JP2002007925A - サーバ管理型ワレット店頭決済システム - Google Patents

サーバ管理型ワレット店頭決済システム

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JP2002007925A
JP2002007925A JP2000183886A JP2000183886A JP2002007925A JP 2002007925 A JP2002007925 A JP 2002007925A JP 2000183886 A JP2000183886 A JP 2000183886A JP 2000183886 A JP2000183886 A JP 2000183886A JP 2002007925 A JP2002007925 A JP 2002007925A
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JP
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wallet
store
customer
settlement
card
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JP2000183886A
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English (en)
Inventor
Yoshio Nishida
美穂 西田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店頭での決済処理にサーバ管理型ワレットを
用いた電子決済処理が行えるようにする。 【解決手段】 店舗200のレジスタとして、顧客10
0からのワレット決済要求があった場合は、POS20
3に対して、この要求と商品の購入金額等の情報である
注文情報を送信するレジスタ202を設ける。店舗20
0の店頭端末204にはワレット操作モジュール205
が予め登録されている。POS203は注文情報を受け
ると、ワレット操作モジュール205に対してウェイク
アップメッセージを送出する。ワレット操作モジュール
205は、サーバ管理型ワレット400にウェイクアッ
プメッセージをリダイレクションし、サーバ管理型ワレ
ット400は、所定の電子決済処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバ管理型ワレ
ットを店頭における商品購入時等でも実行できるように
したサーバ管理型ワレット店頭決済システムに関する。
【0002】
【従来の技術】商品購入における決済の方法として、ク
レジットカードを利用したクレジットカード決済と銀行
カードを利用した銀行決済がある。顧客が店頭にて商品
を購入する際、支払い方法としてクレジットカード決済
または銀行決済を利用する場合、顧客はクレジットカー
ドまたは銀行カードを店舗で提示する。店舗側は提示さ
れたカードを専用の端末に通し、カードの発行元の承認
を受け、決済を完了させる。銀行決済の場合は、提示さ
れたカードを専用の端末に通す際、顧客は暗証番号を端
末に入力する。
【0003】一方、近年、インターネット上の仮想店舗
にて商品を購入する際に、支払い方法としてSET(Se
cure Electronic Transaction)プロトコルをベースに
持つワレットと呼ばれるソフトウェアを用いて電子決済
を行う方法が実用化されている。このような電子決済に
よりクレジットカード決済または銀行決済を行う場合、
顧客は仮想店舗のマーチャントPOSシステム(以降、
単にPOSという)からウェイクアップメッセージを受
信して起動したワレットから、事前に登録しておいたク
レジットカードまたは銀行カード情報を選択し、支払開
始指示をPOSに送信する。銀行決済の場合、POSへ
支払開始指示を送信する際に、暗証番号の入力をワレッ
トが求め、その情報を合わせて送信する。POSはカー
ドの発行元に承認依頼と共に該当する情報を送信し、承
認応答を受け、決済を完了させる。
【0004】従来、ワレットは顧客の端末毎にインスト
ールしていたが、サーバ管理型ワレットを利用すること
により、顧客はサーバ側で集中管理されている個人のワ
レットにインターネット経由でアクセスするため、端末
に固定されずにインターネットでの決済を行えるように
なった。
【0005】このように、従来では、決済方法としては
クレジットカード決済または銀行決済を選択するにして
も、顧客が実際の商品の購入を行おうとしてしている環
境が店頭であるかインターネット仮想店舗であるかによ
って、処理を完了する手段が異なっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の決済方法としては次のような問題があった。 店頭でクレジットカード決済または銀行カード決済を
行う場合、顧客は必ず使用するカードを提示しなくては
ならない。このような決済用のカードを忘れた場合、た
とえその顧客がサーバ管理型ワレットにカード情報を登
録してあるとしても、それを店頭での商品購入には利用
できないという問題があった。
【0007】また、店頭でクレジットカード決済や銀
行カード決済を行う場合、顧客は必ずその決済に対応し
たカードを提示しなくてはならない。このため、顧客が
複数の決済用カードを保持しており、状況に応じて使用
するカードを選択したい場合、常に複数のカードを携帯
していなくてはならないという問題があった。
【0008】店頭でクレジットカード決済または銀行
決済を行う場合と、インターネットの仮想店舗でクレジ
ットカード決済または銀行決済を行う場合の、いずれに
しても決済に使用するカードは実態としては同じもので
あるが、店頭で商取引を行うのか、インターネットで商
取引を行うのかの違いによって、その手順や決済ルート
は大きく異なっている。従って、例えばインターネット
での電子商取引に馴染んだ顧客が店頭での商取引を行う
場合、上記のように決済用のカードの携帯を忘れてしま
う等、店頭での商取引において混乱の元になりかねない
という問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈構成1〉店舗に設けられ、顧客からのワレット決済要
求を受け付けると共に、顧客からワレット決済要求があ
った場合は、注文情報を出力するレジスタと、レジスタ
からの注文情報を受けた場合は、ウェイクアップメッセ
ージを出力するPOSと、顧客がワレット決済を行うた
めのワレット操作モジュールを有し、POSからのウェ
イクアップメッセージを受けてサーバ管理型ワレットに
アクセスする店頭端末とを備えたことを特徴とするサー
バ管理型ワレット店頭決済システム。
【0010】〈構成2〉店舗に設けられ、顧客からのワ
レット決済要求を受け付けると共に、顧客からワレット
決済要求があった場合は、注文情報を出力するレジスタ
と、レジスタからの注文情報を受けた場合は、ウェイク
アップメッセージを出力するPOSと、顧客がワレット
決済を行うためのワレット操作モジュールを格納するワ
レット操作モジュール格納媒体と、ワレット操作モジュ
ール格納媒体を設置し、ワレット操作モジュール格納媒
体中のワレット操作モジュールを用いて、POSからの
ウェイクアップメッセージを受けてサーバ管理型ワレッ
トにアクセスする店頭端末とを備えたことを特徴とする
サーバ管理型ワレット店頭決済システム。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて詳細に説明する。 《具体例1》 〈構成〉図1は、本発明のサーバ管理型ワレット店頭決
済システムの具体例1を示す構成図である。図示のサー
バ管理型ワレット店頭決済システムは、店舗200と決
済機関300とサーバ管理型ワレット400からなる。
店舗200は、顧客100が店頭での商取引を行うため
の店舗であり、サーバ管理型ワレット店頭決済装置20
1を備えている。このサーバ管理型ワレット店頭決済装
置201は、レジスタ202、POS203、店頭端末
204からなる。
【0012】レジスタ202は、顧客の店頭での商取引
の会計処理を行うための装置であり、レジスタとしての
公知の会計処理機能に加えて、POS203との連動が
可能な構成となっている。即ち、レジスタ202は、顧
客からのワレット決済要求を受けると、このワレット決
済要求と商品の購入情報等の情報を注文情報としてPO
S203に送信する機能を有している。POS203
は、サーバ管理型ワレットを利用した電子決済システム
における仮想店舗のマーチャントPOSシステムとして
の機能を有するものであり、レジスタ202からの注文
情報に基づき、ウェイクアップメッセージを作成し、こ
れを店頭端末204に送る機能を有している。店頭端末
204は、サーバ管理型ワレット400へのログイン画
面といった各種の情報を表示するためのディスプレイ
と、顧客からの操作を受け付けるためのキーボード等の
操作部を備えた制御装置であり、ワレット操作モジュー
ル205を内蔵している。このワレット操作モジュール
205は、店頭端末204のブラウザと関連付けられ、
サーバ管理型ワレット400とのアクセスを行うことに
よってワレット決済を行うためのモジュールであり、従
来からの顧客の端末にインストールされているワレット
操作モジュールと同様のものである。
【0013】決済機関300は、クレジット会社または
銀行等、決済用のカードを発行する発行元であり、店舗
200のPOS203とのやり取りを行うことによって
決済処理を行う機関である。サーバ管理型ワレット40
0は、インターネット等のネットワークを介して店舗2
00と接続された各顧客用のワレットを管理するサーバ
であり、SETプロトコル等に基づき、ワレット操作モ
ジュール205やPOS203とのやり取りに基づき電
子決済処理を行う機能を有している。
【0014】〈動作〉先ず、決済処理の概略を説明す
る。顧客は、店頭での商取引を行う場合、決済用のカー
ドは携帯する必要がない。店舗200では、顧客から決
済手段としてワレットによる電子決済を利用すると伝え
られると、その情報をレジスタ202に打ち込む。これ
により、レジスタ202はPOS203に注文情報を送
出する。POS203は、この注文情報を受けて店頭端
末204のワレット操作モジュール205に対してワレ
ット起動であるウェイクアップメッセージを送出する。
【0015】ウェイクアップメッセージを受信したワレ
ット操作モジュール205は、関連付けられているサー
バ管理型ワレット400へインターネットを介して接続
する。店頭端末204では、サーバ管理型ワレット40
0へのログイン画面が表示されるため、顧客は自分のロ
グイン名とパスワードなどの識別情報を入力し、サーバ
管理型ワレット400にて管理されている自分のアカウ
ントにアクセスする。ワレット画面にはPOS203か
ら送信した注文情報が表示されているため、決済に使用
するカードを選択し、支払い開始指示を送信する。この
時、決済用に選択されたカードが銀行決済用カードであ
った場合、暗証番号の入力をワレットが求め、その情報
も併せて送信する。POS203は、カードの発行元に
承認依頼と共に該当する情報を送信し、承認依頼を受け
決済を完了させる。決済の完了が確認できた後、ワレッ
トからログアウトが行われ、サーバ管理型ワレット40
0を利用した店頭での決済の流れが完了する。
【0016】次に、フローチャートを用いて更に詳細に
説明する。先ず、店頭端末204では、1個所のサーバ
管理型ワレット400と関連付けされているワレット操
作モジュール205がインストールされているとする。
また、店舗200で商品購入を行い、サーバ管理型ワレ
ットを決済手段として利用する顧客100は、その特定
のサーバ管理型ワレットにてユーザ登録を既に済ませて
おり、個人ワレットのアカウントを有しており、そのア
カウントに使用する可能性のあるカードの情報(電子証
明書を含む)を登録済みであるとする。このような状態
で、顧客100が店舗200にて商品を購入した場合の
動作を以下に説明する。
【0017】図2は、具体例1の決済処理のフローチャ
ートである。顧客100が店頭にて購入したい商品を選
択し、それを持って店舗200の決済カウンタ(図示せ
ず)に向かう。決済カウンタでは通常の店舗で行われる
ようにレジスタ202で購入商品の合計、消費税の追加
等の計算を行う(ステップS101)。
【0018】購入の合計金額が確定した時点で、顧客1
00に決済方法を聞く。即ち、サーバ管理型ワレット店
頭支払いかを顧客に確認する(ステップS102)。こ
のステップS102においてサーバ管理型ワレット店頭
支払いであった場合、ワレットを利用した決済が開始さ
れたという情報と、レジスタ202にて打ち込まれた商
品の購入金額や合計等の情報が注文情報としてレジスタ
202からPOS203へと送信される(ステップS1
03、図1におけるワレット起動)。
【0019】レジスタ202から受信した注文情報をP
OS203はSETプロトコルに沿った形式に変換し、
事前に関連付けられている店頭端末204に対し、ワレ
ットを起動するためのウェイクアップメッセージを作成
し、送信する(ステップS104)。
【0020】店頭端末204のワレット操作モジュール
205は、POS203からのウェイクアップメッセー
ジを受信し、関連付けられているサーバ管理型ワレット
400へウェイクアップメッセージをリダイレクション
する(ステップS105、図1におけるサーバ管理型
ワレットアクセス)。
【0021】ウェイクアップメッセージのリダイレクシ
ョンにより、店頭端末204はサーバ管理型ワレット4
00に接続する。これにより、店頭端末204上のブラ
ウザはサーバ管理型ワレットのログイン画面を表示す
る。顧客100はログイン名およびパスワードを入力
し、各自のワレットにアクセスする。ワレットにはPO
S203からの注文情報が表示されており、顧客は内容
を確認の上、事前にワレットに登録しておいたカード情
報から決済に使用するカードを選択し、支払開始指示を
サーバ管理型ワレット400に出す(ステップS10
6、図1におけるサーバ管理型ワレットアクセス)。
【0022】支払開始指示を受けたサーバ管理型ワレッ
ト400は、決済に使用されるカード情報を確認し、銀
行カードである場合は暗証番号入力画面を店頭端末20
4にて表示し、顧客100への入力を促す。確認後、サ
ーバ管理型ワレット400はPOS203と支払開始指
示のやり取りをSETプロトコルに沿って行う(図1に
おける支払開始指示)。POS203は、決済機関3
00と決済承認依頼のやり取りを開始し(図1における
決済承認依頼)、決済承認応答を受信する(図1にお
ける決済承認応答)。POS203は、承認結果に適
切である処理(承認OK/NGに応じた所定の処理)を
行った後、レジスタ202に承認結果を送信する。レジ
スタ202は結果に適切である処理を行う(ステップS
107)。尚、ここでは、承認結果がNGであっても商
品の購入金額や合計等の決済情報はキャンセルしない。
また、POS203は同時にサーバ管理型ワレット40
0に承認結果を送信する(ステップS108、図1にお
ける決済承認結果)。
【0023】サーバ管理型ワレット400は承認結果を
受信し、その結果に適切であるワレット内での処理を行
う。また、その結果を店頭端末204のワレット画面に
表示する(ステップS109、図1における決済承認
結果)。
【0024】顧客100は、ワレット画面に表示された
承認結果を確認する(ステップS110)。承認成功で
あった場合、顧客100はワレット画面からログアウト
する。レジスタ202は承認結果を反映し、レシート等
を発行する。店舗200はレジスタ202が発行したレ
シート等を顧客100に渡し(ステップS111)、決
済処理を終了する。
【0025】一方、上記ステップS110において承認
失敗であった場合、顧客100は、商品購入を中止する
か別のカードを使用するかを判断し、この選択を店頭端
末204が受け付ける(ステップS112)。上記ステ
ップS112において、商品購入を中止すると指定され
た場合、顧客100がワレット画面よりログアウトし、
店舗200側は、レジスタ202で保持していた決済情
報をキャンセルし(ステップS113)、決済処理を終
了する。一方、ステップS112において、別のカード
を使用すると指定された場合はステップS103に戻
り、上記の処理を再度行う。ここで、レジスタ202の
決済情報はそのまま保持されているため、改めて商品の
購入情報等をレジスタ202で打ち込む必要がない。
【0026】尚、上記ステップS102において、顧客
100からサーバ管理型ワレット以外の決済方法を指定
された場合は、通常のレジスタ202における店頭決済
処理を行い(ステップS114)、取引を完了する。
【0027】〈効果〉以上のように、具体例1によれ
ば、店舗200に、ワレット操作モジュール205を備
えた店頭端末204を設けると共に、このワレット操作
モジュール205に対してワレット起動を行うためのP
OS203とレジスタ202とを連動させるようにした
ので、顧客は店頭での商品購入時にカード(単一または
複数)の携帯を必要とせず、インターネットでの商取引
と同様の方法で決済を完了させることができる。
【0028】《具体例2》具体例2は、店舗端末に顧客
が使用するワレット操作モジュールを格納した媒体を接
続するためのインタフェースを設けたものである。
【0029】〈構成〉図3は、サーバ管理型ワレット店
頭決済システムの具体例2を示す構成図である。図示の
システムは、店舗200aと決済機関300とサーバ管
理型ワレット400からなる。店舗200aは、顧客1
00の店頭での商取引を行うための店舗であり、具体例
1と異なるのはサーバ管理型ワレット店頭決済装置20
1aにおける店頭端末204aの構成である。即ち、具
体例2の店頭端末204aは、ワレットカード500の
インタフェースを備えている。尚、このインタフェース
はワレットカード500中のワレット操作モジュール2
06に店頭端末204aがアクセスするためのインタフ
ェースであり、その図示は省略している。
【0030】ワレットカード500は、ワレット操作モ
ジュール格納媒体であり、例えばICカードからなる。
このワレットカード500は、予め、サーバ管理型ワレ
ットにユーザ登録を行った場合に、決済機関300ある
いはワレットの管理会社等から送付されるといったこと
により顧客100が保有するもので、ワレット操作モジ
ュール206を内蔵している。尚、このワレット操作モ
ジュール206の機能は、具体例1のワレット操作モジ
ュール205と同様である。また、このワレットカード
500は、例えば、決済機関300やワレットの管理会
社等に設置された専用の端末で、そのワレット操作モジ
ュール206を変更することができるよう構成されてい
る。また、図3における他の各構成は図1に示した具体
例1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0031】〈動作〉先ず、具体例2における決済処理
の概略を説明する。顧客は、店頭での商取引を行うが、
決済用のカードは不要である。但し、ワレットカード5
00を携帯している。このワレットカード500は、ク
レジットカード等とは異なり、使用する場合はログイン
名やパスワードなどの識別情報が必要であってそのまま
では店頭での使用が不可能なため、安全性が高いもので
ある。
【0032】店舗200aでは、顧客から決済手段とし
てワレットによる電子決済を利用すると伝えられると、
その情報をレジスタ202に打ち込む。また、ワレット
による電子決済を利用する場合、顧客100は、携帯し
ているワレットカード500を店頭端末204aのワレ
ットカードインタフェースに接続する。これにより、店
頭端末204aは、ワレットカード500のワレット操
作モジュール206をローカルな記憶領域にコピーし、
この記憶領域からワレット操作モジュール206を起動
する。
【0033】その後、レジスタ202はPOS203に
ワレット決済要求を送出する。POS203は、このワ
レット決済要求を受けて店頭端末204aのワレット操
作モジュール206に対してウェイクアップメッセージ
を送出する。これ以降の処理は具体例1と同様である。
【0034】次に、フローチャートを用いて更に詳細に
説明する。先ず、顧客100はワレットカード500を
携帯している。このワレットカード500には、各自が
契約している(個人ワレットのアカウントが格納されて
いる)サーバ管理型ワレットへ接続するための情報を持
つワレット操作モジュール206が格納されている。個
人ワレットのアカウントには、顧客100が契約してお
り、使用する可能性のあるカードの情報(電子証明書
等)が登録されている。このような状態で、顧客100
が店舗200aにて商品を購入した場合の動作を以下に
説明する。
【0035】図4は、具体例2の決済処理のフローチャ
ートである。顧客100が店頭にて購入したい商品を選
択し、それを持って店舗200aの決済カウンタ(図示
せず)に向かう。決済カウンタでは通常の店舗で行われ
るようにレジスタ202で購入商品の合計、消費税の追
加等の計算を行う(ステップS201)。
【0036】購入の合計金額が確定した時点で、顧客1
00に決済方法を聞く。即ち、サーバ管理型ワレット店
頭支払いかを顧客に確認する(ステップS202)。こ
のステップS202においてサーバ管理型ワレット店頭
支払いであった場合、顧客100に店頭端末204aへ
のワレットカード500の挿入を促し、これを受けて、
顧客100が携帯したワレットカード500を店頭端末
204aに挿入する(ステップS203)。これによ
り、店頭端末204aでワレット操作モジュール206
が起動する。
【0037】また、ステップS203において、ワレッ
トを利用した決済が開始されたという情報と、レジスタ
202にて打ち込まれた商品の購入金額や合計等が注文
情報としてレジスタ202からPOS203へと送信さ
れる。
【0038】レジスタ202から受信した注文情報をP
OS203はSETプロトコルに沿った形式に変換し、
事前に関連付けられている店頭端末204aに対し、ワ
レットを起動するためのウェイクアップメッセージを作
成し、送信する(ステップS204、図3におけるワ
レット起動)。
【0039】店頭端末204aのワレット操作モジュー
ル206は、POS203からのウェイクアップメッセ
ージを受信し、関連付けられているサーバ管理型ワレッ
ト400へウェイクアップメッセージをリダイレクショ
ンする(ステップS205、図3におけるサーバ管理
型ワレットアクセス)。
【0040】これ以降のステップであるステップS20
6〜ステップS214は、具体例1におけるステップS
106〜ステップS114と同様であるため、ここでの
説明は省略する。また、図3における支払開始指示〜
決済承認結果のデータの流れも図1の支払開始指示
〜決済承認結果と同様である。但し、ステップS21
1またはステップS213の後、店頭端末204aより
ワレットカード500を顧客100に返却して(ステッ
プS215)、決済処理を終了する。
【0041】〈効果〉以上のように、具体例2によれ
ば、ワレット操作モジュール206を格納するワレット
カード500を顧客100が携帯し、かつ、店舗200
aに、ワレットカード500のインタフェースを備えた
店頭端末204aを設けると共に、ワレット操作モジュ
ール206に対してワレット起動を行うためのPOS2
03とレジスタ202とを連動させるようにしたので、
顧客は店頭での商品購入時に決済用のカード(単一また
は複数)の携帯を必要とせず、インターネットでの商取
引と同様の方法で決済を完了させることができる。ま
た、顧客100は、店舗200aとは無関係に、自身が
利用するサーバ管理型ワレット400を利用することが
できる。
【0042】《利用形態》具体例1では、サーバ管理型
ワレット400へのリダイレクションは、店舗200の
店頭端末204に登録されているサーバ管理型ワレット
400に固定されていたが、ワレット操作モジュール2
05がサーバ管理型ワレット400へのリダイレクショ
ンを行う前に、顧客100から、使用するサーバ管理型
ワレット400のリダイレクション先(URL情報)を
取得する機能を付加してもよい。また、店頭端末204
側で、一般市場で広く使われているメジャーなサーバ管
理型ワレットへのアクセス用のワレット操作モジュール
を事前に複数登録しておき、決済開始前に顧客100が
リストから自身の個人ワレットが登録されているサーバ
管理型ワレットを選択し、選択した時点でリダイレクシ
ョンに使用するワレット操作モジュールに置き換えて使
用するよう構成してもよい。
【0043】具体例2では、顧客100がサーバ管理型
ワレットを利用した決済方法を選択した後にワレットカ
ード500を店頭端末204aに挿入していたが、反応
速度改善等の観点から、ワレットカード500が店頭端
末204aに挿入された時点で、店頭端末204a側に
ワレット操作モジュール205が読み込まれ、ローカル
に一時的に保持し利用するよう構成することも可能であ
る。また、具体例2では、ワレットカード500のワレ
ット操作モジュール205をローカルな記憶領域にコピ
ーするようにしたが、ワレットカード500のワレット
操作モジュール205を直接起動するよう構成してもよ
い。
【0044】更に、ワレット操作モジュール格納媒体と
してワレットカード500としたが、ワレット操作モジ
ュール205を格納し、かつ店頭端末204a側でアク
セス可能な構成であれば、カードといった形状に限定さ
れるものではなく、どのような形態であってもよい。ま
た、上記具体例1、2では、サーバ管理型ワレットとし
てSETプロトコルを用いた例を説明したが、SETプ
ロトコルに限定されるものではなく、他のプロトコルを
用いるサーバ管理型ワレット店頭決済システムであって
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーバ管理型ワレット店頭決済システ
ムの具体例1を示す構成図である。
【図2】具体例1の決済処理のフローチャートである。
【図3】本発明のサーバ管理型ワレット店頭決済システ
ムの具体例2を示す構成図である。
【図4】具体例2の決済処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100 顧客 200、200a 店舗 202 レジスタ 203 POS 204、204a 店頭端末 205、206 ワレット操作モジュール 400 サーバ管理型ワレット 500 ワレットカード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗に設けられ、顧客からのワレット決
    済要求を受け付けると共に、当該顧客からワレット決済
    要求があった場合は、注文情報を出力するレジスタと、 前記レジスタからの注文情報を受けた場合は、ウェイク
    アップメッセージを出力するPOSと、 前記顧客がワレット決済を行うためのワレット操作モジ
    ュールを有し、前記POSからのウェイクアップメッセ
    ージを受けてサーバ管理型ワレットにアクセスする店頭
    端末とを備えたことを特徴とするサーバ管理型ワレット
    店頭決済システム。
  2. 【請求項2】 店舗に設けられ、顧客からのワレット決
    済要求を受け付けると共に、当該顧客からワレット決済
    要求があった場合は、注文情報を出力するレジスタと、 前記レジスタからの注文情報を受けた場合は、ウェイク
    アップメッセージを出力するPOSと、 前記顧客がワレット決済を行うためのワレット操作モジ
    ュールを格納するワレット操作モジュール格納媒体と、 前記ワレット操作モジュール格納媒体を設置し、当該ワ
    レット操作モジュール格納媒体中のワレット操作モジュ
    ールを用いて、前記POSからのウェイクアップメッセ
    ージを受けてサーバ管理型ワレットにアクセスする店頭
    端末とを備えたことを特徴とするサーバ管理型ワレット
    店頭決済システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015046168A (ja) * 2005-10-24 2015-03-12 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 乗物上でのオンライン認証を用いる準リアルタイム支払カード処理

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JP2015046168A (ja) * 2005-10-24 2015-03-12 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 乗物上でのオンライン認証を用いる準リアルタイム支払カード処理

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