JP2002007217A - ファイル管理方法、ファイル管理装置、ファイルおよび記録媒体 - Google Patents

ファイル管理方法、ファイル管理装置、ファイルおよび記録媒体

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JP2002007217A
JP2002007217A JP2000192939A JP2000192939A JP2002007217A JP 2002007217 A JP2002007217 A JP 2002007217A JP 2000192939 A JP2000192939 A JP 2000192939A JP 2000192939 A JP2000192939 A JP 2000192939A JP 2002007217 A JP2002007217 A JP 2002007217A
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Osao Katsuta
長生 勝田
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オブジェクトごとに使用の許可を設定でき、一
定の条件で当該オブジェクトを削除してファイルを配布
することができるファイルの管理技術を提供する。 【解決手段】 コンピュータ11Aで生成されたファイ
ルは、複数のオブジェクトが集合してなるデータと、前
記オブジェクトに設定されると共に前記オブジェクトの
使用を制限する情報とを含む。当該ファイルがルータ4
0を通過すると、ルータは、前記情報に基づいて、使用
を制限されるファイル内のオブジェクトを削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル管理の技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】PS(PostScript)、HTM
LおよびPDFなどのファイルは、文字データや図形デ
ータなどのデータ要素をオブジェクトとして扱い、デー
タ要素を階層的に保存する。ファイルの内容を表示した
り印刷したりする際には、各オブジェクトの集まりとし
て1ページ分の画像が作成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ファイル自体にパスワ
ード等を設定し、当該ファイルの自由な使用を禁止する
技術は知られている。データ要素をオブジェクトとして
扱う上記ファイルも同様に、当該ファイルに含まれるオ
ブジェクトのすべての使用を一律に禁止する設定、また
は、オブジェクトのすべての使用を一律に許可する設定
のいずれかしか選択できない。
【0004】これでは、ファイル内に含まれる一部のオ
ブジェクトを特定の人にのみ使用させたい場合、ユーザ
は、当該一部のオブジェクトを含むファイルと、当該一
部のオブジェクトを除いたファイルとを作成する必要が
ある。したがって、ファイルの作成に時間がかかるばか
りでなく、作成時に誤記等で内容が変わる虞もある。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、オブジェクトとして扱われるデー
タ要素ごとに使用の許可/禁止を設定でき、一定の条件
で当該データ要素を削除してファイルを配布し得るファ
イルの管理技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の手段によって達成される。
【0007】(1)本発明に係るファイル管理方法は、
記憶媒体に保存されるファイルは、複数のデータ要素が
集合してなるデータと、前記データ要素に設定されると
共に前記データ要素の使用を制限する情報と、を含み、
前記ファイルを取得するステップと、前記情報に基づい
て、前記データ要素の使用可否を判断するステップと、
使用不可と判断された前記データ要素を削除するステッ
プと、を有することを特徴とする。
【0008】(2)前記データ要素は、文字データ、表
データ、図形データ、画像データまたは音声データであ
る。
【0009】(3)前記ファイルは、前記データ要素の
配列を指定するレイアウト情報と、前記データ要素に設
定されると共に当該データ要素をレイアウト情報に関連
付けるリンク情報と、をさらに含み、前記データ要素が
使用不可と判断されたときに、前記データ要素に設定さ
れた前記リンク情報を削除するステップをさらに有す
る。
【0010】(4)前記情報は、前記データ要素の使用
を許可する場所を特定する情報であって、前記ファイル
が特定された場所と異なる他の場所に出力されるとき
に、前記データ要素の使用可否が判断される。
【0011】(5)前記情報は、前記データ要素を使用
する複数の場所ごとに、使用を許可するデータ要素を特
定する情報であって、前記ファイルが他の場所に移動す
るたびに、当該他の場所における前記データ要素の使用
可否が、前記情報に基づいて判断される。
【0012】(6)前記情報は、前記データ要素の使用
期限である。
【0013】(7)第1のネットワークから第2のネッ
トワークに前記ファイルを出力する指令を受信するステ
ップをさらに有し、前記指令を受信すると、前記情報に
基づいて、前記データ要素の使用可否を判断する。
【0014】(8)本発明に係るファイル管理装置は、
記憶媒体に保存されると共に複数のデータ要素が集合し
てなるデータを含むファイルを取得する第1取得手段
と、前記データ要素に設定されると共に前記データ要素
の使用を制限する情報を取得する第2取得手段と、前記
情報に基づいて、前記データ要素の使用可否を判断する
判断手段と、使用不可と判断された前記データ要素を削
除する削除手段と、を有することを特徴とする。
【0015】(9)前記第1取得手段は、第1のネット
ワークに接続されており、前記第1のネットワークを介
して前記ファイルを取得する。
【0016】(10)前記ファイルを出力する出力手段
をさらに有し、前記判断手段は、前記ファイルを前記第
1のネットワークから第2のネットワークに出力すると
きに、前記データ要素の使用可否を判断する。
【0017】(11)本発明に係るファイルは、記憶媒
体に保存されるファイルであって、複数のデータ要素が
集合してなるデータと、前記データ要素に設定されると
共に前記データ要素の使用を制限する情報と、を含んで
なり、前記情報が読み出され、前記情報に基づいて、前
記データ要素の使用可否が判断され、前記データ要素が
使用不可と判断されたとき、前記データ要素が削除され
ることを特徴とする。
【0018】(12)記憶媒体に保存されるファイル
は、複数のデータ要素が集合してなるデータと、前記デ
ータ要素に設定されると共に前記データ要素の使用を制
限する情報と、を含み、前記ファイルを取得するステッ
プと、前記情報に基づいて、前記データ要素の使用可否
を判断するステップと、使用不可と判断された前記デー
タ要素を削除するステップと、をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態を説明する。
【0020】(第1の実施の形態)図1は、本発明を適
用したネットワークコンピュータシステムの構成図であ
る。
【0021】図示するネットワークコンピュータシステ
ムは、コンピュータ11A、11Bおよびプリンタ13
A、13Bが接続されたネットワーク10と、コンピュ
ータ21Cおよびプリンタ23Cが接続されたネットワ
ーク20と、を含む。両ネットワーク10、20は、ル
ータ40を介して、相互に通信可能に接続されている。
コンピュータ11Aは、ユーザ12Aによって使用され
る。同様に、コンピュータ11Bおよび21Cのそれぞ
れは、ユーザ12B、22Cによって使用される。ネッ
トワーク10、20のそれぞれは、例えば、同じ企業の
別個の事業所に設置されたLANである。ルータ40
は、データ要素をオブジェクトとして扱うファイルを管
理する機能を有している。
【0022】図2は、データ要素をオブジェクトとして
扱うファイル50Aのデータ構造の一例を示す図、図3
は、ファイル50Aに含まれるレイアウト情報52を示
す図、図4は、ファイル50Aに含まれるリンク情報5
3aを示す図である。図5は、ファイル50Aに基づい
て作成された1ページ分の印刷用の画像60Aを示す図
である。
【0023】図2を参照して、ファイル50Aは、ヘッ
ダー51aと、レイアウト情報52と、リンク情報53
と、オブジェクト54(オブジェクト54a〜54eの
総称)と、データの終点を示すエンドデータ55と、を
有する。
【0024】ヘッダー51aは、ファイル50Aの管理
に関するデータを含む部分である。ヘッダー51aは、
ファイル50Aの容量(サイズ)を示すサイズ情報56
と、ファイル50Aの作成日時、更新日時、編集時間な
どを示すその他の管理データ59と、を含む。
【0025】レイアウト情報52は、オブジェクト54
の配列を指定する情報である。図3に示すように、レイ
アウト情報52は、例えばHTMLプログラムを用いて
記述され、オブジェクト54を配置する座標が指定され
る。
【0026】リンク情報53aは、各オブジェクト54
a〜54eに設定されると共に当該オブジェクト54a
〜54eをレイアウト情報に関連付ける情報である。図
4に示すように、リンク情報53aは、オブジェクト5
4と、ファイル50A内におけるオブジェクト54の格
納場所を示すアドレスとを対応付けたテーブルとして保
存される。例えば、オブジェクト54aはファイル50
Aの100番地目から格納され、オブジェクト54cは
200番地目から格納されている。レイアウト情報52
に基づいて各オブジェクト54を配置する際、リンク情
報53aが参照される。これにより、各オブジェクト5
4は、アドレスを介して、レイアウト情報に関連付けら
れる。
【0027】複数のオブジェクト54a〜54eは、た
とえば、文字データ、表データ、図形データである。こ
れらのオブジェクト54a〜54eは、レイアウト情報
52およびリンク情報53にしたがってページに配置さ
れ、表示または印刷のための画像が作成される。作成さ
れた画像60Aは、図5に示される。
【0028】図5を参照して、画像60Aは、表示64
a〜64eによって構成されている。表示64aは、オ
ブジェクト54aが配置されたものである。同様に、表
示64bはオブジェクト54bが、表示64cはオブジ
ェクト54cが、表示64dはオブジェクト54dが、
表示64eはオブジェクト54eが配置されたものであ
る。図示例では、オブジェクト54a、54cは文字デ
ータ、オブジェクト54b、54eは図形データ、オブ
ジェクト54dは表データである。
【0029】図6は、本発明に係るファイル50Bのデ
ータ構造を示す図である。なお、図2に示すファイル5
0Aと同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明
を省略する。また、図7は、ファイル50Bに含まれる
リンク情報53bを示す図である。
【0030】ファイル50Bのヘッダーは、識別子57
と、開始アドレス58と、を含む。
【0031】識別子57は、一定の条件でオブジェクト
54を削除するファイルであるか否かを識別するために
用いられる。
【0032】ユーザは、複数のオブジェクト54の中か
ら、削除されるオブジェクト54を予め選択し設定す
る。以下の説明では、ユーザにより設定され削除される
オブジェクトを「制限オブジェクト」と称する。第1の
実施形態では、オブジェクト54c、54dおよび54
eが制限オブジェクトである場合を例に挙げる。また、
制限オブジェクトとして指定されるオブジェクト54
c、54dおよび54eに対応する表示は、図5におい
て二点鎖線で囲まれる。
【0033】開始アドレス58は、制限オブジェクトが
ファイル50のどのアドレスから格納されているかを示
す情報である。ここで、開始アドレス58によって示さ
れるアドレスを先頭としてそれ以降に格納されているオ
ブジェクト54は、すべて制限オブジェクトとなる。こ
のため、制限オブジェクトとなるオブジェクト54は、
一まとまりになって、エンドデータ55の前に格納され
る。図2および図6を比較して参照すれば明らかなよう
に、オブジェクト54c、54dおよび54eは、一ま
とまりになって格納されている。図7を参照して、オブ
ジェクト54c、54dおよび54eのうち先頭のオブ
ジェクト54cが格納されるアドレス=300番地が、
開始アドレス58に設定される。
【0034】図8は、図6に示すファイル50Bから制
限オブジェクトが削除された後のファイル50Cのデー
タ構造を示す図である。なお、図6に示すファイル50
Bと同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を
省略する。また、図9は、ファイル50Cに含まれるリ
ンク情報53cを示す図である。図10は、ファイル5
0Cに基づいて作成された1ページ分の印刷用の画像6
0Cを示す図である。
【0035】ファイル50Bは識別子57を有するの
で、一定の条件を満たせば、ファイル50Bから制限オ
ブジェクトであるオブジェクト54c、54dおよび5
4eが削除される。
【0036】ファイル50Cのサイズ情報56は、オブ
ジェクト54c〜54eが削除された分、小さく書き換
えられている。図9に示すように、リンク情報53c
は、オブジェクト54c〜54eに関する部分が削除さ
れている。オブジェクト54c〜54e自体が削除さ
れ、リンク情報53cの一部が削除されているので、レ
イアウト情報52のオブジェクト54c〜54eに関す
る部分が削除されなくてもファイル50Cにおいて問題
はない。ファイル50Cのオブジェクト54a、54
b、レイアウト情報52およびリンク情報53cに基づ
いて作成される画像は、図10に示される。画像60C
は、表示64aおよび表示64bによって構成されてい
る。図5および図10を比較して参照すれば明らかなよ
うに、図10には、図5において二点鎖線で囲われた範
囲の表示はない。
【0037】次に、図11を参照しつつ、ファイル50
Bを生成する手順を説明する。
【0038】図11は、ファイル50Bを生成する手順
を示すフローチャートである。
【0039】ステップS71において、ユーザは、ま
ず、HTMLファイルなどからなるファイル50Aを作
成する。使用を制限するオブジェクトがない場合(S7
2:NO)には、ファイル50Aはそのままで、処理を
終了する。一方、使用を制限するオブジェクトがある場
合(S72:YES)には、ユーザは、オブジェクト5
4a〜54eの中から一または二以上のオブジェクト5
4を選択し、制限オブジェクトを指定する(S73)。
制限オブジェクトを指定する際には、ユーザは、図5に
示される画像60Aをコンピュータ上で参照しながら、
マウスポインタなどで、オブジェクト54を直接指定す
る。ユーザは、図5において二点鎖線で囲まれるオブジ
ェクト54c、オブジェクト54dおよびオブジェクト
54eを制限オブジェクトに指定する。
【0040】次いで、オブジェクト54a〜54eは、
格納されるアドレスが変更される(S74)。この変更
により、制限オブジェクトのオブジェクト54c、54
dおよび54eが一まとまりになって、エンドデータ5
5の前に格納される。
【0041】各オブジェクト54a〜54eが格納され
るアドレスの変更に基づいて、リンク情報53aは、図
7に示すリンク情報53bに書き換えられる(S7
5)。
【0042】ヘッダー51aは、開始アドレス58と、
ファイル50Bが制限オブジェクトを含むものであるこ
とを示す識別子57とが加えられ、ヘッダー51bに変
更される(S76)。開始アドレス58には、制限オブ
ジェクトに指定されたオブジェクト54c、54dおよ
び54eのアドレスのうち、最もアドレスの番号が小さ
いものが設定される。図示例では、オブジェクト54c
のアドレスが開始アドレス72に設定される。
【0043】以上の手順を経て、図2に示すファイル5
0Aのデータ構造は、図6に示すファイル50Bのデー
タ構造に変更される。ファイルのデータ構造の変更は、
特別なファイル変更ソフト、または、ファイル作成ソフ
トの一機能として実行される。
【0044】ファイル50Aに識別子57と開始アドレ
ス58とを加えてファイル50Bを生成するので、ファ
イル50B自体に制限オブジェクトを区別するための情
報を持たせることができる。
【0045】ファイル50Bは、識別子57および開始
アドレス58を除いて、一般的な、PS(PostSc
ript)、HTMLおよびPDF形式のファイルであ
る。ユーザは、特別なビューワーを必要とすることなく
ファイル50Bを閲読できる。
【0046】図1に示すネットワークコンピュータシス
テムにおけるファイル50Bの管理を説明する。ユーザ
12Aがユーザ12Bおよびユーザ22C宛てにファイ
ル50Bを送信する場合を例に挙げる。ルータ40は、
ファイル50Bが通過するときに、指定された制限オブ
ジェクトを削除する機能を有する。
【0047】図12は、ルータ40におけるファイル5
0Bの管理手順を示すフローチャートである。
【0048】まず、ユーザ12Aが、ユーザ12B宛て
に送信する場合を説明する。ユーザ12Aが送信したフ
ァイル50Bは、ネットワーク10を介して、ユーザ1
2Bのコンピュータ11Bに送信される。ユーザ12A
のコンピュータ11Aとユーザ12Bのコンピュータ1
1Bとの間には、ルータ40が存在しないので、ファイ
ル50Bに含まれる制限オブジェクトは削除されない。
ユーザ12Bには、ユーザ12Aが生成したままのファ
イル50Bが送信される。したがって、ユーザ12B
は、すべてのオブジェクト54a〜54eに対応する表
示64a〜64eを含む図5に示される画像60Aを、
見たり、印刷したりできる。
【0049】次に、ユーザ12Aが、ユーザ22C宛て
に送信する場合を説明する。ユーザ12Aが送信したフ
ァイル50Bは、ネットワーク10を介して、ルータ4
0に送信される。ルータ40において、図12に示され
るファイル管理の処理が実行される。
【0050】図12を参照して、ルータ40は、ファイ
ル50Bを受信すると(S81)、ヘッダー51bを読
み取り(S82)、ヘッダー51bに識別子57が含ま
れているか否かを判断する(S83)。ファイル50B
のヘッダー51bには識別子71が含まれているので
(S83:YES)、ステップS85に進む。ヘッダー
51aに識別子71が含まれないファイル50Aの場合
(S83:NO)には、ルータ40は、ファイル50A
をそのまま転送する(S84)。
【0051】ステップS85において、ルータ40は、
開始アドレス72を参照し、制限オブジェクトを削除す
る。すなわち、開始アドレス72に設定されたアドレス
からエンドデータ55が格納されたアドレスまでの間に
格納されているオブジェクト54c〜54eが削除され
る。
【0052】削除されたオブジェクト54c〜54eに
関する部分がリンク情報53bから削除される(S8
6)。新たなリンク情報53cは、図9に示され、オブ
ジェクト54c〜54eに関する部分がない。したがっ
て、残っているオブジェクト54a、54bとリンク情
報53cとの整合性がとれ、それらの不一致による不具
合は発生しない。
【0053】エンドデータ55は、削除されたオブジェ
クト54のうち、格納されていたアドレスの番号が最も
小さいオブジェクト54と同じアドレスに移される。
(S87)。ファイル50Bにおいては、オブジェクト
54cが格納されていたアドレスにエンドデータ55が
移される。
【0054】制限オブジェクトを削除するのに伴い、フ
ァイルサイズが小さくなる。ルータ40は、制限オブジ
ェクトを削除した後のファイルサイズを検出し、サイズ
情報56を書き換える(S88)。
【0055】そして、ルータ40は、修正されたファイ
ル50Cをコンピュータ21Cに転送する(S89)。
制限オブジェクトに指定されたオブジェクト54c〜5
4eは、ルータ40を超えて転送されない。したがっ
て、ユーザ22Cは、使用が制限されなかったオブジェ
クト54a、54bに対応する表示64a、64bのみ
を含む図10に示される画像60Cを、見たり、印刷し
たりできる。
【0056】以上のように、ファイル50Bがルータ4
0を通過する際に、指定された制限オブジェクトが削除
されるため、ルータ40通過後の修正ファイル50Cを
使用するユーザ22Cは、制限オブジェクトに指定され
たオブジェクト54c〜54eについての情報を取得す
ることができない。これにより、制限オブジェクトにつ
いての情報を確実に管理することができる。その一方、
ユーザ22Cは、制限オブジェクト以外のオブジェクト
54a、54bを自由に使用することができ、ファイル
50Aの概要を知ることができる。
【0057】さらに、ファイル50Bを受信したユーザ
12Bが、当該ファイル50Bをユーザ22Cに転送す
る場合でも、ファイル50Bがルータ40を通過する際
に、ファイル50Bから制限オブジェクトが削除され
る。この点においても、制限オブジェクトについての情
報を確実に管理することができる。
【0058】ところで、各オブジェクトごとにパスワー
ド等を設定して、使用可能なオブジェクトを制限する手
法も考えられる。しかしながら、かかる方法では、オブ
ジェクトの使用条件(パスワード等)を知らない人は、
自分が使用できないオブジェクトの容量だけ、ハードデ
ィスクを無駄に使用することになる。これに対して、第
1実施形態ではユーザ22Cのコンピュータ21Cに
は、制限オブジェクトがそもそも保存されない。このた
め、コンピュータ21Cのハードディスクが、自己の使
用が制限されたオブジェクトによって無駄に占有される
ことはない。
【0059】本発明に係るファイル50Bは、ルータ4
0を通過する前後でデータ構造が異なるので、一種類で
二種類分のファイルに相当する。したがって、二種類の
ファイルを生成するために必要な時間の半分しか時間が
かからない。さらに、二種類のファイルを生成する際に
誤記等によって内容が変わることがない。
【0060】なお、ステップS86では、削除されたオ
ブジェクト54に関する部分をリンク情報53bから削
除していたが、これに限られない。たとえば、図13に
示すように、制限オブジェクトに指定されたオブジェク
ト54c〜54eに関するリンク情報53を特定のオブ
ジェクト54xにリンクさせる。その結果、オブジェク
ト54c〜54eの内容は、オブジェクト54xの内容
と同じになる。オブジェクト54xの内容が、たとえば
空白のテキストデータや、空白の図形データであるとす
れば、オブジェクト54c〜54eの内容も同じ空白の
テキストデータや、空白の図形データにすることができ
る。したがって、オブジェクト54c〜54eに関する
リンク情報が残っていても、意味のないデータに関連付
けられているので、オブジェクト54c〜54eに関す
るリンク情報を削除したときと同じ効果を得ることがで
きる。
【0061】また、上記第1の実施の形態では、PS
(PostScript)、HTMLおよびPDF形式
などで作成された文書用ファイル50について説明した
が、これに限られない。プログレッシブJPEG形式等
で作成された画像ファイルにも適用することができる。
プログレッシブJPEG形式で形成されるファイルにお
いては、解像度の低い画像データ(たとえば、75dp
i)と、解像度の低い画像データを解像度の高い画像デ
ータ(たとえば、150dpi、300dpi)にする
ための補間データとが分けて保存されている。このファ
イルがルータ40を通過するときに、補間データを削除
することによって、解像度の低いモザイクがかかった画
像のみを転送することができる。
【0062】さらに、本発明は、上記文書用ファイルお
よび画像ファイル以外に、音声データファイルにも適用
することができる。音声データは、時系列でファイルに
格納されている。特定部分を時間で区切って指定するこ
とによって、ファイルがルータ40を通過するときに、
当該特定部分を削除することができる。具体的には、音
声データが曲のデータである場合、特定のネットワーク
内では曲を全部聞くことができる。一方、ルータ40を
通過して特定のネットワークの外部に出力されると、一
部分しか聞くことができない。また、音声データが、低
音質データと、当該低音質データを高音質にするための
補間データとに分けて保存されている場合、ルータ40
を通過するときに、補間データを削除してもよい。
【0063】また、上記第1の実施の形態は、ファイル
50Bがルータ40を通過したときに制限オブジェクト
を削除する形態であるが、これに限られるものではな
い。上記ルータ40と同様の機能を有するたとえば、サ
ーバーやゲートウェイなどをファイル50が通過すると
きに、制限オブジェクトを削除する形態でもよい。
【0064】また、オブジェクト54の使用を許可する
場所は、ネットワーク10、20を単位にする場合に限
られるものではない。前記「場所」は、フロッピー(登
録商標)ディスクや、ハードディスクなどの記憶媒体を
単位にする場合をも含む概念である。具体的には、フロ
ッピーディスクドライブとハードディスクとを備えたコ
ンピュータにおいて、フロッピーディスクに記憶された
ファイル50Bがハードディスクに読み込まれるとき
に、制限オブジェクトを削除してもよい。
【0065】なお、上記第1の実施の形態において、フ
ァイル管理の処理は、図12に示した処理手順を記述し
た所定のプログラムをルータ40内のCPUが実行する
ことによって行われるものである。このため、これら所
定のプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体
(たとえば、フロッピーディスクやCD−ROMなど)
に記録されたアプリケーションソフトウェアとして提供
されて、ルータ40以外のサーバやコンピュータなどに
おいて使用されてもよい。
【0066】(第2の実施の形態)図14は、第2実施
形態に係るネットワークコンピュータシステムの構成
図、図15は、第2実施形態に係る、制限オブジェクト
が削除される前のファイル80Aのデータ構造を示す図
である。図16は、ファイル80Aに含まれる制限オブ
ジェクトの一部が削除されたファイル80Bのデータ構
造を示す図、図17は、ファイル80Bに含まれる制限
オブジェクトが削除されたファイル80Cのデータ構造
を示す図である。なお、第1実施形態と同じ構成要素に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0067】図15〜図17に示すように、第2の実施
の形態は、ファイル80(80A〜80Cの総称)のヘ
ッダー51cに、複数の開始アドレス81、82が含ま
れている点で、第1実施形態と相違する。
【0068】図14に示すネットワークコンピュータシ
ステムは、図1に示したネットワークコンピュータシス
テムに加えて、さらに、コンピュータ31Dが接続され
たネットワーク30を含む。ネットワーク10、20
は、第1ルータ41を介して相互に通信可能に接続さ
れ、ネットワーク20、30は、第2ルータ42を介し
て相互に通信可能に接続されている。コンピュータ31
Dは、ユーザ32Dによって使用されている。第1ルー
タ41は、図1に示したルータ40と同様に機能する。
このネットワークコンピュータシステムにおいて、ファ
イル80は、第1ルータ41および第2ルータ42によ
って、オブジェクト54が削除される。
【0069】図15に示すように、ヘッダー51cに
は、第1開始アドレス81と、第2開始アドレス82と
の二つが含まれる。
【0070】第1開始アドレス81は、第1、第2ルー
タ41、42のうちいずれか一方のルータ41(または
ルータ42)を通過したときに削除されるオブジェクト
54が格納されているアドレスのうち、先頭のアドレス
を示す。オブジェクト54eが最初に削除される制限オ
ブジェクトとしてユーザによって選択された場合、オブ
ジェクト54eは、複数のオブジェクト54のうち、最
後尾に格納される。そして、オブジェクト54eのアド
レスが第1開始アドレス81に設定される。
【0071】第2開始アドレス82は、他方のルータ4
2(またはルータ41)を通過したときに削除されるオ
ブジェクト54が格納されているアドレスのうち、先頭
のアドレスを示す。オブジェクト54cおよびオブジェ
クト54dが二番目に削除される制限オブジェクトとし
て選択された場合、オブジェクト54cおよび54dは
オブジェクト54eの直前のアドレスに格納される。そ
してオブジェクト54cおよび54dではオブジェクト
54cの方が格納されているアドレスの番号が小さいの
で、オブジェクト54cのアドレスが第2開始アドレス
82に設定される。
【0072】上述のファイル50Aが図14のネットワ
ークコンピュータシステムにおいて、実際にどのように
管理されるかを説明する。
【0073】ユーザ12Aがファイル80Aをユーザ3
2D宛てに送信する場合を説明する。
【0074】ファイル80Aは、ネットワーク10を介
して、コンピュータ11Bから第1ルータ41に送信さ
れる。第1ルータ41では、第1開始アドレス81に基
づいて、オブジェクト54eが削除される。オブジェク
ト54eの削除に伴いリンク情報53dが書き換えられ
る。これらの修正を経て、ファイル80Aのデータ構造
は、図16に示すファイル80Bのデータ構造に修正さ
れる。
【0075】そして、ファイル80Bは、ネットワーク
20を介して、第1ルータ41から第2ルータ42に送
信される。第2ルータ42では、第2開始アドレス82
に基づいて、オブジェクト54c、54dが削除され
る。オブジェクト54c、54dの削除に伴いリンク情
報53eが書き換えられる。これらの修正を経て、ファ
イル80Bのデータ構造は、図17に示すファイル80
Cのデータ構造に修正される。
【0076】ファイル80Cは、ネットワーク30を介
して第2ルータ42からユーザ32Dのコンピュータ3
1Dへ送信される。ユーザ32Dは、オブジェクト54
を2回削除されてできたファイル80Cを取得する。
【0077】ネットワーク10内では、すべてのオブジ
ェクト54a〜54eを自由に使用できる。一方、ネッ
トワーク20内では、オブジェクト54e以外のオブジ
ェクト54a〜54dだけを自由に使用でき、ネットワ
ーク30内では、オブジェクト54c〜54e以外のオ
ブジェクト54a、54bだけを自由に使用できる。複
数の開始アドレス81、82を設定することによってオ
ブジェクト54を個別にかつ段階的に管理することがで
きる。このようなファイル管理は、部署内、社内、社外
という複数の段階のそれぞれで、使用を制限すべきデー
タ要素が変わるネットワークシステムに好適に適用でき
る。
【0078】(第3の実施の形態)第3の実施の形態で
は、ファイル50の印刷回数に基づいて、オブジェクト
54の削除が行なわれる。この場合、第1実施形態にお
いてルータ40が行なっていたオブジェクト54を削除
する機能は、アプリケーションソフトウェアとして提供
されて、サーバやパソコンなどのコンピュータ上におい
て実行される。
【0079】また、印刷回数に基づいてオブジェクト5
4の削除を行なう場合、ファイル50のヘッダー51に
印刷可能な回数が書き込まれる。
【0080】そして、ファイル50の内容が印刷される
たびに、印刷可能な回数がカウントダウンされ、0(ゼ
ロ)になると、アプリケーションソフトウェアが当該フ
ァイル50の制限オブジェクトを削除する。
【0081】以上のように、ファイル50は、一定回数
だけ、制限オブジェクトを含めて詳細に印刷することが
できる。一方、一定回数を超えると、制限オブジェクト
を除いた概要部分のみを印刷することができる。同様
に、ヘッダーに使用可能な回数を書き込み、当該使用可
能な回数に基づいて、制限オブジェクトを削除すること
ができる。 さらに、ファイル50のヘッダー51に使
用期限、たとえば、使用可能な期間、または、使用可能
な期日の情報を書き込み、ファイル50を使用するたび
に、使用期限を参照し、使用期限を超過していれば、制
限オブジェクトを削除することもできる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および請
求項2に記載の発明によれば、ファイルの作成者によっ
て任意に設定された情報に基づいて、データの一部分で
あるデータ要素を削除するので、データ要素ごとの管理
が容易になる。
【0083】請求項3に記載の発明によれば、データ要
素とリンク情報との整合性がとれ、これらの不一致によ
る不具合は発生しない。
【0084】請求項4に記載の発明によれば、データ要
素の使用を許可する場所以外にファイルが出力される
と、当該データ要素が削除されるので、データ要素の管
理が容易になる。
【0085】請求項5に記載の発明によれば、情報は、
前記データ要素を使用する複数の場所ごとに、使用を許
可するデータ要素を特定するので、異なる場所に応じ
て、使用可能なデータ要素も異ならせることができる。
【0086】請求項6に記載の発明によれば、使用期限
によってデータ要素を管理できる。
【0087】請求項7に記載の発明によれば、ファイル
が第1のネットワークから第2のネットワークに移動す
るごとにデータ要素の使用可否を判断するので、特定の
データ要素が第2のネットワークに出力されない。
【0088】請求項8に記載の発明によれば、データ要
素の管理を容易にできる。
【0089】請求項9および請求項10に記載の発明に
よれば、ネットワークごとにデータ要素の管理をするこ
とができる。
【0090】請求項11に記載の発明によれば、記憶媒
体に保存されるファイルは、複数のデータ要素が集合し
てなるデータと、前記データ要素に設定されると共に前
記データ要素の使用を制限する情報と、を含む。換言す
れば、特別なファイル生成方法によって、記憶媒体に保
存されるファイルが、複数のデータ要素が集合してなる
データと、前記データ要素に設定されると共に前記デー
タ要素の使用を制限する情報と、を含めて生成される。
したがって、ファイル自体によって、データ要素の管理
が容易になる。
【0091】請求項12に記載の発明によれば、あらゆ
るコンピュータ上において、ファイル内のデータ要素の
管理を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したネットワークコンピュータ
システムの構成図である。
【図2】 データ要素をオブジェクトとして扱うファイ
ルのデータ構造の一例を示す図である。
【図3】 ファイルに含まれるレイアウト情報を示す図
である。
【図4】 ファイルに含まれるリンク情報を示す図であ
る。
【図5】 ファイルに基づいて作成された1ページ分の
印刷用の画像を示す図である。
【図6】 本発明に係るファイルのデータ構造を示す図
である。
【図7】 ファイルに含まれるリンク情報を示す図であ
る。
【図8】 図6に示すファイルから制限オブジェクトが
削除された後のファイルのデータ構造を示す図である。
【図9】 ファイルに含まれるリンク情報を示す図であ
る。
【図10】 ファイルに基づいて作成された1ページ分
の印刷用の画像を示す図である。
【図11】 ファイルを生成する手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】 ルータにおけるファイルの管理手順を示す
フローチャートである。。
【図13】 リンク情報の変更例を示す図である。
【図14】 第2実施形態に係るネットワークコンピュ
ータシステムの構成図である。
【図15】 第2実施形態に係る、制限オブジェクトが
削除される前のファイルのデータ構造を示す図である。
【図16】 ファイルに含まれる制限オブジェクトの一
部が削除されたファイルのデータ構造を示す図である。
【図17】 ファイルに含まれる制限オブジェクトが削
除されたファイルのデータ構造を示す図である。
【符号の説明】
10、20、30…ネットワーク、 11A、11B、21C,31D…コンピュータ、 40、41、42…ルータ、 50A〜50C、80A〜80C…ファイル、 51a〜51c…ヘッダー、 52…レイアウト情報、 53a〜53f…リンク情報、 54a〜54e…オブジェクト、 57…識別子、 58、81、82…開始アドレス。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体に保存されるファイルは、 複数のデータ要素が集合してなるデータと、 前記データ要素に設定されると共に前記データ要素の使
    用を制限する情報と、を含み、 前記ファイルを取得するステップと、 前記情報に基づいて、前記データ要素の使用可否を判断
    するステップと、 使用不可と判断された前記データ要素を削除するステッ
    プと、を有することを特徴とするファイル管理方法。
  2. 【請求項2】 前記データ要素は、文字データ、表デー
    タ、図形データ、画像データまたは音声データであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のファイル管理方法。
  3. 【請求項3】 前記ファイルは、 前記データ要素の配列を指定するレイアウト情報と、 前記データ要素に設定されると共に当該データ要素をレ
    イアウト情報に関連付けるリンク情報と、をさらに含
    み、 前記データ要素が使用不可と判断されたときに、前記デ
    ータ要素に設定された前記リンク情報を削除するステッ
    プをさらに有することを特徴とする請求項1に記載のフ
    ァイル管理方法。
  4. 【請求項4】 前記情報は、前記データ要素の使用を許
    可する場所を特定する情報であって、 前記ファイルが特定された場所と異なる他の場所に出力
    されるときに、前記データ要素の使用可否が判断される
    ことを特徴とする請求項1に記載のファイル管理方法。
  5. 【請求項5】 前記情報は、前記データ要素を使用する
    複数の場所ごとに、使用を許可するデータ要素を特定す
    る情報であって、 前記ファイルが他の場所に移動するたびに、当該他の場
    所における前記データ要素の使用可否が、前記情報に基
    づいて判断されることを特徴とする請求項1に記載のフ
    ァイル管理方法。
  6. 【請求項6】 前記情報は、前記データ要素の使用期限
    であることを特徴とする請求項1に記載のファイル管理
    方法。
  7. 【請求項7】 第1のネットワークから第2のネットワ
    ークに前記ファイルを出力する指令を受信するステップ
    をさらに有し、 前記指令を受信すると、前記情報に基づいて、前記デー
    タ要素の使用可否を判断することを特徴とする請求項1
    に記載のファイル管理方法。
  8. 【請求項8】 記憶媒体に保存されると共に複数のデー
    タ要素が集合してなるデータを含むファイルを取得する
    第1取得手段と、 前記データ要素に設定されると共に前記データ要素の使
    用を制限する情報を取得する第2取得手段と、 前記情報に基づいて、前記データ要素の使用可否を判断
    する判断手段と、 使用不可と判断された前記データ要素を削除する削除手
    段と、を有することを特徴とするファイル管理装置。
  9. 【請求項9】 前記第1取得手段は、第1のネットワー
    クに接続されており、前記第1のネットワークを介して
    前記ファイルを取得することを特徴とする請求項8に記
    載のファイル管理装置。
  10. 【請求項10】 前記ファイルを出力する出力手段をさ
    らに有し、 前記判断手段は、前記ファイルを前記第1のネットワー
    クから第2のネットワークに出力するときに、前記デー
    タ要素の使用可否を判断することを特徴とする請求項9
    に記載のファイル管理装置。
  11. 【請求項11】 記憶媒体に保存されるファイルであっ
    て、 複数のデータ要素が集合してなるデータと、 前記データ要素に設定されると共に前記データ要素の使
    用を制限する情報と、を含んでなり、 前記情報が読み出され、 前記情報に基づいて、前記データ要素の使用可否が判断
    され、 前記データ要素が使用不可と判断されたとき、前記デー
    タ要素が削除されることを特徴とするファイル。
  12. 【請求項12】 記憶媒体に保存されるファイルは、 複数のデータ要素が集合してなるデータと、 前記データ要素に設定されると共に前記データ要素の使
    用を制限する情報と、を含み、 前記ファイルを取得するステップと、 前記情報に基づいて、前記データ要素の使用可否を判断
    するステップと、 使用不可と判断された前記データ要素を削除するステッ
    プと、をコンピュータに実行させるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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