JP2002004335A - 建設機械の自動給脂装置 - Google Patents
建設機械の自動給脂装置Info
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- JP2002004335A JP2002004335A JP2000191612A JP2000191612A JP2002004335A JP 2002004335 A JP2002004335 A JP 2002004335A JP 2000191612 A JP2000191612 A JP 2000191612A JP 2000191612 A JP2000191612 A JP 2000191612A JP 2002004335 A JP2002004335 A JP 2002004335A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業装置等を駆動するためのメインポンプ、
パイロットポンプを利用して潤滑油ポンプを駆動し、給
脂部位に潤滑油を給脂する。 【解決手段】 バケットシリンダ13は方向切換弁20
をメインポンプ15を接続する。また、方向切換弁20
にはパイロット弁22を介してパイロットポンプ23を
接続し、パイロット弁22には圧力スイッチ42を接続
する。さらに、バケットシリンダ13,パイロットポン
プ23は切換弁32,34を介してグリースポンプ38
に接続する。そして、コントローラ45は、圧力スイッ
チ42の開成、閉成によって作業装置が操作されている
か否かを検出し、作業装置の操作時には切換弁32を通
じてメインポンプ15の圧油をグリースポンプ38に供
給し、作業装置の無操作時には切換弁34を通じてパイ
ロットポンプ23の圧油をグリースポンプ38に供給
し、潤滑油の給脂を行う。
パイロットポンプを利用して潤滑油ポンプを駆動し、給
脂部位に潤滑油を給脂する。 【解決手段】 バケットシリンダ13は方向切換弁20
をメインポンプ15を接続する。また、方向切換弁20
にはパイロット弁22を介してパイロットポンプ23を
接続し、パイロット弁22には圧力スイッチ42を接続
する。さらに、バケットシリンダ13,パイロットポン
プ23は切換弁32,34を介してグリースポンプ38
に接続する。そして、コントローラ45は、圧力スイッ
チ42の開成、閉成によって作業装置が操作されている
か否かを検出し、作業装置の操作時には切換弁32を通
じてメインポンプ15の圧油をグリースポンプ38に供
給し、作業装置の無操作時には切換弁34を通じてパイ
ロットポンプ23の圧油をグリースポンプ38に供給
し、潤滑油の給脂を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建設機械の
各給脂部位に自動的に給脂を行うようにした建設機械の
自動給脂装置に関する。
各給脂部位に自動的に給脂を行うようにした建設機械の
自動給脂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械に
は、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリン
ダによって駆動するブーム、アーム、バケット等からな
る作業装置が設けられている。また、このような作業装
置には、油圧シリンダとブーム、アーム、バケットとを
連結する部位に複数の軸受装置が設けられ、これらの軸
受装置は潤滑油の給脂が必要な給脂部位となっている。
そして、このような建設機械には、給脂部位の油膜切れ
を防止するために、給脂部位に自動的に給脂を行う自動
給脂装置が取付けられたものが知られている(例えば、
実開平5−42895号)。
は、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリン
ダによって駆動するブーム、アーム、バケット等からな
る作業装置が設けられている。また、このような作業装
置には、油圧シリンダとブーム、アーム、バケットとを
連結する部位に複数の軸受装置が設けられ、これらの軸
受装置は潤滑油の給脂が必要な給脂部位となっている。
そして、このような建設機械には、給脂部位の油膜切れ
を防止するために、給脂部位に自動的に給脂を行う自動
給脂装置が取付けられたものが知られている(例えば、
実開平5−42895号)。
【0003】このような従来技術による自動給脂装置
は、給脂部位に潤滑油を供給する潤滑油ポンプであるグ
リースポンプと、該グリースポンプを駆動するためのモ
ータ等のグリースポンプ駆動源と、該グリースポンプ駆
動源に運転指令信号、停止指令信号を出力するコントロ
ーラと、作業装置のブームシリンダ、アームシリンダ、
バケットシリンダのうち少なくともいずれか一のシリン
ダが駆動操作されたことを検出する駆動操作検出器と、
各給脂部位に至る給脂管路に設けられ給脂が完了したこ
とを検出する給脂完了検出器とから構成されている。
は、給脂部位に潤滑油を供給する潤滑油ポンプであるグ
リースポンプと、該グリースポンプを駆動するためのモ
ータ等のグリースポンプ駆動源と、該グリースポンプ駆
動源に運転指令信号、停止指令信号を出力するコントロ
ーラと、作業装置のブームシリンダ、アームシリンダ、
バケットシリンダのうち少なくともいずれか一のシリン
ダが駆動操作されたことを検出する駆動操作検出器と、
各給脂部位に至る給脂管路に設けられ給脂が完了したこ
とを検出する給脂完了検出器とから構成されている。
【0004】そして、従来技術による自動給脂装置は、
ブームシリンダ等の稼動時間の積算値が所定の設定時間
に達すると、コントローラはグリースポンプ駆動源に運
転指令信号を出力する。これにより、グリースポンプ駆
動源が駆動し、給脂部位に潤滑油としてのグリースを自
動的に給脂する。一方、給脂完了検出器によって給脂が
完了したことが検出されると、コントローラはグリース
ポンプ駆動源に運転指令信号を出力する。これにより、
グリースポンプ駆動源は停止し、グリースの給脂を終了
する。このため、オペレータは給脂部位に潤滑油を供給
する給脂作業を行う必要がなく、オペレータの労力を省
力化することができる。
ブームシリンダ等の稼動時間の積算値が所定の設定時間
に達すると、コントローラはグリースポンプ駆動源に運
転指令信号を出力する。これにより、グリースポンプ駆
動源が駆動し、給脂部位に潤滑油としてのグリースを自
動的に給脂する。一方、給脂完了検出器によって給脂が
完了したことが検出されると、コントローラはグリース
ポンプ駆動源に運転指令信号を出力する。これにより、
グリースポンプ駆動源は停止し、グリースの給脂を終了
する。このため、オペレータは給脂部位に潤滑油を供給
する給脂作業を行う必要がなく、オペレータの労力を省
力化することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術に
よる自動給脂装置は、グリースポンプを駆動するために
モータ等のグリースポンプ駆動源を別途設けている。こ
のため、潤滑油を給脂するときには、作業装置等を駆動
するためのメインポンプ、パイロットポンプ等に加え
て、グリースポンプ駆動源を駆動する必要があり、建設
機械全体のエネルギー消費量が増大するという問題があ
る。また、グリースポンプ駆動源を別途設けるために、
製造コストが増大すると共に、グリースポンプ駆動源を
収容するための空間を確保する必要があり、建設機械が
大型化するという問題もある。
よる自動給脂装置は、グリースポンプを駆動するために
モータ等のグリースポンプ駆動源を別途設けている。こ
のため、潤滑油を給脂するときには、作業装置等を駆動
するためのメインポンプ、パイロットポンプ等に加え
て、グリースポンプ駆動源を駆動する必要があり、建設
機械全体のエネルギー消費量が増大するという問題があ
る。また、グリースポンプ駆動源を別途設けるために、
製造コストが増大すると共に、グリースポンプ駆動源を
収容するための空間を確保する必要があり、建設機械が
大型化するという問題もある。
【0006】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は作業装置等を駆動するために建
設機械に予め設けられているメインポンプ、パイロット
ポンプの圧油を利用して潤滑油ポンプを駆動して給脂部
位に潤滑油を給脂できる建設機械の自動給脂装置を提供
することを目的としている。
されたもので、本発明は作業装置等を駆動するために建
設機械に予め設けられているメインポンプ、パイロット
ポンプの圧油を利用して潤滑油ポンプを駆動して給脂部
位に潤滑油を給脂できる建設機械の自動給脂装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、アクチュエータによって駆動する作
業装置を備えた建設機械に設けられ、潤滑油を吐出する
潤滑油ポンプと、該潤滑油ポンプから吐出される潤滑油
を前記作業装置の給脂部位に供給する潤滑油供給手段
と、該潤滑油供給手段による潤滑油の供給を制御する潤
滑油供給制御手段とからなる建設機械の自動給脂装置に
適用される。
ために、本発明は、アクチュエータによって駆動する作
業装置を備えた建設機械に設けられ、潤滑油を吐出する
潤滑油ポンプと、該潤滑油ポンプから吐出される潤滑油
を前記作業装置の給脂部位に供給する潤滑油供給手段
と、該潤滑油供給手段による潤滑油の供給を制御する潤
滑油供給制御手段とからなる建設機械の自動給脂装置に
適用される。
【0008】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、建設機械には、アクチュエータに圧油を供給す
るメインポンプと、アクチュエータへの圧油の給排を制
御する制御弁と、該制御弁を切換えるパイロット圧を供
給するパロットポンプとを設け、前記潤滑油供給制御手
段は、前記作業装置を操作しているときにはメインポン
プから吐出される圧油を潤滑油ポンプに供給して潤滑油
を給脂する操作時給脂手段と、前記作業装置を操作して
いないときにはパイロットポンプから吐出される圧油を
潤滑油ポンプに供給して潤滑油を給脂する無操作時給脂
手段とによって構成したことにある。
特徴は、建設機械には、アクチュエータに圧油を供給す
るメインポンプと、アクチュエータへの圧油の給排を制
御する制御弁と、該制御弁を切換えるパイロット圧を供
給するパロットポンプとを設け、前記潤滑油供給制御手
段は、前記作業装置を操作しているときにはメインポン
プから吐出される圧油を潤滑油ポンプに供給して潤滑油
を給脂する操作時給脂手段と、前記作業装置を操作して
いないときにはパイロットポンプから吐出される圧油を
潤滑油ポンプに供給して潤滑油を給脂する無操作時給脂
手段とによって構成したことにある。
【0009】このように構成したことにより、作業装置
を操作しているときには、該作業装置の駆動に用いるメ
インポンプからの圧油を用いて潤滑油ポンプを駆動し、
潤滑油を給脂することができる。また、作業装置を操作
していないときには、作業装置の操作に備えて駆動して
いるパイロットポンプからの圧油を用いて潤滑油ポンプ
を駆動し、潤滑油の給脂を行うことができる。
を操作しているときには、該作業装置の駆動に用いるメ
インポンプからの圧油を用いて潤滑油ポンプを駆動し、
潤滑油を給脂することができる。また、作業装置を操作
していないときには、作業装置の操作に備えて駆動して
いるパイロットポンプからの圧油を用いて潤滑油ポンプ
を駆動し、潤滑油の給脂を行うことができる。
【0010】また、請求項2の発明では、操作時給脂手
段は、作業装置を操作している時間を積算する操作時間
積算手段と、該操作時間積算手段によって積算した積算
操作時間が予め決められた第1の給脂時間を越えたとき
にメインポンプから吐出される圧油を潤滑油ポンプに供
給する圧油供給手段とによって構成し、無操作時給脂手
段は、作業装置を操作していない時間を積算する無操作
時間積算手段と、該無操作時間積算手段によって積算し
た積算無操作時間が予め決められた第2の給脂時間を越
えたときに前記パイロットポンプから吐出される圧油を
潤滑油ポンプに供給するパイロット圧油供給手段とによ
って構成している。
段は、作業装置を操作している時間を積算する操作時間
積算手段と、該操作時間積算手段によって積算した積算
操作時間が予め決められた第1の給脂時間を越えたとき
にメインポンプから吐出される圧油を潤滑油ポンプに供
給する圧油供給手段とによって構成し、無操作時給脂手
段は、作業装置を操作していない時間を積算する無操作
時間積算手段と、該無操作時間積算手段によって積算し
た積算無操作時間が予め決められた第2の給脂時間を越
えたときに前記パイロットポンプから吐出される圧油を
潤滑油ポンプに供給するパイロット圧油供給手段とによ
って構成している。
【0011】これにより、作業装置を操作しているとき
には、操作時間積算手段は作業装置を操作している時間
を積算する。そして、この操作時間積算手段によって積
算した積算操作時間が予め決められた第1の給脂時間を
越えたときには、圧油供給手段は、メインポンプから吐
出される圧油を潤滑油ポンプに供給し、潤滑油を給脂す
る。
には、操作時間積算手段は作業装置を操作している時間
を積算する。そして、この操作時間積算手段によって積
算した積算操作時間が予め決められた第1の給脂時間を
越えたときには、圧油供給手段は、メインポンプから吐
出される圧油を潤滑油ポンプに供給し、潤滑油を給脂す
る。
【0012】一方、作業装置を操作していないときに
は、無操作時間積算手段は作業装置を操作していない時
間を積算する。そして、この無操作時間積算手段によっ
て積算した積算無操作時間が予め決められた第2の給脂
時間を越えたときには、パイロット圧油供給手段は、パ
イロットポンプから吐出される圧油を潤滑油ポンプに供
給し、潤滑油を給脂する。
は、無操作時間積算手段は作業装置を操作していない時
間を積算する。そして、この無操作時間積算手段によっ
て積算した積算無操作時間が予め決められた第2の給脂
時間を越えたときには、パイロット圧油供給手段は、パ
イロットポンプから吐出される圧油を潤滑油ポンプに供
給し、潤滑油を給脂する。
【0013】さらに、請求項3の発明は、パイロットポ
ンプと制御弁とを接続するパイロット配管には操作レバ
ーによって操作されるパイロット弁から吐出されるパイ
ロット圧によって閉成、開成する圧力スイッチを設け、
前記操作時間積算手段は該圧力スイッチが閉成した時間
を積算し、前記無操作時間積算手段は前記圧力スイッチ
が開成した時間を積算する構成としたことにある。
ンプと制御弁とを接続するパイロット配管には操作レバ
ーによって操作されるパイロット弁から吐出されるパイ
ロット圧によって閉成、開成する圧力スイッチを設け、
前記操作時間積算手段は該圧力スイッチが閉成した時間
を積算し、前記無操作時間積算手段は前記圧力スイッチ
が開成した時間を積算する構成としたことにある。
【0014】これにより、パイロット配管に設けた圧力
スイッチによって作業装置を操作しているか否かを検出
することができる。このため、操作時間積算手段は、圧
力スイッチが閉成した時間を積算して積算操作時間を演
算し、無操作時間積算手段は、圧力スイッチが開成した
時間を積算して積算無操作時間を演算することができ
る。
スイッチによって作業装置を操作しているか否かを検出
することができる。このため、操作時間積算手段は、圧
力スイッチが閉成した時間を積算して積算操作時間を演
算し、無操作時間積算手段は、圧力スイッチが開成した
時間を積算して積算無操作時間を演算することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
よる建設機械の自動給脂装置を油圧ショベルに適用した
場合を例に挙げて、図1ないし図3に基づいて詳細に説
明する。
よる建設機械の自動給脂装置を油圧ショベルに適用した
場合を例に挙げて、図1ないし図3に基づいて詳細に説
明する。
【0016】図において、1は建設機械としての油圧シ
ョベルを示し、該油圧ショベル1は下部走行体2と、該
下部走行体2上に旋回装置3を介して旋回可能に設けら
れた上部旋回体4とからなり、該上部旋回体4は、その
前部側に設けられたキャブ5と、該キャブ5の後側に位
置して後述のグリースポンプ38等を収容した機械室6
と、キャブ5の側方に位置して上部旋回体4の前部に設
けられた作業装置7とから大略構成されている。
ョベルを示し、該油圧ショベル1は下部走行体2と、該
下部走行体2上に旋回装置3を介して旋回可能に設けら
れた上部旋回体4とからなり、該上部旋回体4は、その
前部側に設けられたキャブ5と、該キャブ5の後側に位
置して後述のグリースポンプ38等を収容した機械室6
と、キャブ5の側方に位置して上部旋回体4の前部に設
けられた作業装置7とから大略構成されている。
【0017】ここで、作業装置7は、上部旋回体4の前
部に俯仰動可能にピン結合されたブーム8と、該ブーム
8の先端側に俯仰動可能にピン結合されたアーム9と、
該アーム9の先端側に回動可能にピン結合されたバケッ
ト10とから大略構成されている。そして、該ブーム
8、アーム9、バケット10にはアクチュエータとして
のブームシリンダ11、アームシリンダ12、バケット
シリンダ13が設けられている。そして、作業装置7
は、これらのシリンダ11〜13を伸縮することにより
駆動するものである。
部に俯仰動可能にピン結合されたブーム8と、該ブーム
8の先端側に俯仰動可能にピン結合されたアーム9と、
該アーム9の先端側に回動可能にピン結合されたバケッ
ト10とから大略構成されている。そして、該ブーム
8、アーム9、バケット10にはアクチュエータとして
のブームシリンダ11、アームシリンダ12、バケット
シリンダ13が設けられている。そして、作業装置7
は、これらのシリンダ11〜13を伸縮することにより
駆動するものである。
【0018】14,14,…は、作業装置7に設けられ
た軸受装置で、該各軸受装置14は、上部旋回体4の旋
回フレームとブーム8との間、ブーム8とアーム9との
間、アーム9とバケット10との間、各シリンダ11〜
13の両端側等に配設され、これらに設けられた一方の
部材としてのボスと相手方部材としてのブラケットとを
連結ピンによってピン結合している。また、各軸受装置
14は、連結ピンを中心に摺動変位するため、連結ピン
との潤滑性を維持するために潤滑油としてのグリースが
給脂される給脂部位となっている。
た軸受装置で、該各軸受装置14は、上部旋回体4の旋
回フレームとブーム8との間、ブーム8とアーム9との
間、アーム9とバケット10との間、各シリンダ11〜
13の両端側等に配設され、これらに設けられた一方の
部材としてのボスと相手方部材としてのブラケットとを
連結ピンによってピン結合している。また、各軸受装置
14は、連結ピンを中心に摺動変位するため、連結ピン
との潤滑性を維持するために潤滑油としてのグリースが
給脂される給脂部位となっている。
【0019】次に、図2を用いて油圧ショベル1のアク
チュエータ用油圧回路について説明する。
チュエータ用油圧回路について説明する。
【0020】15は機械室6内に配設されエンジン(図
示せず)によって回転駆動されるメインポンプで、該メ
インポンプ15は、可変容量型油圧ポンプ等によって構
成され、作動油タンク16内の作動油をシリンダ11〜
13等に向けて吐出する。
示せず)によって回転駆動されるメインポンプで、該メ
インポンプ15は、可変容量型油圧ポンプ等によって構
成され、作動油タンク16内の作動油をシリンダ11〜
13等に向けて吐出する。
【0021】17,18,19,20はメインポンプ1
5に接続されるセンタバイパス管路21と作動油タンク
16に接続される戻り管路との途中に設けられた制御弁
としての方向切換弁で、該各方向切換弁17〜20は、
油圧パイロット式の5ポート3位置切換弁によって構成
されている。そして、方向切換弁17は旋回装置3の旋
回モータ3Aに接続され、方向切換弁18はブームシリ
ンダ11に接続され、方向切換弁19はアームシリンダ
12に接続され、方向切換弁20はバケットシリンダ1
3にそれぞれ接続されている。これにより、方向切換弁
17〜20は、旋回モータ3A、シリンダ11〜13へ
の圧油の給排を制御している。
5に接続されるセンタバイパス管路21と作動油タンク
16に接続される戻り管路との途中に設けられた制御弁
としての方向切換弁で、該各方向切換弁17〜20は、
油圧パイロット式の5ポート3位置切換弁によって構成
されている。そして、方向切換弁17は旋回装置3の旋
回モータ3Aに接続され、方向切換弁18はブームシリ
ンダ11に接続され、方向切換弁19はアームシリンダ
12に接続され、方向切換弁20はバケットシリンダ1
3にそれぞれ接続されている。これにより、方向切換弁
17〜20は、旋回モータ3A、シリンダ11〜13へ
の圧油の給排を制御している。
【0022】22は油圧ショベル1のキャブ5等に設け
られた減圧型のパイロット弁で、該パイロット弁22
は、例えばパイロットポンプ23と方向切換弁20との
間に設けられ、パイロット配管24A,24Bを通じて
方向切換弁20の油圧パイロット部に接続されている。
られた減圧型のパイロット弁で、該パイロット弁22
は、例えばパイロットポンプ23と方向切換弁20との
間に設けられ、パイロット配管24A,24Bを通じて
方向切換弁20の油圧パイロット部に接続されている。
【0023】そして、パイロット弁22は、操作レバー
22Aの傾転操作によって切換えられ、その操作量に応
じてパイロット配管24A,24B内のパイロット圧を
増減させる。これにより、パイロット弁22は、方向切
換弁20を中立位置(イ)から切換位置(ロ),(ハ)
に切換え、バケットシリンダ13の伸縮を制御してい
る。
22Aの傾転操作によって切換えられ、その操作量に応
じてパイロット配管24A,24B内のパイロット圧を
増減させる。これにより、パイロット弁22は、方向切
換弁20を中立位置(イ)から切換位置(ロ),(ハ)
に切換え、バケットシリンダ13の伸縮を制御してい
る。
【0024】なお、他の方向切換弁17,18,19に
も図示しないパイロット弁が接続され、これらのパイロ
ット弁によって旋回モータ3A、ブームシリンダ11、
アームシリンダ12の回転、伸縮が制御される。
も図示しないパイロット弁が接続され、これらのパイロ
ット弁によって旋回モータ3A、ブームシリンダ11、
アームシリンダ12の回転、伸縮が制御される。
【0025】次に、図2を用いて油圧ショベル1に適用
される自動給脂装置について説明する。
される自動給脂装置について説明する。
【0026】31は油圧ショベル1の軸受装置14にグ
リースを給脂するために設けられた自動給脂装置で、該
自動給脂装置31は、後述の切換弁32,34,3
5、、グリースポンプ38、圧力スイッチ42、コント
ローラ45等によって構成されている。
リースを給脂するために設けられた自動給脂装置で、該
自動給脂装置31は、後述の切換弁32,34,3
5、、グリースポンプ38、圧力スイッチ42、コント
ローラ45等によって構成されている。
【0027】32はバケットシリンダ13とグリースポ
ンプ38との間に設けられたメインポンプ15側の切換
弁で、該切換弁32はチェック弁33,33を介してバ
ケットシリンダ13の2つの油室間に接続されている。
そして、切換弁32は、後述するコントローラ45の信
号に応じて開弁位置(ニ)、閉弁位置(ホ)に切換わ
り、バケットシリンダ13からグリースポンプ38に向
けて圧油の供給を開始、停止する。
ンプ38との間に設けられたメインポンプ15側の切換
弁で、該切換弁32はチェック弁33,33を介してバ
ケットシリンダ13の2つの油室間に接続されている。
そして、切換弁32は、後述するコントローラ45の信
号に応じて開弁位置(ニ)、閉弁位置(ホ)に切換わ
り、バケットシリンダ13からグリースポンプ38に向
けて圧油の供給を開始、停止する。
【0028】34はパイロットポンプ23とグリースポ
ンプ38との間に設けられたパイロットポンプ23側の
切換弁で、該切換弁34は、後述するコントローラ45
の信号に応じて開弁位置(ニ)、閉弁位置(ホ)に切換
わり、パイロットポンプ23からグリースポンプ38に
向けて圧油の供給を開始、停止する。
ンプ38との間に設けられたパイロットポンプ23側の
切換弁で、該切換弁34は、後述するコントローラ45
の信号に応じて開弁位置(ニ)、閉弁位置(ホ)に切換
わり、パイロットポンプ23からグリースポンプ38に
向けて圧油の供給を開始、停止する。
【0029】35はグリースポンプ38を駆動するため
の切換弁で、該切換弁35は、切換弁32,34とグリ
ースポンプ38との間に位置して切換弁32,34とグ
リースポンプ38とを接続する配管36の途中に設けら
れている。そして、切換弁35は、コントローラ45に
よって2つの切換位置(ヘ),(ト)の間で一定の時間
間隔(例えば5秒毎)で切換られ、メインポンプ15、
パイロットポンプ23から吐出された圧油をグリースポ
ンプ38に給排する。また、切換弁35と切換弁32,
34との間の配管36には安全弁37が接続され、該安
全弁37によって切換弁35から吐出される圧油の圧力
は、ほぼ一定値に保持されている。
の切換弁で、該切換弁35は、切換弁32,34とグリ
ースポンプ38との間に位置して切換弁32,34とグ
リースポンプ38とを接続する配管36の途中に設けら
れている。そして、切換弁35は、コントローラ45に
よって2つの切換位置(ヘ),(ト)の間で一定の時間
間隔(例えば5秒毎)で切換られ、メインポンプ15、
パイロットポンプ23から吐出された圧油をグリースポ
ンプ38に給排する。また、切換弁35と切換弁32,
34との間の配管36には安全弁37が接続され、該安
全弁37によって切換弁35から吐出される圧油の圧力
は、ほぼ一定値に保持されている。
【0030】38は切換弁35に接続された潤滑油ポン
プとしてのグリースポンプで、該グリースポンプ38
は、切換弁35が接続されたピストン38Aと、該ピス
トン38Aの先端に取付けられたグリースタンク38B
とによって構成されている。また、グリースポンプ38
には、後述の給脂配管39が接続されている。そして、
グリースポンプ38は、切換弁35によって給排される
圧油によってピストン38Aが往復動し、グリースタン
ク38B内のグリースを給脂配管39から吐出する。
プとしてのグリースポンプで、該グリースポンプ38
は、切換弁35が接続されたピストン38Aと、該ピス
トン38Aの先端に取付けられたグリースタンク38B
とによって構成されている。また、グリースポンプ38
には、後述の給脂配管39が接続されている。そして、
グリースポンプ38は、切換弁35によって給排される
圧油によってピストン38Aが往復動し、グリースタン
ク38B内のグリースを給脂配管39から吐出する。
【0031】39は分配弁40等と共に潤滑油供給手段
を構成する給脂配管で、該給脂配管39は、その基端側
がグリースポンプ38に接続されると共に、その先端側
が分配弁40に接続されている。また、分配弁40は給
脂配管41を通じて各軸受装置14に接続されている。
これにより、グリースポンプ38から吐出されたグリー
スは、分配弁40を介して各軸受装置14に供給され
る。
を構成する給脂配管で、該給脂配管39は、その基端側
がグリースポンプ38に接続されると共に、その先端側
が分配弁40に接続されている。また、分配弁40は給
脂配管41を通じて各軸受装置14に接続されている。
これにより、グリースポンプ38から吐出されたグリー
スは、分配弁40を介して各軸受装置14に供給され
る。
【0032】42はパイロット配管24A,24Bにシ
ャトル弁43を介して接続された圧力スイッチで、該圧
力スイッチ42は、シャトル弁43によってパイロット
配管24A,24Bのうち圧力の高い配管に接続され
る。これにより、圧力スイッチ42は、パイロット弁2
2によって方向切換弁20が中立位置(イ)から切換位
置(ロ),(ハ)に切換わったときに閉成(ON状態)
し、検出信号をコントローラ45に出力する。
ャトル弁43を介して接続された圧力スイッチで、該圧
力スイッチ42は、シャトル弁43によってパイロット
配管24A,24Bのうち圧力の高い配管に接続され
る。これにより、圧力スイッチ42は、パイロット弁2
2によって方向切換弁20が中立位置(イ)から切換位
置(ロ),(ハ)に切換わったときに閉成(ON状態)
し、検出信号をコントローラ45に出力する。
【0033】44は切換弁32,34と切換弁35との
間に位置して配管36に接続された圧力スイッチで、該
圧力スイッチ44は、切換弁32,34からグリースポ
ンプ38に向けて供給される作動油の圧力を検出し、該
圧力がグリースポンプ38の駆動に必要となる一定値を
越えたときに閉成(ON状態)し、検出信号をコントロ
ーラ45に出力する。
間に位置して配管36に接続された圧力スイッチで、該
圧力スイッチ44は、切換弁32,34からグリースポ
ンプ38に向けて供給される作動油の圧力を検出し、該
圧力がグリースポンプ38の駆動に必要となる一定値を
越えたときに閉成(ON状態)し、検出信号をコントロ
ーラ45に出力する。
【0034】45はグリースポンプ38からのグリース
の給脂を制御する潤滑油供給制御手段としてのコントロ
ーラで、該コントローラ45は、マイクロコンピュータ
等で構成され、その記憶装置45Aには、図3に示すプ
ログラム、作業装置7を操作した時間を積算した積算操
作時間T1 、作業装置7を操作していない時間を積算し
た積算無操作時間T2 、積算操作時間T1 、積算無操作
時間T2 を演算するためのタイマ、積算操作時間T1 ,
積算無操作時間T2 が給脂が必要となる時間だけ経過し
たか否かを判別するための第1,第2の給脂時間T10,
T20等が格納されている。
の給脂を制御する潤滑油供給制御手段としてのコントロ
ーラで、該コントローラ45は、マイクロコンピュータ
等で構成され、その記憶装置45Aには、図3に示すプ
ログラム、作業装置7を操作した時間を積算した積算操
作時間T1 、作業装置7を操作していない時間を積算し
た積算無操作時間T2 、積算操作時間T1 、積算無操作
時間T2 を演算するためのタイマ、積算操作時間T1 ,
積算無操作時間T2 が給脂が必要となる時間だけ経過し
たか否かを判別するための第1,第2の給脂時間T10,
T20等が格納されている。
【0035】また、コントローラ45は、その入力側が
圧力スイッチ42,44に接続され、出力側が切換弁3
2,34,35に接続されている。そして、コントロー
ラ45は、後述する自動給脂制御処理に基づいて切換弁
32,34,35を切換操作し、グリースポンプ38の
駆動を制御する。
圧力スイッチ42,44に接続され、出力側が切換弁3
2,34,35に接続されている。そして、コントロー
ラ45は、後述する自動給脂制御処理に基づいて切換弁
32,34,35を切換操作し、グリースポンプ38の
駆動を制御する。
【0036】本実施の形態による自動給脂装置31は上
述の如き構成を有するもので、次にコントローラ45に
よる自動給脂制御処理について、図2および図3を参照
しつつ説明する。
述の如き構成を有するもので、次にコントローラ45に
よる自動給脂制御処理について、図2および図3を参照
しつつ説明する。
【0037】まず、ステップ1では、積算操作時間T1
、積算無操作時間T2 をいずれも「0」にリセットす
る。そして、ステップ2では、切換弁32,34を閉弁
位置(ホ)に切換え、メインポンプ15、パイロットポ
ンプ23からグリースポンプ38に向かう圧油の供給を
停止する。
、積算無操作時間T2 をいずれも「0」にリセットす
る。そして、ステップ2では、切換弁32,34を閉弁
位置(ホ)に切換え、メインポンプ15、パイロットポ
ンプ23からグリースポンプ38に向かう圧油の供給を
停止する。
【0038】次に、ステップ3では、メインポンプ1
5、パイロットポンプ23の駆動源となるエンジンが駆
動しているか否かを判別し、「NO」と判定したときに
はステップ15に移って処理を終了する。
5、パイロットポンプ23の駆動源となるエンジンが駆
動しているか否かを判別し、「NO」と判定したときに
はステップ15に移って処理を終了する。
【0039】一方、ステップ3で「YES」と判定した
ときには、ステップ4に移って圧力スイッチ42がON
状態か否かを判別する。そして、ステップ4で「YE
S」と判定したときには、パイロット弁22の操作によ
って方向切換弁20が切換位置(ロ)または切換位置
(ハ)に切換わっているから、作業装置7を操作してい
る状態であると判断し、ステップ5に移行する。
ときには、ステップ4に移って圧力スイッチ42がON
状態か否かを判別する。そして、ステップ4で「YE
S」と判定したときには、パイロット弁22の操作によ
って方向切換弁20が切換位置(ロ)または切換位置
(ハ)に切換わっているから、作業装置7を操作してい
る状態であると判断し、ステップ5に移行する。
【0040】ここで、ステップ5では、積算操作時間T
1 を微小時間ΔTだけ増加させ、ステップ6に移って、
積算操作時間T1 が例えば10分程度の予め設定してお
いた第1の給脂時間T10を越えたか否かを判別する。そ
して、ステップ5で「NO」と判定したときには、給脂
が必要となる時間が経過していないから、ステップ2に
移行する。
1 を微小時間ΔTだけ増加させ、ステップ6に移って、
積算操作時間T1 が例えば10分程度の予め設定してお
いた第1の給脂時間T10を越えたか否かを判別する。そ
して、ステップ5で「NO」と判定したときには、給脂
が必要となる時間が経過していないから、ステップ2に
移行する。
【0041】一方、ステップ6で「YES」と判定した
ときには、作業装置7を操作した時間が第1の給脂時間
T10を越えて給脂が必要となっているから、ステップ7
に移って切換弁32を開弁位置(ニ)に切換え、切換弁
34は閉弁位置(ホ)に保持する。これにより、メイン
ポンプ15からの圧油はバケットシリンダ13、切換弁
32を通じて切換弁35に向けて供給される。
ときには、作業装置7を操作した時間が第1の給脂時間
T10を越えて給脂が必要となっているから、ステップ7
に移って切換弁32を開弁位置(ニ)に切換え、切換弁
34は閉弁位置(ホ)に保持する。これにより、メイン
ポンプ15からの圧油はバケットシリンダ13、切換弁
32を通じて切換弁35に向けて供給される。
【0042】そして、ステップ8では、切換弁32,3
5の間に接続された圧力スイッチ44がON状態となる
のを確認した後、切換弁35を切換位置(ヘ),(ト)
の間で予め決められた所定時間(例えば3分程度)の
間、一定時間間隔(例えば5秒毎)で往復動させる。こ
れにより、グリースポンプ38はグリースタンク38B
内のグリースを各軸受装置14に向けて供給する。そし
て、給脂が終了した後には、ステップ9に移って積算操
作時間T1 を「0」にリセットし、ステップ2以降の処
理を行う。
5の間に接続された圧力スイッチ44がON状態となる
のを確認した後、切換弁35を切換位置(ヘ),(ト)
の間で予め決められた所定時間(例えば3分程度)の
間、一定時間間隔(例えば5秒毎)で往復動させる。こ
れにより、グリースポンプ38はグリースタンク38B
内のグリースを各軸受装置14に向けて供給する。そし
て、給脂が終了した後には、ステップ9に移って積算操
作時間T1 を「0」にリセットし、ステップ2以降の処
理を行う。
【0043】これに対し、ステップ4で「NO」と判定
したときには、方向制御弁20が中立位置(イ)に切換
わっているから、作業装置7を操作していない状態であ
ると判断し、ステップ10に移行する。
したときには、方向制御弁20が中立位置(イ)に切換
わっているから、作業装置7を操作していない状態であ
ると判断し、ステップ10に移行する。
【0044】そして、ステップ10では、積算無操作時
間T2 を微小時間ΔTだけ増加させ、ステップ11に移
って、積算無操作時間T2 が予め設定しておいた第2の
給脂時間T20を越えたか否かを判別する。このとき、作
業装置7を操作しているときに比べて作業装置7を操作
していないときには軸受装置14での油膜切れが発生し
にくいから、第2の給脂時間T20は第1の給脂時間T10
よりも長い時間として例えば20分程度に予め設定され
ている。そして、ステップ11で「NO」と判定したと
きには、給脂が必要となる時間が経過していないから、
ステップ2に移行する。
間T2 を微小時間ΔTだけ増加させ、ステップ11に移
って、積算無操作時間T2 が予め設定しておいた第2の
給脂時間T20を越えたか否かを判別する。このとき、作
業装置7を操作しているときに比べて作業装置7を操作
していないときには軸受装置14での油膜切れが発生し
にくいから、第2の給脂時間T20は第1の給脂時間T10
よりも長い時間として例えば20分程度に予め設定され
ている。そして、ステップ11で「NO」と判定したと
きには、給脂が必要となる時間が経過していないから、
ステップ2に移行する。
【0045】一方、ステップ11で「YES」と判定し
たときには、作業装置7を操作していない時間が第2の
給脂時間T20を越えて給脂が必要となっているから、ス
テップ12に移って切換弁32は閉弁位置(ホ)に保持
し、切換弁34を開弁位置(ニ)に切換える。これによ
り、パイロットポンプ23からの圧油は切換弁34を通
じて切換弁35に向けて供給される。
たときには、作業装置7を操作していない時間が第2の
給脂時間T20を越えて給脂が必要となっているから、ス
テップ12に移って切換弁32は閉弁位置(ホ)に保持
し、切換弁34を開弁位置(ニ)に切換える。これによ
り、パイロットポンプ23からの圧油は切換弁34を通
じて切換弁35に向けて供給される。
【0046】そして、ステップ13では、切換弁32,
35の間に接続された圧力スイッチ44がON状態とな
るのを確認した後、切換弁35を切換位置(ヘ),
(ト)の間で予め決められた所定時間に亘って往復動さ
せる。これにより、グリースポンプ38はグリースタン
ク38B内のグリースを各軸受装置14に向けて供給す
る。そして、給脂が終了した後には、ステップ14に移
って積算無操作時間T2 を「0」にリセットし、ステッ
プ2以降の処理を行う。
35の間に接続された圧力スイッチ44がON状態とな
るのを確認した後、切換弁35を切換位置(ヘ),
(ト)の間で予め決められた所定時間に亘って往復動さ
せる。これにより、グリースポンプ38はグリースタン
ク38B内のグリースを各軸受装置14に向けて供給す
る。そして、給脂が終了した後には、ステップ14に移
って積算無操作時間T2 を「0」にリセットし、ステッ
プ2以降の処理を行う。
【0047】かくして、本実施の形態では、作業装置7
を操作しているときにはメインポンプ15から吐出され
る圧油をグリースポンプ38に供給し、作業装置7を操
作していないときにはパイロットポンプ23から吐出さ
れる圧油をグリースポンプ38に供給する構成としたか
ら、作業装置7を操作しているときには、該作業装置7
の駆動に用いるメインポンプ15からの圧油を用いてグ
リースポンプ38を駆動し、潤滑油を給脂することがで
きる。
を操作しているときにはメインポンプ15から吐出され
る圧油をグリースポンプ38に供給し、作業装置7を操
作していないときにはパイロットポンプ23から吐出さ
れる圧油をグリースポンプ38に供給する構成としたか
ら、作業装置7を操作しているときには、該作業装置7
の駆動に用いるメインポンプ15からの圧油を用いてグ
リースポンプ38を駆動し、潤滑油を給脂することがで
きる。
【0048】また、例えばエンジン始動時の暖気運転中
の場合、またはダンプ待ちで、作業装置7のバケット1
0が空中に浮いている姿勢で操作レバー22Aを動かし
ていない場合等のように作業装置7を操作していないと
きには、作業装置7の操作に備えて駆動しているパイロ
ットポンプ23からの圧油を用いてグリースポンプ38
を駆動し、潤滑油の給脂を行うことができる。
の場合、またはダンプ待ちで、作業装置7のバケット1
0が空中に浮いている姿勢で操作レバー22Aを動かし
ていない場合等のように作業装置7を操作していないと
きには、作業装置7の操作に備えて駆動しているパイロ
ットポンプ23からの圧油を用いてグリースポンプ38
を駆動し、潤滑油の給脂を行うことができる。
【0049】このため、作業装置7等を駆動するための
メインポンプ15、パイロットポンプ23からの圧油を
利用して潤滑油の給脂を行うことができるから、従来技
術のようにグリースポンプ38のみを駆動するためのモ
ータ等を設けた場合に比べて、建設機械全体のエネルギ
ー消費量を抑制することができ、エネルギー効率を高め
ることができる。
メインポンプ15、パイロットポンプ23からの圧油を
利用して潤滑油の給脂を行うことができるから、従来技
術のようにグリースポンプ38のみを駆動するためのモ
ータ等を設けた場合に比べて、建設機械全体のエネルギ
ー消費量を抑制することができ、エネルギー効率を高め
ることができる。
【0050】また、パイロットポンプ23からの圧油に
加えてメインポンプ15からの圧油を用いてグリースポ
ンプ38を駆動するから、パイロットポンプ23のみを
用いてグリースポンプ38を駆動する場合に比べてパイ
ロットポンプ23の容量を小さくすることができる。
加えてメインポンプ15からの圧油を用いてグリースポ
ンプ38を駆動するから、パイロットポンプ23のみを
用いてグリースポンプ38を駆動する場合に比べてパイ
ロットポンプ23の容量を小さくすることができる。
【0051】さらに、従来技術のようにグリースポンプ
38のみを駆動するためのモータ等を別途設ける必要が
ないから、製造コストを低減できると共に、モータ等を
収容するための空間を省くことができ、建設機械が小型
化することができる。
38のみを駆動するためのモータ等を別途設ける必要が
ないから、製造コストを低減できると共に、モータ等を
収容するための空間を省くことができ、建設機械が小型
化することができる。
【0052】また、作業装置7を操作しているときに
は、作業装置7を操作している時間を積算し、この積算
操作時間T1 が第1の給脂時間T10を越えたときにメイ
ンポンプ15から吐出される圧油をグリースポンプ38
に供給するから、作業装置7の駆動によって給脂が必要
となったときにはメインポンプ15からの圧油によって
グリースポンプ38を駆動し、軸受装置14等にグリー
スを給脂することができる。
は、作業装置7を操作している時間を積算し、この積算
操作時間T1 が第1の給脂時間T10を越えたときにメイ
ンポンプ15から吐出される圧油をグリースポンプ38
に供給するから、作業装置7の駆動によって給脂が必要
となったときにはメインポンプ15からの圧油によって
グリースポンプ38を駆動し、軸受装置14等にグリー
スを給脂することができる。
【0053】一方、作業装置7を操作していないときに
は、作業装置7を操作していない時間を積算し、この積
算無操作時間T2 が第2の給脂時間T20を越えたときに
パイロットポンプ23から吐出される圧油をグリースポ
ンプ38に供給するから、作業装置7を停止していると
きであっても、一定の給脂時間T20毎にパイロットポン
プ23からの圧油によってグリースポンプ38を駆動
し、軸受装置14等にグリースを給脂することができ
る。
は、作業装置7を操作していない時間を積算し、この積
算無操作時間T2 が第2の給脂時間T20を越えたときに
パイロットポンプ23から吐出される圧油をグリースポ
ンプ38に供給するから、作業装置7を停止していると
きであっても、一定の給脂時間T20毎にパイロットポン
プ23からの圧油によってグリースポンプ38を駆動
し、軸受装置14等にグリースを給脂することができ
る。
【0054】このため、作業装置7の操作の有無に拘ら
ず軸受装置14に確実にグリースを給脂することがで
き、軸受装置14の連結ピン等に油膜切れが生じること
がなく、軸受装置14の信頼性、耐久性を向上すること
ができる。
ず軸受装置14に確実にグリースを給脂することがで
き、軸受装置14の連結ピン等に油膜切れが生じること
がなく、軸受装置14の信頼性、耐久性を向上すること
ができる。
【0055】さらに、パイロットポンプ23と方向切換
弁20とを接続するパイロット配管24A,24Bには
パイロット圧によって閉成、開成する圧力スイッチ42
を設け、積算操作時間T1 は圧力スイッチ42が閉成し
た時間を積算することによって演算し、積算無操作時間
T2 は圧力スイッチ42が開成した時間を積算すること
によって演算したから、圧力スイッチ42の閉成、開成
によって作業装置7を操作しているか否かを検出するこ
とができる。このため、圧力スイッチ42の閉成、開成
によって積算操作時間T1 、積算無操作時間T2 を容易
に演算することができる。
弁20とを接続するパイロット配管24A,24Bには
パイロット圧によって閉成、開成する圧力スイッチ42
を設け、積算操作時間T1 は圧力スイッチ42が閉成し
た時間を積算することによって演算し、積算無操作時間
T2 は圧力スイッチ42が開成した時間を積算すること
によって演算したから、圧力スイッチ42の閉成、開成
によって作業装置7を操作しているか否かを検出するこ
とができる。このため、圧力スイッチ42の閉成、開成
によって積算操作時間T1 、積算無操作時間T2 を容易
に演算することができる。
【0056】なお、図3中のステップ5〜9が操作時給
脂手段の具体例を示し、図3中のステップ10〜14が
操作時給脂手段の具体例を示している。また、図3中の
ステップ5は操作時間積算手段の具体例を示し、図3中
のステップ6〜8は圧油供給手段の具体例を示し、図3
中のステップ10は無操作時間積算手段の具体例を示
し、図3中のステップ11〜13はパイロット圧油供給
手段の具体例を示している。
脂手段の具体例を示し、図3中のステップ10〜14が
操作時給脂手段の具体例を示している。また、図3中の
ステップ5は操作時間積算手段の具体例を示し、図3中
のステップ6〜8は圧油供給手段の具体例を示し、図3
中のステップ10は無操作時間積算手段の具体例を示
し、図3中のステップ11〜13はパイロット圧油供給
手段の具体例を示している。
【0057】また、前記実施の形態では、バケットシリ
ンダ13用の方向切換弁20に接続されたパイロット配
管24A,24Bにはパイロット圧によって閉成、開成
する圧力スイッチ42を設け、該圧力スイッチ42によ
って作業装置7を操作しているか否かを検出するものと
した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図4に示
す変形例のように各方向切換弁17〜20とパイロット
弁51〜54とを接続するパイロット配管55A〜58
Aとパイロット配管55B〜58Bとの間にはそれぞれ
シャトル弁59を接続し、これら4個のシャトル弁59
からの圧油をシャトル弁60,61を介して圧力スイッ
チ42に供給する構成としてもよい。これにより、圧力
スイッチ42は、シリンダ11〜13、旋回モータ3A
のうちいずれかが動作しているときに閉成するから、作
業装置7が操作中か否かを正確に検出することができ
る。
ンダ13用の方向切換弁20に接続されたパイロット配
管24A,24Bにはパイロット圧によって閉成、開成
する圧力スイッチ42を設け、該圧力スイッチ42によ
って作業装置7を操作しているか否かを検出するものと
した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図4に示
す変形例のように各方向切換弁17〜20とパイロット
弁51〜54とを接続するパイロット配管55A〜58
Aとパイロット配管55B〜58Bとの間にはそれぞれ
シャトル弁59を接続し、これら4個のシャトル弁59
からの圧油をシャトル弁60,61を介して圧力スイッ
チ42に供給する構成としてもよい。これにより、圧力
スイッチ42は、シリンダ11〜13、旋回モータ3A
のうちいずれかが動作しているときに閉成するから、作
業装置7が操作中か否かを正確に検出することができ
る。
【0058】また、前記実施の形態では、メインポンプ
15からの圧油をバケットシリンダ13を通じてグリー
スポンプ38に供給するものとしたが、例えば図4に示
す変形例のようにメインポンプ15を切換弁32に接続
し、メインポンプ15からの圧油を直接グリースポンプ
38に供給する構成としてもよい。
15からの圧油をバケットシリンダ13を通じてグリー
スポンプ38に供給するものとしたが、例えば図4に示
す変形例のようにメインポンプ15を切換弁32に接続
し、メインポンプ15からの圧油を直接グリースポンプ
38に供給する構成としてもよい。
【0059】また、前記実施の形態では、バケットシリ
ンダ13用のパイロット弁22に圧力スイッチ42を接
続する構成としたが、ブームシリンダ11、アームシリ
ンダ12用のパイロット弁にそれぞれ圧力スイッチを接
続し、該各圧力スイッチのうちいずれかの圧力スイッチ
が閉成したときには作業装置7は操作中であると判別
し、それ以外のときには作業装置7は非操作中であると
判別する構成としてもよい。
ンダ13用のパイロット弁22に圧力スイッチ42を接
続する構成としたが、ブームシリンダ11、アームシリ
ンダ12用のパイロット弁にそれぞれ圧力スイッチを接
続し、該各圧力スイッチのうちいずれかの圧力スイッチ
が閉成したときには作業装置7は操作中であると判別
し、それ以外のときには作業装置7は非操作中であると
判別する構成としてもよい。
【0060】さらに、本発明による建設機械として油圧
ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ら
ず、油圧クレーン、ホイールローダ、ブルトーザ等の他
の建設機械に適用してもよい。
ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ら
ず、油圧クレーン、ホイールローダ、ブルトーザ等の他
の建設機械に適用してもよい。
【0061】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の本発明に
よれば、潤滑油供給制御手段は作業装置を操作している
ときにはメインポンプから吐出される圧油を潤滑油ポン
プに供給する操作時給脂手段と、作業装置を操作してい
ないときにはパイロットポンプから吐出される圧油を潤
滑油ポンプに供給する無操作時給脂手段とによって構成
したから、作業装置を駆動するためのメインポンプ、パ
イロットポンプからの圧油を利用して潤滑油の給脂を行
うことができる。このため、建設機械全体のエネルギー
消費量を抑制することができ、エネルギー効率を高める
ことができると共に、パイロットポンプのみを用いてグ
リースポンプを駆動する場合に比べてパイロットポンプ
の容量を小さくすることができる。また、グリースポン
プのみを駆動するためのモータ等を別途設ける必要がな
いから、製造コストを低減できると共に、建設機械が小
型化することができる。
よれば、潤滑油供給制御手段は作業装置を操作している
ときにはメインポンプから吐出される圧油を潤滑油ポン
プに供給する操作時給脂手段と、作業装置を操作してい
ないときにはパイロットポンプから吐出される圧油を潤
滑油ポンプに供給する無操作時給脂手段とによって構成
したから、作業装置を駆動するためのメインポンプ、パ
イロットポンプからの圧油を利用して潤滑油の給脂を行
うことができる。このため、建設機械全体のエネルギー
消費量を抑制することができ、エネルギー効率を高める
ことができると共に、パイロットポンプのみを用いてグ
リースポンプを駆動する場合に比べてパイロットポンプ
の容量を小さくすることができる。また、グリースポン
プのみを駆動するためのモータ等を別途設ける必要がな
いから、製造コストを低減できると共に、建設機械が小
型化することができる。
【0062】また、請求項2の発明によれば、操作時給
脂手段を操作時間積算手段と圧油供給手段とによって構
成し、無操作時給脂手段を無操作時間積算手段とパイロ
ット圧油供給手段とによって構成している。このため、
作業装置を操作しているときには、操作時間積算手段に
よって積算した積算操作時間が第1の給脂時間を越えた
ときに、圧油供給手段によってメインポンプから吐出さ
れる圧油を潤滑油ポンプに供給し、潤滑油を給脂するこ
とができる。また、作業装置を操作していないときに
は、無操作時間積算手段によって積算した積算無操作時
間が第2の給脂時間を越えたときに、パイロット圧油供
給手段によってパイロットポンプから吐出される圧油を
潤滑油ポンプに供給し、潤滑油を給脂することができ
る。
脂手段を操作時間積算手段と圧油供給手段とによって構
成し、無操作時給脂手段を無操作時間積算手段とパイロ
ット圧油供給手段とによって構成している。このため、
作業装置を操作しているときには、操作時間積算手段に
よって積算した積算操作時間が第1の給脂時間を越えた
ときに、圧油供給手段によってメインポンプから吐出さ
れる圧油を潤滑油ポンプに供給し、潤滑油を給脂するこ
とができる。また、作業装置を操作していないときに
は、無操作時間積算手段によって積算した積算無操作時
間が第2の給脂時間を越えたときに、パイロット圧油供
給手段によってパイロットポンプから吐出される圧油を
潤滑油ポンプに供給し、潤滑油を給脂することができ
る。
【0063】さらに、請求項3の発明によれば、パイロ
ットポンプと制御弁とを接続するパイロット配管には圧
力スイッチを設け、操作時間積算手段は該圧力スイッチ
が閉成した時間を積算し、無操作時間積算手段は前記圧
力スイッチが開成した時間を積算する構成としたから、
パイロット配管に設けた圧力スイッチによって作業装置
を操作しているか否かを検出することができ、圧力スイ
ッチを用いて積算操作時間、積算無操作時間を容易に演
算することができる。
ットポンプと制御弁とを接続するパイロット配管には圧
力スイッチを設け、操作時間積算手段は該圧力スイッチ
が閉成した時間を積算し、無操作時間積算手段は前記圧
力スイッチが開成した時間を積算する構成としたから、
パイロット配管に設けた圧力スイッチによって作業装置
を操作しているか否かを検出することができ、圧力スイ
ッチを用いて積算操作時間、積算無操作時間を容易に演
算することができる。
【図1】本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す
外観図である。
外観図である。
【図2】実施の形態による自動給脂装置を示す油圧回路
図である。
図である。
【図3】実施の形態による自動給脂制御処理を示す流れ
図である。
図である。
【図4】本発明の変形例による自動給脂装置を示す油圧
回路図である。
回路図である。
1 油圧ショベル(建設機械) 7 作業装置 11 ブームシリンダ 12 アームシリンダ 13 バケットシリンダ 14 軸受装置(給脂部位) 15 メインポンプ 17,18,19,20 方向切換弁(制御弁) 23 パイロットポンプ 32,34,35 切換弁 38 グリースポンプ(潤滑油ポンプ) 39,41 給脂配管 40 分配弁 42 圧力スイッチ 45 コントローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 アクチュエータによって駆動する作業
装置を備えた建設機械に設けられ、潤滑油を吐出する潤
滑油ポンプと、該潤滑油ポンプから吐出される潤滑油を
前記作業装置の給脂部位に供給する潤滑油供給手段と、
該潤滑油供給手段による潤滑油の供給を制御する潤滑油
供給制御手段とからなる建設機械の自動給脂装置におい
て、 前記建設機械には、前記アクチュエータに圧油を供給す
るメインポンプと、前記アクチュエータへの圧油の給排
を制御する制御弁と、該制御弁を切換えるパイロット圧
を供給するパロットポンプとを設け、 前記潤滑油供給制御手段は、前記作業装置を操作してい
るときにはメインポンプから吐出される圧油を潤滑油ポ
ンプに供給して潤滑油を給脂する操作時給脂手段と、前
記作業装置を操作していないときにはパイロットポンプ
から吐出される圧油を潤滑油ポンプに供給して潤滑油を
給脂する無操作時給脂手段とによって構成したことを特
徴とする建設機械の自動給脂装置。 - 【請求項2】 前記操作時給脂手段は、作業装置を操作
している時間を積算する操作時間積算手段と、該操作時
間積算手段によって積算した積算操作時間が予め決めら
れた第1の給脂時間を越えたときにメインポンプから吐
出される圧油を潤滑油ポンプに供給する圧油供給手段と
によって構成し、 前記無操作時給脂手段は、作業装置を操作していない時
間を積算する無操作時間積算手段と、該無操作時間積算
手段によって積算した積算無操作時間が予め決められた
第2の給脂時間を越えたときに前記パイロットポンプか
ら吐出される圧油を潤滑油ポンプに供給するパイロット
圧油供給手段とによって構成してなる請求項1に記載の
建設機械の自動給脂装置。 - 【請求項3】 前記パイロットポンプと制御弁とを接続
するパイロット配管には操作レバーによって操作される
パイロット弁から吐出されるパイロット圧によって閉
成、開成する圧力スイッチを設け、前記操作時間積算手
段は該圧力スイッチが閉成した時間を積算し、前記無操
作時間積算手段は前記圧力スイッチが開成した時間を積
算する構成としてなる請求項2に記載の建設機械の自動
給脂装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191612A JP2002004335A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 建設機械の自動給脂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191612A JP2002004335A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 建設機械の自動給脂装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002004335A true JP2002004335A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18690886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000191612A Pending JP2002004335A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 建設機械の自動給脂装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002004335A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100914463B1 (ko) * | 2002-11-27 | 2009-08-27 | 주식회사 포스코 | 비숍콘 실린더상자의 그리이스 급지장치 |
CN103016935A (zh) * | 2012-12-25 | 2013-04-03 | 中国矿业大学 | 一种润滑脂集中输送协同系统 |
WO2014106392A1 (zh) * | 2013-01-04 | 2014-07-10 | 中国矿业大学 | 煤矿轨道运输车润滑脂输送系统 |
JP2017165160A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 日立建機株式会社 | 運搬車両 |
RU183708U1 (ru) * | 2017-11-14 | 2018-10-01 | Общество с ограниченной ответственностью "Газпром добыча Уренгой" | Установка для смазки под давлением |
WO2018182019A1 (ja) * | 2017-03-30 | 2018-10-04 | 住友建機株式会社 | ショベル |
-
2000
- 2000-06-26 JP JP2000191612A patent/JP2002004335A/ja active Pending
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JPWO2018182019A1 (ja) * | 2017-03-30 | 2020-02-20 | 住友建機株式会社 | ショベル |
JP7102393B2 (ja) | 2017-03-30 | 2022-07-19 | 住友建機株式会社 | ショベル |
US11879589B2 (en) | 2017-03-30 | 2024-01-23 | Sumitomo(S.H.I.) Construction Machinery Co., Ltd. | Shovel |
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