JP2002007685A - データ交換システム - Google Patents
データ交換システムInfo
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Abstract
通信データの交換が、より正確に、また、より容易にシ
ステム変更が可能な状態で行えるようにする。 【解決手段】 通信データ検査部106が、通信データ
フロー定義格納部103に格納されている通信データフ
ロー定義と、以降に説明する履歴管理部110の通信履
歴をもとに、企業A,企業B間で交換される通信データ
の適合性を検査する。
Description
電子的なネットワークを介して通信データを交換するデ
ータ交換システムに関する。
業の取引相手はますます拡大しており、企業間で交換さ
れる受発注などの取引に関する情報は、膨大なものとな
ってきている。この企業間の取引に関わる膨大な情報の
やりとりを、時間やコストをかけずに効率よく行うため
に、例えば、EDI(Electronics Data Interchange)
などのデータ交換システムが利用されてきている。ED
Iでは、標準化されたプロトコルに従い、コンピュータ
とネットワークを介して、受発注や決済などの情報を企
業間でやりとりしている。日本国内において、EDI
は、「CIIシンタクスルール」または「EDIFAC
T」を用いたオンライン取引のことを示している。
財団法人日本情報処理開発協会の産業情報化推進センタ
ー(CII)が、1992年に日本国内のEDI標準化
を促進するために開発したシンタックスルールである。
各業界や業際において、CIIシンタックスルールをベ
ースにした標準メッセージが策定されている。標準メッ
セージとは、各業界または業際の取引に関わる情報の項
目を定めたものである。CIIシンタックスルールによ
るEDIを行うためには、トランスレータ(EDIデー
タ変換ソフト)が必要となる。
For Administration,Commer
ce and Transport」(行政、商業,輸
送のための電子データ交換)の略である。正式には「U
N/EDIFACT」といわれ、国連欧州経済委員会が
開発した国際EDI標準で、シンタックスルールや標準
メッセージが定められている。「EDIFACT」のシ
ンタックスルールは、ISO(国際標準化機構)にIS
O9375として登録され、1988年に公開されてい
る。
えば企業間の取引データをまとめてファイルとして一括
送受信する形態と、「WebEDI」などのようにWW
W技術を使い、WWWサーバを経由して伝票などの各デ
ータを送受信し、これらをWebブラウザで確認等がで
きる形態がある。どちらの形態においても、VAN(付
加価値通信網)事業者が、WWWサーバを用意し、これ
を利用して企業間のデータ交換サービスを提供してい
る。例えば、「WebEDI」では、ネットワーク上に
WWWサーバが用意され、このネットワークに接続した
企業間が、WWWサーバにアクセスして情報交換を行う
ようにしている。
造している製品を購入する場合、つぎのようなデータ交
換が行われることになる(図3)。まず、企業A301
は、企業B302に対して見積依頼311の通信を送
り、見積依頼311の通信を受けた企業B302は、企
業A301に対して見積回答312の通信を送る。つぎ
に、見積回答312の通信を受けた企業A301は、企
業B302に対して発注313の通信を送り、発注31
3の通信を受けた企業B302は、企業A301に対し
て納期回答314の通信を送る。最後に、企業A301
が製品を納入した後、企業B302は、企業A301に
対して請求315の通信を行う。
ーク303に接続されているWWWサーバ304上で、
各々個別に管理され、例えば、企業A301からの見積
依頼の通信は、WWWサーバ304上に登録され、これ
を企業B302がブラウザを用いて閲覧することで、企
業A301から企業B302に対する見積依頼の送達を
行うようにしている。
EDIなどのデータ交換システムでは、単に個々の通信
の送受信を管理するのみで、通信間の関連は考慮されて
いなく、通信間の関連は、通信を送る側もしくは通信を
受け取る側が個々に管理していた。このため、ある通信
に対する応答内容に誤りが発生するなどの問題が発生し
ていた。また、この通信間の関連をコンピュータなどに
より管理する場合、通信を送る側もしくは通信を受け取
る側が、企業資源管理として総合的に構築したシステム
の中で管理を行っているため、これを変更修正する場
合、多大なコストを要していた。
ためになされたものであり、電子的なネットワークを介
して企業間で行う通信データの交換が、より正確に、ま
た、より容易にシステム変更が可能な状態で行えるよう
にすることを目的とする。
テムは、第1,第2の企業間が交換を行うXML形式の
通信データ中の文字列にデータ交換に必要な情報を付加
するタグを定義した通信データ定義を記憶した記憶手段
と、通信データの運用規約を通信データ定義に定義され
た通信データの関連づけと取り扱いとで定義した通信デ
ータフロー定義を記憶した記憶手段と、第1,第2の企
業間が交換を行おうとしている通信データより、通信デ
ータ定義に定義されたタグがついたデータを取りだし、
取りだしたデータが、通信データ定義と通信データフロ
ー定義に適合しているかどうかを判断する通信データ検
査部と、この通信データ検査部が適合していると判断し
た通信データは、第1,第2の企業間で交換を行い、通
信データ検査部が不適合と判断した通信データは、第
1,第2の企業間で交換不能として取り扱う通信データ
送受信部とを管理サーバに備え、第1の企業と第2の企
業とが互いに接続しているネットワークに、上記管理サ
ーバを接続し、この管理サーバを介して第1,第2の企
業間でXML形式の通信データの交換を行うようにした
ものである。この発明によれば、通信データ定義に定義
されたXML形式の通信データが、通信データフロー定
義に適合した状態で、第1,第2の企業間で交換され
る。
第1,第2の企業間が交換を行う複数の通信データ中の
文字列にデータ交換に必要な情報を付加するタグが定義
され、通信データフロー定義には、複数の通信データ間
の関連づけと、複数の通信データの第1,第2の企業間
で交換される方法と、複数の通信データの第1,第2の
企業間で交換される順序とが定義されている。また、管
理サーバは、第1,第2の企業間が交換を行った通信デ
ータの履歴を通信データフロー定義に基づいて管理する
履歴管理部を備え、通信データ検査部では、履歴管理部
に管理されている履歴を参照し、第1,第2の企業間が
交換を行おうとしている通信データが、通信データフロ
ー定義に定義されている複数の通信データの第1,第2
の企業間で交換される順序に適合しているかどうかを判
断する。
第2の企業間が交換を行おうとしている通信データの次
に発生する第1,第2の企業間で交換が行われる次通信
データを、通信データ定義を元に作成する通信データ作
成部を新たに備えるようにし、、通信データ送受信部
は、通信データ検査部が適合していると判断した通信デ
ータに加え、通信データ作成部が作成した次通信データ
を、第1,第2の企業間で交換するようにしてもよい。
また、この発明において、管理サーバに、第1,第2の
企業間が交換を行おうとしている通信データから次通信
データに引き継ぎ可能なデータに関して定義したデータ
引継定義を新たに備えるようにし、、通信データ作成部
では、通信データ定義とともにデータ引継定義に定義さ
れた引継可能なデータを元に次通信データを作成するよ
うにしてもよい。
て図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態
におけるデータ交換システムに関して説明する構成図で
ある。なお、以下では、製品を購入する企業Aと製品を
販売する企業Bとの間で通信データが交換され、交換す
る通信データが、見積依頼と見積回答と発注と納期回答
と費用請求の伝票の場合を例にして説明する。始めに、
本実施の形態におけるデータ交換システムの構成に関し
て説明する。本データ交換システムでは、図1に示すよ
うに、管理サーバ100が中継するネットワークに各企
業A,Bを接続している。
定義格納部101が設けられ、交換するXML(Extens
ible Markup Language)による通信データにおける文書
の構造を定義する通信データ定義が格納されている。X
MLデータは、文字をタグとよばれる予約語で挾み込む
ページ記述言語による文書である。XMLでは、文書の
構造を文書型定義ファイルにすることで、表現方法の指
定や文章中の文字列に意味を付加するような独自のタグ
を拡張できるようにされている。通信データ定義は、例
えば以下に示すとおり、通信データ中の文字列にデータ
交換に必要な情報を付加するタグを定義するものであ
る。
0,C100は、例えば通信データにおけるデータ処理番
号,発注者コード,発注者コード,取り引き形態などの
項目である。また、A200は、例えば商品名や商品コード
であり、A310,A320,A330,A340は、各商品における製品
色柄番号などである。また、管理サーバ100には、通
信データ定義設定部102が設けられ、上記通信データ
定義を指示入力通りに設定し、設定された通信データ定
義を通信データ定義格納部101に保管する。また、管
理サーバ100には、通信データフロー定義格納部10
3が設けられ、以下の表1に例示するような、企業Aと
企業Bとの間で交換される通信データの流れの順序と方
向などが定義された通信データフロー定義を格納してい
る。
換データ発生元企業(企業A)が「P」で定義され、デ
ータ交換先の企業(企業B)が「S」で定義されてい
る。また、第1の交換データは、見積依頼であり、この
文書名は「見積依頼」とされ、これは企業Aから企業B
へ送られるものであることが定義されている。また、通
信データフロー定義には、見積依頼,見積回答,発注,
納期回答,費用請求の順に交換データが順序づけられ、
これらの関連を確認するための関連キーが定義されてい
る。関連キーは、ある製品Aの見積依頼に対し、異なる
製品Bの見積回答を送りつけることを回避するものであ
る。また、例えば、「発注」では、「見積回答」までで
用いていた関連キーが使用できず、これを「発注」で変
更する場合、変更したキーが交換キー項目に定義されて
いる。
フロー設定部104が設けられ、上記通信データフロー
定義を指示入力の通りに設定し、設定され通信データフ
ロー定義を通信データフロー定義格納部103に格納す
る。また、管理サーバ100には、データ入力部105
が設けられ、企業Aもしくは企業Bからの指示入力を受
け付ける。データ入力部105が受け付ける指示入力
は、例えば、上記通信データ定義の指示入力や、後述す
る通信データに付加するデータの入力などである。ま
た、すでにある通信データ定義を取り込むこともでき
る。
検査部106が設けられ、通信データフロー定義格納部
103に格納されている通信データフロー定義と、以降
に説明する履歴管理部110の通信履歴をもとに、企業
A,企業B間で交換される通信データの適合性を検査す
る。通信データの適合性の検査は、交換される通信デー
タが、通信データ定義格納部101に格納されている通
信データ定義に定義されたタグを用いているかどうかを
検査し、また、交換される通信データの送られる方向と
順序が通信データフロー定義格納部103に格納されて
いる通信データフロー定義に適合しているかどうかを検
査する。
送受信部107は、例えば、図示していないがWWWサ
ーバを備え、企業Aから企業Bに対する見積依頼を受け
取り、通信データ検査部106の検査の結果、不適合な
箇所がなければ企業Bに対して交換可能な状態とする。
通信データ送受信部107は、通信データ検査部106
の検査の結果、不適合な箇所があった場合、不適合箇所
を示す情報を付加して通信データを送り元の企業へ通知
する。例えば上述の場合、見積依頼に不適合な箇所の指
示に関するデータを付けて企業Aに通知する。
タ作成部108は、通信データが送られる企業に対し、
この企業が次に送る通信データの雛形(XMLインスタ
ンス)を作成する。また、管理サーバ100に設けられ
たデータ引継部109は、引継テンプレートデータを元
に、次通信データ作成部108が作成する次の通信デー
タに、元となる通信データから共通の項目のデータを引
き継ぐ。加えて、管理サーバ100には、履歴管理部1
10が設けられ、通信データ送受信部107において交
換された通信データの履歴を通信データフロー定義に基
づいて管理保管している。
合を例に、本実施の形態におけるデータ交換システムに
よる、企業Aと企業Bとの間で行われるデータ交換の流
れに関して説明する。まず、つぎに示すような構成の見
積依頼の通信データが、企業Aから企業Bに対する交換
対象となる。
では、まず、図2のフローチャートに示すように、ステ
ップS1で、通信データ送受信部107が、上記のよう
な通信データを受け取る。通信データ送受信部107が
通信データを受け取ると、ステップS2で、通信データ
検査部106が、通信データ定義格納部101に格納さ
れている通信データ定義設定に、受け取った通信データ
のデータ構造が適合しているかどうかを確認する。ここ
では、通信データが所定のXML文書構造となっている
かどうか、また、対応する通信データ定義設定に設定さ
れている各項目がそろっているか、値の属性や長さが設
定に適合しているかなどを確認する。
ータが適合していないと判断した場合、ステップS3に
進み、通信データ送受信部107が、通信データの送り
元にエラー通知を返す。上記の場合、企業Aに対して、
見積依頼の書式にエラーがあることを通知することにな
る。ステップS2において、受け取った通信データが適
合していると判断した場合、ステップS4に進み、通信
データ検査部106は、上記通信データ内で送信元と送
信先を確認する。上記「見積依頼」の場合の確認は、通
信データのXML文書の中で、「<FromID>」のタグで始
まる箇所と、「<ToID>」のタグで始まる箇所を確認すれ
ばよい。
部106は、上記通信データ内で文書名を確認する。上
記「見積依頼」の場合の確認は、通信データのXML文
書の中で、「<文書名>」のタグで始まる箇所を確認すれ
ばよい。次いで、ステップS6で、通信データ検査部1
06は、受け取った通信データの送信方向を確認する。
これは、上記ステップS4で確認したデータより判断す
ればよく、上記「見積依頼」場合、企業A→企業Bが送
信方向となる。次いで、ステップS7で、通信データ検
査部106は、通信データのXML文書中の関連キーを
確認する。上記「見積依頼」の場合この確認は、「B2
10」のタグで始まる箇所を確認すればよい。次いで、
ステップS8で、履歴管理部110の履歴を確認する。
後、ステップS9で、通信データ検査部106は、通信
データフロー定義格納部103に格納されている通信デ
ータフロー定義に、受け取った通信データが適合してい
るかどうかを確認する。通信データフロー定義には、通
信データの文書名と送信企業,受信企業との関係、通信
データの文書名と送信方向との関係、各通信データの関
連と順序などが定義されており、これら各定義に、送ら
れてきた通信データが適合しているかどうかを確認す
る。
確認した送信元企業と送信先企業との間でデータ交換さ
れる対象であるかどうかを判断する。また、確認した文
書名が、確認した送信方向に適合しているかどうかを判
断する。また、履歴管理部110の履歴を参照し、確認
した文書名が各通信データの関連や順序に適合している
かどうかを判断する。例えば、確認した関連キーに適合
する「見積依頼」が発生していないのに「発注」を交換
しようとしたら、これは、通信データフロー定義に適合
していないと判断される。
された場合、ステップS3に進み、通信データ送受信部
107が、通信データの送り元にエラー通知を返す。上
記の場合、企業Aに対して、見積依頼の内容にエラーが
あることを通知することになる。ステップS9の判断
で、適合しているとされた場合、ステップS10に進
み、通信データ検査部106は、企業Aと企業Bとの間
で次にデータ交換がなされる通信データがあるかどうか
が判定される。次の通信データがある場合は、ステップ
S11に進み、次通信データ作成部108が、次に交換
すべき通信データのXMLインスタンス(雛形)を作成
し、ステップS12で、通信データ送受信部107が、
上記判断の対象となった本通信データと、この通信デー
タの次に交換対象となる次通信データのXMLインスタ
ンス(雛形)とを送信対象の企業への交換体調の通信デ
ータとする。
「見積依頼」交換対象の通信データとなり、「見積回答
のXMLインスタンス(雛形)」が次の交換対象の通信
データとなる。ステップS10の判断で、次の通信デー
タがないとされた場合、ステップS9の判断の対象とな
った本通信データを対象とする企業にたいする交換対象
とし、次に交換される通信データの発生を待つ(ステッ
プS1)。企業Aから上記「見積依頼」を受けた企業B
では、以下に示すような構成の「見積回答」を企業Bに
対して送信する。言い換えると、以下の「見積回答」の
XMLデータが、次に交換される対象となる。
にしたがって処理され、企業Aに対交換される対象とな
る。この後、企業Aが必要とすれば、「発注」の雛形で
あるXMLインスタンスが、本システムによって交換対
象となる。「発注」のXMLインスタンス(雛形)は、
通信データ定義の定義に則って作成されるが、次通信デ
ータ作成部108では、データ引継部109に備えられ
ている引継テンプレートデータをもとに、既に発生して
いる「見積依頼」と「見積回答」に存在し、「発注」に
おいても共通に使用される項目のデータを、「発注」の
XMLインスタンス(雛形)内に予め用意しておく。引
継テンプレートデータは、例えばつぎに示すように構成
されている。
に、データ引継部109は「発注」に引き継ぐデータを
生成し、これを元に、次通信データ作成部108は、以
下に示すような「発注」のXMLインスタンス(雛形)
を作成する。
(XMLインスタンス)を作成し、企業Aが次文書を作
成したいときに、この「発注」を企業Bに対して送信す
る段階で新たに発生するデータ以外は、既にXMLイン
スタンス(雛形)内にあるので、「発注」を企業Bに対
して送信するとき、事前作業時間などを短縮できるよう
になる。
ていないが、通信データ送受信部107にデータ交換サ
ーバを用意し、このデータ交換サーバに企業間で交換す
る通信データのXMLを用意してWWWサーバを構成
し、データ交換サーバに用意されている通信データを各
企業がWWWブラウザにより閲覧している。また、必要
なデータを追加して対象企業とデータ交換している。例
えば、データ交換サーバには、初期には見積依頼のXM
Lインスタンス(雛形)であるXMLインスタンス(雛
形)のみが用意され、これが企業Aにのみ閲覧可能な状
態に制御される。この状態で、まず、企業Aは、データ
交換サーバにアクセスし、WWWブラウザで見積依頼の
XMLインスタンス(雛形)を閲覧し、これに必要なデ
ータを入力し、企業Bに対して送信する操作を行えばよ
い。
106が、データ交換サーバー上の企業Aからデータ入
力された見積依頼のXMLデータが、通信データフロー
定義に適合しているかどうか検査し、適合していれば、
企業Aがデータを追加した見積依頼のXMLデータを、
企業Bから閲覧可能な状態とする。加えて、次通信デー
タ作成部108が、見積回答のXMLインスタンス(雛
形)を生成し、これを企業Bからのみ閲覧可能な状態と
する。
積回答のXMLインスタンス(雛形)に必要データを入
力し、これを企業Aに対して送信する操作をしたら、本
システム(通信データ送受信部)では、この見積回答を
企業Aから閲覧可能な状態にする。加えて、通信データ
作成部が、発注XMLインスタンス(雛形)を生成し、
通信データ送受信部が、生成したXMLインスタンスを
企業Aにのみ閲覧可能な状態とする。次いで、企業A
が、WWWブラウザ上で発注のXMLインスタンス(雛
形)に必要データを入力し、これを企業Bに対して送信
する操作をしたら、本システム(通信データ送受信部)
では、この発注のXMLデータを企業Bから閲覧可能な
状態にし、加えて、通信データ作成部が納期回答XML
インスタンス(雛形),請求XMLインスタンス(雛
形)を生成し、通信データ送受信部が、作成したXML
インスタンスを企業Bにのみ閲覧可能な状態とする。
期回答XMLインスタンス(雛形)に必要データを入力
し、これを企業Aに対して送信する操作をしたら、本シ
ステムでは、送信操作対象のXMLデータを企業Aから
閲覧可能な状態にし、加えて、企業Bが、WWWブラウ
ザ上で請求XMLインスタンス(雛形)に必要データを
入力し、これを企業Aに対して送信する操作をしたら、
本システムでは、送信操作対象のXMLデータを企業A
から閲覧可能な状態にすればよい。
で交換する通信データをXMLデータとしたが、通信デ
ータを対象企業に送信する場合、XMLデータを送り先
企業で行っている企業資源管理および既存のEDIシス
テムで利用可能なデータ形式に変換して送信するように
してもよい。
の間でXML形式の通信データを交換し、通信データの
確認を本データ交換システムで検証した後、対応する企
業に対して必要なXML形式の通信データを送信するよ
うにしてもよい。また、このように直接XMLデータを
送受信する形態と、前述したWWWサーバを仲介する形
態とを、各企業間で組み合わせ、各企業と本データ交換
システムとの間の接続形態が異なるように構成してもよ
い。
企業間で交換する通信データをXML形式とし、交換さ
れる通信データの構成や関連を管理サーバで管理するよ
うにしたので、電子的なネットワークを介して企業間で
行う通信データの交換が、より正確に、また、より容易
にシステム変更が可能な状態で行えるようになるという
優れた効果が得られる。
テムの構成を示す構成図である。
換の流れを示すフローチャートである。
す構成図である。
102…通信データ定義設定部、103…通信データフ
ロー定義格納部、104…通信データフロー設定部、1
05…データ入力部、106…通信データ検査部、10
7…通信データ送受信部、108…通信データ作成部、
109…データ引継部、110…履歴管理部、A,B…
企業。
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の企業と第2の企業とが、互いに接
続しているネットワークに接続された管理サーバを介
し、XML形式の通信データの交換を行うデータ交換シ
ステムであって、 前記管理サーバは、 前記第1,第2の企業間が交換を行う通信データ中の文
字列にデータ交換に必要な情報を付加するタグを定義し
た通信データ定義を記憶した記憶手段と、 前記通信データの運用規約を前記通信データ定義に定義
された通信データの関連づけと取り扱いとで定義した通
信データフロー定義を記憶した記憶手段と、 前記第1,第2の企業間が交換を行おうとしている通信
データより、前記通信データ定義に定義されたタグがつ
いたデータを取りだし、取りだしたデータが、前記通信
データ定義と前記通信データフロー定義に適合している
かどうかを判断する通信データ検査部と、 この通信データ検査部が適合していると判断した通信デ
ータは、前記第1,第2の企業間で交換を行い、前記通
信データ検査部が不適合と判断した通信データは、前記
第1,第2の企業間で交換不能として取り扱う通信デー
タ送受信部とを備えたことを特徴とするデータ交換シス
テム。 - 【請求項2】 請求項1記載のデータ交換システムにお
いて、 前記通信データ定義には、前記第1,第2の企業間が交
換を行う複数の通信データ中の文字列にデータ交換に必
要な情報を付加するタグが定義され、 前記通信データフロー定義には、前記複数の通信データ
間の関連づけと、前記複数の通信データの前記第1,第
2の企業間で交換される方法と、前記複数の通信データ
の前記第1,第2の企業間で交換される順序とが定義さ
れていることを特徴とするデータ交換システム。 - 【請求項3】 請求項2記載のデータ交換システムにお
いて、 前記管理サーバは、前記第1,第2の企業間が交換を行
った通信データの履歴を前記通信データフロー定義に基
づいて管理する履歴管理部を備え、 前記通信データ検査部では、前記履歴管理部に管理され
ている履歴を参照し、第1,第2の企業間が交換を行お
うとしている通信データが、通信データフロー定義に定
義されている前記複数の通信データの前記第1,第2の
企業間で交換される順序に適合しているかどうかを判断
することを特徴とするデータ交換システム。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載のデー
タ交換システムにおいて、 前記管理サーバは、前記第1,第2の企業間が交換を行
おうとしている通信データの次に発生する第1,第2の
企業間で交換が行われる次通信データを、前記通信デー
タ定義を元に作成する通信データ作成部を備え、 通信データ送受信部は、前記通信データ検査部が適合し
ていると判断した通信データに加え、前記通信データ作
成部が作成した次通信データを、前記第1,第2の企業
間で交換することを特徴とするデータ交換システム。 - 【請求項5】 請求項4記載のデータ交換システムにお
いて、 前記管理サーバは、前記第1,第2の企業間が交換を行
おうとしている通信データから前記次通信データに引き
継ぎ可能なデータに関して定義したデータ引継定義を備
え、 前記通信データ作成部は、前記通信データ定義とともに
前記データ引継定義に定義された引継可能なデータを元
に前記次通信データを作成することを特徴とするデータ
交換システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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