JP2002007631A

JP2002007631A - 記号選択式宝くじの購入方式

Info

Publication number: JP2002007631A
Application number: JP2000192231A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Nakagome; 浩中込
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2000-06-27
Filing date: 2000-06-27
Publication date: 2002-01-11

Abstract

(57)【要約】【課題】何時でも何処からでも記号選択式宝くじ（ナ
ンバーズ等）の購入・当せん金の支払いをすることが可
能な記号選択式宝くじの購入方式を提供する。【解決手段】記号選択式宝くじを実施する団体が備え
た実施団体情報処理装置（既存宝くじシステム７０）
と、購入者端末１０〜３０と、金融情報処理装置（銀行
系システム５０等）と、記号選択式宝くじの販売に伴う
処理を行う販売情報処理装置（販売用サーバ４０）と、
ネットワークＩＮＷ，ＳＮＷとを備え、販売情報処理装
置は、購入希望者からの前記所望の記号を受け、購入希
望者の取引口座から前記所望の記号の記号選択式宝くじ
に応じた販売代金の引落とし処理を行うと共に、既存団
体が行う抽せん結果に応じて購入希望者の取引口座に当
せん金の支払い処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、記号選択式宝くじ
の購入方式に関し、特に何時でも何処からでも数字選択
式宝くじ（ナンバーズ等）を購入することが可能な記号
選択式宝くじの購入方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】平成７年４月から数字選択式宝くじ（ナ
ンバーズ）が発売されている。ナンバーズは、ナンバー
ズの売場に置いてあるマークシート式の申込カードに、
購入希望者が３桁または４桁の所望の数字等を記入して
売場に申込むと、発券端末機から前記数字を印刷したナ
ンバーズの宝くじが発行される。その後、所定の曜日に
抽せんを行い、その結果を翌日、売場・新聞等で公表す
る。当選者は宝くじ売場・所定の金融機関等に出向き、
当り券と交換に現金を入手する。このように従来のナン
バーズの購入から当り券の現金化までは、全てユーザが
宝くじ売場等に出向く必要があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ナンバ
ーズの購入希望者が全て宝くじ売場に出向くことが可能
であるとは限らないし（例えば、入院中の病人の外出制
限）、天候によっては自宅から宝くじ売場まで出向くの
が億劫になる場合もある。また、宝くじ売場が存在しな
い場所に出張中に、急にナンバーズを購入したくなる場
合もある。一方、ナンバーズを売る側（地方自治体等）
にしてみれば、ナンバーズの売上増加を望んでいる。そ
こで本発明の課題は、何時でも何処からでも記号選択式
宝くじ（ナンバーズ等）の購入・当せん金の支払いをす
ることが可能な記号選択式宝くじの購入方式を提供する
ことである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、記号選択式宝くじを実施する団体が備えた
実施団体情報処理装置と、記号選択式宝くじの購入希望
者が所望の記号を選択して入力する購入者端末と、前記
購入希望者および団体が夫々取引口座を開設している金
融機関が備えた金融情報処理装置と、前記購入希望者か
らの購入希望に応じ、記号選択式宝くじの販売に伴う処
理を行う販売情報処理装置と、前記実施団体情報処理装
置と購入者端末と金融情報処理装置と販売情報処理装置
とを相互に接続するネットワークとを備えてなり、前記
販売情報処理装置は、購入希望者からの前記選択した記
号を受け、前記購入希望者の取引口座から前記選択した
記号の記号選択式宝くじに応じた販売代金の引落とし処
理を行うと共に、前記実施団体が行う記号選択式宝くじ
の抽せん結果に応じて前記購入希望者の取引口座に当せ
ん金の支払い処理を行うことを特徴とする。

【０００５】このようにすれば、何時でも何処からでも
記号選択式宝くじ（ナンバーズ等）の購入・当せん金の
支払いをすることができ、例えば記号選択式宝くじの売
上増加が期待できる。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて説明する。（１）実施例の構成図１を参照すると、本実施例のナンバーズ・システムＮ
Ｓは、「購入者端末」である購入者携帯電話（例えば、
ＮＴＴドコモのｉモード）１０,購入者パソコン２０,購
入者携帯端末（例えば、ＮＥＣのモバイルギア）３０
と、「販売情報処理装置」である販売用サーバ４０と、
「金融情報処理装置」である銀行系システム５０,クレ
ジットカード会社システム６０と、「実施団体情報処理
装置」である既存宝くじシステム７０、とこれらを相互
に接続するインターネット・ネットワークＩＮＷおよび
専用ネットワークＳＮＷを備えて構成されている。これ
らの各端末，サーバ，システム,ネットワーク等は、２
４時間稼動である。

【０００７】購入者携帯電話１０，購入者パソコン２
０，購入者携帯端末３０（以下、一括して購入者端末１
０〜３０と記す）は、夫々個人が所有するもので、イン
ターネット・ネットワークＩＮＷ経由で販売用サーバ４
０にアクセスし、画面の案内に従いナンバーズを購入す
る。

【０００８】＜購入希望者等の前提条件＞購入希望者は、例えば、金融機関（銀行系システム
５０）等に口座を開いているか（購入代金の自動引き落
とし用、また当せん金の自動振り込み用）、或いはクレ
ジットカード会社（クレジットカード会社システム６
０）のクレジットカードを所有していること（購入代金
の自動引き落とし用）。購入希望者は、販売用サーバ４０の管理者（例え
ば、既存宝くじを発行する地方自治体，宝くじの販売・
当せん金の支払い等を代行する金融機関等）との間で、
ＩＤ（ユーザ識別符号）および正式の購入者であること
を示す為のパスワードを、予め設定しておくこと。販売用サーバ４０は、銀行系システム５０に所定残
高の口座を開いていること。

【０００９】＜その他の前提条件＞代金の支払い，当せん金の支払いは、ネットワーク
で結ばれている銀行系システム５０，クレジットカード
会社システム６０を利用し、口座引き落とし・口座振込
とする。既存宝くじシステム７０も、ネットワークに接続さ
れ、抽せん結果の送受信，当せんデータの突合（とつご
う）等を行う。

【００１０】（２）動作説明次に、図１〜図３を参照して本実施例の動作について詳
細に説明する。図２は本実施例の動作フローチャート、
図３は購入者が書き込む購入画面である。

【００１１】購入希望者が購入者端末１０〜３０の初期
画面にＩＤ／パスワードを入力し（ステップＳ１）、イ
ンターネット・ネットワークＩＮＷ経由で販売用サーバ
４０にアクセスすると、販売用サーバ４０は予め契約済
みの本人であることを確認し（ステップＳ２）、記号選
択式宝くじの購入画面８１（発券申込画面、図３）を購
入者端末１０〜３０へ送信し（ステップＳ３）、この購
入画面が購入者端末１０〜３０に展開される。なお、図
３に示した発券申込画面は比較的大型の画面（例えば、
Ａ４ノートパソコン）であるが、小型の画面（例えば、
iモードの携帯端末）の場合は、表示項目が限定され少
なくなる。

【００１２】購入希望者は購入画面８１の案内に従い、
数字を選択し申込みを行うと（ステップＳ４）、販売用
サーバ４０では申込内容を確認し（ステップＳ５）、再
度確認の画面が返送され（ステップＳ６）、購入者端末
１０〜３０に再度確認用の画面が表示される。内容が正
しければ、そのまま確認ボタンをマウスでクリックし、
修正をしたければ再度入力を行う（ステップＳ７）。前
記確認ボタンの押下により確認を行った数字について
は、販売用サーバ４０に登録され、銀行系システム５０
・クレジットカード会社システム６０に対して購入代金
引落依頼の処理を行う（ステップＳ８）。銀行系システ
ム５０・クレジットカード会社システム６０では口座か
ら購入代金引落とし処理を行う（なお、クレジットカー
ド会社システム６０上では、さらに銀行系システム５０
へ依頼をかけることになる）（ステップＳ９）。

【００１３】また、ステップＳ８に続いて販売用サーバ
４０は既存宝くじシステム７０に発券申込の申込データ
を送信すると（ステップＳ１０）、既存宝くじシステム
７０は発券処理を行い（ステップＳ１１）、販売用サー
バ４０へ受付データを送信する（ステップＳ１２）。販
売用サーバ４０は購入者端末１０〜３０に購入結果通知
を行う（ステップＳ１３）。これにより購入希望者は購
入結果を確認する（ステップＳ１４）。やがて抽せんが
行われ、販売用サーバ４０は既存宝くじシステム７０か
ら抽せん結果（当せんデータの抽出）を送信してもらい
（ステップＳ１５）、当せん金振込データの作成を行っ
た後（ステップＳ１６）、データを銀行系システム５０・クレジットカード会社システム６０に送信する（ステ
ップＳ１７）。

【００１４】銀行系システム５０・クレジットカード会
社システム６０では、抽せん時には当せん金振込処理を
行い（ステップＳ１８）、振込結果データを販売用サー
バ４０に送信する（ステップＳ１９）。このようにし
て、購入希望者はナンバーズ等の購入に際し、例えば自
宅に居ながらにして購入者端末１０〜３０を介して、購
入申込から当せん金の自動振込みまでを、行うことがで
きる。

【００１５】なお、本実施例では記号選択式宝くじ（ナ
ンバーズ）の場合を説明したが、ミニロト（１から３１
までの３１個の数字の中から選んだ５個の数字（申込数
字）と抽せん番号が一致している個数によって、１等か
ら４等までの当せんが決まる数字選択式宝くじ）にも本
発明を適用可能であるのは勿論である。また、文字（例
えば、英語のアルファベットや日本語のカタカナ等）選
択式宝くじや、数字と文字の混在した数字・文字選択式
宝くじにも本発明を適用可能であるのは勿論である。即
ち、特許請求の範囲でいう「記号」には、文字および数
字の双方を含む。

【００１６】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏することができる。第１の効果は、購入者
が場所にとらわれことなく（現在では売場に行かなくて
はならない）、記号選択式宝くじを購入できるので、売
上増加が見込まれる。また、２４時間受付可能になるの
で、売上増加が見込まれる。

【００１７】第２の効果は、購入するメディア（媒介手
段）が広がり、今まで「近くに売場がない」ために利用
できなかった人も購入できるので、新規購入者が期待で
きる。第３の効果は、前回までの抽せん結果、当せん者
数、良く出る数字、関連書籍等の情報をインターネット
上で提供することも可能であるため、購入者の各種ニー
ズに応えることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例のシステム構成図である。

【図２】同実施例のフローチャートである。

【図３】同実施例における携帯端末等に表示される購入
画面である。

【符号の説明】

ＩＮＷインターネット・ネットワークＮＳナンバーズ・システムＳＮＷ専用ネットワーク１０購入者携帯電話２０購入者パソコン３０購入者携帯端末４０販売用サーバ５０銀行系システム６０クレジットカード会社システム７０既存宝くじシステム８１購入画面

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続きＦターム(参考） 5B049 AA05 BB38 BB46 CC05 CC08 CC16 CC36 CC39 DD01 EE01 FF03 FF04 GG04 GG06 GG07 5B055 BB12 BB20 CB09 EE02 EE03 EE21 EE27 FA01 FA05 FB03 FB04 HA04 KK01 KK19 PA02 PA34

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】記号選択式宝くじを実施する団体が備え
た実施団体情報処理装置と、記号選択式宝くじの購入希望者が所望の記号を選択して
入力する購入者端末と、前記購入希望者および団体が夫々取引口座を開設してい
る金融機関が備えた金融情報処理装置と、前記購入希望者からの購入希望に応じ、記号選択式宝く
じの販売に伴う処理を行う販売情報処理装置と、前記実施団体情報処理装置と購入者端末と金融情報処理
装置と販売情報処理装置とを相互に接続するネットワー
クとを備えてなり、前記販売情報処理装置は、購入希望者からの前記選択し
た記号を受け、前記購入希望者の取引口座から前記選択
した記号の記号選択式宝くじに応じた販売代金の引落と
し処理を行うと共に、前記実施団体が行う記号選択式宝
くじの抽せん結果に応じて前記購入希望者の取引口座に
当せん金の支払い処理を行うことを特徴とする記号選択
式宝くじの購入方式。
【請求項２】前記記号選択式宝くじにおける記号は、
数字であることを特徴とする請求項1記載の記号選択式
宝くじ。
【請求項３】前記記号選択式宝くじは、ナンバーズで
あることを特徴とする請求項１または請求項２記載の記
号選択式宝くじの購入方式。
【請求項４】前記記号選択式宝くじは、ミニロトであ
ることを特徴とする請求項１または請求項２記載の記号
選択式宝くじの購入方式。
【請求項５】前記記号選択式宝くじにおける記号は、
文字であることを特徴とする請求項1記載の記号選択式
宝くじ。
【請求項６】前記記号選択式宝くじにおける記号は、
数字と文字の混在であることを特徴とする請求項1記載
の記号選択式宝くじ。