JP2002007274A - 情報画像登録装置、プログラム記録媒体、情報画像提供装置 - Google Patents

情報画像登録装置、プログラム記録媒体、情報画像提供装置

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JP2002007274A
JP2002007274A JP2000185869A JP2000185869A JP2002007274A JP 2002007274 A JP2002007274 A JP 2002007274A JP 2000185869 A JP2000185869 A JP 2000185869A JP 2000185869 A JP2000185869 A JP 2000185869A JP 2002007274 A JP2002007274 A JP 2002007274A
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Toru Hayatsu
徹 早津
Tadanori Harada
忠則 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像情報と操作者をして該画像情報に基づいて
所定の動作を引き起こす関連情報とをひとつの取り扱い
単位とした情報画像を生成する情報画像登録装置など
で、操作者が情報画像作成完了したところで他人頒布が
できるようにする。 【解決手段】情報画像完了をする指示があるまで、仮に
作成された情報画像のうち関連情報が作成者以外のもの
が利用できないようにするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願において開示する発明は
主としてパーソナルコンピュータなどの情報端末がネッ
トワークに接続された情報提供サーバで用いると好適な
ものであって、画像情報と操作者をして該画像情報に基
づいて所定の動作を引き起こす関連情報とをひとつの取
り扱い単位とした「情報画像」を作成する装置等に係
る。詳しくは、情報画像を作成したいユーザが、ユーザ
が使用する情報端末から情報画像を作成し、これをユー
ザが完成したと認めるまでは、その情報端末でしか所定
の動作を引き起こさないようにするとともに、ユーザが
完成したと認めたときに他の情報端末でも所定の動作を
引き起こすようにすることで、情報画像作成途中のセキ
ュリティを図った「情報画像」を作成する装置等に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近時、インターネットの普及に伴い、こ
れに接続された端末からアクセス可能となったサーバ数
は膨大なものとなっている。各サーバにはそれぞれ運営
者の意思に基づいて様々な情報を記録されており、端末
操作者は前記端末から各サーバにアクセスすることで必
要な情報を得ることができるようになっている。そし
て、一般に、インターネット上の情報にアクセスするた
めには、操作者は端末からURLと呼ばれる文字列を入
力することでこれを実現することができるようになって
いる。ここで、端末操作者は一般に、限られた特定のサ
ーバ上の特定の情報にアクセスする傾向が強いことが知
られている。このため、これらの情報に少ない操作手順
でアクセスをすることができるように、所謂ブックマー
クと呼ばれる機能が知られている。ブックマーク機能と
は、当該情報の特定をひとつの文字列若しくはひとつの
画像で代表させ、操作者は、その文字列等を手掛かりと
し、これを選択特定することで、当該特定された情報に
アクセスできるようにするものである。この機能によれ
ば、情報を特定するためにURLなどの文字列を入力す
るより迅速に当該情報にアクセスすることができるよう
になる。このような技術は所謂パーソナルコンピュータ
において実施されるだけのものではなく、家電の領域に
おいても広く適用されるものとなってきている。特に、
デジタルテレビと呼ばれるような情報端末においても、
単に放送を受信するばかりでなく、ネットワークに接続
され、特定された情報にアクセスができるように検討が
されている。
【0003】ここで、ブックマークの機能は、ひとつの
文字列が単に情報の所在場所を表すにすぎない。このブ
ックマークを介して行う処理は特定された場所に対する
アクセスに留まる。このため、情報供給者が複数の情報
を巡回的に見せたい場合、端末の操作者にその管理をま
とめて行わせることができない。この点、画像情報と操
作者をして該画像情報に基づいて所定の動作を引き起こ
す関連情報とをひとつの取り扱い単位とした「情報画
像」が提案されている(特願2000−08329
1)。確かに、このようにして作成された情報画像は一
般ユーザが作成すると、ブックマーク機能としては取り
扱いが大変容易になる。そして、複数のブックマーク情
報をひとつの画像で代表させて一括して取り扱うことが
できるので、情報画像を作成した者はこの情報をネット
ワーク上で他の者に流通させることが極めて容易にでき
るようになる。しかし、情報画像はこれを超えて関連情
報として特定の識別符号などを持たせることができるた
め、その特定の識別符号をもって関連情報の動作の際に
サーバで追跡管理できるようになっていると、情報画像
がネットワーク上でどのように頒布されているかを把握
することが可能となる。このため、情報画像は単にユー
ザが作成してユーザサイドで管理してそのままネットワ
ーク上で流通させるのではなく、追跡管理をすることが
できるサーバサイドに置いて配布するなどしたほうが有
利となる。このように情報画像を管理する場所をサーバ
サイドにすると、情報画像の作成もサーバで行うことが
望ましい。これは、情報画像を特定する識別符号の管理
も一括してサーバサイドですることができるからであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、情報画像の作
成をサーバサイドで行う場合、ユーザが情報画像の作成
をするにあたり、満足なものができあがるまで修正作業
が繰り返してなされることが多くなるが、とりあえず作
成したものにまで全て情報画像を特定する識別符号がつ
けられるとなると、サーバサイドで予め用意すべき識別
符号が多く必要となるため、結果として識別のためには
多くの情報量が必要となり、結果として情報画像の情報
量の増大を招くことになる。また、識別符号をつけない
と、ユーザはどの情報画像が自分が完成したものと判断
したものなのか判別できなくなり、管理が困難になると
いう問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1.請求項1に係る発
明について)本願請求項1に係る発明について、その目
的とするところは、情報画像を生成するするとともに、
情報画像が生成された際にはこれを情報公開サーバに登
録する情報画像登録装置であって、クライアントから入
力した画像情報と関連情報から情報画像を生成し、クラ
イアントに情報画像とこれを情報公開サーバに登録する
か否かの決定を促す登録決定入力手段を提供し、その登
録決定入力手段より登録する旨の操作があったときに該
情報公開サーバに該情報画像を登録するようにした情報
画像登録装置を提供することで本願課題の低減を図るこ
とにある。
【0006】ここでクライアントは、無線もしくは有線
でネットワークに接続され、情報画像に内包される画像
情報部分を人間が知覚可能な状態で表示できるようにな
っている。画像情報とは、たとえばファイル名や内部に
埋め込んだ識別情報などの画像特定情報に基づいて特定
可能にされたものであって、クライアントである情報表
示装置に画像として表示されるように作用する。情報画
像は、画像情報と操作者をして該画像情報に基づいて所
定の動作を引き起こす関連情報とをひとつの取り扱い単
位とし、ネットワーク上での伝送が唯一の取り扱い処理
で実現できるようになっている。登録決定入力手段は、
たとえばWEBページの上に表示された確認ボタンのよ
うに、操作者をして所定の意思表示をクライアントに対
してあらわすことができるように作用する。情報公開サ
ーバは、ネットワークに接続され、上記クライアント以
外の同じくネットワークに接続された表示装置によっ
て、その内容が表示できるように情報提供を行うように
作用する。
【0007】(2.請求項2に係る発明について)本願
請求項2に係る発明について、その目的とするところ
は、クライアントから入力された画像情報と関連情報か
ら情報画像を生成し、関連情報が引き起こす動作が該ク
ライアントにおいてのみ有効となる制限情報を付加して
クライアントに返すとともに、クライアントから情報公
開サーバに作成された情報画像を登録する旨の操作があ
ったときには該情報公開サーバに該制限情報の付加され
ていない該情報画像を情報画像登録装置を提供すること
で本願課題の低減を図ることにある。
【0008】ここで制限情報の付加は、主としてデバッ
グ時に取得した情報画像を誤って他人に転送したとき
に、その他人が関連情報に基づいて動作を引き起こさな
いように作用する。画像情報とは、請求項1と同じくた
とえばファイル名や内部に埋め込んだ識別情報などの画
像特定情報に基づいて特定可能にされたものであって、
クライアントである情報表示装置に画像として表示され
るように作用する。情報画像は、請求項1と同じく画像
情報と操作者をして該画像情報に基づいて所定の動作を
引き起こす関連情報とをひとつの取り扱い単位とし、ネ
ットワーク上での伝送が唯一の取り扱い処理で実現でき
るようになっている。登録決定入力手段は、たとえばW
EBページの上に表示された確認ボタンのように、操作
者をして所定の意思表示をクライアントに対してあらわ
すことができるように作用する。情報公開サーバは、請
求項1と同じくネットワークに接続され、上記クライア
ント以外の同じくネットワークに接続された表示装置に
よって、その内容が表示できるように情報提供を行うよ
うに作用する。
【0009】(3.その他の請求項に係る発明につい
て)その他の請求項に係る発明については、図15に記
載のとおりである。
【0010】
【発明の実施の形態】本願発明に係る実施の形態につい
て、図1乃至図14を用いて説明する。 (1.共通の概念)まず、本願で開示する発明の実施の
形態について共通する概念から説明する。特にまず、本
願発明に係る情報画像登録装置、情報画像提供装置で生
成する情報画像ならびにこれを利用するクライアントの
構成などについて説明する。
【0011】(1.1.関連情報について)まず、本実
施の形態において共通して用いる概念である、関連情報
について説明する。この関連情報とは、端末の操作者を
して、画像情報を手掛かりにして特定の動作をさせたい
場合における基礎となる情報である。すなわち関連情報
は、情報画像若しくは画像情報と関連づけられた情報で
あって、たとえば、端末の操作者に特定のサーバにある
情報を参照させたい場合には、その情報を特定する情報
(URLやIPアドレスなど)がこれにあたる。また、
特定のプログラムを動作させたい場合には、そのプログ
ラム名やプログラムそのものとしても構わない。たとえ
ば、新たな画像情報をサーバから取得するなどの指示情
報とすることができる。
【0012】(1.2.情報が内包された画像情報につ
いて)次に同じく本実施の形態において共通して用いる
概念である、関連情報が内包された情報画像について図
7乃至図8を用いて説明する。ここで、内包させる情報
としては、関連情報やその画像を特定するための識別子
とすることができる。図7は関連情報を埋め込んだ情報
画像のフォーマットを例示した図である。
【0013】ここで、画像情報はGIFフォーマットの
画像を例にとっている。なお、フォーマットについては
GIF形式をとらずとも、JPG形式やPCX形式など
を採っても構わない。開始部701は、本情報がGIF
形式の画像情報であることを識別するために設けられた
フィールドであり、‘GIF’なる文字列ならびにその
バージョンが割り当てられたものである。配色表式画像
データ703は、画素は、左から右、上から下の順序で
配列された画像データである。ここで、GIFの場合、
可変長符号のLZWアルゴリズムを使って符号化されてい
る。注釈拡張部705は、GIFデータ・ストリーム中
のグラフィック情報とはならない文章情報を含んでい
る。これは、グラフィックや製作関係者名や内容説明に
関する注釈、あるいは、その他、制御やグラフィックの
データでない類のもの全てを含めることができるように
なっている。終了部706は、このデータ・ストリーム
が終了したことを示し、他のパラメータ情報などがこの
後に続かないことを意味するようになっている。開始部
701と配色表式画像データ703の間702と、配色
表式画像データ703と注釈拡張部705の間704に
は、これら以外の情報を含んでいる。例として、画面
幅、画面高さ、色解像度など、これから描画する画像に
必要な表示装置の領域を定義するパラメータを含んだ情
報が割り当てられている。関連情報707は、上記注釈
拡張部705にそのまま、若しくは暗号化などの処理を
施した後に配置され、ひとつの画像情報としてまとまる
ことになる。これにより、結果として、データ・ストリ
ームとしての画像情報は、その内部に関連情報や識別子
を含むことができるようになる。これらの説明はすべて
GIFフォーマットで行ったが、他のフォーマット形式
の画像形式であっても、このように画像情報と分離され
た領域に記録されれば構わない。
【0014】次に別の画像情報への埋め込み形式につい
て図8を用いて説明する。図8は関連情報を埋め込んだ
画像情報の別のフォーマットを例示した図である。ここ
でも、画像情報はGIFフォーマットの画像を例にとっ
ている。この例においても、フォーマットについてはG
IF形式をとらずとも、JPG形式やPCX形式などを
採っても構わない。開始部801は、上記と同じく、本
情報がGIF形式の画像情報であることを識別するため
に設けられたフィールドであり、‘GIF’なる文字列
ならびにそのバージョンが割り当てられたものである。
配色表式画像データ803は、画素は、左から右、上か
ら下の順序で配列された画像データを配置するところで
あるが、ここでは画像情報807と関連情報808をウ
ォーターマークの形式で混在させることにより、視覚上
関連情報がそのまま視認できないようにするとともに、
画像情報はそのまま視認できるようなものとなるように
混合809されるようになっている。ここで、このよう
にして混合809された情報は、可変長符号のLZWアル
ゴリズムを使って符号化される。注釈拡張部805は、
GIFデータ・ストリーム中のグラフィック情報とはな
らない文章情報を含んでいる。本例では特に必要としな
いフィールドであるが、必要となれば、自由な定義で情
報提供者が利用することが可能である。終了部806
は、このデータ・ストリームが終了したことを示し、他
のパラメータ情報などがこの後に続かないことを意味す
るようになっている。この画像例においてもすべてGI
Fフォーマットで行ったが、他のフォーマット形式の画
像形式であっても、このように画像情報と分離された領
域に記録されれば構わない。
【0015】(1.3.共通するサーバとクライアント
の関係)次に、本発明において生成された情報画像が利
用されるインフラストラクチャーとして共通するサーバ
とクライアントの関係について図2を用いて説明する。
サーバ201は、情報表示装置として機能するクライア
ント203の画像情報取得要求にこたえてこれを提供す
る対応する画像情報を提供する装置である。クライアン
ト203は、前記サーバ201にネットワークを介して
接続される情報を表示装置であって、その内部に、それ
ぞれ別の機能を有する第1管理領域204と、第2管理
領域205の動作をさせることができるようになってい
る。第1管理領域204は、サーバ201から取得した
画像を表示するようになっており、後述のグラフィック
イメージでいえば、情報提供ウインドウ302、40
2、ならびに情報提供フレーム603に該当する。第2
管理領域205は、第1管理領域において、特定の画像
が指定されたときに、その内容を登録するとともに、こ
の内容を表示し、端末の操作者が図示しない操作手段に
よって、ここに表示される画像を特定したときには、こ
の操作に基づいて少なくともひとつの関連情報を表示
し、その情報に基づく何らかの処理を起動させ、また複
数ある場合にはこれらを選択しその情報に基づく何らか
の処理を起動させる制御をするようになっている。後述
のグラフィックイメージでいえば、ワンタッチ・ウイン
ドウ304、505、ならびにワンタッチ・フレーム6
02に該当する。サーバ202は、クライアント203
にネットワークを介して接続され、第2管理領域205
の制御のもと、要求された情報を提供するようになって
いる。なお、ここでサーバ201と、サーバ202はそ
れぞれ別のものとして記載しているが、供給する情報の
性質またはサーバの構築仕様によっては、同一のものと
することもできることは言うまでもない。なお、クライ
アントにおける第2管理領域205、ならびに第1管理
領域204についてはそれぞれプログラムによって制御
がされることになる。すなわち、第2管理領域205に
おいて表示されている画像情報に関する情報画像のう
ち、これに内包される関連情報は、第2管理領域205
を制御するプログラムによって解釈され、操作者が指定
した関連情報に対応すべき動作を実行できるようになっ
ている。
【0016】(1.4.第1管理領域と第2管理領域間
の関連情報の通信)後述するように、第1管理領域と第
2管理領域との間では関連情報等の通信を行うことにな
る。一般にプロセス間・スレッド間の通信について、そ
の実現手法はさまざまなものを選択することができる。
たとえば、2つの領域を制御する制御部が共通のメモリ
ー空間を利用して通信をすることができる。また、新た
な別のプロセスを作成し、このプロセスとの間で通信を
することによって、第1管理領域と第2管理領域との間
のデータ通信を行うことも可能である。特に、OSとし
てマイクロソフト社のwindowsを使っている場合
であって、第1管理領域の制御にインターネットエクス
プローラーを利用した場合には、COM(コンポーネン
ト・オブジェクト・モデル)を利用すると簡単である。
COMを使ってする通信については、特願2000−0
83291に詳細が記載されている。
【0017】(1.5.表示端末に表示されるグラフィ
ックイメージについて)本発明に係る表示・操作端末に
表示されるグラフィックイメージの例について図3乃至
図6を用いて説明する。
【0018】(1.5.1.コンピュータに好適なグラ
フィックイメージ例)まず、表示・操作端末として W
indows(登録商標) 9x, Windows
NT(登録商標), Windows 2000,Li
nuxなど、グラフィック表示が可能なOSをサポート
したコンピュータを使用した場合には、図3に示すよう
なルック・アンド・フィールを採ることが好適なので、
これを説明する。表示画面301は、例えばブラウン管
表示面・TFT液晶画面・人体に装着する眼鏡に組み込
んだ表示装置における画面等であって、表示・操作装置
からの情報を人間が視覚的に把握できるように作用す
る。なお、この図面上、表示画面301の境界部分がそ
の表示デバイスの最外枠となっているが、表示デバイス
の中に当該枠を表示して実施しても構わない。
【0019】ワンタッチ・ウインドウ304は、少なく
とも画像(若しくは写真などの画像情報、以下同じ)3
05、306を表示するウインドウであって、本情報表
示装置の端末の操作者が図示しない操作手段によって、
画像305を指定したときには、少なくともひとつの関
連情報を表示し、その情報に基づく何らかの処理を起動
させ、また複数ある場合にはこれらを選択しその情報に
基づく何らかの処理を起動させることができるようにな
っている。
【0020】すなわち、表示画面301上で、このワン
タッチ・ウインドウ304は、画像305,306を手
掛かりとして特定の動作をガイドさせるための特別の管
理領域として作用しており、この領域内に表示されてい
る画像を手掛かりにして、端末の操作者は新たな操作を
実現できるようになっている。ここで操作手段としてマ
ウスが備わっている場合には、マウスの右クリックをす
ることにより、ポップアップ・メニユーを出現させ、こ
こに関連情報を表示するとともに、左クリックで複数あ
る関連情報のうちのひとつを特定させるなどするのが好
ましい。情報提供ウインドウ302は、少なくとも画像
303等を表示するフレームであって、本情報表示装置
の端末の操作者が図示しない操作手段によって、このフ
レーム内に表示される画像を特定したときには、この操
作に基づいて新たな画像がワンタッチ・ウインドウ30
4に追加・登録されるようになっている。なお、このと
きワンタッチ・ウインドウ304に追加される画像は、
特定され情報提供ウインドウ302内に表示されていた
画像をそのまま表示してもよく、また必要に応じて他の
画像に換えても構わない。情報提供ウインドウ302に
は、画像の他、文字情報307などを表示するようにし
てもよい。すなわち、表示画面301上で、この情報提
供ウインドウ302は、画像等を表示して端末の操作者
に興味を持たせるとともに、端末の操作者が画像を特定
する操作をすることで上記ワンタッチ・ウインドウ30
4への登録に導く管理領域として作用している。なお、
表示・操作端末の操作者による特定操作について、マウ
スなどのポインティングデバイスが操作手段に備わって
いるときには、ポインタを登録したい画像を指定し、こ
れをワンタッチ・フレーム302上に移動させてここに
落とすという、所謂ドラッグ・アンド・ドロップという
ユーザ・インターフェース技法を使っても構わない(3
08)。このユーザ・インターフェースを使うと、たと
えば情報提供ウインドウ302として、インターネット
エクスプローラーやネットスケープナビゲータを使った
場合には有利である。
【0021】(1.5.2.コンピュータに好適な別の
グラフィックイメージ例)また、別のインターフェース
例として図4乃至図5に示すようなウインドウを使うこ
とができる。表示画面401、501は、例えばブラウ
ン管表示面・TFT液晶画面・人体に装着する眼鏡に組
み込んだ表示装置における画面等、表示装置からの情報
を人間が視覚的に把握できるように作用する。情報表示
・登録ウインドウ402は、操作者に、情報提供者から
得られる画像の表示並びに登録の操作を行わせるインタ
ーフェースとして機能するようになっている。
【0022】情報提供タブ403は、情報表示・登録ウ
インドウ402の領域内に設けられた管理領域を選択す
るインターフェース要素であって、これがアクティブに
なったときには情報提供者から送付されてきた画像を第
1管理領域405に表示できるようになっている。そし
て、本情報表示装置の端末の操作者が図示しない操作手
段によって、ここに表示される画像を特定したときに
は、この操作に基づいて新たな画像が、ワンタッチ・タ
ブ404がアクティブになったときに表示される第2管
理領域に追加されるようになっている。ワンタッチ・タ
ブ404は、情報表示・登録ウインドウ402の領域内
に設けられた管理領域を選択するインターフェース要素
であって、これをアクティブにしたときに第2管理領域
を表示させ、第1管理領域405で登録を指示された画
像について、これに係る新たな画像をその第2管理領域
内505できるようになっている。そして、本情報表示
装置の端末の操作者が図示しない操作手段によって、こ
こに表示される画像を特定したときには、この操作に基
づいて少なくともひとつの関連情報を表示し、その情報
に基づく何らかの処理を起動させ、また複数ある場合に
はこれらを選択しその情報に基づく何らかの処理を起動
させることができるようになっている。すなわち、情報
表示・登録ウインドウ502上で、この第2管理領域5
05は、画像503,504を手掛かりとして特定の動
作をガイドさせるための管理領域として作用しており、
この領域内に表示されている画像を手掛かりにして、端
末の操作者は新たな操作を実現できるようになってい
る。このユーザ・インターフェースを使うと、表示画面
401,501の面積が小さかったり、画面の解像度が
低い場合に、情報表示・登録操作を少ない表示領域で完
結させることができ、有利である。
【0023】(1.5.3.デジタルテレビやPDAに
好適な別のグラフィックイメージ例)次に、本発明をデ
ジタルテレビやPDA(Personal Data Assistance)など
の携帯端末に対して実施する場合には、図6に示すよう
なルック・アンド・フィールを採ることが好適なので、
これを説明する。
【0024】表示画面601は、例えばブラウン管表示
面・TFT液晶画面・人体に装着する眼鏡に組み込んだ
表示装置における画面等、表示装置からの情報を人間が
視覚的に把握できるように作用する。なお、この図面
上、表示画面601の境界部分がその表示デバイスの最
外枠となっているが、表示デバイスの中に当該枠を表示
して実施しても構わない。ワンタッチ・フレーム602
は、上記ワンタッチ・ウインドウと同じく機能するもの
であり、少なくとも画像(絵文字若しくは写真などの画
像情報、以下同じ)608を表示するフレームであっ
て、本情報表示装置の端末の操作者が図示しない操作手
段によって、画像608を指定したときには、少なくと
もひとつの関連情報を表示し、その情報に基づく何らか
の処理を起動させ、また複数ある場合にはこれらを選択
しその情報に基づく何らかの処理を起動させることがで
きるようになっている。すなわち、表示画面601上
で、このワンタッチ・フレーム602は、画像608を
手掛かりとして特定の動作をガイドさせるための特別の
管理領域として作用しており、この領域内に表示されて
いる画像を手掛かりにして、端末の操作者は新たな操作
を実現できるようになっている。情報提供フレーム60
3は、上記情報提供ウインドウと同じく機能するもので
あり、少なくとも画像605、606等を表示するフレ
ームであって、本情報表示装置の端末の操作者が図示し
ない操作手段によって、このフレーム内に表示される画
像を特定したときには、この操作に基づいて新たな画像
がワンタッチ・フレーム602に追加されるようになっ
ている。なお、このとき追加される画像は、特定され情
報提供フレーム603内に表示されていた画像をそのま
ま表示してもよく、また必要に応じて他の画像に換えて
も構わない。情報提供フレーム603には、画像の他、
文字情報607などを表示するようにしてもよい。
【0025】すなわち、表示画面601上で、この情報
提供フレーム603は、画像等を表示して端末の操作者
に興味を持たせるとともに、端末の操作者が画像を特定
する操作をすることで上記ワンタッチ・フレーム602
への登録に導くという特別の管理領域として作用してい
る。なお、表示・操作端末の操作者による特定操作並び
に第2管理領域への登録について、マウスなどのポイン
ティングデバイスが操作手段に備わっているときには、
ポインタを登録したい画像を指定し、これをワンタッチ
・フレーム602上に移動させて落とすという、所謂ド
ラッグ・アンド・ドロップというユーザ・インターフェ
ース技法を使っても構わない。コンテンツ表示面604
は、たとえば、デジタル放送における映画など、コンテ
ンツを表示するフレームであり、端末の操作者が得たい
情報を表示するために利用する領域である。なお、この
コンテンツは動画などに限らず、静止画、文字放送の情
報など、人間の視覚を刺激して伝達する一切の情報を含
むものである。
【0026】(2.本願に係る第1の実施の形態につい
て) (2.1.第1実施の形態に係る構成について)次に第
1の実施の形態に係る本システムの全体構成について、
図1を用いて説明する。
【0027】クライアント101は、ネットワークに接
続されたコンピュータであって、サーバ110との間で
通信をし、サーバから供給された情報を表示できるよう
になっているとともに、サーバ110に対し所定の要求
もしくは情報の送信ができるようになっている。なお、
ここでサーバ110は説明上機能としてまとめた名称で
あって、図面上これが内包する各部が一の筐体に含まれ
たもののみを指すのではない。情報画像生成部102
は、クライアント101からの要求に基づいて画像情報
と、関連情報等をひとつの取り扱い単位にまとめるよう
になっている。ここで取り扱い単位とは、ひとつの識別
情報によって、同時に指定できる情報のまとまりであっ
て、例えば一般的なコンピュータでは、ファイル名とし
て把握されるものである。情報画像一時記憶部103
は、情報画像生成部102に接続され、情報画像生成部
が生成した情報画像を一時的に記録できるようになって
いる。機能制限情報付加部104は、情報画像一時記憶
部103に接続され、これに記録されている情報画像に
対し、その情報画像の中に含まれている関連情報が引き
起こす動作がこれが送られるクライアントにおいてのみ
有効となるような制限情報を付加するようになってい
る。すなわち、生成された情報画像が、その情報画像を
生成する旨を要求したクライアントに対し、その関連情
報の利用が当該クライアントについてのみ動作可能にす
るようになっている。具体的には、クライアントが有す
る第2管理領域に識別符号を設け、この識別番号が同一
のクライアントでなければ動作できない旨の情報を付加
する。第2管理領域を制御するプログラムはこの付加さ
れた識別符号の情報の有無を判別し、もしその第2管理
領域で動作可能であればそのように動作させ、動作不可
能であれば、関連情報に基づく動作は行わないようにし
ておけばよい。
【0028】WEBサーバ105は、たとえばマイクロ
ソフト社製IIS(インターネットインフォメーション
サーバー)であって、ネットワークに接続され、ネット
ワーク上に配信が可能な状態になるべきとして登録をさ
れた情報について、他のネットワークに接続されている
装置からその情報の開示が要求され、または必要に応じ
て所定のタイミングでこれをネットワーク上に配信でき
るようになっている。本実施の形態の場合、WEBサー
バ105は、情報画像一時記憶部103に接続され、情
報画像一時記憶部で記憶された生成された情報画像が、
後述するクライアント101が登録すべきとしたタイミ
ングで、登録されるようになっている。課金処理部10
6は、情報画像一時記憶部103において記録された情
報画像がWEBサーバ105に登録された際に、その登
録動作を契機にクライアントを101についての情報画
像生成サービスがあったものとし、そのクライアントに
ついての課金処理を行うようになっている。なお、ここ
で課金処理された情報はクライアント101の所有者に
対して請求するばかりでなく、たとえば掲載している情
報を増やしたいと考えているWEBサーバ105の所有
者に対して請求することがあるなど、その請求先につい
ては、それぞれのビジネスモデルによるので、本願にか
かわる課金処理の技術的範囲を確定するに際し判断の基
礎としてはならないことは言うまでもない。
【0029】(2.1.第1の実施の形態に係る動作に
ついて)次に本発明の実施の形態におけるシステムの動
作について、図9乃至図13を用いて説明する。図9は
図1に示したシステムの動作の例を各部の情報の流れと
して説明した図である。まずクライアント901では、
サーバ110からあらかじめ、情報画像作成を促すペー
ジレイアウトが送出されていて、これをその表示部に表
示してあるものとする。
【0030】ここで、サーバ110がクライアントに対
して送る、情報画像を構成すべき画像情報と関連情報の
特定を促すページについてこの表示例を、図10に示し
て説明する。ウインドウ1001は、クライアントの表
示部に表示されるグラフィックペインであって、その中
に、サーバより得られたもしくはクライアント上の指定
されたファイルの内容を操作者が知覚できる状態に表示
されるものである。アップロードする画像ファイル名の
指定領域1002は、サーバ110から送られてきた入
力を促進のための領域であって、クライアントの操作者
に、情報画像を作成のための基礎となる画像情報を特定
することを促すようになっている。この領域の中には、
参照ボタン1004と、ファイル名表示領域1005が
設けられている。参照ボタン1004をユーザがマウス
クリックなどで指定すると、クライアントは、クライア
ントが支配するファイルをユーザに選択させるようなダ
イアログボックスを表示して情報画像が内包する画像情
報の特定を促し、これをサーバに送信する候補とするこ
とができるように機能する。この時、併せてファイル名
表示領域1005には、ユーザが特定したファイル名が
表示されるようになる。アップロードする関連情報ファ
イル名の指定領域1003は、サーバから送られてきた
入力促進のための領域であって、クライアント操作者
に、情報画像を作成するための基礎となる関連情報を特
定することを促すようになっている。この領域にも同じ
く参照ボタン1006と、ファイル名表示領域1007
が設けられている。そして、参照ボタン1006をユー
ザがマウスクリックなどで指定すると、クライアント
は、クライアントが支配するファイルをユーザに選択さ
せるようなダイアログボックスを表示して情報画像が内
包する関連情報の特定を促し、これをサーバに送信する
候補とすることができるように機能する。ファイル名表
示領域1007は、上記と同じくユーザが特定したファ
イル名が表示されるようになる。
【0031】また、この表示ページには仮登録ボタン1
008が表示されている。仮登録ボタン1008は、ユ
ーザをしてマウスクリックなので指定があったときに、
ユーザによって特定されたアップロードすべき画像ファ
イルならびに関連情報ファイルがサーバ110に送信さ
せるようにクライアントに機能する。ここで、アップロ
ードする関連情報ファイル名として指定するのは、あら
かじめクライアントサイドで作成されたCSVファイル
などであって、関連情報として引き起こすべき動作その
ものと、その動作がどのようなものかを代表して操作者
に知覚させるような「コメント」が対になった情報ファ
イルとする。
【0032】別の表示例を図11に示す。図11におい
て、ウインドウ1101は、図10におけるウインドウ
1001と同様であり、アップロードする画像ファイル
名指定領域1102と設定する関連情報指定領域110
3、ならびに参照ボタン1104、ファイル名表示領域
1105は、図10における同名のそれぞれ1002、
1003、1004、1005とはその機能が同じなの
でここでは説明を省略する。ここでは、関連情報として
機能するための情報が、これを参照したコンピュータが
引き起こすべき動作にあたるURL1107、1107
−2と、その動作がどのようなものかを代表して操作者
に知覚させる「コメント」1106、1106−2とが
分離して表示されている点が前記図10に示したものと
異なる。また、これら関連情報を複数入れることが可能
となるために、スクロールバー1109が設けられてお
り、ウインドウ1101の領域が狭かったとしても、多
数の関連情報を設定することができるようになってい
る。
【0033】説明を動作に戻して説明を続ける。クライ
アント側の操作者は、クライアントの図示しない表示装
置において表示された情報画像を生成のためのページに
より、画像情報と、これに対応した関連情報を規定す
る。そして、このページに設けられた仮登録ボタンを押
すと、クライアントはサーバ110に対してその画像情
報ファイルと関連情報を送出することになる(ステップ
910)。サーバ110内では、これらクライアントか
ら送出された情報を情報画像生成部902が受け取り、
先に説明した手法に従い、情報画像を生成する。そし
て、その内容は情報画像一時記憶部903に転送され,
この段階での情報画像生成が終了する(ステップ91
1)。そして、その内容は、機能制限情報付加部104
を通じて、クライアント901に送信される(ステップ
912)。この時、単に情報画像を送信するのではな
く、図12に示すような、確認ページの形式をとって送
信するのが望ましい。
【0034】なお、この確認ページの構成について、図
12を用いて説明する。ウインドウ1201は、情報画
像生成を行っているクライアントの表示部に表示される
グラフィックペインであって、その中に、サーバより得
られた情報画像を指定されたフォーマットに従って操作
者が知覚できる状態に表示されるものである。ここで指
定されるフォーマットは、あらかじめクライアントとサ
ーバの間で取り決められたものであっても構わないが、
サーバ側からHTMLの形式でこれを送信するのであっ
ても構わない。関連情報のコメントは、画面上に確認の
ために表示されることが望ましい(1202,120
3)。また、生成された情報画像1206はこのウイン
ドウ上に併せて表示されるようになっている。このウイ
ンドウ1201をWEBブラウザなどを用いることによ
って、前述の第1管理領域として機能させることができ
る。そしてこのように表示された情報画像1206は、
クライアントユーザーがクライアントの表示装置中で表
示されるべき第2管理領域の中に移動させて、希望した
動作が実行できるかどうかを確認することができる。た
だし、ここで得られた情報画像は、これを取得する際、
機能制限情報付加部104を通っているので、その関連
情報に基づいて引き起こされる動作は本クライアント上
でしか実現しないことになる。したがって、誤ってデバ
ック中の情報画像を他人に転送したとしても、その他人
は関連情報に基づく動作が実行できないので情報画像の
制作者が知らないでコンピュータを破壊するようなサイ
トを参照させるようなものを入れていたとしても、その
影響が他人のコンピュータの上で発生することがない。
【0035】なおここで確認ページの中のやり直しボタ
ン1205をマウスクリックなどで指定した場合には、
この作成された情報画像1206が気に入らないものと
してサーバ110は再度、情報画像を作成のための表示
をさせるように動作する。すなわち、サーバはクライア
ントに対し図10もしくは図11のような表示を行わ
せ、再度その入力を促進させることになる(ステップ9
10−2〜912−2)。一方、確認ページの中の登録
ボタン1204がユーザをして指定された場合には、登
録完了を示すページ1301を表示することになる。こ
こでは、情報画像1303とともに、実際に登録された
サーバ上での状況を表示するための登録リスト表示ボタ
ン1302を表示することも可能である。併せて、情報
画像一時記憶部903に記録された情報画像は、情報提
供を行うWEBサーバ905に登録される。このとき、
情報画像一時記憶部903に記録された情報が情報提供
のためのWEBサーバ905に届くため、ここに記録さ
れた情報画像は、制限が付されたものでなく、一般ユー
ザをして自由に関連情報を利用することができることに
なる。また併せて、この登録があったときには課金サー
バに対してその情報を伝達し、課金計算をするようにす
ることが望ましい。このようにした課金計算では、ユー
ザが本来必要とする付加価値がついたところでのみの課
金となるために、供給されたサービスに対する経済的価
値の交換を行ったものとして実感があり、情報画像を作
成したユーザとしても満足感を得ることができるように
なる。
【0036】(2.3.その他の部分の説明)クライア
ントから情報画像生成部への通信においてはファイルの
転送を伴うことになるが、この際、クライアント側から
WEBブラウザを使ってファイルをアップロードする機
能は、Request For Comments (RFC) 1867 で定義されて
いるので、これを用いて実現することができる。たとえ
ばマイクロソフト社製のWindows2000上にインプリ
メントされているIIS5.0を用いてサーバを構成す
る場合には、Posting Acceptor をインプリメントして
行えばよい。Posting Acceptor をサーバにインプリメ
ントすると、cpshost.dll なるファイルがサーバ上に登
録され、IIS5.0のISAPI(インターネット・サーバ・ア
プリケーション・プログラム・インターフェース)とし
て機能する。クライアントとして動作するユーザ・ブラ
ウザは、このISAPIに向かってFORMを投げることにより
ファイルのアップロードができるようになる。
【0037】具体的には、登録開始のためのページに、
このフォームの中にアップロードするディレクトリの指
定とともに、cpshost.dllをアクションの目的ファイル
としたフォームを構成すればよい。図14にこのプログ
ラムの骨子例を示す。これは、サーバに対してクライア
ントが特定した情報を送信するために、FORMタグを
利用したものである。FORMタグ1401の中には、
このページの中で特定されたファイルをサーバ中のどこ
に入れるべきであるかを示す隠し変数1404が含まれ
ている。また、アップロードするファイル名をクライア
ントコンピュータの中に記録されているファイルから選
択すべき旨を指定するINPUTタグをそれぞれ、画像
ファイルと関連情報ファイルについて記述されている
(1402、1403)。このような記述をHTMLフ
ァイルで実現しておけば、Posting Acceptor を通じ
て、クライアント中のファイルをサーバに転送すること
が可能となる。
【0038】(3.本願に係る第2の実施の形態)前述
の第1の実施の形態においては、作成が完了した情報画
像は情報公開をするためのWEBサーバに登録されるこ
とを前提として説明したが、WEBサーバに登録しなく
とも同一の構成を通じて、完成した情報画像を取得でき
るようにして構わない。すなわち、第一の実施の形態に
おけるWEBサーバへの登録ステップ915を削除すれ
ばこれを実現することができる。この際にも課金は、完
成を確認するページにて確認があった旨の指示があった
ときにカウントすることが望ましい。
【0039】(4.本願に係る第3の実施の形態)第一
の実施の形態における機能制限情報付加部104を用い
ない別の実施の形態例について説明する。この発明の前
提として説明した情報画像における関連情報の引き起こ
す動作が、クライアントにおける第2管理領域のプログ
ラムだけでなく、必ずその動作を起こす前にこの情報画
像を管理するサーバに接続し、関連情報の動作の許否な
ど判断されるようになっているのであれば、これを用い
て同様のことを実現することができる。すなわち、関連
情報の管理するサーバが、第2管理領域から関連情報が
引き起こす動作の要求があった旨を確認した段階で、そ
の関連情報が確定されたものかそうでないかをあらかじ
め記録された情報画像の利用許否データベースを用いて
判断し、情報画像を作成したものが確定したものという
情報が得られたのであればこの動作を実現させるように
すればよい。この場合、情報画像を管理するサーバは、
情報画像を作成した者が確定したときに、その情報画像
に係る利用許否に関する情報を、そのサーバがアクセス
可能な利用許否データベースに記録しておく必要があ
る。
【0040】(5.その他の変形例) (5.1.関連情報に基づく動作の制限に関する変形
例)前述の第1の実施の形態並びに第2の実施の形態に
おいては、その機能制限情報付加部104の機能とし
て、一のクライアントにのみで関連情報に基づいて行動
が引き起こされる情報を埋め込むこととしていたが、こ
の他、一定の時間のみその関連情報に基づく動作が引き
起こされるような情報を埋め込んでも構わない。すなわ
ち、たとえば一時間のみ関連情報が動作するような情報
関連情報として埋め込んでおくことで、完成前の情報画
像が他人に転送されてもその時期においてはすでに関連
情報に基づく動作を起こすことができないようになって
いればそれで足りる。
【0041】(5.2.画像情報などの指定に関する変
形例)前述の第1の実施の形態乃至第3の実施の形態に
おいては、情報画像作成にあたり、ユーザが画像情報を
サーバ110に送出するようになっている。しかし、画
像情報の指定は予めサーバ110上に記録されており、
これを用いるようにしてもよい。この場合、図10、図
11に記載されたアップロードする画像ファイル指定領
域1002、1102については、これらを表示しない
ようにすることができる。また、サーバ110上に画像
情報を複数記録してあるとすれば、これらのうちのひと
つを選択させるように促す選択用のコンボボックス表
示、ラジオボタン表示に替えることが可能である。そし
て、サーバ110上の情報画像生成部102ではこの選
択に従って予め用意されている画像情報を使って情報画
像を作成すれば足りる。このようにすることで、特にユ
ーザが自前の画像を用いて情報画像を作成したいという
意思がない場合でも手軽に情報画像を作成することがで
きるようになる。
【0042】(5.3.関連情報の指定に関する変形
例)前述の第1の実施の形態乃至第3の実施の形態にお
いては、情報画像作成にあたり、ユーザが記録したい関
連情報をサーバ110に送出するようになっている。し
かし、サーバ110に送出する関連情報をすべて用いて
情報画像を作成しなくとも構わない。即ち、サーバに送
出する情報をサーバ上で一旦処理した上で、この処理結
果を用いて情報画像の作成をするようにしてもよい。た
とえば、図10、図11に記載した画像生成開始のため
のクライアント表示においてファイルを指定する部分
を、たとえば年齢などを入力させるようにし、この年齢
情報に基づいて、年齢層別にユーザに見せたいページの
URLを関連情報にして情報画像を生成するなどしても
よい。このようにすることで、情報画像は、そのサーバ
110においてこのサービスを提供する者の意思によ
り、ユーザを誘導できるものとすることが可能となる。
【0043】(6.プログラムの流通)上記説明した第
1の実施の形態乃至第2の実施の形態において実現すべ
きサーバーの機能は、すべてソフトウエアによって実現
することが可能である。このため、このソフトウエア
は、プログラムを記録したCD−ROM、DVD―RO
Mなどの記録媒体によって、流通させることは可能であ
る。
【0044】(7.その他補足事項)機能制限情報付加
部104において、付加されるクライアントにおける機
能制限の情報は、それのみ独立の情報であって、クライ
アントにおける第2管理領域での関連情報を参照して動
作を引き起こすプログラムが、この独立した情報を抽出
して機能を制限するようにしてあっても、機能制限の情
報が、関連情報そのものに重畳して記録されているもの
であっても構わない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、情報画像が完成した段階でWEBサーバに
登録されることになるので、情報画像のサーバにおける
管理が簡単なものとなるという効果がある。また、請求
項2に係る発明によれば、情報画像が完成する前には、
仮にこれが他人に譲渡されたとしても、関連情報の動作
が行われないようになっているため、間違ってコンピュ
ータを破壊するような危険なサイトの情報が含まれてい
たとしても、これの影響を低減させることが可能であ
る。さらに、課金に関する発明によれば、情報画像が完
成した段階で初めて課金されることになり、得られたサ
ービスに対する経済的価値の交換が行われたとユーザを
して感じさせることができ、妥当な課金が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る第1の実施の形態におけるシス
テム図である。
【図2】本願発明で前提となっているクライアントで実
現される管理領域図である。
【図3】本願発明で前提となっているクライアントで実
現される第1管理領域から第2管理領域への情報画像登
録のために行うドラッグ&ドロップ操作図である。
【図4】本願発明で前提となっているクライアントで実
現される第1管理領域から第2管理領域への情報画像登
録のために行う、別の情報画像登録操作図である。
【図5】本願発明で前提となっているクライアントで実
現される第1管理領域から第2管理領域への情報画像登
録のために行う、別の情報画像登録操作図である。
【図6】本願発明で前提となっているクライアントとし
てPDAなどの表示領域が比較的小さい端末で実現され
る第1管理領域から第2管理領域のレイアウト図であ
る。
【図7】情報画像の構成例である。
【図8】情報画像の別の構成例である。
【図9】本願発明に係る第1の実施の形態における情報
フロー図である。
【図10】本願発明に係る画像生成開始のためのクライ
アント表示例図である。
【図11】本願発明に係る画像生成開始のための別のク
ライアント表示例図である。
【図12】本願発明に係る確認ページ例である。
【図13】本願発明に係る登録完了を示すページ例図で
ある。
【図14】本願発明に係る第1の実施の形態におけるフ
ァイル転送を実現するPosting Acceptorを用いた登録ペ
ージプログラム例図である。
【図15】本願請求項相互についての関係図である。
【符号の説明】
101・・・クライアント、110・・・サーバ、102・・・
情報画像生成部、103・・・情報画像一時記憶部、10
4・・・機能制限情報付加部、105・・・WEBサーバ、1
06・・・課金処理部、204・・・第1管理領域、205・・
・第2管理領域。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報と操作者をして該画像情報に基
    づいて所定の動作を引き起こす関連情報とをひとつの取
    り扱い単位とした情報画像を生成するとともに、情報画
    像が生成された際にはこれを情報公開サーバに登録する
    情報画像登録装置であって、ネットワークで接続された
    クライアントに対し、画像情報と関連情報の入力を促
    し、入力した画像情報と関連情報から情報画像を生成
    し、該情報画像とともに、操作者をして該情報公開サー
    バに該情報画像を登録するか否かの決定を促す登録決定
    入力手段を該クライアントに提供し、該登録決定入力手
    段より登録する旨の操作があったときには該情報公開サ
    ーバに該情報画像を登録することを特徴とする情報画像
    登録装置。
  2. 【請求項2】 画像情報と操作者をして該画像情報に基
    づいて所定の動作を引き起こす関連情報とをひとつの取
    り扱い単位とした情報画像を生成するとともに、情報画
    像が生成された際にはこれを情報公開サーバに登録する
    情報画像登録装置であって、ネットワークで接続された
    クライアントに対し、画像情報と関連情報の入力を促
    し、入力した画像情報と関連情報から情報画像を生成
    し、該情報画像に対し、関連情報が引き起こす動作が該
    クライアントにおいてのみ有効となる制限情報を付加
    し、該制限情報の付加された情報画像とともに、操作者
    をして該情報公開サーバに該情報画像を登録するか否か
    の決定を促す登録決定入力手段を該クライアントに提供
    し、該登録決定入力手段より登録する旨の操作があった
    ときには該情報公開サーバに該制限情報の付加されてい
    ない該情報画像を登録することを特徴とする情報画像登
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記クライアントは情報情報を表示する
    第1の管理領域と、第1の管理領域において表示された
    情報画像を特定操作することにより第2の管理領域に表
    示させ、第2の管理領域において表示された情報画像に
    内包された関連情報から該関連情報に基づく動作を引き
    起こすようになっていることを特徴とする請求項1に記
    載の情報画像登録装置。
  4. 【請求項4】 前記クライアントは情報情報を表示する
    第1の管理領域と、第1の管理領域において表示された
    情報画像を特定操作することにより第2の管理領域に表
    示させ、第2の管理領域において表示された情報画像に
    内包された関連情報から該関連情報に基づく動作を引き
    起こすようになっていることを特徴とする請求項2に記
    載の情報画像登録装置。
  5. 【請求項5】 前記情報画像を登録する際に、課金処理
    を行うことを特徴とする請求項4に記載の情報画像登録
    装置。
  6. 【請求項6】 画像情報と該画像情報に基づいて所定の
    動作を引き起こす関連情報とをひとつの取り扱い単位と
    した情報画像を生成し、ネットワークで接続されたクラ
    イアントに対してその情報画像を提供する情報画像提供
    装置であって、該クライアントに対し、画像情報と関連
    情報の入力を促し、入力した画像情報と関連情報から情
    報画像を生成し、該情報画像に対し、関連情報が引き起
    こす動作が該クライアントにおいてのみ有効となる制限
    情報を付加し、該制限情報の付加された情報画像ととも
    に、操作者をして情報画像の作成が完了したことを認め
    た旨の主張を入力させる完成認定入力手段を該クライア
    ントに提供し、該完成認定入力手段より完成を認める旨
    の操作があったときには該制限情報の付加されていない
    該情報画像を操作者に提供することを特徴とする情報画
    像提供装置。
  7. 【請求項7】 前記クライアントは情報情報を表示する
    第1の管理領域と、第1の管理領域において表示された
    情報画像を特定操作することにより第2の管理領域に表
    示させ、第2の管理領域において表示された情報画像に
    内包された関連情報から該関連情報に基づく動作を引き
    起こすようになっていることを特徴とする請求項6に記
    載の情報画像提供装置。
  8. 【請求項8】 前記完成認定入力手段より完成を認める
    旨の操作があったときに、課金処理を行うことを特徴と
    する請求項6に記載の情報画像提供装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータをして請求項1に記載の情
    報画像登録装置として機能させるプログラム記録媒体。
  10. 【請求項10】 コンピュータをして請求項2に記載の
    情報画像登録装置として機能させるプログラム記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 コンピュータをして請求項3に記載の
    情報画像登録装置として機能させるプログラム記録媒
    体。
  12. 【請求項12】 コンピュータをして請求項4に記載の
    情報画像登録装置として機能させるプログラム記録媒
    体。
  13. 【請求項13】 コンピュータをして請求項5に記載の
    情報画像登録装置として機能させるプログラム記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 コンピュータをして請求項6に記載の
    情報画像提供装置として機能させるプログラム記録媒
    体。
  15. 【請求項15】 コンピュータをして請求項7に記載の
    情報画像提供装置として機能させるプログラム記録媒
    体。
  16. 【請求項16】 コンピュータをして請求項8に記載の
    情報画像提供装置として機能させるプログラム記録媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019185106A (ja) * 2018-04-02 2019-10-24 株式会社メテオ 著作物利用許諾申請装置および方法

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JP2019185106A (ja) * 2018-04-02 2019-10-24 株式会社メテオ 著作物利用許諾申請装置および方法

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