JP2002007315A - バススイッチ用バスプロトコル - Google Patents

バススイッチ用バスプロトコル

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JP2002007315A
JP2002007315A JP2000182900A JP2000182900A JP2002007315A JP 2002007315 A JP2002007315 A JP 2002007315A JP 2000182900 A JP2000182900 A JP 2000182900A JP 2000182900 A JP2000182900 A JP 2000182900A JP 2002007315 A JP2002007315 A JP 2002007315A
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JP2000182900A
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Takashi Fujiwara
隆史 藤原
Atsushi Date
厚 伊達
Tadaaki Maeda
忠昭 前田
Noboru Yokoyama
登 横山
Katsunori Kato
勝則 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスの信号数を少なくし、スイッチングにか
かる時間を短縮してバススイッチの使用効率を向上さ
せ、通信のパフォーマンスを向上させることが可能なバ
ススイッチ用バスプロトコルを提供する。 【解決手段】 バスマスタによりアサートされた転送開
始要求信号(m1Ts_L)にスイッチの接続要求信号として
の機能を有し、スイッチが接続されていない状態では、
転送開始要求信号(m1Ts_L)をアサートし続け、スイッ
チが接続されると転送開始要求信号(m1Ts_L)をディア
サートして転送を開始し、スイッチが接続されている状
態では、転送開始要求信号(m1Ts_L)をアサート後、即
座にディアサートして転送を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスマスタとバス
スレーブとの間での通信を制御するためのバススイッチ
用バスプロトコルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置の一般的なバスで
は、バス権獲得要求信号やスイッチ接続要求信号と転送
開始信号が別々に存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、バス権獲得要求信号やスイッチ接続要求信号
と転送開始信号が別々に存在しているとバスの信号数が
増加してしまう。また、スイッチ接続要求を行いスイッ
チを接続した後、転送を開始しなければならないなど、
転送を開始するまでのオーバーヘッドが大きかった。
【0004】更に、アドレスフェーズとデータフェーズ
を同時にスイッチングするとデータフェーズ中に次のア
ドレスフェーズを開始することができなくなり、スイッ
チの使用効率が低下するという問題もあった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、バスの信号数を少なくし、スイッチングに
かかる時間を短縮してバススイッチの使用効率を向上さ
せ、通信のパフォーマンスを向上させることが可能なバ
ススイッチ用バスプロトコルを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、バスマスタとバススレーブとの間での通
信を制御するためのバススイッチ用バスプロトコルであ
って、バスマスタによりアサートされる転送開始要求信
号にバススイッチの接続要求信号としての機能を有し、
バススイッチが接続されていない状態では、転送開始要
求信号をアサートし続け、バススイッチが接続されると
転送開始要求信号をディアサートして転送を開始し、バ
ススイッチが接続されている状態では、転送開始要求信
号をアサート後、即座にディアサートして転送を開始す
ることを特徴とする。
【0007】また上記目的を達成するために、本発明
は、バスマスタとバススレーブとの間での通信を制御す
るためのバススイッチ用バスプロトコルであって、バス
スレーブによりアサートされるデータ転送開始要求信号
にバススイッチの接続要求信号としての機能を有し、バ
ススイッチが接続されていない状態では、データ転送開
始要求信号をアサートし続け、バススイッチが接続され
るとデータ転送開始要求信号をディアサートして転送を
開始し、バススイッチが接続されている状態では、デー
タ転送開始要求信号をアサート後、即座にディアサート
して転送を開始することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0009】図1は、本実施形態におけるバスプロトコ
ルを説明するための図である。図示するように、本実施
形態では、バスマスタとバススレーブをバススイッチに
より接続し、少ない信号線によりバススイッチがスイッ
チングを行ない、転送効率を向上させたものである。
尚、図1では、1つのバスマスタと1つのバススレーブ
をバススイッチにより接続しているが、複数のバスマス
タと複数のバススレーブが接続されても良いことは言う
までもない。以下に各信号の説明を行なう。 ・(X)Ts_L(Transaction Start)<マスタ→スレーブ> ここで、(X)はそれぞれのバスマスタ、バススレーブの
名前を示す。例えば、3つのバスマスタm1,m2,m3と2
つのバススレーブs1,s2が存在している場合、(X)Ts_L
信号は、m1Ts_L,m2Ts_L,m3Ts_L,s1Ts_L,s2Ts_Lとな
る。
【0010】各バスマスタが転送を開始したいときに
(X)Ts_Lのアサートを開始し、バススイッチが切り替わ
って接続されるまで(sbb(X)APSwGetがアサートされる
まで)アサートを続ける。バススイッチからバススレー
ブへは、1クロックのパルスとして伝わる。 ・(X)APSwGet(Address Phase Switch Get)<スイッチ
→マスタ> この信号は、バスマスタのアドレスフェーズグループの
信号がバススレーブと接続されたことをバスマスタに示
す信号である。バスマスタは上述の(X)Ts_Lをアサート
していた場合、この信号のアサートを受けてディアサー
トする。 ・(X)Addr[31:0](Address Bus)<マスタ→スレーブ> アドレスバスであり、(X)Ts_Lがアサートされた時点か
ら有効で、(X)Aack_Lがアサートされるまで保持され
る。 ・(X)Burst_L(Burst Transaction)<マスタ→スレー
ブ> 転送がバースト転送であることを示す信号である。(X)T
s_Lがアサートされたときからアサートされ、(X)Aack_L
がアサートされるまで保持される。 ・(X)RdNotWr(Read(H)/Write(L))<マスタ→スレーブ
> 転送のリード/ライトを示す信号である。(X)Ts_Lがア
サートされたときからアサートされ、(X)Aack_Lがアサ
ートされるまで保持される。
【0011】 High:Read Low :write ・(X)AErr_L(Address Error)<スレーブ→マスタ> タイムアウトなどにより、アドレスフェーズにおいてエ
ラーが発生したことを示す信号で、バススレーブからバ
スマスタに通知する。sbb(X)Aack_Lの代わりにアサート
される。バスマスタはデータフェーズを行なわず転送を
終了させる。 ・(X)Aack_L(Address Acknowledge)<スレーブ→マス
タ> アドレスフェーズの終了とデータフェーズの開始とを示
す信号である。また、データフェーズスイッチに対する
接続要求信号として取り扱われる。バススレーブがデー
タの転送準備が完了したときにアサートを開始し、スイ
ッチが切り替わって接続されるまで(sbb(X)DPSwGetが
アサートされるまで)アサートを続ける。(X)DPSwGetが
Highであれば1クロックだけアサートされる。(X)Aack_
Lがバスマスタに伝わり有効となるのは(X)Aack_LがLow
で且つ(X)DPSwGetがHighのときであり、必ず1クロック
間だけである。
【0012】バススレーブはバスマスタが要求するデー
タ転送の準備ができると、(X)Aack_Lをアサートする。
リード時は(X)Aack_Lが有効となるサイクルで1番目の
リードデータが有効となり、ライト時は(X)Aack_Lが有
効となるサイクルの次のサイクルで1番目のライトデー
タが有効となる。 ・(X)DPSwGet(Data Pbase Switch Get)<スイッチ→
スレーブ> バススレーブのデータフェーズグループの信号がバスマ
スタと接続されたことをバススレーブに示す信号であ
る。バススレーブは(X)Aack_Lをアサートしていた場
合、この信号のアサートを受けてディアサートする。 ・(X)WrDBsy_L(Write Data Busy)<マスタ→スイッチ
> バスマスタがライトデータを出力中であることを示す信
号である。最後のビート(beat)の1クロック前にディ
アサートされる。シングル転送時は、(X)Aack_Lがアサ
ートされるサイクルまでアサートされ、ライトデータが
有効となるサイクルではディアサートされる。
【0013】この信号はバススイッチのスイッチングに
用いられるものである。データ転送の最後のデータの1
クロック前にディアサートされることにより、バススイ
ッチはこのタイミングで次のバスマスタにスイッチング
することができるので、待ちなし(No Wait)のスイッ
チングが可能になる。 ・(X)RdDBsy_L(Read Data Busy)<スレーブ→スイッ
チ> バススレーブがリードデータを出力中であることを示す
信号である。最後のビート(beat)の1クロック前にデ
ィアサートされる。シングル転送時はアサートされな
い。
【0014】この信号はバススイッチのスイッチングに
用いられるものである。データ転送の最後のデータの1
クロック前にディアサートされることにより、バススイ
ッチはこのタイミングで次のバスマスタにスイッチング
することができるので、待ちなし(No Wait)のスイッ
チングが可能になる。 ・(X)DErr_L(Data Error)<スレーブ→マスタ> バススレーブからのエラーをバスマスタに通知する信号
である。アサートはデータフェーズ中に行なわれるの
で、(X)Aack_Lと同時、或いは(X)Aack_Lのアサート後に
アサートされなければならない。また、エラーが発生し
てもデータ転送は停止せず、バスマスタが要求した転送
長のデータフェーズは最後まで完了させる。 ・(X)WrData[63:0](Data Bus)<マスタ→スレーブ> 64bitのデータバスで、バスマスタからバススレー
ブへのライトデータである。 ・(X)RdData[63:0](Data Bus)<スレーブ→マスタ> 64bitのデータバスで、バススレーブからバスマス
タへのリードデータである。 ・(X)WrByteEn_L[7:0](Write Data Byte Enable)<マ
スタ→スレーブ> ライト時に、データと同時にアサートされ、64bit
データバス上の有効なバイトレーンを示す。
【0015】データバスとバイトレーンの対応は以下の
通りである。
【0016】 ByteEn_L[7] Data[63:56] ByteEn_L[6] Data[55:48] ByteEn_L[5] Data[47:40] ByteEn_L[4] Data[39:32] ByteEn_L[3] Data[31:24] ByteEn_L[2] Data[23:16] ByteEn_L[1] Data[15:8] ByteEn_L[0] Data[7:0] ここで、スイッチングアービトレーションは先着順で行
なわれ、リクエストを出した順番で各バスマスタにバス
がスイッチングされる。
【0017】また、スイッチングはアドレスフェーズと
データフェーズで個別に行なわれる。そして、トランザ
クションの開始はアドレスフェーズのスイッチング要求
から始まる。このスイッチング要求は(X)Ts_L信号を用
いており、バスマスタはこの信号をアサートすることに
よりスイッチングをリクエストする。スイッチングが確
立されたことを通知する信号は(X)APSwGetであり、バス
マスタは(X)APSwGetがアサートされたことを確認すると
(X)Ts_Lをディアサートし、アドレスフェーズが開始さ
れる。
【0018】また、データフェーズのスイッチングは、
アドレスフェーズのスイッチングを受けて行なわれる。
但し、前回のトランザクションのデータフェーズがまだ
終了していない場合は終了を待ってからスイッチングさ
れる。バススレーブはデータ転送の準備ができ次第(X)A
ack_Lをアサートするが、データフェーズのスイッチン
グが行われ、(X)DPSwGetがアサートされたことを確認す
ると(X)Aack_Lをディアサートする。これにより初めて
データフェーズが開始される。
【0019】次に、本実施形態におけるバスプロトコル
を用いた通信の制御について説明する。尚、本実施形態
では、リードトランザクション、ライトトランザクショ
ン、データビジー、アドレスエラー、データエラー時の
バスシーケンスについて、図2乃至図6を参照しながら
順に説明する。
【0020】図2は、リードトランザクションの時の信
号波形を示す図である。バスマスタはリードの準備がで
きると、Ts_L,Addr[31:0],Burst_L,RdNotWr,ByteEn
をバススイッチにアサートする。一方、バススイッチは
Ts_Lを受けて他のバスマスタのアドレスフェーズが終了
次第APSwGetをアサートし、アドレスフェーズスイッチ
を切り替える。
【0021】バスマスタはバススイッチからのAPSwGet
を受けてTs_Lをディアサートする。これにより、バスス
レーブ側には1クロックパルスのTs_Lが伝えられる。
【0022】バススレーブはTs_Lや他のバスマスタから
の信号を受けてリードデータを準備する。バススレーブ
はリードデータの準備ができ次第Aack_L,RdDBsy_L,Rd
Dataをアサートする。
【0023】これにより、バススイッチは他の転送のデ
ータフェーズが終了次第DPSwGetをアサートし、データ
フェーズスイッチを切り替える。
【0024】バススレーブはバススイッチからのDPSwGe
tを受けてAack_Lをディアサートする。これにより、バ
スマスタ側には1クロックパルスのAack_Lが伝えられ
る。
【0025】バスマスタはバススイッチからのAack_Lが
アサートされるまで、Addr[31:0],Burst_L,RdNotWr,
ByteEnを保持し続けなければならない。
【0026】リードにおいては、上述のAack_Lがアサー
トされたクロックで第1ビート目のリードデータが有効
になり、その後、バーストの途中でウェイトすることな
く、リードデータを転送する。
【0027】バススレーブにおいて、RdDBsy_Lはバース
ト転送の最後のビートの1クロック前にディアサートさ
れる。尚、シングル転送時はアサートされない。
【0028】ここで、バススイッチはバススレーブから
のRdDBsy_Lがディアサートされたのをもってデータフェ
ーズの終了と判断し、他の転送にデータフェーズスイッ
チのスイッチングを行なう(DPSwGetをディアサートす
る)。
【0029】図3は、ライトトランザクションの時の信
号波形を示す図である。バスマスタはライトの準備がで
きると、Ts_L,Addr[31:0],Burst_L,RdNotWr,ByteE
n,WrDBsy_Lをバススイッチにアサートする。一方、バ
ススイッチはこのTs_Lを受けて他のバスマスタのアドレ
スフェーズが終了次第APSwGetをアサートし、アドレス
フェーズスイッチを切り替える。
【0030】バスマスタはバススイッチからのAPSwGet
を受けてAack_Lをディアサートする。これにより、バス
スレーブ側には1クロックパルスのTs_Lが伝えられる。
【0031】バススレーブはTs_Lや他のバスマスタから
の信号を受けてライトデータを受け取る準備をする。バ
ススレーブはライトデータを受け取る準備ができ次第Aa
ck_Lをアサートする。
【0032】これにより、バススイッチは他の転送のデ
ータフェーズが終了次第DPSwGetをアサートし、データ
フェーズスイッチを切り替える。
【0033】バススレーブはバススイッチからのDPSwGe
tを受けてAack_Lをディアサートする。これにより、バ
スマスタ側には1クロックパルスのAack_Lが伝えられ
る。
【0034】バスマスタはバススイッチからのAack_Lが
アサートされるまで、Addr[31:0],Burst_L,RdNotWr,
ByteEnを保持し続けなければならない。
【0035】ライトにおいては、上述のAack_Lがアサー
トされたクロックの次のクロックで第1ビート目のライ
トデータが有効になり、その後、バーストの途中でウェ
イトすることなく、ライトデータを転送する。
【0036】バスマスタにおいて、WrDBsy_Lはバースト
転送の最後のビートの1クロック前にディアサートされ
る。尚、シングル転送時はデータが有効になる前のクロ
ックでディアサートされる。
【0037】ここで、バススイッチはバスマスタからの
WrDBsy_Lがディアサートされたのをもってデータフェー
ズの終了と判断し、他の転送にデータフェーズスイッチ
のスイッチングを行なう(DPSwGetをディアサートす
る)。
【0038】図4は、ライトビジー信号WrDBsy_L・リー
ドビジー信号RdDBsy_Lの説明を信号波形によって示す図
である。これらの信号WrDBsy_L・RdDBsy_Lは、データ転
送の最後のビートではディアサートされる。即ち、4ビ
ートバーストでは3ビート目までアサートされ、4ビー
ト目はディアサートされる。
【0039】尚、リードのシングル転送ではRdDBsy_Lは
アサートされない。また、ライトのシングル転送ではAa
ck_Lがアサートされるクロックではデータ転送されない
のでそのクロックのみアサートされる。
【0040】次に、バスエラーには、タイムアウトエラ
ーなどのアドレスフェーズにおいて発生するアドレスエ
ラーと、パリティエラーなどのデータフェーズにおいて
発生するデータエラーがある。アドレスエラーが発生し
た場合にはAErr_Lがアサートされ、データエラーが発生
した場合にはDErr_Lがアサートされる。
【0041】図5は、アドレスエラーが発生した場合の
信号波形を示す図である。アドレスエラーはタイムアウ
トなどのアドレスフェーズにおけるエラーである。エラ
ーが発生するとバススレーブはAErr_Lをアサートし、バ
スマスタに通知する。アドレスエラーの場合、Aack_Lは
アサートしない。そして、アドレスフェーズはAErr_Lに
よって終了し、データフェーズは行なわれない。
【0042】図6は、データエラーが発生した場合の信
号波形を示す図である。データエラーはパリティエラー
などのデータフェーズにおけるエラーである。エラーが
発生するとバススレーブはDErr_Lをアサートし、バスマ
スタに通知する。データエラーの場合、Aack_Lはアサー
トされる。データフェーズの途中でDErr_Lがアサートさ
れてもデータフェーズはそのまま継続され、マスタが要
求したデータ長の転送を行なう。
【0043】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、1つの信号でアドレスフェーズのスイッチング接続
要求と転送開始通知とを行ない、別の信号でデータフェ
ーズのスイッチング接続要求とデータ転送開始通知とを
行なっているため、バスの信号数が少なくできる。
【0044】また、スイッチが接続されていない状態で
はアサートし続け、スイッチが接続されるとアサートを
やめて転送を開始し、またスイッチが接続されている状
態では転送開始要求信号(接続要求信号を兼ねる)をア
サート後、即座にアサートをやめて転送を開始すること
により、転送を開始するまでのオーバーヘッドを小さく
することができる。
【0045】更に、アドレスフェーズとデータフェーズ
とを独立させてスイッチングを行なうことにより、アド
レスフェーズとデータフェーズとをオーバーラップさせ
ることができ、スイッチの使用効率を向上させることが
できる。またデータフェーズの接続相手の選択について
は、アドレスフェーズの接続相手と同一の接続相手を選
択することで回路を単純化することができる。
【0046】また、データフェーズのスイッチの切り替
えについては、データフェーズでのバーストトランザク
ションをサポートし、データ転送中はウェイトがなく、
クロック毎にデータ転送を行なわなければならないプロ
トコルで、ライト時にはバスマスタがデータバスを使用
中であることを示すライトビジー信号をアサートし、バ
ーストの最後のデータの転送を行なう前にアサートをや
め、一方リード時にはバススレーブがデータバスを使用
中であることを示すリードビジー信号をアサートし、バ
ーストの最後のデータの転送を行なう前にアサートをや
める。これにより、データフェーズのビジー信号のアサ
ートがバースト転送の最終のクロックでディアサートさ
れ、これをきっかけに次の接続へスイッチングを行なう
ことで、ノーギャップのスイッチングが実現でき、スイ
ッチングにかかる時間を短縮し、スイッチの使用効率、
及びシステムのパフォーマンスを向上させることが可能
となる。
【0047】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0048】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0049】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0050】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,
ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−
ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカー
ド,ROMなどを用いることができる。
【0051】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0052】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バスの信号数を少なくし、スイッチングにかかる時間を
短縮してバススイッチの使用効率を向上させ、通信のパ
フォーマンスを向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるバスプロトコルを説明する
ための図である。
【図2】リードトランザクションの時の信号波形を示す
図である。
【図3】ライトトランザクションの時の信号波形を示す
図である。
【図4】ライトビジー信号WrDBsy_L・リードビジー信号
RdDBsy_Lの説明を信号波形によって示す図である。
【図5】アドレスエラーが発生した場合の信号波形を示
す図である。
【図6】データエラーが発生した場合の信号波形を示す
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 忠昭 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 横山 登 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 加藤 勝則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B061 BA01 FF01 SS01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスマスタとバススレーブとの間での通
    信を制御するためのバススイッチ用バスプロトコルであ
    って、 バスマスタによりアサートされる転送開始要求信号にバ
    ススイッチの接続要求信号としての機能を有し、 バススイッチが接続されていない状態では、転送開始要
    求信号をアサートし続け、バススイッチが接続されると
    転送開始要求信号をディアサートして転送を開始し、 バススイッチが接続されている状態では、転送開始要求
    信号をアサート後、即座にディアサートして転送を開始
    することを特徴とするバススイッチ用バスプロトコル。
  2. 【請求項2】 バスマスタとバススレーブとの間での通
    信を制御するためのバススイッチ用バスプロトコルであ
    って、 バススレーブによりアサートされるデータ転送開始要求
    信号にバススイッチの接続要求信号としての機能を有
    し、 バススイッチが接続されていない状態では、データ転送
    開始要求信号をアサートし続け、バススイッチが接続さ
    れるとデータ転送開始要求信号をディアサートして転送
    を開始し、 バススイッチが接続されている状態では、データ転送開
    始要求信号をアサート後、即座にディアサートして転送
    を開始することを特徴とするバススイッチ用バスプロト
    コル。
  3. 【請求項3】 アドレスフェーズとデータフェーズとを
    独立にスイッチングを行なうスプリットバス方式を採用
    し、 前記アドレスフェーズのスイッチングに前記バスプロト
    コルを用いることを特徴とする請求項1に記載のバスス
    イッチ用バスプロトコル。
  4. 【請求項4】 アドレスフェーズとデータフェーズとを
    独立にスイッチングを行なうスプリットバス方式を採用
    し、 前記データフェーズのスイッチングに前記バスプロトコ
    ルを用いることを特徴とする請求項2に記載のバススイ
    ッチ用バスプロトコル。
  5. 【請求項5】 前記データフェーズの接続相手の選択
    は、アドレスフェーズの接続相手と同一の接続相手を選
    択することを特徴とする請求項4に記載のバススイッチ
    用バスプロトコル。
  6. 【請求項6】 データフェーズでのバーストトランザク
    ションをサポートし、データ転送中はウェイトがなく、
    毎サイクルデータ転送を行なうためのバスプロトコルで
    あって、ライト時には、前記バスマスタがデータバスを
    使用中であることを示すライトビジー信号をアサート
    し、前記バーストの最後のデータの転送を行なう前にデ
    ィアサートし、リード時には、前記バススレーブがデー
    タバスを使用中であることを示すリードビジー信号をア
    サートし、前記バーストの最後のデータの転送を行なう
    前にディアサートすることを特徴とする請求項5に記載
    のバススイッチ用バスプロトコル。
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JP (1) JP2002007315A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014149849A (ja) * 2005-10-20 2014-08-21 Qualcomm Incorporated セマフォ予約をクリアする方法および装置

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JP2014149849A (ja) * 2005-10-20 2014-08-21 Qualcomm Incorporated セマフォ予約をクリアする方法および装置

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