JP2002006029A - 対抗電波送信方法および装置 - Google Patents

対抗電波送信方法および装置

Info

Publication number
JP2002006029A
JP2002006029A JP2000183577A JP2000183577A JP2002006029A JP 2002006029 A JP2002006029 A JP 2002006029A JP 2000183577 A JP2000183577 A JP 2000183577A JP 2000183577 A JP2000183577 A JP 2000183577A JP 2002006029 A JP2002006029 A JP 2002006029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
guidance
radio wave
terminal guidance
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000183577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3476750B2 (ja
Inventor
Joji Inoue
丈治 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000183577A priority Critical patent/JP3476750B2/ja
Publication of JP2002006029A publication Critical patent/JP2002006029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3476750B2 publication Critical patent/JP3476750B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 終末誘導用信号の出現から妨害開始までに要
する応答時間を短縮してミサイルの命中率を著しく低下
させ、また、多目標性が損なわれないようにした対抗電
波送信方法および装置を得る。 【解決手段】 中間誘導用追尾レーダ信号を含む電波に
対する警戒受信を行うESM受信処理部3と、ESM受
信処理部3で受信した電波とデータベースとの照合を取
り、その受信した電波源の機種特定を行う識別処理部4
と、上記中間誘導用追尾レーダ信号に基づいて終末誘導
用信号の出現を予測する関連性判定処理部5と、上記識
別処理部で特定した機種に対する妨害実施の具体的手順
を設定する妨害指示処理部6と、終末誘導用信号を受信
して妨害波の周波数を決定する対抗電波発生用受信処理
部7と、該対抗電波発生用受信処理部の出力に基づいて
妨害を行う妨害処理部8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電波機器を用い
て誘導を行うウエポンシステムに対して妨害を行う対抗
電波送信方法および対抗電波送信装置(ECM装置)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の対抗電波送信装置におけ
る、当該ウエポンシステムに対する妨害実施の際のシー
ケンスを示す機能ブロック図である。図において、2は
終末誘導用イルミネータ信号、3は警戒受信を行うため
のESM受信処理部、4はデータベースと照合を取り、
受信した電波源の機種特定を行う識別処理部、6は特定
した機種に対する妨害実施の具体的手順を設定する妨害
指示処理部、7は終末誘導用イルミネータ信号2を受信
して妨害波の周波数を決定する対抗電波発生用受信処理
部、8はノイズ妨害波の送信を行う妨害処理部である。
【0003】次に、動作について説明する。終末誘導用
イルミネータ信号2が照射された場合、ESM受信処理
部3によって電波を受信した後、識別処理部4により電
波源の機種特定を行い、その機種に適した妨害技法を妨
害指示処理部6によって決定し、対抗電波発生用受信処
理部7によって妨害周波数の同調を行い、妨害処理部8
によりノイズ妨害波による妨害送信を行う。
【0004】また、図8は、別の従来の対抗電波送信装
置における、当該ウエポンシステムに対する妨害実施の
際のシーケンスを示す機能ブロック図である。図におい
て、2は終末誘導用イルミネータ信号、6は特定した機
種に対する妨害実施の具体的手順を設定する妨害指示処
理部、7は終末誘導用イルミネータ信号2を受信して妨
害波の周波数を決定する対抗電波発生用受信処理部、8
はノイズ妨害波の送信を行う妨害処理部である。
【0005】次に、動作について説明する。終末誘導用
イルミネータ信号2の存否によらず、予め妨害指示処理
部6で特定した機種に対する妨害実施の具体的手順の設
定を行って常に対抗電波送信装置に対抗電波発生用受信
処理部7で終末誘導用イルミネータ信号2を受信して妨
害波の周波数の決定を行わせることで、終末誘導用イル
ミネータ2の信号が照射された場合に即座に妨害処理部
8でノイズ妨害波の送信を行うことができる。
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
の対抗電波送信装置は、以上のようなシーケンスで動作
するため、終末誘導用イルミネータ信号が照射された
後、ESM受信処理実施後、識別処理および妨害指示処
理を行ってからようやく対抗電波発生用受信処理および
ノイズ妨害処理を行うことができる。ところが、終末誘
導用イルミネータ信号が照射されるタイミングはミサイ
ルが命中する間際であることが多いため、ノイズ妨害処
理が間に合わない可能性があるという問題点があった。
【0006】また、時間的に間に合った場合でも、ミサ
イルシーカが終末誘導段階に完全に移行して追尾が安定
した状況で妨害をかけるため、十分な妨害効果を期待で
きないという問題点があった。さらに、上述の別の従来
の対抗電波送信装置は、以上のようなシーケンスで動作
し、常に対抗電波発生用受信処理部および妨害処理部を
含む妨害用回路を使用するので、他の目標に対する妨害
ができず、多目標性が損なわれるという問題点があっ
た。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、妨害開始までのリアクション
タイムを短縮できるとともに、終末誘導段階に移行中の
追尾が不安定な状況のミサイルシーカに妨害を実施する
ことで高い妨害効果を期待でき、妨害用回路を常時占有
する必要が無くなり、多目標性を損なわない対抗電波送
信方法および対抗電波送信装置を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る対
抗電波送信方法は、中間誘導用追尾レーダ信号を含む電
波とデータベースとの照合を取り、受信した電波源の機
種特定を行うステップと、上記中間誘導用追尾レーダ信
号に基づいて終末誘導用信号の出現を予測するステップ
と、上記特定した機種に対する妨害実施の具体的手順を
設定するステップと、上記終末誘導用信号を受信して妨
害波の周波数を決定するステップと、上記妨害波を用い
て妨害を行うステップと、上記中間誘導用追尾レーダ信
号を受信した際に、次に出現が予想される終末誘導用信
号に対する対抗電波発生のための待ち受け受信および妨
害動作を、上記データベースを参照して終末誘導用信号
の出現前に起動をかけるステップとを有するものであ
る。
【0009】請求項2の発明に係る対抗電波送信方法
は、請求項1の発明において、上記終末誘導用信号は終
末誘導用イルミネータ信号であるものである。
【0010】請求項3の発明に係る対抗電波送信方法
は、請求項1の発明において、上記終末誘導用信号は終
末誘導用アクティブミサイルシーカ信号であるものであ
る。
【0011】請求項4の発明に係る対抗電波送信方法
は、中間誘導用追尾レーダ信号を含む電波とデータベー
スとの照合を取り、受信した電波源の機種特定を行うス
テップと、上記中間誘導用追尾レーダ信号に基づいて終
末誘導用信号の出現を予測するステップと、上記特定し
た機種に対する妨害実施の具体的手順を設定するステッ
プと、上記具体的手順に従って妨害を行うステップと、
上記中間誘導用追尾レーダ信号を受信した際に、次に出
現が予想される終末誘導用信号に対する対抗電波発生の
ための待ち受け受信および妨害動作を、上記データベー
スを参照して終末誘導用信号の出現前に起動をかけるス
テップとを有するものである。
【0012】請求項5の発明に係る対抗電波送信方法
は、請求項4の発明において、上記終末誘導用信号は終
末誘導用イルミネータ信号または終末誘導用アクティブ
ミサイルシーカ信号であるものである。
【0013】請求項6の発明に係る対抗電波送信方法
は、請求項1〜5のいずれかの発明において、上記妨害
はノイズ妨害であるものである。
【0014】請求項7の発明に係る対抗電波送信方法
は、請求項1〜5のいずれか発明において、上記妨害は
欺騙妨害であるものである。
【0015】請求項8の発明に係る対抗電波送信装置
は、中間誘導用追尾レーダ信号を含む電波に対する警戒
受信を行うESM受信処理部と、該ESM受信処理部で
受信した電波とデータベースとの照合を取り、その受信
した電波源の機種特定を行う識別処理部と、上記中間誘
導用追尾レーダ信号に基づいて終末誘導用信号の出現を
予測する関連性判定処理部と、上記識別処理部で特定し
た機種に対する妨害実施の具体的手順を設定する妨害指
示処理部と、終末誘導用信号を受信して妨害波の周波数
を決定する対抗電波発生用受信処理部と、該対抗電波発
生用受信処理部の出力に基づいて妨害を行う妨害処理部
とを備え、中間誘導用追尾レーダ信号を受信した際に、
次に出現が予想される終末誘導用信号に対する対抗電波
発生のための待ち受け受信および妨害動作を、上記デー
タベースを参照して終末誘導用信号の出現前に起動をか
けるものである。
【0016】請求項9の発明に係る対抗電波送信装置
は、請求項8の発明において、上記終末誘導用信号は終
末誘導用イルミネータ信号であるものである。
【0017】請求項10の発明に係る対抗電波送信装置
は、請求項8の発明において、上記終末誘導用信号は終
末誘導用アクティブミサイルシーカ信号であるものであ
る。
【0018】請求項11の発明に係る対抗電波送信装置
は、中間誘導用追尾レーダ信号を含む電波に対する警戒
受信を行うESM受信処理部と、該ESM受信処理部で
受信した電波とデータベースとの照合を取り、その受信
した電波源の機種特定を行う識別処理部と、上記中間誘
導用追尾レーダ信号に基づいて終末誘導用信号の出現を
予測する関連性判定処理部と、上記識別処理部で特定し
た機種に対する妨害実施の具体的手順を設定する妨害指
示処理部と、該妨害指示処理部の出力に基づいて妨害を
行う妨害処理部とを備え、中間誘導用追尾レーダ信号を
受信した際に、次に出現が予想される終末誘導用信号に
対する対抗電波発生のための待ち受け受信および妨害動
作を、上記データベースを参照して終末誘導用信号の出
現前に起動をかけるものである。
【0019】請求項12の発明に係る対抗電波送信装置
は、請求項11の発明において、上記終末誘導用信号は
終末誘導用イルミネータ信号または終末誘導用アクティ
ブミサイルシーカ信号であるものである。
【0020】請求項13の発明に係る対抗電波送信装置
は、請求項8〜12のいずれかの発明において、上記妨
害はノイズ妨害であるものである。
【0021】請求項14の発明に係る対抗電波送信装置
は、請求項8〜12のいずれかの発明において、上記妨
害は欺騙妨害であるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図を参照して説明する。なお、各図において、上記図7
および図8に対応する部分には同一符号を付して説明す
る。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1を概略
的に示す機能ブロック図である。図において、1は中間
誘導用追尾レーダ信号、2は終末誘導用イルミネータ信
号、3は警戒受信を行うためのESM受信処理部、4は
データベースと照合を取り、受信した電波源の機種特定
を行う識別処理部、5は中間誘導用追尾レーダ信号1を
受信したことにより終末誘導用イルミネータ信号2の出
現を予測する関連性判定処理部、6は特定した機種に対
する妨害実施の具体的手順を設定する妨害指示処理部、
7は終末誘導用イルミネータ信号2を受信して妨害波の
周波数を決定する対抗電波発生用受信処理部、8はノイ
ズ妨害波の送信を行う妨害処理部である。
【0023】次に、動作について説明する。中間誘導用
追尾レーダ信号1が照射された場合、ESM受信処理部
3によって電波を受信した後、識別処理部4により電波
源の機種特定を行い、関連性判定処理部5によって終末
誘導用イルミネータ信号2の出現を予測し、終末誘導用
イルミネータ信号2に適した妨害技法を妨害指示処理部
6によって決定し、終末誘導用イルミネータ信号2の動
作前から当該終末誘導用イルミネータ信号2を待ち受
け、終末誘導用イルミネータ信号2の出現と同時に対抗
電波発生用受信処理部7によって妨害周波数の同調を行
い、妨害処理部8によりノイズ妨害波の送信を行う。
【0024】このように、本実施の形態では、終末誘導
用イルミネータ信号2の出現前から対抗電波発生用受信
処理部7で妨害波の周波数の決定を行えるため、従来の
シーケンスに比べて、終末誘導用イルミネータ信号2に
対するESM受信処理部3、識別処理部4が不要とな
り、以て、妨害の開始速度が早くなり、終末誘導用イル
ミネータ信号2の反射波をセミアクティブミサイルシー
カが見つけだして追尾する以前に妨害を開始することが
可能となる。その結果、妨害処理部8によるノイズ妨害
波の中から、終末誘導用イルミネータ信号2の反射波、
つまり抑圧されたターゲット信号をセミアクティブミサ
イルシーカが見つけだして追尾することが不可能とな
り、ミサイルの命中率を著しく低下させられる。
【0025】また、中間誘導用追尾レーダ信号1が照射
されるまでは他の信号に対して対抗電波発生用受信処理
部7や妨害処理部8等の妨害用回路を使用することがで
きるため、多目標性が損なわれない。
【0026】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2を概略的に示す機能ブロック図である。なお、図
2において、図1と対応する部分には同一符号を付し、
その詳細説明を省略する。上記実施の形態1では、妨害
波を送信する妨害処理部8を用いた場合であるが、本実
施の形態では、妨害処理部8の代わりに欺騙妨害波を送
信する妨害処理部9を用いた場合である。その他の構成
は、図1と同様である。
【0027】次に、動作について説明する。中間誘導用
追尾レーダ信号1が照射された場合、ESM受信処理部
3によって電波を受信した後、識別処理部4により電波
源の機種特定を行い、関連性判定処理部5によって終末
誘導用イルミネータ信号2の出現を予測し、終末誘導用
イルミネータ信号2に適した妨害技法を妨害指示処理部
6によって決定し、終末誘導用イルミネータ信号2の動
作前から当該終末誘導用イルミネータ信号2を待ち受
け、終末誘導用イルミネータ信号2の出現と同時に対抗
電波発生用受信処理部7によって妨害周波数の同調を行
い、妨害処理部9により欺騙妨害波の送信を行う。
【0028】このように、本実施の形態では、終末誘導
用イルミネータ信号2の出現前から対抗電波発生用受信
処理部7で妨害波の周波数の決定を行えるため、従来の
シーケンスに比べて、終末誘導用イルミネータ信号2に
対するESM受信処理部3、識別処理部4が不要とな
り、以て、妨害の開始速度が早くなり、終末誘導用イル
ミネータ信号2の反射波をセミアクティブミサイルシー
カが見つけだして追尾する以前に妨害を開始することが
可能となる。その結果、妨害処理部9による欺騙妨害波
と、終末誘導用イルミネータ信号2の反射波をセミアク
ティブミサイルシーカが区別できなくなり、誤って欺騙
目標を追尾してしまい、ミサイルの命中率が著しく低下
させられる。
【0029】また、中間誘導用追尾レーダ信号1が照射
されるまでは他の信号に対して対抗電波発生用受信処理
部7や妨害処理部9等の妨害用の回路を使用することが
できるため、多目標性が損なわれない。
【0030】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3を概略的に示す機能ブロック図である。なお、図
3において、図1と対応する部分には同一符号を付し、
その詳細説明を省略する。上記実施の形態1では、終末
誘導用イルミネータ信号2の出現を予測するシーケンス
の例を示したが、本実施の形態では、終末誘導用アクテ
ィブホーミングミサイルシーカ信号10の出現を予測す
るシーケンスの例である。図において、5Aは中間誘導
用追尾レーダ信号1を受信したことにより終末誘導用ア
クティブミサイルシーカ信号10の出現を予測する関連
性判定処理部、6Aは特定した機種に対する妨害実施の
具体的手順を設定する妨害指示処理部、7Aは終末誘導
用アクティブミサイルシーカ信号10を受信して妨害波
の周波数を決定する対抗電波発生用受信処理部である。
その他の構成は、図1と同様である。
【0031】次に、動作について説明する。中間誘導用
追尾レーダ信号1が照射された場合、ESM受信処理部
3によって電波を受信した後、識別処理部4により電波
源の機種特定を行い、関連性判定処理部5Aによって終
末誘導用アクティブミサイルシーカ信号10の出現を予
測し、終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号10に
適した妨害技法を妨害指示処理部6Aによって決定し、
終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号10の動作前
から当該終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号10
を待ち受け、終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号
10の出現と同時に対抗電波発生用受信処理部7Aによ
って妨害周波数の同調を行い、妨害処理部8によりノイ
ズ妨害波の送信を行う。
【0032】このように、本実施の形態では、終末誘導
用アクティブミサイルシーカ信号10の出現前から対抗
電波発生用受信処理部7Aで妨害波の周波数の決定を行
えるため、従来のシーケンスに比べて、終末誘導用アク
ティブミサイルシーカ信号10に対するESM受信処理
部3、識別処理部4が不要となり、以て、妨害の開始速
度が早くなり、終末誘導用アクティブミサイルシーカ信
号10の反射波をセミアクティブミサイルシーカが見つ
けだして追尾する以前に妨害を開始することが可能とな
る。その結果、妨害処理部8によるノイズ妨害波の中か
ら、終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号10の反
射波、つまり抑圧されたターゲット信号をセミアクティ
ブミサイルシーカが見つけだして追尾することが不可能
となり、ミサイルの命中率を著しく低下させられる。
【0033】また、中間誘導用追尾レーダ信号1が照射
されるまでは他の信号に対して対抗電波発生用受信処理
部7Aや妨害処理部8等の妨害用回路を使用することが
できるため、多目標性が損なわれない。
【0034】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4を概略的に示す機能ブロック図である。なお、図
4において、図3と対応する部分には同一符号を付し、
その詳細説明を省略する。上記実施の形態3では、ノイ
ズ妨害波を送信する妨害処理部8を用いた場合である
が、本実施の形態では、妨害処理部8の代わりに欺騙妨
害波を送信する妨害処理部9を用いた場合である。その
他の構成は、図3と同様である。
【0035】次に、動作について説明する。中間誘導用
追尾レーダ信号1が照射された場合、ESM受信処理部
3によって電波を受信した後、識別処理部4により電波
源の機種特定を行い、関連性判定処理部5Aによって終
末誘導用アクティブミサイルシーカ信号10の出現を予
測し、終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号10に
適した妨害技法を妨害指示処理部6Aによって決定し、
終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号10の動作前
から当該終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号10
を待ち受け、終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号
10の出現と同時に対抗電波発生用受信処理部7Aによ
って妨害周波数の同調を行い、妨害処理部9により欺騙
妨害波の送信を行う。
【0036】このように、本実施の形態では、終末誘導
用アクティブミサイルシーカ信号10の出現前から対抗
電波発生用受信処理部7Aで妨害波の周波数の決定を行
えるため、従来のシーケンスに比べて、終末誘導用アク
ティブミサイルシーカ信号10に対するESM受信処理
部3、識別処理部4が不要となり、以て、妨害の開始速
度が早くなり、終末誘導用アクティブミサイルシーカ信
号10の反射波をセミアクティブミサイルシーカが見つ
けだして追尾する以前に妨害を開始することが可能とな
る。その結果、妨害処理部9による欺騙妨害波と、終末
誘導用イルミネータ信号2の反射波をセミアクティブミ
サイルシーカが区別できなくなり、誤って欺騙目標を追
尾してしまい、ミサイルの命中率が著しく低下させられ
る。
【0037】また、中間誘導用追尾レーダ信号1が照射
されるまでは他の信号に対して対抗電波発生用受信処理
部7Aや妨害処理部9等の妨害用の回路を使用すること
ができるため、多目標性が損なわれない。
【0038】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5を概略的に示す機能ブロック図である。なお、図
5において、図1および図3と対応する部分には同一符
号を付し、その詳細説明を省略する。上記実施の形態
1、3では、終末誘導用イルミネータ信号2またはアク
ティブホーミングミサイルシーカ信号10を受信して妨
害波の周波数を決定する対抗電波発生用受信処理を行う
シーケンスの例を示したが、本実施の形態では、広帯域
の妨害用回路を用いて終末誘導用イルミネータ信号2ま
たはアクティブホーミングミサイルシーカ信号10の有
無の確認や周波数の精密な同調を行わずに妨害送信を行
うものである。
【0039】図において、5Bは中間誘導用追尾レーダ
信号1を受信したことにより終末誘導用イルミネータ信
号2または終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号1
0の出現を予測する関連性判定処理部、6Bは特定した
機種に対する妨害実施の具体的手順を設定する妨害指示
処理部、11は終末誘導用イルミネータ信号2またはア
クティブホーミングミサイルシーカ信号10の有無の確
認や周波数の精密な同調を行わずにノイズ妨害波の送信
を行う広帯域無条件妨害処理部である。その他の構成
は、図1および3と同様である。
【0040】次に、動作について説明する。中間誘導用
追尾レーダ信号1が照射された場合、ESM受信処理部
3によって電波を受信した後、識別処理部4により電波
源の機種特定を行い、関連性判定処理部5Bによって終
末誘導用イルミネータ信号2または終末誘導用アクティ
ブミサイルシーカ信号10の出現を予測し、終末誘導用
イルミネータ信号2または終末誘導用アクティブミサイ
ルシーカ信号10に適した妨害技法を妨害指示処理部6
Bによって決定し、終末誘導用イルミネータ信号2また
は終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号10の動作
前から当該終末誘導用イルミネータ信号2または終末誘
導用アクティブミサイルシーカ信号10を待ち受け、終
末誘導用イルミネータ信号2または終末誘導用アクティ
ブミサイルシーカ信号10の出現と同時に広帯域無条件
妨害処理部11によりノイズ妨害波の送信を行う。
【0041】このように、本実施の形態でも上記実施の
形態1および3とほぼ同様の効果が得られるとともに、
本実施の形態では、広帯域の妨害回路を用いて終末誘導
用イルミネータ信号2または終末誘導用アクティブミサ
イルシーカ信号10の有無の確認や周波数の精密な同調
を行わずに妨害送信を行う広帯域無条件妨害処理部11
を妨害処理部8の代わりに設け、対抗電波発生用受信処
理部7,7Aを廃止することで、妨害開始までの応答速
度はさらに向上する。
【0042】実施の形態6.図6は、この発明の実施の
形態6を概略的に示す機能ブロック図である。なお、図
6において、図2および図4と対応する部分には同一符
号を付し、その詳細説明を省略する。上記実施の形態
2、4では、終末誘導用イルミネータ信号2またはアク
ティブホーミングミサイルシーカ信号10を受信して妨
害波の周波数を決定する対抗電波発生用受信処理を行う
シーケンスの例を示したが、本実施の形態では、広帯域
の妨害回路を用いて終末誘導用イルミネータ信号2また
はアクティブホーミングミサイルシーカ信号10の有無
の確認や周波数の精密な同調を行わずに妨害送信を行う
ものである。
【0043】図において、5Bは中間誘導用追尾レーダ
信号1を受信したことにより終末誘導用イルミネータ信
号2または終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号1
0の出現を予測する関連性判定処理部、6Bは特定した
機種に対する妨害実施の具体的手順を設定する妨害指示
処理部、12は終末誘導用イルミネータ信号2またはア
クティブホーミングミサイルシーカ信号10の有無の確
認や周波数の精密な同調を行わずに欺騙妨害波の送信を
行う広帯域無条件妨害処理部である。その他の構成は、
図2および4と同様である。
【0044】次に、動作について説明する。中間誘導用
追尾レーダ信号1が照射された場合、ESM受信処理部
3によって電波を受信した後、識別処理部4により電波
源の機種特定を行い、関連性判定処理部5Bによって終
末誘導用イルミネータ信号2または終末誘導用アクティ
ブミサイルシーカ信号10の出現を予測し、終末誘導用
イルミネータ信号2または終末誘導用アクティブミサイ
ルシーカ信号10に適した妨害技法を妨害指示処理部6
Bによって決定し、終末誘導用イルミネータ信号2また
は終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号10の動作
前から当該終末誘導用イルミネータ信号2または終末誘
導用アクティブミサイルシーカ信号10を待ち受け、終
末誘導用イルミネータ信号2または終末誘導用アクティ
ブミサイルシーカ信号10の出現と同時に広帯域無条件
妨害処理部12により欺騙妨害波の送信を行う。
【0045】このように、本実施の形態でも上記実施の
形態2および4とほぼ同様の効果が得られるとともに、
本実施の形態では、広帯域の妨害回路を用いて終末誘導
用イルミネータ信号2または終末誘導用アクティブミサ
イルシーカ信号10の有無の確認や周波数の精密な同調
を行わずに妨害送信を行う広帯域無条件妨害処理部12
を妨害処理部8の代わりに設け、対抗電波発生用受信処
理部7,7Aを廃止することで、妨害開始までの応答速
度はさらに向上する。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、中間
誘導用追尾レーダ信号を含む電波とデータベースとの照
合を取り、受信した電波源の機種特定を行うステップ
と、上記中間誘導用追尾レーダ信号に基づいて終末誘導
用信号の出現を予測するステップと、上記特定した機種
に対する妨害実施の具体的手順を設定するステップと、
上記終末誘導用信号を受信して妨害波の周波数を決定す
るステップと、上記妨害波を用いて妨害を行うステップ
と、上記中間誘導用追尾レーダ信号を受信した際に、次
に出現が予想される終末誘導用信号に対する対抗電波発
生のための待ち受け受信および妨害動作を、上記データ
ベースを参照して終末誘導用信号の出現前に起動をかけ
るステップとを有するので、終末誘導用信号の出現から
妨害開始までに要する応答時間を短縮してミサイルの命
中率を著しく低下させることができ、また、中間誘導用
追尾信号が照射されるまでは他の信号に対して妨害用回
路を使用することが出来るため、多目標性が損なわれな
いという効果がある。
【0047】また、この発明によれば、中間誘導用追尾
レーダ信号を含む電波とデータベースとの照合を取り、
受信した電波源の機種特定を行うステップと、上記中間
誘導用追尾レーダ信号に基づいて終末誘導用信号の出現
を予測するステップと、上記特定した機種に対する妨害
実施の具体的手順を設定するステップと、上記具体的手
順に従って妨害を行うステップと、上記中間誘導用追尾
レーダ信号を受信した際に、次に出現が予想される終末
誘導用信号に対する対抗電波発生のための待ち受け受信
および妨害動作を、上記データベースを参照して終末誘
導用信号の出現前に起動をかけるステップとを有するの
で、ミサイルの命中率の低下、多目標性の確保に加え
て、妨害開始までの応答速度がさらに向上するという効
果がある。
【0048】また、この発明によれば、中間誘導用追尾
レーダ信号を含む電波に対する警戒受信を行うESM受
信処理部と、該ESM受信処理部で受信した電波とデー
タベースとの照合を取り、その受信した電波源の機種特
定を行う識別処理部と、上記中間誘導用追尾レーダ信号
に基づいて終末誘導用信号の出現を予測する関連性判定
処理部と、上記識別処理部で特定した機種に対する妨害
実施の具体的手順を設定する妨害指示処理部と、終末誘
導用信号を受信して妨害波の周波数を決定する対抗電波
発生用受信処理部と、該対抗電波発生用受信処理部の出
力に基づいて妨害を行う妨害処理部とを備え、中間誘導
用追尾レーダ信号を受信した際に、次に出現が予想され
る終末誘導用信号に対する対抗電波発生のための待ち受
け受信および妨害動作を、上記データベースを参照して
終末誘導用信号の出現前に起動をかけるので、終末誘導
用信号の出現から妨害開始までに要する応答時間を短縮
してミサイルの命中率を著しく低下させることができ、
また、中間誘導用追尾信号が照射されるまでは他の信号
に対して妨害用回路を使用することが出来るため、多目
標性が損なわれないという効果がある。
【0049】また、この発明によれば、中間誘導用追尾
レーダ信号を含む電波に対する警戒受信を行うESM受
信処理部と、該ESM受信処理部で受信した電波とデー
タベースとの照合を取り、その受信した電波源の機種特
定を行う識別処理部と、上記中間誘導用追尾レーダ信号
に基づいて終末誘導用信号の出現を予測する関連性判定
処理部と、上記識別処理部で特定した機種に対する妨害
実施の具体的手順を設定する妨害指示処理部と、該妨害
指示処理部の出力に基づいて妨害を行う妨害処理部とを
備え、中間誘導用追尾レーダ信号を受信した際に、次に
出現が予想される終末誘導用信号に対する対抗電波発生
のための待ち受け受信および妨害動作を、上記データベ
ースを参照して終末誘導用信号の出現前に起動をかける
ので、ミサイルの命中率の低下、多目標性の確保に加え
て、妨害開始までの応答速度がさらに向上し、構成も簡
略化されるという効果がある。
【0050】また、この発明によれば、上記終末誘導用
信号は終末誘導用イルミネータ信号であるので、終末誘
導用イルミネータ信号の反射波をセミアクティブミサイ
ルシーカが見つけだして追尾する以前に妨害を開始する
ことができ、ミサイルの命中率の低下に寄与できるとい
う効果がある。
【0051】また、この発明によれば、上記終末誘導用
信号は終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号である
ので、終末誘導用アクティブミサイルシーカ信号の反射
波をセミアクティブミサイルシーカが見つけだして追尾
する以前に妨害を開始することができ、ミサイルの命中
率の低下に寄与できるという効果がある。
【0052】また、この発明によれば、上記終末誘導用
信号は終末誘導用イルミネータ信号または終末誘導用ア
クティブミサイルシーカ信号であるので、妨害開始まで
の応答速度の向上および構成の簡略化に寄与できるとい
効果がある。
【0053】また、この発明によれば、上記妨害はノイ
ズ妨害であるので、ノイズ妨害波の中から終末誘導用ア
クティブミサイルシーカ信号の反射波をセミアクティブ
ミサイルシーカが見つけだして追尾することを不可能と
し、ミサイルの命中率を低下させるのに効果的であると
いう効果がある。
【0054】さらに、この発明によれば、上記妨害は欺
騙妨害であるので、欺騙妨害波と終末誘導用イルミネー
タ信号の反射波をセミアクティブミサイルシーカが区別
できなくして、誤って欺騙目標を追尾させ、ミサイルの
命中率を低下させるのに効果的であるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す機能ブロック
図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す機能ブロック
図である。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す機能ブロック
図である。
【図4】 この発明の実施の形態4を示す機能ブロック
図である。
【図5】 この発明の実施の形態5を示す機能ブロック
図である。
【図6】 この発明の実施の形態6を示す機能ブロック
図である。
【図7】 従来の対抗電波送信装置の一例を示す機能ブ
ロック図である。
【図8】 従来の対抗電波送信装置の他の例を示す機能
ブロック図である。
【符号の説明】
1 中間誘導用追尾レーダ信号、2 終末誘導用イルミ
ネータ信号、3 ESM受信処理部、4 識別処理部、
5,5A,5B 関連性判定処理部、6,6A,6B
妨害指示処理部、7,7A 対抗電波発生用受信処理
部、8 妨害処理部(ノイズ)、9 妨害処理部(欺
騙)、10 終末誘導用アクティブミサイルシーカ信
号、11 広帯域無条件妨害処理部(ノイズ)、12
広帯域無条件妨害処理部(欺騙)。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間誘導用追尾レーダ信号を含む電波と
    データベースとの照合を取り、受信した電波源の機種特
    定を行うステップと、 上記中間誘導用追尾レーダ信号に基づいて終末誘導用信
    号の出現を予測するステップと、 上記特定した機種に対する妨害実施の具体的手順を設定
    するステップと、 上記終末誘導用信号を受信して妨害波の周波数を決定す
    るステップと、 上記妨害波を用いて妨害を行うステップと、 上記中間誘導用追尾レーダ信号を受信した際に、次に出
    現が予想される終末誘導用信号に対する対抗電波発生の
    ための待ち受け受信および妨害動作を、上記データベー
    スを参照して終末誘導用信号の出現前に起動をかけるス
    テップとを有することを特徴とする対抗電波送信方法。
  2. 【請求項2】 上記終末誘導用信号は終末誘導用イルミ
    ネータ信号である請求項1記載の対抗電波送信方法。
  3. 【請求項3】 上記終末誘導用信号は終末誘導用アクテ
    ィブミサイルシーカ信号である請求項1記載の対抗電波
    送信方法。
  4. 【請求項4】 中間誘導用追尾レーダ信号を含む電波と
    データベースとの照合を取り、受信した電波源の機種特
    定を行うステップと、 上記中間誘導用追尾レーダ信号に基づいて終末誘導用信
    号の出現を予測するステップと、 上記特定した機種に対する妨害実施の具体的手順を設定
    するステップと、 上記具体的手順に従って妨害を行うステップと、 上記中間誘導用追尾レーダ信号を受信した際に、次に出
    現が予想される終末誘導用信号に対する対抗電波発生の
    ための待ち受け受信および妨害動作を、上記データベー
    スを参照して終末誘導用信号の出現前に起動をかけるス
    テップとを有することを特徴とする対抗電波送信方法。
  5. 【請求項5】 上記終末誘導用信号は終末誘導用イルミ
    ネータ信号または終末誘導用アクティブミサイルシーカ
    信号である請求項4記載の対抗電波送信方法。
  6. 【請求項6】 上記妨害はノイズ妨害である請求項1〜
    5のいずれかに記載の対抗電波送信方法。
  7. 【請求項7】 上記妨害は欺騙妨害である請求項1〜5
    のいずれかに記載の対抗電波送信方法。
  8. 【請求項8】 中間誘導用追尾レーダ信号を含む電波に
    対する警戒受信を行うESM受信処理部と、 該ESM受信処理部で受信した電波とデータベースとの
    照合を取り、その受信した電波源の機種特定を行う識別
    処理部と、 上記中間誘導用追尾レーダ信号に基づいて終末誘導用信
    号の出現を予測する関連性判定処理部と、 上記識別処理部で特定した機種に対する妨害実施の具体
    的手順を設定する妨害指示処理部と、 終末誘導用信号を受信して妨害波の周波数を決定する対
    抗電波発生用受信処理部と、 該対抗電波発生用受信処理部の出力に基づいて妨害を行
    う妨害処理部とを備え、中間誘導用追尾レーダ信号を受
    信した際に、次に出現が予想される終末誘導用信号に対
    する対抗電波発生のための待ち受け受信および妨害動作
    を、上記データベースを参照して終末誘導用信号の出現
    前に起動をかけることを特徴とする対抗電波送信装置。
  9. 【請求項9】 上記終末誘導用信号は終末誘導用イルミ
    ネータ信号である請求項8記載の対抗電波送信装置。
  10. 【請求項10】 上記終末誘導用信号は終末誘導用アク
    ティブミサイルシーカ信号である請求項8記載の対抗電
    波送信装置。
  11. 【請求項11】 中間誘導用追尾レーダ信号を含む電波
    に対する警戒受信を行うESM受信処理部と、 該ESM受信処理部で受信した電波とデータベースとの
    照合を取り、その受信した電波源の機種特定を行う識別
    処理部と、 上記中間誘導用追尾レーダ信号に基づいて終末誘導用信
    号の出現を予測する関連性判定処理部と、 上記識別処理部で特定した機種に対する妨害実施の具体
    的手順を設定する妨害指示処理部と、 該妨害指示処理部の出力に基づいて妨害を行う妨害処理
    部とを備え、中間誘導用追尾レーダ信号を受信した際
    に、次に出現が予想される終末誘導用信号に対する対抗
    電波発生のための待ち受け受信および妨害動作を、上記
    データベースを参照して終末誘導用信号の出現前に起動
    をかけることを特徴とする対抗電波送信装置。
  12. 【請求項12】 上記終末誘導用信号は終末誘導用イル
    ミネータ信号または終末誘導用アクティブミサイルシー
    カ信号である請求項11記載の対抗電波送信装置。
  13. 【請求項13】 上記妨害はノイズ妨害である請求項8
    〜12のいずれかに記載の対抗電波送信装置。
  14. 【請求項14】 上記妨害は欺騙妨害である請求項8〜
    12のいずれかに記載の対抗電波送信装置。
JP2000183577A 2000-06-19 2000-06-19 対抗電波送信方法および装置 Expired - Fee Related JP3476750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000183577A JP3476750B2 (ja) 2000-06-19 2000-06-19 対抗電波送信方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000183577A JP3476750B2 (ja) 2000-06-19 2000-06-19 対抗電波送信方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002006029A true JP2002006029A (ja) 2002-01-09
JP3476750B2 JP3476750B2 (ja) 2003-12-10

Family

ID=18684142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000183577A Expired - Fee Related JP3476750B2 (ja) 2000-06-19 2000-06-19 対抗電波送信方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3476750B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008180636A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Mitsubishi Electric Corp 電波妨害システム
JP2015158381A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 株式会社東芝 目標探知装置
CN115857060A (zh) * 2023-02-20 2023-03-28 国家海洋局北海预报中心((国家海洋局青岛海洋预报台)(国家海洋局青岛海洋环境监测中心站)) 基于分层生成对抗网络的短临降水预报方法和系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008180636A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Mitsubishi Electric Corp 電波妨害システム
JP2015158381A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 株式会社東芝 目標探知装置
CN115857060A (zh) * 2023-02-20 2023-03-28 国家海洋局北海预报中心((国家海洋局青岛海洋预报台)(国家海洋局青岛海洋环境监测中心站)) 基于分层生成对抗网络的短临降水预报方法和系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3476750B2 (ja) 2003-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11307290B2 (en) Synchronous side lobe jamming method for electronic attack
US5483240A (en) Radar terrain bounce jamming detection using ground clutter tracking
KR102012386B1 (ko) 펄스 압축 신호에 대한 기만 신호 생성 장치 및 기만 신호 생성 방법
WO2007043475A1 (ja) レーダ装置とレーダサイト間調整方法
CN105572643B (zh) 一种对抗射频存储转发干扰的雷达信号发射方法
US20240142571A1 (en) Method of radar jamming based on frequency diverse array jammer
KR101682090B1 (ko) 미상 신호를 이용한 재밍 신호 출력 제어 장치 및 방법
KR102035150B1 (ko) 전자전에서 위협신호를 식별하기 위한 장치 및 방법
US6683559B2 (en) Unwanted peak detection for radar
JP2002006029A (ja) 対抗電波送信方法および装置
US7808421B2 (en) Methods and apparatus for creating a scan strategy
CN111157954A (zh) 地面雷达目标检测门限系数自适应调整方法
CN115733575A (zh) 一种无人机侦测反制系统及方法
JP2933053B2 (ja) レーダ装置
JP2973986B2 (ja) レーダ装置、レーダ装置の追尾ビーム選択方法及び追尾ビーム選択プログラムを記録した記憶媒体
JP3520014B2 (ja) 追尾負荷制御方法
KR100493727B1 (ko) 다기능 레이더에서 표적 탐지를 위한 방법
JPH08285934A (ja) 妨害波除去システム
KR102628750B1 (ko) 재밍 대상신호의 유효 여부를 고려한 재밍 신호 발생장치 및 그를 위한 방법
US12025691B2 (en) Systems and methods for radar detection having intelligent acoustic activation
US20220163628A1 (en) Realtime electronic countermeasure assessment
KR102499402B1 (ko) 압축펄스신호에 대응한 첩잡음 발생 장치 및 방법
JP2689889B2 (ja) 同時多目標誘導方式
JPS6336176A (ja) レ−ダ目標検出装置
US20220365198A1 (en) Systems and methods for radar detection having intelligent acoustic activation

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees