JP2002002764A - 空揚げ食品を収納した蓋付容器 - Google Patents

空揚げ食品を収納した蓋付容器

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JP2002002764A
JP2002002764A JP2000181028A JP2000181028A JP2002002764A JP 2002002764 A JP2002002764 A JP 2002002764A JP 2000181028 A JP2000181028 A JP 2000181028A JP 2000181028 A JP2000181028 A JP 2000181028A JP 2002002764 A JP2002002764 A JP 2002002764A
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container
lid
fried food
shaped
paper
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JP2000181028A
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Takashi Hayakawa
貴 早川
Tomoki Kawakami
智己 川上
Jiro Noda
治郎 野田
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QP Corp
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QP Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温かい空揚げ食品を収納しても、時間の経過
とともに湿っぽくならず、かつ衛生的に維持できる空揚
げ食品を収納した蓋付容器を提供する。 【解決手段】 紙製又は樹脂製の容器3の口縁から外方
に向う鉤状屈曲部9に紙製又は樹脂製の蓋2を被冠させ
る蓋付の空揚げ食品を収納した容器1において、該蓋の
折り曲げ部の前記屈曲部9との円筒状嵌合縁部4にその
円周の外方へ突出させた袴状凸部5を複数にわたり形成
し、該袴状凸部5を介して蓋の下縁から容器内に外気の
出入を自在としてあることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファーストフード
店或いは商店において食料品等を入れて客に供する際に
風味を落とさずかつ衛生的に提供することができる空揚
げ食品を収納した蓋付容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、蓋付の容器としては紙製、合
成樹脂製、陶器製等で多くの種類、形状のものが提案さ
れ公知である。これらの蓋付容器は蓋と容器を捻子構造
で密封被冠するものであったり、或いはワンタッチで施
蓋、開蓋できる構造のものであるので、いずれにしても
容器に蓋を被冠した後は容器内に外気が自由に出入りで
き得る構造のものではない。一方、ファーストフード店
等の店頭でポテトチップや鶏肉の空揚げ、フライドポテ
ト等の油ちょう食品(以下、たんに空揚げ食品という)
をこれらが冷めないうちに供給する容器としては実開昭
62−18668号公報に記載のような紙製で略三角形
状に折り畳まれ上部に開口部を設けた容器が広く使用さ
れている。この紙製の蓋無し容器は、安価で手軽に持ち
運びができ、また、空揚げ食品から発散する蒸気が容器
内に篭ることがないので、食品が湿って風味が低下する
こともないという点で秀れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の蓋無しで上部を開口部とした容器は容器内に収
納した食品が持ち運び中にこぼれ易く、また、時間の経
過とともに開口部から空気中の埃や雑菌が入りこみ食品
に付着するという問題がある。この問題を解決しようと
して前記従来公知の紙製又は樹脂製の蓋付密封容器をそ
のまま用いると、埃や雑菌の付着は防ぐことはできるも
のの、収納食品が油ちょう直後の空揚げ食品である場合
には、食品から発散する蒸気が容器内から散逸しないた
め容器内に篭り、食品表面が湿っぽくなり風味が落ちる
という問題が発生する。本発明は、以上の種々の問題点
に鑑み、容器内への外気の出入りを自由にして蒸気を篭
り難くするとともに空気中の埃や雑菌(特に空中落下
菌)の入りこみや付着を防止し得る構造とした蓋付容器
を提供し、この蓋付容器を利用することによって、時間
経過後も衛生的で風味低下を起こしていない空揚げ食品
を収納した蓋付容器を提供することを目的としてなされ
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願第1発明
としての空揚げ食品を収納した蓋付容器は、蓋の内側面
と容器の口縁の少なくとも一方に凹凸部を配設し、容器
口縁に断続的に不係合部を形成してあり、該蓋の下縁か
ら容器内に該不係合部を介して外気の出入りを自由とし
てある蓋付容器内に空揚げ食品を収納してあることを特
徴とする。また、本願第2発明としての空揚げ食品を収
納した蓋付容器は、紙製又は樹脂製の容器の口縁から外
方に向う鉤状屈曲部に紙製又は樹脂製の蓋を被冠させる
蓋付容器に空揚げ食品を収納してあり、かつ該蓋の折り
曲げ部の前記鉤状屈曲部との円筒状嵌合縁部にはその外
方へ突出させた袴状凸部を複数にわたり形成して、該袴
状凸部を介して蓋の下縁から容器内に外気の出入を自由
としてあることを特徴とするものである。蓋付容器は、
上記の構造とすることによって、蓋を被嵌した容器内に
は空中落下菌は混入せず、埃の入りこみも防ぐことがで
きるようにしたものである。また、容器内に油ちょう直
後の空揚げ食品を収納しても、食品からの発散蒸気が容
器内に篭ることがなく、これによる品質劣化を防ぐこと
ができるものである。
【0005】次に、本発明の作用を蓋付容器に冷える前
の空揚げ食品を収納した状態をもって説明する。油ちょ
う後の空揚げ食品は本発明に係る蓋付容器に収納されて
その表面からは蒸気を発散する。蓋は容器に被嵌されて
いるのでこの発散蒸気は蓋に形成された袴状凸部を介し
て蓋の下縁から容器の外部へ放散されるので蓋付容器内
に篭って蓄積されることはない。従って、空揚げ食品が
冷えて来ても篭り蒸気による水滴が容器内に溜まること
もなくなり、空揚げ食品の表面が湿ったものとはならず
油ちょう後のカラットした風味が維持される。また、容
器には蓋が被嵌されているので、容器内の空揚げ食品の
表面に埃や菌がふりかかるのを防いでいるので、食する
までに相当の時間の経過を要しても衛生的に保つことが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の空揚げ食品を収納し
た蓋付容器を実施例の図面に基づいて説明する。図1は
本発明に係る蓋付容器の一実施例の斜視図を示し、図2
は図1のX−X線断面図である。図3は、空揚げ食品を
蓋付容器に収納した状態の一実施例の斜視図を示し、図
4は図3のY−Y線断面図である。また、図5は従来の
蓋のない空揚げ食品用の容器の斜視図を示し、図6は従
来容器に空揚げ食品を収納した状態の斜視図である。図
1と図2において、蓋付容器1の蓋2は容積65cm3
の透明なプラスチック(ポリエチレン又はポリプリピレ
ン)製で成形され、紙製で200cm3の容器3に被嵌
してある。この蓋2の底周には容器3の口縁から外方に
向って形成された鉤状屈曲部9と係合する円筒状嵌合縁
部4が形成され、蓋2と容器3の嵌合を確実なものとし
てある。円筒状嵌合縁部4はその円周に外方へ突出させ
た袴状凸部5,5…が複数にわたり形成されており、こ
の袴状凸部5,5…を介して蓋付容器1の内と外を外気
が自由に出入りできる構造にしてある。
【0007】また、この際袴状凸部、5,5,5…の内
壁天面8,8,8…は容器3の鉤状屈曲部9の天面4´
より高位置に形成されて容器3の鉤状屈曲部9と接触し
ないように隔離して形成してある。このように蓋付容器
1は構成されているので、容器3内へは上方からの落下
する雑菌が混入することがなく、また容器3の内と外の
空気は袴状凸部4を介して自由に出入できるようにして
ある。すなわち外気は袴状凸部5の下部(蓋2の下縁に
相当)から袴状凸部5の内部を通り、その内壁天面8を
経て蓋付容器1内に潜入可能とされている。また逆に蓋
付容器1内の空気は、この順路を逆に辿り蓋付容器1の
外方へ排出することができるようにされている。
【0008】図3と図4において、蓋付容器1内には棒
状に成形された油ちょう後間もない空揚げ食品6が10
0g程収納されている。空揚げ食品6の表面から上方へ
発散する蒸気は、蓋2によって遮られるが容器3と蓋2
の袴状突部5との間隙で形成される図示しない空気通路
を通り蓋付容器1の外方へ排出される。従って、蓋付容
器1内に蒸気と湿り気は滞留せず、容器1内の空気は外
気と常に置換されることになり、蓋付容器1内の空揚げ
食品6の表面は湿っぽくならず、揚げたてに近いカラッ
とした風味が維持される。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、蓋付容器の蓋を容器に
被冠した場合に容器口縁と蓋が蓋の袴状凸部によって完
全に密接係合しないような構造としてあるので、袴状凸
部を介して蓋付容器内外の空気は容器内に自由に出入で
きる。従って、この蓋付容器内に温かい空揚げ食品を収
納すると空揚げ食品の表面から発散する温蒸気が蓋付容
器内に留まることはなく、容器外に排出され空揚げ食品
の表面は湿っぽくならずに油ちょう後の品質を維持でき
る。また蓋付容器であるので収納時間が長くなっても、
容器内の収納食品は外気に直接曝されることはなく、埃
や空中落下細菌の付着を防ぐことができるので、衛生的
で風味の低下のないものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蓋付容器の一実施例の斜視図であ
る。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】本発明空揚げ食品を収納した蓋付容器の一実施
例を示す斜視図である。
【図4】図3のY−Y線断面図である。
【図5】従来の蓋無容器の斜視図である。
【図6】空揚げ食品を収納した従来容器の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 蓋付容器 2 蓋 3 容器 4 円筒状嵌合縁部 4´ 嵌合縁部天面 5 袴状凸部 6 空揚げ食品 7 係合稜線 8 袴状突部の内天面 9 屈曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA24 AA34 AB10 BA01 CA01 CC04 CC05 DA01 DB13 DC04 DC05 FA09 FC09 GA08 GB12 KA01 LA17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋の内側面と容器の口縁の少なくとも一
    方に凹凸部を配設し、容器口縁に断続的に不係合部を形
    成してあり、該蓋の下縁から容器内に該不係合部を介し
    て外気の出入りを自由としてある蓋付容器内に空揚げ食
    品を収納してあることを特徴とする空揚げ食品を収納し
    た蓋付容器。
  2. 【請求項2】 紙製又は樹脂製の容器の口縁から外方に
    向う鉤状屈曲部に紙製又は樹脂製の蓋を被冠させる蓋付
    容器に空揚げ食品を収納してあり、かつ該蓋の折り曲げ
    部の前記鉤状屈曲部との円筒状嵌合縁部にはその外方へ
    突出させた袴状凸部を複数にわたり形成して、該袴状凸
    部を介して蓋の下縁から容器内に外気の出入を自由とし
    てあることを特徴とする空揚げ食品を収納した蓋付容
    器。
JP2000181028A 2000-06-16 2000-06-16 空揚げ食品を収納した蓋付容器 Pending JP2002002764A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10582787B2 (en) 2012-08-22 2020-03-10 Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. Paper-based container lids and methods for making the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10582787B2 (en) 2012-08-22 2020-03-10 Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. Paper-based container lids and methods for making the same
US11497330B2 (en) 2012-08-22 2022-11-15 Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. Paper-based container lids and methods for making the same

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