標部20の長さは
漸次異なり、指標部20の虚像28の外側を結んだ仮想
線29は略円弧になる。
【0009】
【実施例】以下、添付の図面に基いて、本発明を車両用
表示装置に適用した一実施例を説明する。
【0010】8は指示計器であり、この指示計器8は表
示板9,バルブ10,指針11及びステッピングモータ
12(指針駆動手段)を有している。指針11はステッ
ピングモータ12の回動軸の端部に固定されており、指
針11はステッピングモータ12により回動され指示部
11aで表示板9を指示する。バルブ10は表示板9の
裏面側に配置されており、表示板9はバルブ10により
照明される。指針11には発光ダイオード等の光源が内
蔵されており、指示部11aが光輝する。
【0011】13は硬質配線板であり、この硬質配線板
13にはステッピングモータ12及びバルブ10が配設
されている。14は液晶表示器(発光型表示素子)であ
り、この液晶表示器14は、表示板9の後面側に配設さ
れている。液晶表示器14は、TFT型(薄膜トランジ
スタ型)の液晶表示パネル及びこの液晶表示パネルを後
方から照明する光源からなるものである。表示板9に
は、液晶表示器14に対向する箇所に、矩形の開口部9
aが形成されている。
【0012】15は光学部材であり、この光学部材15
は平面鏡16及び凹面鏡17からなるものである。平面
鏡16は指示計器8の表示光Lを凹面鏡17に反射さ
せ、凹面鏡17は表示光Lを前方に反射させる。平面鏡
16及び凹面鏡17はガラス基板の前面にアルミニウム
からなる反射層を蒸着法により形成したものであり、平
面鏡16の反射面16aは平面、凹面鏡17の反射面1
7aは球面となっている。図6に示すように、平面鏡1
6は、虚像を表示するために必要且つ充分な大きさとな
っており、上辺と下辺は曲線となっている。
【0013】18はハウジングであり、このハウジング
18に指示計器8,光学部材15等が収容される。指示
計器8はハウジング18の下部に、平面鏡16はハウジ
ングの上部に、凹面鏡17はハウジング18の後部に夫
々配置されている。19は半透過性の保護カバーであ
り、この保護カバー19は係止爪(図示しない)により
ハウジング18の前面に係止されている。保護カバー1
9はアクリル等の透光性樹脂からなるものであり、その
透過率は約30%となっている。
【0014】表示板9には、ステッピングモータ12の
回動軸が貫通する孔部9bが形成されており、表示板9
は孔部9bを中心として円弧状を呈するように指針11
の回動中心を基点とした放射線上に配設された複数の目
盛り20(指標部)及び数字21からなる表示部22を
有している(図2参照)。指示計器8及び液晶表示器1
4の表示光Lは、平面鏡16及び凹面鏡17によって観
察者23に反射され、図3に示すように、表示板の虚像
23,指針の虚像24,液晶表示器の虚像25が表示さ
れる。
【0015】指針11の指示部11aと目盛り20の重
なり幅W1,W2は、指針11の回動位置に因らず略一
定となっている(図4,図5参照)。そして、表示板9
の目盛り20は虚像表示されたときに歪みが小さくなる
ように、夫々隣接する目盛り20と長さ(孔部9bを中
心とした半径方向の長さ)が、増減方向に沿って徐々に
異なっている。つまり、各目盛り20の外側を夫々結ん
だ仮想線27は横長の略楕円弧になっているが、表示光
Lが下側から斜め上向きで凹面鏡16に入射するため、
上下方向の拡大率が左右方向の拡大率よりも大きく、表
示板の虚像23は上下方向に伸ばされたように歪み、目
盛りの虚像28の外側を結んだ仮想線29は略円弧にな
る。指針の虚像24も上下方向に拡大されるように歪む
ため、指針11が横向きに位置しているときよりも、上
向きに位置しているときの方が、指針の虚像24が長く
なる。
【0016】本実施例によれば、液晶表示器14を光軸
Aが通る位置に配置したことにより、液晶表示器の虚像
25の歪みが小さい。表示板9の目盛り20は光軸Aか
ら離れているため、目盛りの虚像28は歪むが、目盛り
の虚像28の外側を結んだ仮想線29が略円弧になるよ
うに、表示板9の目盛り20の長さを漸次異ならせたこ
とにより、表示板の虚像23が歪むことによる違和感が
低減されている。なお、発光型表示素子は、液晶表示器
14であったが、例えば有機EL素子(有機電界発光表
示素子)或いはVFD(蛍光表示管)であっても良い。
また、指針駆動手段はステッピングモータ12であった
が、例えば交差コイル型ムーブメントであっても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明は、円弧状に配設された指標部を
有する表示板と前記指標部を指示する指示部を有する指
針と前記指針を回動させる指針駆動手段とを備えた指示
計器と、少なくとも凹面鏡を有し前記表示板及び前記指
針を映す光学部材と、を有し、前記表示板及び前記指針
の虚像を表示する表示装置であって、隣接する前記指標
部は長さが異なるものであり、虚像の歪みによる違和感
が小さく、且つ、虚像を拡大表示できる。
【0018】また、本発明は、前記光学部材の光軸が通
る位置に発光型表示素子を配設したものであり、発光型
表示素子の虚像の歪みが小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す断面図。
【図2】 同上実施例を示す表示板の正面図。
【図3】 同上実施例を示す虚像の説明図。
【図4】 同上実施例を示す指示計器の要部拡大図。
【図5】 同上実施例を示す指示計器の要部拡大図。
【図6】 同上実施例を示す平面鏡の正面図。
【図7】 従来例を示す斜視図。
【図8】 同上従来例を示す表示器の正面図。
【図9】 同上従来例を示す虚像の説明図。
【符号の説明】
8 指示計器 9 表示板 11 指針 11a 指示部 12 ステッピングモータ(指針駆動手段) 14 液晶表示器(発光型表示素子) 15 光学部材 17 凹面鏡 20 目盛り(指標部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状に配設された指標部を有する表示
    板と前記指標部を指示する指示部を有する指針と前記指
    針を回動させる指針駆動手段とを備えた指示計器と、少
    なくとも凹面鏡を有し前記表示板及び前記指針を映す光
    学部材と、を有し、前記表示板及び前記指針の虚像を表
    示する表示装置であって、隣接する前記指標部は長さが
    異なることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示装置において、前
    記指示部と前記指標部の重なり幅は前記指針の回動位置
    に因らず略一定であることを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の表示装
    置において、前記光学部材の光軸が通る位置に発光型表
    示素子を配設したことを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の表示装置において、前
    記表示板は、前記発光型表示素子に対向する箇所に形成
    された開口部を有することを特徴とする表示装置。
JP2000195775A 2000-06-29 2000-06-29 表示装置 Pending JP2002012057A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010186101A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010186101A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置

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