JP2002002957A - 磁性金属品の搬送用ベルトコンベア - Google Patents
磁性金属品の搬送用ベルトコンベアInfo
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- JP2002002957A JP2002002957A JP2000183070A JP2000183070A JP2002002957A JP 2002002957 A JP2002002957 A JP 2002002957A JP 2000183070 A JP2000183070 A JP 2000183070A JP 2000183070 A JP2000183070 A JP 2000183070A JP 2002002957 A JP2002002957 A JP 2002002957A
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- JP
- Japan
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- magnetic
- belt
- conveyor belt
- conveyor
- magnetic metal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的小型の磁性体を整列した状態で搬送で
きる磁性金属品の搬送用ベルトコンベアを提供せんとす
る。 【解決手段】 搬送用ベルトコンベアを構成するコンベ
アベルトを磁気コンベアベルト１とし、搬送面となる磁
気コンベアベルト１面上に近接して非磁性体の滑走載置
面５を固定して設置し、磁気コンベアベルト１はベルト
平面を長手方向に定間隔の領域に分割して着磁してあ
り、隣接する各領域は互いに異なる極性であることを特
徴とする。
きる磁性金属品の搬送用ベルトコンベアを提供せんとす
る。 【解決手段】 搬送用ベルトコンベアを構成するコンベ
アベルトを磁気コンベアベルト１とし、搬送面となる磁
気コンベアベルト１面上に近接して非磁性体の滑走載置
面５を固定して設置し、磁気コンベアベルト１はベルト
平面を長手方向に定間隔の領域に分割して着磁してあ
り、隣接する各領域は互いに異なる極性であることを特
徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送用ベルトコン
ベアに関するものであり、詳しくは、磁気コンベアベル
トを用いた搬送用ベルトコンベアであって、磁性金属品
を搬送することを目的とするものに関する。
ベアに関するものであり、詳しくは、磁気コンベアベル
トを用いた搬送用ベルトコンベアであって、磁性金属品
を搬送することを目的とするものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の磁気コンベアベルトを利用した搬
送用ベルトコンベアは、着磁した磁気コンベアベルト上
に搬送する磁性金属品を載置し、磁気コンベアベルトへ
吸着して搬送している。又、通常のコンベアベルトを使
用し、搬送する上部面のコンベアベルトの裏面に磁石等
の磁力源を固定して設置したものもあり、上部面のコン
ベアベルトを磁気誘導して、上部面のコンベアベルトに
載置した磁性金属品を吸着して搬送するものとしてい
る。
送用ベルトコンベアは、着磁した磁気コンベアベルト上
に搬送する磁性金属品を載置し、磁気コンベアベルトへ
吸着して搬送している。又、通常のコンベアベルトを使
用し、搬送する上部面のコンベアベルトの裏面に磁石等
の磁力源を固定して設置したものもあり、上部面のコン
ベアベルトを磁気誘導して、上部面のコンベアベルトに
載置した磁性金属品を吸着して搬送するものとしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】磁気コンベアベルトを
利用したベルトコンベアにおいては、被搬送物が順序よ
く磁気コンベアベルト上に載置されて行く場合や、比較
的大きな製品を搬送する場合にはさほどの問題は生じな
い。しかし、例えば、縦横が数ミリメートル程度で板状
の部品を搬送する場合には、各部品同士がベルトコンベ
アの一部に固まったり、磁力を帯びて互いに吸着してし
まい、整然と整列した状態で搬送することが困難であっ
た。
利用したベルトコンベアにおいては、被搬送物が順序よ
く磁気コンベアベルト上に載置されて行く場合や、比較
的大きな製品を搬送する場合にはさほどの問題は生じな
い。しかし、例えば、縦横が数ミリメートル程度で板状
の部品を搬送する場合には、各部品同士がベルトコンベ
アの一部に固まったり、磁力を帯びて互いに吸着してし
まい、整然と整列した状態で搬送することが困難であっ
た。
【０００４】そこで、本発明は比較的小型の磁性体を整
列した状態で搬送できる磁性金属品の搬送用ベルトコン
ベアを提供せんとするものである。
列した状態で搬送できる磁性金属品の搬送用ベルトコン
ベアを提供せんとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送用ベルト
コンベアを構成するコンベアベルトを磁気コンベアベル
トとし、搬送面となる磁気コンベアベルト面上に近接し
て非磁性体の滑走載置面を固定して設置し、磁気コンベ
アベルトはベルト平面を長手方向に定間隔の領域に分割
して着磁してあり、隣接する各領域は互いに異なる極性
であることを特徴とするものであり、非磁性体の滑走載
置面を防水処理を施した紙材で形成したものとしてもよ
い。
コンベアを構成するコンベアベルトを磁気コンベアベル
トとし、搬送面となる磁気コンベアベルト面上に近接し
て非磁性体の滑走載置面を固定して設置し、磁気コンベ
アベルトはベルト平面を長手方向に定間隔の領域に分割
して着磁してあり、隣接する各領域は互いに異なる極性
であることを特徴とするものであり、非磁性体の滑走載
置面を防水処理を施した紙材で形成したものとしてもよ
い。
【０００６】コンベアベルトとしてプーリ間に掛設して
回動する磁気コンベアベルトの搬送面上に、近接して非
磁性体の滑走載置面を設けたため、滑走載置面に置かれ
た磁性体の被搬送物は磁気コンベアベルトに直接吸着す
ることなく、磁気誘導作用を受け、滑走載置面上の磁力
線上に配置されることとなり、磁気コンベアベルトを回
動させれば、被搬送物も移動する磁力線に伴って滑走載
置面上を移動するのである。
回動する磁気コンベアベルトの搬送面上に、近接して非
磁性体の滑走載置面を設けたため、滑走載置面に置かれ
た磁性体の被搬送物は磁気コンベアベルトに直接吸着す
ることなく、磁気誘導作用を受け、滑走載置面上の磁力
線上に配置されることとなり、磁気コンベアベルトを回
動させれば、被搬送物も移動する磁力線に伴って滑走載
置面上を移動するのである。
【０００７】又、磁気コンベアベルトはベルト平面を長
手方向に定間隔の領域に分割して着磁してあり、隣接す
る各領域は互いに異なる極性としたため、即ちＮ極とＳ
極を交互に配置したものであるから、一定間隔で連続し
て生じる磁力線に長手方向へ整然と被搬送物が配置され
ると共に、巾方向に位置する被搬送物同士は同一極と成
って対向するため、互いに反発して巾方向も定間隔に配
置されることとなるのである。
手方向に定間隔の領域に分割して着磁してあり、隣接す
る各領域は互いに異なる極性としたため、即ちＮ極とＳ
極を交互に配置したものであるから、一定間隔で連続し
て生じる磁力線に長手方向へ整然と被搬送物が配置され
ると共に、巾方向に位置する被搬送物同士は同一極と成
って対向するため、互いに反発して巾方向も定間隔に配
置されることとなるのである。
【０００８】そして、滑走載置面を紙材とすれば静電気
が発生する虞れがなく、又防水処理を施せば湿気等の影
響を受けず、好都合の滑走面を維持でき、交換も安価で
容易である。
が発生する虞れがなく、又防水処理を施せば湿気等の影
響を受けず、好都合の滑走面を維持でき、交換も安価で
容易である。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明の一実施の形態を示
す搬送用ベルトコンベアの簡略化した側面図であり、プ
ーリ２、２間にコンベアベルト１が掛設され、搬送面と
成る上部搬送面１Ａ上には、近接して非磁性体面を形成
する紙３が張設してある。
に基づいて説明する。図１は本発明の一実施の形態を示
す搬送用ベルトコンベアの簡略化した側面図であり、プ
ーリ２、２間にコンベアベルト１が掛設され、搬送面と
成る上部搬送面１Ａ上には、近接して非磁性体面を形成
する紙３が張設してある。
【００１０】コンベアベルト１は磁気コンベアベルトで
あり、図２は着磁状態を示す平面図であって、長手方向
に定間隔の領域に分割し、隣り合う領域が異なる磁極に
着磁してある。すなわち、Ｎ極とＳ極が交互に一定間隔
で長手方向に連続して着磁されているのである。
あり、図２は着磁状態を示す平面図であって、長手方向
に定間隔の領域に分割し、隣り合う領域が異なる磁極に
着磁してある。すなわち、Ｎ極とＳ極が交互に一定間隔
で長手方向に連続して着磁されているのである。
【００１１】一方、上部搬送面１Ａ上に近接して設ける
紙３は、上部搬送面１Ａより稍高い位置の磁気コンベア
ベルト１の両端外側に設置した張設用クランプ４によっ
て端部を押し止めし、張設されている。又、紙３は和紙
或いは洋紙を問わず、表面又は表裏面に防水処理を施し
たものが最適である。
紙３は、上部搬送面１Ａより稍高い位置の磁気コンベア
ベルト１の両端外側に設置した張設用クランプ４によっ
て端部を押し止めし、張設されている。又、紙３は和紙
或いは洋紙を問わず、表面又は表裏面に防水処理を施し
たものが最適である。
【００１２】このような構成によって、紙３を滑走載置
面５として、搬送基部に磁性体の被搬送物６をランダム
にのせ、磁気コンベアベルト１を回動させると、被搬送
物６が一定方向に一定のピッチで整列し、滑走載置面５
上を磁気コンベアベルト１に引き着けられて滑走し、搬
送されるのである。
面５として、搬送基部に磁性体の被搬送物６をランダム
にのせ、磁気コンベアベルト１を回動させると、被搬送
物６が一定方向に一定のピッチで整列し、滑走載置面５
上を磁気コンベアベルト１に引き着けられて滑走し、搬
送されるのである。
【００１３】磁気コンベアベルト１のＮ極・Ｓ極の着磁
間隔、磁力の強弱、滑走載置面５となる非磁性面材の厚
さや磁気コンベアベルト１との隙間、或いは磁気コンベ
アベルト１の速度を変化させることによって、整列可能
な被搬送物６の形状、方向、ピッチ、列数を決定するこ
とができる。
間隔、磁力の強弱、滑走載置面５となる非磁性面材の厚
さや磁気コンベアベルト１との隙間、或いは磁気コンベ
アベルト１の速度を変化させることによって、整列可能
な被搬送物６の形状、方向、ピッチ、列数を決定するこ
とができる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように 本発明は磁性体の被搬送
物を整列させ搬送させることができ、振動がないため観
察し易く、検査装置の搬送にも最適であり、組立ライン
としての使用も効果的であって、特に極小部品の搬送に
は大きな効果を期待できるものである。
物を整列させ搬送させることができ、振動がないため観
察し易く、検査装置の搬送にも最適であり、組立ライン
としての使用も効果的であって、特に極小部品の搬送に
は大きな効果を期待できるものである。
【図１】本発明の簡略化した構成を示す側面図である。
【図２】磁気コンベアベルトの着磁状態を示す平面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の縦断正面図である。
【図４】搬送時の状態を示す平面図である。
１ 磁気コンベアベルト ２ プーリ ３ 紙 ４ クランプ ５ 載置面 １Ａ 上部搬送面 ６ 被搬送物
Claims (2)
- 【請求項１】 搬送用ベルトコンベアを構成するコンベ
アベルトを磁気コンベアベルトとし、搬送面となる磁気
コンベアベルト面上に近接して非磁性体の滑走載置面を
固定して設置し、磁気コンベアベルトはベルト平面を長
手方向に定間隔の領域に分割して着磁してあり、隣接す
る各領域は互いに異なる極性であることを特徴とする磁
性金属品の搬送用ベルトコンベア。 - 【請求項２】 非磁性体の滑走載置面を防水処理を施し
た紙材で形成した請求項１記載の磁性金属品の搬送用ベ
ルトコンベア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000183070A JP2002002957A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 磁性金属品の搬送用ベルトコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000183070A JP2002002957A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 磁性金属品の搬送用ベルトコンベア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002002957A true JP2002002957A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18683710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000183070A Pending JP2002002957A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 磁性金属品の搬送用ベルトコンベア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002002957A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017197328A (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 株式会社ステアトラスト | 垂直ベルトコンベア |
| CN109485130A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-19 | 中冶京诚工程技术有限公司 | 一种磁性载体颗粒制造设备和磁性载体颗粒制造方法 |
| JPWO2018008121A1 (ja) * | 2016-07-07 | 2019-04-18 | 株式会社Ｆｕｊｉ | ワーク搭載システム |
| JP7347348B2 (ja) | 2020-07-06 | 2023-09-20 | トヨタ自動車株式会社 | 部材を搬送する方法および搬送装置 |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000183070A patent/JP2002002957A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017197328A (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 株式会社ステアトラスト | 垂直ベルトコンベア |
| JPWO2018008121A1 (ja) * | 2016-07-07 | 2019-04-18 | 株式会社Ｆｕｊｉ | ワーク搭載システム |
| CN109485130A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-19 | 中冶京诚工程技术有限公司 | 一种磁性载体颗粒制造设备和磁性载体颗粒制造方法 |
| JP7347348B2 (ja) | 2020-07-06 | 2023-09-20 | トヨタ自動車株式会社 | 部材を搬送する方法および搬送装置 |
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