JP2002009906A - 携帯端末装置用のアダプタ - Google Patents

携帯端末装置用のアダプタ

Info

Publication number
JP2002009906A
JP2002009906A JP2000184805A JP2000184805A JP2002009906A JP 2002009906 A JP2002009906 A JP 2002009906A JP 2000184805 A JP2000184805 A JP 2000184805A JP 2000184805 A JP2000184805 A JP 2000184805A JP 2002009906 A JP2002009906 A JP 2002009906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
battery
terminal device
portable terminal
mobile phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000184805A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ikeda
毅 池田
Hiroshi Miyagi
弘 宮城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSC Co Ltd
Original Assignee
Nigata Semitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nigata Semitsu Co Ltd filed Critical Nigata Semitsu Co Ltd
Priority to JP2000184805A priority Critical patent/JP2002009906A/ja
Publication of JP2002009906A publication Critical patent/JP2002009906A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外出先で電池切れが生じた場合でも即座に対
応でき、携帯電話が電池切れで使えなくなる不都合を完
全になくす。 【解決手段】 電池収納部4に収納された電池3から供
給される電源電圧を所定レベル以下に制限するレギュレ
ータと、レギュレータと携帯電話11の内部に備えられ
た充電回路との間を電気的に接続するインタフェースコ
ネクタ2とを設け、インタフェースコネクタ2を介して
アダプタ1を携帯電話11に装着し、電池3の電源電圧
を利用して携帯電話11内のバッテリを充電できるよう
にすることにより、外出先などで携帯電話11のバッテ
リが切れた場合でも、アダプタ1さえ持っていれば、電
池3を収納してこれを携帯電話11に装着するだけで簡
単に充電できるようにする。電池3は容易に入手可能な
ため、急に電池切れが生じても困ることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯端末装置用のア
ダプタに関し、特に、携帯端末装置本体と電気的に接続
して当該携帯端末装置内の2次電池に対して充電を行う
機能を有するアダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話が広く普及し、多くの人
がこれを使用するようになってきている。この携帯電話
装置には充電可能な2次電池が内臓され、この電池を電
源として内部回路を動作させることにより、屋内・屋外
のどこにいても通話やメールのやり取りなどを自由に行
うことができるようになっている。また、最近では、イ
ンターネットにアクセスして様々なサービスの提供を受
けることが可能な携帯電話装置も広く使用されるように
なってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、携帯電話を一度
の充電によってできるだけ長い時間使用できるようにす
るために、様々な試みが成されてきた。例えば、充電式
電池の小型化を図りながらも充電容量を大きくするため
の研究や、携帯電話装置での消費電力を極力抑えるため
の研究などが盛んに行われており、その結果、携帯電話
を連続使用できる時間は従来に比べて長くなってきてい
る。
【0004】しかしながら、最近では、携帯電話が広く
普及するに連れてその使用頻度が飛躍的に高くなってき
ており、待受け状態に比べて電力の消費が激しい通話中
の時間が長くなる傾向にある。また、最近の携帯電話装
置は、通話機能だけでなく、メールの送受信機能や、ウ
ェブページへのアクセス機能などの様々な付加機能を備
えているため、携帯電話を使用する機会は益々増える傾
向にある。
【0005】特に、ウェブページへのアクセス機能を備
えた携帯電話装置では、コンテンツを見やすくするため
にLCD(液晶表示装置)が従来に比べて大型化されて
いるため、消費電力が増大している。また、ウェブペー
ジにアクセスして所望のサービスを受けようとする場合
には、キーパッドを操作する回数も必然的に増え、電力
の消費は更に大きなものとなっている。
【0006】このような実情から、待ち受け状態のまま
ならば携帯電話を連続使用可能な時間が長くなってきて
はいるものの、実際にはそれ以上に消費電力が増大する
傾向にあり、頻繁に充電を行わなければならないのが現
状であった。そのため、携帯電話を使用するユーザは、
電池の残量に常に注意を払い、必要に応じて充電器を用
いて充電をする必要があった。ところが、充電をし忘れ
て外出してしまうことが少なからずあり、このような場
合に外出先で電池が切れると、自宅に戻って充電を行う
までは携帯電話を使用することができなくなってしま
う。
【0007】このように外出先で電池切れが生じた場合
にも即座に対応できるようにするために、予備の充電式
電池を持ち歩くことなどが考えられるが、この場合に
は、その予備の電池もあらかじめ充電しておく必要があ
り、それだけ手間が増えることになる。また、予備の電
池を充電し忘れていた場合には、せっかく予備の電池を
持ち歩いていても無駄になり、結局は携帯電話を使用す
ることができなくなってしまう問題があった。
【0008】なお、ここでは代表例として携帯電話装置
を挙げているが、以上のことは携帯電話装置以外の様々
な携帯端末装置においても同様に言える。すなわち、電
源として充電式の2次電池を用いている携帯端末装置で
は、外出先などで電池切れが生じると、充電器によって
再度充電を行うか、あらかじめ充電して用意しておいた
補助バッテリに交換しない限り、携帯端末装置を使用す
ることができなくなってしまう問題があった。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、外出先などで電池切れが生じた
場合でも即座に対応でき、携帯電話などの携帯端末装置
が電池切れで使えなくなってしまうという不都合を完全
になくすことができるようにすることを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による携帯端末装
置用のアダプタは、携帯端末装置と電気的に接続して上
記携帯端末装置に対して追加の機能を実行するための携
帯端末装置用のアダプタであって、電池を収納する電池
収納部と、上記電池収納部に上記電池が収納されたとき
に上記電池から供給される電源電圧を所定レベル以下に
制限する制限回路とを備え、上記アダプタを上記携帯端
末装置に電気的に接続して、上記電池収納部に収納され
た電池を用いて上記携帯端末装置内の2次電池を充電す
るようにしたことを特徴とする。
【0011】本発明の他の態様では、上記制限回路は、
上記携帯端末装置からの電流の逆流を防止する機能を有
することを特徴とする。
【0012】本発明のその他の態様では、上記制限回路
と上記携帯端末装置の内部に備えられた充電回路との間
を電気的に接続するインタフェース接続部を備えたこと
を特徴とする。ここで、上記インタフェース接続部は、
上記アダプタの本体と一体的に形成するようにしても良
いし、上記アダプタの本体とケーブルを介して接続する
ようにしても良い。また、上記アダプタは上記携帯端末
装置を収納可能な開口部を有し、上記インタフェース接
続部が上記開口部の底部に設けられることによって、上
記携帯端末装置を上記アダプタに入れたときに、上記ア
ダプタおよび上記携帯端末装置のインタフェース接続部
どうしが電気的に接続できるように構成しても良い。
【0013】本発明のその他の態様では、上記電池は乾
電池などの1次電池であることを特徴とする。
【0014】本発明のその他の態様では、上記携帯端末
装置と電気的に接続するための上記インタフェース接続
部に加え、上記携帯端末装置以外の外部装置と電気的に
接続するための第2のインタフェース接続部を備えたこ
とを特徴とする。
【0015】本発明のその他の態様では、上記外部装置
と上記アダプタとの接続の有無に応じて、上記インタフ
ェース接続部および上記アダプタの内部回路と、上記第
2のインタフェース接続部との接続状態を切り替えるス
イッチを備えたことを特徴とする。
【0016】本発明は上記技術手段より成るので、外出
先などで携帯端末装置の電池切れが生じた場合でも、本
発明のアダプタさえ持っていれば、これに電池を収納し
て携帯端末装置に装着するだけで簡単に充電することが
でき、不足の事態においても携帯端末装置を継続して使
用することができるようになる。
【0017】本発明の他の態様では、収納する電池とし
て乾電池などの1次電池を用いているので、どんなとこ
ろで電池切れが生じても、充電のために必要な電池を簡
単に入手することが可能である。
【0018】本発明のその他の態様では、携帯端末装置
と電気的に接続するためのインタフェース接続部に加
え、携帯端末装置以外の外部装置と電気的に接続するた
めの第2のインタフェース接続部を備えたので、第2の
インタフェース接続部に外部装置を接続することによ
り、アダプタに挿入された電池を利用して外部装置の機
能を実行することが可能となる。また、外部装置を携帯
端末装置に接続して使用している最中に携帯端末装置や
外部装置の電池切れが生じた場合でも、携帯端末装置に
アダプタと外部装置とを接続すれば、携帯端末装置への
充電の完了を待たずに外部装置の機能を実行することが
可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】(第1の実施形態)図1は、第1の実施形
態による携帯端末装置用のアダプタおよびこれを携帯電
話装置に適用した場合の構成例を示す図であり、図1
(a)は本実施形態によるアダプタの構成例を示し、図
1(b)は本実施形態のアダプタを携帯電話装置に接続
した状態の構成を示している。
【0021】図1において、1は本実施形態による携帯
端末装置用のアダプタであり、電池3を収納可能なよう
に構成されている。アダプタ1の長手方向の両内壁に
は、電池3の陽電極が接する電極板1aと陰電極が接す
る電極ばね1bとが設けられており、これらは図示しな
い内部回路に電気的に接続されている。これらの電極板
1aおよび電極ばね1bに電極が当接するように電池3
を収納することにより、図示しない内部回路が動作する
ようになっている。
【0022】本実施形態において用いる電池3は、現在
最も広く使用されている円筒型の乾電池(マンガン乾電
池、アルカリマンガン乾電池など)であり、例えば単
1、単2、単3、単4などの乾電池を用いることができ
る。上述のアダプタ1は、使用する乾電池の大きさに合
わせて、1本から数本の乾電池をちょうど収納できる大
きさに形成される。図1に示した例の場合は、電池3を
並列に2本収納できるようにアダプタ1が構成されてい
る。
【0023】また、アダプタ1には、電池収納部4に対
して、当該電池収納部4の長手方向の一辺を軸として回
動可能な蓋5が設けられている。この蓋5は、蓋5自身
と電池収納部4とに各々設けられた係止機構によって、
蓋5を閉めた状態で固定できるように構成されている。
なお、図1(b)中には説明の都合上、蓋5は示してい
ない。
【0024】さらに、このアダプタ1は、携帯電話装置
本体11と電気的に接続するためのインタフェースコネ
クタ2を備えている。図1では図示を簡略化している
が、このインタフェースコネクタ2は、実際には、携帯
電話装置本体11が備えている規格化されたインタフェ
ースコネクタと接続するために必要な複数の端子を有し
ている。本実施形態のアダプタ1は、このインタフェー
スコネクタ2を介して携帯電話装置本体11と着脱可能
に構成されている。
【0025】上記携帯電話装置本体11は、音声やデー
タなどの情報通信を無線で行うためのアンテナ12と、
情報を表示する液晶ディスプレイ(LCD)13と、携
帯電話装置本体11に対して様々な操作を行うためのキ
ーパッド14と、通話中などに相手の音声を出力するス
ピーカ15と、通話中などに自分の音声を入力するマイ
ク16とを備えて構成される。また、この携帯電話装置
本体11は、その内部に図2で説明する充電式のバッテ
リ25も備えている。
【0026】図2は、上記アダプタ1および携帯電話装
置本体11の内部回路を示す図である。図2に示すよう
に、本実施形態のアダプタ1は、電池部21とレギュレ
ータ22とを備えている。電池部21は、図1に示した
電池3をアダプタ1に収納することによって電源として
動作するように構成されている。この電池部21の一方
の電極は接地され、もう一方の電極はレギュレータ22
に接続されている。
【0027】レギュレータ22は、電池部21から供給
される電源電圧を所定レベル以下に抑えて出力するもの
である。アダプタ1を携帯電話装置本体11に装着する
と、電池部21の電源電圧が携帯電話装置本体11に供
給されてバッテリ25の充電が行われるが、このときバ
ッテリ25に許容された規定電圧値を超えて充電が行わ
れると、バッテリ25の破損を招く恐れがある。
【0028】通常、携帯電話装置本体11のバッテリ2
5にはリチウム電池が用いられ、4.2V±50mVの
範囲内で充電すべきことが規定されている。ところが、
本実施形態ではこのリチウム電池とは種類の異なる乾電
池を電源として使用しているので、電池3の電源電圧が
バッテリ25の規定電圧値を超えてしまうことがある。
そのため、本実施形態では、アダプタ1にレギュレータ
22を設け、当該アダプタ1から携帯電話装置本体11
に供給する電源電圧を所定レベルで一定となるようにし
ている。
【0029】また、このレギュレータ22は、携帯電話
装置本体11のバッテリ25からアダプタ1の方に電流
が逆流してくるのを防止する機能も有している。すなわ
ち、アダプタ1に収納する電池3として残量が少ないも
のを用いた場合や、新品の電池3を用いたときでも充電
が進んで電池3の残量が少なくなってきた場合には、電
池部21の電源電圧よりバッテリ25の電圧値の方が高
くなり、電流供給の流れが逆転しまうことになる。本実
施形態のレギュレータ22は、このような携帯電話装置
本体11からの逆流を防止する。
【0030】また、図2に示すように、本実施形態のア
ダプタ1が備えるインタフェースコネクタ2は、GND
端子23と電源端子24との2つの端子を有している。
GND端子23は接地され、電源端子24は上記レギュ
レータ22の出力端と接続されている。
【0031】また、携帯電話装置本体11も、規格化さ
れたインタフェースコネクタ26を標準で備えている。
この携帯電話装置本体11が備えるインタフェースコネ
クタ26は、図2に示すように複数の端子を備えてお
り、そのうちの2つがGND端子27と電源端子28と
して使用される。
【0032】アダプタ1のインタフェースコネクタ2の
外形は、この携帯電話装置本体11のインタフェースコ
ネクタ26と略同じ形状に形成されており、装着状態で
ちょうど嵌合するようになっている。そして、アダプタ
1が携帯電話装置本体11に装着された状態において、
両者のGND端子23,27同士および電源端子24,
28同士が電気的に接続される。
【0033】充電回路29は、アダプタ1側からインタ
フェースコネクタ26の電源端子28を介して電池3の
直流電源電流が送られてきたときに、バッテリ25に充
電を行う。制御部30は、バッテリ25から供給される
電源電圧をもとに動作し、図示しないROMなどのメモ
リに格納された制御プログラムに基づいて携帯電話装置
本体11内の様々な処理を制御する。この制御部30
は、例えばマイクロコンピュータなどから構成されてい
る。
【0034】例えば、制御部30は、通話のための処
理、メール送受信のための処理、ウェブブラウジングの
ための処理などを行う。このとき制御部30は、相手局
あるいはウェブサーバ等との間でアンテナ12を介して
音声やデータなどの情報を送受信する送受信部31と、
ユーザからのキー入力を行う図1のキーパッド14を含
む操作部32と、情報を表示する図1のLCD13を含
む表示部33とを用いて上述の各処理を行う。
【0035】次に、上記のように構成した本実施形態に
よる携帯端末装置用のアダプタ1および携帯電話装置本
体11の動作について説明する。携帯電話装置本体11
を通話、メール、ウェブなどの目的で使用するときは、
充電式のバッテリ25に蓄えられた電源電圧を利用して
制御部30が各処理を行う。通常、このバッテリ25
は、交流電圧を直流電圧に変換する機能を有する図示し
ない充電器をインタフェースコネクタ26に接続するこ
とによって、100V交流電圧を用いて充電される。
【0036】バッテリ25の残量はLCD13の一部に
常に表示されているので、残量が少なくなってきたとき
には、上記充電器を用いて再度バッテリ25を充電する
ことによって、継続的に使用することが可能となる。と
ころが、バッテリ25の残量を確認し忘れて電池切れに
なってしまうことが少なからずある。また、充電は行っ
たものの、通話、メール送受信、ウェブページへのアク
セスなどを頻繁に行ったため、予想以上に速くバッテリ
25を消耗してしまい、外出先で電池切れになってしま
うこともある。
【0037】この場合に、近くに充電器とACコンセン
トがあればすぐに充電することができるが、外出先など
では充電器を持ち合わせていないことが多く、充電する
ことができない。このようなときは、本実施形態のアダ
プタ1に電池3を収納して携帯電話装置本体11に装着
することにより、バッテリ25を充電することができ
る。すなわち、アダプタ1に収納された電池3の直流電
源電流がインタフェースコネクタ2,26を介して携帯
電話装置本体11内の充電回路29に与えられ、バッテ
リ25に対して充電が行われる。
【0038】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、外出先などで携帯電話の電池切れが生じた場合で
も、本実施形態のアダプタ1さえ持っていれば、これに
電池3を収納して携帯電話装置本体11に装着するだけ
で、バッテリ25を簡単に充電することができ、不足の
事態においても携帯電話を継続して使用することができ
るようになる。もちろん、充電を行いながら携帯電話を
使用することも可能である。したがって、携帯電話を使
用するユーザとしては、外出先で電池切れが生じても大
丈夫という安心感を得ることができ、また、バッテリ2
5の残量を頻繁に確認する作業も行わなくて済むので、
ユーザの負担を軽減することができる。
【0039】また、本実施形態のアダプタ1は、現在最
も広く利用されている市販の乾電池を電源として利用す
るように構成しているので、どんなところで電池切れが
生じても、充電のために必要な電池3を簡単に入手する
ことができる。したがって、専用の補助バッテリを用い
る場合と比べて、電池切れに対してより柔軟に対応する
ことができるとともに、充電器を用いて補助バッテリ自
体をあらかじめ充電しておくという面倒な作業も行わな
くても済む。
【0040】また、アダプタ1を携帯電話措置本体11
に装着したときに、電池3の電源電圧を制御部30に直
接与えるようにすることも考えられるが、本実施形態の
ようにバッテリ25の充電に利用することにより、充電
が終わった後はアダプタ1を取り外して携帯電話装置本
体11を使用することができ、操作性を向上させること
ができる。
【0041】なお、上記実施形態では、アダプタ1の本
体とインタフェースコネクタ2とを一体的に形成した例
を示したが、これに限定されるものではない。例えば、
図3に示すように、アダプタ41の本体とそのインタフ
ェースコネクタ42との間をケーブル43によって繋ぐ
ようにしても良い。この場合において、アダプタ41の
本体とケーブル43は一体的に形成しても良いし、これ
らを着脱可能に構成しても良い。なお、この図3におい
て、図1に示した構成要素と同じ構成要素には同一の符
号を付している。
【0042】さらに、このようにアダプタ41の本体と
インタフェースコネクタ42との間をケーブル43によ
って繋いた場合において、図4に示すように携帯電話装
置本体11の裏側(バッテリ25を収納する開閉扉45
がある面)にアダプタ1の収納ケース44を設け、アダ
プタ1をこの収納ケース44の中に収納できるようにし
ても良い。
【0043】このようにすれば、ケーブル43を介して
アダプタ1を携帯電話装置本体11に装着した状態で、
両者を一体的に持ち運ぶことができ、便利である。な
お、収納ケース44の形状は、図4に示したようなもの
には限定されない。また、アダプタ41がある程度の大
きさを持つ場合には、アダプタ41の外面に収納ケース
を設け、この中に携帯電話装置本体11を収納できるよ
うにしても良い。
【0044】また、図5に示すように、携帯電話装置本
体11の裏面の一部あるいは全部と、アダプタ1の何れ
かの面の一部あるいは全部とにそれぞれマジックテープ
などを貼り付けておき、互いのマジックテープを貼り合
わせることによって、アダプタ1と携帯電話装置本体1
1とを一体的に持ち運ぶことができるようにすることも
可能である。アダプタ1または携帯電話装置本体11の
何れか一方に両面テープを貼り付けるようにしても良
い。また、マジックテープや両面テープを貼り付ける位
置は、携帯電話装置本体11の側面であっても良い。
【0045】また、図6に示すように、AC電源を用い
る一般的な充電器と同様に据置型の形状にアダプタ61
を構成し、当該アダプタ61の上部に設けた開口部62
に携帯電話装置本体11を立てるように入れることで充
電を行うようにしても良い。この場合、アダプタ61の
インタフェースコネクタは、上記開口部62の底の部分
に設けられ、携帯電話装置本体11を入れたときにアダ
プタ61と携帯電話装置本体11のコネクタどうしが電
気的に接続できるように構成される。また、電池3の収
納部は、例えばアダプタ61の裏底面63に設けること
が可能である。
【0046】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。図7は、第2の実施形態に
よるアダプタ71および携帯電話装置本体11の内部回
路を示す図であり、図2に示した構成要素と同じ構成要
素には同一の符号を付している。
【0047】図7に示すように、本実施形態のアダプタ
71は、図2に示した電池部21、レギュレータ22、
携帯電話装置本体11と電気的に接続するためのインタ
フェースコネクタ2の他に、携帯電話装置本体11以外
の外部装置(例えば、後述する機能追加用アダプタ)と
電気的に接続するためのインタフェースコネクタ72
(本発明の第2のインタフェース接続部)と、スイッチ
SW1,SW2とを備えている。インタフェースコネク
タ72は、GND端子73、電源端子74およびセンサ
端子75を有している。
【0048】上記インタフェースコネクタ72の外形
は、機能追加用アダプタのインタフェースコネクタと略
同じ形状に形成されており、装着状態でちょうど嵌合す
るようになっている。そして、アダプタ71のインタフ
ェースコネクタ72に機能追加用アダプタが装着された
状態において、両者のGND端子同士および電源端子同
士が電気的に接続される。
【0049】本実施形態において用いる機能追加用アダ
プタは、携帯電話装置本体11が備える電話機能以外の
機能、例えば、ラジオ放送を受信してその音声を出力す
るラジオ受信機能、FM文字放送を受信してその文字情
報を出力する文字放送受信機能、インターネットに接続
してダウンロードした圧縮音楽データを復号して再生す
る音楽再生機能、通話中の会話などを記録再生する外部
メモリとしての記録再生機能、電子メールの送受信機能
などを携帯電話装置本体11と協動して実行するもので
ある。
【0050】上記GND端子73は、スイッチSW1を
介してインタフェースコネクタ2のGND端子23に接
続される。また、電源端子74は、スイッチSW2を介
して電池部21に接続される。上記スイッチSW1は、
GND端子23の接続先をインタフェースコネクタ72
のGND端子73またはグランドの何れかに切り替える
ものである。また、スイッチSW2は、電池部21の接
続先をインタフェースコネクタ72の電源端子74また
はグランドの何れかに切り替えるものである。
【0051】センサ端子75は、インタフェースコネク
タ72を介して図示しない機能追加用アダプタが充電用
のアダプタ71に接続されたかどうかを検知するための
ものであり、この検知信号に応じて上記スイッチSW
1,SW2を制御する。すなわち、インタフェースコネ
クタ72に機能追加用アダプタが接続されていない状態
では、スイッチSW1,SW2をグランド側に切り替え
る。これにより、アダプタ71内は図2と同様の配線状
態となり、第1の実施形態で説明したように動作してバ
ッテリ25に充電をすることが可能となる。
【0052】一方、インタフェースコネクタ72に機能
追加用アダプタが接続された状態では、スイッチSW
1,SW2はそれぞれGND端子73側および電源端子
74側に切り替えられる。これにより、機能追加用アダ
プタの機能を、アダプタ71内の電池部21を利用して
実行することが可能となる。
【0053】上記第1の実施形態においては、アダプタ
1を携帯電話装置本体11に接続している状態では、図
示しない機能追加用アダプタを携帯電話装置本体11に
接続して使用することができない。そのため、機能追加
用アダプタを携帯電話装置本体11に接続して使用して
いる最中に携帯電話装置本体11の電池切れが生じた場
合には、携帯電話装置本体11にアダプタ1を接続して
バッテリ25の充電が完了するまでの間は、機能追加用
アダプタの機能実行を中断せざるを得ない。
【0054】これに対して、第2の実施形態によれば、
機能追加用アダプタを携帯電話装置本体11に接続して
使用している最中に携帯電話装置本体11の電池切れが
生じた場合でも、携帯電話装置本体11に接続したアダ
プタ71に対して更に機能追加用アダプタを接続すれ
ば、充電の完了を待たずに機能追加用アダプタの機能を
継続的に実行することができる。
【0055】上記機能追加用アダプタは、内部に電源を
持たずに携帯電話装置本体11のバッテリ25を利用し
て動作するタイプと、内部に電源を持って当該内部電源
を利用して動作するタイプとのどちらにも適用すること
が可能である。前者のタイプの場合、携帯電話装置本体
11にアダプタ71と機能追加用アダプタとを接続する
ことによって、上述のように携帯電話装置本体11の電
池切れが生じた場合に対応することができる。また、後
者のタイプの場合は、携帯電話装置本体11の電池切れ
に限らず、機能追加用アダプタの電池切れが生じたとき
にも同様に対応することができる。
【0056】なお、上記各実施形態では、使用する電池
3として単1、単2、単3、単4などの乾電池を例に挙
げたが、これ以外にも、市販されていて容易に入手可能
な1次電池であれば使用することが可能である。また、
上記各実施形態では、携帯電話装置に適用するアダプタ
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、携帯電話装置以外の様々な携帯端末装置に
も同様に適用することが可能である。
【0057】その他、上記各実施形態において示した各
部の形状および構造は、何れも本発明を実施するにあた
っての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならな
いものである。すなわち、本発明はその精神、またはそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
【0058】
【発明の効果】本発明による携帯端末装置用のアダプタ
は上述したように、電池を収納する電池収納部と、電池
収納部に収納された電池から供給される電源電圧を所定
レベル以下に制限する制限回路と、制限回路と携帯端末
装置の内部に備えられた充電回路との間を電気的に接続
するインタフェース接続部とを備えたので、外出先など
で携帯端末装置の電池切れが生じた場合でも、本発明の
アダプタさえ持っていれば、これに電池を収納して携帯
端末装置に装着するだけで簡単に充電することができ、
不足の事態においても携帯端末装置を継続して使用する
ことができるようになる。
【0059】また、本発明の他の特徴によれば、収納す
る電池として乾電池などの1次電池を用いるようにした
ので、外出先などのどんなところで電池切れが生じて
も、充電のために必要な電池を簡単に入手することがで
きる。これにより、電池切れに対してより柔軟に対応す
ることができるとともに、充電器を用いて専用の補助バ
ッテリをあらかじめ充電しておくという面倒な作業も行
わなくても済む。したがって、ユーザの手間を大幅に削
減することができるとともに、電池切れで携帯端末装置
が使えなくなってしまう不都合を完全になくすことがで
きる。
【0060】本発明のその他の特徴によれば、携帯端末
装置と電気的に接続するためのインタフェース接続部に
加え、携帯端末装置以外の外部装置と電気的に接続する
ための第2のインタフェース接続部を備えたので、第2
のインタフェース接続部に外部装置を接続することによ
り、アダプタに装着された電池を利用して外部装置の機
能を実行することができる。これにより、外部装置を携
帯端末装置に接続して使用している最中に携帯端末装置
や外部装置の電池切れが生じた場合でも、携帯端末装置
にアダプタと外部装置とを接続すれば、携帯端末装置へ
の充電の完了を待たずに外部装置の機能を実行すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態による携帯端末装置用のアダプ
タおよびこれを携帯電話装置に適用した場合の構成例を
示す図である。
【図2】第1の実施形態によるアダプタおよび携帯電話
装置本体の内部回路を示す図である。
【図3】アダプタの他の構成例を示す図である。
【図4】アダプタの他の構成例を示す図である。
【図5】アダプタの他の構成例を示す図である。
【図6】アダプタの他の構成例を示す図である。
【図7】第2の実施形態によるアダプタおよび携帯電話
装置本体の内部回路を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯端末装置用のアダプタ 2 アダプタのインタフェースコネクタ 3 電池 4 電池収納部 11 携帯電話装置本体 21 電池部 22 レギュレータ 23 GND端子 24 電源端子 25 バッテリ 26 携帯電話装置本体のインタフェースコネクタ 27 GND端子 28 電源端子 29 充電回路 41 アダプタ本体 42 インタフェースコネクタ 43 ケーブル 44 アダプタの収納ケース 51 マジックテープ 61 携帯端末装置用のアダプタ 62 開口部 63 電池収納部 71 アダプタ 72 インタフェースコネクタ 73 GND端子 74 電源端子 75 センサ端子 SW1,SW2 スイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA07 BB02 BB23 HH01 HH07 LL04 MM25 NN06 PP02 PP12 5K027 AA11 BB04 FF14 FF22 GG04 KK07 MM04 MM17 5K067 AA34 BB04 FF23 FF25 KK05 KK17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末装置と電気的に接続して上記携
    帯端末装置に対して追加の機能を実行するための携帯端
    末装置用のアダプタであって、 電池を収納する電池収納部と、 上記電池収納部に上記電池が収納されたときに上記電池
    から供給される電源電圧を所定レベル以下に制限する制
    限回路とを備え、 上記アダプタを上記携帯端末装置に電気的に接続して、
    上記電池収納部に収納された電池を用いて上記携帯端末
    装置内の2次電池を充電するようにしたことを特徴とす
    る携帯端末装置用のアダプタ。
  2. 【請求項2】 上記制限回路は、上記携帯端末装置から
    の電流の逆流を防止する機能を有することを特徴とする
    請求項1に記載の携帯端末装置用のアダプタ。
  3. 【請求項3】 上記制限回路と上記携帯端末装置の内部
    に備えられた充電回路との間を電気的に接続するインタ
    フェース接続部を備えたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の携帯端末装置用のアダプタ。
  4. 【請求項4】 上記インタフェース接続部は、上記アダ
    プタの本体と一体的に形成されていることを特徴とする
    請求項3に記載の携帯端末装置用のアダプタ。
  5. 【請求項5】 上記インタフェース接続部は、上記アダ
    プタの本体とケーブルを介して接続されることを特徴と
    する請求項3に記載の携帯端末装置用のアダプタ。
  6. 【請求項6】 上記アダプタは、上記携帯端末装置を収
    納可能な開口部を有し、 上記インタフェース接続部が上記開口部の底部に設けら
    れることによって、上記携帯端末装置を上記アダプタに
    入れたときに、上記アダプタおよび上記携帯端末装置の
    インタフェース接続部どうしが電気的に接続できるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の携
    帯端末装置用のアダプタ。
  7. 【請求項7】 上記電池は乾電池などの1次電池である
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の携
    帯端末装置用のアダプタ。
  8. 【請求項8】 上記携帯端末装置と電気的に接続するた
    めの上記インタフェース接続部に加え、上記携帯端末装
    置以外の外部装置と電気的に接続するための第2のイン
    タフェース接続部を備えたことを特徴とする請求項3〜
    7の何れか1項に記載の携帯端末装置用のアダプタ。
  9. 【請求項9】 上記外部装置と上記アダプタとの接続の
    有無に応じて、上記インタフェース接続部および上記ア
    ダプタの内部回路と上記第2のインタフェース接続部と
    の接続状態を切り替えるスイッチを備えたことを特徴と
    する請求項8に記載の携帯端末装置用のアダプタ。
JP2000184805A 2000-06-20 2000-06-20 携帯端末装置用のアダプタ Pending JP2002009906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000184805A JP2002009906A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 携帯端末装置用のアダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000184805A JP2002009906A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 携帯端末装置用のアダプタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002009906A true JP2002009906A (ja) 2002-01-11

Family

ID=18685205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000184805A Pending JP2002009906A (ja) 2000-06-20 2000-06-20 携帯端末装置用のアダプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002009906A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070188145A1 (en) Mobile terminal displaying remaining battery capacity and method thereof
US5801513A (en) Apparatus for charging batteries and supplying backup power
JPH10243441A (ja) モジュラ通信装置およびそれにより通信を行う方法
US7183014B2 (en) Battery pack
KR20040014442A (ko) 휴대폰용 백업 밧데리
JPH10210550A (ja) 複合携帯端末装置
JPH1127202A (ja) 携帯無線通信機器
JP2005333794A (ja) 携帯型電子機器及び移動体通信端末
JP2008167562A (ja) 携帯用電子機器
US20050170866A1 (en) Multi-mode power supply device of wireless earphone
JPH11500588A (ja) 双方向通信装置のバッテリ内の選択呼出受信機
JP2004235702A (ja) 携帯端末装置およびコンピュータプログラム
JP2002009906A (ja) 携帯端末装置用のアダプタ
JP2001309562A (ja) 携帯通信機器用充電器
JP2002374325A (ja) 充電式電話端末の電源制御装置
JPH08204601A (ja) 太陽電池ユニット及びこれを用いた移動電話機
JP4013764B2 (ja) 携帯電話端末
JP3185502B2 (ja) コードレス電話装置
JP3420108B2 (ja) 携帯装置用充電器
US20130109445A1 (en) Portable telephone with connection indicator
JP2001352394A (ja) 所要電池残容量通知機能付き携帯用無線端末
JP5419128B2 (ja) 電子機器及びプログラム
JPH09251865A (ja) 二次電池応用電気機器用充電器及び該充電器に用いるアダプタ
KR200274609Y1 (ko) 태양전지를 이용한 충전장치가 구비된 핸드폰 배터리
JP2008278570A (ja) 携帯端末及び充電方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090303