JP2002007512A - 商品サンプル設計システムおよびそのデータベースを記録した記憶媒体 - Google Patents

商品サンプル設計システムおよびそのデータベースを記録した記憶媒体

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JP2002007512A
JP2002007512A JP2000188602A JP2000188602A JP2002007512A JP 2002007512 A JP2002007512 A JP 2002007512A JP 2000188602 A JP2000188602 A JP 2000188602A JP 2000188602 A JP2000188602 A JP 2000188602A JP 2002007512 A JP2002007512 A JP 2002007512A
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Ryohei Nomoto
良平 野本
Etsuko Yamazaki
悦子 山崎
Emiko Nomoto
恵美子 野本
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TOYO SHOKUSAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえばコンビニ弁当など要素を組み立わせ
た商品のサンプルを実物を用いないで作成することがで
き、構成された商品に関して必要な情報を簡単に取得し
て表示することができる商品サンプル設計システムを提
供する。 【解決手段】 選択可能な構成要素それぞれの画像情
報、特性情報、規格情報を固有の指定コードと共に要素
画像ファイル21、要素特性ファイル22、要素規格フ
ァイル23に格納し、設計時には画像表示装置4に構成
要素の画像を表示させ、選択された構成要素の画像同士
を重ねた構成体画像を作成すると、構成要素の特性値か
ら構成体の特性値を算出するので、構成体画像と構成体
特性値を構成体画像ファイル24と構成体特性ファイル
25に格納しておいて、必要なときに取り出して利用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、要素を組み立わせ
て形成する商品を設計するための支援システムに関し、
特にコンビニエンスストアなどで大量に販売される弁当
を設計するために利用できる商品サンプル設計システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在コンビニエンスストアなどで大量に
販売されている弁当は、ベンダーの設計担当者が利用で
きる食材を集めてサンプルを作り担当者が試食して採否
を判定し、提案する弁当のサンプルをコンビニエンスス
トア本部に提出して、採用が決まるとベンダーが有する
複数の工場で弁当毎に決められるマニュアルに従って包
装材や食品のメーカから材料を集めて同じ弁当を製造
し、各コンビニエンスストアに納入するシステムになっ
ている。
【0003】弁当の売れ行きは、味覚ばかりでなく、弁
当の見栄え、原価、カロリー、栄養成分、重量なども重
要な指標となる。このため、弁当のサンプルを作成する
ときには、包装材料や盛り付ける食材の選択、盛り付け
状態、使用する食材の重量に基づいたカロリーや栄養成
分の算出、材料や食材の原価などを明確にしなければな
らない。また、味覚や見栄えが全く同じ弁当を異なる工
場で大量に製造するためには、食材の材料や調理方法、
盛り付け方法などを細部にわたって記載したマニュアル
を準備しなければならない。さらに、構成物品は実際に
供給される物でなければならないので、物品毎に供給者
や納入ロットなどが明確でなければならない。また、物
品によっては季節的条件などにより供給できなくなった
り、原価が変化する場合があるので、これらの情報は常
時実際に利用が可能な状態に管理されている必要があ
る。
【0004】弁当のサンプルを作成するときには、デザ
イナーの発想に従って食材を選択して容器に盛り付ける
が、具体的な弁当イメージは実物を実際に盛り付けた弁
当サンプルとして構成して初めて明確になるため、提案
できる水準の弁当サンプルを作成するまでに、実際の食
材を集めて試行錯誤する手間と時間は極めて大きい。ま
た、弁当は目標とする価格、大きさや重量、カロリー、
栄養価、見栄えなとを配慮して、試行錯誤により設計さ
れる。しかし、これらの要素値は材料に関するこれらの
データを収集して大量の計算により算出しなければなら
ない上、これらの要素は互いに干渉するファクターであ
るので、何かを変化させたり入れ替えたりすれば、他の
要素の値もそれに従って変化する。したがって、全ての
要素を所定の値になるように弁当を設計することは熟練
者をもってしても極めて困難な作業であった。
【0005】さらに、弁当の供給者として、入手できる
食材が実際に使用しても安全であることを確認するた
め、微生物条件や理化学的条件について食品メーカなど
が保証する規格を明確にする必要がある。なお、同様な
ことは、弁当に限らず、レストランチェーンなどで提供
されるメニューや、デパートなどで販売される詰め合わ
せギフトなどにおいても見ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、要素を組み立わせて形成する商品
を設計するための支援システムとして、実物を用いない
で容易に商品サンプルを作成することができ、かつ構成
された商品に関する必要な情報を簡単に取得することが
できるようにした商品サンプル設計システムを提供する
ことであり、特にコンビニエンスストアなどで大量に販
売される弁当を設計するために利用できる商品サンプル
設計システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の商品サンプル設計システムは、中央処理装置、画像
処理装置、記憶装置、画像表示装置を備えた商品サンプ
ル設計システムである。本発明システムにおける記憶装
置は、選択可能な構成要素それぞれの画像情報を該構成
要素に固有に指定される指定コードと共に格納する要素
画像ファイル、構成要素おのおのに対応する特性情報を
指定コードと共に格納する要素特性ファイル、構成要素
おのおのに対応する規格情報を指定コードと共に格納す
る要素規格ファイル、構成要素を選択し配置して設計し
た構成体の画像情報を格納する構成体画像ファイル、構
成体の特性値を格納する構成体特性ファイル、中央処理
装置および画像処理装置がそれぞれの処理を行う間に必
要とされる所定の情報を格納する制御ファイルを備え
る。
【0008】また、本発明システムにおける中央処理装
置は、入力装置を介して選択された構成要素についてそ
の指定コードを算出しリストとして構成体特性ファイル
に格納し、また入力装置を介して画像上の指定位置を入
力し、その指定コードに基づいて選択された各構成要素
の画像情報を要素画像ファイルから読み出して指定位置
情報と共に画像処理装置に供給させると共に、選択され
た構成要素の特性情報と規格情報をそれぞれ要素特性フ
ァイルと要素規格ファイルから読み出し選択された構成
要素の構成体の特性値を算出して画像処理装置と構成体
特性ファイルに供給する。
【0009】さらに、本発明システムにおける画像処理
装置は、画像表示装置に選択された構成要素の画像を表
示させ、指定位置情報に従って選択された構成要素の画
像同士を重ねた構成体画像として表示させると共に構成
体画像情報を入力装置を介する指示に従って構成体画像
ファイルに格納し、さらに選択された構成要素のリス
ト、構成要素の特性情報、構成要素の規格情報、構成体
の特性値、構成体画像を画像表示装置に表示させること
ができることを特徴とする。
【0010】本発明の商品サンプル設計システムによれ
ば、入力装置により指定した構成要素の画像を指定コー
ドに基づき画像処理装置に表示させて、画像表示面にお
いて実寸に対応した構成要素の画像を指定位置に配置す
ることにより構成体を形成することができる。構成要素
の実物を用いて構成体の実物サンプルを作らなくても、
画像に基づいて構成体中の各構成要素の大きさや位置姿
勢を確認することができるので、構成体の製造可能性と
見栄えを評価することができる。また、構成体設計中に
構成要素の入れ替えを行うことは極めて簡単であるので
試行錯誤を繰り返して的確な設計を行うことができる。
【0011】さらに、使用する構成要素の特性や規格を
ファイルから抽出して、そのままあるいは適当な演算を
施して画像表示装置に表示することができる。したがっ
て、たとえば単価や重量あるいは成分など構成要素単体
の特性値を表示したり、使用する重量に基づいて計算し
た構成体に使用する量に対応するこれらの値を表示する
ことができる。また、使用する構成要素を集合した構成
体全体の特性値も設計途中や完成後の値として容易に算
出して表示することができる。これら表示された特性値
は構成体の設計において極めて重要な指標となる。
【0012】なお、大きさや重量、成分など選択した特
性について特定の値を有する構成要素を検索して表示さ
せることもできる。たとえば、設計途中で構成体全体と
しての目標原価に対して余裕代が50円であるときに、
原価が50円以下の構成要素を列挙させ、この内から選
んだ構成要素を構成体画像に追加して組み込むことがで
きる。
【0013】また、完成した構成体の画像と特性値を記
録して、任意のときに再提示することができる。さら
に、構成体は組み立て途中の画像として記録しておい
て、製造工程順に提示するようにすれば、製造担当者が
この情報をマニュアルとして利用し設計者の意図通りに
商品を製造することができる。また、設計者は構成体の
製造手順を詳細に記述したマニュアルを構成体の特性値
として添付することができる。なお、過去に作成した製
造マニュアルを蓄積しておいて、その一部あるいは全部
を組み合わせたり再編成することによりより簡単かつ適
切にマニュアルを作成することができる。
【0014】なお、入力装置として画像表示装置と連動
するポインティングデバイスを利用することができる。
マウスなどのポインティングデバイスを用いて画面に表
示された画像や記事の位置に基づいて構成要素を選択し
たり移動位置を指定するようにすれば、設計者などの操
作が容易になりしかも誤りが少なくなるので好ましい。
【0015】また、要素画像ファイル、要素特性ファイ
ル、要素規格ファイルは、CD−ROMやMO、DVD
などコンピュータ読み取り可能な可搬式記憶媒体の形で
設計者に配布するようにしてもよい。なお、これらのフ
ァイルは、サーバ領域に設置したマスター記憶装置から
インターネット通信網など通信路を介して取り寄せた情
報により更新することができるようにすれば、サーバの
管理者が構成要素を供給する業者などから情報を収集し
て管理することにより、設計者は適時情報を更新して常
に最新の情報に基づいて商品サンプルの設計を行うこと
ができる。
【0016】さらに、要素画像ファイル、要素特性ファ
イル、要素規格ファイルは、サーバ領域に設置したマス
ター記憶装置に格納し、設計者側の中央処理装置は通信
路を介してマスター記憶装置から各ファイルの情報を取
り寄せて処理するようにしてもよい。商品を構成すると
きには可能性のある構成要素をできるだけ大量に記録し
ておいて必要に応じて参照することが好ましい。しか
も、ある時期は利用できないが同じ特性や形状を持った
構成要素として繰り返し利用できるようになる季節商品
なども大量にあるため、構成要素に関する情報は極めて
大量に存在する。
【0017】このようなときに、大容量のマスター記憶
装置を備えて、利用者が必要に応じて情報を取り出して
利用するようにすれば、利用者の手元に置くべき情報量
は小さくて済むため装置の負担が小さく経済的であるば
かりでなく、いつでも最新の情報を用いた設計が可能と
なる。また、構成要素の供給者など情報を提供する側も
サーバの管理者のみに情報を与えればよいので、新規商
品の開発時や商品情報の更新などにおける負担が低減す
る上、情報の一元的な管理を容易に行うことができる。
【0018】また、構成体画像ファイル、構成体特性フ
ァイルについても、サーバ領域に設置したマスター記憶
装置に格納して、設計者の手元に置く中央処理装置から
生成した情報を通信路を介してマスター記憶装置に伝送
するようにしてもよい。商品サンプルとして設計された
構成体は、商品を販売する部署の担当者が最終的な判断
を行い製造量を決めて供給者に発注する。受注した供給
者は、製造工場で商品サンプルで指定されたものと同じ
商品を製造して販売店舗に配達する。したがって、構成
体画像や構成体特性値をマスター記憶装置に記録してお
けば、販売担当者がその情報を通信路を介して取り寄せ
て画像表示装置に画像表示させて判断し、受注した製造
工場は指示された商品の情報を通信路を介して取り寄
せ、表示された製造マニュアルにしたがって指示された
数量だけ製造することができる。
【0019】なお、本発明の商品サンプル設計システム
は、構成体を弁当とし、構成要素には弁当容器および食
材を含み、構成体の特性値は弁当の原価と栄養情報を含
むものとすると、コンビニエンスストアなどで販売され
る弁当のサンプル設計に利用することができる。弁当を
対象とする商品サンプル設計システムでは、弁当容器を
選択して表示画面に画像表示し、盛り合わせる食材を順
次選択して画像表示させて、弁当容器の画像の上に移動
させ、実際の弁当の姿を画像表示装置上に画像形成す
る。このとき、選択して盛り合わせた食材の特性値を表
示したり、これら特性値から形成された弁当の特性値を
算出して表示して弁当設計を支援することができる。こ
の場合に活用される特性値には、価格、重量、素材とし
ての形状、寸法、カロリーその他の栄養組成などがあ
る。また、食材として問題にされる規格には菌類などの
付着量を規定する微生物規格、pHや糖度、あるいは色
度などを含む理化学的規格、さらに添加物の量などがあ
る。さらに、弁当の評価をするためには原料の原産地や
なども知る必要がある。
【0020】さらに、多数の弁当製造工場で同じ弁当を
製造させるためには、弁当の製造手順を詳細に指定する
マニュアルが重要な役割を果たす。また、食材を弁当工
場で製造する場合には、食材の調理マニュアルを付属さ
せることが好ましい。これらの情報は、構成体画像ファ
イルと構成体特性ファイルに記録しておくことができ
る。なお、容器や食材の画像情報とそれらの特性情報は
これらの供給者から逐一収集して、サーバに設置した大
容量のマスター記憶装置に記録しておくと、弁当サンプ
ル設計者が必要に応じて最新の情報を取り寄せて利用す
ることができる。
【0021】また、弁当サンプルの画像や特性情報をサ
ーバ側に伝送して記録しておくと、コンビニエンススト
アのマネージャがサーバにアクセスして弁当サンプルの
情報を取り寄せ特性値なども検討して店頭に陳列する弁
当を選択することができる。さらに、製造指示を受けた
複数の弁当製造工場は、同じ製造マニュアルを取り寄せ
てこれに従って弁当を製造するので、各コンビニエンス
ストアは中央で決めたものと全く同じ弁当を販売するこ
とができる。これら情報の収受はインターネット通信網
を介して行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明について主としてコ
ンビニエンスストアで販売される弁当のサンプル設計に
適用した場合の実施例に基づき図面を参照して詳細に説
明する。図1は本発明の第1実施例として設計者の手元
に置いて利用する弁当用商品サンプル設計システムを表
すブロック図、図2は弁当サンプル設計手順例を表すフ
ローチャート、図3は弁当サンプル設計における画像表
示の例を模式的に示す図面、図4は別の画像表示例を示
す模式図、図5は弁当サンプル形成手順を説明する図
面、図6は本発明の第2実施例としてサーバに大量に蓄
積した情報を必要に応じて取り寄せて手元のファイルを
更新して利用する商品サンプル設計システムを表すブロ
ック図、図7は本発明の第3実施例としてサーバが管理
する大量の情報を蓄積したファイルを設計者が直接利用
する商品サンプル設計システムを表すブロック図であ
る。
【0023】
【実施例1】図1から図5を参照して第1実施例の商品
サンプル設計システムを説明する。本実施例の商品サン
プル設計システムは、パーソナルコンピュータなどによ
り構成することができるが、基本的に中央処理装置1、
記憶装置2、画像処理装置3、画像表示装置4を備え
る。中央処理装置1はキーボード11やマウス12など
の入力装置と接続されていて、画像表示装置4に表示さ
れる画像に関連してオペレータの指示を入力することが
できる。
【0024】記憶装置2には、弁当を製造するために必
要となる弁当容器や主食、副食、包装材など商品の構成
要素についてそれぞれ画像情報を格納する要素画像ファ
イル21、構成要素おのおのに対応する特性情報を格納
する要素特性ファイル22、構成要素おのおのに対応す
る規格情報を格納する要素規格ファイル23を備える。
また、商品として設計した弁当のサンプルに関する画像
情報を格納する構成体画像ファイル24、サンプルの特
性値を格納する構成体特性ファイル25を備える。さら
に、中央処理装置1および画像処理装置3がそれぞれの
処理を行う間に必要とされる所定の情報を格納する制御
ファイル26を備える。画像処理装置3は、中央処理装
置1の指示に従って記憶装置2から情報を受け取り画像
情報を形成して画像表示装置4に表示させる。画像表示
装置4は、液晶表示装置やCRTなどの表示装置で、文
字情報や画像情報を理解できる形で表示し人とコミュニ
ケーションを行う装置である。
【0025】ここで、幕の内弁当のサンプルを設計する
場合を例にとって説明する。コンビニエンスストアで販
売される幕の内弁当は、たとえば、いくつかに区切られ
た長方形の弁当容器を用い、決められた区切りにご飯を
詰めて中央に梅干しを埋め、さらにごま塩などトッピン
グをふりかける。別の区切りにはそれぞれの味が混じら
ないように適当に分けて、塩鮭などの主菜、野菜の揚げ
物、煮物、卵焼き、煮豆、かまぼこ、昆布巻き、漬け物
などを盛り付ける。さらに、しょうゆやソースなどの小
袋、仕切りや飾りとしてのバランなどを付けて透明蓋を
かけ透明シートでラップして、その上に品名や栄養価、
重量などを記載した品名シールや、製造日時などを記載
した製造ラベル、キャッチフレーズなどを記したシール
などを貼り、割り箸を貼り付けて製品とする。
【0026】盛り付ける食材は、弁当の販売価格、対象
とする購買層の嗜好、季節、商品バラエティなどを考慮
すると、色々の組合せが考えられる。弁当製造会社の弁
当設計担当者は、目標とする商品コンセプトに従って、
それに適合した弁当を設計しサンプル画像を形成する。
商品コンセプトとして、幕の内弁当、天丼弁当、スパゲ
ティ弁当などの商品の種類、販売価格と目標原価、カロ
リーや栄養価、製品重量などが決められている。
【0027】弁当サンプルの設計は、たとえば図2に示
すような手順で行われる。設計者が、本実施例の商品サ
ンプル設計システムの入力装置11から指示を与える
と、プログラムに従って画像表示装置4に弁当設計画面
が表示される(S1)。弁当設計画面の上辺にメインメ
ニューが表示される。メインメニューには、コマンドを
機能毎に分類してグループ化したメニューを表示したメ
ニューバーと、使用頻度の高いコマンドについてボタン
操作で選択できるようにしたアイコンが配置されてい
る。グループ化されたコマンドには、ファイルに関する
もの、弁当に使う容器の選択に関するもの、弁当に詰め
込む食材の選択に関するもの、設計された製品の情報に
関するもの、設計中の画像の編集を行うもの、製品を再
設計するためのものなどが準備されている。メニューバ
ーには、グループをさらに細分してメニュー表示しても
良いことはいうまでもない。
【0028】ファイルコマンドは、ファイルを新規作成
する、既存ファイルを開く、ファイルを保存する、ファ
イルを削除する、表示画面を印刷する、プログラムを終
了する、などファイルの操作に必要なコマンドである。
容器の選択に関するコマンドには、候補となる弁当容
器、被覆カバー、シール、添付する食器などの情報を表
示するコマンドと、これらの情報を書き換えたり追加す
るコマンドがある。食材の選択に関するコマンドには、
主食、副食、装飾品など、弁当に詰め込む食材の候補の
情報を表示させるコマンドと、これらの情報を書き換え
たり追加するコマンドがある。製品情報に関するコマン
ドは、設計した弁当サンプルや弁当製造手順を表す製造
途中の状態についての情報を表示させたり書き換えたり
するコマンドである。編集コマンドは、弁当サンプルを
設計するために画像情報を移動させたり固定したりする
コマンドである。また、再設計コマンドは、一旦完成し
たサンプルについて食材など内容を変更して再設計する
ための製品情報を再編集するコマンドである。
【0029】設計者が弁当設計画面に新しいファイルを
呼び出すと、弁当サンプルの画像が納まる製品設計ウィ
ンドウが現れる。そこで、初めに弁当容器の選択を行う
(S2)。メニューバーの弁当容器選択コマンドにポイ
ンタを合わせてクリックすると、要素特性ファイル22
に予め登録されている容器の一覧が表示される。選択可
能な弁当容器として、たとえば普通の幕の内弁当に使う
ような幾つかの中仕切りを持った弁当容器1、中仕切り
が多く高級な幕の内弁当に使用する弁当容器2、丼もの
に使用するボール形の弁当容器3、スパゲティなどに使
用する浅い皿状の弁当容器4など、色々の種類の弁当容
器が登録されている。ここに表示される弁当容器は、容
器の供給元がはっきりしていて実際に供給可能なものば
かりである。
【0030】表示されたリストの中から弁当容器1を選
択すると、要素特性ファイル22に記録されているデー
タを検索して、弁当容器1の名称型番、製造者、仕入
先、仕入れ値、サイズ、重量など設計に必要となる情報
を表示すると共に、型番と関連付けた指定コードに基づ
いて要素画像ファイル21に格納された弁当容器1の画
像を取り出して表示する。設計者が弁当容器の仕様と形
状を確認して採用を確定し、画面上の画像をキーボード
やマウスなどにより製品設計ウィンドウの適当な位置に
移動させると、弁当容器の画像は適当な大きさに拡大さ
れて製品設計ウィンドウに表示される。
【0031】また、製品情報の欄が製品設計ウィンドウ
と関連して形成され、この欄中の表に、容器の名称、製
造者、仕入先、価格、重量などが記載される。さらに、
製品としての弁当の名称、構成要素の原価を積算して求
めた弁当原価、弁当の重量、カロリー値、栄養価などを
表示する製品特性表があって、設計中もその時点までの
積算値が表示されて、設計の参考になる。なお、製品設
計ウィンドウから製品情報のウィンドウを独立させて弁
当設計画面上に任意に呼び出すことできるようにする
と、設計中の画像表示面積が大きくなるので便利であ
る。
【0032】次に、食材の中から主食を選択するため
(S3)、主食のリストを表示させる。主食には、白
飯、赤飯、混ぜご飯、ごま油入り白飯、さらにパスタ、
うどんなど各種のものが用意されている。同じように見
える白飯でも原料や調理により味覚や原価が異なるの
で、これらも全て単体のサンプルとしてリストされてい
る。リストの中から適当な主食を選択すると、要素特性
ファイル22を検索して、主食の名称、指定コード、製
造者、仕入先、仕入れ値などの情報を表示し、指定コー
ドに基づいて要素画像ファイル21から主食の画像を取
り出して表示する。
【0033】主食の画像を掴んで製品設計ウィンドウに
移動すると、弁当容器の画像と同じ縮尺になって2つの
画像が重なって表示される。ご飯は容器あるいは仕切り
の形に制約されるので、設計者が画像をトリミングして
輪郭形状を整えることができるようになっている。主食
のデータは製品情報欄に追加され、製品特性表の値は弁
当容器の特性値に加算して得られる新しい弁当特性値に
書き換えられる。ご飯を適当と思われる位置に配置して
画像確定のコマンドを送ると、そのときに表示されてい
る重畳画像が一体のものとして確定し、指定コードを付
して構成体画像ファイル24に格納される。また、その
状態の弁当特性値が構成体特性ファイル25に格納され
る。
【0034】さらに、副食類の選択を行う(S4)。選
択可能な食材は極めて多いので、選択が容易にできるよ
うにフライ製品、焼き物、蒸し物、和え物、煮物、漬け
物などに分類してリスト表示させることができる。これ
らの食材は、さらに肉類、魚類、野菜類、果実類などに
共通的に分類することができる。これらの分類を活用し
て弁当にとって調和の良い食材をより円滑に落ちなく選
択することができる。食材毎に分類コードが付与され
て、要素画像ファイル21と要素特性ファイル22に記
録されているので、設計者が分類を指定すると供給可能
な食材の画像と特性値が表示される。
【0035】図3に示すように、設計者が弁当設計画面
上に表示された食材リストから食材を選択してクリック
すると、選択された食材の画像と特性値が表示されるの
で、画面上で画像を掴んで移動し製品設計ウィンドウの
弁当容器の適当な位置に配置する。製品設計ウィンドウ
の上では要素画像は同じ縮尺で表示される。なお、食材
の画像は配置の都合に合わせて回転することができる。
なお、食材リストを表示させるとき、図4に示すよう
に、原価、縦横のサイズ、重量、栄養価など選択された
要素について条件を与えるとファイルを検索して条件に
適合する食材だけが表示されるようにすることもでき
る。このような検索機能は、目標値に対応した数値を条
件として入力することにより選択可能な食材のみをリス
トしてくれるので、設計を容易にし設計時間を短縮する
のに貢献する。
【0036】また、記憶容量や操作の容易性などを考慮
すると、たとえばエビ天ぷらという同じ食材であって
も、原材料、大きさ、重量、揚げた形状、原価、仕入れ
条件などに差異がある限り異なる食材として登録してお
いて、別の物として選択決定することが好ましい。な
お、エビ天ぷら2個の組合せを1個のものと別にファイ
ルして利用したり、コロッケをまるまる1個と横に半分
に切った状態と縦に切った状態をそれぞれ異なる食材と
して利用してもよい。食材画像を立体像として扱うこと
は可能ではあるが大量の情報量を必要とするので、食材
の姿勢を横向きに変える場合には別途撮影した横向き画
像を利用するようにしている。選択した食材を配置して
確定すると、その確定画像を固定してそこまでに使用し
た要素のリストと弁当特性値を表示し、それらのデータ
が構成体画像ファイル24と構成体特性ファイル25に
格納される。
【0037】このようにして、設計者は、リストの中か
ら弁当の商品コンセプトに適合した食材を順次選択して
弁当容器画像の中に配置する。さらに、同様にしてバラ
ンなどの装飾品や醤油袋などを選択して配置する(S
5)。なお、通常は弁当画像を構成する順に食材の画像
を上に重ねていって、下にある部分が見えないようにな
るが、出来上がり状態の弁当を表示する必要に応えて下
にある食材画像を選択して上に表示するように変更する
ことができる。最後に、透明の蓋をかけ、箸やスプーン
などを付け、蓋の上に製品表示シールやキャッチシール
を配置して弁当サンプル画像とする(S6)。製品表示
シールは弁当の名前、製造者名、内容表示、製造日時な
どを記載したシールで、キャッチシールはキャッチフレ
ーズを魅力的に表示したシールである。
【0038】画像確定コマンドを実行させることによ
り、弁当サンプル画像と、弁当の原価、栄養価、重量な
どの特性値が確定して、データが構成体画像ファイル2
4と構成体特性ファイル25に格納される。こうして製
作された商品サンプルは電子ファイルとして参照できる
ので、フロッピー(登録商標)ディスク、MOディスク
など可搬記憶媒体に複写して配布し、コンビニエンスス
トアなどの顧客に提示することができる。また、インタ
ーネット通信網やイントラネットを介して提供すること
も可能である。
【0039】また、海老天重弁当を設計する場合は、た
とえば、仕切りのない長方形の弁当容器を選択し、白飯
を選択して容器の形状にトリミングし、きざみのりを選
択して外周部分に散らす。きざみのりは適当な単位で画
像化してあって、必要な度数繰り返しご飯の上に配置す
る。次に、かき揚げを選択して隅に配置し、適当な価格
と大きさを持つエビ天ぷら2尾を選択して目立つように
並べて配置し、カボチャの天ぷらを選択してエビ天ぷら
の脇に配置する。さらに、空いた隅にバランを置いて、
バランの上にたくわんを載せ、透明蓋をかけてラップを
して、たれの小袋を付け、ステッカーなどを貼って製品
サンプルにする。
【0040】このように、いずれの弁当についても、全
く同じ手法で簡単に弁当の盛り付け状態を示したサンプ
ル画像を製作することができ、サンプル画像が完成した
ときには自動的にその弁当の原価や栄養価などの特性値
が表示され、これらの情報を記憶装置に記録することが
できる。なお、提示された弁当サンプルによって採否を
決定するには、採用されている食材の品質が問題とな
る。食材の供給元、使用する原材料、添加物、それらの
産地、原産国、有機農産物か、遺伝子組み替え作物か、
栄養成分、処理条件、さらに一般生菌数や大腸菌群など
の微生物規格や理化学的規格など、詳しいデータを、調
味料に至るまで全ての食材毎に要素規格ファイル23に
記録しておいて、これを参考として提示することができ
る。また、製造の便宜を勘案するため、供給時期、供給
可能量、食材の供給ロットの大きさなどについても必要
に応じて提示される。
【0041】食材供給者が供給できる食材は常に変化す
るので、要素画像ファイル、要素特性ファイル、要素規
格ファイルに登録する食材情報は常に新鮮な状態に保守
しておかなければならない。このため、情報変更コマン
ドが用意されており、それぞれ必要に応じて追加した
り、削除したり、更新したりすることができる。このた
め、これらの情報を管理する専門業者からCD−ROM
やDVD−ROMなどの形で情報の配給を受けることが
現実的である。
【0042】また、コンビニエンスストアでは、系列の
店舗全てで同じものを販売することが要求され、多数の
製造工場で同じものを製造して供給する必要がある。こ
のため、詳細にわたる製造マニュアルを作成して工場に
使わせなければならない。本実施例の商品サンプル設計
システムは、完成した弁当について、その製造手順を示
すマニュアルを画像付きで製作し提供することができ
る。弁当の原料配合表は弁当の構成を決定するときに自
動的に作成されている。
【0043】また食材単体の製造マニュアルは、外部か
ら供給を受ける外製品であれば既に要素規格ファイル2
3に格納されているので、必要があれば取り出して表示
すればよい。食材を内製する場合は、弁当製造工程外で
準備するときには単独のマニュアルを作成して製造現場
に提示する。内製食材が弁当製造工程中で作成されると
きは弁当製造マニュアルの一部として組み込まれる必要
がある。弁当はこれら食材を集めて調理し、順次盛り付
けることにより製造される。
【0044】製造マニュアルは、どの工場でも同じ原料
を使い同じ調理方法で同じ盛り付けを行って、全く同じ
体裁で同じ味覚の物を製造して供給できるようにするも
ので、誰が製造しても間違いなく同じ物になるように、
分かり易く正確で詳細なものでなければならない。製造
マニュアルを作成するときは、完成された弁当サンプル
画像について改めて盛り付ける順に画像を構成し直す
(S7)。さらに、各工程毎に製造手順を記述した指示
書を作成する(S8)。
【0045】図5に、例として海老天重弁当の製造手順
を説明するマニュアルに付ける画像を示す。図は(a)
から(f)まで海老天重弁当の製造工程を追って弁当の
状態を表した画像を表示したものである。海老天重弁当
の製造における最初の工程画像(図5(a))として弁
当容器60の上に白飯61を盛って周囲にきざみのり6
2を散らした状態を形成して画像固定する。この画像に
付帯して、たとえば「白飯を丁寧にならしてきざみのり
を周りに散らす」などの指示を記載しておく。
【0046】第2の工程画像(図5(b))は、さらに
かき揚げ63を選択して弁当容器の上辺に置いた状態を
示す。そして、前工程から表示状態までの製造工程を記
述した「かき揚げを裏面のみどぶ漬けしてトッピングす
る」などの指示を記載する。第3の工程画像(図5
(c))はエビ天ぷら64を2匹載せた画像である。2
匹のエビ天ぷらが一緒になった画像を選択して向きを合
わせて配置したものである。ここには「表面をどぶ漬け
した海老天をトッピングする」と記載する。第4の工程
画像(図5(d))はエビ天ぷらの脇にカボチャの天ぷ
ら65を置いた状態である。ここでは「表面のみをどぶ
漬けしたカボチャ天をトッピングする」と記載してお
く。
【0047】さらにバラン66を配置したくあん67を
載せて(図5(e))、透明蓋68をかぶせ各種シール
類69を貼付して完成させるまで(図5(f))、工程
順に盛り付け位置がはっきり分かるような画像を作成
し、画像に調理や盛り付けの注意点を明記した指示書を
添付して製造マニュアルとする。製造マニュアルは可搬
記憶媒体に複写して配布し、またインターネット通信網
などを介してアクセスすることにより、製造現場で使用
することができる。この製造マニュアルは、視覚的に理
解しやすく、誰でも同じ製品を製造することができる。
しかも本実施例のシステムにより簡単に製作することが
できる。また、電子情報として記録されるので、伝達が
容易であり、再活用も簡単であるという利点がある。
【0048】なお、これらの画像が設計途中の段階で作
成して固定したものにあればそれを使用することができ
る。設計途中に残していなければ、完成画像から不要な
構成要素画像を剥がしていって必要な状態にすることが
できる。なお、要素画像の層順が逆になっていて下のも
のが上にあるように見えるときは表示層順を変更して実
際に見えるような画像にすることができる。勿論、製造
工程の後ろから画像を作成する方が簡単で、各段階毎の
画像を記憶しておいて逆に並べれば工程順の画像を作成
できる。本実施例は弁当サンプルを対象としたものであ
るが、画像を用いて魅力を訴求するような商品や製造手
順を指示できるものであれば、どのようなものを対象と
してもよいことはいうまでもない。
【0049】
【実施例2】本発明の第2実施例の商品サンプル設計シ
ステムは、サーバに大量に蓄積した情報を必要に応じて
取り寄せて手元のファイルを更新して利用するようにし
たものである。商品サンプル設計システムの要素画像フ
ァイル、要素特性ファイル、要素規格ファイルに登録す
る情報は、大量であればあるほどシステムの利用価値が
高まり、しかも食材供給者が供給できる食材や供給条件
は変化する。このため、大量の情報を常に新鮮な状態に
保守しておかなければならない。しかし、弁当設計者自
身が多数の食材メーカから活用可能な新鮮な食材情報を
常時収集してファイルを更新するのでは、設計者および
食材メーカのいずれにとっても極めて煩わしいことであ
る。また、食材の画像データを作成して登録する手間も
大変である。本実施例は、これらの情報管理を専門業者
が一元的に集約して行い、インターネットなどの通信網
を利用して個々の設計者に配信させるようにしたところ
に特徴がある。
【0050】図6は、本実施例の商品サンプル設計シス
テムを表す概念的なブロック図である。商品サンプル設
計者は、第1の実施例において説明したと同様のコンピ
ュータ装置30を使用し同様の手順で商品サンプルの設
計を行う。商品サンプル設計用コンピュータ30の記憶
装置31は、要素画像ファイル、要素特性ファイル、要
素規格ファイルを備えていて、これらファイルに弁当用
食材の画像情報、特性値情報、規格情報が登録されてい
る。また、設計者のコンピュータ装置30は情報管理業
者のサーバコンピュータ32と通信路を介して接続され
ていて、必要に応じていつでもサーバコンピュータ32
が備える要素画像ファイル33、要素特性ファイル3
4、要素規格ファイル35から電子情報を取得してそれ
ぞれのファイルの内容を書き換えることができる。
【0051】一方、情報管理業者は、食材供給者36か
ら情報の提供を受けてサーバコンピュータ32の要素画
像ファイル33、要素特性ファイル34、要素規格ファ
イル35に格納する。食材供給業者36の提供する情報
は、食材の画像情報、特性値情報、規格情報であるが、
これらは食材供給業者と接続した通信路を介して入手す
ることができる。勿論、印刷情報あるいは手書きの情報
を受け取っても良く、この場合は情報管理業者側が電子
情報化してそれぞれのファイルに格納する。特に、画像
情報は、画像の縮尺がシステム全体に亘って同じもので
なければならないので、撮影条件を同一にする必要があ
る。また、弁当サンプルの設計には、食材を1方向から
見た状態ばかりでなく、異なった向きに置いたときの画
像や、適当に切り分けた状態の画像などが必要となる。
全ての食材供給業者が過不足なく電子情報を提供できる
とは限らないので、情報管理業者が実際の食材サンプル
を受け取って、弁当設計に活用しやすい形状の画像情報
を作成する場合も多い。
【0052】なお、食材提供業者36によっては取引先
が限られていたり特定の弁当製造業者には異なる価格を
提示する場合がある。また、立地上の関係でコストが異
なる場合もある。このような特殊な関係や条件は当事者
以外には知られたくない場合が多く、また弁当を設計す
るときには自己にとって利用できない食材の情報は必要
がない。したがって、複数の弁当設計者に食材情報を提
供するときには、それぞれの設計者が利用できる情報だ
けを伝送することが求められる。このため、食材情報に
は供給先を特定するコードを含めておいて、設計者のパ
スワードや個人識別コードを利用して弁当製造業者を識
別し食材情報を仕分けて開示が認められた食材情報だけ
を供給する。また、設計者側の要求に合わせて選別した
業者が提供する情報だけを送付するようにしてもよい。
【0053】本実施例の商品サンプル設計システムで
は、設計者のコンピュータには設計時に使える食材情報
を格納して使用し、必要に応じて情報管理業者と接続し
てファイルを更新し、あるいは補充して、弁当サンプル
の設計をする。ただし、設計者の手元ファイルに格納さ
れる情報は設計に利用できる食材、すなわち現在実際に
供給を受けることができる食材に関するものだけでよ
い。情報管理業者は、食材供給業者と常時接触してい
て、新たな食材を供給するようになったときには新しい
情報を取得してファイルに格納し、価格や形態など供給
条件が変化したり、供給の廃止や休止をしたりしたとき
は時を措かずに情報を更新する。
【0054】設計者が個々に情報を収集してファイルの
保守を行う場合には、設計者の労力が大きく、常に利用
可能な状態に維持することが困難であるが、食材供給業
者にとっても個々人の要求に応えて正しい情報を提供す
ることは困難である。本実施例のシステムでは、設計者
の労力を節減するばかりでなく、食材供給業者も個々の
設計者に情報提供する代わりに1個または少数の情報管
理業者に通知するだけで設計者が利用可能な新しい情報
を常時使用できるようにすることができるので、労力が
減少し有利である。なお、供給を廃止したり休止した食
材に関する食材情報は設計者に伝送しないようにマスク
するが、状況が変化して再度供給可能となれば食材情報
はそのままあるいは一部を変更して再利用できる場合が
あるので、電子情報の形で格納したものはできるだけ保
存しておくことが好ましい。このためには記憶装置の容
量は十分大きくなければならないが、これらの機能も情
報管理業者が行う場合は大きな負担にならない。
【0055】
【実施例3】弁当に利用する食材の数は膨大で、しかも
同じ品物でも食材供給業者毎に異なる上、弁当サンプル
の設計には食材の外観毎に別の画像情報としてファイル
しておく必要があるので、利用者が所有すべき記憶容量
は膨大なものとなる。また、完成された弁当サンプルの
情報を各設計者が多数のコンビニエンスストア本部担当
者や弁当製造工場などに送付するのでは、設備や設計者
の技能に対する要求が高く、的確な対応ができるところ
は限られることになる。特に担当者等の請求に対して即
座に弁当サンプル情報を送信することが求められる場合
に、十分な対応をするには極めて高度な能力が必要とな
る。
【0056】本発明の第3の実施例の商品サンプル設計
システムは、インターネット通信網などを利用し情報管
理業者のサーバコンピュータを第2の実施例の場合より
深く介在させることによって、記憶装置大容量化と即時
応答の2つの要求に応えられるようにしたものである。
図7は本実施例のシステムを概念的に説明するブロック
図である。
【0057】本実施例のシステムは、情報管理業者のサ
ーバコンピュータ40に対して弁当開発業者のコンピュ
ータ51と食材供給者のコンピュータ52とコンビニエ
ンスストア本部のコンピュータ53と弁当製造業者のコ
ンピュータ54がインターネット通信網を介して接続し
た形として構成される。サーバコンピュータ40の記憶
装置には、食材画像ファイル41、食材特性ファイル4
2、食材規格ファイル43を備えていて、これらファイ
ルに弁当用食材の画像情報、特性値情報、規格情報が登
録される。また、商品画像ファイル44、商品特性ファ
イル54を備えて、これらに弁当サンプルの画像情報と
弁当の特性情報が格納される。
【0058】食材供給者は、提供できる食材を決められ
た縮尺で撮影した画像情報をコンピュータ52に取り込
む。また、食材について、名称などの基本的な情報、配
合方法、仕入添加物や自社添加物などの情報、製造工程
に関する情報などの食材情報と、規格情報、また食材の
アピール文を入力する。このように準備した供給可能な
食材の画像情報、特性情報、規格情報に対応する電子情
報を、自分のコンピュータ52を用いインターネットを
介してサーバコンピュータ40にいつでもアップロード
できる。条件が変化したときには直ちに新しい情報を送
り込むことで、サーバコンピュータ40には常に最新の
情報を格納しておくことができる。外部の機関に食材の
サンプルと情報を与えてこれらの電子情報を製作させる
ようにしても良い。なお、ここでは、食品以外に包装材
や弁当容器など弁当を製造するために必要となる全ての
材料を食材という言葉で代表させている。
【0059】弁当開発業者の弁当サンプル設計者は、コ
ンピュータ51を利用して、個々の食材画像を配置して
製品画像を作成する。食材情報は、インターネットを介
してサーバコンピュータ40にアクセスして食材画像フ
ァイル41、食材特性ファイル42、食材規格ファイル
43から自己のコンピュータ51に最新の食材データを
ダウンロードして利用することができる。製品設計で必
要があるときは、食材の画像をトリミング等により調整
して利用することもできる。食材の候補は、それぞれの
分類毎に利用可能なもの全てを一覧の形で表示したり、
情報管理業者のデータベースを検索して条件に合致した
ものを選別して表示したりすることができる。
【0060】弁当製品の画像を完成させると自動的に弁
当特性値が算定され記録される。弁当販促用のキャッチ
フレーズなどを添付してもよい。なお、利用できる顧客
リストを添付して、情報アクセスを認める業者を限定す
ることもできる。また業者毎に供給価格など異なる特性
値を指定しておき、アクセスする者の認識コードなどに
基づいて選別した情報を送付するようにすることもでき
る。弁当開発業者は、弁当の製造手順を決定し、途中段
階の画像と共に電子情報化したマニュアルを作成する。
製造手順などは以前に開発した手法があればこれらの情
報を保存しておいて活用することもできる。これら開発
後の製品情報はインターネットを利用してサーバコンピ
ュータ40にアップロードし、商品画像ファイル44、
商品特性ファイル45に格納する。
【0061】コンビニエンスストア本部の担当者は、コ
ンピュータ53を用いインターネットを介してサーバコ
ンピュータ40にアクセスし、弁当開発業者の提案する
弁当について、弁当サンプル画像と弁当特性値からなる
製品情報や弁当に使われる食材に関する規格情報を取り
寄せて画面表示し、評価して採用の適否を決定すること
ができる。採用した弁当については、コンピュータ上の
表示画面で操作してメールやFAXなどで直接に弁当製
造業者に発注することができる。なお、コンビニエンス
ストアの担当者が食材情報をダウンロードして自ら弁当
開発を行うこともできる。
【0062】弁当製造業者は、弁当を受注すると、イン
ターネット通信網を介して情報管理業者のサーバコンピ
ュータ40にアクセスして、受注した弁当について製造
マニュアルを含む製品情報を取り寄せる。製品情報に
は、各材料毎に仕入先、準備すべき配合材料、調理方法
などが詳細に指定されているので、直ちに生産管理に活
用することができる。また、使用する食材について食材
供給業者に供給依頼する場合も、製造個数など基本的な
情報を入力しただけで、コンピュータの支援により正確
な指示書を作成して伝送することができる。
【0063】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、本発明の商
品サンプル設計システムは、多数の候補から最適な容器
や食材などの構成要素を選択して弁当などの商品イメー
ジを作成して、需要者に提示することができる。また、
食材などのデータが変化する場合にも極めて迅速にデー
タベースに反映させて、いつでも最新の情報に基づいた
製品設計ができる。画像情報を作成している間にほぼ自
動的に商品特性値が算出され、煩わしい演算手続を省略
することができる。さらに、一旦完成したサンプルを修
正するのも極めて容易である。なお、必要であれば各材
料の規格情報を取得して設計や採否の判断資料とするこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の商品サンプル設計システ
ムを表すブロック図である。
【図2】第1実施例の商品サンプル設計手順例を表すフ
ローチャートである。
【図3】第1実施例の弁当サンプル設計における画像表
示例を表す模式図である。
【図4】第1実施例の弁当サンプル設計における別の画
像表示例を示す模式図である。
【図5】第1実施例における弁当サンプル形成手順を説
明図である。
【図6】本発明の第2実施例の商品サンプル設計システ
ムを表すブロック図である。
【図7】本発明の第3実施例の商品サンプル設計システ
ムの概念を表すブロック図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 記憶装置 3 画像処理装置 4 画像表示装置 11 キーボード 12 マウス 21 要素画像ファイル 22 要素特性ファイル 23 要素規格ファイル 24 構成体画像ファイル 25 構成体特性ファイル 26 制御ファイル 30 商品サンプル設計用コンピュータ 31 記憶装置 32 サーバコンピュータ 33 要素画像ファイル 34 要素特性ファイル 35 要素規格ファイル 36 食材供給業者 40 サーバコンピュータ 41 食材画像ファイル 42 食材特性ファイル 43 食材規格ファイル 44 商品画像ファイル 45 商品特性ファイル 51 弁当開発業者のコンピュータ 52 食材供給者のコンピュータ 53 コンビニエンスストア本部のコンピュータ 54 弁当製造業者のコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 BA08 CA04 DA02 FA05 GA01 KA00 5B049 BB55 CC00 DD05 EE05 EE07 FF03 FF07 GG04 GG07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置、画像処理装置、記憶装
    置、画像表示装置を備えた商品サンプル設計システムで
    あって、該記憶装置は、要素画像ファイル、要素特性フ
    ァイル、構成体画像ファイル、構成体特性ファイル、制
    御ファイルを備え、前記要素画像ファイルは、選択可能
    な構成要素それぞれの画像情報を該構成要素に固有に指
    定される指定コードと共に格納し、前記要素特性ファイ
    ルは、前記構成要素おのおのに対応する特性情報を前記
    指定コードと共に格納し、前記構成体画像ファイルは、
    前記構成要素を選択し配置して設計した構成体の画像情
    報を格納し、前記構成体特性ファイルは、該構成体の特
    性値を格納し、前記制御ファイルは、前記中央処理装置
    および前記画像処理装置がそれぞれの処理を行う間に必
    要とされる所定の情報を格納し、前記中央処理装置は入
    力装置を備え、該入力装置を介して選択された構成要素
    の指定コードを算出しリストとして前記構成体特性ファ
    イルに格納し、また該入力装置を介して画像上の指定位
    置を入力し、該指定コードに基づいて選択されたそれぞ
    れの構成要素の画像情報を前記要素画像ファイルから読
    み出して前記指定位置情報と共に前記画像処理装置に供
    給させると共に、前記選択された構成要素の特性情報と
    規格情報をそれぞれ前記要素特性ファイルと要素規格フ
    ァイルから読み出し該選択された構成要素の構成体の特
    性値を算出して該画像処理装置と前記構成体特性ファイ
    ルに供給し、前記画像処理装置は、前記画像表示装置に
    前記選択された構成要素の画像を表示させ、前記指定位
    置情報に従って前記選択された構成要素の画像を重ねた
    構成体画像として表示させると共に該構成体画像情報を
    前記入力装置を介する指示に従って前記構成体画像ファ
    イルに格納し、さらに前記選択された構成要素のリス
    ト、該構成要素の特性情報、該構成要素の規格情報、前
    記集合体の特性値、前記構成体画像を前記画像表示装置
    に表示させることができることを特徴とする商品サンプ
    ル設計システム。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置がさらに前記構成要素おの
    おのに対応する規格情報を前記指定コードと共に格納す
    る要素規格ファイルを備えることを特徴とする請求項1
    記載の商品サンプル設計システム。
  3. 【請求項3】 前記入力装置が前記画像表示装置と連動
    するポインティングデバイスを含むことを特徴とする請
    求項1または2記載の商品サンプル設計システム。
  4. 【請求項4】 前記要素画像ファイル、要素特性ファイ
    ル、要素規格ファイルは、サーバ領域に設置したマスタ
    ー記憶装置から通信路を介して取り寄せた情報により更
    新することができることを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の商品サンプル設計システム。
  5. 【請求項5】 前記要素画像ファイル、要素特性ファイ
    ル、要素規格ファイルは、サーバ領域に設置したマスタ
    ー記憶装置に格納し、前記中央処理装置は該マスター記
    憶装置から通信路を介して各ファイルの情報を取り寄せ
    て処理することを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載の商品サンプル設計システム。
  6. 【請求項6】 前記構成体画像ファイル、構成体特性フ
    ァイルは、サーバ領域に設置したマスター記憶装置に格
    納し、前記中央処理装置は該ファイルに格納する情報を
    生成し通信路を介して前記マスター記憶装置に伝送する
    ことを特徴とする請求項5記載の商品サンプル設計シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記通信路は、インターネット通信網で
    あることを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載
    の商品サンプル設計システム。
  8. 【請求項8】 前記構成体が弁当であって、前記構成要
    素が弁当容器および弁当を構成する食材を含み、前記構
    成体の特性値が弁当の原価と栄養情報を含むことを特徴
    とする請求項1から7のいずれかに記載の商品サンプル
    設計システム。
  9. 【請求項9】 前記構成体の特性値が弁当の原価と栄養
    情報、前記構成要素の材料と調理に関する情報を含むこ
    とを特徴とする請求項8記載の商品サンプル設計システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記構成体画像ファイルと構成体特性
    ファイルには、前記弁当の製造途中における弁当の画像
    と製造手順に関する情報を格納し、前記画像表示装置に
    該弁当の製造方法を表示することを特徴とする請求項8
    または9記載の商品サンプル設計システム。
  11. 【請求項11】 前記構成要素が弁当容器および弁当を
    構成する食材であって、前記サーバ領域に設置したマス
    ター記憶装置が、記録する構成要素それぞれの画像情報
    と特性情報と規格情報を該構成要素の供給者から取得し
    て更新することを特徴とする請求項4から7のいずれか
    に記載の商品サンプル設計システム。
  12. 【請求項12】 前記構成体が弁当であって、前記サー
    バ領域に設置したマスター記憶装置が、前記構成体画像
    ファイルと構成体特性ファイルから記録した前記弁当の
    製造途中における弁当の画像と製造手順に関する情報を
    取り出し、前記画像表示装置に該弁当の製造方法をイン
    ターネット通信網を介して該弁当の製造者に伝送するこ
    とを特徴とする請求項6記載の商品サンプル設計システ
    ム。
  13. 【請求項13】 選択可能な弁当容器と食材それぞれの
    画像情報を前記それぞれの弁当容器と食材に固有に指定
    される指定コードに対応付けて格納した要素画像ファイ
    ルと、前記弁当容器と食材おのおのに対応する特性情報
    を前記指定コードに対応付けて格納した要素特性ファイ
    ルと、前記弁当容器と食材おのおのに対応する規格情報
    を前記指定コードに対応付けて格納した要素規格ファイ
    ルとにより構成され、前記指定コードにより指定するこ
    とにより該指定コードに対応するそれぞれの情報が読み
    出されるようになっているデータベースを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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