JP2002009634A - 誤り訂正装置および誤り訂正方法 - Google Patents

誤り訂正装置および誤り訂正方法

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JP2002009634A
JP2002009634A JP2000189934A JP2000189934A JP2002009634A JP 2002009634 A JP2002009634 A JP 2002009634A JP 2000189934 A JP2000189934 A JP 2000189934A JP 2000189934 A JP2000189934 A JP 2000189934A JP 2002009634 A JP2002009634 A JP 2002009634A
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Hiroyuki Abe
宏幸 阿部
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤訂正の発生しにくい系列から順に転送デー
タに発生する誤りを訂正する。 【解決手段】 シンドローム値演算部120は、内符号
系列の符号語のシンドローム値と外符号系列の符号語の
シンドローム値を演算する。誤り訂正符号設定部130
は、演算されたシンドローム値に基づいて内符号系列の
誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を設定する。
記憶部140は、設定された内符号系列の誤り訂正符号
と外符号系列の誤り訂正符号を記憶する。訂正符号集計
部150は、記憶された内符号系列の誤り訂正符号と外
符号系列の誤り訂正符号とを系列別に集計する。誤り訂
正系列判断部160は、系列別の集計結果から、内符号
系列または外符号系列のどちらの系列から誤りの訂正を
するかを判断する。誤り訂正部170は、記憶されてい
る内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符
号を用いて転送データの誤りを訂正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD再生装置、D
VD記録再生装置などの情報記録再生装置に用いられる
誤り訂正装置および誤り訂正方法に関し、特に、積符号
ブロック化された記録再生データに対して各系列方向の
誤り訂正を順次行う、誤り訂正装置および誤り訂正方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、高画質な映像を提供するDVD記
録再生装置が普及しつつある。DVD記録再生装置など
の情報記録再生装置は、転送データに発生する誤りを訂
正するための誤り訂正装置を備えている。誤り訂正装置
は、さまざまな方法を用いて転送データに発生する誤り
を訂正する。
【0003】誤り訂正の方法として、従来から多くの積
符号訂正方法(アルゴリズム)が提案されている。たと
えば、特開平9−331263号公報に記載されている
発明は、シンドロームからなる行列の階数から誤り個数
を推定し、その推定に基づいて誤訂正の少ない誤り訂正
をしている。特開平9−259545号公報に開示され
ている発明は、積符号の各系列に、訂正結果を格納する
訂正不能フラグレジスタとフル訂正を実施したかどうか
の情報を格納するフル訂正フラグレジスタを設け、それ
らのレジスタに格納した結果や情報に基づいて誤訂正の
少ない誤り訂正をしている。特開平6−203489公
報に開示されている発明は、ワード訂正を消失訂正より
も優先して行うことによって、消失訂正による誤訂正の
確率を低減させている。
【0004】これらの公報にも開示されているが、従来
の誤り訂正の方法の具体的な概略アルゴリズムはつぎの
通りである。まず、事前に決められた第1の訂正系列
(C1系列と呼ばれる)について、誤りの有無が符号語
ごとに判断される。この判断は、シンドロームに基づい
て行われる。誤りがあったとき、その誤りが訂正可能な
誤りであれば、訂正が実行され、その誤りが訂正不能な
誤りであれば消失レジスタに消失フラグ(C1消失フラ
グ)が付加される。すべての符語について判断が終わる
と、引き続き、第2の訂正系列(C2系列と呼ばれる)
について、誤りの有無が符号語ごとに判断される。
【0005】C2系列においては、C1系列で訂正不能
な誤りに対して付加した消失フラグを基に消失訂正が行
われる場合が多い。C2系列についても、誤りが訂正不
能な誤りであれば消失レジスタに消失フラグ(C2消失
フラグ)が付加される。C2系列の訂正でも誤りが無く
ならないときには、C2消失フラグを使って再度C1系
列の消失訂正が行われる。このように従来の誤り訂正の
方法は、事前に決められた系列の順番に従って誤り訂正
が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の誤り訂正の方法は、訂正の精度の点でまだまだ改
良の余地がある。すなわち、特開平9−331263号
公報に記載されている発明では、シンドロームを要素と
する行列の正則性を調べて誤り個数を推定する方法より
も高速で簡便な行列の階数を計算して誤り個数を推定す
る方法を提案しているが、この公報には行列の階数の計
算結果をどのように活用するかの記載が無く、発明が実
施できるのかが不明であるので、どのようにして所望の
訂正の精度が得られるのか不明である。
【0007】また、特開平9−259545号公報に開
示されている発明は、消失情報を格納する訂正不能フラ
グレジスタとフル訂正を実施したかどうかの情報を格納
するフル訂正フラグレジスタを併用し、フル訂正フラグ
レジスタの値を参照することで訂正のアルゴリズムを変
え、一方の系列でフル訂正が実行され訂正が完了した場
合には、必ず他方の訂正も実行しているが、誤りの訂正
をどちらの系列から開始するかによって訂正の精度が異
なる場合があり、その対策が考慮されていないため、所
望の訂正の精度が得られないことがある。
【0008】さらに、特開平6−203489公報に開
示されている発明は、ワード訂正を消失訂正よりも優先
して行うことにより、消失訂正における誤訂正を抑制し
ているが、ワード訂正においてフル訂正を行うとかなり
高い確率で誤訂正が発生するにも拘わらず、その対策が
考慮されていないため、所望の訂正の精度が得られない
ことがある。
【0009】これらの従来技術は、ワード訂正と消失訂
正の順番や組み合わせを変えることによって、または、
単体の符号訂正時の訂正能力を変えることによって、誤
訂正を防止している。これらの従来技術は、誤訂正を抑
制するための有効な手段ではあるが、いずれも、訂正の
開始系列の違いによって誤訂正が発生する場合があると
いう事実に関する対策が採られていないため、安定した
訂正の精度を得るための装置としてはまだまだ不充分で
ある。
【0010】本発明は上述の問題点を解決するために成
されたものであり、その目的は、誤りの訂正をする前
に、積符号訂正ブロックであるECC(error c
orrection code)ブロック内に存在する
誤りの分布を推定し、その分布に応じて誤訂正の発生し
にくい系列から訂正をする誤り訂正装置および誤り訂正
方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる誤
り訂正装置は、内符号の符号語長がN1である内符号系
列の誤り訂正符号と外符号の符号語長がN2である外符
号系列の誤り訂正符号とが付加された積符号訂正ブロッ
クを用いて転送データの誤りを訂正する誤り訂正装置で
あって、内符号系列の符号語のシンドローム値と外符号
系列の符号語のシンドローム値を演算する演算手段と、
演算されたシンドローム値に基づいて内符号系列の誤り
訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を設定する設定手
段と、設定された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系
列の誤り訂正符号を記憶する、N1+N2の符号語長よ
りも多くの符号語長の情報が記憶できる記憶容量を備え
た記憶手段と、記憶された内符号系列の誤り訂正符号と
外符号系列の誤り訂正符号とを系列別に集計する集計手
段と、系列別の集計結果から、内符号系列または外符号
系列のどちらの系列から誤りの訂正をするかを判断する
判断手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】この請求項1に記載の発明によれば、演算
手段は、内符号系列の符号語のシンドローム値と外符号
系列の符号語のシンドローム値を演算する。設定手段
は、演算されたシンドローム値に基づいて内符号系列の
誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を設定する。
記憶手段は、設定された内符号系列の誤り訂正符号と外
符号系列の誤り訂正符号を記憶する。内符号系列の誤り
訂正符号の内符号の符号語長がN1であり、外符号系列
の誤り訂正符号の外符号の符号語長がN2である場合、
この記憶手段は、N1+N2の符号語長よりも多くの符
号語長の情報が記憶できる記憶容量を備えている。集計
手段は、記憶された内符号系列の誤り訂正符号と外符号
系列の誤り訂正符号とを系列別に集計する。判断手段
は、系列別の集計結果から、内符号系列または外符号系
列のどちらの系列から誤りの訂正をするかを判断する。
【0013】このように、判断手段は、内符号系列の誤
り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号との系列別の集
計結果から、内符号系列または外符号系列のどちらの系
列から誤りの訂正をするかを判断するので、誤訂正の発
生しにくい系列から訂正をすることができるようにな
り、誤訂正の少ない訂正をすることができ、安定した訂
正の精度を得ることができる。
【0014】請求項2に記載の発明にかかる誤り訂正装
置は、請求項1に記載の誤り訂正装置において、前記判
断の結果に基づいて、記憶されている内符号系列の誤り
訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を用いて転送デー
タの誤りを訂正する訂正手段をさらに備えたことを特徴
とする。
【0015】この請求項2に記載の発明によれば、訂正
手段は、前記判断の結果に基づいて、記憶されている内
符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を
用いて転送データの誤りを訂正するので、誤訂正の少な
い訂正をすることができ、安定した訂正の精度を得るこ
とができる。
【0016】請求項3に記載の発明にかかる誤り訂正装
置は、請求項1または2に記載の誤り訂正装置におい
て、前記設定手段は、演算されたシンドローム値に基づ
いて、内符号系列または外符号系列の誤りの有無を符号
語ごとに認識する認識手段を備え、認識された結果に基
づいて、内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り
訂正符号に、誤りがある場合と誤りがない場合とで符号
語ごとに異なる値を設定することを特徴とする。
【0017】この請求項3に記載の発明によれば、シン
ドローム値に基づいて内符号系列または外符号系列の誤
りの有無を符号語ごとに認識し、認識された結果に基づ
いて、内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂
正符号に、誤りがある場合と誤りがない場合とで符号語
ごとに異なる値を設定するので、内符号系列の誤り訂正
符号と外符号系列の誤り訂正符号との系列別の集計結果
から、内符号系列または外符号系列のどちらの系列から
誤りの訂正をするかが判断でき、誤訂正の少ない訂正を
することができる。
【0018】請求項4に記載の発明にかかる誤り訂正装
置は、請求項3に記載の誤り訂正装置において、前記集
計手段は、誤りがないと認識されたときに設定される値
を内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符
号でそれぞれ集計し、前記判断手段は、集計数が少ない
系列から先に誤りの訂正をする、と判断することを特徴
とする。
【0019】この請求項4に記載の発明によれば、集計
数が少ない系列から先に誤りの訂正をするので、誤訂正
の少ない訂正をすることができ、安定した訂正の精度を
得ることができる。
【0020】請求項5に記載の発明にかかる誤り訂正装
置は、請求項2に記載の誤り訂正装置において、前記記
憶手段は、転送データの誤りを訂正する過程で得られた
消失情報も記憶するものであって、前記訂正手段は、前
記判断の結果に基づいて、記憶されている内符号系列の
誤り訂正符号、外符号系列の誤り訂正符号、および消失
情報を用いて転送データの誤りを訂正することを特徴と
する。
【0021】この請求項5に記載の発明によれば、記憶
手段は、転送データの誤りを訂正する過程で得られた消
失情報も記憶でき、また、訂正手段は、前記判断の結果
に基づいて、記憶されている内符号系列の誤り訂正符
号、外符号系列の誤り訂正符号、および消失情報を用い
て転送データの誤りを訂正するので、回路規模を増加さ
せることなく、誤訂正の少ない訂正をすることができ、
安定した訂正の精度を得ることができる。
【0022】請求項6に記載の発明にかかる誤り訂正装
置は、内符号の符号語長がN1である内符号系列の誤り
訂正符号と外符号の符号語長がN2である外符号系列の
誤り訂正符号とが付加された積符号訂正ブロックを用い
て転送データの誤りを訂正する誤り訂正装置であって、
内符号系列の符号語のシンドローム値と外符号系列の符
号語のシンドローム値とから構成される行列の階数値を
符号語ごとに演算する演算手段と、演算された行列の階
数値に基づいて内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列
の誤り訂正符号を設定する設定手段と、設定された内符
号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を記
憶する、N1+N2の符号語長よりも多くの符号語長の
情報が記憶できる記憶容量を備えた記憶手段と、記憶さ
れた内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正
符号とを系列別に集計する集計手段と、系列別の集計結
果から、内符号系列または外符号系列のどちらの系列か
ら誤りの訂正をするかを判断する判断手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0023】この請求項6に記載の発明によれば、演算
手段は、内符号系列の符号語のシンドローム値と外符号
系列の符号語のシンドローム値とから構成される行列の
階数値を符号語ごとに演算する。記憶手段は、設定され
た内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符
号を記憶する。内符号系列の誤り訂正符号の内符号の符
号語長がN1であり、外符号系列の誤り訂正符号の外符
号の符号語長がN2である場合、この記憶手段は、N1
+N2の符号語長よりも多くの符号語長の情報が記憶で
きる記憶容量を備えている。集計手段は、記憶された内
符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号と
を系列別に集計する。判断手段は、系列別の集計結果か
ら、内符号系列または外符号系列のどちらの系列から誤
りの訂正をするかを判断する。
【0024】このように、判断手段は、内符号系列の誤
り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号との系列別の集
計結果から、内符号系列または外符号系列のどちらの系
列から誤りの訂正をするかを判断するので、誤訂正の発
生しにくい系列から訂正をすることができるようにな
り、誤訂正の少ない訂正をすることができ、安定した訂
正の精度を得ることができる。
【0025】請求項7に記載の発明にかかる誤り訂正装
置は、請求項6に記載の誤り訂正装置において、前記判
断の結果に基づいて、記憶されている内符号系列の誤り
訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を用いて転送デー
タの誤りを訂正する訂正手段をさらに備えたことを特徴
とする。
【0026】この請求項7に記載の発明によれば、訂正
手段は、前記判断の結果に基づいて、記憶されている内
符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を
用いて転送データの誤りを訂正するので、誤訂正の少な
い訂正をすることができ、安定した訂正の精度を得るこ
とができる。
【0027】請求項8に記載の発明にかかる誤り訂正装
置は、請求項6に記載の誤り訂正装置において、前記集
計手段は、誤り訂正符号を設定する基となった階数値の
内、各符号語の階数値が各系列の符号語のワード訂正能
力値と同じ値になっている数とワード訂正能力値よりも
1だけ小さい値になっている数との和を、系列別に集計
し、前記判断手段は、集計数が少ない系列から先に誤り
の訂正をする、と判断をすることを特徴とする。
【0028】この請求項8に記載の発明によれば、集計
数が少ない系列から先に誤りの訂正をするので、誤訂正
の少ない訂正をすることができ、安定した訂正の精度を
得ることができる。
【0029】請求項9に記載の発明にかかる誤り訂正装
置は、請求項7に記載の誤り訂正装置において、前記記
憶手段は、転送データの誤りを訂正する過程で得られた
消失情報も記憶するものであって、前記訂正手段は、前
記判断の結果に基づいて、記憶されている内符号系列の
誤り訂正符号、外符号系列の誤り訂正符号、および消失
情報を用いて転送データの誤りを訂正することを特徴と
する。
【0030】この請求項9に記載の発明によれば、記憶
手段は、転送データの誤りを訂正する過程で得られた消
失情報も記憶でき、また、訂正手段は、前記判断の結果
に基づいて、記憶されている内符号系列の誤り訂正符
号、外符号系列の誤り訂正符号、および消失情報を用い
て転送データの誤りを訂正するので、回路規模を増加さ
せることなく、誤訂正の少ない訂正をすることができ、
安定した訂正の精度を得ることができる。
【0031】請求項10に記載の発明にかかる誤り訂正
方法は、内符号の符号語長がN1である内符号系列の誤
り訂正符号と外符号の符号語長がN2である外符号系列
の誤り訂正符号とが付加された積符号訂正ブロックを用
いて転送データの誤りを訂正する誤り訂正方法であっ
て、内符号系列の符号語のシンドローム値と外符号系列
の符号語のシンドローム値を演算する演算工程と、演算
されたシンドローム値に基づいて内符号系列の誤り訂正
符号と外符号系列の誤り訂正符号を設定する設定工程
と、設定された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列
の誤り訂正符号を記憶する記憶工程と、記憶された内符
号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号とを
系列別に集計する集計工程と、系列別の集計結果から、
内符号系列または外符号系列のどちらの系列から誤りの
訂正をするかを判断する判断工程とを含むことを特徴と
する。
【0032】この請求項10に記載の発明によれば、演
算工程では、内符号系列の符号語のシンドローム値と外
符号系列の符号語のシンドローム値を演算する。設定工
程では、演算されたシンドローム値に基づいて内符号系
列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を設定す
る。記憶工程では、設定された内符号系列の誤り訂正符
号と外符号系列の誤り訂正符号を記憶する。集計工程で
は、記憶された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列
の誤り訂正符号とを系列別に集計する。判断工程では、
系列別の集計結果から、内符号系列または外符号系列の
どちらの系列から誤りの訂正をするかを判断する。
【0033】このように、内符号系列の誤り訂正符号と
外符号系列の誤り訂正符号との系列別の集計結果から、
内符号系列または外符号系列のどちらの系列から誤りの
訂正をするかを判断するので、誤訂正の発生しにくい系
列から訂正をすることができるようになり、誤訂正の少
ない訂正をすることができ、安定した訂正の精度を得る
ことができる。
【0034】請求項11に記載の発明にかかる誤り訂正
方法は、内符号の符号語長がN1である内符号系列の誤
り訂正符号と外符号の符号語長がN2である外符号系列
の誤り訂正符号とが付加された積符号訂正ブロックを用
いて転送データの誤りを訂正する誤り訂正方法であっ
て、内符号系列の符号語のシンドローム値と外符号系列
の符号語のシンドローム値とから構成される行列の階数
値を符号語ごとに演算する演算段階と、演算された行列
の階数値に基づいて内符号系列の誤り訂正符号と外符号
系列の誤り訂正符号を設定する設定段階と、設定された
内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号
を記憶する記憶段階と、記憶された内符号系列の誤り訂
正符号と外符号系列の誤り訂正符号とを系列別に集計す
る集計段階と、系列別の集計結果から、内符号系列また
は外符号系列のどちらの系列から誤りの訂正をするかを
判断する判断段階とを備えたことを特徴とする。
【0035】この請求項11に記載の発明によれば、演
算段階では、内符号系列の符号語のシンドローム値と外
符号系列の符号語のシンドローム値とから構成される行
列の階数値を符号語ごとに演算する。設定段階では、演
算された行列の階数値に基づいて内符号系列の誤り訂正
符号と外符号系列の誤り訂正符号を設定する。記憶段階
では、設定された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系
列の誤り訂正符号を記憶する。集計段階では、記憶され
た内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符
号とを系列別に集計する。判断段階では、系列別の集計
結果から、内符号系列または外符号系列のどちらの系列
から誤りの訂正をするかを判断する。
【0036】このように、内符号系列の誤り訂正符号と
外符号系列の誤り訂正符号との系列別の集計結果から、
内符号系列または外符号系列のどちらの系列から誤りの
訂正をするかを判断するので、誤訂正の発生しにくい系
列から訂正をすることができるようになり、誤訂正の少
ない訂正をすることができ、安定した訂正の精度を得る
ことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態を説明
する前に、本発明の前提となる考え方を説明する。光デ
ィスクに記録された変調データは、ピックアップによっ
て読み出されてデジタル化され、復調される。そして、
復調された後に、積符号訂正ブロックとしてのECCブ
ロック(図8参照)と呼ばれるブロックデータごとに誤
り訂正が行われ、最終的に誤りのないデジタルデータに
復元されて外部に出力される。たとえば、DVDにおけ
るECCブロックは、冗長部分も含めて約37kBのデ
ータ量を持つリードソロモン積符号(Reed−Sol
omon Product Code:RSPC)が採
用され、CDに比べて低い冗長度で強力な訂正能力を持
っている。
【0038】DVDのECCブロックは図8のような構
造を持ち、内符号系列はRS(182,172,1
1)、外符号系列はRS(208,192,17)で表
現される、リードソロモン積符号で構成されている。R
S(n,k,d)において、nは符号長、kは情報記号
長、dは符号語間の最小距離を示しており、単体の符号
語の誤り訂正能力は最小距離dで決まった値になる。
【0039】単体の符号語の誤り訂正には、誤りの場所
もパターンもわからない誤り(ワード誤り)を訂正する
ワード訂正と、誤り位置はわかるが誤りパターンがわか
らない誤り(消失誤り)を訂正する消失訂正とがある。
符号語間の最小距離がdの場合、h個の消失誤りとf個
のワード誤りが存在する場合には2f+h+1≦dを満
たす誤りが訂正可能である。この関係を使えば最小距離
がd=11である内符号系列では、最大5シンボルのワ
ード訂正または最大10シンボルの消失訂正が可能であ
り、最小距離がd=17なる外符号系列では、最大8シ
ンボルのワード訂正または最大16シンボルの消失訂正
が可能であり、これらの値は最大訂正能力と呼ばれる。
【0040】積符号訂正は、各系列のすべての受信語に
対してワード訂正または消失訂正の処理が繰り返し(内
符号→外符号→内符号→外符号、…、または外符号→内
符号→外符号→内符号、…、)行われ、ECCブロック
中に誤りが無くなったと判断されるまで、または訂正不
能と判断されるまで続けられる。ECCブロックにおい
てもブロック間の最小距離を定義することができる。ブ
ロック間の最小距離は、両符号系列の最小距離の積で与
えられる。DVDのECCブロックのブロック間最小距
離はdl×d2=17×11=187となり、この場合
の誤り訂正能力は(dl×d2−1)/2=93シンボ
ルとなる。ここでいう誤り訂正能力とは、ECCブロッ
ク中に93シンボルの誤りがどのような分布で存在して
いても、訂正可能という意味であり、一般にはランダム
誤り訂正能力と呼ばれる。
【0041】ランダム誤りは、ビットエラーレートに依
存した一定確率で発生する規模の小さい誤りであるが、
光ディスクにおいては同期エラーまたはディスク上の傷
やゴミに起因する規模の大きなバースト誤りも同時に存
在する。バースト誤りはその原因の性質上、情報記録方
向すなわちECCブロックの内符号系列方向に沿って分
布することが多く、その長さは各系列の符号語長を越え
て発生する場合も珍しくない。従ってバースト誤りに沿
った方向の符号語に関しては単体の符号語の訂正能力を
はるかに越えた誤りが存在しており、この方向の誤り訂
正を実行すると誤り訂正が発生する可能性が通常よりも
桁違いに高くなる。
【0042】このような誤訂正を防止するためにはバー
スト誤り方向と異なる方向の系列から訂正処理を開始す
れば良く、外符号系列から訂正を実行するアルゴリズム
が使われる場合が多い。上記原因のバースト誤りが存在
しない場合であっても、何らかの原因でビットエラーレ
ートが高くなったり、その他の偶発的原因でバースト誤
りに似た規模の大きい誤りが発生したりする場合も充分
に有り得る。この場合の誤り分布方向は必ずしもディス
ク記録方向とは一致せず、外符号系列方向に長く分布す
る場合に外符号系列方向から訂正処理を開始するとバー
スト誤りの場合と同じような誤訂正が発生する恐れがあ
る。このため、本発明では、誤りの分布に応じて訂正の
開始系列を選択できるようにしている。
【0043】本発明は、上述のような考え方に基づいて
成されたものであるが、その特徴は、ECCブロックを
用いて転送データの誤りを訂正する前に、ECCブロッ
ク内に存在する誤りの分布を推定するようにした点あ
る。誤りの分布を推定することによって、バースト誤り
のような規模の大きな誤りの並ぶ方向がわかれば、それ
とは別の系列から誤りの訂正を開始することにより、誤
訂正の発生を抑えることが可能になる。以下に添付図面
を参照して、この発明にかかる誤り訂正装置および誤り
訂正方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0044】本発明にかかる誤り訂正装置は、内符号の
符号語長がN1である内符号系列の誤り訂正符号と外符
号の符号語長がN2である外符号系列の誤り訂正符号と
が付加された積符号訂正ブロック(ECCブロック)を
用いて転送データの誤りを訂正する装置である。
【0045】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1にかかる誤り訂正装置の概略構成を示すブロック
図である。この誤り訂正装置は、ECCブロック生成部
110、シンドローム値演算部120、誤り訂正符号設
定部130、記憶部140、訂正符号集計部150、誤
り訂正系列判断部160、誤り訂正部170を備えてい
る。
【0046】ECCブロック生成部110は、ピックア
ップによって読み出された復調データに基づいて、たと
えば、図8に示したようなECCブロックを生成する。
シンドローム値演算部120は、ECCブロック生成部
110で生成されたECCブロックに基づいて、内符号
系列の符号語のシンドローム値と外符号系列の符号語の
シンドローム値を演算する。
【0047】誤り訂正符号設定部130は、演算された
シンドローム値に基づいて、内符号系列または外符号系
列の誤りの有無を符号語ごとに認識する。そして、認識
された結果に基づいて、内符号系列の誤り訂正符号と外
符号系列の誤り訂正符号に、誤りがある場合と誤りがな
い場合とで符号語ごとに異なる値を設定する。たとえ
ば、図3に示すように、誤りがある場合には、符号語に
「1」を設定し、誤りがない場合には、符号語に「0」
を設定する。なお、誤り訂正符号は、図3において、P
Oの結果、またはPIの結果として示されている0、1
の数字列である。
【0048】記憶部140は、誤り訂正符号設定部13
0によって設定された内符号系列の誤り訂正符号と外符
号系列の誤り訂正符号を記憶するとともに、転送データ
の誤りを訂正する過程で得られた消失情報も記憶する。
訂正符号集計部150は、誤りがないと認識されたとき
に設定される値を、内符号系列の誤り訂正符号と外符号
系列の誤り訂正符号で別々に集計する。誤り訂正系列判
断部160は、訂正符号集計部150での系列別の集計
結果から、内符号系列または外符号系列のどちらの系列
から誤りの訂正をするかを判断する。たとえば、図3の
場合、誤り訂正系列判断部160は、集計数が少ない系
列(「0」の多い系列)から先に誤りの訂正をすると判
断する。
【0049】誤り訂正部170は、記憶部140に記憶
されている内符号系列の誤り訂正符号、外符号系列の誤
り訂正符号、消失情報を読み出し、誤り訂正系列判断部
160によって、先に誤りの訂正をすると判断された系
列から、内符号系列の誤り訂正符号、外符号系列の誤り
訂正符号、および消失情報を用いて転送データの誤りを
訂正する。
【0050】つぎに、図1に示した誤り訂正装置の動作
を説明する。図2は、図1に示した誤り訂正装置の動作
を示すフローチャートである。誤りの分布を推定する最
も簡単な方法は、ECCブロックの各系列の単体の符号
語ごとにシンドロームを計算し、誤りの有無を調べる手
法である。そのため、まず、ECCブロック生成部11
0は、復調データに基づいて、たとえば、図8に示した
ようなECCブロックを生成する(S201)。そし
て、シンドローム値演算部120は、このECCブロッ
クに基づいて、内符号系列の符号語のシンドローム値と
外符号系列の符号語のシンドローム値を演算する(S2
02)。
【0051】つぎに、誤り訂正符号設定部130は、シ
ンドローム値演算部120によって演算されたシンドロ
ーム値に基づいて、内符号系列または外符号系列の誤り
の有無を符号語ごとに認識し、内符号系列の誤り訂正符
号と外符号系列の誤り訂正符号に、誤りがある場合と誤
りがない場合とで符号語ごとに異なる値を設定する。す
なわち、図3に示すように、誤りがある場合には、符号
語に「1」を設定し、誤りがない場合には、符号語に
「0」を設定する。このように、誤り訂正においては単
体の符号語の構成に応じた個数のシンドローム値が計算
され、そのすべての値がゼロになった場合はその符号語
には誤りが無いと判断できる。たとえば、図3に示すよ
うなECCブロックに、バースト誤りが存在する場合
は、各系列の単体の符号語ごとのシンドローム値が演算
され、その結果が図中の「All Zero Fla
g」に格納される(S203)。
【0052】記憶部140は、誤り訂正符号設定部13
0によって設定された内符号系列の誤り訂正符号と外符
号系列の誤り訂正符号を記憶するとともに、転送データ
の誤りを訂正する過程で得られた消失情報も記憶する
(S204)。訂正符号集計部150は、誤りがないと
認識されたときに設定される値(上述の場合は「0」)
を、内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正
符号で別々に集計する(S205)。そして、誤り訂正
系列判断部160は、訂正符号集計部150での系列別
の集計結果から、内符号系列または外符号系列のどちら
の系列から誤りの訂正をするかを判断する。たとえば、
誤り訂正系列判断部160は、集計数が少ない系列
(「0」の多い系列)から先に誤りの訂正をすると判断
する(S206)。
【0053】誤り訂正部170は、記憶部140に記憶
されている内符号系列の誤り訂正符号、外符号系列の誤
り訂正符号、消失情報を読み出し、誤り訂正系列判断部
160によって、先に誤りの訂正をすると判断された系
列から、内符号系列の誤り訂正符号、外符号系列の誤り
訂正符号、および消失情報を用いて転送データの誤りを
訂正する。たとえば、図3の場合では、PI方向とPO
方向でフラグが0になっている個数を比較してその個数
が多い方向(PO方向)から誤りの訂正が行われる(S
207)。
【0054】このように、実施の形態1によれば、シン
ドローム値の演算結果がすべてゼロになった場合とそう
でない場合とで、異なる値を記憶部140に記憶し、各
系列間でその値の個数を比較することでECCブロック
内の誤り分布を推定し、誤訂正の発生しにくい方向から
訂正処理を実行できる。
【0055】また、実施の形態1によれば、記憶部14
0に一般の積符号訂正処理における消失情報をも記憶す
るようにしているので、ハード化した際の回路規模を増
加させることなく、本発明の誤り訂正装置を構成でき
る。
【0056】(実施の形態2)バースト誤りだけが存在
する場合には、実施の形態1の方式により訂正開始系列
を決めることができる。しかし、実際のECCブロック
にはランダム誤りも存在する。このため、両系列のフラ
グ個数が同じくなるときには、どちらの系列から訂正を
開始してよいのかがわからなくなってしまう。たとえ
ば、図6のようにランダム誤りとバースト誤りが混在す
る場合には、両系列のフラグ個数が同じくなってしま
い、開始系列の判断ができなくなってしまう。そこで、
実施の形態2では、「All Zero Flag」の
代わりに、各系列の符号語ごとにシンドローム値を計算
し、さらにシンドローム値で構成される行列の階数を記
録するレジスタを配置する方法を採用している。
【0057】図4は、本発明の実施の形態2にかかる誤
り訂正装置の概略構成を示すブロック図である。この誤
り訂正装置は、ECCブロック生成部110、シンドロ
ーム値演算部120、階数値演算部125、誤り訂正符
号設定部130、記憶部140、訂正符号集計部15
0、誤り訂正系列判断部160、誤り訂正部170を備
えている。
【0058】ECCブロック生成部110は、ピックア
ップによって読み出された復調データに基づいて、たと
えば、図8に示したようなECCブロックを生成する。
シンドローム値演算部120は、ECCブロック生成部
110で生成されたECCブロックに基づいて、内符号
系列の符号語のシンドローム値と外符号系列の符号語の
シンドローム値を演算する。階数値演算部125は、シ
ンドローム値演算部120で演算された内符号系列の符
号語のシンドローム値と外符号系列の符号語のシンドロ
ーム値とから、これらのシンドローム値から構成される
行列の階数値を符号語ごとに演算する。なお、シンドロ
ーム値演算部120と階数値演算部125とで演算手段
が形成される。
【0059】誤り訂正符号設定部130は、演算された
行列の階数値に基づいて、内符号系列の誤り訂正符号と
外符号系列の誤り訂正符号を設定する。たとえば、図6
と同じ誤りが存在する場合の階数値例(「Rank F
lag」)を図7に示す。なお、単体の符号語の構成
(ワード訂正能力)によりRank値の最大値(ワード
訂正)は変わるが、ここでは最大4ワード訂正の場合を
示している。また誤り個数が最大訂正能力を超える場合
のRank値は4より小さくなる場合もあり、図7では
それも考慮した例にしてある。誤り訂正符号設定部13
0は、図7でPOの結果、またはPIの結果として示さ
れている1〜4の数字列を誤り訂正符号として設定す
る。
【0060】記憶部140は、誤り訂正符号設定部13
0によって設定された内符号系列の誤り訂正符号と外符
号系列の誤り訂正符号を記憶するとともに、転送データ
の誤りを訂正する過程で得られた消失情報も記憶する。
訂正符号集計部150は、誤り訂正符号を設定する基と
なった階数値の内、各符号語の階数値が各系列の符号語
のワード訂正能力値と同じ値になっている数とワード訂
正能力値よりも1だけ小さい値になっている数との和
を、系列別に集計する。誤り訂正系列判断部160は、
訂正符号集計部150での系列別の集計結果から、内符
号系列または外符号系列のどちらの系列から誤りの訂正
をするかを判断する。たとえば、誤り訂正系列判断部1
60は、集計数が少ない系列(「Rank Flag」
の値が「3」以上の数が少ない系列)から先に誤りの訂
正をすると判断する。
【0061】誤り訂正部170は、記憶部140に記憶
されている内符号系列の誤り訂正符号、外符号系列の誤
り訂正符号、消失情報を読み出し、誤り訂正系列判断部
160によって、先に誤りの訂正をすると判断された系
列から、内符号系列の誤り訂正符号、外符号系列の誤り
訂正符号、および消失情報を用いて転送データの誤りを
訂正する。
【0062】つぎに、図4に示した誤り訂正装置の動作
を説明する。図5は、図1に示した誤り訂正装置の動作
を示すフローチャートである。まず、ECCブロック生
成部110は、復調データに基づいて、たとえば、図8
に示したようなECCブロックを生成する(S50
1)。そして、シンドローム値演算部120は、このE
CCブロックに基づいて、内符号系列の符号語のシンド
ローム値と外符号系列の符号語のシンドローム値を演算
する(S502)。
【0063】つぎに、階数値演算部125は、シンドロ
ーム値演算部120で演算された内符号系列の符号語の
シンドローム値と外符号系列の符号語のシンドローム値
とから、これらのシンドローム値から構成される行列の
階数値を符号語ごとに演算する。行列の階数から誤り個
数を推定することが可能である(S503)。誤り訂正
符号設定部130は、演算された行列の階数値に基づい
て、内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正
符号を設定する。すなわち、図7に示すように、符号語
ごとに、「1」、「2」、「3」、「4」の値が「Ra
nk Flag」に設定される。図7に示すようなEC
Cブロックに、バースト誤りが存在する場合は、各系列
の単体の符号語ごとのシンドローム値が演算され、その
結果が図中の「Rank Flag」に格納される(S
504)。
【0064】記憶部140は、誤り訂正符号設定部13
0によって設定された内符号系列の誤り訂正符号と外符
号系列の誤り訂正符号を記憶するとともに、転送データ
の誤りを訂正する過程で得られた消失情報も記憶する
(S505)。訂正符号集計部150は、誤り訂正符号
を設定する基となった階数値の内、各符号語の階数値が
各系列の符号語のワード訂正能力値と同じ値になってい
る数とワード訂正能力値よりも1だけ小さい値になって
いる数との和を、系列別に集計する。図7の例では、R
ank値が「4」より小さくなる場合も考慮して、「R
ank Flag」の値が、「最大訂正能力−1」、す
なわち「3」以上の値になっている数の和を、系列別に
集計する(S506)。そして、誤り訂正系列判断部1
60は、訂正符号集計部150での系列別の集計結果か
ら、内符号系列または外符号系列のどちらの系列から誤
りの訂正をするかを判断する。たとえば、誤り訂正系列
判断部160は、集計数が少ない系列(「3」以下の数
が多い系列)から先に誤りの訂正をすると判断する(S
507)。
【0065】誤り訂正部170は、記憶部140に記憶
されている内符号系列の誤り訂正符号、外符号系列の誤
り訂正符号、消失情報を読み出し、誤り訂正系列判断部
160によって、先に誤りの訂正をすると判断された系
列から、内符号系列の誤り訂正符号、外符号系列の誤り
訂正符号、および消失情報を用いて転送データの誤りを
訂正する。たとえば、図7の場合では、「Rank F
lag」の値が「3」以上に設定されている数を、PI
方向とPO方向で比較し、その個数が多い方向(図7の
場合はPO方向)から訂正を実行することで始めのワー
ド訂正でランダム誤りを訂正でき、逆から実行した場合
よりもバースト誤り方向で発生する誤訂正を減らすこと
が可能となる(S508)。
【0066】実施の形態1、2において、シンドローム
の計算結果および階数値の計算結果を格納するレジスタ
としては、それぞれ「All Zero Flag」と
「Rank Flag」として一般の積符号訂正処理に
おける消失情報を格納するレジスタとは独立したものと
して記述してある。しかし、シンドロームの計算結果お
よび階数値の計算結果は、実際の誤り訂正処理前に必要
な情報であるため、これらは消失情報を格納するレジス
タと共通に使用しても何ら問題は生じない。これによ
り、誤り訂正処理部をハード化したときでも回路規模は
従来に比べて増加することはない。
【0067】このように、実施の形態2によれば、シン
ドローム計算値で構成される行列の階数値を記憶部14
0に記憶し、各系列間でその値の個数を比較することで
ランダム誤りとバースト誤りが混在し、実施の形態1の
手法では対処できない場合でも、ECCブロック内の誤
り分布を推定することができ、誤訂正の発生しにくい方
向から訂正処理を実行できる。
【0068】また、実施の形態2によれば、記憶部14
0に一般の積符号訂正処理における消失情報をも記憶す
るようにしているので、ハード化した際の回路規模を増
加させることなく、本発明の誤り訂正装置を構成でき
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、判断手段は、内符号系列の誤り訂正符号
と外符号系列の誤り訂正符号との系列別の集計結果か
ら、内符号系列または外符号系列のどちらの系列から誤
りの訂正をするかを判断するので、誤訂正の発生しにく
い系列から訂正をすることができるようになり、誤訂正
の少ない訂正をすることができ、安定した訂正の精度を
得ることができるという効果を奏する。
【0070】請求項2に記載の発明によれば、訂正手段
は、判断の結果に基づいて、記憶されている内符号系列
の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を用いて転
送データの誤りを訂正するので、誤訂正の少ない訂正を
することができ、安定した訂正の精度を得ることができ
るという効果を奏する。
【0071】請求項3に記載の発明によれば、シンドロ
ーム値に基づいて内符号系列または外符号系列の誤りの
有無を符号語ごとに認識し、認識された結果に基づい
て、内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正
符号に、誤りがある場合と誤りがない場合とで符号語ご
とに異なる値を設定するので、内符号系列の誤り訂正符
号と外符号系列の誤り訂正符号との系列別の集計結果か
ら、内符号系列または外符号系列のどちらの系列から誤
りの訂正をするかが判断でき、誤訂正の少ない訂正をす
ることができるという効果を奏する。
【0072】請求項4に記載の発明によれば、集計数が
少ない系列から先に誤りの訂正をするので、誤訂正の少
ない訂正をすることができ、安定した訂正の精度を得る
ことができるという効果を奏する。
【0073】請求項5に記載の発明によれば、記憶手段
は、転送データの誤りを訂正する過程で得られた消失情
報も記憶し、また、訂正手段は、判断の結果に基づい
て、記憶されている内符号系列の誤り訂正符号、外符号
系列の誤り訂正符号、および消失情報を用いて転送デー
タの誤りを訂正するので、誤訂正の少ない訂正をするこ
とができ、安定した訂正の精度を得ることができるとい
う効果を奏する。
【0074】請求項6に記載の発明によれば、判断手段
は、内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正
符号との系列別の集計結果から、内符号系列または外符
号系列のどちらの系列から誤りの訂正をするかを判断す
るので、誤訂正の発生しにくい系列から訂正をすること
ができるようになり、誤訂正の少ない訂正をすることが
でき、安定した訂正の精度を得ることができるという効
果を奏する。
【0075】請求項7に記載の発明によれば、訂正手段
は、判断の結果に基づいて、記憶されている内符号系列
の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を用いて転
送データの誤りを訂正するので、誤訂正の少ない訂正を
することができ、安定した訂正の精度を得ることができ
るという効果を奏する。
【0076】請求項8に記載の発明によれば、集計数が
少ない系列から先に誤りの訂正をするので、誤訂正の少
ない訂正をすることができ、安定した訂正の精度を得る
ことができるという効果を奏する。
【0077】請求項9に記載の発明によれば、記憶手段
は、転送データの誤りを訂正する過程で得られた消失情
報も記憶し、また、訂正手段は、判断の結果に基づい
て、記憶されている内符号系列の誤り訂正符号、外符号
系列の誤り訂正符号、および消失情報を用いて転送デー
タの誤りを訂正するので、誤訂正の少ない訂正をするこ
とができ、安定した訂正の精度を得ることができるとい
う効果を奏する。
【0078】請求項10に記載の発明によれば、内符号
系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号との系
列別の集計結果から、内符号系列または外符号系列のど
ちらの系列から誤りの訂正をするかを判断するので、誤
訂正の発生しにくい系列から訂正をすることができるよ
うになり、誤訂正の少ない訂正をすることができ、安定
した訂正の精度を得ることができるという効果を奏す
る。
【0079】請求項11に記載の発明によれば、内符号
系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号との系
列別の集計結果から、内符号系列または外符号系列のど
ちらの系列から誤りの訂正をするかを判断するので、誤
訂正の発生しにくい系列から訂正をすることができるよ
うになり、誤訂正の少ない訂正をすることができ、安定
した訂正の精度を得ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における誤り訂正装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した誤り訂正装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】誤り訂正装置の動作説明に供する図である。
【図4】実施の形態2における誤り訂正装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図5】図4に示した誤り訂正装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】誤り訂正装置の動作説明に供する図である。
【図7】誤り訂正装置の動作説明に供する図である。
【図8】DVDのECCブロックの具体的な構造を示す
図である。
【符号の説明】
110 ブロック生成部 120 シンドローム値演算部 125 階数値演算部 130 訂正符号設定部 140 記憶部 150 訂正符号集計部 160 訂正系列判断部 170 訂正部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 542 G11B 20/18 542A 550 550C H04N 5/92 H04N 5/92 H

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内符号の符号語長がN1である内符号系
    列の誤り訂正符号と外符号の符号語長がN2である外符
    号系列の誤り訂正符号とが付加された積符号訂正ブロッ
    クを用いて転送データの誤りを訂正する誤り訂正装置で
    あって、 内符号系列の符号語のシンドローム値と外符号系列の符
    号語のシンドローム値を演算する演算手段と、 演算されたシンドローム値に基づいて内符号系列の誤り
    訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を設定する設定手
    段と、 設定された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤
    り訂正符号を記憶する、N1+N2の符号語長よりも多
    くの符号語長の情報が記憶できる記憶容量を備えた記憶
    手段と、 記憶された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤
    り訂正符号とを系列別に集計する集計手段と、 系列別の集計結果から、内符号系列または外符号系列の
    どちらの系列から誤りの訂正をするかを判断する判断手
    段とを備えたことを特徴とする誤り訂正装置。
  2. 【請求項2】 前記判断の結果に基づいて、記憶されて
    いる内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正
    符号を用いて転送データの誤りを訂正する訂正手段をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項1に記載の誤り訂正
    装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、演算されたシンドロー
    ム値に基づいて、内符号系列または外符号系列の誤りの
    有無を符号語ごとに認識する認識手段を備え、 認識された結果に基づいて、内符号系列の誤り訂正符号
    と外符号系列の誤り訂正符号に、誤りがある場合と誤り
    がない場合とで符号語ごとに異なる値を設定することを
    特徴とする請求項1または2に記載の誤り訂正装置。
  4. 【請求項4】 前記集計手段は、誤りがないと認識され
    たときに設定される値を内符号系列の誤り訂正符号と外
    符号系列の誤り訂正符号でそれぞれ集計し、前記判断手
    段は、集計数が少ない系列から先に誤りの訂正をする、
    と判断することを特徴とする請求項3に記載の誤り訂正
    装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、転送データの誤りを訂
    正する過程で得られた消失情報も記憶するものであっ
    て、前記訂正手段は、前記判断の結果に基づいて、記憶
    されている内符号系列の誤り訂正符号、外符号系列の誤
    り訂正符号、および消失情報を用いて転送データの誤り
    を訂正することを特徴とする請求項2に記載の誤り訂正
    装置。
  6. 【請求項6】 内符号の符号語長がN1である内符号系
    列の誤り訂正符号と外符号の符号語長がN2である外符
    号系列の誤り訂正符号とが付加された積符号訂正ブロッ
    クを用いて転送データの誤りを訂正する誤り訂正装置で
    あって、 内符号系列の符号語のシンドローム値と外符号系列の符
    号語のシンドローム値とから構成される行列の階数値を
    符号語ごとに演算する演算手段と、 演算された行列の階数値に基づいて内符号系列の誤り訂
    正符号と外符号系列の誤り訂正符号を設定する設定手段
    と、 設定された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤
    り訂正符号を記憶する、N1+N2の符号語長よりも多
    くの符号語長の情報が記憶できる記憶容量を備えた記憶
    手段と、 記憶された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤
    り訂正符号とを系列別に集計する集計手段と、 系列別の集計結果から、内符号系列または外符号系列の
    どちらの系列から誤りの訂正をするかを判断する判断手
    段とを備えたことを特徴とする誤り訂正装置。
  7. 【請求項7】 前記判断の結果に基づいて、記憶されて
    いる内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤り訂正
    符号を用いて転送データの誤りを訂正する訂正手段をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項6に記載の誤り訂正
    装置。
  8. 【請求項8】 前記集計手段は、誤り訂正符号を設定す
    る基となった階数値の内、各符号語の階数値が各系列の
    符号語のワード訂正能力値と同じ値になっている数とワ
    ード訂正能力値よりも1だけ小さい値になっている数と
    の和を、系列別に集計し、前記判断手段は、集計数が少
    ない系列から先に誤りの訂正をする、と判断することを
    特徴とする請求項6に記載の誤り訂正装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段は、転送データの誤りを訂
    正する過程で得られた消失情報も記憶するものであっ
    て、前記訂正手段は、前記判断の結果に基づいて、記憶
    されている内符号系列の誤り訂正符号、外符号系列の誤
    り訂正符号、および消失情報を用いて転送データの誤り
    を訂正することを特徴とする請求項7に記載の誤り訂正
    装置。
  10. 【請求項10】 内符号の符号語長がN1である内符号
    系列の誤り訂正符号と外符号の符号語長がN2である外
    符号系列の誤り訂正符号とが付加された積符号訂正ブロ
    ックを用いて転送データの誤りを訂正する誤り訂正方法
    であって、 内符号系列の符号語のシンドローム値と外符号系列の符
    号語のシンドローム値を演算する演算工程と、 演算されたシンドローム値に基づいて内符号系列の誤り
    訂正符号と外符号系列の誤り訂正符号を設定する設定工
    程と、 設定された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤
    り訂正符号を記憶する記憶工程と、 記憶された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤
    り訂正符号とを系列別に集計する集計工程と、 系列別の集計結果から、内符号系列または外符号系列の
    どちらの系列から誤りの訂正をするかを判断する判断工
    程とを含むことを特徴とする誤り訂正方法。
  11. 【請求項11】 内符号の符号語長がN1である内符号
    系列の誤り訂正符号と外符号の符号語長がN2である外
    符号系列の誤り訂正符号とが付加された積符号訂正ブロ
    ックを用いて転送データの誤りを訂正する誤り訂正方法
    であって、 内符号系列の符号語のシンドローム値と外符号系列の符
    号語のシンドローム値とから構成される行列の階数値を
    符号語ごとに演算する演算段階と、 演算された行列の階数値に基づいて内符号系列の誤り訂
    正符号と外符号系列の誤り訂正符号を設定する設定段階
    と、 設定された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤
    り訂正符号を記憶する記憶段階と、 記憶された内符号系列の誤り訂正符号と外符号系列の誤
    り訂正符号とを系列別に集計する集計段階と、 系列別の集計結果から、内符号系列または外符号系列の
    どちらの系列から誤りの訂正をするかを判断する判断段
    階とを備えたことを特徴とする誤り訂正方法。
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