JP2002007606A - 利用制限を施したソフトウェアーの配信・提供システム - Google Patents

利用制限を施したソフトウェアーの配信・提供システム

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JP2002007606A
JP2002007606A JP2000183470A JP2000183470A JP2002007606A JP 2002007606 A JP2002007606 A JP 2002007606A JP 2000183470 A JP2000183470 A JP 2000183470A JP 2000183470 A JP2000183470 A JP 2000183470A JP 2002007606 A JP2002007606 A JP 2002007606A
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Koji Ito
孝司 伊藤
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の利用期間または所定の利用可能回数だ
け、配信されたソフトウェアーを利用することができ
る、利用制限を施したソフトウェアーの配信システムの
提供。 【解決手段】 ソフトウェアーの配信システムAは、ソ
フトウェアーを提供者2からオンラインで購入すると、
通信回線1を介して提供者2側から配信されて記憶媒体
351に格納され、購入条件に対応したレンタル期間の
間、利用者がソフトウェアーの再生を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用制限を施した
ソフトウェアーの配信・提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等の通信回線を介
して、音楽データや画像データ等のソフトウェアーの売
買が行われて来ている。なお、通信衛星回線や光ファイ
バー等の高速回線を使えば、動画等のデータ量が大きい
ソフトウェアーの売買も可能である。一方、レンタル店
では、CD、DVD、ビデオテープ等の記憶媒体に格納
した、音楽や映画等のソフトウェアーのレンタルが行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、以
下の課題を有する。通信回線を使用する利用者からは、
配信された音楽や映画を、CDレンタルやビデオレンタ
ルの様に、短期間(例えば一週間)だけ楽しめれば良
く、できるだけ安く購入したいとの要望がある。一方、
通信回線を介してソフトウェアーを提供する提供者は、
利用者に配信したソフトウェアーが無限に複製されるの
ではないかという不安がつきまとう。また、利用者がレ
ンタル店で、記憶媒体に格納したソフトウェアーを借り
る場合には、返却忘れ、紛失や破損、返却が面倒である
という欠点がある。
【0004】本発明の第1の目的は、所定の利用期間ま
たは所定の利用可能回数だけ、配信されたソフトウェア
ーを利用することができる、利用制限を施したソフトウ
ェアーの配信システムの提供にある。本発明の第2の目
的は、購入すると、所定の利用期間または所定の利用可
能回数だけソフトウェアーを利用することができる、利
用制限を施したソフトウェアーの提供システムの提供に
ある。本発明の第3の目的は、購入して、所定の利用期
間または所定の利用可能回数だけソフトウェアーを利用
した後に、提供者に記憶媒体を返却する必要がない、利
用制限を施したソフトウェアーの提供システムの提供に
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、下記構成を採用した。 (1)利用制限を施したソフトウェアーの配信システム
は、提供者側と双方向通信を行う通信手段と、購入手続
きが完了すると利用制限情報を付けて配信されるソフト
ウェアーを格納しておく記憶手段と、現在の日時を確定
する日時確定手段と、前記記憶手段に格納されたソフト
ウェアーの再生が可能な再生手段と、前記日時確定手段
が確定した現在の日時と、前記記憶手段に格納された前
記ソフトウェアーの前記利用制限情報とを比較して利用
期間内であるか過ぎているかを判別する利用判別手段と
を備え、利用期間内であると前記利用判別手段が判別し
たソフトウェアーのみ前記再生手段によって再生可能で
ある。
【0006】(2)利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムは、提供者側と双方向通信を行う通信手段
と、購入手続きが完了すると利用可能回数情報を付けて
配信されるソフトウェアーを格納しておく記憶手段と、
前記記憶手段に格納されたソフトウェアーの再生が可能
な再生手段と、前記ソフトウェアーを再生する毎に利用
回数を加算していく利用回数管理手段と、該利用回数管
理手段が把握する利用回数と、前記記憶手段に格納され
た前記ソフトウェアーの前記利用可能回数情報とを比較
して前記利用回数が利用可能回数に達しているかいない
かを判別する回数判別手段とを備え、利用可能回数に達
していないと前記回数判別手段が判別したソフトウェア
ーのみ前記再生手段によって再生可能である。
【0007】(3)利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムは、提供者側と双方向通信を行う通信手段
と、購入手続きが完了すると利用可能回数情報を付けて
配信されるソフトウェアーを格納しておく記憶手段と、
前記記憶手段に格納されたソフトウェアーの再生が可能
な再生手段と、前記ソフトウェアーを再生する毎に、前
記記憶手段に格納された前記ソフトウェアーの前記利用
可能回数情報の利用可能回数を減らしていく利用可能回
数減算手段と、前記記憶手段に格納された前記ソフトウ
ェアーの前記利用可能回数情報の利用可能回数が1以上
残っているか否かを判別する残り回数判別手段とを備
え、利用可能回数が1以上残っていると残り回数判別手
段が判別したソフトウェアーのみ前記再生手段によって
再生可能である。
【0008】(4)利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムは、提供者側と双方向通信を行う通信手段
と、ソフトウェアーを格納しておくための記憶手段と、
購入手続きが完了すると配信されて前記記憶手段に格納
されるソフトウェアーに、購入条件に対応した利用制限
情報を付与する利用制限情報付与手段と、現在の日時を
確定する日時確定手段と、前記記憶手段に格納されたソ
フトウェアーの再生が可能な再生手段と、前記日時確定
手段が確定した現在の日時と、前記記憶手段に格納され
た前記ソフトウェアーの前記利用制限情報とを比較して
利用期間内であるか過ぎているかを判別する利用判別手
段とを備え、利用期間内であると前記利用判別手段が判
別したソフトウェアーのみ前記再生手段によって再生可
能である。
【0009】(5)利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムは、提供者側と双方向通信を行う通信手段
と、ソフトウェアーを格納しておくための記憶手段と、
購入手続きが完了すると配信されて前記記憶手段に格納
されるソフトウェアーに、購入条件に対応した利用可能
回数情報を付与する利用可能回数情報付与手段と、前記
記憶手段に格納されたソフトウェアーの再生が可能な再
生手段と、前記ソフトウェアーを再生する毎に利用回数
を加算していく利用回数管理手段と、該利用回数管理手
段が把握する利用回数と、前記記憶手段に格納された前
記ソフトウェアーの前記利用可能回数情報とを比較して
前記利用回数が利用可能回数に達しているかいないかを
判別する回数判別手段とを備え、利用可能回数に達して
いないと前記回数判別手段が判別したソフトウェアーの
み前記再生手段によって再生可能である。
【0010】(6)利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムは、提供者側と双方向通信を行う通信手段
と、ソフトウェアーを格納しておくための記憶手段と、
購入手続きが完了すると配信されて前記記憶手段に格納
されるソフトウェアーに、購入条件に対応した利用可能
回数情報を付与する利用可能回数情報付与手段と、前記
記憶手段に格納されたソフトウェアーの再生が可能な再
生手段と、前記ソフトウェアーを再生する毎に、前記記
憶手段に格納された前記ソフトウェアーの前記利用可能
回数情報の利用可能回数を減らしていく利用可能回数減
算手段と、前記記憶手段に格納された前記ソフトウェア
ーの前記利用可能回数情報の利用可能回数が1以上残っ
ているか否かを判別する残り回数判別手段とを備え、利
用可能回数が1以上残っていると残り回数判別手段が判
別したソフトウェアーのみ前記再生手段によって再生可
能である。
【0011】(7)利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムは、上記(1)〜(6)の何れかの構成を
有し、利用期間を過ぎているか、利用可能回数に達して
いるか、または利用可能回数が0となったソフトウェア
ーが前記記憶手段に格納されている場合に、利用者が同
名のソフトウェアーの再購入手続きを前記通信手段を介
して行うと、前記通信手段は、前記利用制限情報や利用
可能回数情報のみの配信を受けて、該当するソフトウェ
アーの利用制限情報や利用可能回数情報を更新するか、
または利用回数管理手段の利用回数をリセットする。
【0012】(8)ソフトウェアーの配信システムは、
上記(1)〜(6)の何れかの構成を有し、前記記憶手
段に格納された前記ソフトウェアーの消去が可能な消去
手段を設け、前記利用判別手段が利用期間を過ぎている
と判別した場合や、前記回数判別手段が利用可能回数に
達していると判別した場合や、残り回数判別手段が利用
可能回数が0となっていると判別した場合には、前記消
去手段が、直ちにまたは所定時間経過後に該当するソフ
トウェアーを消去する。
【0013】(9)利用制限を施したソフトウェアーの
提供システムは、購入すると利用制限情報を付けて提供
者から渡される記憶媒体に格納されたソフトウェアーの
再生が可能な再生手段と、現在の日時を確定する日時確
定手段と、前記日時確定手段が確定した現在の日時と、
前記記憶媒体に付けられた利用制限情報とを比較して利
用期間内であるか過ぎているかを判別する利用判別手段
とを備え、利用期間内であると前記利用判別手段が判別
した前記記憶媒体のソフトウェアーのみ前記再生手段に
よって再生可能である。
【0014】(10)利用制限を施したソフトウェアー
の提供システムは、購入すると利用可能回数情報を付け
て提供者から渡される記憶媒体に格納されたソフトウェ
アーの再生が可能な再生手段と、前記ソフトウェアーを
再生する毎に利用回数を加算していく利用回数管理手段
と、該利用回数管理手段が把握する利用回数と、前記記
憶媒体に付けられた前記利用可能回数情報の利用可能回
数とを比較して前記利用回数が利用可能回数に達してい
るかいないかを判別する回数判別手段とを備え、利用可
能回数に達していないと前記回数判別手段が判別した前
記記憶媒体のソフトウェアーのみ前記再生手段によって
再生可能である。
【0015】(11)利用制限を施したソフトウェアー
の提供システムは、購入すると利用可能回数情報を付け
て提供者から渡される記憶媒体に格納されたソフトウェ
アーの再生が可能な再生手段と、前記ソフトウェアーを
再生する毎に、前記記憶媒体の利用可能回数を減らして
いく利用可能回数減算手段と、前記記憶媒体の利用可能
回数が1以上残っているか否かを判別する残り回数判別
手段とを備え、利用可能回数が1以上残っていると前記
残り回数判別手段が判別した前記記憶媒体のソフトウェ
アーのみ前記再生手段によって再生可能である。
【0016】(12)利用制限を施したソフトウェアー
の提供システムは、上記(9)〜(11)の何れかの構
成を有し、前記記憶媒体に格納された前記ソフトウェア
ーの消去が可能な消去手段を設け、前記利用判別手段が
利用期間を過ぎていると判別した場合や、前記回数判別
手段が利用可能回数に達していると判別した場合や、前
記残り回数判別手段が利用可能回数が0であると判別し
た場合には、前記消去手段が前記記憶媒体に格納された
ソフトウェアーを消去する。
【0017】
【作用効果】[請求項1について]利用者がソフトウェ
アーを購入する場合には、提供者側と通信手段を介して
双方向通信を行い購入手続きをする。購入手続きが完了
すると、提供者から利用制限情報を付けてソフトウェア
ーが利用者側に配信される。記憶手段は、通信手段を介
して配信される、利用制限情報が付いたソフトウェアー
を格納する。
【0018】利用者がソフトウェアーを再生する旨の指
示を再生手段に出すと、日時確定手段が確定した現在の
日時と、記憶手段に格納されたソフトウェアーの利用制
限情報とを比較して利用期間内であるか過ぎているかを
利用判別手段が判別する。そして、利用期間内であると
利用判別手段が判別した場合にのみ、再生手段がそのソ
フトウェアーの再生を行う。
【0019】利用制限を施したソフトウェアーの配信シ
ステムを用いると、配信されたソフトウェアーを、所定
の利用期間だけ利用者が利用することができる。つま
り、ソフトウェアーの所有権を利用者に与えず、所定の
利用期間だけソフトウェアーを使用者にレンタルする行
為であるので、ソフトウェアーの利用代金を安く設定す
ることができる。また、利用者側に配信したソフトウェ
アーが無限に複製される虞がない。
【0020】[請求項2について]利用者がソフトウェ
アーを購入する場合には、提供者側と通信手段を介して
双方向通信を行い購入手続きをする。購入手続きが完了
すると、提供者から利用可能回数情報を付けてソフトウ
ェアーが利用者側に配信される。記憶手段は、通信手段
を介して配信される、利用可能回数情報が付いたソフト
ウェアーを格納する。
【0021】利用者がソフトウェアーを再生する旨の指
示を再生手段に出すと、利用回数管理手段が把握する利
用回数と記憶手段に格納されたソフトウェアーの利用可
能回数情報とを比較して利用回数が利用可能回数に達し
ているかいないかを回数判別手段が判別する。また、ソ
フトウェアーを再生する毎に利用回数管理手段が利用回
数を加算していく。そして、利用回数が利用可能回数に
達していないと回数判別手段が判別した場合にのみ、再
生手段がそのソフトウェアーの再生を行う。
【0022】利用制限を施したソフトウェアーの配信シ
ステムを用いると、配信されたソフトウェアーを、所定
の利用回数だけ利用者が利用することができる。つま
り、ソフトウェアーの所有権を利用者に与えず、所定の
利用回数だけソフトウェアーを使用者にレンタルする行
為であるので、ソフトウェアーの利用代金を安く設定す
ることができる。また、利用者側に配信したソフトウェ
アーが無限に複製される虞がない。
【0023】[請求項3について]利用者がソフトウェ
アーを購入する場合には、提供者側と通信手段を介して
双方向通信を行い購入手続きをする。購入手続きが完了
すると、提供者から利用可能回数情報を付けてソフトウ
ェアーが利用者側に配信される。記憶手段は、通信手段
を介して配信される、利用可能回数情報が付いたソフト
ウェアーを格納する。
【0024】利用者がソフトウェアーを再生する旨の指
示を再生手段に出すと、記憶手段に格納されたソフトウ
ェアーの利用可能回数情報の利用可能回数が1以上残っ
ているか否かを残り回数判別手段が判別する。また、ソ
フトウェアーを再生する毎に利用可能回数減算手段が利
用可能回数を減らしていく。そして、利用可能回数が1
以上残っていると回数判別手段が判別した場合にのみ、
再生手段がそのソフトウェアーの再生を行う。
【0025】利用制限を施したソフトウェアーの配信シ
ステムを用いると、配信されたソフトウェアーを、所定
の利用回数だけ利用者が利用することができる。つま
り、ソフトウェアーの所有権を利用者に与えず、所定の
利用回数だけソフトウェアーを使用者にレンタルする行
為であるので、ソフトウェアーの利用代金を安く設定す
ることができる。また、利用者側に配信したソフトウェ
アーが無限に複製される虞がない。
【0026】[請求項4について]利用者がソフトウェ
アーを購入する場合には、提供者側と通信手段を介して
双方向通信を行い購入手続きをする。購入手続きが完了
するとソフトウェアーが提供者側から配信されて記憶手
段に格納される。利用制限情報付与手段は、記憶手段に
格納されるソフトウェアーに、購入条件に対応した利用
制限情報を付与する。
【0027】利用者がソフトウェアーを再生する旨の指
示を再生手段に出すと、日時確定手段が確定した現在の
日時と、記憶手段に格納されたソフトウェアーの利用制
限情報とを比較して利用期間内であるか過ぎているかを
利用判別手段が判別する。そして、利用期間内であると
利用判別手段が判別した場合にのみ、再生手段がそのソ
フトウェアーの再生を行う。
【0028】利用制限を施したソフトウェアーの配信シ
ステムを用いると、配信されたソフトウェアーを、所定
の利用期間だけ利用者が利用することができる。つま
り、ソフトウェアーの所有権を利用者に与えず、所定の
利用期間だけソフトウェアーを使用者にレンタルする行
為であるので、ソフトウェアーの利用代金を安く設定す
ることができる。また、利用者側に配信したソフトウェ
アーが無限に複製される虞がない。提供者側がソフトウ
ェアーを配信する際に、利用制限情報をソフトウェアー
に付ける必要がないので提供者側の負担が軽減される。
【0029】[請求項5について]利用者がソフトウェ
アーを購入する場合には、提供者側と通信手段を介して
双方向通信を行い購入手続きをする。購入手続きが完了
するとソフトウェアーが提供者側から配信されて記憶手
段に格納される。利用可能回数情報付与手段は、記憶手
段に格納されたソフトウェアーに、購入条件に対応した
利用可能回数情報を付与する。
【0030】利用者がソフトウェアーを再生する旨の指
示を再生手段に出すと、利用回数管理手段が把握する利
用回数と記憶手段に格納されたソフトウェアーの利用可
能回数情報とを比較して利用回数が利用可能回数に達し
ているかいないかを回数判別手段が判別する。また、ソ
フトウェアーを再生する毎に利用回数管理手段が利用回
数を加算していく。そして、利用回数が利用可能回数に
達していないと回数判別手段が判別した場合にのみ、再
生手段がそのソフトウェアーの再生を行う。
【0031】利用制限を施したソフトウェアーの配信シ
ステムを用いると、配信されたソフトウェアーを、所定
の利用回数だけ利用者が利用することができる。つま
り、ソフトウェアーの所有権を利用者に与えず、所定の
利用回数だけソフトウェアーを使用者にレンタルする行
為であるので、ソフトウェアーの利用代金を安く設定す
ることができる。また、利用者側に配信したソフトウェ
アーが無限に複製される虞がない。提供者側がソフトウ
ェアーを配信する際に、利用可能回数情報をソフトウェ
アーに付ける必要がないので提供者側の負担が軽減され
る。
【0032】[請求項6について]利用者がソフトウェ
アーを購入する場合には、提供者側と通信手段を介して
双方向通信を行い購入手続きをする。購入手続きが完了
するとソフトウェアーが提供者側から配信されて記憶手
段に格納される。利用可能回数情報付与手段は、記憶手
段に格納されたソフトウェアーに、購入条件に対応した
利用可能回数情報を付与する。
【0033】利用者がソフトウェアーを再生する旨の指
示を再生手段に出すと、記憶手段に格納されたソフトウ
ェアーの利用可能回数情報の利用可能回数が1以上残っ
ているか否かを残り回数判別手段が判別する。また、ソ
フトウェアーを再生する毎に利用回数減算手段が利用回
数を減らしていく。そして、利用可能回数が1以上残っ
ていると回数判別手段が判別した場合にのみ、再生手段
がそのソフトウェアーの再生を行う。
【0034】利用制限を施したソフトウェアーの配信シ
ステムを用いると、配信されたソフトウェアーを、所定
の利用回数だけ利用者が利用することができる。つま
り、ソフトウェアーの所有権を利用者に与えず、所定の
利用回数だけソフトウェアーを使用者にレンタルする行
為であるので、ソフトウェアーの利用代金を安く設定す
ることができる。また、利用者側に配信したソフトウェ
アーが無限に複製される虞がない。提供者側がソフトウ
ェアーを配信する際に、利用可能回数情報をソフトウェ
アーに付ける必要がないので提供者側の負担が軽減され
る。
【0035】[請求項7について]利用期間を過ぎてい
るか、利用可能回数に達しているか、または利用可能回
数が0となっている場合に(そのソフトウェアーが記憶
手段に格納されている)、使用者が再びそのソフトウェ
アーを再生したいと思いついた場合には、利用者が同名
のソフトウェアーの再購入手続きを通信手段を介して行
う。
【0036】通信手段は、利用制限情報や利用可能回数
情報のみの配信を提供者から受け、該当するソフトウェ
アーの利用制限情報や利用可能回数情報を初期値に更新
するか、または利用回数管理手段の利用回数を0にリセ
ットする。この構成により、ソフトウェアーの再配信を
受ける必要がないので、時間や通信費が節約できる。
【0037】[請求項8について]利用判別手段が利用
期間を過ぎていると判別した場合や、回数判別手段が利
用可能回数に達していると判別した場合や、残り回数判
別手段が利用可能回数が0となっていると判別した場合
には、消去手段が、直ちにまたは所定時間経過後に該当
するソフトウェアーを消去する。これにより、利用制限
を越えたソフトウェアーが何時までも記憶手段に残らな
いので記憶手段の利用効率を高めることができる。な
お、所定時間経過後に該当するソフトウェアーを消去す
る場合には、判別が成されると、“後○○時間で消去し
ます”や“△日に消去します”等のメッセージをモニタ
ー等の表示器に表示して、再購入を促す様にしても良
い。
【0038】[請求項9について]使用者は、記憶媒体
に格納されたソフトウェアーを提供者から購入すると、
記憶媒体に利用制限情報が付いたソフトウェアーが提供
者から渡される。記憶媒体に格納されたソフトウェアー
を利用者が再生手段によって再生する場合に、利用判別
手段が日時確定手段が確定した現在の日時と、記憶媒体
に付けられた利用制限情報とを比較して利用期間内であ
るか過ぎているかを判別する。そして、利用期間内であ
ると利用判別手段が判別した場合にのみ、再生手段がそ
のソフトウェアーの再生を行う。
【0039】ソフトウェアーの提供システムを用いる
と、提供されたソフトウェアーを、所定の利用期間だけ
利用者が利用することができる。つまり、ソフトウェア
ーの所有権を利用者に与えず、所定の利用期間だけソフ
トウェアーを利用者にレンタルする行為であるので、ソ
フトウェアーの利用代金を安く設定することができる。
また、利用期間経過後に記憶媒体を提供者に返却する必
要がないので返す手間がかからない。更に、利用者に提
供したソフトウェアーが無限に複製される虞がない。
【0040】[請求項10について]使用者は、記憶媒
体に格納されたソフトウェアーを提供者から購入する
と、記憶媒体に利用可能回数情報が付いたソフトウェア
ーが提供者から渡される。記憶媒体に格納されたソフト
ウェアーを利用者が再生手段によって再生する場合に、
利用回数管理手段が把握する利用回数と、記憶媒体に付
けられた利用可能回数情報の利用可能回数とを比較して
利用回数が利用可能回数に達しているかいないかを判別
する。また、ソフトウェアーを再生する毎に利用回数管
理手段が利用回数を加算していく。そして、利用可能回
数に達していないと回数判別手段が判別した場合にの
み、再生手段がそのソフトウェアーの再生を行う。
【0041】ソフトウェアーの提供システムを用いる
と、提供されたソフトウェアーを、所定の利用回数だけ
利用者が利用することができる。つまり、ソフトウェア
ーの所有権を利用者に与えず、所定の利用回数だけソフ
トウェアーを利用者にレンタルする行為であるので、ソ
フトウェアーの利用代金を安く設定することができる。
所定の利用回数だけ利用後に記憶媒体を提供者に返却す
る必要がないので返す手間がかからない。更に、利用者
に提供したソフトウェアーが無限に複製される虞がな
い。
【0042】[請求項11について]使用者は、記憶媒
体に格納されたソフトウェアーを提供者から購入する
と、記憶媒体に利用可能回数情報が付いたソフトウェア
ーが提供者から渡される。記憶媒体に格納されたソフト
ウェアーを利用者が再生手段によって再生する場合に、
利用可能回数が1以上残っているか否かを残り回数判別
手段が判別する。また、ソフトウェアーを再生する毎に
利用可能回数減算手段が利用可能回数を減らしていく。
そして、利用可能回数が1以上残っている場合にのみ、
再生手段がそのソフトウェアーの再生を行う。
【0043】ソフトウェアーの提供システムを用いる
と、提供されたソフトウェアーを、所定の利用回数だけ
利用者が利用することができる。つまり、ソフトウェア
ーの所有権を利用者に与えず、所定の利用回数だけソフ
トウェアーを利用者にレンタルする行為であるので、ソ
フトウェアーの利用代金を安く設定することができる。
所定の利用回数だけ利用後に記憶媒体を提供者に返却す
る必要がないので返す手間がかからない。更に、利用者
に提供したソフトウェアーが無限に複製される虞がな
い。
【0044】[請求項12について]利用判別手段が利
用期間を過ぎていると判別した場合や、回数判別手段が
利用可能回数に達していると判別した場合や、残り回数
判別手段が利用可能回数が0となっていると判別した場
合には、消去手段が記憶媒体に格納されたソフトウェア
ーを消去する。これにより、利用制限を越えた場合には
ソフトウェアーが記憶媒体から消去されるので不正利用
を防止できる。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例(請求項4、
7、8に対応)を、図1〜図3に基づいて説明する。ソ
フトウェアーの配信システムAは、通信回線1を介して
提供者2側からソフトウェアーの配信を受け、購入条件
に対応したレンタル期間の間、利用者がソフトウェアー
の再生を行うことができる。
【0046】通信回線1は、インターネット回線、電話
回線、有線放送回線、ケーブルテレビ回線、専用デジタ
ル回線、衛星回線、又は無線通信回線等であり、提供者
側と双方向通信が可能な回線である。尚、ダウンロード
とアップロードとを別種類の回線で行っても良く、例え
ば、提供者2→利用者を衛星回線とし、利用者→提供者
2を電話回線としても良い。
【0047】利用者は、市販のパソコン3を用いること
により、ソフトウェアーの、オンライン購入、配信、及
び再生が可能である。パソコン3は、電源、マザーボー
ド31と、マザーボード31に接続されるハードディス
ク32、キーボード/マウス33、ターミナルアダプタ
34、MOドライブ35、ビデオカード36、及びサウ
ンドカード37と、CRTモニタ361、スピーカ37
1等を備える。
【0048】ソフトウェアーは、MP3再生ソフト等に
より音楽を再生することができる音楽データや、所定の
再生ソフトにより絵画、新聞、雑誌、漫画本、地図、小
説、映画等を見ることができる、デジタル化された画像
データ、文字画像データ、文字データである。
【0049】マザーボード31は、パソコンケース内に
配設され、CPU、各ボードやコネクタを差すためのス
ロット、及びメインメモリ等を備える。ハードディスク
32は、10〜20GB程度の容量を有し、オペレーテ
ィングシステム321、ドライバーソフト322、配信
されたソフトウェアーを再生するための再生ソフト32
3、及び利用管理ソフト324等がインストールされて
いる。
【0050】キーボード/マウス33は、JISタイプ
であり、ソフトウェアーのオンライン購入や再生指示を
出すために使用する。DSU内蔵のターミナルアダプタ
34は、マザーボード31のUSBコネクタに接続さ
れ、アクセスポイントを介して提供者2のサーバと双方
向通信を行う。
【0051】MOドライブ35は、接続ケーブルにより
マザーボード3とATPI接続されている。このMOド
ライブ35には、1.3GBや640MBの記憶媒体3
51が挿入され、配信されたソフトウェアーが格納され
る。
【0052】ビデオカード36は、マザーボード31の
AGPスロットに装着され、CRTモニタ361が接続
されている。サウンドカード37は、マザーボード31
のPCIスロットに装着され、スピーカ371が接続さ
れている。
【0053】つぎに、ソフトウェアーの配信システムA
を使用したソフトウェアーの購入及び配信を図2に基づ
いて説明する。パソコン3を提供者2のサーバに接続
し、IDとパスワードとを入力して購入ページを出す
と、CRTモニタ361の画面に購入可能なソフトウェ
アーの一覧が表示される。ステップs1において、使用
者が購入したいソフトウェアーをキーボード/マウス3
3によって選択する。
【0054】ステップs2において、利用管理ソフト3
24は、選択したソフトウェアーと同名のソフトウェア
ーが記憶媒体351中に存在しているか否かを判別す
る。存在していない場合(NO)にはステップs3に進
み、存在している場合(YES)にはステップs8に進
む。
【0055】ステップs3において、CRTモニタ36
1の画面に、『このソフトウェアーを何日間レンタルし
ますか?』、『料金は△△円です』等の表示と、日数入
力用の窓が出るので、利用者は所望の日数をキーボード
/マウス33で入力(例えば、3日、7日、30日)す
る。これにより、入力した日数データが提供者2のサー
バに送られる。
【0056】ステップs4において、提供者2のサーバ
は、入力した日数データと、利用者が入力したID及び
パスワードとに基づいてオンライン決済処理を行う。
尚、オンライン決済は、クレジット決済、銀行口座から
の自動引き落とし、電子マネー、又はプリペイド方式等
で行われる。
【0057】オンライン決済処理が完了すると、提供者
2のサーバは、ステップs5で、使用者のパソコン3に
ソフトウェアーを配信する。配信されるソフトウェアー
は、順次、MOドライブ35に挿入された記憶媒体35
1に格納されていく。配信が完了したか否かをステップ
s6で利用管理ソフト324が判別し、配信が完了する
(YES)と、ステップs7に進む。
【0058】ステップs7において、利用管理ソフト3
24は、時間を計時するオペレーティングシステム32
1の“日付と時刻”から得られる現在日時に、ステップ
s3でキーボード/マウス33で入力したレンタル日数
を加算した日時(レンタル終了日の日時)を、記憶媒体
351に格納されたソフトウェアーの見出し部分に書き
込む。
【0059】ステップs8において、利用管理ソフト3
24は、時間を計時するオペレーティングシステム32
1の“日付と時刻”から得られる現在日時と、記憶媒体
351に格納されたソフトウェアーの見出し部分に書き
込まれたレンタル終了日の日時とを比較して、現在日時
≦レンタル終了日の日時である(YES)か否(NO)
かを判別する。現在日時≦レンタル終了日の日時である
(YES)場合にはステップs1に戻り、現在日時>レ
ンタル終了日の日時である(NO)場合にはステップs
9に進む。
【0060】ステップs9において、CRTモニタ36
1の画面に、『再度、このソフトウェアーを何日間レン
タルしますか?』、『料金は割引して××円です』等の
表示と、日数入力用の窓が出るので、利用者は所望の日
数をキーボード/マウス33で入力(例えば、3日、7
日、30日)する。これにより、入力した日数データが
提供者2のサーバに送られる。ステップs10におい
て、提供者2のサーバは、ステップs4と同様のオンラ
イン決済処理を行う。
【0061】オンライン決済処理が完了すると、提供者
2のサーバは、ステップs11で、使用者のパソコン3
にレンタル日数情報(=ステップs8で入力した日数)
のみ送る。ステップs12で、利用管理ソフト324
は、オペレーティングシステム321の“日付と時刻”
から得られる現在日時に、送られて来たレンタル日数情
報のレンタル日数を加算して、ソフトウェアーの見出し
部分に格納されたレンタル終了日の日時を更新する。
【0062】つぎに、ソフトウェアーの配信システムA
において、購入したソフトウェアーを再生する時の作動
を図3に基づいて説明する。購入したソフトウェアー
(一つ以上)が格納された記憶媒体351をMOドライ
ブ35に挿入した状態で、再生ソフト323を起動させ
ると、格納されたソフトウェアーのタイトル一覧がCR
Tモニタ361の画面に表示される。尚、現在日時>レ
ンタル終了日の日時+183日のソフトウェアーが存在
する場合には、利用管理ソフト324はそのソフトウェ
アーを記憶媒体351から削除する。
【0063】ステップS1において、CRTモニタ36
1の画面に表示されたタイトル一覧の内、使用者が再生
したいソフトウェアーのタイトルをキーボード/マウス
33によって選択する。
【0064】ステップS2において、利用管理ソフト3
24は、時間を計時するオペレーティングシステム32
1の“日付と時刻”から得られる現在日時と、選択した
ソフトウェアーの見出し部分に書き込まれたレンタル終
了日の日時とを比較して、現在日時≦レンタル終了日の
日時である(YES)か否(NO)かを判別する。現在
日時≦レンタル終了日の日時である(YES)場合には
ステップS3に進み、現在日時>レンタル終了日の日時
である(NO)場合にはステップS4に進む。
【0065】ステップS3で、使用者が選択したソフト
ウェアーを再生ソフト323が再生し、CRTモニタ3
61やスピーカ371を介してソフトウェアーが再生さ
れる。ステップS4で、利用管理ソフト324は、『レ
ンタル期間が過ぎました。半年以内に再購入して下さ
い。』等のメッセージをCRTモニタ361に表示す
る。
【0066】つぎに、本発明の第2実施例(請求項1、
7、8に対応)を、図1、図3、図4に基づいて説明す
る。ソフトウェアーの配信システムBは、通信回線1を
介して提供者2側からソフトウェアー及び利用制限情報
が配信され、レンタル終了日迄の間、利用者がソフトウ
ェアーの再生を行うことができる。
【0067】ソフトウェアーの配信システムBを使用し
たソフトウェアーの購入及び配信は、図4のフローチャ
ートに示す様に行われる。パソコン3を提供者2のサー
バに接続し、IDとパスワードとを入力して購入ページ
を出すと、CRTモニタ361の画面に購入可能なソフ
トウェアーの一覧が表示される。ステップs101にお
いて、使用者が購入したいソフトウェアーをキーボード
/マウス33によって選択する。
【0068】ステップs102において、選択したソフ
トウェアーと同名のソフトウェアーが記憶媒体351中
に存在しているか否かを利用管理ソフト324が判別す
る。存在していない場合(NO)にはステップs103
に進み、存在している場合(YES)にはステップs1
08に進む。
【0069】ステップs103において、CRTモニタ
361の画面に、『このソフトウェアーを何日間レンタ
ルしますか?』、『料金は△△円です』等の表示と、日
数入力用の窓が出るので、利用者は所望の日数をキーボ
ード/マウス33で入力(例えば、3日、7日、30
日)する。これにより、入力した日数データが提供者2
のサーバに送られる。
【0070】ステップs104において、提供者2のサ
ーバは、入力した日数データと、利用者が入力したID
及びパスワードとに基づいてオンライン決済処理を行
う。尚、オンライン決済は、クレジット決済、銀行口座
からの自動引き落とし、電子マネー、又はプリペイド方
式等で行われる。
【0071】オンライン決済処理(図4のステップs1
04)が完了すると、提供者2のサーバは、図4のステ
ップs105で、使用者のパソコン3に、レンタル日数
情報(レンタル終了日の日時)とソフトウェアーとを配
信する。ソフトウェアーは、順次、MOドライブ35に
挿入された記憶媒体351に格納されていく。
【0072】配信が完了したか否かをステップs106
で利用管理ソフト324が判別し、配信が完了する(Y
ES)と、ステップs107に進む。ステップs107
において、利用管理ソフト324が、レンタル日数情報
(レンタル終了日の日時)を、記憶媒体351に格納さ
れたソフトウェアーの見出し部分に書き込む。
【0073】ステップs108において、利用管理ソフ
ト324は、時間を計時するオペレーティングシステム
321の“日付と時刻”から得られる現在日時と、記憶
媒体351に格納されたソフトウェアーの見出し部分に
書き込まれたレンタル終了日の日時とを比較して、現在
日時≦レンタル終了日の日時である(YES)か否(N
O)かを判別する。現在日時≦レンタル終了日の日時で
ある(YES)場合にはステップs101に戻り、現在
日時>レンタル終了日の日時である(NO)場合にはス
テップs109に進む。
【0074】ステップs109において、CRTモニタ
361の画面に、『再度、このソフトウェアーを何日間
レンタルしますか?』、『料金は割引して××円です』
等の表示と、日数入力用の窓が出るので、利用者は所望
の日数をキーボード/マウス33で入力(例えば、3
日、7日、30日)する。これにより、入力した日数デ
ータが提供者2のサーバに送られる。ステップs110
において、提供者2のサーバは、ステップs104と同
様のオンライン決済処理を行う。
【0075】オンライン決済処理が完了すると、提供者
2のサーバは、ステップs110で、使用者のパソコン
3に、ソフトウェアーは配信せず、レンタル日数情報
(レンタル終了日の日時)のみ送る。ステップs112
で、利用管理ソフト324は、送られて来たレンタル日
数情報(レンタル終了日の日時)に基づいて、ソフトウ
ェアーの見出し部分に格納されたレンタル終了日の日時
を更新する。
【0076】つぎに、ソフトウェアーの配信システムB
において、購入したソフトウェアーを再生する時の作動
を図3に基づいて説明する。購入したソフトウェアー
(一つ以上)が格納された記憶媒体351をMOドライ
ブ35に挿入した状態で、再生ソフト323を起動させ
ると、格納されたソフトウェアーのタイトル一覧がCR
Tモニタ361の画面に表示される。尚、現在日時>レ
ンタル終了日の日時+183日のソフトウェアーが存在
する場合には、利用管理ソフト324はそのソフトウェ
アーを記憶媒体351から削除する。
【0077】ステップS1において、CRTモニタ36
1の画面に表示されたタイトル一覧の内、使用者が再生
したいソフトウェアーのタイトルをキーボード/マウス
33によって選択する。
【0078】ステップS2において、利用管理ソフト3
24は、時間を計時するオペレーティングシステム32
1の“日付と時刻”から得られる現在日時と、選択した
ソフトウェアーの見出し部分に書き込まれたレンタル終
了日の日時とを比較して、現在日時≦レンタル終了日の
日時である(YES)か否(NO)かを判別する。現在
日時≦利用期限の日時である(YES)場合にはステッ
プS3に進み、現在日時>レンタル終了日の日時である
(NO)場合にはステップS4に進む。
【0079】ステップS3で、使用者が選択したソフト
ウェアーを再生ソフト323が再生し、CRTモニタ3
61やスピーカ371を介してソフトウェアーが再生さ
れる。ステップS4で、利用管理ソフト324は、『レ
ンタル期間が過ぎました。半年以内に再購入して下さ
い。』等のメッセージをCRTモニタ361に表示す
る。
【0080】上記第1、第2実施例のソフトウェアーの
配信システムA、Bは、以下の利点を有する。 [ア]利用制限を施したソフトウェアーの配信システム
A、Bを用いると、配信されたソフトウェアーを、所定
のレンタル期間だけ利用者が利用することができる。つ
まり、ソフトウェアーの所有権を利用者に与えず、所定
のレンタル期間だけソフトウェアーを使用者にレンタル
する行為であるので、ソフトウェアーの利用代金を安価
に設定することができる。なお、ソフトウェアーの配信
システムBの場合には、提供者2側がソフトウェアーを
配信する際に、利用制限情報をソフトウェアーに付ける
必要がないので提供者2側の負担が軽減される。
【0081】[イ]利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムA、Bは、所定のレンタル期間だけ利用者
がソフトウェアーを再生できるので、利用者側に配信し
たソフトウェアーが無限に複製される虞がない。
【0082】[ウ]利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムA、Bは、レンタル期間を過ぎている場合
に(そのソフトウェアーが記憶媒体351に格納されて
いる)、使用者が再びそのソフトウェアーを再生したい
と思いついて、同名のソフトウェアーの再購入手続きを
行う際に、利用制限情報(レンタル終了日)のみが提供
者から送られ、該当するソフトウェアーの利用制限情報
(レンタル終了日)を書き替える構成である。これによ
り、ソフトウェアーの再配信を受ける必要がないので、
時間や通信費が節約できる。
【0083】[エ]利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムA、Bは、現在日時>レンタル終了日の日
時+183日のソフトウェアーが存在する場合には、利
用管理ソフト324がそのソフトウェアーを記憶媒体3
51から削除する構成である。これにより、利用制限を
越えたソフトウェアーが何時までも記憶媒体351に残
らないので記憶媒体351の利用効率を高めることがで
きる。また、レンタル期間が過ぎている場合には、“レ
ンタル期間が過ぎました。半年以内に再購入して下さ
い。”というメッセージをCRTモニタ361に表示す
るので、再購入を促すことができる。
【0084】つぎに、本発明の第3実施例(請求項3、
7、8に対応)を、図1、図5、図6に基づいて説明す
る。ソフトウェアーの配信システムCは、通信回線1を
介して提供者2側からソフトウェアー及び利用可能回数
情報が配信され、所定回数だけ、利用者がソフトウェア
ーの再生を行うことができる。
【0085】ソフトウェアーの配信システムCを使用し
たソフトウェアーの購入及び配信は、図5のフローチャ
ートに示す様に行われる。パソコン3を提供者2のサー
バに接続し、IDとパスワードとを入力して購入ページ
を出すと、CRTモニタ361の画面に購入可能なソフ
トウェアーの一覧が表示される。ステップs201にお
いて、使用者が購入したいソフトウェアーをキーボード
/マウス33によって選択する。
【0086】ステップs202において、選択したソフ
トウェアーと同名のソフトウェアーが記憶媒体351中
に存在しているか否かを利用管理ソフト324が判別す
る。存在していない場合(NO)にはステップs203
に進み、存在している場合(YES)にはステップs2
08に進む。
【0087】ステップs203において、CRTモニタ
361の画面に、『このソフトウェアーを何回利用しま
すか?』、『料金は△△円です』等の表示と、回数入力
用の窓が出るので、利用者は所望の回数をキーボード/
マウス33で入力(例えば、1回、3回、10回、10
0回)する。これにより、入力した回数データが提供者
2のサーバに送られる。
【0088】ステップs204において、提供者2のサ
ーバは、入力した回数データと、利用者が入力したID
及びパスワードとに基づいてオンライン決済処理を行
う。尚、オンライン決済は、クレジット決済、銀行口座
からの自動引き落とし、電子マネー、又はプリペイド方
式等で行われる。
【0089】オンライン決済処理(図5のステップs2
04)が完了すると、提供者2のサーバは、図5のステ
ップs205で、使用者のパソコン3に、利用可能回数
情報(利用可能回数)とソフトウェアーとを配信する。
ソフトウェアーは、順次、MOドライブ35に挿入され
た記憶媒体351に格納されていく。
【0090】配信が完了したか否かをステップs206
で利用管理ソフト324が判別し、配信が完了する(Y
ES)と、ステップs207に進む。ステップs207
において、利用管理ソフト324が、ソフトウェアーを
記憶媒体351に格納し、利用可能回数情報(利用可能
回数)をソフトウェアーの見出し部分に書き込む。
【0091】ステップs208において、利用管理ソフ
ト324は、記憶媒体351に格納されたソフトウェア
ーの見出し部分に書き込まれた利用可能回数情報(利用
可能回数)を読み出し、利用可能回数情報(利用可能回
数)が1以上である(YES)か否(NO)かを判別す
る。利用可能回数情報(利用可能回数)が1以上残って
いる場合にはステップs201に戻り、利用可能回数情
報(利用可能回数)が0の場合にはステップs209に
進む。
【0092】ステップs209において、CRTモニタ
361の画面に、『再度、このソフトウェアーを何回利
用しますか?』、『料金は割引して××円です』等の表
示と、回数入力用の窓が出るので、利用者は所望の回数
をキーボード/マウス33で入力(例えば、1回、3
回、10回、100回)する。これにより、入力した回
数データが提供者2のサーバに送られる。ステップs2
10において、提供者2のサーバは、ステップs204
と同様のオンライン決済処理を行う。
【0093】オンライン決済処理が完了すると、提供者
2のサーバは、ステップs211で、使用者のパソコン
3に、ソフトウェアーは配信せず、利用可能回数情報
(利用可能回数)のみ送る。ステップs212で、利用
管理ソフト324は、送られて来た利用可能回数情報
(利用可能回数)に基づいて、ソフトウェアーの見出し
部分に格納された利用可能回数情報(利用可能回数)を
更新する。
【0094】つぎに、ソフトウェアーの配信システムC
において、購入したソフトウェアーを再生する時の作動
を図6に基づいて説明する。購入したソフトウェアー
(一つ以上)が格納された記憶媒体351をMOドライ
ブ35に挿入した状態で、再生ソフト323を起動させ
ると、格納されたソフトウェアーのタイトル一覧がモニ
タCRT361の画面に表示される。尚、現在日時>利
用可能回数情報が0になった日時+30日のソフトウェ
アーが存在する場合には、利用管理ソフト324はその
ソフトウェアーを記憶媒体351から削除する。
【0095】ステップS11において、CRTモニタ3
61の画面に表示されたタイトル一覧の内、使用者が再
生したいソフトウェアーのタイトルをキーボード/マウ
ス33によって選択する。
【0096】ステップS12において、利用管理ソフト
324は、記憶媒体351に格納されたソフトウェアー
の見出し部分に書き込まれた利用可能回数情報(利用可
能回数)を読み出し、利用可能回数情報(利用可能回
数)が1以上である(YES)か否(NO)かを判別す
る。利用可能回数情報(利用可能回数)が1以上有る場
合にはステップS13に進み、利用可能回数情報(利用
可能回数)が0の場合にはステップS15に進む。
【0097】ステップS13で、使用者が選択したソフ
トウェアーを再生ソフト323が再生し、CRTモニタ
361やスピーカ371を介してソフトウェアーが再生
される。ステップS14において、利用管理ソフト32
4は、記憶媒体351に格納されたソフトウェアーの見
出し部分に書き込まれた利用可能回数情報(利用可能回
数)を1回減らす。
【0098】ステップS15で、利用管理ソフト324
は、『利用可能回数が0になりました。30日以内に再
購入して下さい。』等のメッセージをモニタ361に表
示する。
【0099】上記第3実施例のソフトウェアーの配信シ
ステムCは、以下の利点を有する。 [オ]利用制限を施したソフトウェアーの配信システム
Cを用いると、配信されたソフトウェアーを、所定の回
数だけ利用者が利用することができる。つまり、ソフト
ウェアーの所有権を利用者に与えず、所定の回数だけソ
フトウェアーを使用者に利用可能する行為であるので、
ソフトウェアーの利用代金を安価に設定することができ
る。
【0100】[カ]利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムCは、所定の回数だけ利用者がソフトウェ
アーを再生できるので、利用者側に配信したソフトウェ
アーが無限に複製される虞がない。
【0101】[キ]利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムCは、利用可能回数が0になっている場合
に(そのソフトウェアーが記憶媒体351に格納されて
いる)、使用者が再びそのソフトウェアーを再生したい
と思いついて、同名のソフトウェアーの再購入手続きを
行う際に、利用可能回数情報(利用可能回数)のみが提
供者から送られ、該当するソフトウェアーの利用可能回
数情報(=0回)を書き替える構成である。これによ
り、ソフトウェアーの再配信を受ける必要がないので、
時間や通信費が節約できる。
【0102】[ク]利用制限を施したソフトウェアーの
配信システムCは、現在日時>利用可能回数情報が0に
なった日時+30日のソフトウェアーが存在する場合に
は、利用管理ソフト324はそのソフトウェアーを記憶
媒体351から削除する構成である。これにより、利用
制限を越えたソフトウェアーが何時までも記憶媒体35
1に残らないので記憶媒体351の利用効率を高めるこ
とができる。また、利用可能回数が0になっている場合
には、“利用可能回数が0になりました。30日以内に
再購入して下さい。”というメッセージをCRTモニタ
361に表示するので、再購入を促すことができる。
【0103】つぎに、本発明の第4実施例(請求項9、
12に対応)を、図7〜図9に基づいて説明する。ソフ
トウェアーの提供システムDは、提供者側からソフトウ
ェアーを購入すると、購入条件に対応した利用可能期間
の間、利用者がソフトウェアーの再生を行うことができ
る。
【0104】利用者は、市販のパソコン3を用いること
により、提供者から受け取ったソフトウェアーの再生が
可能である。パソコン3は、電源、マザーボード31
と、マザーボード31に接続されるハードディスク3
2、キーボード/マウス33、ビデオカード36、サウ
ンドカード37、及び特別仕様のMOユニット38と、
CRTモニタ361、スピーカ371等を備える。
【0105】ソフトウェアーは、MP3再生ソフト等に
より音楽を再生することができる音楽データや、所定の
再生ソフトにより絵画、新聞、雑誌、漫画本、地図、小
説、映画等を見ることができる、デジタル化された画像
データ、文字画像データ、文字データである。
【0106】マザーボード31は、パソコンケース内に
配設され、CPU、各ボードやコネクタを差すためのス
ロット、及びメインメモリ等を備える。ハードディスク
32は、10〜20GB程度の容量を有し、オペレーテ
ィングシステム321、ドライバーソフト322、ソフ
トウェアーを再生するための再生ソフト323、及び利
用管理ソフト324等がインストールされている。
【0107】キーボード/マウス33は、JISタイプ
であり、ソフトウェアーの再生指示を出すために使用す
る。
【0108】特別仕様のMOユニット38のMOドライ
ブ381は、接続ケーブルによりマザーボード31とA
TPI接続されている。MOドライブ381には、ソフ
トウェアーが格納された1.3GBや640MBの記憶
媒体370が挿入される。記憶媒体370には、借りる
際にレンタル店の店員によってバーコードシール372
が張り付けられている。バーコードシール372には、
利用制限情報(利用期限日時)が電磁的に格納されてい
る。そして、MOユニット38には、バーコードシール
372の利用期限日時を読み取るための利用制限情報読
み取り部383(バーコードリーダー)が配設されてい
る。
【0109】ビデオカード36は、マザーボード31の
AGPスロットに装着され、CRTモニタ361が接続
されている。サウンドカード37は、マザーボード31
のPCIスロットに装着され、スピーカ371が接続さ
れている。
【0110】つぎに、ソフトウェアーの提供システムD
において、購入したソフトウェアーを再生する時の作動
を図8に基づいて説明する。レンタル店で渡されたソフ
トウェアーが格納された記憶媒体370をMOユニット
38のMOドライブ381に挿入する(ステップS10
0)。
【0111】ステップS101において、利用管理ソフ
ト324は、時間を計時するオペレーティングシステム
321の“日付と時刻”から得られる現在日時と、記憶
媒体370のバーコードシール372に格納されたレン
タル終了日の日時とを比較して、現在日時≦レンタル終
了日の日時である(YES)か否(NO)かを判別す
る。現在日時≦レンタル終了日の日時である(YES)
場合にはステップS102に進み、現在日時>利用可能
終了日の日時である(NO)場合にはステップS103
に進む。
【0112】ステップS102で、ソフトウェアーを再
生ソフト323が再生し、CRTモニタ361やスピー
カ371を介してソフトウェアーが再生される。
【0113】ステップS103において、CRTモニタ
361の画面に、『レンタル期間が過ぎました。』等の
メッセージが表示される。ステップS104において、
利用管理ソフト324は、記憶媒体370に格納された
ソフトウェアーを消去する。
【0114】つぎに、本発明の第5実施例(請求項1
0、12に対応)を、図7、図9に基づいて説明する。
ソフトウェアーの提供システムEは、提供者側からソフ
トウェアーを購入すると、購入条件に対応した利用回数
だけ、利用者がソフトウェアーの再生を行うことができ
る。
【0115】記憶媒体370には、借りる際にレンタル
店の店員によってバーコードシール372が張り付けら
れている。バーコードシール372には、利用制限情報
(利用可能回数)が電磁的に格納されている。そして、
MOユニット38には、バーコードシール372の利用
制限情報を読み取るための利用制限情報読み取り部38
3(バーコードリーダー)が配設されている。
【0116】ソフトウェアーの提供システムEにおい
て、購入したソフトウェアーを再生する時の作動を図9
のフローチャートに基づいて説明する。レンタル店で渡
されたソフトウェアーが格納された記憶媒体370をM
Oユニット38のMOドライブ381に挿入する(ステ
ップS201)。
【0117】ステップS202において、利用管理ソフ
ト324は、ハードディスク32中に格納された利用回
数(初期値=0回)と、記憶媒体370のバーコードシ
ール372に格納された利用制限情報(利用可能回数)
とを比較して、利用回数≦利用可能回数である(YE
S)か否(NO)かを判別する。利用回数≦利用可能回
数である(YES)場合にはステップS203に進み、
利用回数>利用可能回数である(NO)場合にはステッ
プS205に進む。
【0118】ステップS203で、ソフトウェアーを再
生ソフト323が再生し、モニタ361やスピーカ37
1を介してソフトウェアーが再生される。ステップS2
04において、利用管理ソフト324は、ハードディス
ク32中に格納された利用回数を1回増やす。
【0119】ステップS205において、モニタ361
の画面に、『利用回数が利用可能回数に達しました。』
等のメッセージが表示される。ステップS206におい
て、利用管理ソフト324は、記憶媒体370に格納さ
れたソフトウェアーを消去する。
【0120】上記第4、第5実施例のソフトウェアーの
提供システムD、Eは、以下の利点を有する。 [ケ]ソフトウェアーの提供システムD、Eは、提供さ
れたソフトウェアーを、所定の利用可能期間又は所定の
利用回数だけ利用者が利用することができる。つまり、
ソフトウェアーの所有権を利用者に与えず、所定の利用
可能期間或いは所定の回数だけソフトウェアーを利用者
に提供する行為であるので、ソフトウェアーの利用代金
を安く設定することができる。また、利用可能期間経過
後や、所定回数利用後に記憶媒体370を提供者に返却
する必要がないので返す手間がかからない。更に、利用
者に提供したソフトウェアーが無限に複製される虞がな
い。
【0121】[コ]ソフトウェアーの提供システムD、
Eは、利用管理ソフト324が、利用期間を過ぎている
と判別した場合や利用可能回数に達していると判別した
場合には、記憶媒体370に格納されたソフトウェアー
を消去する構成である。これにより、利用制限を越えた
場合にはソフトウェアーが記憶媒体370から消去され
るので不正な利用が防止できる。
【0122】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.第3実施例のソフトウェアーの配信システムCにお
いて、購入手続きが完了すると利用可能回数情報(利用
可能回数)を付けて配信されるソフトウェアーを記憶媒
体351に格納しておき、ソフトウェアーを再生する毎
に利用管理ソフト324がハードディスク32に利用回
数を加算していき、利用管理ソフト324が、利用回数
と、記憶媒体351に格納されたソフトウェアーの見出
し部分に格納された利用可能回数情報(利用可能回数)
とを比較し、利用回数≦利用可能回数である場合に、再
生ソフト323がソフトウェアーを再生する構成に変更
しても良い(請求項2に対応)。
【0123】b.第1実施例のソフトウェアーの配信シ
ステムAにおいて、購入手続きが完了すると配信されて
記憶媒体351に格納されるソフトウェアに、利用管理
ソフト324が購入条件に対応した利用可能回数情報
(利用可能回数)を付与し、ソフトウェアーを再生する
毎に利用管理ソフト324がハードディスク32に利用
回数を加算していき、利用管理ソフト324が、利用回
数と、記憶媒体351に格納されたソフトウェアーの見
出し部分に格納された利用可能回数情報(利用可能回
数)とを比較し、利用回数≦利用可能回数である場合
に、再生ソフト323がソフトウェアーを再生する構成
に変更しても良い(請求項5に対応)。
【0124】c.第3実施例のソフトウェアーの配信シ
ステムCにおいて、購入手続きが完了すると配信されて
記憶媒体351に格納されるソフトウェアに、利用管理
ソフト324が購入条件に対応した利用可能回数情報
(利用可能回数)を付与し、ソフトウェアーを再生する
毎に利用管理ソフト324が利用可能回数を減らしてい
き、利用管理ソフト324が、利用回数と、記憶媒体3
51に格納されたソフトウェアーの見出し部分に格納さ
れた利用可能回数情報(利用可能回数)とを比較し、利
用可能回数が1以上残っている場合に、再生ソフト32
3がソフトウェアーを再生する構成に変更しても良い
(請求項6に対応)。
【0125】d.第5実施例のソフトウェアーの提供シ
ステムEにおいて、購入すると提供者から渡される記憶
媒体370に格納されるソフトウェアを再生する毎に、
記憶媒体370の磁気シールに格納された利用可能回数
情報(利用回数)を減らしていき、利用管理ソフト32
4が、利用回数と、利用可能回数情報(利用可能回数)
とを比較し、利用可能回数が1以上残っている場合に、
再生ソフト323がソフトウェアーを再生する構成に変
更しても良い(請求項11に対応)。
【0126】e.日時確定手段は、提供者側から現在の
日時が提供される構成、テレビやラジオの時報や標準電
波を受信する構成、電子時計から出力される現在の日時
を入力する構成であっても良い。
【0127】f.記憶手段は、MO以外に、半導体メモ
リ、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、C
D- RW、ハードディスク等であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3実施例に係るソフトウェア
ーの配信システムの説明図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るソフトウェアーの配
信システムを使用した、ソフトウェアーの購入時・配信
時のフローチャートである。
【図3】本発明の第1〜第3実施例に係るソフトウェア
ーの配信システムを使用して配信されたソフトウェアー
を再生する際のフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例に係るソフトウェアーの配
信システムを使用した、ソフトウェアーの購入時・配信
時のフローチャートである。
【図5】本発明の第3実施例に係るソフトウェアーの配
信システムを使用した、ソフトウェアーの購入時・配信
時のフローチャートである。
【図6】本発明の第3実施例に係るソフトウェアーの配
信システムを使用して配信されたソフトウェアーを再生
する際のフローチャートである。
【図7】本発明の第4、第5実施例に係るソフトウェア
ーの提供システムの説明図である。
【図8】本発明の第4実施例に係るソフトウェアーの提
供システムを使用して配信されたソフトウェアーを再生
する際のフローチャートである。
【図9】本発明の第4、第5実施例に係るソフトウェア
ーの提供システムを使用して配信されたソフトウェアー
を再生する際のフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信回線(通信手段) 2 提供者 34 ターミナルアダプタ(通信手段) 323 再生ソフト(再生手段) 324 利用管理ソフト(利用判別手段、利用回数管理
手段、回数判別手段、利用可能回数減算手段、利用制限
情報付与手段、利用可能回数情報付与手段、残り回数判
別手段) 351 記憶媒体(記憶手段) 370 記憶媒体(記憶手段) A〜C ソフトウェアーの配信システム D、E ソフトウェアーの提供システム

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 提供者側と双方向通信を行う通信手段
    と、 購入手続きが完了すると利用制限情報を付けて配信され
    るソフトウェアーを格納しておく記憶手段と、 現在の日時を確定する日時確定手段と、 前記記憶手段に格納されたソフトウェアーの再生が可能
    な再生手段と、 前記日時確定手段が確定した現在の日時と、前記記憶手
    段に格納された前記ソフトウェアーの前記利用制限情報
    とを比較して利用期間内であるか過ぎているかを判別す
    る利用判別手段とを備え、 利用期間内であると前記利用判別手段が判別したソフト
    ウェアーのみ前記再生手段によって再生可能であること
    を特徴とする、利用制限を施したソフトウェアーの配信
    システム。
  2. 【請求項2】 提供者側と双方向通信を行う通信手段
    と、 購入手続きが完了すると利用可能回数情報を付けて配信
    されるソフトウェアーを格納しておく記憶手段と、 前記記憶手段に格納されたソフトウェアーの再生が可能
    な再生手段と、 前記ソフトウェアーを再生する毎に利用回数を加算して
    いく利用回数管理手段と、 該利用回数管理手段が把握する利用回数と、前記記憶手
    段に格納された前記ソフトウェアーの前記利用可能回数
    情報とを比較して前記利用回数が利用可能回数に達して
    いるかいないかを判別する回数判別手段とを備え、 利用可能回数に達していないと前記回数判別手段が判別
    したソフトウェアーのみ前記再生手段によって再生可能
    であることを特徴とする、利用制限を施したソフトウェ
    アーの配信システム。
  3. 【請求項3】 提供者側と双方向通信を行う通信手段
    と、 購入手続きが完了すると利用可能回数情報を付けて配信
    されるソフトウェアーを格納しておく記憶手段と、 前記記憶手段に格納されたソフトウェアーの再生が可能
    な再生手段と、 前記ソフトウェアーを再生する毎に、前記記憶手段に格
    納された前記ソフトウェアーの前記利用可能回数情報の
    利用可能回数を減らしていく利用可能回数減算手段と、 前記記憶手段に格納された前記ソフトウェアーの前記利
    用可能回数情報の利用可能回数が1以上残っているか否
    かを判別する残り回数判別手段とを備え、 利用可能回数が1以上残っていると残り回数判別手段が
    判別したソフトウェアーのみ前記再生手段によって再生
    可能であることを特徴とする、利用制限を施したソフト
    ウェアーの配信システム。
  4. 【請求項4】 提供者側と双方向通信を行う通信手段
    と、 ソフトウェアーを格納しておくための記憶手段と、 購入手続きが完了すると配信されて前記記憶手段に格納
    されるソフトウェアーに、購入条件に対応した利用制限
    情報を付与する利用制限情報付与手段と、 現在の日時を確定する日時確定手段と、 前記記憶手段に格納されたソフトウェアーの再生が可能
    な再生手段と、 前記日時確定手段が確定した現在の日時と、前記記憶手
    段に格納された前記ソフトウェアーの前記利用制限情報
    とを比較して利用期間内であるか過ぎているかを判別す
    る利用判別手段とを備え、 利用期間内であると前記利用判別手段が判別したソフト
    ウェアーのみ前記再生手段によって再生可能であること
    を特徴とする、利用制限を施したソフトウェアーの配信
    システム。
  5. 【請求項5】 提供者側と双方向通信を行う通信手段
    と、 ソフトウェアーを格納しておくための記憶手段と、 購入手続きが完了すると配信されて前記記憶手段に格納
    されるソフトウェアーに、購入条件に対応した利用可能
    回数情報を付与する利用可能回数情報付与手段と、 前記記憶手段に格納されたソフトウェアーの再生が可能
    な再生手段と、 前記ソフトウェアーを再生する毎に利用回数を加算して
    いく利用回数管理手段と、 該利用回数管理手段が把握する利用回数と、前記記憶手
    段に格納された前記ソフトウェアーの前記利用可能回数
    情報とを比較して前記利用回数が利用可能回数に達して
    いるかいないかを判別する回数判別手段とを備え、 利用可能回数に達していないと前記回数判別手段が判別
    したソフトウェアーのみ前記再生手段によって再生可能
    であることを特徴とする、利用制限を施したソフトウェ
    アーの配信システム。
  6. 【請求項6】 提供者側と双方向通信を行う通信手段
    と、 ソフトウェアーを格納しておくための記憶手段と、 購入手続きが完了すると配信されて前記記憶手段に格納
    されるソフトウェアーに、購入条件に対応した利用可能
    回数情報を付与する利用可能回数情報付与手段と、 前記記憶手段に格納されたソフトウェアーの再生が可能
    な再生手段と、 前記ソフトウェアーを再生する毎に、前記記憶手段に格
    納された前記ソフトウェアーの前記利用可能回数情報の
    利用可能回数を減らしていく利用可能回数減算手段と、 前記記憶手段に格納された前記ソフトウェアーの前記利
    用可能回数情報の利用可能回数が1以上残っているか否
    かを判別する残り回数判別手段とを備え、 利用可能回数が1以上残っていると残り回数判別手段が
    判別したソフトウェアーのみ前記再生手段によって再生
    可能であることを特徴とする、利用制限を施したソフト
    ウェアーの配信システム。
  7. 【請求項7】 利用期間を過ぎているか、利用可能回数
    に達しているか、または利用可能回数が0となったソフ
    トウェアーが前記記憶手段に格納されている場合に、利
    用者が同名のソフトウェアーの再購入手続きを前記通信
    手段を介して行うと、 前記通信手段は、前記利用制限情報や利用可能回数情報
    のみの配信を受けて、該当するソフトウェアーの利用制
    限情報や利用可能回数情報を更新するか、または利用回
    数管理手段の利用回数をリセットすることを特徴とす
    る、請求項1乃至請求項6の何れかに記載の利用制限を
    施したソフトウェアーの配信システム。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段に格納された前記ソフトウ
    ェアーの消去が可能な消去手段を設け、 前記利用判別手段が利用期間を過ぎていると判別した場
    合や、前記回数判別手段が利用可能回数に達していると
    判別した場合や、残り回数判別手段が利用可能回数が0
    となっていると判別した場合には、 前記消去手段が、直ちにまたは所定時間経過後に該当す
    るソフトウェアーを消去することを特徴とする請求項1
    乃至請求項6の何れかに記載のソフトウェアーの配信シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 購入すると利用制限情報を付けて提供者
    から渡される記憶媒体に格納されたソフトウェアーの再
    生が可能な再生手段と、 現在の日時を確定する日時確定手段と、 前記日時確定手段が確定した現在の日時と、前記記憶媒
    体に付けられた利用制限情報とを比較して利用期間内で
    あるか過ぎているかを判別する利用判別手段とを備え、 利用期間内であると前記利用判別手段が判別した前記記
    憶媒体のソフトウェアーのみ前記再生手段によって再生
    可能であることを特徴とする、利用制限を施したソフト
    ウェアーの提供システム。
  10. 【請求項10】 購入すると利用可能回数情報を付けて
    提供者から渡される記憶媒体に格納されたソフトウェア
    ーの再生が可能な再生手段と、 前記ソフトウェアーを再生する毎に利用回数を加算して
    いく利用回数管理手段と、 該利用回数管理手段が把握する利用回数と、前記記憶媒
    体に付けられた前記利用可能回数情報の利用可能回数と
    を比較して前記利用回数が利用可能回数に達しているか
    いないかを判別する回数判別手段とを備え、 利用可能回数に達していないと前記回数判別手段が判別
    した前記記憶媒体のソフトウェアーのみ前記再生手段に
    よって再生可能であることを特徴とする、利用制限を施
    したソフトウェアーの提供システム。
  11. 【請求項11】 購入すると利用可能回数情報を付けて
    提供者から渡される記憶媒体に格納されたソフトウェア
    ーの再生が可能な再生手段と、 前記ソフトウェアーを再生する毎に、前記記憶媒体の利
    用可能回数を減らしていく利用可能回数減算手段と、 前記記憶媒体の利用可能回数が1以上残っているか否か
    を判別する残り回数判別手段とを備え、 利用可能回数が1以上残っていると前記残り回数判別手
    段が判別した前記記憶媒体のソフトウェアーのみ前記再
    生手段によって再生可能であることを特徴とする、利用
    制限を施したソフトウェアーの提供システム。
  12. 【請求項12】 前記記憶媒体に格納された前記ソフト
    ウェアーの消去が可能な消去手段を設け、 前記利用判別手段が利用期間を過ぎていると判別した場
    合や、前記回数判別手段が利用可能回数に達していると
    判別した場合や、前記残り回数判別手段が利用可能回数
    が0であると判別した場合には、 前記消去手段が前記記憶媒体に格納されたソフトウェア
    ーを消去することを特徴とする請求項9乃至請求項11
    の何れかに記載の、利用制限を施したソフトウェアーの
    提供システム。
JP2000183470A 2000-06-19 2000-06-19 利用制限を施したソフトウェアーの配信・提供システム Pending JP2002007606A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016140028A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 配信データ管理システム

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