JP2002007172A - ストール監視装置及びストール監視方法並びにストール監視プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ストール監視装置及びストール監視方法並びにストール監視プログラムを記録した記録媒体

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JP2002007172A
JP2002007172A JP2000182159A JP2000182159A JP2002007172A JP 2002007172 A JP2002007172 A JP 2002007172A JP 2000182159 A JP2000182159 A JP 2000182159A JP 2000182159 A JP2000182159 A JP 2000182159A JP 2002007172 A JP2002007172 A JP 2002007172A
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JP
Japan
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stall
time
business process
trace
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JP2000182159A
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English (en)
Inventor
Kenichi Yashiro
賢一 八城
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NEC Software Shikoku Ltd
Original Assignee
NEC Software Shikoku Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、業務処理プロセスのストー
ル状態を検出するストール監視装置及びストール監視方
法並びにストール監視プログラムを記録した記録媒体を
提供することを目的とする。 【解決手段】アプリケーションプログラムの業務処理実
行時刻をタイムスタンプ記憶部4から読み込むと共に、
コンピュータ上で管理される現在時刻を読み込み、読み
込んだ業務処理実行時刻及び現在時刻間の期間が予め設
定されたストール状態判断時間を超過していた場合にス
トール状態と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テム、特にアプリケーションプログラムのストール状態
を検出するストール検出装置及びストール検出方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータシステムにおけるア
プリケーションプログラム実行時のストール状態は、業
務処理プロセスと監視プロセスとの間の通信を可能とす
る手段により監視されてきた。具体的には、業務処理プ
ロセスが定期的に監視プロセスに対して通知を行い、そ
の通知がある一定間隔行われなかった場合にストール状
態として判断していた。詳しくは、前記業務処理プロセ
スとは、前記アプリケーションプログラムを実行させる
タスクの処理プロセスを指し、前記監視プロセスは前記
タスクの処理プロセスからタスクの実行を通知されるこ
とでストール状態を監視する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】監視プロセスは、スト
ール状態を監視する為に、監視対象となる業務処理プロ
セスから直接通知を受信する。従って、監視対象となる
業務処理プロセスが、例えば、前記一定間隔内に複数回
通知動作する不正動作を行うと、ストール状態の検出を
行うことができなくなるという危険性があった。
【0004】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
であり、業務処理プロセスのストール状態を検出するス
トール監視装置及びストール監視方法並びにストール監
視プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明は、アプリケーションプログラムの業務処
理実行時刻をコンピュータ上に設けられたタイマから読
み込むことで記憶するタイムスタンプ記憶手段と、一定
周期で行われるストール監視動作の際に、ストール監視
動作開始時の時刻を前記タイマから読み込むと共に、前
記タイムスタンプ記憶手段に記録された業務処理実行時
刻を読み込み、読み込んだストール監視動作開始時の時
刻及び業務処理実行時刻間の時間が予め設定されたスト
ール状態判断時間を超過していた場合にストール状態と
判断するストール監視手段とからなることを特徴とする
ストール監視装置である。
【0006】係る構成とすることにより、業務処理プロ
セスが出力するタイムスタンプ情報を定期的に監視する
ことができる為、業務処理プロセスのストール状態を容
易且つ安全に検出することができる。また、ストール監
視動作開始時の時刻は、コンピュータ上で管理されてい
るタイマから読み込むことができる。また、前記タイマ
は、コンピュータ上に設けられるシステム時計又はコン
ピュータ上で動作するインターバルタイマであってもよ
い。
【0007】また、本出願第2の発明は、アプリケーシ
ョンプログラムの業務処理を実行後、その業務処理の実
行完了を示すトレース情報を記憶すると共に、新たな業
務処理の実行完了により上書きされて更新されたトレー
ス情報を更新済みトレース情報として記憶するトレース
情報記憶手段と、係るトレース情報記憶手段に記憶され
た前記トレース情報が、予め設定されたストール状態判
断時間を超過してなおトレース情報記憶手段に保持され
ている場合にストール状態と判断するストール監視手段
とからなることを特徴とするストール監視装置である。
【0008】係る構成とすることにより、業務処理プロ
セスが出力するタイムスタンプ情報を定期的に監視する
ことができる為、業務処理プロセスのストール状態を容
易且つ安全に検出することができる。
【0009】また、本出願第3の発明は、前記トレース
情報記憶手段に記憶された情報を読み込み、読み込んだ
情報が前記更新済みトレース情報である場合に0クリア
し、前記トレース情報である場合に1を加算するカウン
タを有し、前記ストール監視手段は、1を加算されたカ
ウンタが前記ストール状態判断時間を超過してなお1を
加算された状態を保持している場合にストール状態と判
断することを特徴とする。
【0010】係る構成とすることにより、業務処理プロ
セスが出力するタイムスタンプ情報を定期的に監視する
ことができる為、業務処理プロセスのストール状態を容
易且つ安全に検出することができる。
【0011】また、前記課題を解決する本出願第4の発
明は、前記トレース情報記憶手段に記憶された情報を読
み込み、読み込んだ情報が更新済みトレース情報である
場合に1を加算し、前記トレース情報である場合に0ク
リアするカウンタを有し、前記ストール監視手段は、0
クリアされたカウンタが前記ストール状態判断時間を超
過してなお0クリアされた状態を保持している場合にス
トール状態と判断することを特徴とする。
【0012】係る構成とすることにより、業務処理プロ
セスが出力するタイムスタンプ情報を定期的に監視する
ことができる為、業務処理プロセスのストール状態を容
易且つ安全に検出することができる。
【0013】また、本出願第5の発明は、一定周期で行
われるストール監視動作の際に、ストール監視動作開始
時の時刻をコンピュータ上に設けられたタイマから読み
込むと共に、アプリケーションプログラムの業務処理を
実行した時刻(以下、業務処理実行時刻)をタイムスタ
ンプ記憶手段から読み込むステップと、読み込んだ業務
処理実行時刻及びストール監視動作開始時の時刻間の時
間が予め設定されたストール状態判断時間を超過してい
た場合にストール状態と判断するステップとからなるこ
とを特徴とするストール監視方法である。
【0014】係る構成とすることにより、業務処理プロ
セスが出力するタイムスタンプ情報を定期的に監視する
ことができる為、業務処理プロセスのストール状態を容
易且つ安全に検出することができる。
【0015】また、本出願第6の発明は、アプリケーシ
ョンプログラムの業務処理を実行後、その業務処理の実
行完了を示すトレース情報をトレース情報記憶手段に記
憶するステップと、新たな業務処理の実行完了により新
たなトレース情報が発生した場合に、予めトレース情報
記憶手段に記憶されたトレース情報に、新たなトレース
情報を上書して予めトレース情報記憶手段に記憶された
トレース情報を更新済みトレース情報とするステップ
と、トレース情報記憶手段に記憶された情報を読み込
み、読み込んだ情報が前記更新済みトレース情報である
場合にカウンタを0クリアし、前記トレース情報である
場合にカウンタに1を加算するステップと、1を加算さ
れたカウンタが予め設定されたストール状態判断時間を
超過してなお1を加算された状態を保持している場合に
ストール状態と判断するステップとからなることを特徴
とするストール監視方法である。
【0016】係る構成とすることにより、業務処理プロ
セスが出力するタイムスタンプ情報を定期的に監視する
ことができる為、業務処理プロセスのストール状態を容
易且つ安全に検出することができる。
【0017】また、本出願第7の発明は、アプリケーシ
ョンプログラムの業務処理を実行後、その業務処理の実
行完了を示すトレース情報をトレース情報記憶手段に記
憶するステップと、新たな業務処理の実行完了により新
たなトレース情報が発生した場合に、予めトレース情報
記憶手段に記憶されたトレース情報に、新たなトレース
情報を上書して予めトレース情報記憶手段に記憶された
トレース情報を更新済みトレース情報とするステップ
と、トレース情報記憶手段に記憶された情報を読み込
み、読み込んだ情報が前記更新済みトレース情報である
場合にカウンタに1を加算し、前記トレース情報である
場合にカウンタを0クリアするステップと、0クリアさ
れたカウンタが予め設定されたストール状態判断時間を
超過してなお0クリアされた状態を保持している場合に
ストール状態と判断するステップとからなることを特徴
とするストール監視方法である。
【0018】かかる構成とすることで、業務処理プロセ
スが出力するタイムスタンプ情報を定期的に監視するこ
とができる為、業務処理プロセスのストール状態を容易
且つ安全に検出することができる。
【0019】また、本出願第8の発明は、一定周期で行
われるストール監視動作の際に、ストール監視動作開始
時の時刻をコンピュータ上に設けられたタイマから読み
込むと共に、アプリケーションプログラムの業務処理を
実行した時刻(以下、業務処理実行時刻)をタイムスタ
ンプ記憶手段から読み込むステップと、読み込んだ業務
処理実行時刻及びストール監視動作開始時の時刻間の時
間が予め設定されたストール状態判断時間を超過してい
た場合にストール状態と判断するステップとからなるこ
とを特徴とするストール監視プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0020】かかる構成とすることで、業務処理プロセ
スが出力するタイムスタンプ情報を定期的に監視するこ
とができる為、業務処理プロセスのストール状態を容易
且つ安全に検出することができる。
【0021】また、本出願第9の発明は、アプリケーシ
ョンプログラムの業務処理を実行後、その業務処理の実
行完了を示すトレース情報をトレース情報記憶手段に記
憶するステップと、新たな業務処理の実行完了により新
たなトレース情報が発生した場合に、予めトレース情報
記憶手段に記憶されたトレース情報に、新たなトレース
情報を上書して予めトレース情報記憶手段に記憶された
トレース情報を更新済みトレース情報とするステップ
と、トレース情報記憶手段に記憶された情報を読み込
み、読み込んだ情報が前記更新済みトレース情報である
場合にカウンタを0クリアし、前記トレース情報である
場合にカウンタに1を加算するステップと、1を加算さ
れたカウンタが予め設定されたストール状態判断時間を
超過してなお1を加算された状態を保持している場合に
ストール状態と判断するステップとからなることを特徴
とするストール監視プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体である。
【0022】かかる構成とすることで、業務処理プロセ
スが出力するタイムスタンプ情報を定期的に監視するこ
とができる為、業務処理プロセスのストール状態を容易
且つ安全に検出することができる。
【0023】また、本出願第10の発明は、アプリケー
ションプログラムの業務処理を実行後、その業務処理の
実行完了を示すトレース情報をトレース情報記憶手段に
記憶するステップと、新たな業務処理の実行完了により
新たなトレース情報が発生した場合に、予めトレース情
報記憶手段に記憶されたトレース情報に、新たなトレー
ス情報を上書して予めトレース情報記憶手段に記憶され
たトレース情報を更新済みトレース情報とするステップ
と、トレース情報記憶手段に記憶された情報を読み込
み、読み込んだ情報が前記更新済みトレース情報である
場合にカウンタに1を加算し、前記トレース情報である
場合にカウンタを0クリアするステップと、0クリアさ
れたカウンタが予め設定されたストール状態判断時間を
超過してなお0クリアされた状態を保持している場合に
ストール状態と判断するステップとからなることを特徴
とするストール監視プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体である。
【0024】かかる構成とすることで、業務処理プロセ
スが出力するタイムスタンプ情報を定期的に監視するこ
とができる為、業務処理プロセスのストール状態を容易
且つ安全に検出することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態のスト
ール検出装置及びストール検出方法並びにストール監視
プログラムを記録した記録媒体につき図面を参照して説
明する。
【0026】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1のストール検出装置の構成図である。
【0027】図1を参照すると、本実施形態のストール
検出装置は、アプリケーションプログラムの実行処理
(以下、業務処理)を行う業務処理プロセス1と、業務
処理プロセス1のストール(障害)状態を監視するスト
ール監視プロセス2と、タイムスタンプ情報を記憶する
記憶装置3とから構成される。
【0028】前記記憶手段は、業務処理実行時刻を記憶
するためのタイムスタンプ記憶部4を備える。
【0029】前記業務処理プロセス1は、アプリケーシ
ョンプログラムの業務処理を行う業務処理手段5と、業
務処理実行時刻を前記タイムスタンプ記憶部4に書き込
むためのタイムスタンプ書込手段6と含む構成である。
前記業務処理手段5は、ストール監視対象となる業務処
理プロセス1の業務処理を実行する手段である。また、
タイムスタンプ書込手段6は、業務処理手段5の業務処
理を実行後、その実行時刻をコンピュータに設けられた
タイマから読み込み、記憶装置3に設けられたタイムス
タンプ記憶部4に書き込む手段である。
【0030】ストール監視プロセス2は、ストールチェ
ック手段7とタイムスタンプ読込手段8とを含む構成で
ある。ここで、タイムスタンプ読込手段8は、記憶装置
3に記憶されているタイムスタンプを読み込む処理を実
行する。また、ストールチェック手段7は、タイムスタ
ンプ読込手段8によって読み込まれたタイムスタンプと
現在の時刻の間隔をチェックし、ストール状態であるか
否かを判断する手段である。ここで、ストール状態であ
るか否かの判断は、予め設定された所定の期間に基づい
て、かかる期間を超過した際にプロセスのストール状態
と判断される。
【0031】次に本発明の実施の形態1のストール検出
装置及びストール検出方法の動作につき図面を参照して
説明する。
【0032】まず、ストール監視の対象となる業務処理
プロセス1がタイムスタンプを記憶装置3に記憶する処
理について図1を参照して説明する。また、業務処理プ
ロセス1がタイムスタンプを記憶装置3に記憶する処理
は以下に示す手順により実行される。 (1)業務処理プロセス1が、業務処理手段5により、
業務処理を実行する。また、業務処理プロセス1は、常
時業務処理を行っており、ストール状態でなければ、業
務処理手段5を一定周期内に実行するものとする。 (2)業務処理手段5により、業務処理実行後、タイム
スタンプ書込手段6を呼び出し、記憶装置3のタイムス
タンプ記憶部4にタイムスタンプの書込処理を行う。
【0033】次に、ストール監視プロセス2のストール
監視処理について図1及び図2を参照して説明する。図
1のストール監視プロセス2は、業務処理プロセス1の
ストール状態を監視するため、ストール監視間隔及びス
トール状態判断時間の二つの時間情報を持つものとす
る。また、ストール監視間隔は、一定時間を指定し、そ
の時間経過ごとにタイムスタンプのチェックを行うもの
である。また、ストール状態判断時間は、タイムスタン
プの更新状態をチェックし、その時間更新が行われなか
った場合に、ストールと判断するものである。更にスト
ール監視間隔及びストール状態判断時間は、監視対象プ
ロセスに応じて利用者が設定可能なものとする。
【0034】まず、ストール監視間隔をスリープさせる
(ステップA1)。即ち、ストール監視間隔が停止し、
その間、タイムスタンプはチェックされない。次に、タ
イムスタンプ読み込み手段において、タイムスタンプ記
憶部4に記憶してある情報を読み込む処理を行う(ステ
ップA2)。次に、ストールチェック手段7において、
現在時刻の取得処理を行う(ステップA3)。次に、ステ
ップA2で取得したタイムスタンプとステップA3で取
得した現在時刻から、タイムスタンプ更新時からの経過
時間を取得し、ストール状態判断時間と比較する(ステ
ップA4)。最後に、タイムスタンプ更新時からの経過
時間がストール状態判断時間を越えている場合、業務処
理プロセス1は、ストール状態であると判断する(ステ
ップA5)。
【0035】また、タイムスタンプ更新時からの経過時
間がストール状態判断時間よりも小さい場合、ストール
状態とはみなさず、ステップA1からステップA4まで
の処理を繰り返し実行する。
【0036】また、図3に示すように、記憶装置3に業
務処理プロセス1に対応するタイムスタンプ記憶部4を
複数持ち、ストール監視プロセス2で監視することによ
り、複数の業務処理プロセス1を同時にストール監視す
ることもできる。
【0037】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2のストール監視装置及びストール監視方法並びにスト
ール監視プログラムを記録した記録媒体につき図3及び
図4を参照して説明する。
【0038】本実施形態のストール監視装置は、業務処
理を行う業務処理プロセス1と、業務処理プロセス1の
ストール状態を監視するストール監視プロセス2と、業
務処理トレースを記憶する記憶装置3を含む構成であ
る。
【0039】記憶装置3は、業務処理実行時のトレース
を記憶するための業務処理トレース記憶部9a、業務処
理トレースの履歴を記憶するための業務処理トレース記
憶部9bを備えている。
【0040】業務処理プロセス1は、業務処理手段5
と、業務処理トレース書込手段11を備えている。業務
処理手段5は、実施形態1に示した業務処理手段5の構
成と同様の構成である。業務処理トレース書込手段11
は、業務処理手段5の業務処理を実行後、その処理の完
了を通知するトレース情報を記憶装置3に設けられた業
務処理トレース記憶部9aに記憶する。
【0041】ストール監視プロセス2は、ストールチェ
ック手段7と、トレース更新チェック手段11と、業務
処理トレース読込手段13と、業務処理トレースバック
アップ手段12を備えている。業務処理トレース読込手
段13は、記憶装置3に記憶してある業務処理トレース
を読み込む処理を行う。トレース更新チェック手段11
は、業務処理トレース読込手段13で読み込んだ業務処
理トレースが更新されているかチェックを行う。業務処
理トレースバックアップ手段12は、トレース更新チェ
ック手段11で業務処理トレースが更新されていた場
合、業務処理トレース記憶部9bに業務処理トレースを
書き込むことでバックアップを行う。ストールチェック
手段7は、トレース更新チェック手段11で業務処理ト
レースが更新されていない場合、更新されていない時間
間隔をチェックし、ストールと判断する時間を超過して
いた場合は、プロセスストール発生と判断する。
【0042】次に本実施形態のストール監視装置及びス
トール監視方法の動作について説明する。
【0043】まず、ストール監視の対象となる業務処理
プロセス1が業務処理トレースを記憶装置3に記憶する
処理について図4を参照して説明する。また、本実施形
態におけるストール監視の対象となる業務処理プロセス
1が業務処理トレースを記憶装置3に記憶する処理の動
作は以下に示す手順で行われる。 (1)図4に示した業務処理プロセス1が、業務処理手
段5により、業務処理を実行する。また、業務処理プロ
セス1は、常時、業務処理を行っており、ストール状態
でなければ、業務処理手段5を一定周期内に実行するも
のとする。 (2)業務処理手段5により、業務処理実行後、業務処
理トレース書込手段11を呼び出し、記憶装置3の業務
処理トレース記憶部9aに業務実行時のトレース情報を
書き込み処理を実行する。
【0044】次に、ストール監視プロセス2のストール
監視処理について図4及び図5を参照して説明する。ス
トール監視プロセス2は、業務処理プロセス1のストー
ル状態を監視するため、ストール監視間隔及びストール
状態判断時間並びにレース未更新カウンタを持つ。ここ
で、ストール監視間隔及びストール状態判断時間は、本
発明の実施形態1にて説明したストール監視間隔及びス
トール状態判断時間と同一とする。また、トレース未更
新カウンタは、業務処理トレースチェック時に更新され
ていない場合にカウンタを加算し、トレース更新時にカ
ウンタを0クリアするものである。
【0045】まず、ストール監視間隔をスリープさせる
(ステップB1)。即ち、ストール監視動作時は、スト
ール監視間隔が停止し、業務処理トレースはチェックさ
れない。次に、業務プロセストレース読み込み手段にお
いて、業務処理トレース記憶部9、業務処理トレース記
憶部9aに記憶してある情報を読み込む処理を行う(ス
テップB2)。次に、トレース更新チェック手段11
が、業務処理トレース記憶部9に記憶してある情報が業
務処理トレース記憶部9の情報から更新されているか否
かをチェックする(ステップB3)。次に、業務処理トレ
ースの情報が更新されている場合、トレース未更新カウ
ンタを0クリアする(ステップB5)。次に、業務処理ト
レースバックアップ手段12が、業務処理トレース記憶
部9の情報を業務処理トレース記憶部9bにバックアッ
プする(ステップB6)。次に、ステップA1からのスト
ール監視を繰り返し実行する。
【0046】ここで、業務処理トレースの情報が更新さ
れていない場合、カウンタに1を加算し(ステップB4)
する。次に、ストールチェック手段7を実行する(ステ
ップB7)。最後に、ストールチェック手段7は、トレ
ース未更新カウンタとストール監視間隔から、業務処理
トレースの未更新経過時間を取得し、その時間がストー
ル状態判断時間を越えている場合、業務処理プロセス1
は、ストール状態であると判断する(ステップB8)。
【0047】また、業務処理トレースの未更新経過時間
がストール状態判断時間よりも小さい場合、ストール状
態とはみなさず、ステップB1からステップB6までの
ストール監視を繰り返し実行する。
【0048】また、本発明のストール監視プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは以上
にて説明した各実施の形態における動作を可能とするプ
ログラムを記録した全ての記録媒体を指す。例えば、C
D−ROM、DVD−ROM等の補助記憶媒体やハード
ディスク等の主記憶媒体を指す。
【0049】
【発明の効果】以上に説明した本願発明のストール検出
装置及びストール検出方法並びにストール監視プログラ
ムを記録した記録媒体は、業務処理プロセスが出力する
タイムスタンプ情報を定期的に監視することにより、業
務処理プロセスのストール状態を容易に検出することが
できる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のストール監視装置の構
成図
【図2】本発明の実施の形態1のストール監視装置の動
作図
【図3】本発明の実施の形態1のストール監視装置の構
成図
【図4】本発明の実施の形態2のストール監視装置の構
成図
【図5】本発明の実施の形態2のストール監視装置の動
作図
【符号の説明】
1 業務処理プロセス 2 ストール監視プロセス 3 記憶装置 4 タイムスタンプ記憶部 5 業務処理手段 6 タイムスタンプ書込手段 7 ストールチェック手段 8 タイムスタンプ読込手段 9a 業務処理トレース記憶部 9b 業務処理トレース記憶部 10 業務処理トレース書込手段 11 トレース更新チェック手段 12 業務処理トレースバックアップ手段 13 業務処理トレース読込手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アプリケーションプログラムの業務処理実
    行時刻をコンピュータ上に設けられたタイマから読み込
    むことで記憶するタイムスタンプ記憶手段と、一定周期
    で行われるストール監視動作の際に、ストール監視動作
    開始時の時刻を前記タイマから読み込むと共に、前記タ
    イムスタンプ記憶手段に記録された業務処理実行時刻を
    読み込み、読み込んだストール監視動作開始時の時刻及
    び業務処理実行時刻間の時間が予め設定されたストール
    状態判断時間を超過していた場合にストール状態と判断
    するストール監視手段とからなることを特徴とするスト
    ール監視装置。
  2. 【請求項2】アプリケーションプログラムの業務処理を
    実行後、その業務処理の実行完了を示すトレース情報を
    記憶すると共に、新たな業務処理の実行完了により上書
    きされて更新されたトレース情報を更新済みトレース情
    報として記憶するトレース情報記憶手段と、係るトレー
    ス情報記憶手段に記憶された前記トレース情報が、予め
    設定されたストール状態判断時間を超過してなおトレー
    ス情報記憶手段に保持されている場合にストール状態と
    判断するストール監視手段とからなることを特徴とする
    ストール監視装置。
  3. 【請求項3】前記トレース情報記憶手段に記憶された情
    報を読み込み、読み込んだ情報が前記更新済みトレース
    情報である場合に0クリアし、前記トレース情報である
    場合に1を加算するカウンタを有し、前記ストール監視
    手段は、1を加算されたカウンタが前記ストール状態判
    断時間を超過してなお1を加算された状態を保持してい
    る場合にストール状態と判断することを特徴とする請求
    項2に記載のストール監視装置。
  4. 【請求項4】前記トレース情報記憶手段に記憶された情
    報を読み込み、読み込んだ情報が更新済みトレース情報
    である場合に1を加算し、前記トレース情報である場合
    に0クリアするカウンタを有し、前記ストール監視手段
    は、0クリアされたカウンタが前記ストール状態判断時
    間を超過してなお0クリアされた状態を保持している場
    合にストール状態と判断することを特徴とする請求項2
    に記載のストール監視装置。
  5. 【請求項5】一定周期で行われるストール監視動作の際
    に、ストール監視動作開始時の時刻をコンピュータ上に
    設けられたタイマから読み込むと共に、アプリケーショ
    ンプログラムの業務処理を実行した時刻(以下、業務処
    理実行時刻)をタイムスタンプ記憶手段から読み込むス
    テップと、読み込んだ業務処理実行時刻及びストール監
    視動作開始時の時刻間の時間が予め設定されたストール
    状態判断時間を超過していた場合にストール状態と判断
    するステップとからなることを特徴とするストール監視
    方法。
  6. 【請求項6】アプリケーションプログラムの業務処理を
    実行後、その業務処理の実行完了を示すトレース情報を
    トレース情報記憶手段に記憶するステップと、新たな業
    務処理の実行完了により新たなトレース情報が発生した
    場合に、予めトレース情報記憶手段に記憶されたトレー
    ス情報に、新たなトレース情報を上書して予めトレース
    情報記憶手段に記憶されたトレース情報を更新済みトレ
    ース情報とするステップと、トレース情報記憶手段に記
    憶された情報を読み込み、読み込んだ情報が前記更新済
    みトレース情報である場合にカウンタを0クリアし、前
    記トレース情報である場合にカウンタに1を加算するス
    テップと、1を加算されたカウンタが予め設定されたス
    トール状態判断時間を超過してなお1を加算された状態
    を保持している場合にストール状態と判断するステップ
    とからなることを特徴とするストール監視方法。
  7. 【請求項7】アプリケーションプログラムの業務処理を
    実行後、その業務処理の実行完了を示すトレース情報を
    トレース情報記憶手段に記憶するステップと、新たな業
    務処理の実行完了により新たなトレース情報が発生した
    場合に、予めトレース情報記憶手段に記憶されたトレー
    ス情報に、新たなトレース情報を上書して予めトレース
    情報記憶手段に記憶されたトレース情報を更新済みトレ
    ース情報とするステップと、トレース情報記憶手段に記
    憶された情報を読み込み、読み込んだ情報が前記更新済
    みトレース情報である場合にカウンタに1を加算し、前
    記トレース情報である場合にカウンタを0クリアするス
    テップと、0クリアされたカウンタが予め設定されたス
    トール状態判断時間を超過してなお0クリアされた状態
    を保持している場合にストール状態と判断するステップ
    とからなることを特徴とするストール監視方法。
  8. 【請求項8】一定周期で行われるストール監視動作の際
    に、ストール監視動作開始時の時刻をコンピュータ上に
    設けられたタイマから読み込むと共に、アプリケーショ
    ンプログラムの業務処理を実行した時刻(以下、業務処
    理実行時刻)をタイムスタンプ記憶手段から読み込むス
    テップと、読み込んだ業務処理実行時刻及びストール監
    視動作開始時の時刻間の時間が予め設定されたストール
    状態判断時間を超過していた場合にストール状態と判断
    するステップとからなることを特徴とするストール監視
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  9. 【請求項9】アプリケーションプログラムの業務処理を
    実行後、その業務処理の実行完了を示すトレース情報を
    トレース情報記憶手段に記憶するステップと、新たな業
    務処理の実行完了により新たなトレース情報が発生した
    場合に、予めトレース情報記憶手段に記憶されたトレー
    ス情報に、新たなトレース情報を上書して予めトレース
    情報記憶手段に記憶されたトレース情報を更新済みトレ
    ース情報とするステップと、トレース情報記憶手段に記
    憶された情報を読み込み、読み込んだ情報が前記更新済
    みトレース情報である場合にカウンタを0クリアし、前
    記トレース情報である場合にカウンタに1を加算するス
    テップと、1を加算されたカウンタが予め設定されたス
    トール状態判断時間を超過してなお1を加算された状態
    を保持している場合にストール状態と判断するステップ
    とからなることを特徴とするストール監視プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】アプリケーションプログラムの業務処理
    を実行後、その業務処理の実行完了を示すトレース情報
    をトレース情報記憶手段に記憶するステップと、新たな
    業務処理の実行完了により新たなトレース情報が発生し
    た場合に、予めトレース情報記憶手段に記憶されたトレ
    ース情報に、新たなトレース情報を上書して予めトレー
    ス情報記憶手段に記憶されたトレース情報を更新済みト
    レース情報とするステップと、トレース情報記憶手段に
    記憶された情報を読み込み、読み込んだ情報が前記更新
    済みトレース情報である場合にカウンタに1を加算し、
    前記トレース情報である場合にカウンタを0クリアする
    ステップと、0クリアされたカウンタが予め設定された
    ストール状態判断時間を超過してなお0クリアされた状
    態を保持している場合にストール状態と判断するステッ
    プとからなることを特徴とするストール監視プログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009187189A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Nec Corp ストール検出装置、ストール検出方法、及びストール検出プログラム
JP2012208923A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Denso Corp アプリケーション実行方法及び実行装置
JP2013175000A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サーバ装置およびプログラム停止方法

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