JP2002008143A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP2002008143A
JP2002008143A JP2000183242A JP2000183242A JP2002008143A JP 2002008143 A JP2002008143 A JP 2002008143A JP 2000183242 A JP2000183242 A JP 2000183242A JP 2000183242 A JP2000183242 A JP 2000183242A JP 2002008143 A JP2002008143 A JP 2002008143A
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JP2000183242A
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English (en)
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Yoshitomo Sasaki
義朋 佐々木
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 登録済商品の商品識別コードがスキャナ部で
再度読取られたために発生する誤登録を未然に防止す
る。 【解決手段】 直前に販売登録処理された商品の商品識
別コードを記憶するコード記憶部を設ける。スキャナ部
で商品識別コードが読取入力されるとその読取入力され
た商品識別コードとコード記憶部に記憶されている商品
識別コードとを比較して一致するか判別する。そして、
一致すると判別されると警告を発する。この警告が発せ
られた商品の登録取消が指令されるとスキャナ部で読取
入力された商品識別コードを無効にする。登録実行が指
令されだ場合には、スキャナ部で読取入力された商品識
別コードに基づいて当該商品の販売登録処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ部により
各商品それぞれ付される商品識別コードを読取入力する
ことによって当該商品の販売登録処理を行なう電子式キ
ャッシュレジスタ,POS(Point Of Sales:販売時点
情報管理)ターミナル等の商品販売登録データ処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケット等の量販店で商品販
売データをPOSターミナルに登録する方式としては、
PLU(Price Look Up)登録方式が一般的である。こ
のPLU登録方式は、予め店で販売する各商品にそれぞ
れその商品固有の識別コード,いわゆるPLUコードを
設定するとともに、各商品のPLUコードに対応してそ
の商品の単価等をプリセットしたPLUテーブルをPO
Sターミナルの記憶部に形成する。そして、入力部を介
して販売商品のPLUコードが入力されると、POSタ
ーミナルの制御部がPLUテーブルを検索して入力され
たPLUコードに対応する単価を呼出し、その単価に基
づいて商品販売データを登録処理する方式である。
【0003】ところで、このPLU登録方式において
は、販売商品のPLUコードを1つずつテンキーで置数
入力していたのでは登録に時間がかかりチェックアウト
業務の効率が大変悪くなる。そこで従来より、各商品に
PLUコードをバーコードシンボル化して印刷したバー
コードラベルを貼付け、このバーコードラベルのバーコ
ードシンボルをスキャナ装置で光学的に読取ることによ
りPLUコードを入力できるようにして、チェックアウ
ト業務の効率化を図っていた。
【0004】ここで、スキャナ装置としては、ハンディ
式のものと定置式のものとが主に知られていた。このう
ち、ハンディ式スキャナ装置は小型であり、POSター
ミナルの近くに置くことができるので、チェックアウト
カウンタの狭いコンビニエンスストア等で利用されてい
た。他方、定置式スキャナ装置は、POSターミナルか
ら分離して設けられるので、会計を行なう客をチェック
アウトレーンに沿って順次移動させて捌くようにしたス
ーパーマーケット等で利用されていた。
【0005】すなわち、スーパーマーケットではチェッ
クアウトレーンをサッカー台で仕切り、その内側でかつ
客の流れ方向に対して下流側にPOSターミナルを設置
し、サッカー台の中央に定置式スキャナ装置を取り付け
ていた。そしてチェックアウト業務担当の店員は、サッ
カー台の内側に立ち、会計を行なう客がチェックアウト
レーンに来て買上商品をサッカー台の定置式スキャナ装
置より客の流れ方向に対して上流側に置くと、その客買
上商品を1品ずつ手に取ってその商品に付されたバーコ
ードシンボルを定置式スキャナ装置のスキャナ部に近づ
けることにより読取らせて販売登録を行ない、販売登録
された商品を下流側に移すという作業を繰り返してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定置式スキャナ装置を接続したPOSターミナルにおい
ては、定置式スキャナ装置によりバーコードシンボル化
された商品識別コード(PLUコード)が読取入力され
ると、無条件でその商品識別コードで識別される商品の
販売登録処理が行なわれていた。このため、例えば客買
上商品の識別コードを定置式スキャナ装置で読取らせる
ためにスキャナ装置の上流側から下流側に商品を移動さ
せた際、正常に読取られたにも係らず商品をスキャナ装
置に再度近づけたために商品識別コードが読取られてし
まい、同一商品が重複して登録されることがあった。
【0007】また、2点以上の同一商品をまとめて登録
する方法として、キーボードから登録点数を置数入力し
た後、その商品の識別コードを1品のみ定置式スキャナ
装置で読取らせることによって登録する方法があるが、
この方法で登録した場合、識別コードを読取らせなかっ
た残りの商品を定置式スキャナ装置の上流側から下流側
に移動させた際に誤って商品識別コードが読取られてし
まい、同一商品が登録点数より多く登録されてしまうこ
とがあった。
【0008】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的とするところは、登録済商品の
商品識別コードがスキャナ部で再度読取られたために発
生する誤登録を未然に防止できる商品販売登録データ処
理装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、各商品にそれぞれ付される商品識別コードを読取入
力するスキャナ部を有し、このスキャナ部で読取入力が
確定された商品識別コードに基づいて当該商品の販売登
録処理を行なう商品販売登録データ処理装置において、
スキャナ部で読取入力が確定された商品識別コードが当
該スキャナ部で直前に読取入力が確定された商品識別コ
ードと一致するとき警告を発するようにしたものであ
る。このような構成により、直前に販売登録処理された
商品の識別コードを誤ってスキャナ部で再度読取らせて
しまっても警告が発せられるので、オペレータはその誤
りに気が付き、誤登録を未然に防止できるようになる。
【0010】本願請求項2記載の発明は、同じくスキャ
ナ部を有する商品販売登録データ処理装置において、直
前に販売登録処理された商品の商品識別コードを記憶す
るコード記憶部と、スキャナ部で商品識別コードが読取
入力されるとその読取入力された商品識別コードとコー
ド記憶部に記憶されている商品識別コードとを比較して
一致するか判別するコード比較手段と、このコード比較
手段により一致しないと判別されるとスキャナ部で読取
入力された商品識別コードに基づいて当該商品の販売登
録処理を行なう不一致登録処理手段と、コード比較手段
により一致すると判別されると警告を発する警告手段と
を備えたものである。このような構成により、スキャナ
部で読取入力された商品識別コードがコード記憶部に記
憶されている商品識別コードと一致しない場合には、ス
キャナ部で読取入力された商品識別コードに基づいて商
品の販売登録処理が行なわれる。そして、この販売登録
処理された商品の商品識別コードがコード記憶部に記憶
される。したがって、コード記憶部には直前に販売登録
処理された商品の識別コードが記憶される。そして、ス
キャナ部で読取入力された商品識別コードがコード記憶
部に記憶されている商品識別コードと一致した場合に
は、警告が発せられる。
【0011】そして本発明は、請求項3記載の発明のよ
うに、警告手段により警告が発せられた商品の登録実行
を指令する実行指令手段と、警告手段により警告が発せ
られた商品の登録取消を指令する取消指令手段と、警告
手段により警告が発せられた状態で実行指令手段により
登録実行が指令されるとスキャナ部で読取入力された商
品識別コードに基づいて当該商品の販売登録処理を行な
う一致登録処理手段と、警告手段により警告が発せられ
た状態で取消指令手段により登録取消が指令されるとス
キャナ部で読取入力された商品識別コードを無効にする
登録取消手段とを備えることが望ましい。こうすること
により、スキャナ部で読取入力された商品識別コードが
コード記憶部に記憶されている商品識別コードと一致し
て警告が発せられたとき、実行指令手段により登録実行
を指令すると、スキャナ部で読取入力された商品識別コ
ードに基づいて当該商品の販売登録処理が行なわれる。
一方、取消指令手段により登録取消を指令した場合に
は、スキャナ部で読取入力された商品識別コードが無効
となり、その商品識別コードに基づいた販売登録処理は
行なわれない。コード記憶部に記憶されている、直前に
販売登録処理された商品の商品識別コードと、スキャナ
部で読取入力された商品識別コードとが一致するのは、
直前に販売登録処理された商品の識別コードを誤ってス
キャナ部で再度読取らせてしまった場合の他、2点以上
の同一商品を1品ずつ連続して登録する場合があり、前
者の場合は、警告に対して取消指令手段により登録取消
を指令することで対応でき、後者の場合は、実行指令手
段により登録実行を指令することで対応できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、チェッ
クアウトレーンを有するスーパーマーケットのチェック
アウト業務に用いられる定置式スキャナ装置を接続した
POSターミナルに本発明を適用した場合である。
【0013】図1は本実施の形態におけるチェックアウ
トレーンの全体構成図である。同図において、1はチェ
ックアウトレーンを仕切るサッカー台であって、このサ
ッカー台1の内側にチェックアウト業務担当の店員が立
ち、外側を買上げ商品の会計を行なう買物客が図中右側
から左側に順次移動するようになっている。
【0014】前記サッカー台1のほぼ中央に定置式スキ
ャナ装置2を取り付けている。また、サッカー台1の内
側でかつ客の流れ方向に対して下流側に可動式の台3を
置き、この台3の上にPOSターミナル4を載せてい
る。
【0015】前記定置式スキャナ装置2は、各商品にそ
れぞれ設定されるPLUコード(商品識別コード)をバ
ーコード化したバーコードシンボルを光学的に読取るス
キャナ部2aを、サッカー台1の面に対してほぼ垂直に
かつサッカー台1の内側に向けて設けた縦型タイプのも
のである。そして、このスキャナ部2aの上方に、キー
ボード2bと表示器2cとをそれぞれサッカー台1の内
側に向けて取り付けている。また、スキャナ部2aでP
LUコードが読取られたとき確認音を発するブザー2d
(図2参照)を内蔵している。
【0016】キーボード2bは、バーコードが付されて
いない商品のPLUコードを入力するためのキーや、2
点以上の同一商品をまとめて登録する際にその登録点数
を置数入力するためのキーなどを配設したものである。
そして特に、この実施の形態では、後述する警告手段に
より警告が発せられた商品の登録実行を指令する実行指
令手段としての実行キーと、同じく警告手段により警告
が発せられた商品の登録取消を指令する取消指令手段と
しての取消キーとを設けている。
【0017】表示器2cは、販売登録処理された商品の
品名,価格等を店員に対して表示するものである。な
お、図示しないが、表示器2cの裏面側には、同じく販
売登録処理された商品の品名,価格等を買物客に対して
表示する客用表示器を取り付けている。
【0018】POSターミナル4は、現金等を収容する
ためのドロワ5と一体的に構成されており、その正面に
登録締め用のキーなどを配設したキーボード4aとオペ
レータ用表示器4bを設け、上面に客用表示器4cを取
り付けている。また、レシート・ジャーナルプリンタ4
dを内蔵しており、このプリンタ4dによって印字した
レシートを発行するようになっている。
【0019】図2はPOSターミナル4の要部構成を示
すブロック図であり、このPOSターミナル4は、制御
部本体としてCPU(Central Processing Unit)41を
搭載している。そして、このCPU41に、アドレスバ
ス,データバス等のバスライン42を介して、ROM
(Read Only Memory)43、RAM(Random Access Me
mory)44、日時を計時する時計部45、オンライン接
続されるホスト装置とのデータ通信を制御する通信イン
タフェース46、I/Oポート47、キーボード4aの
駆動を制御し操作キーに対応したキー信号を取込むキー
ボードコントローラ48、オペレータ用表示器4b及び
客用表示器4cの駆動を制御し表示データに対応する文
字等を表示させる表示コントローラ49、プリンタ4d
の駆動を制御しレシート印字及びジャーナル印字を行な
わせるプリンタコントローラ50及びスキャナインタフ
ェース51を接続している。
【0020】ROM43には、プログラムデータ等の固
定的データを予め格納している。RAM44には、各商
品のPLUコードに対応してその商品の単価等をプリセ
ットしたPLUテーブルや、販売登録処理された商品の
PLUコード,販売点数,販売金額等からなるトランザ
クションデータを蓄積記憶するトランザクションファイ
ル等の記憶エリアを形成している。そして特に、この実
施の形態では、定置式スキャナ装置2のスキャナ部2a
で読取られたPLUコードを記憶するためのコードエリ
アとして、第1のコードエリアAと第2のコードエリア
Bとを形成している。
【0021】I/Oポート47には、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選択的
に切り替えるためのモードスイッチ52から信号が入力
されるようになっている。また、ドロワ5の引出しを自
動開放させるドロワ開放装置53に対し駆動信号を出力
するようになっている。
【0022】スキャナインタフェース51は、信号ケー
ブルを介して定置式スキャナ装置2の各部(スキャナ部
2a,キーボード2b,表示器2c,ブザー2d)を接
続する。そして、スキャナ部2aで読取り入力が確定し
たバーコードの信号を受信する機能と、キーボード2b
から操作キーに対応した信号を受信する機能とを有す
る。また、表示器2cに対する表示データを送信する機
能と、ブザー2dの駆動信号を送信する機能とを有す
る。
【0023】しかしてCPU41は、モードスイッチ5
2により「登録」モードが選択されている状態で、スキ
ャナインタフェース51を介して定置式スキャナ装置2
のスキャナ部2aから読取り入力が確定したバーコード
の信号を入力すると、図3の流れ図に示す処理を実行す
るものとなっている。
【0024】先ず、ST(ステップ)1として入力した
バーコード信号を解析してそのバーコードが各商品にそ
れぞれ付されるPLUコードか否かを判断する。ここ
で、PLUコード以外のコードの場合には、そのコード
に応じた処理を実行する。
【0025】ST1にてスキャナ部2aで読取入力が確
定されたバーコードがPLUコードの場合には、ST2
として買物客が買上げる商品の1点目の登録か否かを判
断する。この判断は、例えば買物客が買上げる商品の1
点目の登録に応じてセットされ、その買物客の締め登録
に応じてリセットされる登録中フラグをチェックし、セ
ットされていない場合には1点目の登録と判断し、セッ
トされている場合には2点目以降の登録と判断する。
【0026】ST2にて1点目の登録と判断した場合に
は、ST3として第1及び第2のコードエリアA,Bを
クリアする。2点目以降の登録と判断した場合には、S
T4として第1のコードエリアAに格納されているコー
ド(PLUコード)を第2のコードエリアBに転送す
る。
【0027】しかる後、ST5としてスキャナ部2aで
読取入力が確定されたバーコードを解析して得たPLU
コードを第1のコードエリアAに書き込む。また、ST
6としてコード読取確定音(例えば“ピッ”という単
音)のブザー音信号をスキャナインタフェース51を介
して定置式スキャナ装置2に送信して、ブザー2dを鳴
動させる。
【0028】次に、ST7として第1のコードエリアA
に格納されたPLUコードと第2のコードエリアBに格
納されているコードとを比較して一致するか否かを判断
する(コード比較手段)。
【0029】ここで、第1のコードエリアAに格納され
たPLUコードが第2のコードエリアBに格納されてい
るコードと一致しないと判別した場合には、ST8とし
て第1のコードエリアAに格納されたPLUコードに基
づいて当該商品の販売登録処理を実行する(不一致登録
処理手段)。
【0030】具体的には、RAM44のPLUテーブル
を検索して当該PLUコードに対応する品名及び単価を
呼出し、その単価に販売点数(キーボード2bから登録
点数が入力されている場合にはその点数,入力されてい
ない場合には1)を乗算して販売金額を算出する。そし
て、PLUコード,販売点数,販売金額等からなるトラ
ンザクションデータを作成して、RAM44のトランザ
クションファイルに追加格納する。また、品名,販売金
額等の表示データを作成して定置式スキャナ装置2の表
示器2cに表示させる。以上で、CPU41は、今回の
PLUコード入力処理を終了するものとなっている。
【0031】一方、ST7にて第1のコードエリアAに
格納されたPLUコードが第2のコードエリアBに格納
されているコードと一致すると判別した場合には、ST
9として商品重複登録を警告するメッセージ,例えば
「トウロク OK」を定置式スキャナ装置2の表示器3
cに表示させる。また、商品重複登録を警告するブザー
音(例えば“ピッ、ピッ、ピッ、”という連続音)のブ
ザー音信号をスキャナインタフェース51を介して定置
式スキャナ装置2に送信して、ブザー2dを鳴動させる
(警告手段)。
【0032】ここで、ST11として定置式スキャナ装
置2におけるキーボード2bの実行キーが入力されたこ
とを、当該キーボード2bからのキー信号により検知す
ると、ST8に進み、第1のコードエリアAに格納され
たPLUコードに基づいて当該商品の販売登録処理を実
行する(一致登録処理手段)。そして、今回のPLUコ
ード入力処理を終了する。
【0033】これに対し、ST12として同キーボード
2bの取消キーが入力されたことを、当該キーボード2
bからのキー信号により検知した場合には、ST13と
して商品重複登録を警告するメッセージの表示を消去す
る。そして、第1のコードエリアAに格納されたPLU
コードに基づく販売登録処理を実行することなく、今回
のPLUコード入力処理を終了する(登録取消手段)。
【0034】このように構成された本実施の形態におい
ては、サッカー台1の内側にチェックアウト業務担当の
店員が立つ。そして、買物客が買上げる商品がサッカー
台1の定置式スキャナ装置2より客の流れ方向に対して
上流側に置かれると、その客買上商品を1品ずつ手に取
ってその商品に付されたPLUコードのバーコードを定
置式スキャナ装置2のスキャナ部2aに近づけて読取ら
せる。
【0035】このとき、当該買物客が買上げる商品の1
点目のPLUコードが読取られると、POSターミナル
4におけるRAM44の第1及び第2のコードエリア
A,Bがクリアされた後、第1のコードエリアAに今回
読取られたPLUコードが格納される。そして、このP
LUコードに基づいて客買上商品の販売登録処理が実行
される。
【0036】次に、当該買物客が買上げる商品の2点目
のPLUコードが読取られると、第1のコードエリアA
に格納されていたPLUコードが第2のコードエリアB
に転送され、第1のコードエリアAに今回読取られたP
LUコードが格納される。そして、第1のコードエリア
Aに格納されたPLUコードと第2のコードエリアBに
格納されたPLUコードとが一致しない場合、つまり直
前に販売登録処理された商品と今回PLUコードが読取
られた商品とが別商品の場合には、第1のコードエリア
Aに格納された今回読取られたPLUコードに基づいて
客買上商品の販売登録処理が実行される。
【0037】次に、当該買物客が買上げる商品の3点目
のPLUコードが読取られると、2点目の場合と同様
に、第1のコードエリアAに格納されていたPLUコー
ドが第2のコードエリアBに転送され、第1のコードエ
リアAに今回読取られたPLUコードが格納される。そ
して、第1のコードエリアAに格納されたPLUコード
と第2のコードエリアBに格納されたPLUコードとが
一致する場合、つまり直前に販売登録処理された商品と
今回PLUコードが読取られた商品とが同一商品の場合
には、商品重複登録の警告が発せられる。すなわち、定
置式スキャナ装置2の表示器2cに警告メッセージ「ト
ウロク OK」が表示されるとともに、ブザー2dから
警告音が発せられる。
【0038】ここで、2点以上の同一商品を1品ずつ連
続して登録したために警告が発せられた場合には、店員
は、定置式スキャナ装置2に取り付けられたキーボード
2bの実行キーを入力する。そうすると、第1のコード
エリアAに格納された今回読取られたPLUコードに基
づいて客買上商品の販売登録処理が実行される。すなわ
ち、2点以上の同一商品が1品ずつ連続して販売登録処
理される。
【0039】これに対して、登録の意思がないときに警
告が発せられた場合、すなわち、直前に販売登録処理さ
れた商品のPLUコードを誤ってスキャナ部2で再度読
取らせてしまったために警告が発せられた場合や、2点
以上の同一商品を乗算登録した後、PLUコードを読取
らせなかった残りの商品を定置式スキャナ装置2の上流
側から下流側に移動させた際に、誤って商品識別コード
が読取られて警告が発せられた場合には、定置式スキャ
ナ装置2に取り付けられたキーボード2bの取消キーを
入力する。そうすると、商品販売登録処理は実行され
ず、第1のコードエリアAに格納された今回読取られた
PLUコードが無効となる。
【0040】このように本実施の形態によれば、定置式
スキャナ装置2のスキャナ部2aで読取入力されたPL
Uコードが当該スキャナ部2aで直前に読取入力された
PLUコードと一致した場合には、商品重複登録の警告
を発して販売登録処理を中断させ、オペレータに登録す
るか否かを選択させるようにしたので、登録済商品のP
LUコードがスキャナ部2aで再度読取られたために発
生する誤登録を未然に防止できる効果を奏する。
【0041】また、商品重複登録の警告に対して実行キ
ーを入力することにより登録が行なわれ、取消キーを入
力することにより登録が無効にされるので、操作性がよ
く、警告の出ない従来と比較してオペレータの作業能率
が低下することはない。
【0042】なお、前記一実施の形態では、定置式スキ
ャナ装置2のスキャナ部2aで読取入力されたPLUコ
ードが当該スキャナ部2aで直前に読取入力されたPL
Uコードと一致した場合には、全て商品重複登録の警告
を発するようにしたが、重複登録の際に警告を発する商
品または部門と警告を発しない商品または部門の情報を
予め設定しておき、警告を発すると設定された商品また
は部門が重複登録された場合には警告を発し、警告を発
しないと設定された商品または部門が重複登録された場
合には警告を発しないようにしてもよい。例えば、お米
などのように重たい商品の場合、スキャナ部2aに近づ
けた際に手が揺れてバーコードが2度読込まれることが
ある。これに対して、比較的軽量な商品の場合はスキャ
ナ部2aに安定して近づけることができるので、重複読
み込みは発生しにくい。そこで、重たい商品は警告を発
する設定とし、軽い商品は警告を発しない設定とするこ
とによって、同一商品の連続登録に対して無駄な警告が
発生されるのを減らせるようになる。
【0043】また、チェックアウト業務の経験に富んだ
ベテランの店員は重複登録が発生してもコード読取確定
音から誤登録に気付くが、新人やアルバイト等のように
チェックアウト業務経験の少ない店員の場合は誤登録に
気付かないおそれが高いので、店員によって商品重複登
録の警告を発するか否かを選択できるようにしてもよ
い。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施可能であるのは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1及び
2記載の発明によれば、登録済商品の商品識別コードが
スキャナ部で再度読取られたために発生する誤登録を未
然に防止できる商品販売登録データ処理装置を提供でき
る。また、本願請求項3記載の発明によれば、上記と同
様な効果を奏するのは勿論のこと、商品重複登録の警告
が発せられた場合にその警告に従って登録を取消すか警
告を無視して登録を続けるかの選択が容易な商品販売登
録データ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるチェックアウ
トレーンの全体構成図。
【図2】 同実施の形態におけるPOSターミナルの要
部構成を示すブロック図。
【図3】 同実施の形態においてPOSターミナルのC
PUが実行するスキャニング入力処理の要部を示す流れ
図。
【符号の説明】
2…定置式スキャナ装置 2a…スキャナ部 2b…キーボード 2c…表示器 2d…ブザー 4…POSターミナル 41…CPU 43…ROM 44…RAM 51…スキャナインタフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各商品にそれぞれ付される商品識別コー
    ドを読取入力するスキャナ部を有し、このスキャナ部で
    読取入力が確定された商品識別コードに基づいて当該商
    品の販売登録処理を行なう商品販売登録データ処理装置
    において、 前記スキャナ部で読取入力が確定された商品識別コード
    が当該スキャナ部で直前に読取入力が確定された商品識
    別コードと一致するとき警告を発する機能を備えたこと
    を特徴とする商品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 各商品にそれぞれ付される商品識別コー
    ドを読取入力するスキャナ部を有し、このスキャナ部で
    読取入力された商品識別コードに基づいて当該商品の販
    売登録処理を行なう商品販売登録データ処理装置におい
    て、 直前に販売登録処理された商品の商品識別コードを記憶
    するコード記憶部と、前記スキャナ部で商品識別コード
    が読取入力されるとその読取入力された商品識別コード
    と前記コード記憶部に記憶されている商品識別コードと
    を比較して一致するか判別するコード比較手段と、この
    コード比較手段により一致しないと判別されると前記ス
    キャナ部で読取入力された商品識別コードに基づいて当
    該商品の販売登録処理を行なう不一致登録処理手段と、
    前記コード比較手段により一致すると判別されると警告
    を発する警告手段とを具備したことを特徴とする商品販
    売登録データ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の商品販売登録データ処理
    装置に、 警告手段により警告が発せられた商品の登録実行を指令
    する実行指令手段と、前記警告手段により警告が発せら
    れた商品の登録取消を指令する取消指令手段と、前記警
    告手段により警告が発せられた状態で前記実行指令手段
    により登録実行が指令されると前記スキャナ部で読取入
    力された商品識別コードに基づいて当該商品の販売登録
    処理を行なう一致登録処理手段と、前記警告手段により
    警告が発せられた状態で前記取消指令手段により登録取
    消が指令されると前記スキャナ部で読取入力された商品
    識別コードを無効にする登録取消手段とを設けたことを
    特徴とする商品販売登録データ処理装置。
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