JP2002006512A - 微細パターン形成方法、微細パターン形成用材料、およびこの微細パターン形成方法を用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents

微細パターン形成方法、微細パターン形成用材料、およびこの微細パターン形成方法を用いた半導体装置の製造方法

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JP2002006512A
JP2002006512A JP2000184815A JP2000184815A JP2002006512A JP 2002006512 A JP2002006512 A JP 2002006512A JP 2000184815 A JP2000184815 A JP 2000184815A JP 2000184815 A JP2000184815 A JP 2000184815A JP 2002006512 A JP2002006512 A JP 2002006512A
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JP2000184815A
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Toshiyuki Toyoshima
利之 豊島
Naoki Yasuda
直紀 保田
Takeo Ishibashi
健夫 石橋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のパターンサイズの縮小を適用したリソ
グラフィ技術では、通常のフォトリソグラフィ技術の解
像限界を越える微細パターン形成ができるが、形成時の
レジスト膜厚も減少し、後工程のドライエッチングで十
分な耐エッチング性が確保できない。 【解決手段】 酸成分を含む第1の上層膜でレジストパ
ターンを覆い、さらにその上に塩基成分を含む第2の上
層膜を形成した後、熱処理により酸成分を第1のレジス
トパターン中に、塩基成分を第1の上層膜中にそれぞれ
拡散して、レジストパターン中に溶解化層を形成しつつ
第1の上層膜と第2の上層膜の界面近傍で酸成分を塩基
成分により中和させて、溶解化層を除去してパターン幅
を縮小する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細パターンの形
成方法、微細パターン形成用材料およびこの微細パター
ン形成を適用した半導体装置の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体デバイスの超高集積化に伴
い、その製造プロセスにおける加工寸法も著しく向上し
つつある。フォトリソグラフィ技術はかかる加工精度と
寸法向上を支える根幹技術であり、現在ではサブミクロ
ンレベルの加工を実現している。
【0003】一般に微細パターンの形成方法としては、
被パターン形成対象物上にレジストを塗布し、マスクパ
ターンを介して紫外線等の活性光線を照射してレジスト
パターンを形成し、このレジストパターンをマスクとし
て、被パターン形成対象物である下地の各種薄膜をエッ
チング等して行われている。
【0004】かかる微細パターン形成方法では、加工精
度はフォトリソグラフィ技術に強く依存している。半導
体装置の集積度は年々高まりつつあり、フォトリソグラ
フィ技術においてもより高い加工精度が要求されてい
る。
【0005】フォトリソグラフィ技術は、レジスト塗
布、マスク合せ、露光、現像の各工程で構成されるが、
加工精度向上に関しては露光光源の波長の制約から限界
に達しており、新たにより短波長の露光光源を開発しな
い限り、大幅な加工精度の向上はもはや望めない。しか
しながら、かかる露光光源の開発は技術的に多大の困難
を招来する。
【0006】そのため、我々は、これまでにフォトリソ
グラフィ技術における露光光源の波長限界を上回るパタ
ーンサイズ縮小を実現する方法(特開平2000−35
672号公報に開示)、すなわち通常のフォトリソグラ
フィプロセスで形成したレジストパターンに上層膜を塗
布、加熱、現像するだけの簡便な処理でレジストパター
ン幅を露光限界以下に縮小することにより、フォトリソ
グラフィ技術の解像限界を大幅に凌駕する微細パターン
形成方法を可能にした。
【0007】特開平2000−35672号公報に開示
された従来のレジストパターン形成方法を図7に基づい
て説明する。まず、通常のフォトリソグラフィ技術によ
り半導体基板2上に下地レジストパターン3aを形成す
る。図7(a)にレジストパターン形成後の断面図を示
す。レジストパターン3a上にスピンコート等の方法に
よりさらに上層膜4を形成する。図7(b)に上層膜4
形成後の断面図を示す。なお、この工程で使用する上層
膜4は紫外線が照射された場合、酸を発生する成分を含
有している。
【0008】次にガラスマスク1’を介して上層膜4に
紫外線を照射する。この紫外線の作用により、上層膜4
中に酸成分6が発生する。この様相を図7(c)に示
す。なおガラスマスク1で遮光されている部分は紫外線
が上層膜4中に到達しないため、酸成分6は発生しな
い。
【0009】紫外線照射後の加熱処理により、上層膜4
中の酸成分6は下地レジストパターン3aの上面と側面
からレジスト中に熱拡散する。この様相を図7(d)に
示す。ここで、下地レジストパターン3aの上面と側面
の酸成分6が熱拡散した部分8は、レジスト剥離液に対
し可溶化する性質を呈する。すなわちレジストパターン
3a中に溶解化層8が形成される。
【0010】現像処理により上層膜4および下地レジス
トパターン3aの上面と側面の酸成分6を含有した溶解
化層8を除去する。図7(e)に現像処理後の断面図を
示す。図7(e)から明らかなように、本発明によれば
通常のフォトリソグラフィ技術で得られる第1のレジス
トパターン3a中の、さらに酸成分6の拡散により形成
された溶解化層8を除去するので、従来のレジストパタ
ーン3aに比してより微細なパターン3b’が選択的に
容易に形成できる。
【0011】従来の発明では、上述したように通常のフ
ォトリソグラフィ技術の解像限界を大幅に上回る微細パ
ターン形成を可能にしたが、使用する下地レジスト材料
によっては、レジストパターン幅の縮小とともに形成時
のレジストパターンの膜厚が減少する現象も付随的に発
生し、レジスト膜厚が著しく減少すると、後工程のドラ
イエッチング等において十分な耐エッチング性が確保で
きない問題が発生する場合があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
通常の露光によるフォトリソグラフィ技術では、その波
長の限界を超える微細なレジストパターンの形成は困難
であった。その対策として我々は、露光光源の波長限界
を超える高い加工精度でかつ簡易なレジストパターン形
成方法を発明したが、下地レジスト材料によっては、溶
解化層除去時の膜厚減少が顕著になり、十分な耐エッチ
ング性が確保できない不具合が発生した。
【0013】本発明は、半導体装置の製造に不可欠なレ
ジストラインパターン、又は孤立パターンの微細化にお
いて、パターン形成時にレジストパターンの膜厚減少が
ないため十分な耐エッチング性が確保でき、かつ露光光
源の波長限界を超える微細なレジストパターンを安定に
形成する方法およびこの方法に用いられる微細パターン
形成用材料を提供するものである。
【0014】さらに、かかる微細パターン形成方法を用
いた半導体装置の製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る微細パター
ン形成方法は、被エッチング層上にレジスト膜を形成す
る工程と、レジスト膜に所定の第1のレジストパターン
を形成する工程と、レジスト膜を溶解化させる酸成分を
含む第1の上層膜を、第1のレジストパターンの上面お
よび側面を被覆するように形成する工程と、塩基成分を
含む第2の上層膜を第1の上層膜上に形成する工程と、
加熱処理によって第1の上層膜中の酸成分を第1のレジ
ストパターンの側面に、第2の上層膜中の塩基成分を第
1の上層膜中にそれぞれ拡散させることにより、第1の
レジストパターンの側面に溶解化層を形成する工程と、
第2の上層膜、第1の上層膜および溶解化層を除去する
ことにより第1のレジストパターンに比してパターン幅
が縮小した第2のレジストパターンを形成する工程と、
を含んでなることとしたものである。
【0016】本発明に係る微細パターン形成方法は、被
エッチング層上にレジスト膜を形成する工程と、レジス
ト膜に所定の第1のレジストパターンを形成する工程
と、レジスト膜を溶解化させる酸成分を光照射によって
発生させる光酸発生剤を含む第1の上層膜を、第1のレ
ジストパターンの上面および側面を被覆するように形成
する工程と、塩基成分を含む第2の上層膜を第1の上層
膜上に形成する工程と、パターン幅の縮小化を図る領域
を選択的に光照射して第1の上層膜中の光照射部分に酸
成分を発生させる工程と、加熱処理によって第1の上層
膜中の酸成分を第1のレジストパターンの側面に、第2
の上層膜中の塩基成分を第1の上層膜中にそれぞれ拡散
させることにより、第1のレジストパターンの側面に溶
解化層を形成する工程と、第2の上層膜、第1の上層膜
および溶解化層を除去することにより第1のレジストパ
ターンに比してパターン幅が縮小した第2のレジストパ
ターンを形成する工程と、を含んでなることとしたもの
である。
【0017】また本発明に係る微細パターン形成方法
は、レジスト膜を化学増幅型レジストからなる膜とした
ものである。
【0018】また本発明に係る微細パターン形成方法
は、酸成分を水溶性の酸としたものである。
【0019】また本発明に係る微細パターン形成方法
は、光酸発生剤が水溶性であることとしたものである。
【0020】また本発明に係る微細パターン形成方法
は、塩基成分を水溶性の塩基あるいは光塩基発生剤とし
たものである。
【0021】また本発明に係る微細パターン形成方法
は、溶解化層をアルカリ水溶液からなる現像液によって
溶解除去することとしたものである。
【0022】本発明に係る第2の上層膜に用いるパター
ン形成用材料は、水溶性樹脂を母材とし、加熱処理によ
り拡散しうる塩基成分を含有してなる酸成分中和用微細
パターン形成用材料を用いることとしたものである。
【0023】本発明に係る半導体装置の製造方法は、半
導体基板上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜
に所定の第1のレジストパターンを形成する工程と、レ
ジスト膜を溶解化させる酸成分を含む第1の上層膜を、
第1のレジストパターンの上面および側面を被覆するよ
うに形成する工程と、塩基成分を含む第2の上層膜を第
1の上層膜上に形成する工程と、加熱処理によって第1
の上層膜中の酸成分を第1のレジストパターンの側面
に、第2の上層膜中の塩基成分を第1の上層膜中にそれ
ぞれ拡散させることにより、第1のレジストパターンの
側面に溶解化層を形成する工程と、第2の上層膜、第1
の上層膜および溶解化層を除去することにより第1のレ
ジストパターンに比してパターン幅が縮小した第2のレ
ジストパターンを形成する工程と、を含んでなることと
したものである。
【0024】本発明に係る半導体装置の製造方法は、半
導体基板上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜
に所定の第1のレジストパターンを形成する工程と、レ
ジスト膜を溶解化させる酸成分を光照射によって発生さ
せる光酸発生剤を含む第1の上層膜を、第1のレジスト
パターンの上面および側面を被覆するように形成する工
程と、塩基成分を含む第2の上層膜を第1の上層膜上に
形成する工程と、パターン幅の縮小化を図る領域を選択
的に光照射して第1の上層膜中の光照射部分に酸成分を
発生させる工程と、加熱処理によって第1の上層膜中の
酸成分を第1のレジストパターンの側面に、第2の上層
膜中の塩基成分を第1の上層膜中にそれぞれ拡散させる
ことにより、第1のレジストパターンの側面に溶解化層
を形成する工程と、第2の上層膜、第1の上層膜および
溶解化層を除去することにより第1のレジストパターン
に比してパターン幅が縮小した第2のレジストパターン
を形成する工程と、を含んでなることとしたものであ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、微細分離
されたレジストパターン形成に用いるマスクパターンの
例を示す図であり、ガラスマスク1上に形成されてい
る。例示されたマスクパターンはライン状のパターンで
ある。図2は、本発明の実施の形態1の微細パターン形
成のプロセスフローを表す。図中、1、1’はガラスマ
スク、2は半導体基板、3はレジスト膜、3aはレジス
トパターン、3bは溶解化層除去後のレジストパター
ン、30aはレジスト中で露光光線が照射された部分、
30bはレジスト中で露光光線が照射されなかった部
分、4は第1の上層膜、5は第2の上層膜、6は第1の
上層膜中の酸成分、7は第2の上層膜中の塩基成分、8
は溶解化層、をそれぞれ示す。
【0026】図1及び図2を参照しながら、実施の形態
1の微細レジストパターン形成方法を説明する。まず、
図2(a)で示すように、半導体基板2にレジスト3を
塗布する。レジスト膜厚としては、例えば0.5〜1.0
μm程度の膜厚が望ましい。レジスト3は半導体基板2
上にスピンコート等の方法により塗布し、プリべーク、
すなわち70〜110℃の加熱温度で1分程度の熱処理
を施してレジスト3中の溶剤を蒸発させる。
【0027】次に、第1のレジストパターン3aを形成
するために、g線、i線、または、Deep−UV、K
rFエキシマ、ArFエキシマ、EB(電子線)、X−
ray等、使用したレジスト3の感度波長に対応した露
光光源を用い、図1に示すようなライン状のパターンを
含むガラスマスク1を介して投影露光する。この様相を
図2(b)に示す。ガラスマスク1で遮光されているか
否かにより、レジスト3で露光光線が照射された部分3
0a、露光光線が照射されなかった部分30b、がそれ
ぞれ形成される。
【0028】本工程で使用するレジスト3の材料として
は、レジスト3中に酸成分が拡散した場合に所定の現像
液に対してその拡散部分のみが可溶化し、その他の部分
は可溶化しない性質を具備するものであれば特に限定さ
れるものではない。またレジスト3はポジ型、ネガ型レ
ジストのどちらでもよい。なお、以下の説明ではポジ型
レジストを用いた場合について説明する。
【0029】レジスト3の材料として具体的には、化学
増幅型レジストが好適であるが、ノボラック樹脂とナフ
トキノンジアジドから構成されるg線、i線レジストの
適用も可能である。さらに、上述したようにレジストに
酸成分が拡散した場合に所定の現像液に対してその拡散
部分のみが可溶化し、他の部分は可溶化しない性質を具
備するような感光性レジストであれば特に限定されるも
のではない。ちなみに化学増幅型レジストでは、光や電
子線、X線等による酸触媒の生成反応が起り、生成した
酸の触媒により引き起こされる増幅反応が利用される。
【0030】ポジ型の化学増幅型レジストとして、さら
に具体的には、ポリビニルフェノールの水酸基をt−ブ
トキシカルボニル基等の保護基で保護したものを用い、
かつプロトン発生剤としてオニウム塩を用いたものが挙
げられる。一方、ネガ型の化学増幅型レジストとして
は、樹脂にポリビニルフェノール、プロトン発生剤とし
てハロゲン化物、架橋剤としてメラミン誘導体を用いた
三成分系のレジストが挙げられる。レジスト3の露光を
行った後、必要に応じて露光後加熱(PEB、Post Exp
osure Bake)を、例えば50〜130℃のPEB温度の
範囲で行い、レジスト3の解像度を向上させる。
【0031】次に、例えば、テトラメチルアンモニウム
ハイドロオキサイド(TMAH、Tetramethylammoniumh
ydroxide)等の0.05〜3.0重量%のようなアルカリ
水溶液を用いて現像する。図2(c)にパターン形成後
の第1のレジストパターン3aの断面図を示す。
【0032】現像処理後、必要に応じて、ポストデベロ
ッピングベークを適用する。条件としては、例えば、ベ
ーク温度60〜120℃で60秒が好適であるが、かか
る熱処理は後工程の酸や塩基の拡散反応に影響を与える
ため、適用するレジスト3に併せて好適な温度に設定す
る。以上の工程は、レジスト3の材料上の制約を除け
ば、一般的なリソグラフィ技術によるレジストパターン
の形成方法と同様である。
【0033】次に、図2(d)に示すように、酸成分を
供給可能な材料を主成分とする第1の上層膜4を第1の
レジストパターン3a上に塗布する。なお、第1の上層
膜4はレジスト3を溶解しない溶剤に対して溶解する性
質を有する材料が選択されている。
【0034】第1の上層膜4としては、水溶性樹脂の単
独あるいはそれらの2種類以上の混合物に、塩酸、ある
いは酢酸エチル等の水溶性の酸性物質を混合してもよ
く、さらに水溶性樹脂の単独あるいはそれらの2種類以
上の混合物に紫外線等の照射により酸成分を発生する光
酸発生剤を混合して用いてもよい。第1の上層膜4とし
て混合物を用いる場合には、それらの材料組成は適用す
るレジスト材料あるいは設定した反応条件等により、最
適な組成を設定すれば良く、特に限定されるものではな
い。
【0035】第1の上層膜4に適用可能な水溶性樹脂組
成物の具体例としては、図3に示すような、それ自体が
酸性のベースポリマーを用いるポリアクリル酸、あるい
はベースポリマー自体は中性で、酸成分を添加させて用
いるポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、等
が挙げられる。
【0036】しかしながら、第1の上層膜4用材料はこ
れら以外でも、水に溶解し、かつ酸成分の混合が可能で、
安定な材料であれば特に限定されるものではない。ま
た、分子量も限定されるものではなく、膜厚、プロセス
条件によって、適宜用いればよい。
【0037】第1の上層膜材料溶液に用いられる溶媒と
しては、水、あるいはレジストパターンを溶解しない範囲
でアルコール、γ−ブチロラクトン、乳酸エチル、NM
P(N−メチルピロリドン)等の水溶性有機溶媒を混合
したものが好適である。
【0038】なお、第1の上層膜4中に、テトラメチル
アンモニウムハイドロオキサイド、エタノールアミン、
アンモニア等の有機塩基成分を添加することにより、第
1の上層膜4の成膜性向上または酸拡散長の抑制を図る
ことができる。また、第1の上層膜4中に界面活性剤を
添加し、第1の上層膜4の成膜性を向上させることがで
きる。
【0039】光照射により酸成分を生じる酸発生剤とし
ては、図4に示すような、例えばみどり化学(株)製の水
溶性でかつ紫外線照射により酸を発生するNDS105
(p-phenylaminobenzenediazonium sulfate)、NDS
155(2-Methoxy-4-phenylaminobenzenediazonium su
lfate)、NDS165(2-Methoxy-4phenylaminobenze
ndiazonium p-toluenesulfate)、等のスルホン酸系の
酸発生剤、あるいは、NAI100(4-hydroxy naphth
yldimethylsulfonium triphlate)、NAI101(4,8
-hydroxy naphthyldimethylsulfonium triphlate)、N
AI105(4,7-hydroxy naphthyldimethylsulfonium
triphlate)等のトリフレート系の酸発生剤、あるい
は、PA101、DAM101、102、105等が好
適である。しかし、酸発生剤は、ここに示した化合物の
みならず、水あるいはアルコールを混合した水溶液に溶
解し、紫外線照射により酸を発生する化合物であれば特
に限定されるものではない。
【0040】第1の上層膜4の塗布方法としては、第1
のレジストパターン3a上に均一に塗布可能であれば、
特に限定される訳ではなく、スプレーによる塗布、回転
塗布、あるいはレジスト溶液中に浸漬、つまりディッピ
ングにより塗布することも可能である。
【0041】第1の上層膜4の塗布後、必要に応じてプ
リベークする。プリベーク条件としては、例えばベーク
温度85℃で60秒が好適である。次に、図2(e)に
示すように、第1の上層膜4上に第2の上層膜5を塗布
する。ここで第2の上層膜5は、塩基成分7を供給可能
な材料を主成分とする。
【0042】第2の上層膜5としては、塩基性の水溶性
樹脂の単独あるいはそれらの2種類以上の混合物が適用
可能である。また、水溶性樹脂の単独あるいはそれらの
2種類以上の混合物に水溶性の塩基性物質を混合しても
よく、さらに水溶性樹脂の単独あるいはそれらの2種類
以上の混合物に紫外線等の照射により塩基成分を発生す
る光塩基発生剤を混合して用いてもよい。第2の上層膜
5として混合物を用いる場合には、それらの材料組成は
適用する第1の上層膜材料あるいは設定した反応条件等
により、最適な組成を設定すれば良く、特に限定される
ものではない。
【0043】第2の上層膜5に適用可能な水溶性樹脂組
成物の具体例としては、図3に示すような、ポリアクリ
ル酸、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、
等が有効であるが、これらに限定されるものではなく、
水に溶解し酸性分の混合が可能で、安定な材料であれば
特に限定されるものではない。 また、分子量も限定され
るものではなく、膜厚、プロセス条件によって適宜用い
ればよい。また、第2の上層膜材料溶液に用いられる溶
媒としては水が好適である。
【0044】第2の上層膜5中に混合する塩基成分とし
ては、アミノ化合物、イミノ化合物、水酸化物、ピリジ
ン塩基、およびそれらの化合物塩等が挙げられる。
【0045】例えば、テトラメチルアンモニムヒドロキ
シド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、テトラ
メチルアンモニウムハイドロオキサイド、エタノールア
ミン、トリエチルアミン、アンモニア、メチルアミン、
エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ヘキシ
ルアミン、シクロヘキシルアミン、デシルアミン、セシ
ルアミン、ヒドラジン、テトラメチレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、ベンジルアミン、アニリン、ナフ
チルアミン、フェニレンジアミン、トルエンジアミン、
ジアミノジフェニルメタン、ヘキサメチルテトラミン、
ピペリジン、ピペラジン等の水溶性の塩基性物質が好適
であるが、特にこれらに限定されるものではなく、水に
溶解し、水溶性樹脂中に安定して混合することが可能で
あれば特に限定されるものではない。
【0046】混合量については、膜厚、プロセス条件、
あるいは、下地となる第1の上層膜材料の種類によっ
て、適宜決定すればよい。また、塩基性物資は、単独、
あるいはそれらの2種類以上を混合して用いても有効で
ある。
【0047】紫外線等の照射により発生する塩基成分
は、紫外線照射による発生効率や有機膜(上層剤)溶液
への溶解性等の点から有機アミン類が特に好ましい。発
生する有機アミン類は脂肪族系でも芳香族系でも良く、
また1官能でも多官能でも良い。
【0048】このような有機アミン類を発生する塩基発
生材剤の具体例としては、アンモニア、メチルアミン、
エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ヘキシ
ルアミン、シクロヘキシルアミン、デシルアミン、セシ
ルアミン、ヒドラジン、テトラメチレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、ベンジルアミン、アニリン、ナフ
チルアミン、フェニレンジアミン、トルエンジアミン、
ジアミノジフェニルメタン、ヘキサメチルテトラミン、
ピペリジン、ピペラジン等が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。これらの有機アミン類を発生す
る塩基発生剤は単独で用いてもよく、2種以上混合して
用いてもよい。
【0049】また上述の塩基成分を発生する光塩基発生
剤の具体例としては、ヘキサアンモニアコバルト過塩素
酸塩、ヘキサプロピルアミンコバルト過塩素酸塩、ヘキ
サメチルアミンコバルト過塩素酸塩、ブロモペンタプロ
ピルアミンコバルト過塩素酸塩、ブロモペンタアンモニ
アコバルト過塩素酸塩、ブロモペンタメチルアミンコバ
ルト過塩素酸塩、[[(2-ニトロベンジル)オキシ]カルボ
ニル]メチルアミン、[[(2-ニトロベンジル)オキシ]カル
ボニル]エチルアミン、[[(2-ニトロベンジル)オキシ]カ
ルボニル]プロピルアミン、[[(2-ニトロベンジル)オキ
シ]カルボニル]ヘキシルアミン、[[(2-ニトロベンジル)
オキシ]カルボニル]シクロヘキシルアミン、[[(2-ニト
ロベンジル)オキシ]カルボニル]アニリン、[[(2-ニトロ
ベンジル)オキシ]カルボニル]ピペリジン、ビス[[(2-ニ
トロベンジル)オキシ]カルボニル]ヘキサメチレンジア
ミン、ビス[[(2-ニトロベンジル)オキシ]カルボニル]フ
ェニレンジアミン、ビス[[(2-ニトロベンジル)オキシ]
カルボニル]ヘキサメチレンジアミン、ビス[[(2-ニトロ
ベンジル)オキシ]カルボニル]トルエンジアミン、ビス
[[(2-ニトロベンジル)オキシ]カルボニル]ジアミノジフ
ェニルメタン、ビス[[(2-ニトロベンジル)オキシ]カル
ボニル]ピペラジン、[[(2,6-ジニトロベンジル)オキシ]
カルボニル]エチルアミン、[[(2,6-ジニトロベンジル)
オキシ]カルボニル]プロピルアミン、[[(2,6-ジニトロ
ベンジル)オキシ]カルボニル]ヘキシルアミン、[[(2,6-
ジニトロベンジル)オキシ]カルボニル]シクロヘキシル
アミン、[[(2,6-ジニトロベンジル)オキシ]カルボニル]
アニリン、[[(2,6-ジニトロベンジル)オキシ]カルボニ
ル]ピペリジン、ビス[[(2,6-ジニトロベンジル)オキシ]
カルボニル]ヘキサメチレンジアミン、ビス[[(2,6-ジニ
トロベンジル)オキシ]カルボニル]フェニレンジアミ
ン、ビス[[(2,6-ジニトロベンジル)オキシ]カルボニル]
ヘキサメチレンジアミン、ビス[[(2,6-ジニトロベンジ
ル)オキシ]カルボニル]トルエンジアミン、ビス[[(2,6-
ジニトロベンジル)オキシ]カルボニル]ジアミノジフェ
ニルメタン、ビス[[(2,6-ジニトロベンジル)オキシ]カ
ルボニル]ピペラジン、[[(α,α-ジメチル-3,5-ジメト
キシベンジル)オキシ]カルボニル]メチルアミン、
[[(α,α-ジメチル-3,5-ジメトキシベンジル)オキシ]カ
ルボニル]エチルアミン、[[(α,α-ジメチル-3,5-ジメ
トキシベンジル)オキシ]カルボニル]プロピルアミン、
[[(α,α-ジメチル-3,5-ジメトキシベンジル)オキシ]カ
ルボニル]ヘキシルアミン、[[(α,α-ジメチル-3,5-ジ
メトキシベンジル)オキシ]カルボニル]シクロヘキシル
アミン、[[(α,α-ジメチル-3,5-ジメトキシベンジル)
オキシ]カルボニル]アニリン、[[(α,α-ジメチル-3,5-
ジメトキシベンジル)オキシ]カルボニル]ピペリジン、
ビス[[(α,α-ジメチル-3,5-ジメトキシベンジル)オキ
シ]カルボニル]ヘキサメチレンジアミン、ビス[[(α,α
-ジメチル-3,5-ジメトキシベンジル)オキシ]カルボニ
ル]フェニレンジアミン、ビス[[(α,α-ジメチル-3,5-
ジメトキシベンジル)オキシ]カルボニル]ジアミノジフ
ェニルメタン、ビス[[(α,α-ジメチル-3,5-ジメトキシ
ベンジル)オキシ]カルボニル]トルエンジアミン、ビス
[[(α,α-ジメチル-3,5-ジメトキシベンジル)オキシ]カ
ルボニル]ピペラジン、プロピオニルアセトフェノンオ
キシム、プロピオニルベンゾフェノンオキシム、プロピ
オニルアセトンオキシム、ブチリルアセトフェノンオキ
シム、ブチリルベンゾフェノンオキシム、ブチリルアセ
トンオキシム、アジポイルアセトフェノンオキシム、ア
ジポイルベンゾフェノンオキシム、アジポイルアセトン
オキシム、アクロイルアセトフェノンオキシム、アクロ
イルベンゾフェノンオキシム、アクロイルアセトンオキ
シム等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
【0050】これらの塩基発生剤は単独で用いてもよ
く、2種以上混合して用いてもよい。また、塩基発生剤
の添加量は、第2の上層膜5を構成する樹脂組成物中、
0.01〜50重量%の範囲が好ましい。50重量%を
超える場合は保存安定性に劣る傾向があるからである。
【0051】第2の上層膜5の塗布方法としては、例え
ばスプレーによる塗布、回転塗布、あるいは第2の上層
膜材料溶液中に浸漬、つまりディッピングすることによ
り塗布すること等が挙げられるが、第1の上層膜4上に
均一に塗布可能な方法であれば、特に限定されるもので
はない。
【0052】第2の上層膜5の塗布後、必要に応じてプ
リベークを実施する。プリベーク条件としては、例えば
ベーク温度85℃でベーク時間60秒が好適である。
【0053】次に、図2(f)に示すように、半導体基
板2に形成された第1のレジストパターン3a上に形成
された第1の上層膜4と第2の上層膜5に対して、ガラ
スマスク1’を介して、レジストパターンを縮小させた
い所望の領域に選択的に紫外線を照射する。照射する紫
外線は、第1の上層膜4中に含まれる光酸発生剤の吸収
波長に相当し、かつ第1のレジストパターン3aが殆ど
吸収しない波長を選択する。
【0054】紫外線照射後、半導体基板2に形成された
第1のレジストパターン3aと第1の上層膜4と第2の
上層膜5とを加熱処理、つまりミキシングベーク(以下
必要に応じMBと略記する。)する。MB温度は、例え
ば85℃〜150℃の範囲が望ましい。
【0055】MBベークによる加熱は、図2(g)に示
すように、第2の上層膜5から第1の上層膜4への塩基
成分7の拡散を促進させ、第1の上層膜4中と第2の上
層膜5との界面近傍に存在する酸成分6を中和して酸と
しての機能を失活させると同時に、第1の上層膜4から
第1のレジストパターン3a中へ失活されていない酸成
分6の拡散をも促進する。この結果、図2(h)に示す
ように、第1のレジストパターン3a中へ酸成分6が供
給され、第1のレジストパターン3a中の酸成分が拡散
した部分で溶解化反応が発生し、溶解化層8が形成され
る。
【0056】なお、第1の上層膜4中に酸性物質が含ま
れている場合は、上述の紫外線を照射させるまでもなく
酸成分が存在するので、MBベークによる加熱により第
1のレジストパターン3a中の酸成分が拡散した部分で
溶解化反応が発生し、溶解化層8が形成される。但し、
特定の第1のレジストパターン3aのみ溶解化層8を形
成することはできず、第1のレジストパターン3aすべ
てに一律に溶解化層8が形成される。
【0057】この場合のMB温度は85℃〜150℃の範
囲が望ましく、MB時間は、60〜120秒の範囲が好適
であるが、使用するレジスト材料の種類、必要とする溶
解化層8の厚みにより、最適な条件に設定すれば良い。
かかるMBベークによって誘発される溶解化反応により
第1のレジストパターン3a中に溶解化層8が形成され
る。
【0058】最後に、図2(i)に示すように、TMA
H等のアルカリ水溶液の現像液を用いて、酸性分6の拡
散により第1のレジストパターン3a中に形成された溶
解化層8、および第1の上層膜4、および第2の上層膜
5を溶解除去することにより、レジスト膜厚の減少が無
くかつ第1のレジストパターン3aよりもパターン幅が
縮小した第2のレジストパターン3bが得られた。な
お、現像残渣が発生し易い時は、アルカリ系現像液で現
像する前に、第1の上層膜4、および第2の上層膜5を
水洗浄により溶解除去してもよい。
【0059】以上、図2を参照して説明した微細パター
ン形成方法では、第1のレジストパターン3a上に第1
の上層膜4を形成した後に、さらに、塩基成分7を含む
第2の上層膜5を形成し、適当な露光処理により第1の
上層膜4中に酸成分6を発生させ、加熱処理により、第
2の上層膜5から第1の上層膜4への塩基成分7の拡散
を促進させ、第1の上層膜4と第2の上層膜5との界面
近傍に存在する酸成分6を塩基成分7によって中和し、
酸としての機能を失活させると同時に、第1の上層膜4
から第1のレジストパターン3aへ失活されていない酸
成分6の拡散を促進させ、第1のレジストパターン3a
中の酸成分6が拡散した部分に溶解化反応を発生させる
ことにより溶解化層8を設け、さらに現像液で溶解化層
8を除去することにより、通常のフォトリソグラフィ技
術より加工精度の高いレジストパターンが得られる。
【0060】以上、半導体基板2上に微細パターンを形
成する方法について詳細に説明したが、本発明の微細パ
ターン形成方法は、半導体基板2に限られず、半導体装
置の製造プロセスに応じて、シリコン酸化膜等の絶縁層
の上に形成する場合も適用可能であり、またポリシリコ
ン膜等の導電層の上に形成することも可能であることは
言うまでもない。つまり、本発明の微細パターンの形成
は、下地膜に制約されるものではなく、レジストパター
ンを形成できる基板であれば、どの場合においても適用
可能であり、必要に応じた基板上にパターン形成される
ものである。
【0061】また、本発明は、上述のように形成した微
細レジストパターンをマスクとして、下地の半導体基板
あるいは各種薄膜等の半導体基板をエッチングし、半導
体基板に微細スペース、あるいは微細ホール等を形成し
て、半導体装置を製造するものである。
【0062】本発明においては、第1の上層膜4から第
1のレジストパターン3aへの酸性分6の拡散と第2の
上層膜5から第1の上層膜4への塩基成分7の拡散を制
御し、第1のレジストパターン3a中に拡散する酸性分
6の拡散量と拡散層、すなわち溶解化層8の厚みを制御
することが重要である。拡散制御は適用する第1のレジ
ストパターン3aと第1の上層膜中4の酸性分との反応
性、第1のレジストパターン3aの形状、必要とする溶
解化層8の厚み、等に応じて、最適化することが望まし
い。
【0063】第1のレジストパターン3aと第1の上層
膜4から供給される酸成分6との拡散および可溶化反応
の制御は、プロセス条件の調整による手法と、第1の上
層膜4材料の組成を調整する手法がある。
【0064】架橋反応のプロセス的な制御手法として
は、(1)第1のレジストパターン3a作製時の加熱処
理条件を調整する、(2)MB温度、処理時間を調整す
る、等の手法が有効である。特に、拡散時間を調整する
ことにより、溶解化層8の層厚を所望の値に制御するこ
とが可能で、非常に反応制御性の高い手法である。
【0065】また、第1の上層膜4に用いる材料組成の
面からは、(3)適当な2種類以上の水溶性樹脂を混合
し、その混合比を調整することにより、第1のレジスト
パターン3aへの酸成分6の拡散量を制御する、(4)
水溶性樹脂に適当な界面活性剤を混合し、その混合比を
調整することにより、第1のレジストパターン3aへの
酸成分6の拡散量を制御する、等の手法が有効である。
【0066】しかしながら、これらの架橋反応の制御
は、一元的に決定されるものではなく、(1)第1の上
層膜材料中の酸成分の拡散のしやすさと酸成分に対する
反応性、(2)レジストパターンの形状、膜厚、(3)
必要とする可溶化層の膜厚、(4)使用可能な露光条
件、あるいはMB条件、(5)塗布条件、等の様々な条
件を勘案して決定する必要がある。
【0067】特に、第1のレジストパターン3aと第1
の上層膜4中の酸成分6との反応性は、レジスト材料の
組成により強く影響を受けることが判明している。した
がって、実際に本発明を半導体装置等の製造に適用する
場合には、上述した要因を勘案し、第1の上層膜4材料
の組成を最適化することが望ましい。従って、第1の上
層膜4に用いられる水溶性材料の種類とその組成比は、
特に限定されるものではなく、用いる材料の種類、熱処
理条件等に応じて最適化して用いる。
【0068】なお、第1の上層膜材料および第2の上層
膜材料溶液中に成膜性向上を目的として、界面活性剤、
例えば、3M社製のフロラード、三洋化成社製のノニポ
ール等の水溶性の界面活性剤を添加剤として加えてもよ
い。
【0069】実施例1.次に、上述の各実施の形態1に
基づいた実施例について説明する。レジスト3の材料と
して東京応化社製の化学増幅型エキシマレジストを用
い、第1のレジストパターン3aを形成した。以下、レ
ジストパターン形成について説明する。
【0070】まず、上述のレジストをSiウェハ2上に
滴下、回転塗布により膜厚約0.6μmとなるように成
膜した。次に、加熱温度90℃、加熱時間90秒でプリ
ベークを行い、レジスト3中の溶媒を乾燥させた。乾燥
後、KrFエキシマ縮小投影露光装置を用いて、図1に
示すようなマスクパターンを用いて露光した。露光後、
加熱温度100℃、加熱時間90秒でPEB処理を行
い、さらにアルカリ系現像液(東京応化社製、NMD−
W)を用いて現像を行い、図5に示すような断面形状を
呈するレジストパターン3aを得た。
【0071】第1の上層膜材料の水溶液を得るため、1
Lメスフラスコを用いて純水90g中にAldrich
社製のポリビニルピロリドン10gを混合し、室温下で
4時間攪拌混合し、ポリビニルピロリドンを溶解した
後、みどり化学社製のNDS−165を2g混合した。
【0072】第2の上層膜材料の水溶液を得るため、1
Lメスフラスコを用いて純水95g中に東京化成社製の
ポリビニルアルコール4gを混合し、室温下で4時間攪
拌混合し、ポリビニルアルコールが完全に溶解した後、
東京化成社製のTMAH(テトレメチルアンモニウムヒ
ドロキシド)五水和物を0.05g混合し、室温下で1
時間攪拌混合した。
【0073】図2(c)に示すような第1のレジストパ
ターン3aが形成された半導体基板(Siウェハ)2上
に第1の上層膜材料を滴下し、スピンコートした後、加
熱温度90℃、加熱時間60秒でプリベークを行い、第
1の上層膜4を形成した。形成後の断面図を図2(d)
に示す。
【0074】さらに、塩基成分7を含有する第2の上層
膜材料を滴下し、スピンコートした後、加熱温度80
℃、加熱時間60秒でプリベークを行い、第2の上層膜
5を形成した。形成後の断面図を図2(e)に示す。続
いて、図2(f)に示すように、i線縮小投影露光装置
を用いて、ガラスマスク1’を介して露光を行い、第1
の上層膜4中の紫外線照射部分のみに選択的に酸成分6
を発生させた。
【0075】次に、図2(h)に示すように、半導体基
板(Siウェハ)2上に形成された第1のレジストパタ
ーン3aと第1の上層膜4と第2の上層膜5とを110
℃/90秒、115℃/90秒、120℃/90秒のそ
れぞれのMB温度およびMB時間の条件で、MB処理を
行い、第2の上層膜5から第1の上層膜4への塩基成分
7の拡散を促進させ、第1の上層膜4と第2の上層膜5
との界面近傍に存在する酸成分6を中和し、酸としての
機能を失活させるとともに、第1の上層膜4から第1の
レジストパターン3aへ失活されていない酸成分6の拡
散を促進して第1のレジストパターン3a中へ酸成分を
供給し、第1のレジストパターン3aにおいて、酸が拡
散した部分に溶解化反応を発生させ、溶解化反応を起こ
した溶解化層8を第1のレジストパターン3a中に形成
した。
【0076】最後に、図2(i)に示すように、TMA
H等のアルカリ水溶液からなる現像液を用いて、第1の
レジストパターン3a中に形成された溶解化層8、第1
の上層膜4、および第2の上層膜5を溶解除去すること
により、レジストパターンのレジスト膜厚の減少が無
く、かつ第1のレジストパターン3aよりもパターン幅
が縮小した第2のレジストパターン3bが得られた。
【0077】得られたレジストパターン3bについて、
測長SEM(Scanning Electron Microscope)および断
面SEMを用いて、レジストパターン幅およびレジスト
パターン膜厚を測定した結果を表1にまとめる。MB温
度の上昇とともに、レジストパターンのパターン幅は縮
小しているが、レジスト膜厚の変化は全く無い。
【0078】
【表1】
【0079】比較例1.比較実験として、実施例1にお
いて第2の上層膜5を形成しない以外は、全く同一条件
で微細パターン形成を行った。得られたレジストパター
ン3bについて、測長SEMおよび断面SEMを用い
て、レジストパターン幅およびレジストパターン膜厚を
測定した結果を表1に示す。MB温度の上昇とともに、
レジストパターン3bのパターン幅は縮小しているが、
レジスト膜厚も減少したレジストパターンが得られた。
【0080】実施例1と比較例1の結果から、レジスト
膜厚の減少が生じる比較例1に比べて実施例1ではレジ
ストパターン幅は縮小するがレジスト膜厚は全く減少し
ないことが判明し、微細パターン形成手法として実施例
1が非常に有効であることが実証された。
【0081】実施例2.実施例1で説明したレジストパ
ターン形成方法により、例えば半導体基板あるいは酸化
膜層のような被エッチング層9上にレジストパターン3
bを形成する。パターン形成後の断面図を図6(a)に
示す。レジストパターン3bをマスクとしてドライエッ
チングによりレジストパターン3b被覆部以外の被エッ
チング層9を除去した。図6(b)に除去後の断面図を
示す。レジスト剥離液によってレジストパターン3bを
除去することにより、図6(c)に示す被エッチング層
に形成されたパターン10が完成した。
【0082】上述の方法によると、従来のフォトリソグ
ラフィ技術では露光光源による制約から成し得なかった
微細なパターンを被エッチング層に形成することができ
る。すなわち、かかる微細パターン形成方法を適用すれ
ば、例えばゲート長0.1μmのゲート電極を再現性良
く形成することが可能で、この結果、高性能のMOS
(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタが得られ
る。
【0083】
【発明の効果】本発明に係る微細パターン形成方法で
は、被エッチング層上にレジスト膜を形成する工程と、
レジスト膜に所定の第1のレジストパターンを形成する
工程と、レジスト膜を溶解化させる酸成分を含む第1の
上層膜を、第1のレジストパターンの上面および側面を
被覆するように形成する工程と、塩基成分を含む第2の
上層膜を第1の上層膜上に形成する工程と、加熱処理に
よって第1の上層膜中の酸成分を第1のレジストパター
ンの側面に、第2の上層膜中の塩基成分を第1の上層膜
中にそれぞれ拡散させることにより、第1のレジストパ
ターンの側面に溶解化層を形成する工程と、第2の上層
膜、第1の上層膜および溶解化層を除去することにより
第1のレジストパターンに比してパターン幅が縮小した
第2のレジストパターンを形成する工程と、を含んでな
ることとしたので、通常のリソグラフィ技術における露
光光源の波長による解像限界を超える微細パターン形成
を実現し、かつレジストパターンの膜厚の減少を防止し
て加工に必要とされる充分な耐エッチング性を保持する
ことが可能となる。
【0084】また本発明に係る微細パターン形成方法で
は、被エッチング層上にレジスト膜を形成する工程と、
レジスト膜に所定の第1のレジストパターンを形成する
工程と、レジスト膜を溶解化させる酸成分を光照射によ
って発生させる光酸発生剤を含む第1の上層膜を、第1
のレジストパターンの上面および側面を被覆するように
形成する工程と、塩基成分を含む第2の上層膜を第1の
上層膜上に形成する工程と、パターン幅の縮小化を図る
領域を選択的に光照射して第1の上層膜中の光照射部分
に酸成分を発生させる工程と、加熱処理によって第1の
上層膜中の酸成分を第1のレジストパターンの側面に、
第2の上層膜中の塩基成分を第1の上層膜中にそれぞれ
拡散させることにより、第1のレジストパターンの側面
に溶解化層を形成する工程と、第2の上層膜、第1の上
層膜および溶解化層を除去することにより第1のレジス
トパターンに比してパターン幅が縮小した第2のレジス
トパターンを形成する工程と、を含んでなることとした
ので、ウエハ中で特に微細化を必要とする箇所のみ選択
的にレジストパターン幅の縮小を図ることができる。
【0085】また本発明に係る微細パターン形成方法で
は、レジスト膜を化学増幅型レジストからなる膜とした
ので、溶解化層を形成しやすい効果がある。
【0086】また本発明に係る微細パターン形成方法で
は、酸成分を水溶性の酸としたので、溶解化層を形成し
やすい効果がある。
【0087】また本発明に係る微細パターン形成方法で
は、光酸発生剤を水溶性としたので、溶解化層を形成し
やすい効果がある。
【0088】また本発明に係る微細パターン形成方法で
は、塩基成分を水溶性の塩基あるいは光塩基発生剤とし
たので、第1のレジストパターンのレジスト膜厚減少を
防止する効果がある。
【0089】また本発明に係る微細パターン形成方法で
は、溶解化層をアルカリ水溶液からなる現像液によって
溶解除去することとしたので、容易に溶解化層を除去で
きる効果がある。
【0090】本発明に係る第2の上層膜を構成するパタ
ーン形成用材料は、水溶性樹脂を母材とし、加熱処理に
より拡散しうる塩基成分を含有してなる酸成分中和用微
細パターン形成用材料としたので、レジストパターンの
膜厚減少を防止する効果がある。
【0091】本発明に係る半導体装置の製造方法では、
半導体基板上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト
膜に所定の第1のレジストパターンを形成する工程と、
レジスト膜を溶解化させる酸成分を含む第1の上層膜
を、第1のレジストパターンの上面および側面を被覆す
るように形成する工程と、塩基成分を含む第2の上層膜
を第1の上層膜上に形成する工程と、加熱処理によって
第1の上層膜中の酸成分を第1のレジストパターンの側
面に、第2の上層膜中の塩基成分を第1の上層膜中にそ
れぞれ拡散させることにより、第1のレジストパターン
の側面に溶解化層を形成する工程と、第2の上層膜、第
1の上層膜および溶解化層を除去することにより第1の
レジストパターンに比してパターン幅が縮小した第2の
レジストパターンを形成する工程と、を含んでなること
としたので、微細分離されたスペースあるいはホールを
容易に形成することができる結果、高性能の半導体装置
を安定に製造することができる。
【0092】本発明に係る半導体装置の製造方法では、
被エッチング層上にレジスト膜を形成する工程と、レジ
スト膜に所定の第1のレジストパターンを形成する工程
と、レジスト膜を溶解化させる酸成分を光照射によって
発生させる光酸発生剤を含む第1の上層膜を、第1のレ
ジストパターンの上面および側面を被覆するように形成
する工程と、塩基成分を含む第2の上層膜を第1の上層
膜上に形成する工程と、パターン幅の縮小化を図る領域
を選択的に光照射して第1の上層膜中の光照射部分に酸
成分を発生させる工程と、加熱処理によって第1の上層
膜中の酸成分を第1のレジストパターンの側面に、第2
の上層膜中の塩基成分を第1の上層膜中にそれぞれ拡散
させることにより、第1のレジストパターンの側面に溶
解化層を形成する工程と、第2の上層膜、第1の上層膜
および溶解化層を除去することにより第1のレジストパ
ターンに比してパターン幅が縮小した第2のレジストパ
ターンを形成する工程と、を含んでなることとしたの
で、微細分離されたスペースあるいはホールを容易に形
成することができる結果、高性能の半導体装置を安定に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のレジストパターン形
成方法を行うためのマスクパターンである。
【図2】 本発明の実施の形態1のレジストパターン形
成方法を表すプロセスフロー図である。
【図3】 本発明の第1の上層膜材料に用いられる水溶
性樹脂の分子構造である。
【図4】 本発明の第1の上層膜材料に用いられる酸発
生剤の分子構造である。
【図5】 本発明の第1のレジストパターンの断面図で
ある。
【図6】 本発明による半導体基板上への微細加工のプ
ロセスフローを示す図である。
【図7】 従来のレジストパターン形成方法を表すプロ
セスフローを示す図である。
【符号の説明】
1、1’ ガラスマスク、 2 半導体基板、 3 レ
ジスト膜、 3a レジストパターン、 3b 本発明
による溶解化層除去後のレジストパターン、 3b’
従来の発明による溶解化層除去後のレジストパターン、
30a レジスト中で露光光線が照射された部分、
30b レジスト中で露光光線が照射されなかった部
分、 4 第1の上層膜、 5 第2の上層膜、 6
酸成分、 7塩基成分、 8 溶解化層、 9 被エッ
チング層、 10 被エッチング層に形成されたパター
ン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 健夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H096 AA25 BA06 BA11 EA02 EA03 EA04 EA14 HA01 JA04 KA02 5F046 JA22 LA14 LA18 LA19

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被エッチング層上にレジスト膜を形成す
    る工程と、前記レジスト膜に所定の第1のレジストパタ
    ーンを形成する工程と、前記レジスト膜を溶解化させる
    酸成分を含む第1の上層膜を、前記第1のレジストパタ
    ーンの上面および側面を被覆するように形成する工程
    と、塩基成分を含む第2の上層膜を前記第1の上層膜上
    に形成する工程と、加熱処理によって前記第1の上層膜
    中の酸成分を前記第1のレジストパターンの側面に、前
    記第2の上層膜中の塩基成分を前記第1の上層膜中にそ
    れぞれ拡散させることにより、前記第1のレジストパタ
    ーンの側面に溶解化層を形成する工程と、前記第2の上
    層膜、前記第1の上層膜および前記溶解化層を除去する
    ことにより前記第1のレジストパターンに比してパター
    ン幅が縮小した第2のレジストパターンを形成する工程
    と、を含んでなる微細パターン形成方法。
  2. 【請求項2】 被エッチング層上にレジスト膜を形成す
    る工程と、前記レジスト膜に所定の第1のレジストパタ
    ーンを形成する工程と、前記レジスト膜を溶解化させる
    酸成分を光照射によって発生させる光酸発生剤を含む第
    1の上層膜を、前記第1のレジストパターンの上面およ
    び側面を被覆するように形成する工程と、塩基成分を含
    む第2の上層膜を前記第1の上層膜上に形成する工程
    と、パターン幅の縮小化を図る領域を選択的に光照射し
    て前記第1の上層膜中の光照射部分に酸成分を発生させ
    る工程と、加熱処理によって前記第1の上層膜中の酸成
    分を前記第1のレジストパターンの側面に、前記第2の
    上層膜中の塩基成分を前記第1の上層膜中にそれぞれ拡
    散させることにより、前記第1のレジストパターンの側
    面に溶解化層を形成する工程と、前記第2の上層膜、前
    記第1の上層膜および前記溶解化層を除去することによ
    り前記第1のレジストパターンに比してパターン幅が縮
    小した第2のレジストパターンを形成する工程と、を含
    んでなる微細パターン形成方法。
  3. 【請求項3】 前記レジスト膜が化学増幅型レジストか
    らなる膜であることを特徴とする請求項1または2記載
    の微細パターン形成方法。
  4. 【請求項4】 前記酸成分が水溶性の酸であることを特
    徴とする請求項1記載の微細パターン形成方法。
  5. 【請求項5】 前記光酸発生剤が水溶性であることを特
    徴とする請求項2記載の微細パターン形成方法。
  6. 【請求項6】 前記塩基成分が水溶性の塩基あるいは光
    塩基発生剤であることを特徴とする請求項1または2記
    載の微細パターン形成方法。
  7. 【請求項7】 前記溶解化層をアルカリ水溶液からなる
    現像液によって溶解除去することを特徴とする請求項1
    または2記載の微細パターン形成方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載の微細パターン形
    成方法における前記第2の上層膜として用いられ、水溶
    性樹脂を母材とし、加熱処理により拡散しうる塩基成分
    を含有してなる酸成分中和用微細パターン形成用材料。
  9. 【請求項9】 半導体基板上にレジスト膜を形成する工
    程と、前記レジスト膜に所定の第1のレジストパターン
    を形成する工程と、前記レジスト膜を溶解化させる酸成
    分を含む第1の上層膜を、前記第1のレジストパターン
    の上面および側面を被覆するように形成する工程と、塩
    基成分を含む第2の上層膜を前記第1の上層膜上に形成
    する工程と、加熱処理によって前記第1の上層膜中の酸
    成分を前記第1のレジストパターンの側面に、前記第2
    の上層膜中の塩基成分を前記第1の上層膜中にそれぞれ
    拡散させることにより、前記第1のレジストパターンの
    側面に溶解化層を形成する工程と、前記第2の上層膜、
    前記第1の上層膜および前記溶解化層を除去することに
    より前記第1のレジストパターンに比してパターン幅が
    縮小した第2のレジストパターンを形成する工程と、を
    含んでなる半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体基板上にレジスト膜を形成する
    工程と、前記レジスト膜に所定の第1のレジストパター
    ンを形成する工程と、前記レジスト膜を溶解化させる酸
    成分を光照射によって発生させる光酸発生剤を含む第1
    の上層膜を、前記第1のレジストパターンの上面および
    側面を被覆するように形成する工程と、塩基成分を含む
    第2の上層膜を前記第1の上層膜上に形成する工程と、
    パターン幅の縮小化を図る領域を選択的に光照射して前
    記第1の上層膜中の光照射部分に酸成分を発生させる工
    程と、加熱処理によって前記第1の上層膜中の酸成分を
    前記第1のレジストパターンの側面に、前記第2の上層
    膜中の塩基成分を前記第1の上層膜中にそれぞれ拡散さ
    せることにより、前記第1のレジストパターンの側面に
    溶解化層を形成する工程と、前記第2の上層膜、前記第
    1の上層膜および前記溶解化層を除去することにより前
    記第1のレジストパターンに比してパターン幅が縮小し
    た第2のレジストパターンを形成する工程と、を含んで
    なる半導体装置の製造方法。
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