JP2002007569A - 健康チェック端末装置 - Google Patents

健康チェック端末装置

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JP2002007569A
JP2002007569A JP2000185840A JP2000185840A JP2002007569A JP 2002007569 A JP2002007569 A JP 2002007569A JP 2000185840 A JP2000185840 A JP 2000185840A JP 2000185840 A JP2000185840 A JP 2000185840A JP 2002007569 A JP2002007569 A JP 2002007569A
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JP2000185840A
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English (en)
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Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
Yasuyuki Kanazawa
靖之 金澤
Hiroyoshi Nomura
博義 野村
Toru Kobayashi
徹 小林
Toshihiko Yasui
利彦 安井
Katsunori Tanie
克典 谷江
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は生体情報を測定して遠隔端末に送信
する健康チェック端末において、センサ毎、被験者毎に
ガイダンスを含む一連の測定内容を変更改善することは
できないことを課題とするものである。 【解決手段】 通信媒体を介して遠隔端末とデータ伝送
する通信手段2と、健康状態を測定すると共に前記通信
手段2により測定データを伝送する測定手段3とからな
り、測定手段3が、センサ毎に測定処理手続き10を設
定するセンサ毎手続き設定手段4と、被験者毎に被験者
毎手続き17を設定する被験者毎手続き設定手段13
と、測定処理手続き6に基づき測定処理を行うセンサ毎
測定実行手段5と被験者毎測定実行手段14とを備えた
ものである。従って、被験者毎にセンサ毎に手続きを変
更することができるという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康状態(生体情
報)を測定し、病院等のセンタ(遠隔端末)に送信する
健康チェック端末装置において、特に測定ガイダンスや
測定手続き等の設定変更手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の健康チェック端末に関す
る設定変更手段は、特開平09−84771号公報、特
開平10−328147号公報に記載されているような
ものが一般的である。この特開平09−84771号公
報は、予め登録された患者別問診用のチェックリストを
もとに、測定、問診を行うようになっていた。また、特
開平10−328147号公報は、測定する生体情報に
応じて用意される複数の測定モジュールと、通信方法に
応じて用意される複数の通信モジュールがそれぞれ選択
的に着脱できる着脱機構を有するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置は、特開平09−84771号公報のように、装
置本体が、不揮発型記憶手段に登録された問診用チェッ
クリスト内の測定項目を参照して、登録された測定項目
の表示、測定値の手入力操作、体温計等のセンサからの
測定値入力、記憶、表示動作を行うものであって、ガイ
ダンスを含む一連の測定処理内容を変更改善することが
できない。また、特開平10−328147号公報にお
いては、装置本体が、測定する生体情報に応じて用意さ
れる測定モジュールを接続時に判別して、例えば、血
圧、心電図、体温からなる測定モジュールであれば、こ
れを選択対象とした選択メニューを表示し、体温の測定
を選択するとガイダンスを表示しながら測定するもので
あって、体温測定の為のガイダンスを含む一連の測定内
容を変更改善することはできない。すなわち、測定項目
や機能の選択できるが、選択した項目について測定する
時の、センサによる測定アルゴリズム変更やセンサの生
体への装着ならびに測定からデータを取り込むための一
連のユーザインタフェースは固定であり変更することは
できず、しかも、センサが日々改善され、種類が増えて
も、これに対応する測定アルゴリズムやユーザインタフ
ェースは搭載できないという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、通信媒体を介して遠隔端末とデータ伝送する
通信手段と、健康状態を測定すると共に前記通信手段に
より測定データを伝送する測定手段とからなる健康チェ
ック端末装置において、前記測定手段は、健康状態を測
定するひとつ以上のセンサと、前記センサ毎に測定処理
手続きを設定するセンサ毎手続き設定手段と、前記セン
サ毎手続き設定手段により設定した測定処理手続きに基
づき測定処理を行うセンサ毎測定実行手段と、一人また
は複数の被験者毎に使用する前記センサの選択ならびに
選択した前記センサの測定順序を示す被験者毎手続きを
設定する被験者毎手続き設定手段と、前記被験者毎手続
き設定手段により設定した被験者毎手続きに基づき被験
者毎に前記センサ毎測定実行手段を駆動して測定処理を
行う被験者毎測定実行手段とを備えたものである。
【0005】上記発明によれば、センサ毎手続き設定手
段が、センサ毎の測定処理手続きを設定し、この測定処
理手続きに基づきセンサ毎測定実行手段が測定を行うた
め、センサ毎に各センサの測定処理手続きを変更するこ
とができる。また、被験者毎手続き設定手段が、被験者
毎手続きを設定し、この被験者毎手続きに基づき被験者
毎測定実行手段がセンサ毎測定実行手段を駆動しながら
測定を行うため、被験者毎に処理手続きを変更すること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる健康チ
ェック端末装置は、通信媒体を介して遠隔端末とデータ
伝送する通信手段と、健康状態を測定すると共に前記通
信手段により測定データを伝送する測定手段とからな
り、前記測定手段は、健康状態を測定するひとつ以上の
センサと、前記センサ毎に測定処理手続きを設定するセ
ンサ毎手続き設定手段と、前記センサ毎手続き設定手段
により設定した測定処理手続きに基づき測定処理を行う
センサ毎測定実行手段と、一人または複数の被験者毎に
使用する前記センサの選択ならびに選択した前記センサ
の測定順序を示す被験者毎手続きを設定する被験者毎手
続き設定手段と、前記被験者毎手続き設定手段により設
定した被験者毎手続きに基づき被験者毎に前記センサ毎
測定実行手段を駆動して測定処理を行う被験者毎測定実
行手段とを有する。
【0007】そして、センサ毎手続き設定手段が、セン
サ毎の測定処理手続きを設定し、この測定処理手続きに
基づきセンサ毎測定実行手段が測定を行うため、センサ
毎に各センサの測定処理手続きを変更することができ
る。また、被験者毎手続き設定手段が、被験者毎手続き
を設定し、この被験者毎手続きに基づき被験者毎測定実
行手段がセンサ毎測定実行手段を駆動しながら測定を行
うため、被験者毎に処理手続きを変更することができ
る。
【0008】本発明の請求項2にかかる健康チェック端
末装置は、請求項1記載の健康チェック端末装置であっ
て、センサ毎手続き設定手段が遠隔端末から通信手段を
介して各種センサの測定処理手続きを設定し、被験者毎
手続き設定手段が通信手段を介して被験者毎手続きを設
定するため、各種センサの測定処理手続きの登録、変
更、削除、ならびに、健康チェック端末を使用する被験
者に応じた被験者毎手続きの登録、変更、削除を遠隔か
ら行うことができる。
【0009】本発明の請求項3にかかる健康チェック端
末装置は、請求項1記載の健康チェック端末装置であっ
て、センサ毎手続き設定手段は、センサ毎に、前記セン
サの種別情報と、前記センサによる測定に必要なセンサ
測定手続き情報と、前記センサ測定手続き情報の種類を
区別するための適用識別情報とを通信手段を介して設定
する識別情報付設定手段と、前記通信手段を介して前記
種別情報と前記適用識別情報を遠隔端末に通知する識別
情報通知手段とを備えると共に、被験者毎手続き設定手
段は、被験者毎に、被験者種別情報と、被験者毎手続き
情報と、前記被験者毎手続き情報の種類を区別するため
の被験者適用識別情報とを前記通信手段を介して設定す
る識別情報付被験者毎設定手段と、前記通信手段を介し
て前記被験者種別情報と前記被験者適用識別情報を遠隔
端末に通知する被験者毎識別情報通知手段とを有する。
【0010】そして、センサ毎手続き設定手段が、セン
サの種別情報と測定手続き情報の種類を区別する適用識
別情報とを付与してセンサ測定手続き情報を設定し、識
別情報通知手段が、種別情報とセンサ適用識別情報とを
遠隔端末に通知するため、遠隔端末は、種別情報とセン
サ適用識別情報を健康チェック端末装置の管理情報とし
て利用することができる。また被験者毎手続き設定手段
が、被験者種別情報と被験者手続き情報の種類を区別す
る被験者適用識別情報とを付与して被験者毎手続き情報
を設定し、被験者毎識別情報通知手段が、被験者種別情
報と被験者適用識別情報とを遠隔端末に通知するため、
遠隔端末は、被験者種別情報と被験者適用識別情報を健
康チェック端末装置の管理情報として利用することがで
きる。
【0011】本発明の請求項4にかかる健康チェック端
末装置は、請求項1、2、3に記載の健康チェック端末
装置であって、センサ毎手続き設定手段が設定するセン
サ測定手続きにセンサ測定手続きプログラムを含む構成
とすると共に、被験者毎手続き設定手段が設定する被験
者毎手続きに被験者毎手続きプログラムを含む構成であ
るため、被験者に応じたフレキシブルな測定手続きが設
定できる。
【0012】本発明の請求項5にかかる健康チェック端
末装置は、請求項1、2、3、4に記載の健康チェック
端末装置であって、センサ毎手続き設定手段が、センサ
毎の測定処理手続きの全体または一部を格納する通信媒
体上の格納アドレスをセンサ測定手続き情報として設定
し、被験者毎手続き設定手段は、被験者毎手続きの全体
または一部を格納する通信媒体上の格納アドレスを被験
者毎手続き情報として設定する。そして被験者毎測定実
行手段が、被験者毎手続き情報に設定された格納アドレ
スが示す通信媒体上から被験者毎手続きをダウンロード
する。さらにセンサ毎測定実行手段が、センサ測定手続
き情報に設定された格納アドレスが示す通信媒体上から
センサ毎の測定処理手続きをダウンロードする。そし
て、被験者毎測定実行手段は、センサ毎測定実行手段を
駆動しながら測定処理を行う。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0014】(実施例1)図1は本発明実施例1の健康
チェック端末装置の構成を示すブロック図である。
【0015】図1において、1は本発明の健康チェック
端末装置で、通信媒体12を介して遠隔端末11とデー
タ伝送するための通信手段2と、健康状態を測定すると
共に通信手段2により測定データを伝送する測定手段3
とで構成される。測定手段3は、健康状態を測定するセ
ンサ7aならびにセンサ7bと、センサ7aおよびセン
サ7b個別(センサ毎)に測定処理手続き10を記憶す
る手続き記憶手段6に設定するセンサ毎手続き設定手段
4と、手続き記憶手段6が記憶する測定処理手続き10
に基づき測定処理を行うセンサ毎測定実行手段5と、一
人または複数の被験者毎に使用するセンサ7a、7bの
選択ならびに選択したセンサ7a、7bの測定順序を示
す被験者毎手続き17を手続き記憶手段6に設定する被
験者毎手続き設定手段13と、被験者毎手続き設定手段
13により設定した被験者毎手続き17に基づき被験者
毎にセンサ毎測定実行手段5を駆動して測定処理を行う
被験者毎測定実行手段14とで構成する。
【0016】なお、通信媒体12は、アナログ電話回
線、ISDN回線、CATV、PHS網、携帯電話網、
専用線、ビル内ネットワーク、家庭内ネットワーク、イ
ンターネット、通信回線等特に制限するものではない。
また、遠隔端末11は、例えば医師や運動療養士等が操
作するパーソナルコンピュータ(PC)だけでなく、持
ち運びが簡単な設定器等の携帯端末であってもよい。
【0017】さらに、センサ7a、7bは血圧計、心電
計、血糖計等であるものとし、センサ毎測定実行手段5
は、コンピュータ制御手段によって、液晶表示画面、ス
ピーカ、例えば被験者が操作するための液晶表示画面に
取り付けられるタッチパネル等を利用して、センサによ
る測定操作ガイダンスを表示して被験者の操作を促し、
被験者の操作によってセンサ7a、7bの取扱説明表示
ならびに、センサ7a、7bのセンシング制御を行い、
センシングしたセンサ7a、7bからの測定値の蓄積や
表示あるいは通信手段2を介して遠隔端末11に送信す
るといった一連の測定処理を行うものとする。
【0018】また、被験者毎測定実行手段14は、セン
サ毎測定実行手段5と同様、コンピュータ制御手段によ
って、液晶表示画面、スピーカ、例えば被験者が操作す
るための液晶表示画面に取り付けられるタッチパネル等
を利用して、各被験者毎手続き17の記述に従って複数
のセンサの測定処理手続き10を処理するよう被験者の
操作を促しセンサ毎測定実行手段5を順に駆動してい
く。操作ガイダンスを表示して被験者の操作を促し、こ
の一連の処理をセンサ毎に手続き記憶手段6に設定記憶
される測定処理手続き10を元に行う。測定処理手続き
10は、インターネットで用いられるHTML、Jav
a言語等で記述されたプログラム、または、センサの測
定アルゴリズム等一連の処理内容をパラメータ化して設
定可能にした処理設定リストで動作するものとし、セン
サ毎手続き設定手段4は、通信手段2を介して遠隔端末
11からこれら測定処理手続き10を手続き記憶手段6
に登録、変更、削除できるものとする。
【0019】そして、被試験者が、例えば、測定するセ
ンサ7aを選択するとセンサ7aの測定処理手続き10
に基づきセンサ毎測定実行手段5がセンサ7aの測定処
理を行うという動作となるよう作用する。また、遠隔端
末11から任意のセンサに関する測定処理手続き10を
手続き記憶手段6から削除する指示をセンサ毎手続き設
定手段4に対して行う。これにより、センサ7a、7b
等の内、測定の必要があるセンサのみ測定動作するよう
に作用する。
【0020】被験者毎手続き17として、被験者毎に測
定すべきセンサを選択する表示画面を表示し、選択を促
して被験者操作により選択させるようにしてもよいし、
所定の順にセンサを測定していくように設定してもよ
い。
【0021】なお、単一センサのみ搭載した健康チェッ
ク端末装置1として構成した場合は、選択する必要がな
く、健康チェック端末装置1の電源オンと同時に本実施
例で説明した動作、作用を発揮することとなる。
【0022】また、本実施例では、センサ7a、センサ
7bは、センサ毎測定実行手段5により制御され測定デ
ータを読み取る構成としているが、センサがセンサ毎測
定実行手段5と切り離されたオフライン形態もありう
る。このようなセンサには表示部や操作部があり被験者
の操作によって生体情報を表示する。センサ毎測定実行
手段5は、このオフライン形態のセンサの使用方法を表
示しながら操作ガイダンスを行ったり、センサの表示部
に表示された測定データを手入力あるいは画像入力によ
り行うよう動作する形態が含まれるものである。
【0023】(実施例2)図2は本発明の実施例2の健
康チェック端末装置におけるセンサ毎手続き設定手段
4、被験者毎手続き設定手段13のブロック構成図であ
る。また、(表1)は、本実施例2の健康チェック端末
装置1が備えるセンサ毎手続き設定手段4が手続き記憶
手段6に設定する測定処理手続き10と、被験者毎手続
き設定手段13が手続き記憶手段6に設定する被験者毎
手続き17の具体的な例を示すものである。
【0024】
【表1】
【0025】本実施例の測定処理手続き10は、センサ
測定手続き情報10cと、そのセンサ測定手続き情報1
0cを適用するセンサの種別情報10aと、センサ測定
手続き情報10cの種類を区別するための適用識別情報
10bを各センサ毎に備えるものとする。具体的には、
センサとして“血圧計A”と“体温計B”と“血糖計
C”に関する各センサの手続き処理を登録した例であ
り、各センサ毎にセンサの種類を区分する種別情報10
aと、インターネットで用いられるHTMLやJava
言語等で記述されたプログラム(以下、プログラム)で
あるセンサ測定手続き情報10cと、センサ測定手続き
情報10cの改善度合いを版レベルとして表す適用識別
情報10bの例を示し、血圧計Aプログラムが“Ver
1”の版レベル、体温計Bプログラムと血糖計Cプログ
ラムは“Ver2”の版レベルであることを示してい
る。遠隔端末11が、版レベル“Ver2”の血圧計A
プログラムを蓄積管理しているとすると、本実施例の健
康チェック端末装置1が記憶する(表1)の版レベル
“Ver1”の血圧計Aプログラムは古いプログラムで
あるというように“Ver”の後の数字が大きいほど改
善が行われ新しいプログラムと判断するものとする。
【0026】また、被験者毎手続き17は、被験者毎手
続き情報17cと、その被験者毎手続き情報17cを適
用する被験者を識別する被験者種別情報17aと、被験
者毎手続き情報17cの種類を区別するための被験者適
用識別情報17bを被験者毎に設定するものとする。具
体的には、太郎と花子と桃子の3名が被験者として被験
者毎の手続きを登録した例であり、各被験者毎に登録す
るため被験者を識別する被験者種別情報17aと、HT
MLやJava言語等で記述されたプログラムである被
験者毎手続き情報17cと、被験者毎手続き情報17c
の版レベルを表す被験者適用識別情報17bの例を示
し、これが本発明の健康チェック端末装置1に設定され
ているものとする。この被験者適用識別情報17bは、
適用識別情報10bと同じように“Ver1”、“Ve
r2”という形式で識別する。
【0027】本実施例2において、実施例1と異なるセ
ンサ毎手続き設定手段4と被験者毎手続き設定手段13
のみについて構成を説明する。他は、図1と同じであり
同じ番号を付与して説明する。センサ毎手続き設定手段
4は、センサ測定手続き情報10cと、そのセンサ測定
手続き情報10cを適用するセンサの種別情報10a
と、センサ測定手続き情報10cの種類を区別するため
の適用識別情報10bとを通信手段を介して手続き記憶
手段6に設定する識別情報付センサ毎設定手段9と、通
信手段2を介して種別情報10aと適用識別情報10b
を遠隔端末11に通知する識別情報通知手段8とで構成
したものである。また、被験者毎手続き設定手段13
は、被験者毎手続き情報17cと、その被験者毎手続き
情報17cを適用する被験者の被験者種別情報17a
と、被験者毎手続き情報17cの種類を区別をするため
の被験者適用識別情報17bとを通信手段を介して設定
する識別情報付被験者毎設定手段16と、通信手段2を
介して被験者種別情報17aと被験者適用識別情報17
bを遠隔端末11に通知する被験者毎識別情報通知手段
15とで構成したものである。
【0028】次に動作、作用について図1、図2、(表
1)を用いて説明する。
【0029】まず、健康チェック端末装置1が電源が入
ると、センサ毎手続き設定手段4の識別情報付設定手段
9は、手続き記憶手段6から測定処理手続き10を読み
出し、識別情報通知手段8を起動する。識別情報通知手
段8は、種別情報10aと適用識別情報10bを通信手
段2を介して遠隔端末11に送信する。遠隔端末11
は、種別情報10aと適用識別情報10bを参照し、例
えば、種別情報10aが“血圧計A”の適用種別情報1
0bが“Ver1”であると認識する。遠隔端末11が
管理する“血圧計A”のプログラムが改善され“Ver
2”であるとすると、遠隔端末11は、通信手段2を介
して識別情報付センサ毎設定手段9により、種別情報1
0a“血圧計A”のセンサ測定手続き情報10cとして
“Ver2”のプログラムを再設定すると共に適用識別
情報10bについても“Ver2”で再設定する。
【0030】センサ毎測定実行手段5は、以降、例えば
体温計Aの測定が選択されると手続き記憶手段6の測定
処理手続き10を参照して、センサ測定手続き情報10
cに設定された“Ver2”の血圧計Aプログラムをロ
ードして測定処理の実行を行う。
【0031】被験者毎手続き設定手段13の識別情報付
被験者毎設定手段16は、手続き記憶手6から被験者毎
手続き17を読み出し、被験者毎識別情報通知手段15
を起動する。被験者毎識別情報通知手段15は、被験者
種別情報17aと被験者適用識別情報17bを通信手段
2を介して遠隔端末11に送信する。遠隔端末11は、
被験者種識別情報17aと被験者適用識別情報17bを
参照し、例えば、被験者種別情報17a“太郎”の被験
者適用識別情報17bが“Ver1”であると認識す
る。遠隔端末11が管理する“太郎”のプログラムが改
善され“Ver2”であるとすると、遠隔端末11は、
通信手段2を介して識別情報付被験者毎設定手段13に
より、被験者種別情報17a“太郎”の被験者毎手続き
情報17cとして“Ver2”のプログラムを再設定す
ると共に、被験者毎適用識別情報17bを“Ver2”
で再設定する。
【0032】被験者毎測定実行手段14は、以降、例え
ば太郎さんの測定が選択されると手続き記憶手段6に記
憶する被験者毎手続き17を参照して、被験者適用識別
情報17b“Ver2”の被験者毎手続き情報17cの
成人男子Aプログラムをロードして測定処理の実行を行
うよう作用する。
【0033】なお、実施例において、健康チェック端末
装置1から識別情報通知手段8が手続き記憶手段6に記
憶する測定処理手続き10を遠隔端末11に通知し、被
験者毎識別情報通知手段15が手続き記憶手段6に記憶
する被験者毎手続き17を遠隔端末11に通知する形態
で説明したが、定期的あるいは任意のタイミングで遠隔
端末11からの要求によりセンサ毎手続き設定手段4や
被験者毎手続き設定手段13を介して処理手続き情報6
を送信する通知形態も本発明に含まれるものである。
【0034】また、本実施例の適用識別情報10bと被
験者識別情報17bでは、“Ver”の後の数字の大小
で改善度合いの版レベルを表したが、適用種別情報を作
成した日付や時間で改善度合いの版レベルを表したり、
ガイダンスをひらがなで表示する子供用、ガイダンスを
大きな文字で表示する弱視の方用などを区別する対象被
験者の属性を示す情報であってもよい。さらに版レベル
と属性を合わせもった情報であってもよいし、対応する
センサ手続き情報10cの遠隔端末でのファイル名等の
管理コードであってもよい。
【0035】種別情報10aは、“血圧計A”というセ
ンサの名前を付与したが、これについては、センサのメ
ーカコード、品番等の種別を付与してもよい。
【0036】(実施例3)(表2)は本発明の実施例3
の健康チェック端末装置における手続き記憶手段6に記
憶する測定処理手続き10の構成内容を示す。本実施例
3において、実施例2と異なる点は、手続き記憶手段6
に記憶する測定処理手続き10のセンサ測定手続き情報
10cとして、センサ測定手続き情報10cが格納され
ている通信媒体12であるインタネット上のアドレス
(URL)を設定し、さらに被験者毎手続き情報17c
として、被験者毎の処理手続き情報が格納されている通
信媒体12であるインタネット上のアドレス(URL)
を設定するところである。
【0037】
【表2】
【0038】実施例3の健康チェック端末装置のブロッ
ク構成は実施例1、実施例2と同一であり、図1、図2
と同じであるものし、説明は省略する。
【0039】図3は、実施例3の動作、作用を説明する
ためのネットワーク構成を示す。
【0040】実施例1と実施例2と異なる部分は、遠隔
端末が1台でなく遠隔端末11a、11b、11cの3
台が通信媒体12を介して接続されているところであ
り、他の部分は同じである。
【0041】次に動作、作用について図1、図2、図3
を用いて説明する。まず、健康チェック端末装置1が電
源が入ると、センサ毎手続き設定手段4の識別情報付設
定手段9は、手続き記憶手段6に記憶する測定処理手続
き10を読み出し、識別情報通知手段8を起動する。識
別情報通知手段8は、種別情報10aと適用識別情報1
0bを通信手段2を介して遠隔端末11aに送信する。
【0042】ここで遠隔端末11aは病院等のヘルスケ
ア機関に設置されているものとする。遠隔端末11a
は、種別情報10aと適用識別情報10bを参照し、例
えば、種別情報10a“血圧計A”の適用種別情報が
“Ver1”であると認識する。遠隔端末11aが管理
する血圧計Aプログラムが改善され“Ver2”である
とすると、遠隔端末11aは、通信手段2を介して識別
情報付設定手段9により、種別情報10a“血圧計A”
のセンサ測定手続き情報10cに適用識別情報が“V
2”の血圧計Aプログラムが格納されているURL情
報、例えば“http://WWW.V2用血圧計A”
を再設定すると共に、適用識別情報10bを“Ver
2”で再設定する。指定されているURL情報が通信媒
体12であるインタネット上の遠隔端末11bを指して
いるとすると、識別情報付設定手段9は、遠隔端末11
bに通信手段2を介してアクセスし、遠隔端末11bか
ら測定処理手続き10である血圧計Aプログラムをダウ
ンロードする。
【0043】センサ毎測定実行手段5は、以降、例えば
体温計Aの測定が選択されるとダウンロード済みの血圧
計Aプログラムをロードして測定処理の実行を行うよう
作用する。
【0044】被験者毎手続き設定手段13の識別情報付
被験者毎設定手段16は、手続き記憶手段6から被験者
毎手続き17を読み出し、被験者毎識別情報通知手段1
5を起動する。被験者毎識別情報通知手段15は、被験
者種別情報17aと被験者適用識別情報17bを通信手
段2を介して遠隔端末11aに送信する。ここで遠隔端
末11aは病院等のヘルスケア機関に設置されているも
のとする。遠隔端末11aは、被験者種別情報17aと
被験者適用識別情報17bを参照し、例えば、被験者種
別情報17a“太郎”の被験者適用種別情報17bが
“Ver1”であると認識する。遠隔端末11aが管理
する成人男子Aプログラムが改善され“Ver2”であ
るとすると、遠隔端末11aは、通信手段2を介して識
別情報付被験者毎設定手段16により、被験者種別情報
17a“太郎”の被験者毎手続き情報17cに被験者適
用識別情報が“Ver2”の成人男子Aプログラムが格
納されているURL情報、例えば“http://WW
W.V2用成人男子A”を再設定すると共に被験者適用
識別情報17bを“Ver2”で再設定する。指定され
ているURL情報がインタネット上の遠隔端末11bを
指しているとすると、識別情報付被験者毎設定手段16
は、遠隔端末11bに通信手段2を介してアクセスし、
遠隔端末11bから測定処理手続きである“Ver2”
の成人男子Aプログラムをダウンロードする。
【0045】被験者毎測定実行手段14は、以降、測定
処理手続き10ならびに被験者毎手続き17が変更され
ない限り、各被験者毎手続きの動作ならびに各被験者毎
手続きから駆動される各センサの測定処理手続きの動作
は既にダウンロードされているプログラムをロードして
測定処理の実行を行う。もちろん都度、ダウンロードし
て実行するようにしてもよい。
【0046】なお、実施例において、健康チェック端末
装置1から識別情報通知手段8が測定処理手続き10を
遠隔端末11に通知し、被験者毎識別情報通知手段15
が被験者手続き17を遠隔端末11に通知する形態で説
明したが、定期的あるいは任意のタイミングで遠隔端末
11からの要求によりセンサ毎手続き設定手段4により
測定処理手続き17を送信したり、被験者毎手続き設定
手段13により被験者手続き17を送信する通知形態も
本発明に含むものである。
【0047】さらに、実施例1、2、3は、健康チェッ
ク端末装置の電源を入れると被験者毎手続き設定手段1
3ならびにセンサ毎手続き設定手段4が駆動されるよう
に説明しているが、遠隔端末と接続完了した時点でも良
いし、あるいは被験者による被験者選択画面表示に先立
って駆動してもよく、本発明に限定するものではない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係る本発明の健康チェック端末装置は、センサ毎に更に
は被験者毎に測定処理手続きの設定、変更、削除を行う
ことができるため、センサのセンシングアルゴリズの改
善、ユーザインタフェースの改善や、新しいセンサのサ
ポートを被験者が日常使用しながら行えるので、より使
いやすく性能の優れたものにでき、更にはグレードアッ
プやカスタマイズにより製品寿命を伸ばせるという効果
がある。
【0049】また、請求項2に係る健康チェック端末装
置は、センサ毎にあるいは被験者毎に測定処理手続きの
設定、変更、削除を遠隔端末から通信手段を介して行え
るので、メンテナンス要員が被験者のもとに出向く必要
がなく遠隔から短時間でカスタマイズやアップグレード
が可能となるという効果がある。また、同様の健康チェ
ック端末装置があるところであれば、どこからでも遠隔
端末から日常使用している健康チェック端末装置と同じ
使用環境を設定できる。
【0050】また、請求項3に係る健康チェック端末装
置は、各センサ更には各被験者毎に測定処理手続きの種
別情報や適用種別情報により、どんなレベルどんな用途
の測定処理手続きが登録されているのかの管理が遠隔端
末で行えるので、遠隔端末による各センサの測定処理手
続きの自動更新ができるという効果がある。
【0051】また、請求項4に係る健康チェック端末装
置は、センサ手続き情報ならびに個々の被験者特有な手
続き情報がHTML、Java言語で記述されているた
め、ガイダンス表示や操作手順などのユーザインタフェ
ースやセンサのセンシングアルゴリズムなどより細かな
センサ測定手続きの記述ができるため、より気配りのゆ
きとどいたユーザインタフェースへのカスタマイズアッ
プグレードが可能になるという効果がある。
【0052】また、請求項5に係る健康チェック端末装
置は、センサ手続き情報ならびに被験者毎手続き情報を
格納する通信媒体であるインタネット上のアドレスを設
定するようにしたため、各センサの測定処理手続きの開
発改善をいろいろなメーカに行わせてもそれを集約して
管理する必要がなく、逆に1つの遠隔端末でプログラム
そのものを管理するといったことが不要となり、例えば
各メーカのwebより直接ダウンロードできるといった
ことが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における健康チェック端末装
置のブロック構成図
【図2】本発明の実施例2における健康チェック端末装
置の構成を説明する図
【図3】本発明の実施例3を説明するためのシステム構
成図
【符号の説明】
1 健康チェック端末装置 2 通信手段 3 測定手段 4 センサ毎手続き設定手段 5 センサ毎測定実行手段 6 測定処理手続き 7a、7b、7c センサ 8 識別情報通知手段 9 識別情報付設定手段 10 測定処理手続き 10a 種別情報 10b 適用識別情報 10c センサ測定手続き情報 11 遠隔端末 12 通信媒体 13 被験者毎手続き設定手段 14 被験者毎測定実行手段 15 被験者毎識別情報通知手段 16 識別情報付被験者毎設定手段 17 被験者毎手続き 17a 被験者種別情報 17b 被験者適用識別情報 17c 被験者毎手続き情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 博義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小林 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 安井 利彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 谷江 克典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K101 KK02 KK11 KK12 KK19 LL00 LL01 LL03 LL12 MM00 MM06 NN03 NN18 NN21 PP04 SS07 TT06 VV07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信媒体を介して遠隔端末とデータ伝送
    する通信手段と、健康状態を測定すると共に前記通信手
    段により測定データを伝送する測定手段とからなる健康
    チェック端末において、前記測定手段は、健康状態を測
    定するひとつ以上のセンサと、前記センサ毎に測定処理
    手続きを設定するセンサ毎手続き設定手段と、前記セン
    サ毎手続き設定手段により設定した測定処理手続きに基
    づき測定処理を行うセンサ毎測定実行手段と、一人また
    は複数の被験者毎に使用する前記センサの選択ならびに
    選択した前記センサの測定順序を示す被験者毎手続きを
    設定する被験者毎手続き設定手段と、前記被験者毎手続
    き設定手段により設定した被験者毎手続きに基づき被験
    者毎に前記センサ毎測定実行手段を駆動して測定処理を
    行う被験者毎測定実行手段とを備えた健康チェック端末
    装置。
  2. 【請求項2】 センサ毎手続き設定手段によるセンサ毎
    の測定処理手続きの設定、および被験者毎手続き設定手
    段による被験者毎手続きの設定は、共に遠隔端末から通
    信手段を介して設定する請求項1に記載の健康チェック
    端末装置。
  3. 【請求項3】 センサ毎手続き設定手段は、センサ毎
    に、前記センサの種別情報と、前記センサによる測定に
    必要なセンサ測定手続き情報と、前記センサ測定手続き
    情報の種類を区別するための適用識別情報とを通信手段
    を介して設定する識別情報付設定手段と、前記通信手段
    を介して前記種別情報と前記適用識別情報を遠隔端末に
    通知する識別情報通知手段とを備えると共に、被験者毎
    手続き設定手段は、被験者毎に、被験者種別情報と、被
    験者毎手続き情報と、前記被験者毎手続き情報の種類を
    区別するための被験者適用識別情報とを前記通信手段を
    介して設定する識別情報付被験者毎設定手段と、前記通
    信手段を介して前記被験者種別情報と前記被験者適用識
    別情報を遠隔端末に通知する被験者毎識別情報通知手段
    とを備えた請求項1に記載の健康チェック端末装置。
  4. 【請求項4】 センサ測定手続き情報にセンサ測定手続
    きプログラムを含むと共に、被験者毎手続き情報に被験
    者毎手続きプログラムを含む請求項1、2、3に記載の
    健康チェック端末装置。
  5. 【請求項5】 センサ毎手続き設定手段は、センサ毎の
    測定処理手続きの全体または一部を格納する通信媒体上
    の格納アドレスをセンサ測定手続き情報として設定し、
    センサ毎測定実行手段が、前記センサ測定手続き情報に
    設定された格納アドレスが示す通信媒体上からセンサ毎
    の測定処理手続きをダウンロードして測定処理を行うと
    共に、被験者毎手続き設定手段は、被験者毎手続きの全
    体または一部を格納する通信媒体上の格納アドレスを被
    験者毎手続き情報として設定し、被験者毎測定実行手段
    は、前記被験者毎手続き情報に設定された格納アドレス
    が示す通信媒体上から被験者毎手続きをダウンロードし
    て測定処理を行う請求項1、2、3、4に記載の健康チ
    ェック端末装置。
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