JP2002007034A - 電子機器のキー構造 - Google Patents

電子機器のキー構造

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JP2002007034A
JP2002007034A JP2000184832A JP2000184832A JP2002007034A JP 2002007034 A JP2002007034 A JP 2002007034A JP 2000184832 A JP2000184832 A JP 2000184832A JP 2000184832 A JP2000184832 A JP 2000184832A JP 2002007034 A JP2002007034 A JP 2002007034A
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Hiroaki Aikyo
宏明 相京
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単に入力モードすなわち各キーのキー機能を
切り替えられ、かつ、現在の入力モードを確認できるよ
うにする。 【解決手段】 各キー11aのキー機能表示を外部から
確認可能に表示したキー機能表示板14を、キートップ
11との相対位置を変更可能に設ける。この相対位置を
検出するキーボード切換検出部50を設ける。キー11
aを押下することで出力されるキー信号を、キーボード
切換検出部50の検出信号に応じたキー機能信号に変換
する。また、外部から確認可能なキー機能表示は、相対
位置の変更に従って、該相対位置におけるキー機能の表
示に切り替わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子辞書や電子手
帳等の携帯型電子機器に好適であり、キー入力モードを
簡単に変更でき、かつ、現在のモードを簡単に確認でき
る電子機器のキー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】キーボード等の入力用のキーを備えた電
子機器においては、入力モードを変更することで、アル
ファベット、かな文字等、複数種類の言語の文字を、同
一のキーから入力することが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】各キーがどの機能(例
えば文字)に対応しているかは、各キー毎に印刷等して
あったが、従来はすべてのモードにおける文字を同時に
表示する形態であったため、現在どの入力モードになっ
ているか確認することは難しかった。また、入力モード
の切換は、所定のキー入力によって行っていた。しか
し、キーを扱い慣れていない人にとって、キー入力で入
力モードを切り替えることは難しかった。
【0004】本発明の課題は、簡単に各キーのキー機能
表示を切り替えられるようにすることで、現在の入力モ
ード及び各キーのキー機能を確認しやすくすることであ
る。また、簡単に入力モードすなわち各キーのキー機能
を切り替えられ、かつ、現在の入力モードを簡単に確認
できるようにすることでもある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、電子機器(1)のキー構造
であって、キートップ(11)と、各キー(11a)の
キー機能表示を外部から確認可能に表示したキー機能表
示部(例えばキー機能表示板14)と、を備えた電子機
器のキー構造において、前記キー機能表示部は、前記キ
ートップとの相対位置が変更可能であり、外部から確認
可能なキー機能表示が、前記相対位置の変更に従って切
り替わることを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、キートップ
とキー機能表示部との相対位置を切り替えることで各キ
ーのキー表示を切り替えられる。従って、入力モードを
切り替える際に、相対位置の変更という簡単な作業を行
ってキー表示を現在のキー機能表示に切り替えること
で、現在の入力モード及び各キーのキー機能を簡単に確
認できるようになる。
【0007】ここで、キー機能表示の切換は、例えば以
下の手段により行う。すなわち、キー機能表示を電気的
に行い、相対位置を検出手段により検出し、この検出値
を用いてキー機能表示を切り替える構成としてもよい。
また、キー機能表示部において、各キー毎にすべてのキ
ー機能表示を印刷表示し、キー機能表示の一部をキート
ップにより被覆して外部から見えないようにし、前記相
対位置の変更とともに被覆部が移動することによってキ
ー機能表示の切換を行う構成としてもよい。また、キー
機能表示の切換は2段階でもよいが、多段階に切り替わ
る構成としてもよい。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
子機器のキー構造において、前記相対位置を検出する位
置検出手段(例えばキーボード切換検出部50)と、前
記キーを押下することで出力されるキー信号を、前記位
置検出手段の検出信号に応じたキー機能信号に変換する
変換手段(例えばCPU30)と、を備え、外部から確
認可能なキー機能表示が、前記相対位置の変更に従っ
て、該相対位置におけるキー機能の表示に切り替わるこ
と、を特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明によれば、変換手段
が、キー信号を、位置検出手段の検出信号に応じたキー
機能信号に変換するため、キートップとキー機能表示部
の相対位置を変更するのみで各キーのキー機能を変更で
きる。このため、位置検出手段の検出信号をモード変換
信号とすると、相対位置を変更することで入力モードを
変更できる。また、キー機能表示部のキー機能の表示
は、相対位置の変更によって切り替わり、該相対位置に
おけるキー機能のみ外部から確認可能である。このた
め、簡単に現在のキー機能すなわち入力モードを確認で
きる。従って、簡単に入力モードを切り替えられ、か
つ、現在の入力モード及び各キーのキー機能の確認を行
える。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の電子機器のキー構造において、前記キートップと前
記キー機能表示部とは重なり、前記キートップは、前記
キー機能表示部のキー機能表示を外部から確認可能にす
る透明部(11b)若しくは開口部を前記キー毎に備
え、前記相対位置の変更によって前記透明部若しくは開
口部の下に位置するキー機能表示が切り替わることを特
徴とする。
【0011】請求項3記載の発明によれば、キーの透明
部若しくは開口部からは、該相対位置におけるキー機能
表示のみが確認可能である。すなわち、直接的に各キー
の現在のキー機能を確認できる。また、キー機能表示部
とキーとが重なるため、キー機能表示部の為のスペース
をとる必要はない。従って、各キーをより大きくしてそ
の操作性を向上させることができる。また、キー機能表
示を各キーの大きさに概略等しくできる為、キー機能表
示そのものも大きくなってより確認しやすくなる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の電子機器(1)のキー構造において、前
記キー機能表示部を電子機器本体に固定し、前記キート
ップを前記電子機器本体に対してスライド可能に設ける
ことで、前記相対位置が変更可能であることを特徴とす
る。
【0013】請求項4記載の発明によれば、キートップ
自体をスライドさせる構成としたため、切換操作はキー
自体を直接手で左右にスライドさせるのみとなる。すな
わち、切換操作は容易になる。また、キートップに切換
のための特別なスイッチを設ける必要はない。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の電子機器(2)のキー構造において、前
記キーを電子機器本体に固定し、前記キー機能表示部を
前記電子機器本体に対してスライド可能に設けること
で、前記相対位置が変更可能であることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明によれば、キーをスラ
イドせず固定して、キー機能表示部をスライドするよう
にしたので、キーを大きく作ることができる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の電子機器(3)のキー構造において、シ
ートキーボード(15)の各キー(15a)にキー機能
表示を表示し、該シートキーボードを前記キー機能表示
部として用いることを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明によれば、汎用品であ
り安価なシートキーボードにキー機能表示を印刷等によ
り表示し、このシートキーボードの上にキートップを配
置することで、上述した効果を得られる。従って、簡単
且つ安価に上述した効果を得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0019】〔第1の実施の形態〕まず、構成を説明す
る。本発明の第1の実施の形態である電子機器1は折り
たたみ式の携帯型電子辞書であり、図1の斜視概略図及
び図2のブロック図に示すように、キーボード10と、
液晶等の周知の表示部20と、電子機器1の各部を制御
するCPU30と、記憶部40と、キーボード切換検出
部50と、により概略構成される。
【0020】キーボード10は、図1の他、図3の正面
概略図及び図4の縦断面概略図にも示すように、複数の
凸型のキー11aを有するキートップ11と、キー11
aの下面によって押下されるスイッチ12と、スイッチ
12を上面に保持するとともにスイッチ12の押下信号
を出力するスイッチ基板13と、キー機能表示板14
(キー機能表示部)とにより概略構成される。
【0021】ここで、キーボード10は、図1に示すよ
うに、全体が電子機器1本体に対して左右にスライド可
能となっており、その裏面の一端側縁部に、キーボード
切換検出部50の一部である導電体51が取り付けられ
ている。
【0022】また、図3に示すように、キー11aは中
央部に透明部11bを備える。さらに、キー11aの下
面は、キー機能表示板14の上面14aとスライド可能
に面接触している。キー機能表示板14の下端は電子機
器1本体に垂直に固定され、途中で段階的に折れ曲がる
ことで、文字を印刷した上面14aでは水平になってい
る。ここで、上面14aは、平仮名表示(例えば右側)
と英字表示(例えば左側)とを一定幅離して左右に並ん
で有する。前記一定幅はキーボード10のスライドスト
ロークに等しい。また、透明部11bの大きさは、キー
機能表示板14の文字表示よりやや大きい程度であり、
二つの文字が透明部11bから透けて見えることはな
い。
【0023】記憶部40は、例えばRAM或いはROM
或いはその双方で構成され、図2に示すように、キーボ
ード切換検出部50からの信号のオンオフに従って電子
機器1の入力モードを切り替えるためのキーボード切換
プログラム41と、キーボード切換検出部50からの信
号のオンオフに従って電子機器1の辞書モードを切り替
えるための辞書モード切替プログラム42と、周知のカ
ナキーテーブル43・アルファベットキーテーブル44
・和英辞書データベース45・英和辞書データベース4
6等を格納している。
【0024】キーボード切換検出部50は、図1に示す
ように、上述した導電体51と、電子機器1本体側に間
隔をあけて設けられた2つの端子52と、により構成さ
れる。端子52は、キーボード10が図1中右側にスラ
イドしたときにのみ、2つとも導電体51と重なり、互
いが導電体51を介して導通して、所定の信号をCPU
30に送信する。
【0025】次に、電子機器1の動作について説明す
る。電子機器1は、周知の電子辞書と同様に、キーボー
ド10から入力された英単語若しくは和単語を、英和デ
ータベース45若しくは和英データベース46内で検索
し、該英単語若しくは和単語と合致するデータを呼び出
して表示部20に表示する。
【0026】この際、英和辞書モードか、あるいは和英
辞書モードかはキーボード10の位置によって決まる。
すなわち、キーボード10が一方(例えば右)にセット
された場合は、和英辞書モードになると共に入力モード
がかな入力モードとなる。また、キーボード10が他方
(例えば左)にセットされた場合は、英和辞書モードに
なると共に入力モードがアルファベット入力モードにな
る。そして、CPU30はキーボード10のスイッチ1
2の押下信号を各入力モードに従った文字信号に変換す
る。
【0027】具体的なモード切替処理におけるCPU3
0の動作を、図5のフローチャートに例示する。まず、
キーボード切換検出部50からの信号の有無を検知し
(ステップS1)、キーボード10のセット位置を判断
する(ステップS2)。ここで、キーボード10が和英
辞書モード位置にセットされていると判断した場合(例
えばキーボード切換検出部50からの信号があった場
合)は(ステップS3)、和英辞書データベース45内
を検索できる状態にする(ステップS4)と共に、カナ
キーテーブル43を文字入力用のキーテーブルにセット
して(ステップS5)、処理を終了する。逆に、キーボ
ード10が英和辞書モード位置にセットされていると判
断した場合(例えばキーボード切換検出部50からの信
号がない場合)は(ステップS3)、英和辞書データベ
ース46内を検索できる状態にする(ステップS6)と
共に、アルファベットキーテーブル44を文字入力用の
キーテーブルにセットして(ステップS7)、処理を終
了する。
【0028】また、キートップ11の各キー11aで
は、キー機能表示板14の上面14aに印刷された文字
の一方が、透明部11bから確認可能である。この確認
可能な文字が各キー11aのキー機能表示となる。ここ
で、上述した上面14aには、平仮名表示と英字表示と
が、一定幅離して左右に並んで印刷表示されており、ま
た、前記一定幅はキーボード10のスライドストローク
に等しい。従って、キーボード10がスライドすると、
各キー11aのキー機能表示も切り替わる。
【0029】以上より、本発明の第1の実施の形態であ
る電子機器1によれば、キーボード10を左右にスライ
ドさせるのみで、辞書モードおよび入力モードを切り替
えることができる。また、同時にキートップ11のキー
機能表示も切り替わる。従って、簡単に辞書モード・入
力モードを切り替えられるとともに、現在の辞書モード
・入力モードを簡単に確認できる。キーボード10をス
ライドさせる構成としたため、切換操作はキーボード1
0自体を直接手で左右にスライドさせるのみとなる。す
なわち、切換操作は容易になる。また、キーボード10
に切換のための特別なスイッチを設ける必要はない。
【0030】〔第2の実施の形態〕図6は、本発明の第
2の実施の形態である電子機器2の正面概略図である。
電子機器2は、電子機器1と概略同じ構成であるが、キ
ーボード10のキートップ11を電子機器2本体に固定
し、キー機能表示板14を電子機器2本体に対してスラ
イド可能に設け、導電体51(図示省略)をキー機能表
示板14の裏面の一端側縁部に設けた構成である。すな
わち、キー機能表示板14は、キーボード10にスライ
ド可能に内蔵されている。
【0031】ここで、キー機能表示板14は、図6中点
線で示すように、一つですべてのキー11aに対応して
いる。また、キー機能表示板14は一部に突起14bが
設けられている。突起14bはキートップ11の一部に
設けられた開口部11cから外部に飛び出している。な
お、突起14bを電子機器2本体の裏面に設けた開口部
から飛び出させてもよい。すなわち、キー機能表示板1
4は突起14bを摘んで動かすことで、左右にスライド
する。この際、導電体51が2つの端子52の導通をオ
ンオフさせることで、電子機器1の辞書モード・入力モ
ードの切替を行う。同時に、キー機能表示板14とキー
トップ11の相対位置が変わるため、電子機器1と同様
にキートップ11の機能表示が切り替わる。
【0032】従って、電子機器2によれば、電子機器1
と同様に、簡単に辞書モード・入力モードを切り替えら
れるとともに、現在の辞書モード・入力モードを簡単に
確認できる。また、キートップ11はスライドせず固定
としたので、キートップ11を大きくすることができ
る。
【0033】〔第3の実施の形態〕図7は、本発明の第
3の実施の形態である電子機器3の正面概略図である。
電子機器3は、概略は電子機器1と同じ構成であるが、
表示部20とキーボード10とを同一筐体上面に設けて
ある。また、キーボード10は、シートキー15の上に
キーカバー16(キートップ)を重ねた構成である。こ
こで、シートキー15は電子機器3本体に固定され、キ
ーカバー16は電子機器3本体に対してスライド可能で
ある。
【0034】シートキー15は、図8の正面図に示すよ
うに、周知のシートキーの各キー15a上面に、平仮名
表示(例えば右側)と英字表示(例えば左側)とを一定
幅離して左右に並べて印刷したものである。ここで、前
記一定幅はキーカバー16のスライドストロークに等し
い。
【0035】キーカバー16は、開口部16aを、シー
トキー15の各キー毎に備える。開口部16aの大きさ
はシートキー15上面の文字一つよりやや大きい程度で
あり、、二つの文字が開口部16aから透けて見えるこ
とはない。また、開口部16aおよびその周辺は、例え
ば弾性樹脂製とすることで、押下力をシートキー15に
伝える構成となっている。また、キーカバー16は導電
体51を裏面の一端側縁部に備える。
【0036】すなわち、電子機器3においては、主要機
能は電子機器1と同じであるが、辞書モード・入力モー
ドの切換をキーカバー16をスライドさせることで行
う。この際、シートキー15の上面に印刷された文字の
一方が、開口部16aから確認可能である。ここで、シ
ートキー15の上面には、平仮名表示と英字表示とが、
一定幅離して左右に並んで印刷表示されており、また、
前記一定幅はキーカバー16のスライドストロークに等
しい。従って、キーカバー16がスライドすると、シー
トキー15の各キー機能表示も切り替わる。
【0037】従って、電子機器3によれば、簡単に辞書
モード・入力モードを切り替えられると共に、現在の辞
書モード・入力モードを簡単に確認できる。また、汎用
品で安価シートキーボードとキーカバーを用いた簡単な
構造となるため、簡単且つ安価に上述の効果を得られ
る。
【0038】なお、以上の各実施の形態においては、和
英モードと英和モードの2段階切換としたが、例えば計
算機モードを含めるなど、さらに複数のモードを加えて
もよい。この場合は、キーボード切換検出部50を複数
設け、各キーボード切換検出部50の信号に従ってモー
ドを切り替える構成とすればよい。また、電子機器1〜
3を電子辞書としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、電子手帳、携帯電話やページャ等の携帯通信
端末、携帯型コンピュータとしてもよい。また、透明部
11bを開口部としてもよく、また開口部16aを透明
弾性材により構成される透明部としてもよい。さらに、
具体的な入力モードやキーボード切換検出部50の構成
等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、入力モー
ドを切り替える際に、キートップとキー機能表示部との
相対位置を切り替えてキー表示を現在のキー機能表示に
切り替えることで、現在の入力モード及び各キーのキー
機能を簡単に確認できるようになる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、、キートッ
プとキー機能表示部との相対位置を切り替えるのみで入
力モードとキー機能表示の双方が切り替えられるため、
簡単に入力モードの切換を行え、かつ、簡単に現在の入
力モード及び各キーのキー機能の確認を行える。
【0041】請求項3記載の発明によれば、直接的に各
キーの現在のキー機能を確認できる。また、各キー及び
そのキー機能表示をより大きくしてその操作性を向上さ
せることができる。
【0042】請求項4記載の発明によれば、キートップ
自体をスライドさせる構成としたため、切換操作はキー
自体を直接手で左右にスライドさせるのみとなる。すな
わち、切換操作は容易になる。また、キートップに切換
のための特別なスイッチを設ける必要はない。
【0043】請求項5記載の発明によれば、キーをスラ
イドせず固定して、キー機能表示部をスライドするよう
にしたので、キーを大きく作ることができる。
【0044】請求項6記載の発明によれば、汎用品で安
価なシートキーボードとキーカバーを用いた簡単な構造
となるため、簡単且つ安価に上述した効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態の電子機器
の斜視概略図である。
【図2】図1の電子機器の構成の概略を説明するブロッ
ク図である。
【図3】図1の電子機器の正面概略図である。
【図4】図1の電子機器のキーボードの縦断面概略図で
ある。
【図5】図1の電子機器の動作の一部を説明するフロー
チャートである。
【図6】本発明を適用した第2の実施の形態の電子機器
の正面概略図である。
【図7】本発明を適用した第3の実施の形態の電子機器
の斜視概略図である。
【図8】図7の電子機器に用いるシートキーボードの平
面概略図である
【符号の説明】
1、2、3 電子機器 11 キートップ 11a キー 11b 透明部 14 キー機能表示板(キー機能表示部) 15 シートキーボード 15a キー 30 CPU(変換手段) 50 キーボード切換検出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キートップと、各キーのキー機能表示を外
    部から確認可能に表示したキー機能表示部と、を備えた
    電子機器のキー構造において、 前記キー機能表示部は、前記キートップとの相対位置が
    変更可能であり、外部から確認可能なキー機能表示が、
    前記相対位置の変更に従って切り替わることを特徴とす
    る電子機器のキー構造。
  2. 【請求項2】前記相対位置を検出する位置検出手段と、 前記キーを押下することで出力されるキー信号を、前記
    位置検出手段の検出信号に応じたキー機能信号に変換す
    る変換手段と、 を備え、 外部から確認可能なキー機能表示が、前記相対位置の変
    更に従って、該相対位置におけるキー機能の表示に切り
    替わること、 を特徴とする請求項1記載の電子機器のキー構造。
  3. 【請求項3】前記キートップと前記キー機能表示部とは
    重なり、 前記キートップは、前記キー機能表示部のキー機能表示
    を外部から確認可能にする透明部若しくは開口部を前記
    キー毎に備え、 前記相対位置の変更によって前記透明部若しくは開口部
    の下に位置するキー機能表示が切り替わることを特徴と
    する請求項1又は2記載の電子機器のキー構造。
  4. 【請求項4】前記キー機能表示部を電子機器本体に固定
    し、前記キートップを前記電子機器本体に対してスライ
    ド可能に設けることで、前記相対位置が変更可能である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子
    機器のキー構造。
  5. 【請求項5】前記キーを電子機器本体に固定し、前記キ
    ー機能表示部を前記電子機器本体に対してスライド可能
    に設けることで、前記相対位置が変更可能であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器の
    キー構造。
  6. 【請求項6】シートキーボードの各キーにキー機能表示
    を表示し、該シートキーボードを前記キー機能表示部と
    して用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載の電子機器のキー構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007115027A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Kyocera Mita Corp 電子機器装置
WO2009119866A1 (ja) 2008-03-27 2009-10-01 日本電気株式会社 通信機器、通信機器の機能表示方法、通信機器のプログラムの記録媒体

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