JP2002000815A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002000815A
JP2002000815A JP2000184989A JP2000184989A JP2002000815A JP 2002000815 A JP2002000815 A JP 2002000815A JP 2000184989 A JP2000184989 A JP 2000184989A JP 2000184989 A JP2000184989 A JP 2000184989A JP 2002000815 A JP2002000815 A JP 2002000815A
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JP
Japan
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ball
game
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machine performance
gaming machine
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JP2000184989A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の遊技機性能情報を遊技者が容易且つ確
実に確認でき、しかも遊技機性能情報表示手段を含む遊
技部品を異なる機種に対しても共通部品として使用でき
る弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤3 の前面側に、発射手段により発
射された遊技球を遊技領域12へと案内するための球誘導
通路24を形成する外ガイドレール13と内ガイドレール14
とを設け、内ガイドレール14の終端部近傍に、遊技領域
12から球誘導通路24への遊技球の戻りを阻止する戻り球
阻止手段25を備え、戻り球阻止手段25の前側に、遊技機
性能情報を表示可能な遊技機性能情報表示手段26を備え
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関し、戻り
球阻止手段の前側に遊技機性能情報を表示するようにし
たものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技者
がその遊技機性能情報を容易に把握できるように、遊技
盤近傍の前側に遊技機性能情報表示手段を設けている。
【0003】この遊技機性能情報の表示形態として、従
来、遊技盤の前面に装着されたセルロイド製の化粧板に
直接表示する形態と、遊技領域の外側で遊技盤の下部側
の左右何れかに表示する形態等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機性能情報
の表示形態では、次のような問題がある。即ち、化粧板
に直接表示する形態では、化粧板を含む遊技盤自体がそ
の遊技機性能を備えた弾球遊技機に専用のものとなり、
共通部品として使用できない問題がある。また遊技盤の
下部側に表示する形態では、遊技ホール側でガラス板に
沿ってガラス枠の下部側に、「無定量」等のサービス情
報を表示する表示板を差し込んだ場合には、その表示板
によって遊技機性能情報が隠れてしまうという問題があ
る。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑み、
所定の遊技機性能情報を遊技者が容易且つ確実に確認で
き、しかも遊技機性能情報表示手段を含む遊技部品を異
なる機種に対しても共通部品として使用できる弾球遊技
機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技盤3 の前
面側に、発射手段7 により発射された遊技球を遊技領域
12へと案内するための球誘導通路24を形成する外ガイド
レール13と内ガイドレール14とを設け、前記内ガイドレ
ール14の終端部近傍に、前記遊技領域12から前記球誘導
通路24への遊技球の戻りを阻止する戻り球阻止手段25を
備えた弾球遊技機において、前記戻り球阻止手段25の前
側に、遊技機性能情報を表示可能な遊技機性能情報表示
手段26を備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図4は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、ヒンジ
により開閉自在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 に
は、遊技盤3 が裏側から着脱自在に装着され、この遊技
盤3 の前側にガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在に配置
されている。前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿6 が装着されている。前枠2 の下部には、余剰球を
貯留する下皿7aと、発射手段7 の発射ハンドル8 とが夫
々設けられている。
【0008】発射手段7 は、発射ハンドル8 の他に、前
枠2 の裏側に装着された発射モータ9 、打撃槌11等を備
え、発射ハンドル8 を操作したときに発射モータ9 が作
動し、球送り手段(図示省略)により上皿6 から発射レ
ール10上へと1個づつ供給される遊技球を打撃槌11で打
撃して、その遊技球を遊技盤3 側に発射させるようにな
っている。
【0009】遊技盤3 の前面側には、その略中央部分に
遊技領域12が設けられると共に、外ガイドレール13と内
ガイドレール14とが内外に所定の間隔をおいて円弧状に
装着されている。また遊技盤3 の遊技領域12には、液晶
表示手段48、特別図柄始動手段15、可変入賞手段16、普
通入賞手段17、普通図柄始動手段18等の複数個の遊技部
品が配置されている。
【0010】液晶表示手段48は、遊技者に対して通常の
遊技画像等の遊技情報を表示する他、特別図柄表示手段
19を兼用し、また上部に普通図柄表示手段20が設けられ
ている。特別図柄表示手段19は、1個又は複数個、例え
ば3個を一組とする特別図柄を変動表示可能であり、特
別図柄始動手段15の遊技球の検出を条件に、特別図柄が
乱数制御により所定時間変動して停止するようになって
いる。普通図柄表示手段20は1個又は複数個、例えば1
個の普通図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動手段
18が遊技球を検出することを条件に、普通図柄が乱数制
御により所定時間変動して停止するようになっている。
【0011】なお、特別図柄、普通図柄には、数字図
柄、アルファベット図柄、キャラクター、その他の図柄
を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの10
種類の数字図柄が使用され、その10種類の数字図柄が
所定の図柄変動パターンで変動するようになっている。
【0012】特別図柄始動手段15は入賞手段を構成する
ものであって、遊技者に不利な第1状態(閉状態)と有
利な第2状態(開状態)とに変換可能になっている。こ
の特別図柄始動手段15は、開閉自在な左右一対の開閉爪
21と、この開閉爪21側から入賞した遊技球を検出する球
検出スイッチ(図示省略)とを備え、電動チューリップ
等が使用されている。
【0013】なお、特別図柄始動手段15は、変動後に普
通図柄表示手段20に停止表示される普通図柄が所定態様
(予め定められた所定図柄又は所定図柄の組み合わせ)
の場合に、開閉爪21が所定時間開放するようになってい
る。普通図柄始動手段18は、通過ゲート等によって構成
されている。
【0014】可変入賞手段16は、遊技者に不利な第1状
態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換可能
であって、下部側の横軸廻りに開閉自在に枢支された開
閉板22を備え、変動後に特別図柄が特定態様(例えば
「7・7・7」等のように、予め定められた特定図柄又
は特定図柄の組み合わせ)となった場合に、遊技球を案
内するように開閉板22が前側に開放して、遊技者に有利
な特別遊技状態に移行するようになっている。
【0015】可変入賞手段16にはその内部に特定領域23
が設けられており、この特定領域23を遊技球が通過した
ときに、特別遊技状態を継続させるようになっている。
なお、可変入賞手段16は、開放後に所定時間(例えば3
0秒間)が経過した場合、又は所定数(例えば10個)
の遊技球が入賞した場合の何れか早い方の成立を条件に
開閉板22を閉じ、また遊技球が特定領域23を通過するこ
とを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動
作を繰り返すようになっている。
【0016】普通入賞手段17、特別図柄始動手段15に遊
技球が入賞した場合には、1入賞当たり5個の賞球を払
い出し、また可変入賞手段16に遊技球が入賞した場合に
は、1入賞当たり15個の賞球を払い出すようになって
いる。
【0017】外ガイドレール13及び内ガイドレール14
は、発射手段7 により発射された遊技球を遊技領域12へ
と案内するための球誘導通路24を形成するためのもの
で、ステンレス製の帯板等により構成されている。内ガ
イドレール14の終端部は、球誘導通路24からの遊技球が
遊技領域12の上部側へと飛行するように、遊技領域12の
上部近傍に位置しており、この内ガイドレール14の終端
部近傍の遊技盤3 側に戻り球阻止手段25が設けられてい
る。
【0018】戻り球阻止手段25は、遊技領域12に入った
遊技球が遊技釘等に衝突して跳ね返されて球誘導通路24
側へと戻るのを阻止するためのもので、この戻り球阻止
手段25の前側に、遊技機性能情報を表示可能な遊技機性
能情報表示手段26が設けられている。
【0019】戻り球阻止手段25は、図2〜図4に示すよ
うに、遊技領域12からの戻り球を阻止する阻止体27と、
この阻止体27を支持する支持体28とを備えている。阻止
体27は略上下方向に配置され、その下部側の基部が支持
体28により支持されている。また阻止体27は、球誘導通
路24から遊技領域12側への遊技球の通過を許容し且つ遊
技領域12から球誘導通路24側への遊技球の戻りを阻止し
て遊技領域12側へと下方に案内するように、上端側が内
ガイドレール14の終端よりも上側で外ガイドレール13側
に接近するように配置されている。
【0020】阻止体27は、ステンレス製帯板を外向きに
く字状に屈曲形成したものであって、球誘導通路24から
遊技領域12側への遊技球の通過を許容するように、その
弾性変形により上部側が外ガイドレール13に対して遠近
方向に移動可能である。なお、阻止体27にステンレス製
以外のもの、例えば合成樹脂製のものを使用して、その
基部側を支持体28に固定するか、又は支持体28により揺
動可能に支持するようにしても良い。
【0021】支持体28は合成樹脂製の成形体により構成
され、後端側が遊技盤3 の前面に当接する周壁部29と、
この周壁部29の前端側に、遊技盤3 の前面と略平行に形
成された前壁部30とを一体に備え、周壁部29から後方に
突出する周方向に複数個の係合爪31により、周壁部29の
後端を遊技盤3 の前面側に当接させた状態で遊技盤3に
着脱自在に装着されている。係合爪31は係脱方向に弾性
変形可能であって、遊技盤3 に形成された取り付け孔32
に前側から挿入されている。
【0022】なお、取り付け孔32は、各係合爪31に対応
して複数個形成しても良いし、複数個の係合爪31を挿入
可能に1個設けても良い。また支持体28には、阻止体27
の基部を除く部分が周壁部29から上側に突出するよう
に、阻止体27の基部側が裏側、即ち遊技盤3 側から着脱
自在に挿入されている。
【0023】支持体28は、正面視形状が略二等辺三角形
状であって、その長辺側の周壁部29に内ガイドレール14
が添接され、また上端側に突出状に形成されたレール係
止部33の係止凹部34に、内ガイドレール14の終端部が着
脱自在に挿入されて係止されている。
【0024】なお、支持体28は、その外周面側に内ガイ
ドレール14が添接する形状、又は外周面が内ガイドレー
ル14に連続する形状であって、前側に遊技機性能情報表
示手段26を設けることができる構造であれば、必ずしも
正面視形状を略二等辺三角形状に構成する必要はなく、
その他の形状に構成しても良い。支持体28の外周面が内
ガイドレール14に連続する形状の場合には、支持体28の
下端側にレール係止部33を設け、そのレール係止部33に
内ガイドレール14の終端部側を挿入して係止することも
可能である。
【0025】支持体28には、前壁部30の周縁部から前側
に突出する突出壁35が一体に形成され、この突出壁35の
内側で前壁部30の前面側が遊技機性能情報表示手段26用
の装着部36となっている。なお、突出壁35を省略して、
支持体28の前端側を前壁部30の前面に沿って平坦状に形
成しても良い。
【0026】遊技機性能情報表示手段26は、図2〜図4
に示すように、当該弾球遊技機の遊技機性能情報を表示
するためのもので、成形体により構成された支持体28の
前側に、所定の遊技機性能情報を書き込んだ表示体37、
例えばラベル体38が粘着剤等により貼着されている。
【0027】ラベル体38は、可撓性を有するシート材の
裏面に粘着剤等を塗布したものであって、突出壁35の内
側の装着部36、即ち前壁部30の前面側に着脱自在に貼着
されている。遊技機性能情報としては、例えば「CR○
○○○○○」等の当該弾球遊技機の機種の名称の他、
「5&15」の賞球数、「確変割合6/12」の確変割
合、「低確率1/315.7」の低確率等が表示されて
いる。
【0028】賞球数は、遊技球が普通入賞手段17、特別
図柄始動手段15、可変入賞手段16等に入賞した場合に、
その1入賞につき賞球払い出し手段により払い出される
賞球数であって、例えば普通入賞手段17及び特別図柄始
動手段15の1入賞に対する賞球数が5個で、可変入賞手
段16の1入賞に対する賞球数が15個の場合には「5&
15」と表示されている。
【0029】確変割合は、特別図柄表示手段19の変動後
の停止図柄が特定態様を表示して特別遊技状態(所謂、
大当たり)が発生して特別遊技状態が終了した場合等の
所定条件の成立に基づいて、特別図柄表示手段19の特別
図柄の変動後に、その特別図柄が特定態様となる特定態
様発生確率を高確率に確率変動させる割合、即ち、全特
定態様の種類数に対して確率変動する種類数の割合であ
って、例えば全特定態様が12種類で、その内の6種類
で確率変動する場合には「確変割合6/12」と表示さ
れている。
【0030】低確率は、通常確率状態での遊技におい
て、特別図柄表示手段19の変動後の停止図柄が特定態様
を表示して特別遊技状態(所謂、大当たり)が発生する
確率であって、例えば特別図柄が315.7回の変動し
た場合に1回の確率で特別遊技状態が発生する場合に
は、「低確率1/315.7」と表示されている。
【0031】なお、これらの遊技機性能情報は単なる例
示であり、一種類又は複数種類の情報を表示する等、遊
技者が遊技を行う上で必要な所定の性能情報をラベル体
38に表示しておけば良く、前述の例示以外の情報を表示
することも可能である。
【0032】上記構成の弾球遊技機では、戻り球阻止手
段25の前側に、遊技機性能情報を表示可能な遊技機性能
情報表示手段26を備えているので、遊技ホール側でガラ
ス扉4 の下部に、その遊技ホール独自のサービス情報を
表示する表示板をセットした場合にも、その表示板で遊
技機性能情報表示手段26の遊技機性能情報の表示が隠れ
る等の問題も生じず、所定の遊技機性能情報を遊技者が
容易且つ確実に確認できる。しかも、戻り球阻止手段25
の前側に遊技機性能情報表示手段26を設けているため、
遊技機性能情報表示手段26を含む戻り球阻止手段25を複
数種類の機種に対しても共通部品として使用することが
可能である。
【0033】また戻り球阻止手段25は、戻り球を阻止す
る阻止体27と、この阻止体27を支持する支持体28とを備
え、その支持体28の前側に遊技機性能情報表示手段26を
備えているので、戻り球阻止手段25に遊技機性能情報表
示手段26を設けるにあたっても、阻止体27側に設ける場
合に比較して十分な表示面積を容易に確保できる。
【0034】更に遊技機性能情報表示手段26は、遊技機
性能情報が書き込まれた表示体37を備えているので、支
持体28を複数種類の機種に共通部品として使用しながら
も、表示体37に当該機種に固有の性能情報を表示するこ
とができ、支持体28に直接遊技機性能情報を表示する場
合に比較して部品の共通化を更に促進できる。
【0035】また表示体37を支持体28に着脱自在に装着
しているので、その表示体37の交換等も容易である。更
に表示体37をラベル体38により構成しているため、合成
樹脂製の剛性のある表示体等を使用する場合に比較し
て、表示体37自体を容易且つ安価に製作でき、しかも表
示体37を支持体28の前側に容易に装着できる。
【0036】図5及び図6は本発明の第2の実施形態を
例示し、成形体である支持体28の前側に、遊技機性能情
報を表示するための表示体37を構成する表示板39を着脱
自在に装着したものである。なお、その他は、第1の実
施形態と同様である。
【0037】支持体28には、その突出壁35の内周に嵌合
溝40が形成されると共に、前壁部30に沿って嵌合溝40に
表示板39を挿入するための挿入部41と、嵌合溝40に挿入
された表示板39を係脱自在に係止する係止爪42とが設け
られている。挿入部41は、突出壁35の一部を切り欠いて
形成され、また係止爪42は、その挿入部41側で周壁部29
に一体に形成され、係脱方向に弾性変形可能になってい
る。
【0038】表示板39は、剛性板又は弾性板等により構
成されており、その前面側に遊技機性能情報が表示され
ている。
【0039】表示板39を支持体28に装着する場合には、
表示板39を挿入部41側から前壁部30に沿って嵌合溝40に
挿入し、その挿入状態で係止爪42により係止する。また
表示板39を取り外す場合には、係止爪42を弾性変形させ
て表示板39の係止を解除し、その状態で表示板39を前壁
部30に沿って抜き取る。従って、この場合にも、前述と
同様に実施できる。
【0040】図7及び図8は本発明の第3の実施形態を
例示し、遊技機性能情報を表示する遊技機性能情報表示
手段26を戻り球阻止手段25に一体に設けたものである。
即ち、成形体である支持体28の前壁部30の前面に遊技機
性能情報を書き込み、その前壁部30と遊技機性能情報と
によって遊技機性能情報表示手段26を構成したものであ
る。なお、その他は、第1の実施形態と同様である。
【0041】支持体28は、前壁部30の前面側が面一状等
の平坦状に形成され、この前壁部30の前面が遊技機性能
情報表示手段26となっており、その前面に所定の遊技機
性能情報が直接表示されている。なお、遊技機性能情報
は、シルク印刷、熱転写、その他の印刷又は記入方式に
よって、前壁部30の前面に直接書き込まれている。
【0042】このように遊技機性能情報を支持体28に直
接書き込んで遊技機性能情報表示手段26を構成すること
も可能であり、この場合には構造的に非常に簡単であり
容易且つ安価に実施できる。
【0043】図9は本発明の第4の実施形態を例示し、
成形体である支持体28の前側に、遊技機性能情報を表示
する遊技機性能情報表示手段26を設けると共に、その遊
技機性能情報表示手段26を裏側から照明する照明灯43を
支持体28の内部に設けたものである。他の構成は、第1
の実施形態と同様である。
【0044】支持体28の前側には、遊技機性能情報表示
手段26の表示板39を受ける受け部44が形成されると共
に、表示板39の裏側に対向して照明用の開口部45が形成
されている。受け部44は、周壁部29の内周に周方向に所
定間隔をおいて複数個形成されている。
【0045】照明灯43は1個又は複数個のLED等によ
り構成され、基板46に装着されている。基板46は支持体
28の内周側の受け部47に着脱自在に取り付けられてい
る。受け部47は、周壁部29の内周側に周方向に所定間隔
をおいて複数個形成されており、また受け部44と受け部
47は、成形の都合上、周方向の異なる位置に配置されて
いる。なお、受け部44,47 は、周方向の全周に形成して
も良い。
【0046】この場合には、遊技機性能情報表示手段2
6、取り分けその表示板39に光透過性のものを使用すれ
ば、その表示板39を裏側から照明灯43により照明できる
ので、遊技機性能情報表示手段26による表示効果が更に
向上する利点がある。
【0047】なお、表示板39は、支持体28の前側に着脱
自在に装着しても良いし、支持体28の前側に固定しても
良い。また支持体28を光透過性を有する成形体により構
成すれば、別構造の表示板39を使用せずに表示体37を支
持体28と一体に成形すことも可能である。
【0048】以上、本発明の各実施形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば
実施形態では、外ガイドレール13、内ガイドレール14を
共にステンレス製の帯板材により構成したが、外ガイド
レール13、内ガイドレール14の両者又はその何れか一方
を合成樹脂製の成形品としても良い。また内ガイドレー
ル14を合成樹脂製の成形品とする場合には、内ガイドレ
ール14と戻り球阻止手段25の一部、例えば支持体28とを
一体に成形しても良い。
【0049】また実施形態では、戻り球阻止手段25を阻
止体27と支持体28との2部材により構成しているが、3
部材以上で構成しても良い。従って、戻り球阻止手段25
は、複数の部材で構成することも可能である。更に遊技
球が通過するときに、その遊技球を直接的又は阻止体27
を介して間接的に検出する検出手段を支持体28等に設
け、その検出手段からの信号を計数する計数手段と、計
数結果を表示する表示手段とを支持体28に設け、遊技領
域12に入った遊技球の個数を表示手段により表示するよ
うに構成しても良い。
【0050】第2の実施形態では、前壁部30に沿って嵌
合溝40に表示板39を挿入し、この表示板39を係止爪42で
係止するようにしているが、前壁部30の周囲の突出壁35
内に前側から着脱自在に嵌合させるようにしても良い
し、また表示板39を前壁部30に接着剤等で固定しても良
い。
【0051】遊技機性能情報としては、「メーカー
名」、パチンコ機の「第1種」、「第2種」、「第3
種」等の種別、「10カウント」、「15ラウンド」、
開放時間等の可変入賞手段16の仕様、「初回を含めて2
50回」等の確変最高継続回数、「保留3、4個点灯
時」等の時短継続回数、「5〜60秒」等の図柄変動時
間、特別図柄始動手段15の開放時間等があり、必要に応
じてこれらの全て又は一部を表示するようにしても良
い。
【0052】その他、本発明はパチンコ機は勿論のこ
と、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技
機においても同様に実施可能であることは言うまでもな
い。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、遊技盤3 の前面側に、
発射手段7 により発射された遊技球を遊技領域12へと案
内するための球誘導通路24を形成する外ガイドレール13
と内ガイドレール14とを設け、内ガイドレール14の終端
部近傍に、遊技領域12から球誘導通路24への遊技球の戻
りを阻止する戻り球阻止手段25を備えた弾球遊技機にお
いて、戻り球阻止手段25の前側に、遊技機性能情報を表
示可能な遊技機性能情報表示手段26を備えているので、
所定の遊技機性能情報を遊技者が容易且つ確実に確認で
きると共に、遊技機性能情報表示手段26を含む戻り球阻
止手段25を異なる機種に対しても共通部品として使用で
きる利点がある。
【0054】また戻り球阻止手段25は、戻り球を阻止す
る阻止体27と、阻止体27を支持する支持体28とを備え、
支持体28の前側に遊技機性能情報表示手段26を備えてい
るので、戻り球阻止手段25に遊技機性能情報表示手段26
を設けるにあたっても、阻止体27側に設ける場合に比較
して十分な表示面積を容易に確保できる。
【0055】更に戻り球阻止手段25は、合成樹脂製の成
形体を備え、成形体の前側に遊技機性能情報を書き込ん
で遊技機性能情報表示手段26を構成しているので、全体
の構造を簡単にでき、部品点数を削減できる。
【0056】遊技機性能情報表示手段26は、遊技機性能
情報が書き込まれた表示体37を備えているので、表示体
37に当該機種に固有の性能情報を表示することができ、
戻り球阻止手段25側を他の機種に共通部品として使用す
ることができ、戻り球阻止手段25側に直接遊技機性能情
報を表示する場合に比較して部品の共通化を更に促進で
きる。
【0057】また表示体37を支持体28に着脱自在に装着
しているので、支持体28を複数種類の機種の共通部品と
して使用しながらも、表示体37に当該機種に固有の性能
情報を表示することができ、支持体28に直接遊技機性能
情報を表示する場合に比較して部品の共通化を更に促進
できる。
【0058】更に表示体37が着脱自在に装着されたラベ
ル体38であるので、合成樹脂製の剛性のある表示板39を
使用する場合に比較して表示体37を容易且つ安価に製作
でき、しかも表示体37を容易に装着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す要部の拡大正面
図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す要部の拡大断面
図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す要部の分解斜視
図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す要部の拡大正面
図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す要部の拡大断面
図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す要部の拡大正面
図である。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す要部の拡大断面
図である。
【図9】本発明の第4の実施形態を示す要部の拡大断面
図である。
【符号の説明】
3 遊技盤 7 発射手段 12 遊技領域 13 外ガイドレール 14 内ガイドレール 24 球誘導通路 25 戻り球阻止手段 26 遊技機性能情報表示手段 27 阻止体 28 支持体 37 表示体 38 ラベル体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(3) の前面側に、発射手段(7) に
    より発射された遊技球を遊技領域(12)へと案内するため
    の球誘導通路(24)を形成する外ガイドレール(13)と内ガ
    イドレール(14)とを設け、前記内ガイドレール(14)の終
    端部近傍に、前記遊技領域(12)から前記球誘導通路(24)
    への遊技球の戻りを阻止する戻り球阻止手段(25)を備え
    た弾球遊技機において、前記戻り球阻止手段(25)の前側
    に、遊技機性能情報を表示可能な遊技機性能情報表示手
    段(26)を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記戻り球阻止手段(25)は、戻り球を阻
    止する阻止体(27)と、該阻止体(27)を支持する支持体(2
    8)とを備え、前記支持体(28)の前側に前記遊技機性能情
    報表示手段(26)を備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記戻り球阻止手段(25)は、合成樹脂製
    の成形体を備え、該成形体の前側に前記遊技機性能情報
    を書き込んで前記遊技機性能情報表示手段(26)を構成し
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技
    機。
  4. 【請求項4】 前記遊技機性能情報表示手段(26)は、前
    記遊技機性能情報が書き込まれた表示体(37)を備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記表示体(37)を前記支持体(28)に着脱
    自在に装着したことを特徴とする請求項4に記載の弾球
    遊技機。
  6. 【請求項6】 前記表示体(37)が着脱自在に装着された
    ラベル体(38)であることを特徴とする請求項4又は5に
    記載の弾球遊技機。
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