JP2002003895A - 固形洗浄剤とその製造方法 - Google Patents
固形洗浄剤とその製造方法Info
- Publication number
- JP2002003895A JP2002003895A JP2000191560A JP2000191560A JP2002003895A JP 2002003895 A JP2002003895 A JP 2002003895A JP 2000191560 A JP2000191560 A JP 2000191560A JP 2000191560 A JP2000191560 A JP 2000191560A JP 2002003895 A JP2002003895 A JP 2002003895A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkali metal
- metal hydroxide
- detergent
- solid detergent
- slurry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高アルカリ濃度でも溶解性が良く、短時間で
必要量の洗浄剤を供給できる硬表面洗浄用に好適な固形
洗浄剤とその製造方法を提供すること。 【解決手段】 水酸化アルカリ金属塩の一部が未溶解の
無水水酸化アルカリ金属塩の状態で分散含有しているこ
とを特徴とする固形洗浄剤、及び、水酸化アルカリ金属
塩と金属イオン封鎖剤を主成分とするスラリー水溶液を
形成し、次いで該スラリー水溶液に無水水酸化アルカリ
金属塩を添加し、添加した無水水酸化アルカリ金属塩の
少なくとも一部が未溶解状態で分散したスラリー水溶液
を形成し、該スラリー水溶液を型に充填し固化させるこ
とを特徴とする固形洗浄剤の製造方法。
必要量の洗浄剤を供給できる硬表面洗浄用に好適な固形
洗浄剤とその製造方法を提供すること。 【解決手段】 水酸化アルカリ金属塩の一部が未溶解の
無水水酸化アルカリ金属塩の状態で分散含有しているこ
とを特徴とする固形洗浄剤、及び、水酸化アルカリ金属
塩と金属イオン封鎖剤を主成分とするスラリー水溶液を
形成し、次いで該スラリー水溶液に無水水酸化アルカリ
金属塩を添加し、添加した無水水酸化アルカリ金属塩の
少なくとも一部が未溶解状態で分散したスラリー水溶液
を形成し、該スラリー水溶液を型に充填し固化させるこ
とを特徴とする固形洗浄剤の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形洗浄剤とその
製造方法に関する。詳しくは、本発明は、ホテル、レス
トランの厨房などの外食産業で用いられる自動食器洗浄
機、及びプラスチックコンテナー洗浄機など硬表面洗浄
用に好適に使用される溶解性の良好なアルカリ性の固形
洗浄剤とその製造方法に関するものである。
製造方法に関する。詳しくは、本発明は、ホテル、レス
トランの厨房などの外食産業で用いられる自動食器洗浄
機、及びプラスチックコンテナー洗浄機など硬表面洗浄
用に好適に使用される溶解性の良好なアルカリ性の固形
洗浄剤とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食器洗浄機、プラスチックコンテ
ナー洗浄機などでは、液体洗浄剤をポリ容器に充填した
ものや粉末洗浄剤をカートリッジ容器に充填した洗浄剤
が多く使用されてきた。粉末洗浄剤を充填したカートリ
ッジ洗浄剤は、供給装置に逆さまに装填し、下からお湯
を噴射させて溶解した洗浄剤液として供給し使用される
が、噴射されたお湯により固化してしまい溶解不良が起
こりやすい。また、成分の溶解速度や粉末の分級(組成
の偏り)等により溶解した洗浄剤溶液がいつも一定とは
限らず、均一な品質が得られにくいなどの欠点がある。
また、液体は粉末に比べ有効成分の配合量が少なく、十
分な洗浄力が得られなかったり、容器を取り替える際に
液の飛び散り、液こぼれなどの危険があった。
ナー洗浄機などでは、液体洗浄剤をポリ容器に充填した
ものや粉末洗浄剤をカートリッジ容器に充填した洗浄剤
が多く使用されてきた。粉末洗浄剤を充填したカートリ
ッジ洗浄剤は、供給装置に逆さまに装填し、下からお湯
を噴射させて溶解した洗浄剤液として供給し使用される
が、噴射されたお湯により固化してしまい溶解不良が起
こりやすい。また、成分の溶解速度や粉末の分級(組成
の偏り)等により溶解した洗浄剤溶液がいつも一定とは
限らず、均一な品質が得られにくいなどの欠点がある。
また、液体は粉末に比べ有効成分の配合量が少なく、十
分な洗浄力が得られなかったり、容器を取り替える際に
液の飛び散り、液こぼれなどの危険があった。
【0003】一方、粉末、液体以外の形態として固形の
アルカリ洗浄剤も知られている。例えば、特公昭59−44
80号にはアルカリ性の固形カートリッジ洗浄剤が記載さ
れている。この固形カートリッジ洗浄剤は、粉末カート
リッジ式洗浄剤と同様に供給装置に逆さまに装填し、下
から洗浄剤表面にお湯を噴射させて洗浄剤を溶解して使
用される。この種の洗浄剤では、アルカリ成分が油脂の
汚れ及びタンパク質性汚れを分解することなどによって
洗浄力を与えることから、アルカリ性が高いほど優れた
洗浄力を発揮する。
アルカリ洗浄剤も知られている。例えば、特公昭59−44
80号にはアルカリ性の固形カートリッジ洗浄剤が記載さ
れている。この固形カートリッジ洗浄剤は、粉末カート
リッジ式洗浄剤と同様に供給装置に逆さまに装填し、下
から洗浄剤表面にお湯を噴射させて洗浄剤を溶解して使
用される。この種の洗浄剤では、アルカリ成分が油脂の
汚れ及びタンパク質性汚れを分解することなどによって
洗浄力を与えることから、アルカリ性が高いほど優れた
洗浄力を発揮する。
【0004】しかしながら、かかる固形カートリッジ洗
浄剤は溶解性が悪く、必要量の洗浄剤が短時間に溶解せ
ず、濃度不足による洗浄不良が生じたり、最後まで溶け
切れずに残ってしまうなどの欠点がある。特に、ボイラ
ーや給湯器の能力不足からお湯の温度が上がらない現場
や水圧の低い現場ではこの傾向が顕著に現れ、固形洗浄
剤を使用したくても使用できない場合が多くあった。
浄剤は溶解性が悪く、必要量の洗浄剤が短時間に溶解せ
ず、濃度不足による洗浄不良が生じたり、最後まで溶け
切れずに残ってしまうなどの欠点がある。特に、ボイラ
ーや給湯器の能力不足からお湯の温度が上がらない現場
や水圧の低い現場ではこの傾向が顕著に現れ、固形洗浄
剤を使用したくても使用できない場合が多くあった。
【0005】固形カートリッジ洗浄剤の製造方法とし
て、上記の特公昭59−4480号(特開昭54−152007号)で
は、水酸化アルカリ金属塩の水溶液に無水水酸化アルカ
リ金属塩を加え、55〜65℃の加熱条件下で完全溶解
させて高濃度溶液としてから金属イオン封鎖剤等を撹拌
・混合し、増稠してから型に注入して固化する方法が記
載されている。この製造方法は、無水水酸化アルカリ金
属塩を完全溶解させてアルカリ濃度の高い溶液を予め形
成させる調整方法にすぎず、本発明の無水水酸化アルカ
リ金属塩の一部または全部を未溶解の状態で存在させる
硬表面洗浄用固形洗浄剤の製造方法とは明らかに異な
る。
て、上記の特公昭59−4480号(特開昭54−152007号)で
は、水酸化アルカリ金属塩の水溶液に無水水酸化アルカ
リ金属塩を加え、55〜65℃の加熱条件下で完全溶解
させて高濃度溶液としてから金属イオン封鎖剤等を撹拌
・混合し、増稠してから型に注入して固化する方法が記
載されている。この製造方法は、無水水酸化アルカリ金
属塩を完全溶解させてアルカリ濃度の高い溶液を予め形
成させる調整方法にすぎず、本発明の無水水酸化アルカ
リ金属塩の一部または全部を未溶解の状態で存在させる
硬表面洗浄用固形洗浄剤の製造方法とは明らかに異な
る。
【0006】また特開昭61−98799号では、水酸化アル
カリ金属塩水溶液に33〜65℃(好ましくは35〜5
0℃)で無水炭酸ナトリウムなどの凝固剤とヘクトライ
ト粘度沈殿防止剤を配合する均質固体洗浄剤組成物の形
成方法が記載されている。この方法では凝固剤としての
無水炭酸ナトリウムは組成的に追加のアルカリ性を与え
るとの記載があるが、その役割は、水、水酸化アルカリ
金属塩、縮合りん酸塩を凝固しやすくすると同時に全体
を均質固体洗浄剤とすることに特徴を有するものであ
る。本発明の無水水酸化アルカリ金属塩が未溶解の状態
で存在する硬表面洗浄用固形洗浄剤の製造方法とは異な
る。
カリ金属塩水溶液に33〜65℃(好ましくは35〜5
0℃)で無水炭酸ナトリウムなどの凝固剤とヘクトライ
ト粘度沈殿防止剤を配合する均質固体洗浄剤組成物の形
成方法が記載されている。この方法では凝固剤としての
無水炭酸ナトリウムは組成的に追加のアルカリ性を与え
るとの記載があるが、その役割は、水、水酸化アルカリ
金属塩、縮合りん酸塩を凝固しやすくすると同時に全体
を均質固体洗浄剤とすることに特徴を有するものであ
る。本発明の無水水酸化アルカリ金属塩が未溶解の状態
で存在する硬表面洗浄用固形洗浄剤の製造方法とは異な
る。
【0007】さらに、特表平9一507874号には、固形水
和性アルカリ性材料とアルカリ性水質媒体とを加圧下の
15〜30℃で均一混合する方法が記載されている。こ
の方法では、固形水和性アルカリ性材料をアルカリ性マ
トリックス形成に効果的な大きさの微粒子になるように
高剪力で微粉砕し低温度でアルカリ性水質媒体と混合す
る点に特徴があるが、微粉砕した固形水和性アルカリ材
料はアルカリ性水質媒体と完全に均一化させるものであ
る。
和性アルカリ性材料とアルカリ性水質媒体とを加圧下の
15〜30℃で均一混合する方法が記載されている。こ
の方法では、固形水和性アルカリ性材料をアルカリ性マ
トリックス形成に効果的な大きさの微粒子になるように
高剪力で微粉砕し低温度でアルカリ性水質媒体と混合す
る点に特徴があるが、微粉砕した固形水和性アルカリ材
料はアルカリ性水質媒体と完全に均一化させるものであ
る。
【0008】さらにまた、特開平7−118697号には、容
器の廃棄が容易な固形洗浄剤の製造方法として、均一な
溶液またはスラリー中に水酸化アルカリ金属を70〜1
00℃で添加し、均一に混合する方法が紀載されている
が、この方法でも、水酸化アルカリ金属が完全に溶解さ
れて均一な組成となった固形カートリッジ洗浄剤を得よ
うとするものである。
器の廃棄が容易な固形洗浄剤の製造方法として、均一な
溶液またはスラリー中に水酸化アルカリ金属を70〜1
00℃で添加し、均一に混合する方法が紀載されている
が、この方法でも、水酸化アルカリ金属が完全に溶解さ
れて均一な組成となった固形カートリッジ洗浄剤を得よ
うとするものである。
【0009】このように固形カートリッジ洗浄剤には種
々の製造方法が知られているが、いずれも水酸化アルカ
リ金属塩と金属イオン封鎖剤等を主成分として特に水酸
化アルカリ金属塩を均一に溶解して含有させることか
ら、あまりに高濃度のアルカリ性溶液では撹拌混合時の
粘度が上昇して製造性に問題がある。さらにかかる固形
カートリッジ洗浄剤は、一般に溶解性が悪く必要量の洗
浄剤が短時間に溶解せずに、濃度不足による洗浄不良が
生じ易い欠点もある。特に、水酸化アルカリ金属塩の濃
度が高い固形カートリッジ洗浄剤ほど溶解性が悪くなる
傾向にある。そこで洗浄剤を溶解するお湯の温度を高く
すれば溶解性が高まるがボイラーや給湯器の能力不足か
らお湯の温度が高く出来ない現場も多く、固形カートリ
ッジ洗浄剤を使用できない場合があった。
々の製造方法が知られているが、いずれも水酸化アルカ
リ金属塩と金属イオン封鎖剤等を主成分として特に水酸
化アルカリ金属塩を均一に溶解して含有させることか
ら、あまりに高濃度のアルカリ性溶液では撹拌混合時の
粘度が上昇して製造性に問題がある。さらにかかる固形
カートリッジ洗浄剤は、一般に溶解性が悪く必要量の洗
浄剤が短時間に溶解せずに、濃度不足による洗浄不良が
生じ易い欠点もある。特に、水酸化アルカリ金属塩の濃
度が高い固形カートリッジ洗浄剤ほど溶解性が悪くなる
傾向にある。そこで洗浄剤を溶解するお湯の温度を高く
すれば溶解性が高まるがボイラーや給湯器の能力不足か
らお湯の温度が高く出来ない現場も多く、固形カートリ
ッジ洗浄剤を使用できない場合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記したように従来の
固形カートリッジ洗浄剤はいずれも、水酸化アルカリ金
属塩を高濃度の均質状態で溶解して分散含有させるもの
であることから、製造性や使用時の溶解性が悪い欠点が
ある。以上の事実に鑑み、本発明は固形洗浄剤、特にカ
ートリッジ洗浄剤の製造性と使用時における溶解性の悪
化を解消することを目的とし、特に高アルカリ濃度でも
溶解性が良く、短時間で必要量の洗浄剤を供給できる溶
解性の良好な硬表面洗浄用に好適な固形洗浄剤とその製
造方法を提供することを目的とする。
固形カートリッジ洗浄剤はいずれも、水酸化アルカリ金
属塩を高濃度の均質状態で溶解して分散含有させるもの
であることから、製造性や使用時の溶解性が悪い欠点が
ある。以上の事実に鑑み、本発明は固形洗浄剤、特にカ
ートリッジ洗浄剤の製造性と使用時における溶解性の悪
化を解消することを目的とし、特に高アルカリ濃度でも
溶解性が良く、短時間で必要量の洗浄剤を供給できる溶
解性の良好な硬表面洗浄用に好適な固形洗浄剤とその製
造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
について鋭意検討した結果、以外にも無水水酸化アルカ
リ金属塩の一部または全部が未溶解状態で型に充填後、
冷却・固化させた固形洗浄剤は、撹拌混合時の製造性が
容易で、しかも使用時には低温水でも溶解性が高く、短
時間で所定濃度の洗浄剤を供給できることを見出し、本
発明を完成するに至った。
について鋭意検討した結果、以外にも無水水酸化アルカ
リ金属塩の一部または全部が未溶解状態で型に充填後、
冷却・固化させた固形洗浄剤は、撹拌混合時の製造性が
容易で、しかも使用時には低温水でも溶解性が高く、短
時間で所定濃度の洗浄剤を供給できることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0012】即ち、本発明の固形洗浄剤は、水酸化アル
カリ金属塩20〜60重量%と金属イオン封鎖剤10〜
50重量%を主成分として含有する固形洗浄剤であっ
て、上記水酸化アルカリ金属塩の一部が未溶解の無水水
酸化アルカリ金属塩の状態で分散含有していることを特
徴とする。
カリ金属塩20〜60重量%と金属イオン封鎖剤10〜
50重量%を主成分として含有する固形洗浄剤であっ
て、上記水酸化アルカリ金属塩の一部が未溶解の無水水
酸化アルカリ金属塩の状態で分散含有していることを特
徴とする。
【0013】また、本発明の固形洗浄剤の製造方法は、
水酸化アルカリ金属塩と金属イオン封鎖剤を主成分と
するスラリー水溶液を形成し、次いで該スラリー水溶
液に無水水酸化アルカリ金属塩を添加し、添加した無
水水酸化アルカリ金属塩の少なくとも一部が未溶解状態
で分散したスラリー水溶液を形成し、該スラリー水溶
液を型に充填し固化させることを特徴とするものであ
る。
水酸化アルカリ金属塩と金属イオン封鎖剤を主成分と
するスラリー水溶液を形成し、次いで該スラリー水溶
液に無水水酸化アルカリ金属塩を添加し、添加した無
水水酸化アルカリ金属塩の少なくとも一部が未溶解状態
で分散したスラリー水溶液を形成し、該スラリー水溶
液を型に充填し固化させることを特徴とするものであ
る。
【0014】上記本発明において、無水水酸化アルカリ
金属塩が添加されるスラリー水溶液の温度を、無水水酸
化アルカリ金属塩のスラリー水溶液への飽和溶解度以下
に冷却することが少なくとも無水水酸化アルカリ金属塩
の全部又は一部が未溶解状態となる点で望ましい。ま
た、上記本発明において、添加する無水水酸化アルカリ
金属塩は粒径0.5mm以上のパール状又はフレーク状
の無水水酸化ナトリウムが最も好ましい。
金属塩が添加されるスラリー水溶液の温度を、無水水酸
化アルカリ金属塩のスラリー水溶液への飽和溶解度以下
に冷却することが少なくとも無水水酸化アルカリ金属塩
の全部又は一部が未溶解状態となる点で望ましい。ま
た、上記本発明において、添加する無水水酸化アルカリ
金属塩は粒径0.5mm以上のパール状又はフレーク状
の無水水酸化ナトリウムが最も好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。本発明の硬表面洗浄用固形洗浄剤は、少
なくとも(a)水酸化アルカリ金属塩20〜60重量%
と、(b)金属イオン封鎖剤10〜50重量%を含有
し、上記水酸化アルカリ金属塩の一部が未溶解の状態で
存在することに特徴を有する。ここで、(a)水酸化ア
ルカリ金属塩としては、例えば、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化リチウムなどが挙げられ、これら
は単独または混合して用いることが出来る。これらは固
形洗浄剤製造時において、水酸化アルカリ金属塩の濃度
40〜60%の水溶液として市販されたものが好ましく
使用できる。水酸化アルカリ金属塩の量は、洗浄剤組成
全量中に、20〜60重量%、好ましくは、30〜50
重量%配合したものが望ましい。
しく説明する。本発明の硬表面洗浄用固形洗浄剤は、少
なくとも(a)水酸化アルカリ金属塩20〜60重量%
と、(b)金属イオン封鎖剤10〜50重量%を含有
し、上記水酸化アルカリ金属塩の一部が未溶解の状態で
存在することに特徴を有する。ここで、(a)水酸化ア
ルカリ金属塩としては、例えば、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化リチウムなどが挙げられ、これら
は単独または混合して用いることが出来る。これらは固
形洗浄剤製造時において、水酸化アルカリ金属塩の濃度
40〜60%の水溶液として市販されたものが好ましく
使用できる。水酸化アルカリ金属塩の量は、洗浄剤組成
全量中に、20〜60重量%、好ましくは、30〜50
重量%配合したものが望ましい。
【0016】この水酸化アルカリ重金属塩の量が20重
量%未満では、洗浄性能が十分に発揮することができ
ず、また、60量%を越えるとスラリーの粘度が上昇し
てしまい、撹拌が容易にできなくなり、固形洗浄剤の製
造することが困難となってしまう。なお上記水酸化アル
カリ金属塩の一部は、未溶解の無水水酸化アルカリ金属
塩の状態で分散含有していることが重要である。この場
合の未溶解の無水水酸化アルカリ金属塩は未溶解状態で
あれば、固形洗浄剤中に不均一状態で分散していてもよ
いし、均一状態に分散していてもよい。
量%未満では、洗浄性能が十分に発揮することができ
ず、また、60量%を越えるとスラリーの粘度が上昇し
てしまい、撹拌が容易にできなくなり、固形洗浄剤の製
造することが困難となってしまう。なお上記水酸化アル
カリ金属塩の一部は、未溶解の無水水酸化アルカリ金属
塩の状態で分散含有していることが重要である。この場
合の未溶解の無水水酸化アルカリ金属塩は未溶解状態で
あれば、固形洗浄剤中に不均一状態で分散していてもよ
いし、均一状態に分散していてもよい。
【0017】本発明の硬表面用固形洗浄剤には、上記
(a)成分の水酸化アルカリ金属塩と共に少なくとも
(b)成分として金属イオン封鎖剤が用いられる。金属
イオン封鎖剤としては、具体的には、リンゴ酸塩、クエ
ン酸塩などのヒドロキシカルボン酸塩、ニトリロトリ酢
酸塩、エチレンジアミンテトラ酢酸塩、トリエチレンテ
トラ酢酸塩などのアミノカルボン酸塩、ピロリン酸塩、
トリポリリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩などの縮合りん
酸塩、アミノトリメチレンホスホン酸塩、ヒドロキシエ
チリデンジホスホン酸塩、エチレンジアミンテトラメチ
レンホスホン酸塩、ジエチレントリアミノペンタメチレ
ンホスホン酸塩などのホスホン酸塩を挙げることができ
る。また、対イオンとなる塩は、ナトリウム、カリウム
などのアルカリ金属が挙げられる。これらは単独また
は、2種以上を混合して使用することができる。
(a)成分の水酸化アルカリ金属塩と共に少なくとも
(b)成分として金属イオン封鎖剤が用いられる。金属
イオン封鎖剤としては、具体的には、リンゴ酸塩、クエ
ン酸塩などのヒドロキシカルボン酸塩、ニトリロトリ酢
酸塩、エチレンジアミンテトラ酢酸塩、トリエチレンテ
トラ酢酸塩などのアミノカルボン酸塩、ピロリン酸塩、
トリポリリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩などの縮合りん
酸塩、アミノトリメチレンホスホン酸塩、ヒドロキシエ
チリデンジホスホン酸塩、エチレンジアミンテトラメチ
レンホスホン酸塩、ジエチレントリアミノペンタメチレ
ンホスホン酸塩などのホスホン酸塩を挙げることができ
る。また、対イオンとなる塩は、ナトリウム、カリウム
などのアルカリ金属が挙げられる。これらは単独また
は、2種以上を混合して使用することができる。
【0018】この金属イオン封鎖剤の含有量は、洗浄剤
組成物全量中に10〜50重量%、好ましくは、10〜
40重量%配合したものが望ましい。この金属イオン封
鎖剤の量が10重量%未満であると洗浄力が不十分であ
ったり、洗浄機内部にスケールの付着が起こつたりしや
すい。また、50重量%を越えると食器や洗浄機の侵食
を引き起こし易くなったり、経済上好ましくない。
組成物全量中に10〜50重量%、好ましくは、10〜
40重量%配合したものが望ましい。この金属イオン封
鎖剤の量が10重量%未満であると洗浄力が不十分であ
ったり、洗浄機内部にスケールの付着が起こつたりしや
すい。また、50重量%を越えると食器や洗浄機の侵食
を引き起こし易くなったり、経済上好ましくない。
【0019】本発明の固形洗浄剤には、また10〜40
重量%の水分が含まれる。この水分は、水酸化アルカリ
金属塩水溶液等の水和物としての水分も含まれる。水分
が10%以下では、配合中のスラリー撹拌が困難であ
り、40重量%を越えると製品の安定性が低下し、層分
離等が発生しやすくなり、商品価値上に問題がある。
重量%の水分が含まれる。この水分は、水酸化アルカリ
金属塩水溶液等の水和物としての水分も含まれる。水分
が10%以下では、配合中のスラリー撹拌が困難であ
り、40重量%を越えると製品の安定性が低下し、層分
離等が発生しやすくなり、商品価値上に問題がある。
【0020】本発明の固形洗浄剤には、上記以外に、例
えば、ポリオキシエチレンーポリオキシプロピレン縮合
物、エチレンジアミンのポリオキシエチレンーポリオキ
シプロピレンの縮合物、ポリオキシエチレンーポリオキ
シプロピレンアルキルエーテル、脂肪族アルコキシレー
トなどの低泡性(抑泡性)の非イオン界面活性剤、アル
ミン酸ナトリウム、水酸化アルミニウム、硫酸アルミニ
ウムなどのアルミニウム化合物、炭酸カリウム、珪酸カ
リウムなどのアルカリ金属塩、硫酸ナトリウムなどの中
性塩、ポリアクリル酸ナトリウム、マレイン酸−ポリア
クリル酸のナトリウム塩などの水溶性高分子、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、ヘキシレングリコールなどのグリコール類を用途に
応じ、任意に配合することができる。これらの配合量は
固形洗浄剤全体で0〜20重量%の範囲内が好ましい。
本発明の固形洗浄剤は、任意の形状の固形洗浄剤として
使用できるが、好ましくはカートリッジ容器に充填した
カートリッジ洗浄剤として使用されるのが望ましい。
えば、ポリオキシエチレンーポリオキシプロピレン縮合
物、エチレンジアミンのポリオキシエチレンーポリオキ
シプロピレンの縮合物、ポリオキシエチレンーポリオキ
シプロピレンアルキルエーテル、脂肪族アルコキシレー
トなどの低泡性(抑泡性)の非イオン界面活性剤、アル
ミン酸ナトリウム、水酸化アルミニウム、硫酸アルミニ
ウムなどのアルミニウム化合物、炭酸カリウム、珪酸カ
リウムなどのアルカリ金属塩、硫酸ナトリウムなどの中
性塩、ポリアクリル酸ナトリウム、マレイン酸−ポリア
クリル酸のナトリウム塩などの水溶性高分子、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、ヘキシレングリコールなどのグリコール類を用途に
応じ、任意に配合することができる。これらの配合量は
固形洗浄剤全体で0〜20重量%の範囲内が好ましい。
本発明の固形洗浄剤は、任意の形状の固形洗浄剤として
使用できるが、好ましくはカートリッジ容器に充填した
カートリッジ洗浄剤として使用されるのが望ましい。
【0021】次に、本発明の固形洗浄剤の製造方法につ
いて詳細に説明する。最初に水酸化アルカリ金属塩(濃
度20〜50%程度)を加熱下の撹拌混合器内で水分と
共に均一に混合溶解する。この場合、全体の配合量中、
10〜40%程度の水分を存在させる。この水分は水酸
化アルカリ金属塩水溶液などの原料からくる水分も含ま
れる。水分が10重量%以下では、配合中のスラリー撹
拌が困難であり、40重量%を超えると製品の安定性が
低下し、層分離等が発生しやすくなり商品価値上に問題
がある。撹拌混合器内は85℃以下、好ましくは65〜
75℃程度の加熱条件下で、順次、金属イオン封鎖剤や
その他の各種添加剤を添加して均一に混合された洗浄剤
スラリー水溶液を形成させる。
いて詳細に説明する。最初に水酸化アルカリ金属塩(濃
度20〜50%程度)を加熱下の撹拌混合器内で水分と
共に均一に混合溶解する。この場合、全体の配合量中、
10〜40%程度の水分を存在させる。この水分は水酸
化アルカリ金属塩水溶液などの原料からくる水分も含ま
れる。水分が10重量%以下では、配合中のスラリー撹
拌が困難であり、40重量%を超えると製品の安定性が
低下し、層分離等が発生しやすくなり商品価値上に問題
がある。撹拌混合器内は85℃以下、好ましくは65〜
75℃程度の加熱条件下で、順次、金属イオン封鎖剤や
その他の各種添加剤を添加して均一に混合された洗浄剤
スラリー水溶液を形成させる。
【0022】次いで、均一に混合された洗浄剤スラリー
水溶液に、追加的に無水水酸化アルカリ金属塩を添加す
るが、この無水水酸化アルカリ金属塩は型、特にカート
リッジ容器等に充填し固化した後も未溶解状態で分散し
ていることが重要である。この場合、添加する無水水酸
化アルカリ金属塩としては、粉末状、球形ビーズ状、パ
ール状、又はフレーク状等でも良く特に限定されない
が、好ましくは、粒子径が0.5mm以上の球形ビーズ
状の無水水酸化ナトリウムである。無水水酸化アルカリ
金属塩は、最終的に全体の配合組成物中に5〜30重量
%程度未溶解状態で分散させるが、そのためには洗浄剤
スラリー水溶液の温度を無水水酸化アルカリ金属塩の飽
和溶解度以下にまで冷却することが望ましい。
水溶液に、追加的に無水水酸化アルカリ金属塩を添加す
るが、この無水水酸化アルカリ金属塩は型、特にカート
リッジ容器等に充填し固化した後も未溶解状態で分散し
ていることが重要である。この場合、添加する無水水酸
化アルカリ金属塩としては、粉末状、球形ビーズ状、パ
ール状、又はフレーク状等でも良く特に限定されない
が、好ましくは、粒子径が0.5mm以上の球形ビーズ
状の無水水酸化ナトリウムである。無水水酸化アルカリ
金属塩は、最終的に全体の配合組成物中に5〜30重量
%程度未溶解状態で分散させるが、そのためには洗浄剤
スラリー水溶液の温度を無水水酸化アルカリ金属塩の飽
和溶解度以下にまで冷却することが望ましい。
【0023】この時の具体的な温度としては、配合した
最終的な水酸化アルカリ金属塩の水に対する濃度によっ
て飽和溶解度は変動するので、予め水酸化アルカリ金属
塩の水に対する濃度毎の溶解度曲線を求めておくことが
望ましい。例えば水酸化ナトリウムの水に対する濃度6
0〜70重量%(スラリー全体での濃度はこれより低
い)であれば飽和溶解度は50〜65℃程度であるた
め、好ましくは45〜60℃の範囲内に冷却保持するこ
とで、添加した無水水酸化ナトリウムの少なくとも一部
が未溶解状態でカートリッジ容器等に充填し固化させる
ものである。なお温度が40℃以下と低すぎると、スラ
リーの撹拌性が悪くなり、製造性が悪化するだけでな
く、製品の高温安定性が低下する。また、温度が65℃
以上と高すぎると、無水水酸化アルカリ金属塩の溶解量
が増えて製造性が悪化するだけでなく、製品の使用時の
溶解性が悪化する。
最終的な水酸化アルカリ金属塩の水に対する濃度によっ
て飽和溶解度は変動するので、予め水酸化アルカリ金属
塩の水に対する濃度毎の溶解度曲線を求めておくことが
望ましい。例えば水酸化ナトリウムの水に対する濃度6
0〜70重量%(スラリー全体での濃度はこれより低
い)であれば飽和溶解度は50〜65℃程度であるた
め、好ましくは45〜60℃の範囲内に冷却保持するこ
とで、添加した無水水酸化ナトリウムの少なくとも一部
が未溶解状態でカートリッジ容器等に充填し固化させる
ものである。なお温度が40℃以下と低すぎると、スラ
リーの撹拌性が悪くなり、製造性が悪化するだけでな
く、製品の高温安定性が低下する。また、温度が65℃
以上と高すぎると、無水水酸化アルカリ金属塩の溶解量
が増えて製造性が悪化するだけでなく、製品の使用時の
溶解性が悪化する。
【0024】添加した無水水酸化アルカリ金属塩の少な
くとも一部が未溶解状態のスラリー水溶液は、撹拌混合
器内から抜き出し、適宜の寸法からなる型に充填し固化
させることで本発明の固形洗浄剤を得ることができる。
尚、型としては、固形洗浄剤の外形を規制するものであ
ればよく、カートリッジ容器、ポリ容器、その他にポリ
袋等の簡易容器フレキシブルな形状の容器でも型として
利用し固化することもできる。
くとも一部が未溶解状態のスラリー水溶液は、撹拌混合
器内から抜き出し、適宜の寸法からなる型に充填し固化
させることで本発明の固形洗浄剤を得ることができる。
尚、型としては、固形洗浄剤の外形を規制するものであ
ればよく、カートリッジ容器、ポリ容器、その他にポリ
袋等の簡易容器フレキシブルな形状の容器でも型として
利用し固化することもできる。
【0025】なお本発明の固形洗浄剤中におけるアルカ
リ金属塩の未溶解分散を確認するには固形洗浄剤を割断
し、その断面を20〜100倍程度で顕微鏡観察する
か、表面を60℃程度の熱で溶解して残留している未溶
解の核を取り出し、成分分析することにより確認でき
る。このように無水水酸化アルカリ金属塩が未溶解状態
で分散していることにより、高濃度のアルカリ性溶液で
あっても撹拌混合時のスラリー粘度の上昇が抑えられ、
撹拌が容易で固形洗浄剤の製造性の面で好ましい。また
使用時における温水の噴射で、無水水酸化アルカリ金属
塩の未溶解状態の周辺のアルカリ濃度が低い部分が容易
に溶け出して溶解性が高まるものと推定される。
リ金属塩の未溶解分散を確認するには固形洗浄剤を割断
し、その断面を20〜100倍程度で顕微鏡観察する
か、表面を60℃程度の熱で溶解して残留している未溶
解の核を取り出し、成分分析することにより確認でき
る。このように無水水酸化アルカリ金属塩が未溶解状態
で分散していることにより、高濃度のアルカリ性溶液で
あっても撹拌混合時のスラリー粘度の上昇が抑えられ、
撹拌が容易で固形洗浄剤の製造性の面で好ましい。また
使用時における温水の噴射で、無水水酸化アルカリ金属
塩の未溶解状態の周辺のアルカリ濃度が低い部分が容易
に溶け出して溶解性が高まるものと推定される。
【0026】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例によって、
さらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例によっ
て限定されるものではない。なお、下記実施例で使用し
た各物性の評価法は下記の通りである。 <製造性>5リットルステンレス容器に配合物が5kg
となるように仕込み、撹拌機(HEIDON600Gス
リーワンモーター)にカイ型撹絆羽根(15×110m
m)を2枚取り付け、全工程において、混合・撹拌が可
能かどうかを評価した。(○;製造可能、×;製造不
可)
さらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例によっ
て限定されるものではない。なお、下記実施例で使用し
た各物性の評価法は下記の通りである。 <製造性>5リットルステンレス容器に配合物が5kg
となるように仕込み、撹拌機(HEIDON600Gス
リーワンモーター)にカイ型撹絆羽根(15×110m
m)を2枚取り付け、全工程において、混合・撹拌が可
能かどうかを評価した。(○;製造可能、×;製造不
可)
【0027】<溶解量>口径70mm、胴径180m
m、高さ180mmのポリ容器に約5kgの試料を充填
し、冷却固化し、1日以上放置後、逆さまにし、下から
1.2mmの口径を有するノズルから2.5kg/cm2の
圧力で25℃の水を1分毎に30分間溶解量を測定し、1分
間当たりの平均溶解量を算出した。
m、高さ180mmのポリ容器に約5kgの試料を充填
し、冷却固化し、1日以上放置後、逆さまにし、下から
1.2mmの口径を有するノズルから2.5kg/cm2の
圧力で25℃の水を1分毎に30分間溶解量を測定し、1分
間当たりの平均溶解量を算出した。
【0028】<スケール付着抑制>100mlステンレ
ス製ビーカーに0.15%の洗剤溶液を75ml加え、こ
のビ−カーにステンレス板(SUS304、厚さ×幅×
長さ=1×25×75mm)を入れ、ウォーターバスで加熱
する。液量が25mlになったら、洗剤溶液を捨て、ス
テンレスビーカーに純水100mlを入れ、10分間加
熱後、純水を捨てる。この操作を3回繰り返した後、ス
テンレス板を取り出し、ステンレス板に付着したスケー
ルの量を目視判定する。 ○;スケールがほとんど付着していない。 △;スケールが少量付着している。 ×;スケールが多量に付着している。
ス製ビーカーに0.15%の洗剤溶液を75ml加え、こ
のビ−カーにステンレス板(SUS304、厚さ×幅×
長さ=1×25×75mm)を入れ、ウォーターバスで加熱
する。液量が25mlになったら、洗剤溶液を捨て、ス
テンレスビーカーに純水100mlを入れ、10分間加
熱後、純水を捨てる。この操作を3回繰り返した後、ス
テンレス板を取り出し、ステンレス板に付着したスケー
ルの量を目視判定する。 ○;スケールがほとんど付着していない。 △;スケールが少量付着している。 ×;スケールが多量に付着している。
【0029】<洗浄力>22mm陶器皿に加熱変性した
牛脂を5gを塗り付けたものを被洗物とし、IHI製J
WD−6型自動食器洗浄機で洗剤濃度0.15%で標準
条件で洗浄した皿を目視で判定する。 ○;汚れがほとんど残っていない。 △;汚れがわずかに残っている。 ×;汚れが多量に残っている。
牛脂を5gを塗り付けたものを被洗物とし、IHI製J
WD−6型自動食器洗浄機で洗剤濃度0.15%で標準
条件で洗浄した皿を目視で判定する。 ○;汚れがほとんど残っていない。 △;汚れがわずかに残っている。 ×;汚れが多量に残っている。
【0030】<スケール付着抑制>100mlステンレ
ス製ビーカーに0.15%の洗剤溶液を75ml加え、こ
のビ−カーにステンレス板(SUS304、厚さ×幅×
長さ=1×25×75mm)を入れ、ウォーターバスで加熱
する。液量が25mlになったら、洗剤溶液を捨て、ス
テンレスビーカーに純水100mlを入れ、10分間加
熱後、純水を捨てる。この操作を3回繰り返した後、ス
テンレス板を取り出し、ステンレス板に付着したスケー
ルの量を目視判定する。 ○;スケールがほとんど付着していない。 △;スケールが少量付着している。 ×;スケールが多量に付着している。
ス製ビーカーに0.15%の洗剤溶液を75ml加え、こ
のビ−カーにステンレス板(SUS304、厚さ×幅×
長さ=1×25×75mm)を入れ、ウォーターバスで加熱
する。液量が25mlになったら、洗剤溶液を捨て、ス
テンレスビーカーに純水100mlを入れ、10分間加
熱後、純水を捨てる。この操作を3回繰り返した後、ス
テンレス板を取り出し、ステンレス板に付着したスケー
ルの量を目視判定する。 ○;スケールがほとんど付着していない。 △;スケールが少量付着している。 ×;スケールが多量に付着している。
【0031】実施例1〜4 下記表1に示す配合組成〜からなる各洗浄剤組成物
を、次の順序;→→(、、)→→→→
で配合した。即ち、成分〜を75℃で加熱、撹
拌、混合した後、をスラリー60℃に冷却後に添加
し、の一部または全部が未溶解の状態で容器に充填
し、冷却固化させた。この時の製造性、溶解量、スケー
ル付着抑制、洗浄力等の評価結果を表1に示す。
を、次の順序;→→(、、)→→→→
で配合した。即ち、成分〜を75℃で加熱、撹
拌、混合した後、をスラリー60℃に冷却後に添加
し、の一部または全部が未溶解の状態で容器に充填
し、冷却固化させた。この時の製造性、溶解量、スケー
ル付着抑制、洗浄力等の評価結果を表1に示す。
【0032】比較例1〜7 各洗浄剤組成物を、次の順序;→→→(、、
)→→→で配合した。即ち、成分とを75
℃で混合・加熱し、更に同一温度のままを加えて溶解
させ、その後、〜の成分を順次加えて、均一撹拌し
た後、容器に充填し、冷却固化させた。この時の製造
性、溶解量、スケール付着抑制、洗浄力等の評価結果を
表1に示す。
)→→→で配合した。即ち、成分とを75
℃で混合・加熱し、更に同一温度のままを加えて溶解
させ、その後、〜の成分を順次加えて、均一撹拌し
た後、容器に充填し、冷却固化させた。この時の製造
性、溶解量、スケール付着抑制、洗浄力等の評価結果を
表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】表1の結果から、実施例1〜4とそれらに
対応した比較例1〜4の比較において明らかに本発明の
実施例の方が溶解量が多い。通常、洗浄機の洗浄槽は6
0〜120リットル程度であるため、洗浄剤濃度を0.
2%にする場合、洗浄槽に120g〜200gの洗浄剤
を溶かす必要がある。さらに、すすぎ水の10〜30リ
ットルが希釈されるため、この分の洗浄剤20〜60g
/分の洗浄剤を溶解する必要がある。
対応した比較例1〜4の比較において明らかに本発明の
実施例の方が溶解量が多い。通常、洗浄機の洗浄槽は6
0〜120リットル程度であるため、洗浄剤濃度を0.
2%にする場合、洗浄槽に120g〜200gの洗浄剤
を溶かす必要がある。さらに、すすぎ水の10〜30リ
ットルが希釈されるため、この分の洗浄剤20〜60g
/分の洗浄剤を溶解する必要がある。
【0035】比較例2は洗浄剤溶解量が低すぎるため、
水での溶解はできない。また、比較例1、3、4は比較
的小さな洗浄機では使用できる可能性があるが、水の温
度が低かったり、水の水圧が低い現場では使用が困難と
なる。これに対し、実施例1、3、4では大きな洗浄機で
も特に問題なく使用ができる。実施例2は他の実施例に
比較すると溶解度が若干低いが、今まで水で溶解ができ
なかった現場の多くが使用可能となる。
水での溶解はできない。また、比較例1、3、4は比較
的小さな洗浄機では使用できる可能性があるが、水の温
度が低かったり、水の水圧が低い現場では使用が困難と
なる。これに対し、実施例1、3、4では大きな洗浄機で
も特に問題なく使用ができる。実施例2は他の実施例に
比較すると溶解度が若干低いが、今まで水で溶解ができ
なかった現場の多くが使用可能となる。
【0036】比較例5は、水が少なく、水酸化ナトリウ
ムの量が多いため、スラリーの粘度が高くなりすぎ、撹
拌が不能で配合できない。また、比較例6は、水酸化ナ
トリウムが少なく、洗浄力が劣ってしまう。さらに、比
較例7は、キレート剤の量が少ないため、洗浄力が劣
り、スケール付着が多い。
ムの量が多いため、スラリーの粘度が高くなりすぎ、撹
拌が不能で配合できない。また、比較例6は、水酸化ナ
トリウムが少なく、洗浄力が劣ってしまう。さらに、比
較例7は、キレート剤の量が少ないため、洗浄力が劣
り、スケール付着が多い。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、無水水酸化アルカリ金属塩が未溶解状態で分散し
ていることにより、固形洗浄剤の溶解性が高く洗浄剤を
溶解するための高温のお湯を必要としない。従って、今
まで使用できなかったお湯の温度が低い現場や水圧の低
い現場などでも高い洗浄性能を発揮できる洗浄性能の良
好な硬表面洗浄用固形洗浄剤を提供できるようになっ
た。
れば、無水水酸化アルカリ金属塩が未溶解状態で分散し
ていることにより、固形洗浄剤の溶解性が高く洗浄剤を
溶解するための高温のお湯を必要としない。従って、今
まで使用できなかったお湯の温度が低い現場や水圧の低
い現場などでも高い洗浄性能を発揮できる洗浄性能の良
好な硬表面洗浄用固形洗浄剤を提供できるようになっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 7/06 C11D 7/06 7/16 7/16 7/32 7/32 11/00 11/00 (72)発明者 徳山 清孝 東京都墨田区横網一丁目2番16号 ライオ ンハイジーン株式会社内 Fターム(参考) 4H003 AC13 AC23 BA01 CA03 DA05 DA19 EA09 EA21 EB15 EB32 ED02 FA28 FA32
Claims (5)
- 【請求項1】 水酸化アルカリ金属塩20〜60重量%
と金属イオン封鎖剤10〜50重量%を主成分として含
有する固形洗浄剤であって、上記水酸化アルカリ金属塩
の一部が未溶解の無水水酸化アルカリ金属塩の状態で分
散含有していることを特徴とする固形洗浄剤。 - 【請求項2】 水酸化アルカリ金属塩と金属イオン封鎖
剤を主成分とするスラリー水溶液を形成し、次いで該ス
ラリー水溶液に無水水酸化アルカリ金属塩を添加し、添
加した無水水酸化アルカリ金属塩の少なくとも一部が未
溶解状態で分散したスラリー水溶液を形成し、該スラリ
ー水溶液を型に充填し固化させることを特徴とする固形
洗浄剤の製造方法。 - 【請求項3】 無水水酸化アルカリ金属塩が添加される
スラリー水溶液の温度を、無水水酸化アルカリ金属塩の
スラリー水溶液への飽和溶解度以下に冷却する請求項2
に記載の固形洗浄剤の製造方法。 - 【請求項4】 無水水酸化アルカリ金属塩が粒径0.5
mm以上の球形ビーズ状、パール状又はフレーク状の無
水水酸化ナトリウムである請求項2又は3に記載の固形
洗浄剤の製造方法。 - 【請求項5】 スラリー水溶液中に10〜50%の水分
を含む請求項2又は3に記載の硬表面洗浄用固形洗浄剤
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191560A JP2002003895A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 固形洗浄剤とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191560A JP2002003895A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 固形洗浄剤とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002003895A true JP2002003895A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18690846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000191560A Pending JP2002003895A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 固形洗浄剤とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002003895A (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010144087A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Diversey Ip Internatl Bv | 自動食器洗浄機用固形洗浄剤の製法およびそれによって得られる自動食器洗浄機用固形洗浄剤 |
US8950215B2 (en) | 2010-10-06 | 2015-02-10 | Apple Inc. | Non-contact polishing techniques for reducing roughness on glass surfaces |
US9125298B2 (en) | 2012-01-25 | 2015-09-01 | Apple Inc. | Fused glass device housings |
US9128666B2 (en) | 2011-05-04 | 2015-09-08 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US9213451B2 (en) | 2010-06-04 | 2015-12-15 | Apple Inc. | Thin glass for touch panel sensors and methods therefor |
US9405388B2 (en) | 2008-06-30 | 2016-08-02 | Apple Inc. | Full perimeter chemical strengthening of substrates |
US9439305B2 (en) | 2010-09-17 | 2016-09-06 | Apple Inc. | Glass enclosure |
US9459661B2 (en) | 2013-06-19 | 2016-10-04 | Apple Inc. | Camouflaged openings in electronic device housings |
US9516149B2 (en) | 2011-09-29 | 2016-12-06 | Apple Inc. | Multi-layer transparent structures for electronic device housings |
US9615448B2 (en) | 2008-06-27 | 2017-04-04 | Apple Inc. | Method for fabricating thin sheets of glass |
US9725359B2 (en) | 2011-03-16 | 2017-08-08 | Apple Inc. | Electronic device having selectively strengthened glass |
US9778685B2 (en) | 2011-05-04 | 2017-10-03 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US9886062B2 (en) | 2014-02-28 | 2018-02-06 | Apple Inc. | Exposed glass article with enhanced stiffness for portable electronic device housing |
US9946302B2 (en) | 2012-09-19 | 2018-04-17 | Apple Inc. | Exposed glass article with inner recessed area for portable electronic device housing |
US9944554B2 (en) | 2011-09-15 | 2018-04-17 | Apple Inc. | Perforated mother sheet for partial edge chemical strengthening and method therefor |
JP2018145384A (ja) * | 2016-03-30 | 2018-09-20 | 株式会社Adeka | 自動食器洗浄機用溶融固形型洗浄剤組成物 |
US10133156B2 (en) | 2012-01-10 | 2018-11-20 | Apple Inc. | Fused opaque and clear glass for camera or display window |
US10144669B2 (en) | 2011-11-21 | 2018-12-04 | Apple Inc. | Self-optimizing chemical strengthening bath for glass |
US10185113B2 (en) | 2009-03-02 | 2019-01-22 | Apple Inc. | Techniques for strengthening glass covers for portable electronic devices |
US10189743B2 (en) | 2010-08-18 | 2019-01-29 | Apple Inc. | Enhanced strengthening of glass |
US10781135B2 (en) | 2011-03-16 | 2020-09-22 | Apple Inc. | Strengthening variable thickness glass |
-
2000
- 2000-06-26 JP JP2000191560A patent/JP2002003895A/ja active Pending
Cited By (47)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9615448B2 (en) | 2008-06-27 | 2017-04-04 | Apple Inc. | Method for fabricating thin sheets of glass |
US9405388B2 (en) | 2008-06-30 | 2016-08-02 | Apple Inc. | Full perimeter chemical strengthening of substrates |
JP2010144087A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Diversey Ip Internatl Bv | 自動食器洗浄機用固形洗浄剤の製法およびそれによって得られる自動食器洗浄機用固形洗浄剤 |
US10185113B2 (en) | 2009-03-02 | 2019-01-22 | Apple Inc. | Techniques for strengthening glass covers for portable electronic devices |
US9213451B2 (en) | 2010-06-04 | 2015-12-15 | Apple Inc. | Thin glass for touch panel sensors and methods therefor |
US10189743B2 (en) | 2010-08-18 | 2019-01-29 | Apple Inc. | Enhanced strengthening of glass |
US10021798B2 (en) | 2010-09-17 | 2018-07-10 | Apple Inc. | Glass enclosure |
US11785729B2 (en) | 2010-09-17 | 2023-10-10 | Apple Inc. | Glass enclosure |
US10765020B2 (en) | 2010-09-17 | 2020-09-01 | Apple Inc. | Glass enclosure |
US9439305B2 (en) | 2010-09-17 | 2016-09-06 | Apple Inc. | Glass enclosure |
US10398043B2 (en) | 2010-09-17 | 2019-08-27 | Apple Inc. | Glass enclosure |
US8950215B2 (en) | 2010-10-06 | 2015-02-10 | Apple Inc. | Non-contact polishing techniques for reducing roughness on glass surfaces |
US9725359B2 (en) | 2011-03-16 | 2017-08-08 | Apple Inc. | Electronic device having selectively strengthened glass |
US10676393B2 (en) | 2011-03-16 | 2020-06-09 | Apple Inc. | Electronic device having selectively strengthened glass |
US12043571B2 (en) | 2011-03-16 | 2024-07-23 | Apple Inc. | Electronic device having selectively strengthened glass |
US11518708B2 (en) | 2011-03-16 | 2022-12-06 | Apple Inc. | Electronic device having selectively strengthened glass |
US10781135B2 (en) | 2011-03-16 | 2020-09-22 | Apple Inc. | Strengthening variable thickness glass |
US10983557B2 (en) | 2011-05-04 | 2021-04-20 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US10401904B2 (en) | 2011-05-04 | 2019-09-03 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US12079032B2 (en) | 2011-05-04 | 2024-09-03 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US11681326B2 (en) | 2011-05-04 | 2023-06-20 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US9513664B2 (en) | 2011-05-04 | 2016-12-06 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US9778685B2 (en) | 2011-05-04 | 2017-10-03 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US9128666B2 (en) | 2011-05-04 | 2015-09-08 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US10656674B2 (en) | 2011-05-04 | 2020-05-19 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US9944554B2 (en) | 2011-09-15 | 2018-04-17 | Apple Inc. | Perforated mother sheet for partial edge chemical strengthening and method therefor |
US11368566B2 (en) | 2011-09-29 | 2022-06-21 | Apple Inc. | Multi-layer transparent structures for electronic device housings |
US10574800B2 (en) | 2011-09-29 | 2020-02-25 | Apple Inc. | Multi-layer transparent structures for electronic device housings |
US9516149B2 (en) | 2011-09-29 | 2016-12-06 | Apple Inc. | Multi-layer transparent structures for electronic device housings |
US10320959B2 (en) | 2011-09-29 | 2019-06-11 | Apple Inc. | Multi-layer transparent structures for electronic device housings |
US10144669B2 (en) | 2011-11-21 | 2018-12-04 | Apple Inc. | Self-optimizing chemical strengthening bath for glass |
US10551722B2 (en) | 2012-01-10 | 2020-02-04 | Apple Inc. | Fused opaque and clear glass for camera or display window |
US10133156B2 (en) | 2012-01-10 | 2018-11-20 | Apple Inc. | Fused opaque and clear glass for camera or display window |
US9125298B2 (en) | 2012-01-25 | 2015-09-01 | Apple Inc. | Fused glass device housings |
US11612975B2 (en) | 2012-01-25 | 2023-03-28 | Apple Inc. | Glass device housings |
US10278294B2 (en) | 2012-01-25 | 2019-04-30 | Apple Inc. | Glass device housings |
US10842031B2 (en) | 2012-01-25 | 2020-11-17 | Apple Inc. | Glass device housings |
US10512176B2 (en) | 2012-01-25 | 2019-12-17 | Apple Inc. | Glass device housings |
US11260489B2 (en) | 2012-01-25 | 2022-03-01 | Apple Inc. | Glass device housings |
US12083649B2 (en) | 2012-01-25 | 2024-09-10 | Apple Inc. | Glass device housings |
US9756739B2 (en) | 2012-01-25 | 2017-09-05 | Apple Inc. | Glass device housing |
US9946302B2 (en) | 2012-09-19 | 2018-04-17 | Apple Inc. | Exposed glass article with inner recessed area for portable electronic device housing |
US9459661B2 (en) | 2013-06-19 | 2016-10-04 | Apple Inc. | Camouflaged openings in electronic device housings |
US10496135B2 (en) | 2014-02-28 | 2019-12-03 | Apple Inc. | Exposed glass article with enhanced stiffness for portable electronic device housing |
US10579101B2 (en) | 2014-02-28 | 2020-03-03 | Apple Inc. | Exposed glass article with enhanced stiffness for portable electronic device housing |
US9886062B2 (en) | 2014-02-28 | 2018-02-06 | Apple Inc. | Exposed glass article with enhanced stiffness for portable electronic device housing |
JP2018145384A (ja) * | 2016-03-30 | 2018-09-20 | 株式会社Adeka | 自動食器洗浄機用溶融固形型洗浄剤組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002003895A (ja) | 固形洗浄剤とその製造方法 | |
JP5270055B2 (ja) | 洗浄剤組成物および汚れを除去する方法 | |
JP5426519B2 (ja) | 器物洗い用組成物 | |
JP5213091B2 (ja) | 自動食器洗浄機用粒状洗浄剤組成物およびその製法、並びにその使用方法 | |
CN1205326C (zh) | 含有混合的有机和无机螯合剂以改善去污性的碱性洗涤剂 | |
US5482641A (en) | Stratified solid cast detergent compositions and methods of making same | |
JP2001505614A (ja) | 洗浄及び被覆機能を有する非イオン性界面活性剤を含有する食器洗浄システム並びに食器洗浄方法 | |
EP2520641B1 (en) | Low phosphate automatic dishwashing detergent composition | |
EP2566942A2 (en) | Highly concentrated caustic block for ware washing | |
AU637972B2 (en) | Low temperature cast detergent-containing article | |
JP4335514B2 (ja) | 自動洗浄機用粉粒状洗浄剤組成物 | |
JP5210243B2 (ja) | 無リン系粒状洗浄剤及び無リン系粒状洗浄剤の製造方法 | |
JPH06346099A (ja) | 高濃度アルカリ液体洗浄剤組成物及びその製造方法 | |
JP2957024B2 (ja) | 自動洗浄機用注型固形洗浄剤およびその製造方法 | |
JP4099336B2 (ja) | 自動洗浄機用固形洗浄剤の製造方法 | |
JP4391411B2 (ja) | 金属用洗浄剤組成物 | |
JP3235878B2 (ja) | 固形洗浄剤の製造法 | |
CA2170902C (en) | Stratified solid cast detergent compositions providing improved properties and methods of making same | |
JP4226370B2 (ja) | 除臭用処理剤 | |
JP2017110065A (ja) | 自動食器洗浄機用固体洗浄剤組成物 | |
JPH11256199A (ja) | カートリッジ洗浄剤及びその製造方法 | |
MXPA96006427A (en) | Molded detergent with better performance | |
JPH10259400A (ja) | 自動洗浄機用カートリッジ洗浄剤 | |
GB2293829A (en) | Detergent compositions | |
JP2005075969A (ja) | 粉末状洗浄剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070109 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070529 |