JP2002009907A - 携帯通信装置 - Google Patents
携帯通信装置Info
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- JP2002009907A JP2002009907A JP2000185934A JP2000185934A JP2002009907A JP 2002009907 A JP2002009907 A JP 2002009907A JP 2000185934 A JP2000185934 A JP 2000185934A JP 2000185934 A JP2000185934 A JP 2000185934A JP 2002009907 A JP2002009907 A JP 2002009907A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザーの操作性の向上。
【解決手段】 タッチパッド操作手段を設けて、ユーザ
がタッチパッド操作手段上を指でなぞったり、軽くたた
くなどの態様でスムースなポインタ移動やエンター操作
を可能とする。またタッチパッド操作手段の表面を覆う
ことのできる蓋手段を設ける。さらに蓋手段は、左右の
両方向にスライドしてタッチパッド操作手段を表出させ
ることができるようにする。
がタッチパッド操作手段上を指でなぞったり、軽くたた
くなどの態様でスムースなポインタ移動やエンター操作
を可能とする。またタッチパッド操作手段の表面を覆う
ことのできる蓋手段を設ける。さらに蓋手段は、左右の
両方向にスライドしてタッチパッド操作手段を表出させ
ることができるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話装置等の携
帯型の通信装置に関するものである。
帯型の通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PDC(Personal Digital Cellular)
などの方式による移動体通信網での携帯電話装置の利用
が普及しており、また通話だけでなく、各種情報のサー
ビスも実現されている。また携帯電話装置には、例えば
液晶パネルなどによる表示部が設けられ、例えばダイヤ
ルする番号や受信状況、着信時の相手の電話番号などが
表示される。さらに表示部には操作メニューや操作用ア
イコンなどがポインタとともに表示され、画面上のポイ
ンタ移動やエンター操作により操作を行うことが可能と
されているものもある。
などの方式による移動体通信網での携帯電話装置の利用
が普及しており、また通話だけでなく、各種情報のサー
ビスも実現されている。また携帯電話装置には、例えば
液晶パネルなどによる表示部が設けられ、例えばダイヤ
ルする番号や受信状況、着信時の相手の電話番号などが
表示される。さらに表示部には操作メニューや操作用ア
イコンなどがポインタとともに表示され、画面上のポイ
ンタ移動やエンター操作により操作を行うことが可能と
されているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話装
置等の携帯通信装置での多機能化や各種通信サービスの
多様化等に伴って、ユーザーが操作する操作内容も増え
る傾向にあり、このため上記のように、表示画面上のポ
インタ移動やエンター操作により各種の操作を実行でき
るようにすることは、操作キーの増加や操作の複雑化を
招かないようにするという点で好適である。そして携帯
電話装置等の小型の機器では、パーソナルコンピュータ
などのようにマウス等を用いるわけには行かないため、
ポインタ移動操作などは、操作キーやジョグダイヤルを
用いることになる。しかしながら、ポインタ移動をキー
やジョグダイヤルで行うことは、スムースなポインタ移
動操作が困難であり、ユーザーにとって面倒となる。例
えばポインタを画面上で目的の位置に移動するまで、何
回もキーを押さなければならなかったり、ジョグダイヤ
ルでは1方向(例えば上下方向)のみしか移動させられ
ず、横方向の移動のためにはキー操作を併用しなければ
ならないなどの事情がある。
置等の携帯通信装置での多機能化や各種通信サービスの
多様化等に伴って、ユーザーが操作する操作内容も増え
る傾向にあり、このため上記のように、表示画面上のポ
インタ移動やエンター操作により各種の操作を実行でき
るようにすることは、操作キーの増加や操作の複雑化を
招かないようにするという点で好適である。そして携帯
電話装置等の小型の機器では、パーソナルコンピュータ
などのようにマウス等を用いるわけには行かないため、
ポインタ移動操作などは、操作キーやジョグダイヤルを
用いることになる。しかしながら、ポインタ移動をキー
やジョグダイヤルで行うことは、スムースなポインタ移
動操作が困難であり、ユーザーにとって面倒となる。例
えばポインタを画面上で目的の位置に移動するまで、何
回もキーを押さなければならなかったり、ジョグダイヤ
ルでは1方向(例えば上下方向)のみしか移動させられ
ず、横方向の移動のためにはキー操作を併用しなければ
ならないなどの事情がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明ではこのような事
情に応じて、ユーザーによる各種操作をより簡易に実行
できるようにすることを目的とする。
情に応じて、ユーザーによる各種操作をより簡易に実行
できるようにすることを目的とする。
【0005】このため本発明の携帯通信装置は、例えば
通話音声等の送受信を行う無線通信手段と、表示手段
と、タッチパッド操作手段と、上記タッチパッド操作手
段に対する操作を検出して、その操作に応じた処理を行
う制御手段と、を備えるようにする。また上記制御手段
は、上記タッチパッド操作手段に対する操作に基づい
て、上記表示手段上におけるポインタ移動処理又はポイ
ンタ位置での確定処理を行うようにする。また上記タッ
チパッド操作手段の表面を覆うことのできる蓋手段を設
ける。さらに上記蓋手段は、左方向にスライドして上記
タッチパッド操作手段を表出させることができるととも
に、右方向にスライドして上記タッチパッド操作手段を
表出されることができるように構成する。
通話音声等の送受信を行う無線通信手段と、表示手段
と、タッチパッド操作手段と、上記タッチパッド操作手
段に対する操作を検出して、その操作に応じた処理を行
う制御手段と、を備えるようにする。また上記制御手段
は、上記タッチパッド操作手段に対する操作に基づい
て、上記表示手段上におけるポインタ移動処理又はポイ
ンタ位置での確定処理を行うようにする。また上記タッ
チパッド操作手段の表面を覆うことのできる蓋手段を設
ける。さらに上記蓋手段は、左方向にスライドして上記
タッチパッド操作手段を表出させることができるととも
に、右方向にスライドして上記タッチパッド操作手段を
表出されることができるように構成する。
【0006】即ち本発明ではタッチパッド操作手段を設
けるようにすることにより、ユーザがタッチパッド操作
手段上を指でなぞったり、軽くたたくなどの態様で、ポ
インタ移動やエンター操作を行うことができるように
し、操作性を向上させる。
けるようにすることにより、ユーザがタッチパッド操作
手段上を指でなぞったり、軽くたたくなどの態様で、ポ
インタ移動やエンター操作を行うことができるように
し、操作性を向上させる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とし
て、携帯電話装置の構成および動作を説明していく。図
1は第1の実施の形態の携帯電話装置の外観例を示す。
また図2(a)(b)には、図1に示す蓋20が左方向
にスライドされてあけられた状態と、右方向にスライド
されてあけられた状態を示している。
て、携帯電話装置の構成および動作を説明していく。図
1は第1の実施の形態の携帯電話装置の外観例を示す。
また図2(a)(b)には、図1に示す蓋20が左方向
にスライドされてあけられた状態と、右方向にスライド
されてあけられた状態を示している。
【0008】各図に示すように携帯電話装置の平面上に
は、例えば液晶パネルによる表示部9が形成される。表
示部9は携帯電話装置の筐体上で比較的大型に形成され
たり、或いはカラー液晶パネルが用いられることで、高
度かつ多様な画面表示を実行可能とされる。例えば表示
部9には、操作メニュー、発呼する電話番号、着信した
電話番号や相手の名称、電波受信状況、電子メールテキ
スト、サービスメニュー、受信可能なデータサービスの
文字や画像、キャラクタ画像、スクリーンセーバ画像な
どが表示可能である。また、操作用の画像として、メニ
ュー画像、アイコン画像などがポインタ(又はカーソ
ル)とともに表示され、後述するタッチパッド12を用
いていわゆるGUI(Graffic User Interface)として
の操作が可能とされている。
は、例えば液晶パネルによる表示部9が形成される。表
示部9は携帯電話装置の筐体上で比較的大型に形成され
たり、或いはカラー液晶パネルが用いられることで、高
度かつ多様な画面表示を実行可能とされる。例えば表示
部9には、操作メニュー、発呼する電話番号、着信した
電話番号や相手の名称、電波受信状況、電子メールテキ
スト、サービスメニュー、受信可能なデータサービスの
文字や画像、キャラクタ画像、スクリーンセーバ画像な
どが表示可能である。また、操作用の画像として、メニ
ュー画像、アイコン画像などがポインタ(又はカーソ
ル)とともに表示され、後述するタッチパッド12を用
いていわゆるGUI(Graffic User Interface)として
の操作が可能とされている。
【0009】携帯電話装置上には、ユーザーの操作のた
めの操作キー10が設けられる。例えばプッシュダイヤ
ル等の操作のために操作キー10が用いられる。なお、
図示していないが、さらに回動及び押圧操作可能なジョ
グダイヤルやスライドスイッチなどの操作が設けられて
もよい。
めの操作キー10が設けられる。例えばプッシュダイヤ
ル等の操作のために操作キー10が用いられる。なお、
図示していないが、さらに回動及び押圧操作可能なジョ
グダイヤルやスライドスイッチなどの操作が設けられて
もよい。
【0010】また図1のように蓋20が閉じられている
状態では表出されないが、図2に示すように蓋20をス
ライドさせることにより、タッチパッド12が表出され
る。蓋20やタッチパッド12の構造については後述す
るが、ユーザーは図2(a)又は(b)の状態におい
て、タッチパッド12上を指でなぞることで、表示部9
に表示されているポインタを移動させる操作を行うこと
ができ、またタッチパッド12上を指で軽くたたくこと
で、エンター(決定)操作を行うことができる。即ち、
指でなぞることは、パーソナルコンピュータでのマウス
の移動に相当し、また指で軽くたたくことはマウスによ
るクリックに相当する操作となる。従って、表示部9に
おけるメニュー画面やアイコンの表示に対して、同じく
表示されているポインタを所望の位置に移動させ、その
時点でエンター操作をおこなうことで、ユーザーは表示
されているメニューやアイコンに対する操作が可能とな
る。
状態では表出されないが、図2に示すように蓋20をス
ライドさせることにより、タッチパッド12が表出され
る。蓋20やタッチパッド12の構造については後述す
るが、ユーザーは図2(a)又は(b)の状態におい
て、タッチパッド12上を指でなぞることで、表示部9
に表示されているポインタを移動させる操作を行うこと
ができ、またタッチパッド12上を指で軽くたたくこと
で、エンター(決定)操作を行うことができる。即ち、
指でなぞることは、パーソナルコンピュータでのマウス
の移動に相当し、また指で軽くたたくことはマウスによ
るクリックに相当する操作となる。従って、表示部9に
おけるメニュー画面やアイコンの表示に対して、同じく
表示されているポインタを所望の位置に移動させ、その
時点でエンター操作をおこなうことで、ユーザーは表示
されているメニューやアイコンに対する操作が可能とな
る。
【0011】アンテナ3は無線電話通信のためのアンテ
ナである。スピーカ7,マイクロホン8は、通話時の音
声の入出力部位となる。
ナである。スピーカ7,マイクロホン8は、通話時の音
声の入出力部位となる。
【0012】図3に携帯電話装置の内部構成を示す。図
示するようにCPU1、メモリ2、アンテナ3、RF部
4、ベースバンド処理部5、音声部6、スピーカ7、マ
イクロホン8、表示部9、操作キー10、パッドコント
ローラ11、タッチパッド12が接続される。
示するようにCPU1、メモリ2、アンテナ3、RF部
4、ベースバンド処理部5、音声部6、スピーカ7、マ
イクロホン8、表示部9、操作キー10、パッドコント
ローラ11、タッチパッド12が接続される。
【0013】CPU1は、携帯電話装置の動作、即ち音
声通話動作やパケット通信動作、あるいは各種情報の記
憶、管理、ユーザー操作、表示動作等についての全体的
な制御を行う部位とされる。メモリ2は、ROM、フラ
ッシュメモリ、D−RAMなど、携帯電話装置内に設け
られる記憶領域を包括的に示しておりCPU1の制御に
基づいて情報の記憶/読み出しが行われる。そしてメモ
リ2は例えばCPU1が各種制御を行うための動作プロ
グラム、処理に用いる係数や設定値の記憶に用いられた
り、CPU1のワーク領域として用いられる。またパケ
ット通信により取り込まれた情報の格納や、ユーザが登
録した電話番号等の記憶も行われる。
声通話動作やパケット通信動作、あるいは各種情報の記
憶、管理、ユーザー操作、表示動作等についての全体的
な制御を行う部位とされる。メモリ2は、ROM、フラ
ッシュメモリ、D−RAMなど、携帯電話装置内に設け
られる記憶領域を包括的に示しておりCPU1の制御に
基づいて情報の記憶/読み出しが行われる。そしてメモ
リ2は例えばCPU1が各種制御を行うための動作プロ
グラム、処理に用いる係数や設定値の記憶に用いられた
り、CPU1のワーク領域として用いられる。またパケ
ット通信により取り込まれた情報の格納や、ユーザが登
録した電話番号等の記憶も行われる。
【0014】操作キー10は、図1に示したように携帯
電話装置の筐体上に設けられてユーザーの操作に供され
る。操作キー10による操作情報はCPU1に供給され
る。また図2に示したように設けられたタッチパッド1
2に対するユーザーの操作の情報は、パッドコントロー
ラ11により検出されて、CPU11に供給される。C
PU1は、これらの操作キー10やタッチパッド12を
用いたユーザーの操作に応じて、所要の制御動作を実行
することになる。なお操作キー10の操作によりユーザ
ーは、メッセージ入力やダイヤル登録のために文字情報
を入力することも可能とされ、CPU1は入力された文
字情報について、送信処理やメモリ2への記憶処理を行
う。
電話装置の筐体上に設けられてユーザーの操作に供され
る。操作キー10による操作情報はCPU1に供給され
る。また図2に示したように設けられたタッチパッド1
2に対するユーザーの操作の情報は、パッドコントロー
ラ11により検出されて、CPU11に供給される。C
PU1は、これらの操作キー10やタッチパッド12を
用いたユーザーの操作に応じて、所要の制御動作を実行
することになる。なお操作キー10の操作によりユーザ
ーは、メッセージ入力やダイヤル登録のために文字情報
を入力することも可能とされ、CPU1は入力された文
字情報について、送信処理やメモリ2への記憶処理を行
う。
【0015】表示部9は図1で説明したように例えば液
晶パネルなどで形成され、CPU1の制御に基づいて各
種の情報をユーザーに提示する。また表示部9にはタッ
チパッド12による操作を可能とするためのメニュー画
面やアイコンが表示され、またポインタが表示される。
CPU1は、ユーザーがタッチパッド12に対して指で
なぞる操作を行った場合は、それをパッドコントローラ
11を介して方向や移動量を検出し、表示部9において
ポインタが移動されるように制御を行う。またタッチパ
ッド12が指で軽くたたかれた場合は、CPU1はそれ
をいわゆるクリック操作と同等の操作として検知するこ
ととなり、その時点で表示されているポインタの位置に
応じてエンター操作が行われたものとして所定の処理を
行う。
晶パネルなどで形成され、CPU1の制御に基づいて各
種の情報をユーザーに提示する。また表示部9にはタッ
チパッド12による操作を可能とするためのメニュー画
面やアイコンが表示され、またポインタが表示される。
CPU1は、ユーザーがタッチパッド12に対して指で
なぞる操作を行った場合は、それをパッドコントローラ
11を介して方向や移動量を検出し、表示部9において
ポインタが移動されるように制御を行う。またタッチパ
ッド12が指で軽くたたかれた場合は、CPU1はそれ
をいわゆるクリック操作と同等の操作として検知するこ
ととなり、その時点で表示されているポインタの位置に
応じてエンター操作が行われたものとして所定の処理を
行う。
【0016】アンテナ3,RF部4,ベースバンド処理
部5,音声部6は通話時やパケット通信時の通信処理を
実行する。RF部では選択された所要の周波数での受信
/復調処理、或いは送信時の変調処理や、例えばTDM
A方式(Time Division Multiplex Access)のエンコー
ド/デコード処理などを行う。即ち、送信時にはベース
バンド処理部5から供給される信号についてTDMAエ
ンコード及び所要周波数による変調処理を施すととも
に、その送信信号について増幅を行い、アンテナ3から
送信出力させる。受信時にはアンテナ3で受信された電
波についての増幅を行い、所要の周波数チャネルでの受
信/復調処理、TDMAデコード等を行って、ベースバ
ンド信号として復調し、ベースバンド処理部5に供給す
る。
部5,音声部6は通話時やパケット通信時の通信処理を
実行する。RF部では選択された所要の周波数での受信
/復調処理、或いは送信時の変調処理や、例えばTDM
A方式(Time Division Multiplex Access)のエンコー
ド/デコード処理などを行う。即ち、送信時にはベース
バンド処理部5から供給される信号についてTDMAエ
ンコード及び所要周波数による変調処理を施すととも
に、その送信信号について増幅を行い、アンテナ3から
送信出力させる。受信時にはアンテナ3で受信された電
波についての増幅を行い、所要の周波数チャネルでの受
信/復調処理、TDMAデコード等を行って、ベースバ
ンド信号として復調し、ベースバンド処理部5に供給す
る。
【0017】ベースバンド処理部5は、受信時にはRF
部4でベースバンド信号まで復調された信号についての
所定の信号処理を行う。音声通話時においてベースバン
ド処理部5でデコードされた信号は、音声部6に供給さ
れスピーカ7から出力される。またマイクロホン8から
入力された信号は音声部6の処理を介してベースバンド
処理部5に供給されて所定の信号処理が施され、さらに
RF部4で上記処理されて送信される。パケット通信時
においては、受信されたパケットデータはベースバンド
処理部5を介してCPU1に供給され、メモリ2に記憶
されたり、表示部9にデータ内容が表示される。
部4でベースバンド信号まで復調された信号についての
所定の信号処理を行う。音声通話時においてベースバン
ド処理部5でデコードされた信号は、音声部6に供給さ
れスピーカ7から出力される。またマイクロホン8から
入力された信号は音声部6の処理を介してベースバンド
処理部5に供給されて所定の信号処理が施され、さらに
RF部4で上記処理されて送信される。パケット通信時
においては、受信されたパケットデータはベースバンド
処理部5を介してCPU1に供給され、メモリ2に記憶
されたり、表示部9にデータ内容が表示される。
【0018】図4によりタッチパッド12の構造と、パ
ッドコントローラ11による検出方式について説明す
る。図4は、タッチパッド12とタッチパッドパッドコ
ントローラ11の基本構造を簡略化して表しているが、
例えばタッチパッド12は図示しない基板の上面に取り
付けられており、一方、その基板の下面には、パッドコ
ントローラ11が取り付けられた状態で、携帯電話装置
の本体内部に収納されている。
ッドコントローラ11による検出方式について説明す
る。図4は、タッチパッド12とタッチパッドパッドコ
ントローラ11の基本構造を簡略化して表しているが、
例えばタッチパッド12は図示しない基板の上面に取り
付けられており、一方、その基板の下面には、パッドコ
ントローラ11が取り付けられた状態で、携帯電話装置
の本体内部に収納されている。
【0019】図示するように、タッチパッド12の下面
には、水平方向に配置された電極61−1・・・61−
4と、垂直方向に配置された電極62−1・・・62−
5が、相互に交差するように配置されている。電極61
−1・・・61−4は、パッドコントローラ11の端子
H1・・・H4に接続されている。また電極62−1・
・・62−5は、パッドコントローラ11の端子V1・
・・V5に接続されている。
には、水平方向に配置された電極61−1・・・61−
4と、垂直方向に配置された電極62−1・・・62−
5が、相互に交差するように配置されている。電極61
−1・・・61−4は、パッドコントローラ11の端子
H1・・・H4に接続されている。また電極62−1・
・・62−5は、パッドコントローラ11の端子V1・
・・V5に接続されている。
【0020】ユーザは、表示部9に表示されているポイ
ンタを画面上で所定の位置に移動させるときは、タッチ
パッド12上の所定の位置を指で接触(押圧)し、その
接触位置を、ポインタを移動させる方向に移動させる操
作を行う。パッドコントローラ11はこのような指でな
ぞる操作を検出することになる。すなわち、ユーザがタ
ッチパッド12を指で押圧すると、その押圧された位置
の静電容量が変化する。例えば図4において、タッチパ
ッド12の点Pの位置が指で押圧されたとすると、水平
方向の電極61−3と垂直方向の電極62−2の間の静
電容量が、他の電極との間の静電容量に比較して大きく
変化する。パッドコントローラ11は、この静電容量変
化を検出することになる。
ンタを画面上で所定の位置に移動させるときは、タッチ
パッド12上の所定の位置を指で接触(押圧)し、その
接触位置を、ポインタを移動させる方向に移動させる操
作を行う。パッドコントローラ11はこのような指でな
ぞる操作を検出することになる。すなわち、ユーザがタ
ッチパッド12を指で押圧すると、その押圧された位置
の静電容量が変化する。例えば図4において、タッチパ
ッド12の点Pの位置が指で押圧されたとすると、水平
方向の電極61−3と垂直方向の電極62−2の間の静
電容量が、他の電極との間の静電容量に比較して大きく
変化する。パッドコントローラ11は、この静電容量変
化を検出することになる。
【0021】なお、電極61−1・・・61−4と、電
極62−1・・・62−5のそれぞれのピッチを狭くす
れば、それだけ位置検出の分解能が向上することにな
る。しかしながら、ピッチを短くすると、指で1個所を
押圧したとしても、静電容量の変化する電極の交差点
(座標位置)は、複数発生することになる。そこで、静
電容量の変化が検出された場合、パッドコントローラ1
1は、静電容量の変化が検出された点(座標)で構成さ
れる範囲の重心点を演算する。そして、その重心点が、
ユーザにより指で指定された位置であるとする。
極62−1・・・62−5のそれぞれのピッチを狭くす
れば、それだけ位置検出の分解能が向上することにな
る。しかしながら、ピッチを短くすると、指で1個所を
押圧したとしても、静電容量の変化する電極の交差点
(座標位置)は、複数発生することになる。そこで、静
電容量の変化が検出された場合、パッドコントローラ1
1は、静電容量の変化が検出された点(座標)で構成さ
れる範囲の重心点を演算する。そして、その重心点が、
ユーザにより指で指定された位置であるとする。
【0022】ユーザーがタッチパッド12上を指でなぞ
っていくと、このような静電容量の変化点(又は重心
点)が移動していくことになる。従ってパッドコントロ
ーラ11は、前回検出された変化点(又は重心点)と、
今回検出された変化点(又は重心点)との変化量、すな
わち、距離、速度および方向を演算する。そして、パッ
ドコントローラ11は、その検出した距離、速度および
方向をCPU1に出力する。CPU1は、パッドコント
ローラ11より距離、速度および方向のデータを受け取
ると、表示部9に表示しているポインタを、現在位置か
ら、入力された距離に対応する距離だけ、入力された速
度に対応する速度で、入力された方向に対応する方向に
移動させる。
っていくと、このような静電容量の変化点(又は重心
点)が移動していくことになる。従ってパッドコントロ
ーラ11は、前回検出された変化点(又は重心点)と、
今回検出された変化点(又は重心点)との変化量、すな
わち、距離、速度および方向を演算する。そして、パッ
ドコントローラ11は、その検出した距離、速度および
方向をCPU1に出力する。CPU1は、パッドコント
ローラ11より距離、速度および方向のデータを受け取
ると、表示部9に表示しているポインタを、現在位置か
ら、入力された距離に対応する距離だけ、入力された速
度に対応する速度で、入力された方向に対応する方向に
移動させる。
【0023】一方、ユーザーが、タッチパッド12上を
軽くたたくような操作を行った場合は、指が触れている
期間だけ、或る位置で静電容量の変化が検出される。従
ってパッドコントローラ11は、静電容量の変化が或る
場所で一瞬だけ検出された場合は、それをクリック相当
の操作として検知できる。また、静電容量の一瞬の変化
が2回連続した場合は、それをダブルクリック相当の操
作として検知できる。このようなクリック/ダブルクリ
ック相当の操作を検知したら、パッドコントローラ11
はその情報をCPU1に受け渡す。CPU1は、その時
点で表示部9に表示しているポインタの位置と、その位
置に表示されているメニュー画像の選択肢又はアイコン
から、その選択肢もしくはアイコンについてのクリック
もしくはダブルクリックが行われたものとして、所定の
処理を実行することになる。
軽くたたくような操作を行った場合は、指が触れている
期間だけ、或る位置で静電容量の変化が検出される。従
ってパッドコントローラ11は、静電容量の変化が或る
場所で一瞬だけ検出された場合は、それをクリック相当
の操作として検知できる。また、静電容量の一瞬の変化
が2回連続した場合は、それをダブルクリック相当の操
作として検知できる。このようなクリック/ダブルクリ
ック相当の操作を検知したら、パッドコントローラ11
はその情報をCPU1に受け渡す。CPU1は、その時
点で表示部9に表示しているポインタの位置と、その位
置に表示されているメニュー画像の選択肢又はアイコン
から、その選択肢もしくはアイコンについてのクリック
もしくはダブルクリックが行われたものとして、所定の
処理を実行することになる。
【0024】なお、クリック/ダブルクリック相当操作
については、パッドコントローラ11はタッチパッド1
2上での静電容量変化位置を検出する必要はない。つま
りタッチパッド12上のどの位置であろうとも、一瞬の
静電容量変化をクリック操作として認識する。従ってユ
ーザーは指でなぞってポインタを所望の位置に移動させ
た後においては、タッチパッド12上で位置を意識する
ことなく、軽く1回又は2回たたくことで、クリック/
ダブルクリック操作を行うことができる。
については、パッドコントローラ11はタッチパッド1
2上での静電容量変化位置を検出する必要はない。つま
りタッチパッド12上のどの位置であろうとも、一瞬の
静電容量変化をクリック操作として認識する。従ってユ
ーザーは指でなぞってポインタを所望の位置に移動させ
た後においては、タッチパッド12上で位置を意識する
ことなく、軽く1回又は2回たたくことで、クリック/
ダブルクリック操作を行うことができる。
【0025】このようなタッチパッド12が形成される
ことにより、表示部9での表示を伴ってGUIによる操
作が可能となり、従って操作キー10等の操作子の数を
増やさなくても携帯電話装置で実現される多様なサービ
ス、機能、操作内容に十分対応できることになる。そし
てさらに、多様な操作をユーザーにとって簡易かつわか
りやすい状態で実現できるものとなる。またタッチパッ
ド12は基本的に可動部がなく、故障のおそれが少ない
ため、信頼性が向上する。
ことにより、表示部9での表示を伴ってGUIによる操
作が可能となり、従って操作キー10等の操作子の数を
増やさなくても携帯電話装置で実現される多様なサービ
ス、機能、操作内容に十分対応できることになる。そし
てさらに、多様な操作をユーザーにとって簡易かつわか
りやすい状態で実現できるものとなる。またタッチパッ
ド12は基本的に可動部がなく、故障のおそれが少ない
ため、信頼性が向上する。
【0026】ところで本例では上述のように、タッチパ
ッド12の部分は蓋20によって覆われ、蓋20を左又
は右にスライドさせることによってタッチパッド12が
表出されて操作可能となるようにしている。以下、蓋2
0のスライド機構について、その一例を説明していく。
ッド12の部分は蓋20によって覆われ、蓋20を左又
は右にスライドさせることによってタッチパッド12が
表出されて操作可能となるようにしている。以下、蓋2
0のスライド機構について、その一例を説明していく。
【0027】図5(a)は携帯電話装置の本体上におけ
るタッチパッド12の周辺部位と、その部位に取り付け
られる蓋20を斜視図で示し、また図5は蓋20の裏側
を斜視図で示したものである。図5(a)に示すよう
に、本体筐体上においてタッチパッド12の上方側及び
下方側にはレール13,14が設けられている。このレ
ール13,14は本体平面上に逆L字型に突出された形
状とされている。またタッチパッド12の左側にはスト
ッパ16が突出形成され、タッチパッド12の右側には
ストッパ15が突出形成されている。ストッパ15,1
6の上面部位はR形状とされる。さらに図面上には、本
体に対して横方向のラインとして平行なラインL1,L
2を示しているが、ストッパ15,16は、それぞれラ
インL1上,L2上に位置するように形成されており、
つまりストッパ15,16は本体上下方向にずれた位置
に形成されているものとなっている。
るタッチパッド12の周辺部位と、その部位に取り付け
られる蓋20を斜視図で示し、また図5は蓋20の裏側
を斜視図で示したものである。図5(a)に示すよう
に、本体筐体上においてタッチパッド12の上方側及び
下方側にはレール13,14が設けられている。このレ
ール13,14は本体平面上に逆L字型に突出された形
状とされている。またタッチパッド12の左側にはスト
ッパ16が突出形成され、タッチパッド12の右側には
ストッパ15が突出形成されている。ストッパ15,1
6の上面部位はR形状とされる。さらに図面上には、本
体に対して横方向のラインとして平行なラインL1,L
2を示しているが、ストッパ15,16は、それぞれラ
インL1上,L2上に位置するように形成されており、
つまりストッパ15,16は本体上下方向にずれた位置
に形成されているものとなっている。
【0028】また図5(a)(b)に示すように、蓋2
0の上下の辺部には、それぞれ裏面側に逆L字状に突出
するレール係合部21,22が形成されている。さら
に、蓋20の左辺側の裏面には、ラインL1上となる位
置においてストッパ当接部23が形成され、またそのス
トッパ当接部23の近辺に、同じくラインL1上となる
位置においてクリック突起24が形成される。また蓋2
0の右辺側の裏面には、ラインL2上となる位置におい
てストッパ当接部25が形成され、またそのストッパ当
接部25の近辺に、同じくラインL2上となる位置にお
いてクリック突起26が形成される。また、蓋20の右
辺側の裏面には、ラインL1上となる位置においてクリ
ック突起27,28が形成される。
0の上下の辺部には、それぞれ裏面側に逆L字状に突出
するレール係合部21,22が形成されている。さら
に、蓋20の左辺側の裏面には、ラインL1上となる位
置においてストッパ当接部23が形成され、またそのス
トッパ当接部23の近辺に、同じくラインL1上となる
位置においてクリック突起24が形成される。また蓋2
0の右辺側の裏面には、ラインL2上となる位置におい
てストッパ当接部25が形成され、またそのストッパ当
接部25の近辺に、同じくラインL2上となる位置にお
いてクリック突起26が形成される。また、蓋20の右
辺側の裏面には、ラインL1上となる位置においてクリ
ック突起27,28が形成される。
【0029】本体筐体のタッチパッド12の周辺部及び
蓋20がこのように形成されていることで、蓋20はタ
ッチパッド12の上面側において右及び左方向にスライ
ド可能に装着されることになる。図6は、蓋20が装着
された状態を、本体左側面側から示した図である。この
図からわかるように、蓋20のレール係合部21がレー
ル13と係合され、また蓋20のレール係合部22がレ
ール14と係合されることで、蓋20はタッチパッド1
2の上面側に取り付けられる。そしてレール係合部2
1,22がレール13,14に係合しながら、レール1
3,14に沿って蓋20が左右両方向にスライド可能と
なる。
蓋20がこのように形成されていることで、蓋20はタ
ッチパッド12の上面側において右及び左方向にスライ
ド可能に装着されることになる。図6は、蓋20が装着
された状態を、本体左側面側から示した図である。この
図からわかるように、蓋20のレール係合部21がレー
ル13と係合され、また蓋20のレール係合部22がレ
ール14と係合されることで、蓋20はタッチパッド1
2の上面側に取り付けられる。そしてレール係合部2
1,22がレール13,14に係合しながら、レール1
3,14に沿って蓋20が左右両方向にスライド可能と
なる。
【0030】そしてストッパ15,16、ストッパ当接
部23,25、クリック突起24,26,28,28
は、それぞれ次のように機能する。図7(a)(b)
は、蓋20が閉じられた状態(図1に示した状態)にお
ける各部の位置関係を示している。図7(a)のように
蓋20によってタッチパッド12は覆われた状態となっ
ているが、このとき、ラインL2上に位置するストッパ
16は、蓋20のストッパ当接部25とは当接していな
い。またラインL1上に位置するストッパ15は、蓋2
0のストッパ当接部23とは当接していない。ただし、
ストッパ15に対しては、図7(b)に拡大して示すよ
うに蓋20のクリック突起27,28が左右に位置する
ことになる。
部23,25、クリック突起24,26,28,28
は、それぞれ次のように機能する。図7(a)(b)
は、蓋20が閉じられた状態(図1に示した状態)にお
ける各部の位置関係を示している。図7(a)のように
蓋20によってタッチパッド12は覆われた状態となっ
ているが、このとき、ラインL2上に位置するストッパ
16は、蓋20のストッパ当接部25とは当接していな
い。またラインL1上に位置するストッパ15は、蓋2
0のストッパ当接部23とは当接していない。ただし、
ストッパ15に対しては、図7(b)に拡大して示すよ
うに蓋20のクリック突起27,28が左右に位置する
ことになる。
【0031】この状態においては、各ストッパ当接部2
3,25がそれぞれストッパ15,16に当接していな
いことから、左右両方向への蓋20のスライドは規制さ
れない。ただ、クリック突起27,28がストッパ15
に対して軽く当接することで、この状態、即ち蓋20が
閉じられた状態が、軽く固定されることになる。つまり
ユーザーが携帯電話装置を所持している際に蓋20が無
用にスライドしてしまうことはない。また、蓋20が図
2(a)のように左に開かれている状態からこの図7の
状態に閉じられる際には、クリック突起28がストッパ
15の先端のR部分を乗り越えることになるため、ユー
ザーはクリック感を感じて蓋20の閉じ位置を認識でき
る。同様に、蓋20が図2(b)のように右に開かれて
いる状態からこの図7の状態に閉じられる際には、クリ
ック突起27がストッパ15の先端のR部分を乗り越え
ることになるため、この場合も、ユーザーはクリック感
を感じて蓋20の閉じ位置を認識できる。
3,25がそれぞれストッパ15,16に当接していな
いことから、左右両方向への蓋20のスライドは規制さ
れない。ただ、クリック突起27,28がストッパ15
に対して軽く当接することで、この状態、即ち蓋20が
閉じられた状態が、軽く固定されることになる。つまり
ユーザーが携帯電話装置を所持している際に蓋20が無
用にスライドしてしまうことはない。また、蓋20が図
2(a)のように左に開かれている状態からこの図7の
状態に閉じられる際には、クリック突起28がストッパ
15の先端のR部分を乗り越えることになるため、ユー
ザーはクリック感を感じて蓋20の閉じ位置を認識でき
る。同様に、蓋20が図2(b)のように右に開かれて
いる状態からこの図7の状態に閉じられる際には、クリ
ック突起27がストッパ15の先端のR部分を乗り越え
ることになるため、この場合も、ユーザーはクリック感
を感じて蓋20の閉じ位置を認識できる。
【0032】図8(a)(b)は、蓋20が右側に開か
れた状態(図2(b)に示した状態)における各部の位
置関係を示している。上記図7の状態から、ユーザーが
蓋20を右方向にスライドさせると、図8の状態までス
ライド可能であり、これによってタッチパッド12が露
出され、タッチパッド12に対する操作が可能となる。
このとき図8(a)のように、ラインL1上に位置する
ストッパ15は、蓋20のストッパ当接部23と当接す
ることになる。つまり図8(b)の状態となり、これに
よって蓋20がこの図8の状態よりもさらに右にスライ
ドされることが規制され、従って蓋20が本体から脱落
することはない。またストッパ当接部23がストッパ1
5に当接する直前において、クリック突起24がストッ
パ15の先端のR部分を乗り越えることになるため、ユ
ーザーはクリック感を感じて蓋20の右スライドの限度
を認識できる。さらに、ストッパ当接部23とクリック
突起24によりストッパ15が挟まれる状態となり、ク
リック突起24がストッパ15に対して軽く当接するこ
とで、この状態、即ち蓋20が右に開かれた状態が、軽
く固定されることになる。従ってユーザーがタッチパッ
ド12を操作している際に蓋20が無用に左方向にスラ
イドしてタッチパッド12の操作の邪魔になるというよ
うなことはない。
れた状態(図2(b)に示した状態)における各部の位
置関係を示している。上記図7の状態から、ユーザーが
蓋20を右方向にスライドさせると、図8の状態までス
ライド可能であり、これによってタッチパッド12が露
出され、タッチパッド12に対する操作が可能となる。
このとき図8(a)のように、ラインL1上に位置する
ストッパ15は、蓋20のストッパ当接部23と当接す
ることになる。つまり図8(b)の状態となり、これに
よって蓋20がこの図8の状態よりもさらに右にスライ
ドされることが規制され、従って蓋20が本体から脱落
することはない。またストッパ当接部23がストッパ1
5に当接する直前において、クリック突起24がストッ
パ15の先端のR部分を乗り越えることになるため、ユ
ーザーはクリック感を感じて蓋20の右スライドの限度
を認識できる。さらに、ストッパ当接部23とクリック
突起24によりストッパ15が挟まれる状態となり、ク
リック突起24がストッパ15に対して軽く当接するこ
とで、この状態、即ち蓋20が右に開かれた状態が、軽
く固定されることになる。従ってユーザーがタッチパッ
ド12を操作している際に蓋20が無用に左方向にスラ
イドしてタッチパッド12の操作の邪魔になるというよ
うなことはない。
【0033】図9(a)(b)は、蓋20が左側に開か
れた状態(図2(a)に示した状態)における各部の位
置関係を示している。上記図7の状態から、ユーザーが
蓋20を左方向にスライドさせると、図9の状態までス
ライド可能であり、これによってタッチパッド12が露
出され、タッチパッド12に対する操作が可能となる。
このとき図9(a)のように、ラインL2上に位置する
ストッパ16は、蓋20のストッパ当接部25と当接す
ることになる。つまり図9(b)の状態となり、これに
よって蓋20がこの図9の状態よりもさらに左にスライ
ドされることが規制され、従って蓋20が本体から脱落
することはない。またストッパ当接部25がストッパ1
6に当接する直前において、クリック突起26がストッ
パ16の先端のR部分を乗り越えることになるため、ユ
ーザーはクリック感を感じて蓋20の左スライドの限度
を認識できる。さらに、ストッパ当接部25とクリック
突起26によりストッパ16が挟まれる状態となり、ク
リック突起26がストッパ16に対して軽く当接するこ
とで、この状態、即ち蓋20が左に開かれた状態が軽く
固定されることになる。従ってユーザーがタッチパッド
12を操作している際に蓋20が無用に右方向にスライ
ドしてタッチパッド12の操作の邪魔になるというよう
なことはない。
れた状態(図2(a)に示した状態)における各部の位
置関係を示している。上記図7の状態から、ユーザーが
蓋20を左方向にスライドさせると、図9の状態までス
ライド可能であり、これによってタッチパッド12が露
出され、タッチパッド12に対する操作が可能となる。
このとき図9(a)のように、ラインL2上に位置する
ストッパ16は、蓋20のストッパ当接部25と当接す
ることになる。つまり図9(b)の状態となり、これに
よって蓋20がこの図9の状態よりもさらに左にスライ
ドされることが規制され、従って蓋20が本体から脱落
することはない。またストッパ当接部25がストッパ1
6に当接する直前において、クリック突起26がストッ
パ16の先端のR部分を乗り越えることになるため、ユ
ーザーはクリック感を感じて蓋20の左スライドの限度
を認識できる。さらに、ストッパ当接部25とクリック
突起26によりストッパ16が挟まれる状態となり、ク
リック突起26がストッパ16に対して軽く当接するこ
とで、この状態、即ち蓋20が左に開かれた状態が軽く
固定されることになる。従ってユーザーがタッチパッド
12を操作している際に蓋20が無用に右方向にスライ
ドしてタッチパッド12の操作の邪魔になるというよう
なことはない。
【0034】例えば以上のような構造により、蓋20は
左右両方向にスライド可能とされ、タッチパッド12を
表出させることができる。そして蓋20が設けられ、タ
ッチパッド12を使用していない際には蓋20によって
タッチパッド20が覆われ、操作できない状態とされる
ことで、タッチパッドに対する誤操作が防止される。例
えばユーザーが単に携帯電話装置を手に持っているとき
や、鞄やポケットに入れている状態において、タッチパ
ッド12が押圧されるなどしてユーザーの意図しない操
作が行われてしまうことが防止されるものとなる。
左右両方向にスライド可能とされ、タッチパッド12を
表出させることができる。そして蓋20が設けられ、タ
ッチパッド12を使用していない際には蓋20によって
タッチパッド20が覆われ、操作できない状態とされる
ことで、タッチパッドに対する誤操作が防止される。例
えばユーザーが単に携帯電話装置を手に持っているとき
や、鞄やポケットに入れている状態において、タッチパ
ッド12が押圧されるなどしてユーザーの意図しない操
作が行われてしまうことが防止されるものとなる。
【0035】また蓋20は左右両方向に開くことで、ユ
ーザーがどちらの手で携帯電話装置を持っていた場合で
もタッチパッド12の操作性は良好となる。例えば右手
で携帯電話装置を持っている場合は、図10に示すよう
に親指で蓋20を左方向にスライドさせてタッチパッド
12を表出させ、その状態で親指でタッチパッド12に
対する操作を行うことができる。また蓋20は本体左側
に位置するため操作の邪魔になることはない。一方、左
手で携帯電話装置を持っている場合は、図11に示すよ
うに親指で蓋20を右方向にスライドさせてタッチパッ
ド12を表出させ、その状態で親指でタッチパッド12
に対する操作を行うことができる。また蓋20は本体右
側に位置するため操作の邪魔になることはない。
ーザーがどちらの手で携帯電話装置を持っていた場合で
もタッチパッド12の操作性は良好となる。例えば右手
で携帯電話装置を持っている場合は、図10に示すよう
に親指で蓋20を左方向にスライドさせてタッチパッド
12を表出させ、その状態で親指でタッチパッド12に
対する操作を行うことができる。また蓋20は本体左側
に位置するため操作の邪魔になることはない。一方、左
手で携帯電話装置を持っている場合は、図11に示すよ
うに親指で蓋20を右方向にスライドさせてタッチパッ
ド12を表出させ、その状態で親指でタッチパッド12
に対する操作を行うことができる。また蓋20は本体右
側に位置するため操作の邪魔になることはない。
【0036】そして上記のように、ストッパ15,1
6、ストッパ当接部23,25、クリック突起24,2
6,28,28がそれぞれ機能することで、ユーザーは
蓋の開閉について良好な操作感を得、また蓋20が脱落
したり不用意にスライドして操作の邪魔になるようなこ
ともない。
6、ストッパ当接部23,25、クリック突起24,2
6,28,28がそれぞれ機能することで、ユーザーは
蓋の開閉について良好な操作感を得、また蓋20が脱落
したり不用意にスライドして操作の邪魔になるようなこ
ともない。
【0037】以上実施の形態について説明してきたが、
本発明は上記例に限られず、各種の変形例が考えられ
る。例えば蓋20のスライド機構、ストッパ機構は、各
種多様に考えられる。また蓋20はスライド移動させる
方式でなく、例えば左辺及び右辺側が互いに軸となって
回動して開くような構造も可能である。またタッチパッ
ド12の操作検出構成も静電容量検出に限らず、他の方
式が採用可能である。例えば押圧によってマトリクス状
の電極の一部が接触することで、パッド上の操作位置が
検出されるような構造でもよい。また本発明は携帯電話
装置に限らず、他の種の携帯用通信機器に適用できる。
本発明は上記例に限られず、各種の変形例が考えられ
る。例えば蓋20のスライド機構、ストッパ機構は、各
種多様に考えられる。また蓋20はスライド移動させる
方式でなく、例えば左辺及び右辺側が互いに軸となって
回動して開くような構造も可能である。またタッチパッ
ド12の操作検出構成も静電容量検出に限らず、他の方
式が採用可能である。例えば押圧によってマトリクス状
の電極の一部が接触することで、パッド上の操作位置が
検出されるような構造でもよい。また本発明は携帯電話
装置に限らず、他の種の携帯用通信機器に適用できる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明の携
帯通信装置は、タッチパッド操作手段を設けるようにす
ることにより、ユーザがタッチパッド操作手段上を指で
なぞったり、軽くたたくなどの態様で各種の操作が可能
となり、キーやダイヤル等の増加或いは操作方式の複雑
化を招かずに各種多様な操作が可能となる。このため小
型に形成される携帯通信装置として非常に好適である。
またタッチパッド操作手段の操作によって表示手段上で
のポインタ移動やエンター操作を行うことができるよう
にすることで、いわゆるGUIとしての操作が実現さ
れ、多様な操作内容に容易に対応できる。またタッチパ
ッド操作手段を指でなぞることをポインタ移動、指で軽
くたたくことをエンター(確定)操作とすることで、ス
ムースなポインタ移動やエンター操作が可能となり、操
作性は非常に向上される。
帯通信装置は、タッチパッド操作手段を設けるようにす
ることにより、ユーザがタッチパッド操作手段上を指で
なぞったり、軽くたたくなどの態様で各種の操作が可能
となり、キーやダイヤル等の増加或いは操作方式の複雑
化を招かずに各種多様な操作が可能となる。このため小
型に形成される携帯通信装置として非常に好適である。
またタッチパッド操作手段の操作によって表示手段上で
のポインタ移動やエンター操作を行うことができるよう
にすることで、いわゆるGUIとしての操作が実現さ
れ、多様な操作内容に容易に対応できる。またタッチパ
ッド操作手段を指でなぞることをポインタ移動、指で軽
くたたくことをエンター(確定)操作とすることで、ス
ムースなポインタ移動やエンター操作が可能となり、操
作性は非常に向上される。
【0039】また上記タッチパッド操作手段の表面を覆
うことのできる蓋手段を設けることで、ユーザーがタッ
チパッド操作手段に対する操作を行わない場合、或いは
携帯通信装置を鞄やポケットに入れている場合などに、
タッチパッド操作手段が誤操作されることを防止できる
という効果がある。
うことのできる蓋手段を設けることで、ユーザーがタッ
チパッド操作手段に対する操作を行わない場合、或いは
携帯通信装置を鞄やポケットに入れている場合などに、
タッチパッド操作手段が誤操作されることを防止できる
という効果がある。
【0040】さらに、蓋手段は、左右の両方向にスライ
ドしてタッチパッド操作手段を表出させることができる
ようにすることで、ユーザーが携帯通信装置を右手で持
った場合でも左手で持った場合でも、例えば親指により
容易にタッチパッド操作を行うことができるという効果
がある。
ドしてタッチパッド操作手段を表出させることができる
ようにすることで、ユーザーが携帯通信装置を右手で持
った場合でも左手で持った場合でも、例えば親指により
容易にタッチパッド操作を行うことができるという効果
がある。
【図1】本発明の実施の形態の携帯電話装置の外観の説
明図である。
明図である。
【図2】実施の形態の携帯電話装置の蓋を開けた状態の
説明図である。
説明図である。
【図3】実施の形態の携帯電話装置のブロック図であ
る。
る。
【図4】実施の形態のタッチパッドの構造の説明図であ
る。
る。
【図5】実施の形態の蓋のスライド構造の斜視図であ
る。
る。
【図6】実施の形態の蓋の取り付け状態の説明図であ
る。
る。
【図7】実施の形態の蓋が閉められたときの係合状態の
説明図である。
説明図である。
【図8】実施の形態の蓋が右側にあけられたときの係合
状態の説明図である。
状態の説明図である。
【図9】実施の形態の蓋が左側にあけられたときの係合
状態の説明図である。
状態の説明図である。
【図10】実施の形態の携帯電話装置を右手で持った状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図11】実施の形態の携帯電話装置を左手で持った状
態の説明図である。
態の説明図である。
1 CPU、2 メモリ、3 アンテナ、4 RF部、
5 ベースバンド処理部、6 音声部、7 スピーカ、
8 マイクロホン、9 表示部、10 操作キー、11
パッドコントローラ、12 タッチパッド、13,1
4 レール、15,16 ストッパ、20 蓋、21,
22 レール係合部、23,25 ストッパ当接部、2
4,26,27,28 クリック突起
5 ベースバンド処理部、6 音声部、7 スピーカ、
8 マイクロホン、9 表示部、10 操作キー、11
パッドコントローラ、12 タッチパッド、13,1
4 レール、15,16 ストッパ、20 蓋、21,
22 レール係合部、23,25 ストッパ当接部、2
4,26,27,28 クリック突起
Claims (4)
- 【請求項1】 無線通信手段と、 表示手段と、 タッチパッド操作手段と、 上記タッチパッド操作手段に対する操作を検出して、そ
の操作に応じた処理を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする携帯通信装置。 - 【請求項2】 上記制御手段は、上記タッチパッド操作
手段に対する操作に基づいて、上記表示手段上における
ポインタ移動処理又はポインタ位置での確定処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信装置。 - 【請求項3】 上記タッチパッド操作手段の表面を覆う
ことのできる蓋手段が設けられていることを特徴とする
請求項1に記載の携帯通信装置。 - 【請求項4】 上記蓋手段は、左方向にスライドして上
記タッチパッド操作手段を表出させることができるとと
もに、右方向にスライドして上記タッチパッド操作手段
を表出されることができるように構成されていることを
特徴とする請求項3に記載の携帯通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000185934A JP2002009907A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 携帯通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000185934A JP2002009907A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 携帯通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002009907A true JP2002009907A (ja) | 2002-01-11 |
Family
ID=18686179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000185934A Pending JP2002009907A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 携帯通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002009907A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030085377A (ko) * | 2002-04-30 | 2003-11-05 | 엘지전자 주식회사 | 터치패드를 채용한 이동통신 단말기 |
KR20030088795A (ko) * | 2002-05-15 | 2003-11-20 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 단말기에서 터치패드를 이용한 키 입력 방법 |
JP2004013705A (ja) * | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Nec Corp | ポインティングデバイスのセットアップ方法と該方法を記録した記録媒体および携帯端末 |
WO2004064361A1 (ja) * | 2003-01-08 | 2004-07-29 | Sony Corporation | 携帯型表示装置 |
KR100636411B1 (ko) * | 2004-01-19 | 2006-10-19 | 크루셜텍(주) | 포인터 이동 터치 입력장치를 이용한 휴대폰 |
WO2008123546A1 (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | 携帯情報端末及び携帯電話機 |
JP2018200669A (ja) * | 2017-11-01 | 2018-12-20 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
-
2000
- 2000-06-16 JP JP2000185934A patent/JP2002009907A/ja active Pending
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