JP2002007577A - 生活習慣病患者の健康管理システム - Google Patents

生活習慣病患者の健康管理システム

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JP2002007577A
JP2002007577A JP2000192075A JP2000192075A JP2002007577A JP 2002007577 A JP2002007577 A JP 2002007577A JP 2000192075 A JP2000192075 A JP 2000192075A JP 2000192075 A JP2000192075 A JP 2000192075A JP 2002007577 A JP2002007577 A JP 2002007577A
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health management
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health
lifestyle
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Application number
JP2000192075A
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Inventor
Hirokazu Genno
広和 源野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 バイタルセンサ10は患者100側に配置さ
れ、管理装置80は患者100からの会費によって運営
される健康管理センタ200側に配置される。バイタル
センサ10は、患者100の健康管理状態を示す健康管
理データを管理装置70に送信する。管理装置70は、
送信された健康管理データに基づいて患者100の健康
管理の達成度を判別し、この判別結果に応じて会費の割
引率を決定する。 【効果】 患者にとっては、健康を正しく管理すれば会
費の負担が軽減され、これが健康管理の継続につなが
る。この結果、長期的な療養が必要となる生活習慣病の
改善および医療費の負担軽減が実現される。一方、健康
管理センタにとっては、患者の健康状態が良好となれば
医療費の負担が必要なくなるため、財務状態が改善され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生活習慣病患者
の健康管理システムに関し、特にたとえば、生活習慣病
患者から所定日数毎に会費を徴収する健康管理団体によ
る生活習慣病患者の健康管理システム関する。
【0002】
【背景技術】糖尿病などの生活習慣病は、一旦患うと、
長期にわたる療養が必要となる。このため、患者は、自
己の健康状態を把握しかつ現状よりも改善するために、
定期的に病院に通院しなければならなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、生活習慣病は
自覚症状がないため、自己管理が難しい。また、患者の
会費によって運営される健康管理団体にとっては、患者
の健康状態が改善されない限り、医療費を負担し続ける
必要がある。なお、医療費の負担の問題は、患者も同様
である。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、生
活習慣病患者の健康状態を改善でき、かつ医療費の負担
軽減に貢献できる、健康管理システムを提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、生活習慣病
患者側に配置される第1装置、および生活習慣病患者か
らの会費によって運営される健康管理団体側に配置され
た第2装置を備え、第1装置は、生活習慣病患者の健康
管理状態を示す健康管理データを第2装置に送信する第
1送信手段を含み、第2装置は、第1装置から送信され
た健康管理データを受信する第1受信手段、健康管理デ
ータに基づいて生活習慣病患者の健康管理の達成度を判
別する判別手段、および判別手段の判別結果に応じて会
費の割引率を決定する決定手段を含む、健康管理システ
ムである。
【0006】
【作用】第1装置は生活習慣病患者側に配置され、第2
装置は生活習慣病患者からの会費によって運営される健
康管理団体側に配置される。第1装置では、第1送信手
段が生活習慣病患者の健康管理状態を示す健康管理デー
タを第2装置に送信する。送信された健康管理データ
は、第2装置において第1受信手段によって受信され
る。判別手段は、受信した健康管理データに基づいて生
活習慣病患者の健康管理の達成度を判別し、決定手段
は、判別手段の判別結果に応じて会費の割引率を決定す
る。
【0007】この発明のある例では、会費は第1所定日
数毎に納められる。このとき、送信手段は健康管理デー
タを第1所定日数よりも短い第2所定日数毎に送信し、
判別手段は第1所定日数分の健康管理データに基づいて
達成度を判別する。
【0008】この発明の他の例では、健康管理データ
は、複数の健康管理項目に関するデータ値を含む。この
とき、判別手段は、第1所定日数分のデータ値を健康管
理項目毎に加算し、複数の加算値の全てが第1所定条件
を満たすかどうか判別する。決定手段は、第1条件が満
たされたとき割引率を第1所定割合に決定する。
【0009】好ましくは、判別手段は、第1条件が満た
されなかったとき、第1所定日数分のデータ値の総和を
算出するとともに、総和が第2所定条件を満たすかどう
か判別する。決定手段は、第2条件が満たされたとき割
引率を第2所定割合に決定する。
【0010】さらに好ましくは、第1装置において、生
成手段が複数の健康管理項目を評価してデータ値を生成
する。第1発生手段は、生成されたデータ値に対応する
メッセージを発生する。ここで、メッセージは、好まし
くは誉め言葉または貶し言葉を含む。
【0011】この発明のその他の例では、第2装置に含
まれる第2送信手段が、健康管理データに基づく医者の
指示データを第1装置に送信する。第1装置では、第2
受信手段が第2装置から送信された医者の指示データを
受信し、第2発生手段が医者の指示データに基づいて生
活習慣病患者に指示を発生する。
【0012】ここで、指示データは、好ましくは生活習
慣病患者の病気が悪化したときの状態を示す画像データ
を含む。
【0013】この発明のさらにその他の例では、健康管
理データは生活習慣病患者が摂取した飲食物データを含
む。第2装置に含まれる第3送信手段は、この飲食物デ
ータに基づく栄養士の指示データを第1装置に送信す
る。第1装置では、第3受信手段が第2装置から送信さ
れた栄養士の指示データを受信し、第3発生手段がこの
栄養士の指示データに基づいて生活習慣病患者に指示を
発生する。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、生活習慣病患者の健
康管理状態によって会費の割引率を決定するようにし
た。このため、生活習慣病患者は健康を正しく管理すれ
ば会費の負担が軽減され、これが健康管理の継続につな
がる。この結果、長期的な療養が必要となる生活習慣病
の改善に貢献することができる。一方、健康管理団体に
とっては、生活習慣病患者の健康状態が改善されれば医
療費の負担が必要なくなるため、財務状態が良好とな
る。
【0015】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0016】
【実施例】この実施例の健康管理ビジネスは糖尿病など
の生活習慣病患者(以下、単に「患者」という)100
の健康状態を管理するビジネスであり、健康管理センタ
200,医者300,栄養士400および食事宅配業者
500がこのビジネスに関与する。健康管理センタ20
0は、患者100が銀行600を通して納める月会費
(健康保険料)によって運営される。
【0017】患者100の健康状態を管理する健康管理
システムは、健康管理センタ200側に配置された管理
装置80と患者100側に配置されたペット型のバイタ
ルセンサ10とを含む。バイタルセンサ10は、脈拍計
30および3軸加速度計40(患者100が携帯)の各
々によって測定された1日分の脈拍データおよび加速度
データと体重計70(患者100側に配置)によって測
定された体重データとをたとえば毎日の午後10時に取
り込み、取り込んだ脈拍データ,加速度データおよび体
重データに基づいて患者100の毎日の健康管理状態を
評価する。評価項目(健康管理項目)としては、消費カ
ロリ,有酸素運動,睡眠,ストレスおよび生活リズムが
あり、各評価項目の評価データは管理装置80に送信さ
れる。
【0018】なお、3軸加速度計40は、患者100の
前後方向(X方向),左右方向(Y方向)および上下方
向(Z方向)の動き(加速度)を測定する測定器であ
る。また、上述の1日分の脈拍データおよび加速度デー
タは、前日の午後10時から当日の午後10時までのデ
ータである。
【0019】管理装置80は、バイタルセンサ10から
送信された評価データに基づいて患者100の健康管理
の達成度を判別し、判別された達成度に応じて月会費の
割引率を30%,10%および0%のいずれかに決定す
る。健康管理センタ200は、決定された割引率に従っ
て、すでに徴収した今月分の月会費の一部を患者100
の銀行口座に返還する。たとえば月会費が3万円の場
合、割引率が30%に決定された月は9千円が健康管理
組合200から患者100にキャッシュバックされ、割
引率が10%の月は3千円が健康管理組合200から患
者100にキャッシュバックされる。一方、割引率が0
%に決定された月は、健康管理組合200から患者10
0にキャッシュバックされることなない。
【0020】バイタルセンサ10はまた、上述の脈拍デ
ータ,加速度データおよび体重データをそのまま管理装
置80に送信するとともに、健康管理状態の評価の過程
で求められた消費カロリデータ,有酸素有無データ,睡
眠時間データ,深睡眠時間データ,ストレスデータおよ
び睡眠時間帯データを管理装置80に送信する。管理装
置80は、受信したこれらの測定データを患者100の
個人ファイルに保管する。
【0021】バイタルセンサ10はさらに、血圧・体温
計60によって任意の日時に測定された血圧データおよ
び体温データ、あるいは5誘導型のホルタ心電計20に
よって任意の日時に測定された心電データを取り込み、
取り込んだ血圧データ,体温データまたは心電データを
管理装置80に送信する。これらの測定データもまた、
患者100の個人ファイルに保管される。
【0022】医者300は、個人ファイルに保管された
患者100の各種測定データを定期的に閲覧して、患者
100の健康状態を診断する。つまり、医者300が患
者100の各種測定データを管理装置80に要求する
と、要求された各種測定データが管理装置80から医者
300に送信され、医者300は送信された各種測定デ
ータに基づいて患者100の健康状態を診断する。そし
て、必要に応じて患者300に与える指示(たとえば
「有酸素運動を増やして下さい」のような指示)を作成
する。作成される指示には、医者300によって準備さ
れた画像データが添付される場合もある。つまり、医者
300は、患者100の健康管理状態があまりにも悪す
ぎる場合は、同じ生活習慣病の末期症状を示す写真デー
タ(失明した患者の写真や人工透析を受けている患者の
写真)を指示データに添付する。
【0023】こうして医者によって作成された指示デー
タは管理装置80に送信され、患者100の個人ファイ
ルに保管される。管理装置80は、医者からの新しい指
示データが個人ファイルに保管されているのを発見した
とき、この指示データをバイタルセンサ10に送信す
る。医者の指示は、バイタルセンサ10を通して患者1
00に提供される。
【0024】食事宅配業者500は、翌日に配達する翌
日の食事を患者100に決めてもらうために、複数の食
事が示された食事メニューデータをバイタルセンサ10
に送信する。バイタルセンサ10は受信した食事メニュ
ーデータに基づく音声メッセージを出力し、宅配しても
らう食事メニュー(宅配メニュー)の選択を患者100
に促す。患者100が宅配メニューを選択すると、宅配
メニューデータがバイタルセンサ10から食事宅配業者
500に送信される。食事宅配業者500は、送信され
た宅配メニューデータによって患者100が希望する食
事を把握し、翌日にその食事を患者100に宅配する。
宅配メニューデータは管理装置80にも送信され、管理
装置80によって患者100の個人ファイルに保管され
る。
【0025】なお、患者100が高血圧を患っている場
合、食事宅配業者500から提供される食事メニューは
低塩分食を中心とするメニューであり、患者100が腎
不全を患っている場合、食事宅配業者500から提供さ
れる食事メニューは低蛋白食を中心とするメニューであ
る。
【0026】宅配された食事以外の飲食物を摂取する場
合、患者100は、摂取に先立って飲食物をディジタル
カメラ50で撮影する。撮影された飲食物の画像データ
はバイタルセンサ10を介して管理装置80に送信され
る。管理装置80は、この飲食物の画像データも患者1
00の個人ファイルに保管する。
【0027】栄養士400は、患者100の個人ファイ
ルに保管された宅配メニューデータおよび飲食物の画像
データに基づいて患者100の毎日の摂取カロリを算出
する。つまり、患者100の宅配メニューデータおよび
飲食物画像データの送信要求が栄養士400から管理装
置80に与えられると、管理装置80は、この送信要求
に応答して宅配メニューデータおよび飲食物画像データ
を栄養士400に送信する。栄養士400は、送信され
た宅配メニューデータおよび飲食物画像データに基づい
て患者100が前日にどれだけのカロリを摂取したかを
算出し、算出した摂取カロリ値を含む指示を作成する。
指示内容としては、たとえば「昨日の摂取カロリは…で
す、摂取カロリを抑えて下さい」や、「昨日の摂取カロ
リは…です、特に問題はありません」などが考えられ
る。このような指示内容を含む指示データは毎日必ず管
理装置80に転送され、患者100の個人ファイルに保
管される。保管された栄養士の指示データは、管理装置
80によってバイタルセンサ10に送信される。
【0028】なお、バイタルセンサ10は、管理装置8
0との間の通信,患者100側の各種測定器(ディジタ
ルカメラも含む)30〜70との間の通信ならびに食事
宅配業者500との間の通信をI/F回路12を通して
行う。また、管理装置80は、バイタルセンサ10との
間の通信,医者300との間の通信ならびに栄養士40
0との間の通信をI/F回路82を通して行う。
【0029】脈拍計30,3軸加速度計40および体重
計70の各々から脈拍データ,加速度データおよび体重
データを取り込むとき、バイタルセンサ10は図2〜図
7に示すフロー図を処理する。なお、この処理は、毎日
午後10時に実行される。
【0030】まずステップS1で「体重計に乗って下さ
い」との音声メッセージを発する。患者100が体重計
70に乗ると、体重計70は患者100の体重を測定
し、測定した体重データをバイタルセンサ10に転送す
る。体重データの転送が完了するとステップS3でYE
Sと判断し、ステップS5で「体重は○○Kgです」と
の音声メッセージを発するとともに、ステップS7で
「1日分の脈拍と加速度を転送して下さい」との音声メ
ッセージを発する。ステップS7での音声メッセージに
対して患者100から脈拍データおよび加速度データが
転送されると、バイタルセンサ10はステップS9から
ステップS11に進む。ステップS11では、転送され
た体重データ,脈拍データおよび加速度データを管理装
置80に送信する。なお、管理装置80に送信される体
重データには現在時刻データが含まれる。また、図17
に示すように、脈拍データは時系列の脈波によって表さ
れ、加速度データは、前後方向(X方向),左右方向
(Y方向)および上下方向(Z方向)における時系列の
加速度波形によって表される。
【0031】続くステップS13〜S21の各々では、
転送された脈拍データおよび加速度データに基づいて、
消費カロリ評価,有酸素運動評価,睡眠評価,ストレス
評価および生活リズム評価を行う。ステップS23で
は、各評価処理によって求められた評価データ、ならび
に各評価処理の途中で得られた消費カロリデータ,有酸
素運動有無データ,睡眠時間データ,深睡眠時間デー
タ,ストレスデータおよび睡眠時間帯データを管理装置
80に送信する。ステップS23の処理を終えると、ス
テップS25で「データの送信が終了しました」との音
声メッセージを発し、その後処理を終了する。
【0032】消費カロリ評価は、図3に示すサブルーチ
ンに従って行う。まずステップS701で10秒分の脈
波ならびにX方向,Y方向およびZ方向の加速度波形を
抽出する。ステップS703では、抽出された3軸の加
速度波形に基づいてX方向,Y方向およびZ方向におけ
る近似速度成分VXi,VYiおよびVZiを算出する。具体
的には、各々の加速度の平均値を算出し、各平均値と対
応する加速度波形との間の差分絶対値を求め、差分絶対
値を加速度毎に積分する。各々の積分値が、近似速度成
分VXi,VYiおよびVZiとなる。
【0033】ステップS705では、数1に従って近似
速度成分VXi,VYiおよびVZiのノルム(各成分の2乗
の合計の平方根)をとり、近似速度Viを求める。
【0034】
【数1】Vi=√VXi 2+VYi 2+VZi 2 近似速度Viが求められると、ステップS707で数2
を演算し、10秒分の消費カロリΔEi(cal)を算
出する。
【0035】
【数2】ΔEi=(1/2)・体重・Vi2+50 “(1/2)・体重・Vi2”は10秒分の運動エネル
ギーを示し、“50”は10秒分の基礎代謝を示し、こ
れを加算することで消費カロリΔEiが算出される。
【0036】ステップS709では、ステップS701
で抽出された脈波に基づいて平均脈拍数Hiを算出す
る。具体的には、まず、脈波が極大値を示す2つの時刻
の差分を“60”で割り、割り算値の逆数をとって瞬間
脈拍数を求める。このような瞬間脈拍数の算出を注目す
る10秒間について行い、これによって得られた複数の
瞬間脈拍数を平均して平均脈拍数を求める。平均脈拍数
Hiが求められると、続くステップS711で消費カロ
リΔEiを所定値“2.5Hi+250”と比較する。
通常、消費カロリΔEiは、平均脈拍数Hiとの関係に
おいて所定値“(2.5Hi+100)±150”の範
囲に含まれる。これは、実験によって見出されたもので
ある。このため、ΔEi>“2.5Hi+250”であ
るときは、乗り物などによって3軸加速度計に外的な加
速度が加えられているとみなして、ステップS713で
“2.5Hi+250”を消費カロリΔEiとする。一
方、ΔEi≦“2.5Hi−50”であれば、患者10
0に精神的なストレスが生じているとみなして、そのま
まステップS715に進む。
【0037】ステップS715では、未抽出の脈波およ
び加速度波形が残っているかどうか判断し、YESであ
ればステップS701に戻る。これに対して、抽出処理
が完了したときはステップS717で各10秒分の消費
カロリΔEiを積分し、24時間分(前日の午後10時
から当日の午後10時まで)の消費カロリEiを算出す
る。続くステップS719では、栄養士400から提供
された過去3日分の摂取カロリの平均をとり、平均摂取
カロリEoを求める。平均摂取カロリEoが求められる
と、ステップS721で上述の消費カロリEiとこの平
均摂取カロリEoとを互いに比較する。
【0038】Ei≧Eoのときは、ステップS723で
「本日の運動は十分でした。よく頑張りましたね」との
誉め言葉を含む音声メッセージを発するとともに、ステ
ップS725で差分カロリ(Eo−Ei)を算出する。
一方、Ei<Eoのときは、ステップS727で差分カ
ロリ(Eo−Ei)を算出するとともに、ステップS7
29で「本日の運動は(Eo−Ei)カロリ不足でし
た。何をやってるんですか。もっと頑張って下さい」と
の貶し言葉を含む音声メッセージを発する。ステップS
725またはS729の処理を終えると、ステップS7
31でカロリ評価値Peを“(Eo−Ei)/100
0”と決定して処理を終了する。
【0039】有酸素運動評価は、図4に示すサブルーチ
ンに従って行う。まずステップS901〜S909で上
述のステップS701〜S709と同様の処理を行い、
10秒分の消費カロリΔEiおよび平均脈拍数Hiを求
める。続いて、ステップS911で消費カロリΔEiの
値を判別するとともに、この判別結果に応じてステップ
S913で平均脈拍数Hiの値を判別する。具体的に
は、ステップS911で消費カロリΔEiが350<Δ
Ei<450の条件を満たすかどうか判断し、この条件
を満たさないとき、ステップS915で平均脈拍数Hi
が100<Hi<140を満たすかどうか判断する。ス
テップS911の条件を満たせば、注目する10秒間に
有酸素運動が行われたとみなしてステップS915に進
む。ステップS913の条件を満たしたときも、注目す
る10秒間に体は停止しているが、この停止は有酸素運
動中の一時的なものであるとみなしてステップS915
に進む。ステップS915では現時点の持続時間Tiに
10秒を加算して持続時間Tiを更新し、更新処理が終
了するとステップS919に進む。一方、ステップS9
11およびS913のいずれの条件も満たされなけれ
ば、ステップS917で持続時間Tiを初期化してから
ステップS919に進む。
【0040】ステップS919では、持続時間Tiが2
0分を超えたかどうか判断し、YESであれば、ステッ
プS923で有酸素運動有りと決定し、ステップS92
5で「本日の有酸素運動量は十分でした。よくできまし
た」との誉め言葉を含む音声メッセージを発する。その
後、ステップS927で運動評価値Pfを“100”に
決定してから処理を終了する。ステップS919でNO
と判断すると、ステップS921で未抽出の脈波および
加速度波形が残っているかどうか判断する。ここでYE
SであればステップS901に戻るが、NOであればス
テップS929で有酸素運動無しと決定し、ステップS
931で「本日の有酸素運動はありませんでした。自己
管理がなってませんね」との貶し言葉を含む音声メッセ
ージを発生する。その後、ステップS933で運動評価
値Pfを“−100”に決定してから処理を終了する。
【0041】睡眠評価は、図5に示すサブルーチンに従
って行う。まずステップS1101〜S1109で上述
のステップS701〜S709と同様の処理を行い、消
費カロリΔEiおよび平均脈拍数Hiを求める。ただ
し、ステップS1101で抽出するのは5分分の脈波お
よび3軸加速度波形であり、ステップS1107では数
3に従ってこの5分分の消費カロリΔEiを算出し、ス
テップS1109ではこの5分間における複数の瞬間脈
拍数から平均脈拍数Hiを算出する。
【0042】
【数3】 ΔEi={(1/2)・体重・Vi2+50}・30 ステップS1111では、注目する5分間が睡眠状態で
あるかどうかを抽出された消費カロリΔEiおよび平均
脈拍数Hiに基づいて判断する。この判断は、消費カロ
リΔEiを“125cal”と比較し、かつ平均脈拍数
Hiを“70”と比較して行う。そして、ΔEi<12
5でかつHi<70と判断されれば、注目する5分は睡
眠状態であるとみなし、ステップS1113で睡眠時間
の積算値Tを更新する。つまり、現積算値Tに5分加算
する。
【0043】続くステップS1115では、同じ5分間
が深睡眠時間であるかどうか判断する。この判断は、消
費カロリΔEiを“100cal”と比較し、かつ平均
脈拍数Hiを“60”と比較して行う。ここでもΔEi
<100でかつHi<60と判断されれば、注目する5
分は深睡眠状態であるとみなし、ステップS1117で
深睡眠時間の積算値Dを更新する。更新は上述のステッ
プS1113と同じ要領で行い、この処理を終えるとス
テップS1119に進む。
【0044】なお、ステップS1111でΔEi≧12
5またはHi≧70の条件と判断されたとき、あるいは
ステップS1115でΔEi≧100またはHi≧60
の条件と判断されたときは、それぞれ睡眠状態でない、
あるいは深睡眠状態でないとみなし、そのままステップ
S1119に進む。
【0045】ステップS1119では未抽出の脈波およ
び加速度波形が残っているかどうか判断し、YESであ
ればステップS1101に戻る。これに対して、抽出処
理が完了したときは、ステップS1121で睡眠時間の
積算値Tおよび深睡眠時間の積算値Dを判別する。そし
て、積算値Tが7時間よりも長くかつ深睡眠時間Dが3
時間よりも長ければ、ステップS1123で「昨日の睡
眠時間は十分でした。よくできました」との誉め言葉を
含む音声メッセージを発生し、ステップS1125で睡
眠評価値Pdを“100”に決定する。一方、積算値T
が7時間以下かあるいは積算値Dが3時間以下であれ
ば、ステップS1127で「昨日の睡眠は不十分でし
た。このままでは直りませんよ」との貶し言葉を含む音
声メッセージを発し、ステップS1129で睡眠評価値
Pdを“−100”に決定する。ステップS1125ま
たはS1129で睡眠評価値Pdが決定されると、処理
を終了する。
【0046】ストレス評価は、図6に示すサブルーチン
に従って行う。まずステップS1301〜S1309で
上述のステップS701〜S709と同様の処理を行
い、消費カロリΔEiおよび平均脈拍数Hiを求める。
ただし、ステップS1301で抽出するのは5秒分の脈
波および3軸加速度波形であり、ステップS1307で
は数4に従ってこの5分分の消費カロリΔEiを算出
し、ステップS1309ではこの5秒間における複数の
瞬間脈拍数から平均脈拍数Hiを算出する。
【0047】
【数3】ΔEi={(1/2)・体重・Vi2+50}
・(1/2) ステップS1311では、算出された消費カロリΔEi
を所定値“{(2.5H+100)−150}・(1/
2)”と比較して、注目する5秒間がストレス状態であ
るかどうか判断する。ここで、消費カロリΔEiが所定
値“{(2.5H+100)−150}・(1/2)”
未満であれば、注目する5秒間はストレス状態であると
みなして、ステップS1313でストレス時間の積算値
Sを更新する。つまり、現積算値Sに5秒加算する。更
新が完了すると、ステップS1315に進む。これに対
して、消費カロリΔEiが所定値“{(2.5H+10
0)−150}・(1/2)”以上であれば、注目する
5秒間はストレス状態ではないとみなして、そのままス
テップS1315に進む。
【0048】ステップS1315では未抽出の脈波およ
び加速度波形が残っているかどうか判断し、YESであ
ればステップS1301に戻る。これに対して、抽出処
理が完了したときは、ステップS1317でストレス時
間の積算値Sを判別する。ここで、積算値Sが3時間未
満であれば、ステップS1319で「本日のストレスは
少な目でした。この調子で頑張って下さい」との誉め言
葉を含む音声メッセージを発生し、ステップS1321
で睡眠評価値Psを“100”に決定する。一方、積算
値Sが3時間以上であれば、ステップS1323で「本
日はストレスを受け過ぎです。自己管理がなってません
ね」との貶し言葉を含む音声メッセージを発し、ステッ
プS1325で睡眠評価値Psを“−100”に決定す
る。ステップS1321またはS1325で睡眠評価値
Psが決定されると、処理を終了する。
【0049】生活リズム評価は、図7に示すサブルーチ
ンに従って行う。まずステップS1501〜S1509
で図5に示すステップS1101〜S1109と同様の
処理を行い、5分分の消費カロリΔEiおよび平均脈拍
数Hiを求める。ステップS1511では、注目する5
分間が睡眠状態であるかどうかを抽出された消費カロリ
ΔEiおよび平均脈拍数Hiに基づいて判断する。この
判断もまた、図5に示すステップS1111と同じ要領
で行う。注目する5分間が睡眠状態と判断されると、さ
らにステップS1513でフラグの状態を判別し、フラ
グがセット状態であればそのままステップS1521に
進む。一方、フラグがリセット状態であれば、ステップ
S1517で注目する5分間の開始時刻を睡眠開始時刻
と決定するとともに、ステップS1519でフラグをセ
ットしてから、ステップS1521に進む。ステップS
1521では注目する5分間の終了時刻を睡眠終了時刻
に決定し、この処理が完了すると、ステップS1523
に進む。なお、ステップS1511でNOと判断された
ときは、そのままステップS1523に進む。
【0050】ステップS1523では未抽出の脈波およ
び加速度波形が残っているかどうか判断し、YESであ
ればステップS1501に戻る。抽出処理が完了すると
睡眠開始時刻(入眠時刻)および睡眠終了時刻(起床時
刻)が確定するため、ステップS1525およびステッ
プS1531の各々で入眠時刻および起床時刻を判別す
る。入眠時刻が午前零時以降であればステップS152
5でYESと判断し、ステップS1527で「早く寝る
習慣をつけないと病気は改善しませんよ」との貶し言葉
を含む音声メッセージを発するとともに、ステップS1
529で生活リズム評価値Prを“−100”に決定す
る。入眠時刻が午前零時より前でも起床時刻が午前7時
以前であれば、ステップS1531でYESと判断し、
ステップS1533で「ゆっくり起きる習慣をつけない
と病気は改善しませんよ」との貶し言葉を含む音声メッ
セージを発するとともに、ステップS1535で生活リ
ズム評価値Prを“−100”に決定する。入眠時刻が
午前零時よりも前でかつ起床時刻が午前7時よりも後で
あれば、ステップS1531でNOと判断し、ステップ
S1537で「昨日の生活リズムは良好でした。よくで
きました」との誉め言葉を含む音声メッセージを発し、
ステップS1539で生活リズム評価値Prを“10
0”に決定する。ステップS1519,S1525また
はステップS1529で生活リズム評価値Prが決定さ
れると、処理を終了する。
【0051】血圧・体温計60から体温データを取り込
むとき、バイタルセンサ10は図9に示すフロー図を処
理する。この処理は、患者100による所定のキー操作
に応答して開始される。まずステップS21で「体温デ
ータを転送して下さい」との音声メッセージを発生し、
次にステップS23で体温データの転送が完了したかど
うか判断する。ここでYESであれば、ステップS25
で時計(図示せず)を参照して現在時刻を検出し、ステ
ップS27で体温データを現在時刻データとともに管理
装置70に送信する。ステップS29では、取り込んだ
体温データ値を標準値と比較する。ここで体温データ値
≦標準値であれば、ステップS31で「体温は異常なし
です」との音声メッセージを発生して処理を終了する
が、体温データ値>標準値であれば、ステップS33で
「体温が高いですね。医者に行った方がいいと思いま
す」との音声メッセージを発生してから処理を終了す
る。
【0052】血圧・体温計60から血圧データを取り込
むとき、バイタルセンサ10は図10および図11に示
すフロー図を処理する。この処理も、患者100による
所定のキー操作に応答して開始される。まずステップS
41で「血圧データを転送してください」との音声メッ
セージを発生し、患者100からの血圧データ(最高血
圧および最低血圧)の転送が完了すると、ステップS4
3で転送完了と判断してステップS45に進む。ステッ
プS45では、時計を参照して現在時刻を検出し、続く
ステップS47では、転送された血圧データおよび検出
された現在時刻データを管理装置70に送信する。送信
処理が完了すると、ステップS49およびステップS5
3の各々で最高血圧値を判別する。
【0053】最高血圧値>第1標準値(上限)であれば
ステップS49でYESと判断し、ステップS51で
「最高血圧が高いですね。医者に行った方がいいと思い
ます」との音声メッセージを発生する。一方、最高血圧
値<第2標準値(下限)であればステップS53でYE
Sと判断し、ステップS55で「最高血圧が低いです
ね。医者に行った方がいいと思います」との音声メッセ
ージを発生する。他方、第1標準値≧最高血圧≧第2標
準値であれば、ステップS53でNOと判断し、ステッ
プS57でフラグをセットする。
【0054】ステップS51,S55またはS57の処
理を終えると、次はステップS59およびS63の各々
で最低血圧値を判別する。最低血圧値>第3標準値(上
限)であればステップS59からステップS61に進
み、「最低血圧が高いですね。医者に行った方がいいと
思います」との音声メッセージを発生する。一方、最低
血圧値<第4標準値(下限)であればステップS63か
らステップS65に進み、「最低血圧が低いですね。医
者に行った方がいいと思います」との音声メッセージを
発生する。他方、第1標準値≧最高血圧≧第2標準値で
あれば、ステップS63からステップS67に進み、上
述のフラグをセットする。なお、ステップS57の処理
によってフラグがセット済みであればステップS67の
処理は意味をなさない。また、図示していないが、この
フラグは常にステップS41の処理に先立ってリセット
される。
【0055】ステップS69では、フラグの状態を判別
する。そして、フラグがリセット状態であればそのまま
ステップS73に進むが、フラグがセット状態であれ
ば、ステップS71で「血圧は異常なしです」との音声
メッセージを発生してからステップS73に進む。ステ
ップS73では「データの送信が終了しました」との音
声メッセージを発生し、音声メッセージの出力が完了す
ると、処理を終了する。
【0056】ホルタ心電計20から心電データを取り込
むとき、バイタルセンサ10は図12に示すフロー図を
処理する。この処理もまた、患者100による所定のキ
ー操作に応答して開始される。まずステップS81で
「1日分の心電データを転送して下さい」との音声メッ
セージを発生し、患者100から心電データが転送され
るとステップS83でYESと判する。続くステップS
85では、転送された心電データを管理装置70に送信
し、送信が完了すると、ステップS87で「データの転
送が完了しました」との音声メッセージを発してから処
理を終了する。
【0057】ディジタルカメラ50から心電データを取
り込むとき、バイタルセンサ10は図13に示すフロー
図を処理する。この処理は、たとえば毎日午後10時3
0分に実行される。まずステップS91で「1日分の飲
食物の画像データを転送して下さい」との音声メッセー
ジを発生する。ここで転送すべき画像データは、宅配さ
れた食事以外の飲食物の画像データである。患者100
からお菓子やジュースなどの飲食物の画像データが転送
されると、ステップS93でYESと判断し、続いてス
テップS95で「飲食時刻を入力して下さい」との音声
メッセージを発する。これに対して、患者100が飲食
時刻を入力すると、ステップS97からステップS99
に進み、取り込まれた画像データおよび時刻データを管
理装置70に送信する。送信処理が完了すると、ステッ
プS101で「データの送信が完了しました」との音声
メッセージを発してから処理を終了する。
【0058】食事宅配業者500によって翌日に配達さ
れる食事を選択するとき、バイタルセンサ10は図14
に示すフロー図を処理する。この処理は、たとえば毎日
午後11時に実行される。まずステップS111で「明
日の朝食のメニューは…です。どれを選びますか?」と
の音声メッセージを発生する。患者100がメニューの
中から所望の朝食を選択すると、ステップS113で朝
食の選択が完了したと判断してステップS115に進
む。ステップS115では「明日の昼食のメニューは…
です。どれを選びますか?」との音声メッセージを発生
し、これに対して患者100が所望の昼食を選択する
と、ステップS117で昼食の選択が完了したと判断す
る。ステップS119では、「明日の夕食のメニューは
…です。どれを選びますか?」との音声メッセージを発
生する。ここで、患者100がメニューの中から所望の
夕食を選択すると、ステップS121で夕食の選択が完
了したと判断し、ステップS123に進む。
【0059】ステップS123では、患者100によっ
て選択された朝食,昼食および夕食のメニュー(宅配メ
ニュー)を食事宅配評者500および管理センタ200
に送信する。宅配メニューの送信が完了すると、ステッ
プS125で「データの送信が完了しました」との音声
メッセージを発生してから処理を終了する。
【0060】医者300または栄養士400の指示を患
者100に伝えるとき、バイタルセンサ10は図15に
示すフロー図を処理する。この処理は、たとえば毎日午
後11時30分に実行される。まずステップS131
で、「栄養士からの指示は…です」との音声メッセージ
を発する。つまり、栄養士からの指示は管理装置80か
ら毎日転送されるため、ステップS131でこの指示を
再生する。ステップS133では、医者300からの指
示があるかどうか判断する。指示があったときは、ステ
ップS135で「医者からの指示は…です」との音声メ
ッセージを発する。一方、指示がなかったときは、ステ
ップS137で「医者からの指示はありません。指示が
ないのは順調な証拠です。この調子で頑張って下さい」
との音声メッセージを発する。ステップS135または
S137を終えると、ステップS139で「指示は以上
です」との音声メッセージを発してから処理を終了す
る。
【0061】健康管理センタ200の管理装置70は、
図16および図17に示すフロー図を処理する。まずス
テップS201,S205,S209およびS213の
各々でバイタルセンサ10からどのようなデータを受信
したか判別する。評価データを受信したときはステップ
S201でYESと判断し、受信した評価データをステ
ップS203で患者100の個人ファイルに保管する。
測定データを受信したときは、ステップS205でYE
Sと判断し、受信した測定データをステップS207で
患者100の個人ファイルに保管する。
【0062】ここで、評価データとは、図3のステップ
S731で決定されたカロリ評価値Pe,図4のステッ
プS925またはS927で決定された運動評価値P
f,図5のステップS1125またはS1129で決定
された睡眠評価値Pd,図6のステップS1321また
はS1325で決定されたストレス評価値Psあるいは
図8のステップS1519,S1525またはS152
9で決定された生活リズム評価値Prのことである。ま
た、測定データとは、図2のステップS11で送信され
た体重データ(時刻付),脈拍データおよび加速度デー
タ,同じ図2のステップS23で送信された消費カロリ
データ,有酸素運動有無データ,睡眠時間データ,深睡
眠時間データ,ストレスデータ,睡眠時間帯データ,図
9のステップS27で送信された体温データ(時刻
付),図10のステップS47で送信された血圧データ
(時刻付)あるいは図12のステップS85で送信され
た心電データのことである。
【0063】図13のステップS99で送信された飲食
物の画像データ(時刻付)を受信したときはステップS
209でYESと判断し、受信した画像データをステッ
プS211で患者100の個人ファイルに保管する。図
14のステップS123で送信された宅配メニューを受
信したときはステップS213でYESと判断し、受信
した宅配メニューをステップS215で患者100の個
人ファイルに保管する。ステップS203,S207,
S211またはS215の処理を終えると、ステップS
201に戻る。
【0064】ステップS213でNOと判断されたとき
は、ステップS217,S221,S225およびS2
29の各々で、医者300または栄養士400からどの
ようなアクセスがあったかを判別する。栄養士400か
ら指示データが転送されたときはステップS217でY
ESと判断し、ステップS219で指示データを患者1
00の個人ファイルに保管する。医者300から指示デ
ータが転送されたときはステップS221でYESと判
断し、ステップS223で指示データを患者100の個
人ファイルに保管する。栄養士400からデータ転送要
求が与えられたときは、ステップS225からステップ
S227に進み、患者100の個人ファイルに保管され
た飲食物画像データおよび宅配メニューデータを栄養士
400に転送する。医者からデータ転送要求が与えられ
たときは、ステップS229からステップS231に進
み、患者100の個人ファイルに保管された各種測定デ
ータを医者300に転送する。ステップS219,S2
23,S227またはS231の処理を終えると、ステ
ップS201に戻る。
【0065】ステップS229でNOと判断されたとき
は、ステップS233で現在時刻が所定時刻(たとえば
午後9時)であるかどうか判断する。NOであればその
ままステップS237に進むが、YESであればステッ
プS235で新規の指示データ(医者300または栄養
士400からの指示データ)をバイタルセンサ10に送
信してからステップS201に戻る。
【0066】ステップS237では、現在の日時が所定
日時(たとえば25日の午前9時)であるかどうか判断
する。ここでNOと判断されればそのままステップS2
01に戻るが、YESと判断されればステップS239
に進む。ステップS239では、患者100の個人ファ
イルの保管された各々の評価値Pe,Pf,Pd,Ps
およびPrを同じパラメータ(健康管理項目)毎に加算
する。個人ファイルには1ヶ月分(先月の25日から今
月の24日まで)の評価値が蓄積されており、ステップ
S239ではこれらの評価値が示す数値を同じパラメー
タ毎に加算する。
【0067】ステップS241では、パラメータ毎に加
算して得られた5つの加算値の各々を“0”と比較す
る。ここで、全ての加算値が“0”よりも大きければス
テップS243に進み、月会費の割引率を30%に決定
する。一方、5つの加算値のいずれか1つでも“0”以
下の数値を示せば、ステップS241からステップS2
45に進み、個人ファイルの保管された1か月分の評価
データ値の総和を算出する。続いて、算出された総和値
をステップS247で“0”と比較する。ここで総和値
>0であれば、ステップS249で月会費の割引率を1
0%に決定する。これに対して総和値≦0であれば、ス
テップS251で月会費の割引率を0%に決定する。つ
まり、消費カロリ,有酸素運動,睡眠,ストレスおよび
生活リズムの全てのパラメータについて健康管理が良好
であれば、30%という最も割引率が得られる。また、
一部のパラメータが良好でなくても、他のパラメータに
関する健康管理が極めて良好であるためにトータルとし
て健康管理が良好である場合は10%の割引率が得られ
る。これに対して、トータルの健康管理さえも良好でな
ければ、割引率は0%となる。割引率が決定されるとス
テップS253で患者100の個人ファイルから全ての
評価データを消去してからステップS201に戻る。
【0068】以上の説明から分かるように、バイタルセ
ンサは患者側に配置され、管理装置は患者からの会費に
よって運営される健康管理センタ側に配置される。バイ
タルセンサは、患者の健康管理状態を示す健康管理デー
タ(評価データ,各種測定データ,飲食物データ(宅配
メニューデータを含む))を管理装置に送信する。管理
装置は、送信された健康管理データに含まれる評価デー
タに基づいて患者の健康管理の達成度を判別し、この判
別結果に応じて会費の割引率を決定する。
【0069】患者にとっては、健康を正しく管理すれば
会費の負担が軽減され、これが健康管理の継続につなが
る。この結果、長期的な療養が必要となる生活習慣病の
改善および医療費の負担軽減が実現される。一方、健康
管理センタにとっては、患者の健康状態が良好となれば
医療費の負担が必要なくなるため、財務状態が改善され
る。
【0070】ここで、会費は1ヶ月毎に健康管理センタ
に納められる。バイタルセンサは評価データを毎日管理
装置に送信し、管理装置は1ヶ月分の評価データに基づ
いて達成度を判別する。つまり、評価データは複数の健
康管理項目に関するデータ値を含み、管理装置は、1ヶ
月分のデータ値を項目毎に加算した加算値がいずれもプ
ラスの場合に、会費の割引率を30%に決定する。ま
た、第1条件が満たされなかったときでも、1か月分の
データ値の総和がプラスであれば、会費の割引率が10
%となる。
【0071】また、バイタルセンサ側では、評価データ
のデータ値に応じて、誉め言葉または貶し言葉を含む音
声メッセージが発される。このため、患者は、ゲーム感
覚で自分の健康状態を管理することができる。
【0072】さらに、管理装置は、健康管理データに含
まれる各種管理データに基づく医者の指示データをバイ
タルセンサに送信し、医者の指示は、バイタルセンサを
通して患者に提供される。患者の健康管理が不十分なと
きは、患者の病気が悪化したときの状態を示す写真が指
示とともに患者に提供される。つまり、患者は、この写
真によって脅しを受ける。この脅し的な方法によって、
患者は自己管理に励むことになる。
【0073】健康管理装置はまた、飲食物データ(宅配
メニューデータを含む)に基づく栄養士の指示データを
バイタルセンサに送信する。栄養士の指示は、バイタル
センサを通して患者に提供される。患者は、この指示に
従って健康管理に励む。
【0074】なお、この実施例では、ホルタ心電計によ
って患者の心臓の状態を測定し、脈拍計によって患者の
脈拍を測定し、3軸加速度計によって患者の動きを測定
し、血圧・体温計によって患者の血圧および体温を測定
し、体重計によって患者の体重を測定するようにしてい
るが、患者にとって必須となる測定器および評価内容は
患者が患っている病気によって異なる。
【0075】たとえば、不眠症の患者にとっては3軸加
速度計および脈拍計による生活リズム評価および睡眠評
価が必須となり、肥満症または糖尿病の患者にとっては
3軸加速度計および脈拍計による消費カロリ評価,有酸
素運動評価および生活リズム評価が必須となる。また、
心疾患の患者にとってはホルタ心電計(少なくとも5誘
導型)による心臓の状態の測定が必須となり、高血圧症
の患者にとっては血圧・体温計による血圧の測定が必須
となる。一方、3軸加速度計および脈拍計によるストレ
ス評価は、ほとんどの生活習慣病患者に必須である。し
たがって、患者の病気に応じて計測器および評価項目を
適宜取捨選択してもよい。
【0076】また、栄養士による摂取カロリの管理の必
要性も、患者が患っている病気によって異なる。つま
り、肥満症または糖尿病の患者にとっては、このような
摂取カロリの管理が必須となる。したがって、摂取カロ
リの管理についても、患者の病気に応じて省略してもよ
い。
【0077】また、この実施例では、脈拍データおよび
加速度データに基づいて患者の生活リズムを評価するよ
うにしているが、飲食物画像データに飲食時刻を付加し
て栄養士に送信するようにすれば、栄養士側で生活リズ
ムを管理することもできる。
【0078】なお、この実施例で説明した各種の標準値
や閾値は、管理装置によって患者毎に決定し、バイタル
センサに設定するようにしてもよい。
【0079】また、この実施例では、患者の会費によっ
て運営される健康管理団体を健康管理センタとしている
が、この発明の健康管理団体としては、健康保険組合
や、生命保険会社によって設立された健康倶楽部のよう
なものが考えられる。
【0080】さらに、この実施例では、患者の健康管理
の達成度に応じて今月分の会費(徴収済み)の一部を割
り引くようにしているが、この発明は、来月分の(未徴
収)の会費の一部を割り引く場合にも適用できることは
言うまでもない。
【0081】さらにまた、この実施例では、割引率の決
定に用いる評価値の算出処理(評価処理)をバイタルセ
ンサ側で行うようにしているが、この評価処理は管理装
置側で行ってもよい。つまり、管理装置は、患者の健康
管理状態を示すデータが得られる限り、このデータが測
定データそのものであるか何らかの加工が施されたデー
タであるかを問わない。このため、健康管理データと
は、測定データおよび評価データの両方を含む概念であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動作
の一部を示すフロー図である。
【図3】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動作
の他の一部を示すフロー図である。
【図4】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動作
のその他の一部を示すフロー図である。
【図5】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動作
のさらにその他の一部を示すフロー図である。
【図6】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動作
の他の一部を示すフロー図である。
【図7】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動作
のその他の一部を示すフロー図である。
【図8】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動作
のさらにその他の一部を示すフロー図である。
【図9】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動作
の他の一部を示すフロー図である。
【図10】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動
作のその他の一部を示すフロー図である。
【図11】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動
作のさらにその他の一部を示すフロー図である。
【図12】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動
作の他の一部を示すフロー図である。
【図13】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動
作のその他の一部を示すフロー図である。
【図14】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動
作のさらにその他の一部を示すフロー図である。
【図15】図1実施例に適用されるバイタルセンサの動
作の他の一部を示すフロー図である。
【図16】図1実施例に適用される管理装置の動作の一
部を示すフロー図である。
【図17】図1実施例に適用される管理装置の動作の他
の一部を示すフロー図である。
【図18】脈拍データおよび加速度データを示す波形図
である。
【符号の説明】
10…バイタルセンサ 20…ホルタ心電計 30…脈拍計 40…3軸加速度計 50…ディジタルカメラ 60…血圧・体温計 70…体重計 80…管理装置 100…患者 200…健康管理組合 300…医者 400…栄養士 500…食事宅配業者 600…銀行

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生活習慣病患者側に配置される第1装置、
    および前記生活習慣病患者からの会費によって運営され
    る健康管理団体側に配置された第2装置を備え、 前記第1装置は、前記生活習慣病患者の健康管理状態を
    示す健康管理データを前記第2装置に送信する第1送信
    手段を含み、 前記第2装置は、前記第1装置から送信された前記健康
    管理データを受信する第1受信手段、前記健康管理デー
    タに基づいて前記生活習慣病患者の健康管理の達成度を
    判別する判別手段、および前記判別手段の判別結果に応
    じて前記会費の割引率を決定する決定手段を含む、健康
    管理システム。
  2. 【請求項2】前記会費は第1所定日数毎に納められ、 前記送信手段は前記健康管理データを前記第1所定日数
    よりも短い第2所定日数毎に送信し、 前記判別手段は前記第1所定日数分の前記健康管理デー
    タに基づいて前記達成度を判別する、請求項1記載の健
    康管理システム。
  3. 【請求項3】前記健康管理データは複数の健康管理項目
    に関するデータ値を含み、 前記判別手段は、前記第1所定日数分の前記データ値を
    前記健康管理項目毎に加算する加算手段、および前記加
    算手段による複数の加算値の全てが第1所定条件を満た
    すかどうか判別する第1条件判別手段を含み、 前記決定手段は、前記第1条件が満たされたとき前記割
    引率を第1所定割合に決定する第1所定割合決定手段を
    含む、請求項1または2記載の健康管理システム。
  4. 【請求項4】前記判別手段は、前記第1条件が満たされ
    なかったとき前記第1所定日数分の前記データ値の総和
    を算出する総和算出手段、および前記総和が第2所定条
    件を満たすかどうか判別する第2判別手段を含み、 前記決定手段は、前記第2条件が満たされたとき前記割
    引率を第2所定割合に決定する第2所定割合決定手段を
    さらに含む、請求項3記載の健康管理システム。
  5. 【請求項5】前記第1装置は、前記複数の健康管理項目
    を評価して前記データ値を生成する生成手段、および前
    記データ値に対応するメッセージを発生する第1発生手
    段をさらに含む、請求項3または4記載の健康管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】前記メッセージは誉め言葉または貶し言葉
    を含む、請求項5記載の健康管理ビジネス。
  7. 【請求項7】前記第2装置は、前記健康管理データに基
    づく医者の指示データを前記第1装置に送信する第2送
    信手段をさらに含み、 前記第1装置は、前記第2装置から送信された前記医者
    の指示データを受信する第2受信手段、および前記医者
    の指示データに基づいて前記生活習慣病患者に指示を発
    生する第2発生手段をさらに含む、請求項1ないし6の
    いずれかに記載の健康管理システム。
  8. 【請求項8】前記指示データは前記生活習慣病患者の病
    気が悪化したときの状態を示す画像データを含む、請求
    項7記載の健康管理ビジネス。
  9. 【請求項9】前記健康管理データは前記生活習慣病患者
    が摂取した飲食物データを含み、 前記第2装置は、前記飲食物データに基づく栄養士の指
    示データを前記第1装置に送信する第3送信手段をさら
    に含み、 前記第1装置は、前記第2装置から送信された前記栄養
    士の指示データを受信する第3受信手段、および前記栄
    養士の指示データに基づいて前記生活習慣病患者に指示
    を発生する第3発生手段をさらに含む、請求項1ないし
    8のいずれかに記載の健康管理システム。
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